JPH0521838Y2 - - Google Patents
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- JPH0521838Y2 JPH0521838Y2 JP3380788U JP3380788U JPH0521838Y2 JP H0521838 Y2 JPH0521838 Y2 JP H0521838Y2 JP 3380788 U JP3380788 U JP 3380788U JP 3380788 U JP3380788 U JP 3380788U JP H0521838 Y2 JPH0521838 Y2 JP H0521838Y2
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- mounting
- mounting hole
- heater
- insulator
- cooking chamber
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Links
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Landscapes
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、オーブントースターなどの調理器に
おいて、熱線透過式の管形ヒータを調理室を画成
する左右の主枠間にわたつて取付けるヒータ取付
け装置に関する。
おいて、熱線透過式の管形ヒータを調理室を画成
する左右の主枠間にわたつて取付けるヒータ取付
け装置に関する。
第5図および第6図に示すように熱線透過式の
管形ヒータ1は、石英管等の熱線透過製パイプ2
の両端に夫々碍子3,4を取付けるとともに、こ
れら碍子3,4を貫通した端子ねじ5に両端を接
続してパイプ2内にニクロム線等の発熱線6を収
納して形成されている。このようなヒータ1は調
理室を画成する左右一対の主枠7,8間に横架し
て取付けられている。
管形ヒータ1は、石英管等の熱線透過製パイプ2
の両端に夫々碍子3,4を取付けるとともに、こ
れら碍子3,4を貫通した端子ねじ5に両端を接
続してパイプ2内にニクロム線等の発熱線6を収
納して形成されている。このようなヒータ1は調
理室を画成する左右一対の主枠7,8間に横架し
て取付けられている。
つまり、第6図に示すように一方の碍子3はフ
ランジ部3aを有しているとともに、このフラン
ジ部3aにはスリツト状をなす一対の固定孔9が
設けられている。他方の碍子4は第5図および第
6図に示すように段部4aを境として大外形部分
4bと小外形部分4cとから形成されており、こ
れらの部分4b,4cはいずれも円形の外周をな
しているとともに、小外形部分4cの外周面には
複数の回り止め凸部4dが突設されている。そし
て、一方の主枠7には第1取付け孔7aが穿設さ
れているとともに、その孔縁より一体に折曲げら
れた一対の第1取付け片7bが調理室外に向けて
突設されている。また、他方の主枠8には第1取
付け孔7aと対向して第2取付け孔8aが穿設さ
れているとともに、この孔8aの中心方向に指向
する複数の第2取付け片8bと、これら取付け片
8b間において上記回り止め凸部4dと嵌合する
凹溝8cが複数形成されている。
ランジ部3aを有しているとともに、このフラン
ジ部3aにはスリツト状をなす一対の固定孔9が
設けられている。他方の碍子4は第5図および第
6図に示すように段部4aを境として大外形部分
4bと小外形部分4cとから形成されており、こ
れらの部分4b,4cはいずれも円形の外周をな
しているとともに、小外形部分4cの外周面には
複数の回り止め凸部4dが突設されている。そし
て、一方の主枠7には第1取付け孔7aが穿設さ
れているとともに、その孔縁より一体に折曲げら
れた一対の第1取付け片7bが調理室外に向けて
突設されている。また、他方の主枠8には第1取
付け孔7aと対向して第2取付け孔8aが穿設さ
れているとともに、この孔8aの中心方向に指向
する複数の第2取付け片8bと、これら取付け片
8b間において上記回り止め凸部4dと嵌合する
凹溝8cが複数形成されている。
上記ヒータ1は、その碍子4側を頭にして第1
取付け孔7aを通して第6図中矢印方向から主枠
7に挿通させるとともに、引き続いて碍子4の小
外形部分4cを主枠8の第2取付け孔8aに挿通
