JPH0248733Y2 - - Google Patents
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- JPH0248733Y2 JPH0248733Y2 JP476385U JP476385U JPH0248733Y2 JP H0248733 Y2 JPH0248733 Y2 JP H0248733Y2 JP 476385 U JP476385 U JP 476385U JP 476385 U JP476385 U JP 476385U JP H0248733 Y2 JPH0248733 Y2 JP H0248733Y2
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Landscapes
- Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、外箱の側板にタイマーを取付けたオ
ーブントースター等の調理器に関する。
ーブントースター等の調理器に関する。
従来の調理器の一例であるオーブントースター
が第13図に示されている。この図中1は熱源た
る電気ヒータ2および焼き網3を内装した金属製
の内箱で、これは金属製の外箱4で覆われてい
る。そして、これら各箱1,4の前端部は金属製
の前枠5で繋がれており、この前枠5には内箱1
の前面開口を開閉する透明ガラス製の開閉扉6が
取付けられている。なお、7は扉取手、8は外箱
4に回動可能に取付けられたコ字形の持ち運び用
取手である。そして、外箱4の一方の側板4aの
前側には調理時間を定めるタイマー9が取付けら
れている。タイマー9は、図示しないタイマー機
構を内蔵して絶縁措置が施されたタイマー本体1
0の一側面に、設定された時間の経過を知らせる
呼び鈴11を取付け、かつ、上記本体10の他側
面に突出されたタイマー軸12にタイマー摘み1
3を取付けて形成されている。そして、このタイ
マー9は、第14図に示すように上記側板4aの
外側から螺挿されたねじ14により、側板4aの
内面に取付けられて、この側板4aと上記内箱1
の側板1aとの間にタイマー本体10および呼び
鈴11を配設して設けられている。
が第13図に示されている。この図中1は熱源た
る電気ヒータ2および焼き網3を内装した金属製
の内箱で、これは金属製の外箱4で覆われてい
る。そして、これら各箱1,4の前端部は金属製
の前枠5で繋がれており、この前枠5には内箱1
の前面開口を開閉する透明ガラス製の開閉扉6が
取付けられている。なお、7は扉取手、8は外箱
4に回動可能に取付けられたコ字形の持ち運び用
取手である。そして、外箱4の一方の側板4aの
前側には調理時間を定めるタイマー9が取付けら
れている。タイマー9は、図示しないタイマー機
構を内蔵して絶縁措置が施されたタイマー本体1
0の一側面に、設定された時間の経過を知らせる
呼び鈴11を取付け、かつ、上記本体10の他側
面に突出されたタイマー軸12にタイマー摘み1
3を取付けて形成されている。そして、このタイ
マー9は、第14図に示すように上記側板4aの
外側から螺挿されたねじ14により、側板4aの
内面に取付けられて、この側板4aと上記内箱1
の側板1aとの間にタイマー本体10および呼び
鈴11を配設して設けられている。
ところで、内箱1の側板1aは相当熱くなるの
で、これからの放熱によりタイマー本体10の絶
縁樹脂が溶けないような距離に上記本体10を上
記側板1aから離して設ける必要がある。このこ
とに加えて、以上のようにしてタイマー9を取付
けた従来の調理器では、相当に幅がある上記本体
10および呼び鈴11を上記側板4aの内側に配
設した構造であるから、上記両側板1a,4a間
の間隔幅Aが大きい。このため、従来の調理器
は、その横幅Bが長く大形であるとともに、材料
費がかさむという問題がある。しかも、従来では
タイマー本体10が側板4aの直に取付けられて
いるから、金属製の側板4aと上記本体10から
突出したタイマー端子との間の絶縁性が悪いとい
う問題もある。
で、これからの放熱によりタイマー本体10の絶
縁樹脂が溶けないような距離に上記本体10を上
記側板1aから離して設ける必要がある。このこ
とに加えて、以上のようにしてタイマー9を取付
けた従来の調理器では、相当に幅がある上記本体
10および呼び鈴11を上記側板4aの内側に配
設した構造であるから、上記両側板1a,4a間
の間隔幅Aが大きい。このため、従来の調理器
は、その横幅Bが長く大形であるとともに、材料
費がかさむという問題がある。しかも、従来では
タイマー本体10が側板4aの直に取付けられて
いるから、金属製の側板4aと上記本体10から
突出したタイマー端子との間の絶縁性が悪いとい
う問題もある。
本考案は、開閉扉で前面開口を開閉される内箱
内に熱源を設けるとともに、この熱源を制御する
タイマーを上記内箱を覆う金属製外箱の側板に取
付けた調理器において、上記従来の問題点を解決
するために、 上記タイマーが取付けられる上記外箱の側板の
外面に絶縁材製のタイマーカバーを取付け、この
タイマーカバーに上記タイマーのタイマー本体を
取付けるとともに、このタイマー本体のタイマー
軸に上記側板外に位置されるタイマー摘みを取付
けた構成としたものである。
内に熱源を設けるとともに、この熱源を制御する
タイマーを上記内箱を覆う金属製外箱の側板に取
付けた調理器において、上記従来の問題点を解決
するために、 上記タイマーが取付けられる上記外箱の側板の
外面に絶縁材製のタイマーカバーを取付け、この
タイマーカバーに上記タイマーのタイマー本体を
取付けるとともに、このタイマー本体のタイマー
軸に上記側板外に位置されるタイマー摘みを取付
けた構成としたものである。
上記の構成によれば、外箱の側板外面に取付け
たタイマーカバーにタイマーのタイマー本体を取
付けたことによつて、タイマーのタイマー本体
を、少なくとも外箱の側板の貫通させて配設でき