させ、そして、第1取付け孔7aを挿通した碍子
3の固定孔3bを通つた第1取付け片7bを、主
枠7の外面に重なつたフランジ部3aに沿うよう
に折曲げることによつて、主枠7,8間に取付け
られる。この取付けにおいて、碍子4の第2取付
け孔8aへの挿通に伴つて、第5図に示すように
第2取付け片8bは碍子4の段部4aに当接する
とともに、多少撓んで碍子4の小外形部分4bの
外面に当接される。そして、ヒータ1が取付けら
れた状態において第2取付け片8bは、ヒータ1
を上下方向の動きに対して支持するとともに、ヒ
ータ1を軸方向の動きに対しても支持している。
取付け孔7aを通して第6図中矢印方向から主枠
7に挿通させるとともに、引き続いて碍子4の小
外形部分4cを主枠8の第2取付け孔8aに挿通
させ、そして、第1取付け孔7aを挿通した碍子
3の固定孔3bを通つた第1取付け片7bを、主
枠7の外面に重なつたフランジ部3aに沿うよう
に折曲げることによつて、主枠7,8間に取付け
られる。この取付けにおいて、碍子4の第2取付
け孔8aへの挿通に伴つて、第5図に示すように
第2取付け片8bは碍子4の段部4aに当接する
とともに、多少撓んで碍子4の小外形部分4bの
外面に当接される。そして、ヒータ1が取付けら
れた状態において第2取付け片8bは、ヒータ1
を上下方向の動きに対して支持するとともに、ヒ
ータ1を軸方向の動きに対しても支持している。
以上のように主枠8に対するヒータ1の支持は
既述のように撓み変形を生じた状態にある複数の
第2取付け片8bで行つているが、この第2取付
け片8bはヒータ1の上下方向と軸方向の動きに
対する支持を兼ねている。このため、第2取付け
片8bに対する荷重は調理器の運搬時等において
不断に変化する。しかも、主枠8は薄い鋼板製で
あつてばね材ではないから、第2取付け片8bが
へたり易いという問題があつた。そして、第2取
付け片8bがへたつた場合にはヒータ1が容易に
がたつくようになるから、例えば誤つて調理器を
落下させたような場合等において、ヒータ1のパ
イプ2を破損させるおそれがあつた。
既述のように撓み変形を生じた状態にある複数の
第2取付け片8bで行つているが、この第2取付
け片8bはヒータ1の上下方向と軸方向の動きに
対する支持を兼ねている。このため、第2取付け
片8bに対する荷重は調理器の運搬時等において
不断に変化する。しかも、主枠8は薄い鋼板製で
あつてばね材ではないから、第2取付け片8bが
へたり易いという問題があつた。そして、第2取
付け片8bがへたつた場合にはヒータ1が容易に
がたつくようになるから、例えば誤つて調理器を
落下させたような場合等において、ヒータ1のパ
イプ2を破損させるおそれがあつた。
本考案の目的は、長期にわたつてヒータをがた
つきなく支持できるようにした調理器のヒータ取
付け装置を提供することにある。
つきなく支持できるようにした調理器のヒータ取
付け装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案に係る調理
器のヒータ取付け装置においては、調理室を画成
する左右一対の主枠のうちの一方に設けた第1取
付け孔と対向して他方の主枠に設けた第2取付け
孔の周囲に、上記調理室内に突出する三つ以上の
第2取付け片と、これら第2取付け片間に位置さ
れる位置決め部とを夫々設け、かつ熱線透過式の
管形ヒータの端に取付けられて上記第2取付け孔
を挿通した碍子を、上記位置決め部に当接する段
部を境にして上記調理室内に位置される大外形部
分と、上記第2取付け孔を挿通する小外形部分と
から形成するとともに、上記大外形部分を多角形
とし、その少なくとも三つの面に上記第2取付け
片を夫々当接させたものである。
器のヒータ取付け装置においては、調理室を画成
する左右一対の主枠のうちの一方に設けた第1取
付け孔と対向して他方の主枠に設けた第2取付け
孔の周囲に、上記調理室内に突出する三つ以上の
第2取付け片と、これら第2取付け片間に位置さ
れる位置決め部とを夫々設け、かつ熱線透過式の
管形ヒータの端に取付けられて上記第2取付け孔
を挿通した碍子を、上記位置決め部に当接する段
部を境にして上記調理室内に位置される大外形部
分と、上記第2取付け孔を挿通する小外形部分と
から形成するとともに、上記大外形部分を多角形
とし、その少なくとも三つの面に上記第2取付け
片を夫々当接させたものである。
第2取付け孔を有した主枠に対してヒータは、
この主枠側の碍子における小外形部分を第2取付
け孔に挿通させて上記主枠に取付けられる。この
取付け状態において、上記碍子の段部は上記主枠
の位置決め部に当接して支持され、それによつて
位置決め部はヒータの軸方向の動き止めをする。
そして、同取付け状態において上記碍子の多角形
をなした大外形部分は、その三つ以上の面を上記
主枠に設けた三つ以上の第2取付け片に当接して
支持されている。それによつて、第2取付け片は
ヒータの上下方向の動き止めをするとともに、ヒ
ータの回り止めもする。
この主枠側の碍子における小外形部分を第2取付
け孔に挿通させて上記主枠に取付けられる。この
取付け状態において、上記碍子の段部は上記主枠
の位置決め部に当接して支持され、それによつて
位置決め部はヒータの軸方向の動き止めをする。
そして、同取付け状態において上記碍子の多角形
をなした大外形部分は、その三つ以上の面を上記
主枠に設けた三つ以上の第2取付け片に当接して
支持されている。それによつて、第2取付け片は
ヒータの上下方向の動き止めをするとともに、ヒ
ータの回り止めもする。
第1図から第4図を参照して本考案の一実施例
を以下説明する。
を以下説明する。
図中11,12は薄い鋼板からなる左右一対の
主枠である。第2図に示すように主枠11,12
は、その上面部および背面部にわたつて設けられ
た反射板13、前側下部にわたつて設けられた図
示しない前部反射板、および底板14とともに、
調理室15を画成している。これらの主枠11,
12は左右のケース板16で夫々覆われていると
ともに、上記反射板13もケース板17で覆われ
ており、また、図示しない前部反射板は前面化粧
板18で覆われている。前面化粧板18にはタイ
マーが取付けてあり、第2図中19はタイマー摘
みを示している。そして、調理室15の前面開口
は透視パネル19a付きのドア19で開閉される
ようになつており、このドア19は、その下縁を
前面化粧板18の上縁に対して回動自在に取付け
られている。なお、19bはドア取手である。調
理室15にはドア19の開閉に連動して前後方向
に移動される焼き網20が収納されている。第2
図中21はドア19との連結アームである。
主枠である。第2図に示すように主枠11,12
は、その上面部および背面部にわたつて設けられ
た反射板13、前側下部にわたつて設けられた図
示しない前部反射板、および底板14とともに、
調理室15を画成している。これらの主枠11,
12は左右のケース板16で夫々覆われていると
ともに、上記反射板13もケース板17で覆われ
ており、また、図示しない前部反射板は前面化粧
板18で覆われている。前面化粧板18にはタイ
マーが取付けてあり、第2図中19はタイマー摘
みを示している。そして、調理室15の前面開口
は透視パネル19a付きのドア19で開閉される
ようになつており、このドア19は、その下縁を
前面化粧板18の上縁に対して回動自在に取付け
られている。なお、19bはドア取手である。調
理室15にはドア19の開閉に連動して前後方向
に移動される焼き網20が収納されている。第2
図中21はドア19との連結アームである。
そして、焼き網20の上方および下方に位置し
て熱線透過式の管形ヒータ22が、左右一対の主
枠11,12間にわたつて横架されている。な
お、第2図中42は上下のヒータ22を電気的に
接続するリード板である。各ヒータ22は、第1
図および第4図に詳しく示すように石英管等の熱
線透過性パイプ23の両端に夫々碍子24,25
を取付けるとともに、これら碍子24,25を貫
通した端子ねじ26に両端を接続してパイプ23
内にコイル状をなすニクロム線等の発熱線27を
収納して形成されている。
て熱線透過式の管形ヒータ22が、左右一対の主
枠11,12間にわたつて横架されている。な
お、第2図中42は上下のヒータ22を電気的に
接続するリード板である。各ヒータ22は、第1
図および第4図に詳しく示すように石英管等の熱
線透過性パイプ23の両端に夫々碍子24,25
を取付けるとともに、これら碍子24,25を貫
通した端子ねじ26に両端を接続してパイプ23
内にコイル状をなすニクロム線等の発熱線27を
収納して形成されている。
一方の碍子24は、第1図に示すように円筒状
のパイプ支持部28にフランジ部29を一体に設
けるとともに、フランジ部29に一対のスリツト