るか、若しくは外箱の側板外部に配設できる。こ
のため、タイマー本体を内箱の側板から十分な熱
絶縁距離を確保して配設できるにも拘らず、外箱
の側板を内箱の側板に近ずけて、上記両側板間の
間隔幅を小さくできる。したがつて、外箱の横幅
が小さく、小形で安価な調理器を提供できる。し
かも、タイマー本体を内箱の外部側に配設できる
ことにより、この本体の温度上昇を低く押えるこ
とができる。さらに、タイマーカバーは絶縁材製
であつて、これによりタイマー本体のタイマー端
子と金属製外箱の側板との間を上記タイマーカバ
ーで絶縁することができる。したがつて、絶縁性
を従来より高めることができる。
たタイマーカバーにタイマーのタイマー本体を取
付けたことによつて、タイマーのタイマー本体
を、少なくとも外箱の側板の貫通させて配設でき
るか、若しくは外箱の側板外部に配設できる。こ
のため、タイマー本体を内箱の側板から十分な熱
絶縁距離を確保して配設できるにも拘らず、外箱
の側板を内箱の側板に近ずけて、上記両側板間の
間隔幅を小さくできる。したがつて、外箱の横幅
が小さく、小形で安価な調理器を提供できる。し
かも、タイマー本体を内箱の外部側に配設できる
ことにより、この本体の温度上昇を低く押えるこ
とができる。さらに、タイマーカバーは絶縁材製
であつて、これによりタイマー本体のタイマー端
子と金属製外箱の側板との間を上記タイマーカバ
ーで絶縁することができる。したがつて、絶縁性
を従来より高めることができる。
以下、第1図から第12図に示す一実施例を説
明する。なお、この実施例に係わる調理器はオー
ブントースターである。
明する。なお、この実施例に係わる調理器はオー
ブントースターである。
図中21は内部空間が調理室として用いられる
内箱で、その前面は開口となつている。この内箱
21は、いずれも板金からなる左右一対の側板2
2、底板23、反射板24,25とを組合せて形
成されている。つまり、底板23は一対の側板2
2の下部間を連結して設けられている。また、反
射板24底板23の前縁に重ねられているともに
一対の側板22の前部下側を連結して設けられて
いる。さらに、遮熱用の反射板25は一対の側板
22の上部および後部を連結して設けられてい
て、その下端縁は水平状となつて上記底板23の
後端に連なつている。
内箱で、その前面は開口となつている。この内箱
21は、いずれも板金からなる左右一対の側板2
2、底板23、反射板24,25とを組合せて形
成されている。つまり、底板23は一対の側板2
2の下部間を連結して設けられている。また、反
射板24底板23の前縁に重ねられているともに
一対の側板22の前部下側を連結して設けられて
いる。さらに、遮熱用の反射板25は一対の側板
22の上部および後部を連結して設けられてい
て、その下端縁は水平状となつて上記底板23の
後端に連なつている。
この内箱21内の例えば上部と下部には熱源2
6が夫々設けられている。なお、本実施例では熱
源26として直管形の石英管に抵抗発熱源を内蔵
した電気ヒータを使用し、これは碍子27を介し
て左右一対の側板22にわたつて横架されてい
る。しかも第2図中26aは一対の熱源26を直
列に接続した帯状の導電板を示している。
6が夫々設けられている。なお、本実施例では熱
源26として直管形の石英管に抵抗発熱源を内蔵
した電気ヒータを使用し、これは碍子27を介し
て左右一対の側板22にわたつて横架されてい
る。しかも第2図中26aは一対の熱源26を直
列に接続した帯状の導電板を示している。
さらに、内箱21には上下の熱源26間におい
て金属製の焼き網28が収納されている。焼き網
28は、一対の側板22の後部に前後方向に沿つ
て設けた細長いガイド孔29、および側板22の
前部内面に突設した金属製のガイド軸30を案内
として前後方向に沿つて移動自在に設けられてい
る。なお、ガイド孔29に案内される焼き網28
の摺動部28aには、摺動音を減殺しかつ摺動を
滑らかにするための耐熱合成樹脂製の防音チユー
ブ31が嵌着されている。さらに、ガイド軸30
にも焼き網28の摺動音を減殺しかつ摺動を滑ら
かにするための耐熱合成樹脂製の防音チユーブ3
2が嵌着されている。この防音チユーブ32の外
れ止めをするためにガイド軸30は抜け止め頭部
30aを有しているとともに、この軸30への取
付け作業性をよくするために、防音チユーブ32
は軸方向に沿うスリツト32aを全長にわたつて
有していて、側板22に突設されたガイド軸30
に対してその外側から嵌着するようになつてい
る。
て金属製の焼き網28が収納されている。焼き網
28は、一対の側板22の後部に前後方向に沿つ
て設けた細長いガイド孔29、および側板22の
前部内面に突設した金属製のガイド軸30を案内
として前後方向に沿つて移動自在に設けられてい
る。なお、ガイド孔29に案内される焼き網28
の摺動部28aには、摺動音を減殺しかつ摺動を
滑らかにするための耐熱合成樹脂製の防音チユー
ブ31が嵌着されている。さらに、ガイド軸30
にも焼き網28の摺動音を減殺しかつ摺動を滑ら
かにするための耐熱合成樹脂製の防音チユーブ3
2が嵌着されている。この防音チユーブ32の外
れ止めをするためにガイド軸30は抜け止め頭部
30aを有しているとともに、この軸30への取
付け作業性をよくするために、防音チユーブ32
は軸方向に沿うスリツト32aを全長にわたつて
有していて、側板22に突設されたガイド軸30
に対してその外側から嵌着するようになつてい
る。
上記内箱21の前縁にはその下縁を除いて外方
に向く外向き縁部33,34が設けられている。
つまり、側板22の前縁には外側方に向けて直角
に折れ曲がる外向き縁部33が夫々形成されてい
るとともに、反射板25の前縁には上方に向けて
折れ曲がる垂直な外向き縁部34が形成されてい
る。これらの縁部33,34は同一の垂直面内に
あつて、互いに連続されている。さらに、内箱2
1の両側板22の後端部上縁には、上面開口の保
持溝22aが夫々切り欠いて形成されている。
に向く外向き縁部33,34が設けられている。
つまり、側板22の前縁には外側方に向けて直角
に折れ曲がる外向き縁部33が夫々形成されてい
るとともに、反射板25の前縁には上方に向けて
折れ曲がる垂直な外向き縁部34が形成されてい
る。これらの縁部33,34は同一の垂直面内に
あつて、互いに連続されている。さらに、内箱2
1の両側板22の後端部上縁には、上面開口の保
持溝22aが夫々切り欠いて形成されている。
また、内箱21の前面には前枠35が取付けら
れている。こ前枠35は、外側の後向き部36に
内側の挟持縁部37を一体に連ねてなり、その上
下左右の各部の断面は略U字状をなしている。そ
して、この前枠35は、例えば挟持縁部37の左
右両側部位の先端に一体に突設した上下の係止爪
38を、上記外向き縁部33に設けた上下の係止
孔39に係合させるとともに、挟持縁部37の下
側部位に設けた係止爪38aを、上記反射板24
に設けた図示しない係止孔に係合させ、かつ、上
記後向き部36の下側部位を反射板24の下面に
ねじ40で止めることにより、上記内箱21の前
面に固定されている。したがつて、挟持縁部37
は上記外向き縁部33,34の前面に隙間なく当
接されている。
れている。こ前枠35は、外側の後向き部36に
内側の挟持縁部37を一体に連ねてなり、その上
下左右の各部の断面は略U字状をなしている。そ
して、この前枠35は、例えば挟持縁部37の左
右両側部位の先端に一体に突設した上下の係止爪
38を、上記外向き縁部33に設けた上下の係止
孔39に係合させるとともに、挟持縁部37の下
側部位に設けた係止爪38aを、上記反射板24
に設けた図示しない係止孔に係合させ、かつ、上
記後向き部36の下側部位を反射板24の下面に
ねじ40で止めることにより、上記内箱21の前
面に固定されている。したがつて、挟持縁部37
は上記外向き縁部33,34の前面に隙間なく当
接されている。
この前枠35には内箱21の前面開口を開閉す
る開閉扉41が、前枠35の下側部位を支点とし
て回動自在に取付けられている。開閉扉41と上
記摺動部28aとは、上記外向き縁部33に夫々
設けた図示しない縦長孔を貫通した左右一対の金
属製レバー42を介して接続されており、レバー
42はコイルバネ43で常に後向きに付勢されて
いる。したがつて、この開閉扉41の開閉に連動
して上記焼き網28が前後に移動されるようにな
つている。
る開閉扉41が、前枠35の下側部位を支点とし
て回動自在に取付けられている。開閉扉41と上
記摺動部28aとは、上記外向き縁部33に夫々
設けた図示しない縦長孔を貫通した左右一対の金
属製レバー42を介して接続されており、レバー
42はコイルバネ43で常に後向きに付勢されて
いる。したがつて、この開閉扉41の開閉に連動
して上記焼き網28が前後に移動されるようにな
つている。
そして、この開閉扉41は、金属製の扉前板4
4と扉後板45との間に、透明または半透明のガ
ラス製若しくは耐熱樹脂製の透視パネル46を挟
着するとともに、外面上部に合成樹脂製の扉取手
47を取付けて形成されている。なお、扉外板4
4は長方形の透視パネル46によつて塞がれる横
向き長円形の孔44aを有し、また、扉後板45
は同じく透視パネル46によつて塞がれるととも
に上記孔44aと略等しい大きさの横向き略長円
形の孔48を有している。そして、この孔48の
長軸方向に沿う孔縁部48aで透視パネル46の
上下長辺を支持するとともに、短軸方向に沿う孔
縁部48bで透視パネル46の左右短辺を支持
し、かつ、これら孔縁部48a,48b間を繋ぐ
斜状(なお、多少湾曲していてもよい。)の孔縁
部48cで透視パネル46の外れ止めをなしてお
り、このような簡単な構造によつて透視パネル4
6を扉前板44と扉後板45との間にしつかりと
固定している。
4と扉後板45との間に、透明または半透明のガ
ラス製若しくは耐熱樹脂製の透視パネル46を挟
着するとともに、外面上部に合成樹脂製の扉取手
47を取付けて形成されている。なお、扉外板4
4は長方形の透視パネル46によつて塞がれる横
向き長円形の孔44aを有し、また、扉後板45
は同じく透視パネル46によつて塞がれるととも
に上記孔44aと略等しい大きさの横向き略長円
形の孔48を有している。そして、この孔48の
長軸方向に沿う孔縁部48aで透視パネル46の
上下長辺を支持するとともに、短軸方向に沿う孔
縁部48bで透視パネル46の左右短辺を支持
し、かつ、これら孔縁部48a,48b間を繋ぐ
斜状(なお、多少湾曲していてもよい。)の孔縁
部48cで透視パネル46の外れ止めをなしてお
り、このような簡単な構造によつて透視パネル4
6を扉前板44と扉後板45との間にしつかりと
固定している。
また、上記内箱21は外箱49で覆われてい
る。本実施例の外箱49は、いずれも板金製の外
箱ケース50と、外箱後板51とから形成されて
いる。
る。本実施例の外箱49は、いずれも板金製の外
箱ケース50と、外箱後板51とから形成されて
いる。
外箱ケース50は、上記反射板25の上面を覆
う天板50aの両側に、上記側板22を覆う側板
50bを一体に設けて略コ字形に形成されてい
る。そして、この外箱ケース50の前縁は嵌合縁
52として形成されているとともに、この縁52
に一体に連なつて内向きの挟持縁部53,54が
設けられている。つまり、左右の側板50bの前
縁には内側方に向けて直角に折れ曲がる挟持縁部
53が夫々形成されているとともに、天板50a
の前縁には下方に向けて折れ曲がる垂直な挟持縁
部54が形成されている。これらの縁部53,5
4は同一の垂直面内にある。
う天板50aの両側に、上記側板22を覆う側板
50bを一体に設けて略コ字形に形成されてい
る。そして、この外箱ケース50の前縁は嵌合縁
52として形成されているとともに、この縁52
に一体に連なつて内向きの挟持縁部53,54が