状をなす固定孔30を設けて形成されている。ま
た、他方の碍子25は、第1図、第3図、および
第4図に詳しく示すように大外形部分31と、小
外形部分32と、これらの境をなした段部33
と、ガイドリブ34とから形成されている。
のパイプ支持部28にフランジ部29を一体に設
けるとともに、フランジ部29に一対のスリツト
状をなす固定孔30を設けて形成されている。ま
た、他方の碍子25は、第1図、第3図、および
第4図に詳しく示すように大外形部分31と、小
外形部分32と、これらの境をなした段部33
と、ガイドリブ34とから形成されている。
大外形部分31は、多角形例えば六角形に形成
されているとともに、パイプ23の端部を支持し
ている。この大外形部分31の太さは上記碍子2
4のパイプ支持部28と同様な大きさであるとと
もに、その三つの面には夫々突起35が一体に突
設されている。また、小外形部分32は円筒状で
ある。さらに、ガイドリブ34は小外形部分32
の外面に一体に突設されており、これは大外形部
分31の突起35を設けた面から小外形部分32
の先端にわたつて傾斜されている。この傾斜状の
ガイドリブ34によつて、後述する第2取付け孔
38への碍子25の挿入性をより容易にしてい
る。なお、上記ガイドリブ34および突起35は
省略してもよい。
されているとともに、パイプ23の端部を支持し
ている。この大外形部分31の太さは上記碍子2
4のパイプ支持部28と同様な大きさであるとと
もに、その三つの面には夫々突起35が一体に突
設されている。また、小外形部分32は円筒状で
ある。さらに、ガイドリブ34は小外形部分32
の外面に一体に突設されており、これは大外形部
分31の突起35を設けた面から小外形部分32
の先端にわたつて傾斜されている。この傾斜状の
ガイドリブ34によつて、後述する第2取付け孔
38への碍子25の挿入性をより容易にしてい
る。なお、上記ガイドリブ34および突起35は
省略してもよい。
一方の主枠11のヒータ取付け部には、第1図
に示すように上記パイプ支持部28が挿通できる
大きさの第1取付け孔36が突設されているとと
もに、一対の第1取付け片37が調理室15外に
突出して設けられている。第1取付け片37は図
示例では第1取付け孔36の孔縁から起こしてあ
るが、この孔縁から離して設けてもよい。このヒ
ータ取付け部にはヒータ22の一端部が取付けら
れている。その取付けは、碍子24を第1取付け
孔36に挿通させることによつて、そのフランジ
部29を主枠11の外面に重ねるとともに、この
フランジ部29の固定孔30に第1取付け片37
を夫々挿通させ、この状態で第1取付け片37を
フランジ部29に沿うようにL状に曲げる(第1
図中2点鎖線参照)ことによりなされている。
に示すように上記パイプ支持部28が挿通できる
大きさの第1取付け孔36が突設されているとと
もに、一対の第1取付け片37が調理室15外に
突出して設けられている。第1取付け片37は図
示例では第1取付け孔36の孔縁から起こしてあ
るが、この孔縁から離して設けてもよい。このヒ
ータ取付け部にはヒータ22の一端部が取付けら
れている。その取付けは、碍子24を第1取付け
孔36に挿通させることによつて、そのフランジ
部29を主枠11の外面に重ねるとともに、この
フランジ部29の固定孔30に第1取付け片37
を夫々挿通させ、この状態で第1取付け片37を
フランジ部29に沿うようにL状に曲げる(第1
図中2点鎖線参照)ことによりなされている。
他方の主枠12には、第1図に示すように第1
取付け孔36と対向して上記小外形部分32が挿
通できる大きさの第2取付け孔38が穿設されて
いる。さらに、他方の主枠12におけるヒータ取
付け部には、第2取付け孔38の周囲に位置して
調理室15内に向けて突出する三つの第2取付け
片39が設けられているとともに、これら取付け
片39間に夫々位置される位置決め部40が設け
られている。しかも、第2取付け片39には上記
突起35が嵌合する孔41が夫々設けられてい
る。この主枠12のヒータ取付け部にはヒータ2
2の他端部が取付けられている。その取付けは、
他方の碍子25の小外形部分32を第2取付け孔
38に挿通させて、段部33を位置決め部40に
当接させ、かつ、それによつて調理室15内に位
置させた碍子25における大外形部分31の外面
に、第2取付け片39を当接させることによりな
されている。
取付け孔36と対向して上記小外形部分32が挿