設けられている。つまり、左右の側板50bの前
縁には内側方に向けて直角に折れ曲がる挟持縁部
53が夫々形成されているとともに、天板50a
の前縁には下方に向けて折れ曲がる垂直な挟持縁
部54が形成されている。これらの縁部53,5
4は同一の垂直面内にある。
そして、この外箱ケース50は、その嵌合縁5
2を上記前枠35の後向き部36の内側に嵌合さ
せるとともに、左右側板50bの下端折曲げ部を
上記内箱21の左右側板22の下端折曲げ縁22
bに重ねて、ねじ止めすることによつて内箱21
を覆つて取付けられている。この取付けにより、
上記各箱21,49の前縁が前枠35を介して連
続されることは勿論のこと、内箱21の上記外向
き縁部33,34が前枠35の一部と外箱49の
一部とにより前後からしつかりと、かつ、隙間な
く支持される。つまり、外向き縁部33はその略
全長にわたつて前枠35の挟持縁部37と外箱ケ
ース50の挟持縁部53とで前後から挟持され、
かつ、外向き縁部34もその略全長にわたつて前
枠35の挟持縁部37と外箱ケース50の挟持縁
部54とで前後から挟持されるものである。
2を上記前枠35の後向き部36の内側に嵌合さ
せるとともに、左右側板50bの下端折曲げ部を
上記内箱21の左右側板22の下端折曲げ縁22
bに重ねて、ねじ止めすることによつて内箱21
を覆つて取付けられている。この取付けにより、
上記各箱21,49の前縁が前枠35を介して連
続されることは勿論のこと、内箱21の上記外向
き縁部33,34が前枠35の一部と外箱49の
一部とにより前後からしつかりと、かつ、隙間な
く支持される。つまり、外向き縁部33はその略
全長にわたつて前枠35の挟持縁部37と外箱ケ
ース50の挟持縁部53とで前後から挟持され、
かつ、外向き縁部34もその略全長にわたつて前
枠35の挟持縁部37と外箱ケース50の挟持縁
部54とで前後から挟持されるものである。
したがつて、特に以上のような外向き縁部34
の挟持によつて、これと前枠35との間に隙間が
形成されることが妨げられるから、調理室内の暑
い空気が反射板25の上部外面側に回りこんで天
板50aを加熱して、その変色および温度上昇を
生じること等を防止できる。また、これととも
に、上記挟持縁部54の両端部の設けた切欠き5
4aが上記内箱21の左右側板22の上縁に係合
して左右方向の位置決めをなしている。そして、
以上の各外向き縁部33,34の支持構造によれ
ば、これらを薄い板金で形成することができて材
料価格を下げることが可能であるにも係わらず、
外向き縁部33,34がべこつくような不具合が
防止できる。さらに、以上の支持構造によればね
じ部品等を使用することなく簡単な構造で外向き
縁部33,34をしつかりと支持できる。ちなみ
に、従来は第15図に示すように強度の大きい前
枠15の一部を内箱16の外向き縁部17に重ね
てねじ18止めする構造であつた。このため、部
品数および組立て工数が増えて製造価格が高くな
るという問題があつたが、本実施例はそのような
問題を解決できるものである。
の挟持によつて、これと前枠35との間に隙間が
形成されることが妨げられるから、調理室内の暑
い空気が反射板25の上部外面側に回りこんで天
板50aを加熱して、その変色および温度上昇を
生じること等を防止できる。また、これととも
に、上記挟持縁部54の両端部の設けた切欠き5
4aが上記内箱21の左右側板22の上縁に係合
して左右方向の位置決めをなしている。そして、
以上の各外向き縁部33,34の支持構造によれ
ば、これらを薄い板金で形成することができて材
料価格を下げることが可能であるにも係わらず、
外向き縁部33,34がべこつくような不具合が
防止できる。さらに、以上の支持構造によればね
じ部品等を使用することなく簡単な構造で外向き
縁部33,34をしつかりと支持できる。ちなみ
に、従来は第15図に示すように強度の大きい前
枠15の一部を内箱16の外向き縁部17に重ね
てねじ18止めする構造であつた。このため、部
品数および組立て工数が増えて製造価格が高くな
るという問題があつたが、本実施例はそのような
問題を解決できるものである。
しかも、外箱ケース50の後縁にも嵌合縁55
が形成してあるとともに、天板50aの後縁にお
いてはさらに下向きの係止片56が折曲げられて
いる。この係止片56は上記側板22の保持溝2
2aに係止されている。この係止片56は上記前
側嵌合縁52を上記前枠35に嵌合した後で保持
溝22aに係合されるものであり、その係合によ
つて上記の前側の嵌合状態を、外箱ケース50か
ら手を離した場合にも維持するようになつてい
る。なお、外箱ケース50は板金をコ字形に折曲
げて形成してあるから、自由状態ではねじれるよ
うに歪んでいることが多く、これを矯正しながら
外箱ケース50の前枠35への嵌合がなされるの
で、このケース50自体が自由状態に戻ろうとす
る力によつて、外箱ケース50から手を離すと簡
単に上記の嵌合が外れて再組立てを余儀なくされ
る。さらに、上記下向き係止片56を後斜め向き
に折曲げて、保持溝22aに係合した際に弾性変
形する構成とすれば、その弾性力で外箱ケース5
0全体を前側に付勢できるから、上記の外箱ケー
ス50の嵌合状態の維持をより確実にできるとと
もに、この係止片56は一対設けてもよい。
が形成してあるとともに、天板50aの後縁にお
いてはさらに下向きの係止片56が折曲げられて
いる。この係止片56は上記側板22の保持溝2
2aに係止されている。この係止片56は上記前
側嵌合縁52を上記前枠35に嵌合した後で保持
溝22aに係合されるものであり、その係合によ
つて上記の前側の嵌合状態を、外箱ケース50か
ら手を離した場合にも維持するようになつてい
る。なお、外箱ケース50は板金をコ字形に折曲
げて形成してあるから、自由状態ではねじれるよ
うに歪んでいることが多く、これを矯正しながら
外箱ケース50の前枠35への嵌合がなされるの
で、このケース50自体が自由状態に戻ろうとす
る力によつて、外箱ケース50から手を離すと簡
単に上記の嵌合が外れて再組立てを余儀なくされ
る。さらに、上記下向き係止片56を後斜め向き
に折曲げて、保持溝22aに係合した際に弾性変
形する構成とすれば、その弾性力で外箱ケース5
0全体を前側に付勢できるから、上記の外箱ケー
ス50の嵌合状態の維持をより確実にできるとと
もに、この係止片56は一対設けてもよい。
また、上記外箱後板51は外箱ケース50の後
部嵌合縁55に嵌合して設けられ、上記側板22
の後端折曲げ縁22cにねじ止めされている。こ
の後板51の上部には左右一対の合成樹脂製のコ
ード掛け57がねじ止めされていて、これらのコ
ード掛け57にわたつて電源コード58が着脱自
在に巻き付け保持されるようになつている。また
59は放熱孔である。
部嵌合縁55に嵌合して設けられ、上記側板22
の後端折曲げ縁22cにねじ止めされている。こ
の後板51の上部には左右一対の合成樹脂製のコ
ード掛け57がねじ止めされていて、これらのコ
ード掛け57にわたつて電源コード58が着脱自
在に巻き付け保持されるようになつている。また
59は放熱孔である。
さらに、外箱49の天板50aには耐熱合成樹
脂にガラス粉末を混ぜた材料で成形した持ち運び
用取手60を上方に突出させてねじ61等で固定
してある。このように取手60を天板50a上に
固定したから、使用時において可成り高い温度と
なる天板50aに物を置くことを困難にできる。
その結果高温の天板50aの手が触れることを防
止して、使用時の安全性を高めることができる。
ちなみに、従来の調理器では取手は外箱の上部側
面に横向きに取付けられているか、若しくは第1
3図に示したように回動自在な取手を設けた構造
であるから、いずれにしても平らな天板はパン等
の置場として格好の場所であり、このため天板に
手を触れる機会が高いものであつた。
脂にガラス粉末を混ぜた材料で成形した持ち運び
用取手60を上方に突出させてねじ61等で固定
してある。このように取手60を天板50a上に
固定したから、使用時において可成り高い温度と
なる天板50aに物を置くことを困難にできる。
その結果高温の天板50aの手が触れることを防
止して、使用時の安全性を高めることができる。
ちなみに、従来の調理器では取手は外箱の上部側
面に横向きに取付けられているか、若しくは第1
3図に示したように回動自在な取手を設けた構造
であるから、いずれにしても平らな天板はパン等
の置場として格好の場所であり、このため天板に
手を触れる機会が高いものであつた。
この取手60は例えば円弧状の握り部62と、
この握り部62の両下端を一体に繋ぐ平板状の天
板覆い部63とから形成されている。そして、こ
の取手60は天板覆い部63を有することによつ
て、これと握り部62との間の空間に手指を差し
入れて握り部62を握つた際に、手指が天板50
aに触れることを、握り部62の高さを大きくす
ることなしに防止できる。しかも、この効果をよ
り高めるために、天板覆い部63の幅Gを握り部
62の幅Hよりも大きく形成してある。また、握
り部62にはその肉引けを防止するための溝64
が形成されているとともに、この溝64を設ける
ために天板覆い部63には型抜き用の長孔65が
対向して形成されている。この長孔65によつて
天板覆い部63の放熱面積を増やして温度上昇を
制御するようになつている。さらに、天板覆い部
63の下面と天板50aとの間には僅かな隙間6
6が形成され、これにより天板50aから天板覆
い部63への熱伝導を抑制している。したがつ
て、以上の取手構造により、この取手60の温度
を低く抑制することができる。
この握り部62の両下端を一体に繋ぐ平板状の天
板覆い部63とから形成されている。そして、こ
の取手60は天板覆い部63を有することによつ
て、これと握り部62との間の空間に手指を差し
入れて握り部62を握つた際に、手指が天板50
aに触れることを、握り部62の高さを大きくす
ることなしに防止できる。しかも、この効果をよ
り高めるために、天板覆い部63の幅Gを握り部
62の幅Hよりも大きく形成してある。また、握
り部62にはその肉引けを防止するための溝64
が形成されているとともに、この溝64を設ける
ために天板覆い部63には型抜き用の長孔65が
対向して形成されている。この長孔65によつて
天板覆い部63の放熱面積を増やして温度上昇を
制御するようになつている。さらに、天板覆い部
63の下面と天板50aとの間には僅かな隙間6
6が形成され、これにより天板50aから天板覆
い部63への熱伝導を抑制している。したがつ
て、以上の取手構造により、この取手60の温度
を低く抑制することができる。
また、上記外箱49の一方の側板50bには上
記熱源26への通電時間を制御するタイマー67
が取付けられている。タイマー67は従来一般的
に使用されているもので、図示しないタイマー機
構を内蔵して絶縁措置が施されたタイマー本体6
8の一側面に、設定された時間の経過を知らせる
呼び鈴69を取付け、かつ、上記本体68の他側
面に突出されたタイマー軸70にタイマー摘み7
1を着脱可能に取付けて形成されている。そし
て、タイマー本体68は、その絶縁樹脂を囲む金
属ケースの両側部に外側方向に延出する突縁72
を有しているとともに、上記絶縁樹脂から突出す
る一対のタイマー端子73を有している。さら
に、タイマー摘み71は合成樹脂製であつて、外
周面に調理目盛り74を設けた円環状部分75
と、この部分75に一体に連なり例えば円環状部
分75よりも小径をなす操作部76とから形成さ
れている。
記熱源26への通電時間を制御するタイマー67
が取付けられている。タイマー67は従来一般的
に使用されているもので、図示しないタイマー機
構を内蔵して絶縁措置が施されたタイマー本体6
8の一側面に、設定された時間の経過を知らせる
呼び鈴69を取付け、かつ、上記本体68の他側
面に突出されたタイマー軸70にタイマー摘み7
1を着脱可能に取付けて形成されている。そし
て、タイマー本体68は、その絶縁樹脂を囲む金
属ケースの両側部に外側方向に延出する突縁72
を有しているとともに、上記絶縁樹脂から突出す
る一対のタイマー端子73を有している。さら
に、タイマー摘み71は合成樹脂製であつて、外
周面に調理目盛り74を設けた円環状部分75
と、この部分75に一体に連なり例えば円環状部
分75よりも小径をなす操作部76とから形成さ
れている。
なお、このタイマー67は調理器の組立てにお
いて外箱49と内箱21を連結する段階では、内
箱21の側板22外面にリード線85を介してぶ
ら下げられている。そして、上記電源コード58
はタイマー取付け用の側板50bを貫通して設け
てあるので、タイマー67に対する電気配線は、
一方のタイマー端子73と上側の熱源26とを接
続してタイマー67をぶら下げる上記リード線8
5と、他方のタイマー端子73と電源コード58
を接続した他のリード線86と、下側の熱源26
と電源リード線とを接続した更に他のリード線の
合計3本の最少本数でなされている。したがつ
て、製造価格を下げることができる。
いて外箱49と内箱21を連結する段階では、内
箱21の側板22外面にリード線85を介してぶ
ら下げられている。そして、上記電源コード58
はタイマー取付け用の側板50bを貫通して設け
てあるので、タイマー67に対する電気配線は、
一方のタイマー端子73と上側の熱源26とを接
続してタイマー67をぶら下げる上記リード線8
5と、他方のタイマー端子73と電源コード58
を接続した他のリード線86と、下側の熱源26
と電源リード線とを接続した更に他のリード線の
合計3本の最少本数でなされている。したがつ
て、製造価格を下げることができる。
ちなみに、第13図、第14図で説明した従来
の取付けのように側板に予めタイマーを固定して
から外箱の内箱への連結を行なう構造の場合に
は、上下の熱源に夫々接続した2本のリード線の
他に、一対のタイマー端子の夫々接続した2本の
リード線を必要とするばかりでなく、熱源側の一
方のリード線とタイマー側の一方にリード線との
結線、および熱源側の他方のリード線とタイマー
側の他方にリード線とを夫々電源リード線に結線
する作業が必要となり、かつ、内箱と外箱の各側
板間の狭い間隔内で作業をしなければならす面倒
であるとともに、上記間隔を狭くする上での障害
となるから、使用リード線の本数とともに作業工
数も増えしまい、製造価格が高くなる。
の取付けのように側板に予めタイマーを固定して
から外箱の内箱への連結を行なう構造の場合に
は、上下の熱源に夫々接続した2本のリード線の
他に、一対のタイマー端子の夫々接続した2本の
リード線を必要とするばかりでなく、熱源側の一
方のリード線とタイマー側の一方にリード線との
結線、および熱源側の他方のリード線とタイマー
側の他方にリード線とを夫々電源リード線に結線
する作業が必要となり、かつ、内箱と外箱の各側
板間の狭い間隔内で作業をしなければならす面倒
であるとともに、上記間隔を狭くする上での障害
となるから、使用リード線の本数とともに作業工
数も増えしまい、製造価格が高くなる。
そして上記タイマー67の側板50bへの取付
けは合成樹脂製の絶縁材製のタイマカバー77を
介してなされている。つまり、タイマカバー77
は第1図、第5図および第7図に示すように側板
50bに形成した凹部50cの外面にねじ87に
より着脱可能に取付けられており、このタイマー
カバー77内に上記タイマー本体68を収納して
ねじ78で取付けてある。そして、タイマーカバ
ー77は、タイマー端子73の先端側を覆つて上
記側板50bとの間に絶縁性をより高める絶縁部
84を一体に有しているとともに、タイマー端子
73の上記タイマー摘み71側を覆う端子カバー
部79を一体に有している。この端子カバー部7
9により、タイマー摘み71が取外された場合に
おいてもタイマー端子73が露出されて、端子7
3に手等が接触することを妨げて安全性を確保で
きるようになつている。
けは合成樹脂製の絶縁材製のタイマカバー77を
介してなされている。つまり、タイマカバー77
は第1図、第5図および第7図に示すように側板
50bに形成した凹部50cの外面にねじ87に
より着脱可能に取付けられており、このタイマー
カバー77内に上記タイマー本体68を収納して
ねじ78で取付けてある。そして、タイマーカバ
ー77は、タイマー端子73の先端側を覆つて上
記側板50bとの間に絶縁性をより高める絶縁部
84を一体に有しているとともに、タイマー端子
73の上記タイマー摘み71側を覆う端子カバー
部79を一体に有している。この端子カバー部7
9により、タイマー摘み71が取外された場合に
おいてもタイマー端子73が露出されて、端子7
3に手等が接触することを妨げて安全性を確保で
きるようになつている。
さらに、タイマカバー77は上記タイマー摘み
71の調理目盛り74が設けられた円環状部分7
5を覆い隠す摘みカバー部80を有しているとと
もに、このカバー部80の前側には調理目盛り7
4を数目盛りを露出させる表示部81形成されて
いる。この表示部81は孔または切欠きからな
る。そして、上記目盛り74を数目盛り露出させ
るので、タイマー摘み71の回動操作に際して回
動の方向を間違えることを防止できるとともに、
後で述べる目盛り指示突起との関係では、正面側
からの目盛り合せの視認を余儀なくさせるから、
目盛り合せの間違いを防止する上で有効である。
そして、上記摘みカバー部80が上記目盛り74
のほとんどを覆い隠して、かつ必要な一部のみを
露出させることにより、タイマー部の体裁をよく
できることは勿論のこと、タイマー摘み71の回
動操作に当つて、その調理目盛り74に指が触れ
ることをなくして、この目盛り74が汚された
り、消されたりすることを防止して、長期間にわ
たつて調理目盛り74を明確な状態に維持できる
ものである。また、表示部81の中央部には目盛
り指示突起82が一体に形成されている。なお、
このように摘みカバー部80に上記指示突起82
を一体に設けたことにより、この指示突起82を
特別に設ける工程を省けるが、この指示突起82
は側板50bの一部を一体に突出させて形成して
もよい。
71の調理目盛り74が設けられた円環状部分7
5を覆い隠す摘みカバー部80を有しているとと
もに、このカバー部80の前側には調理目盛り7
4を数目盛りを露出させる表示部81形成されて
いる。この表示部81は孔または切欠きからな
る。そして、上記目盛り74を数目盛り露出させ
るので、タイマー摘み71の回動操作に際して回
動の方向を間違えることを防止できるとともに、
後で述べる目盛り指示突起との関係では、正面側
からの目盛り合せの視認を余儀なくさせるから、
目盛り合せの間違いを防止する上で有効である。
そして、上記摘みカバー部80が上記目盛り74
のほとんどを覆い隠して、かつ必要な一部のみを
露出させることにより、タイマー部の体裁をよく
できることは勿論のこと、タイマー摘み71の回
動操作に当つて、その調理目盛り74に指が触れ
ることをなくして、この目盛り74が汚された
り、消されたりすることを防止して、長期間にわ
たつて調理目盛り74を明確な状態に維持できる
ものである。また、表示部81の中央部には目盛
り指示突起82が一体に形成されている。なお、
このように摘みカバー部80に上記指示突起82
を一体に設けたことにより、この指示突起82を
特別に設ける工程を省けるが、この指示突起82
は側板50bの一部を一体に突出させて形成して
もよい。
なお、上記タイマー67の取付けは外箱49の
内箱21への連結の際になされるものであつて、
その作業手順は次の通りである、つまり、予めタ
イマーカバー77を側板50bの外面にねじ止め
した外箱49を内箱21に被せる際に、上記側板
50b外面にリード線85を介してぶら下がつて
いるタイマー本体68をタイマーカバー77の内
部に収納するとともに、その一対の突縁72をタ
イマーカバー77に形成した一対の支持部83外
面に夫々係合させる。この状態でねじ78を外方
から挿入してタイマー本体68をタイマーカバー
77に取付ける。なお、この時タイマー本体68
は上記支持部83との係合により支えられるの
で、上記両側板22,50b間の狭い間隔内にタ
イマー67の支えを特別に挿入することなく、上
記ねじ78の締付を容易に行なうことができる。
内箱21への連結の際になされるものであつて、
その作業手順は次の通りである、つまり、予めタ
イマーカバー77を側板50bの外面にねじ止め
した外箱49を内箱21に被せる際に、上記側板
50b外面にリード線85を介してぶら下がつて
いるタイマー本体68をタイマーカバー77の内
部に収納するとともに、その一対の突縁72をタ
イマーカバー77に形成した一対の支持部83外
面に夫々係合させる。この状態でねじ78を外方
から挿入してタイマー本体68をタイマーカバー
77に取付ける。なお、この時タイマー本体68
は上記支持部83との係合により支えられるの
で、上記両側板22,50b間の狭い間隔内にタ
イマー67の支えを特別に挿入することなく、上
記ねじ78の締付を容易に行なうことができる。
以上のように構成された調理器におけるタイマ
ー67の取付け構造によれば、外箱49の外面に
取付けたタイマーカバー77内に、内箱21の側
板22から十分な熱絶縁距離を確保してタイマー
67のタイマー本体68を収納して取付けたこと
によつて、タイマー本体68を上記側板50bを
貫通して配設できる。或は側板50aの外部に配
設できる。このため、タイマー67の上記配置に
拘らず外箱49の側板50bを内箱21の側板2
2に近ずけて、これら両側板22,50b間の間
隔幅Cを狭めることができる。つまり、調理器の
横幅Dを小さくでき、小形で低価格で製造でき
る。なお、以上の小形化によつて、本実施例に場
合には内外両箱21,49の他方の側板22,5
0b同志間の間隔幅Eとタイマー67側の上記間
隔幅Cを略同じにできるから、上記前枠35の左
右の幅Fも同じにすることができ、したがつて、
調理器の前面の意匠を左右対象にして外観をよく
できる。さらに、以上のようにタイマー本体68
は外箱49の外部側に配設されるから、この本体
68からの外部への放熱性がよくなり、タイマー
本体68の温度上昇を低く押えることができる。
そして、このことと相まつて、タイマーカバー7
7によつてタイマー67のタイマー端子73は外
箱49の側板50bから絶縁されているので、タ
イマー67の絶縁性を向上してより安全に使用で
きる。
ー67の取付け構造によれば、外箱49の外面に
取付けたタイマーカバー77内に、内箱21の側
板22から十分な熱絶縁距離を確保してタイマー
67のタイマー本体68を収納して取付けたこと
によつて、タイマー本体68を上記側板50bを
貫通して配設できる。或は側板50aの外部に配
設できる。このため、タイマー67の上記配置に
拘らず外箱49の側板50bを内箱21の側板2
2に近ずけて、これら両側板22,50b間の間
隔幅Cを狭めることができる。つまり、調理器の
横幅Dを小さくでき、小形で低価格で製造でき
る。なお、以上の小形化によつて、本実施例に場
合には内外両箱21,49の他方の側板22,5
0b同志間の間隔幅Eとタイマー67側の上記間
隔幅Cを略同じにできるから、上記前枠35の左
右の幅Fも同じにすることができ、したがつて、
調理器の前面の意匠を左右対象にして外観をよく
できる。さらに、以上のようにタイマー本体68
は外箱49の外部側に配設されるから、この本体
68からの外部への放熱性がよくなり、タイマー
本体68の温度上昇を低く押えることができる。
そして、このことと相まつて、タイマーカバー7
7によつてタイマー67のタイマー端子73は外
箱49の側板50bから絶縁されているので、タ
イマー67の絶縁性を向上してより安全に使用で
きる。
なお、上記−実施例は以上のようにしたが、本
考案はオーブントースター以外の調理器にも適用
できるとともに、熱源としてはガスバーナを使用
してもよく、この場合タイマーはガス供給路に配
設されたバルブが開いてから閉じるまでの時間を
調節して熱源を制御する。
考案はオーブントースター以外の調理器にも適用
できるとともに、熱源としてはガスバーナを使用
してもよく、この場合タイマーはガス供給路に配
設されたバルブが開いてから閉じるまでの時間を
調節して熱源を制御する。
その他、本考案の実施に当つては、考案の要旨
に反しない限り、内箱、熱源、開閉扉、外箱およ
びその側板、タイマー、タイマー本体、タイマー
軸、タイマー摘み、タイマカバー、端子カバー部
等の具体的な構造、形状、位置、材質等は、上記
一実施例に制約されるものではなく、種々の態様
に構成して実施できることは勿論である。
に反しない限り、内箱、熱源、開閉扉、外箱およ
びその側板、タイマー、タイマー本体、タイマー
軸、タイマー摘み、タイマカバー、端子カバー部
等の具体的な構造、形状、位置、材質等は、上記
一実施例に制約されるものではなく、種々の態様
に構成して実施できることは勿論である。
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、横幅が小さく小形で安
価な調理器を提供できるとともに、それにも拘ら
ずタイマーの絶縁性を向上し安全に使用できる等
の効果を有する。
旨とする本考案によれば、横幅が小さく小形で安
価な調理器を提供できるとともに、それにも拘ら
ずタイマーの絶縁性を向上し安全に使用できる等
の効果を有する。
第1図から第12図は本考案の一実施例を示
し、第1図は一部を略断面して示す平面図、第2
図は一部を略断面して示す正面図、第3図は側面
図、第4図は略縦断側面図、第5図はタイマー摘
みを取外して示すタイマー部の正面図、第6図は
タイマーの正面図、第7図はタイマーカバーの正
面図、第8図は外箱と内箱の一部分解斜視図、第
9図は開閉扉を開いた状態の前部平面図、第10
図は第1図中X部の拡大断面図、第11図は第4
図のY部拡大断面図、第12図はガイド軸と防音
チユーブとの分解斜視図である。第13図は従来
の調理器の斜視図、第14図は第13図中Z−Z
線に沿う断面図、第15図は従来の調理器の前側
一部の断面図である。 21…内箱、26…熱源、41…開閉扉、49
…外箱、50b…側板、67…タイマー、68…
タイマー本体、69…タイマー軸、71…タイマ
ー摘み、73…タイマー端子、77…タイマーカ
バー、79…端子カバー部。
し、第1図は一部を略断面して示す平面図、第2
図は一部を略断面して示す正面図、第3図は側面
図、第4図は略縦断側面図、第5図はタイマー摘
みを取外して示すタイマー部の正面図、第6図は
タイマーの正面図、第7図はタイマーカバーの正
面図、第8図は外箱と内箱の一部分解斜視図、第
9図は開閉扉を開いた状態の前部平面図、第10
図は第1図中X部の拡大断面図、第11図は第4
図のY部拡大断面図、第12図はガイド軸と防音
チユーブとの分解斜視図である。第13図は従来
の調理器の斜視図、第14図は第13図中Z−Z
線に沿う断面図、第15図は従来の調理器の前側
一部の断面図である。 21…内箱、26…熱源、41…開閉扉、49
…外箱、50b…側板、67…タイマー、68…
タイマー本体、69…タイマー軸、71…タイマ
ー摘み、73…タイマー端子、77…タイマーカ
バー、79…端子カバー部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 開閉扉で前面開口を開閉される内箱内に熱源
を設けるとともに、この熱源を制御するタイマ
ーを上記内箱を覆う金属製外箱の側板に取付け
た調理器において、 上記タイマーが取付けられる上記外箱の側板
の外面に絶縁材製のタイマーカバーを取付け、
このタイマーカバーに上記タイマーのタイマー
本体を取付けるとともに、このタイマー本体の
タイマー軸に上記側板外に位置されるタイマー
摘みを取付けたことを特徴とする調理器。 (2) 実用新案登録請求の範囲第(1)項の記載におい
て、上記タイマーカバーが、上記タイマー本体
から露出するタイマー端子の上記タイマー摘み
側を覆う端子カバー部を一体に有していること
を特徴とする調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP476385U JPH0248733Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP476385U JPH0248733Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122738U JPS61122738U (ja) | 1986-08-02 |
JPH0248733Y2 true JPH0248733Y2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=30480648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP476385U Expired JPH0248733Y2 (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248733Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-17 JP JP476385U patent/JPH0248733Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61122738U (ja) | 1986-08-02 |
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