通できる大きさの第2取付け孔38が穿設されて
いる。さらに、他方の主枠12におけるヒータ取
付け部には、第2取付け孔38の周囲に位置して
調理室15内に向けて突出する三つの第2取付け
片39が設けられているとともに、これら取付け
片39間に夫々位置される位置決め部40が設け
られている。しかも、第2取付け片39には上記
突起35が嵌合する孔41が夫々設けられてい
る。この主枠12のヒータ取付け部にはヒータ2
2の他端部が取付けられている。その取付けは、
他方の碍子25の小外形部分32を第2取付け孔
38に挿通させて、段部33を位置決め部40に
当接させ、かつ、それによつて調理室15内に位
置させた碍子25における大外形部分31の外面
に、第2取付け片39を当接させることによりな
されている。
ヒータ22の取付けは以下のようにしてなされ
る。つまり、ヒータ22は、その碍子25側を頭
にして第1取付け孔37を通して第1図中矢印方
向から主枠11に挿通させるとともに、引き続い
て碍子25の小外形部分32を主枠12の第2取
付け孔38に挿通させる。そうすると、碍子24
のパイプ支持部28が第1取付け孔36に挿通さ
れ、この碍子24のフランジ部29の固定孔30
に第1取付け片37が挿通されるとともに、この
フランジ部29が主枠11の外面に重なる。同時
に、碍子25の小外形部分32が主枠12の第2
取付け孔39に挿通されて、碍子25の段部33
が主枠12の位置決め部40に当接される。この
当接により、第4図に示すように位置決め部40
はたわんでヒータ22の軸方向位置を規制する。
さらに、第2取付け孔38への碍子25の小外形
部分32の挿通に伴つて、調理室15内に位置さ
れた碍子25の大外形部分31の外面には、主枠
12の第2取付け片39が撓みながら面接触状態
を形成して密に当接する。しかも、この大外形部
分31への第2取付け片39の当接と同時に、突
起35と孔41とが嵌合する。次に、以上の状態
において、碍子24の固定孔30を通つた第1取
付け片37を、フランジ部29に沿うように折曲
げる。以上の手順によつてヒータ22の主枠3,
4に対する取付けが完了する。
る。つまり、ヒータ22は、その碍子25側を頭
にして第1取付け孔37を通して第1図中矢印方
向から主枠11に挿通させるとともに、引き続い
て碍子25の小外形部分32を主枠12の第2取
付け孔38に挿通させる。そうすると、碍子24
のパイプ支持部28が第1取付け孔36に挿通さ
れ、この碍子24のフランジ部29の固定孔30
に第1取付け片37が挿通されるとともに、この
フランジ部29が主枠11の外面に重なる。同時
に、碍子25の小外形部分32が主枠12の第2
取付け孔39に挿通されて、碍子25の段部33
が主枠12の位置決め部40に当接される。この
当接により、第4図に示すように位置決め部40
はたわんでヒータ22の軸方向位置を規制する。
さらに、第2取付け孔38への碍子25の小外形
部分32の挿通に伴つて、調理室15内に位置さ
れた碍子25の大外形部分31の外面には、主枠
12の第2取付け片39が撓みながら面接触状態
を形成して密に当接する。しかも、この大外形部
分31への第2取付け片39の当接と同時に、突
起35と孔41とが嵌合する。次に、以上の状態
において、碍子24の固定孔30を通つた第1取
付け片37を、フランジ部29に沿うように折曲
げる。以上の手順によつてヒータ22の主枠3,
4に対する取付けが完了する。
そして、以上のようにして取付けられたヒータ
22は、その碍子25の段部33に当接された位
置決め部40によつて、軸方向の動き止めされる
とともに、碍子25の多角形をなした大外形部分
31の三面に当接された第2取付け片39によつ
て上下方向に支持される。このように軸方向と上
下方向との支持が別々になつているので、第2取
付け片39に対する負荷が少なくなる。したがつ
て、長期の使用における第2取付け片39のへた
りを防止できる。また、第2取付け片39によつ
てヒータ22にリード線を接続する際のヒータ2
2の回り止めもできる。
22は、その碍子25の段部33に当接された位
置決め部40によつて、軸方向の動き止めされる
とともに、碍子25の多角形をなした大外形部分
31の三面に当接された第2取付け片39によつ
て上下方向に支持される。このように軸方向と上
下方向との支持が別々になつているので、第2取
付け片39に対する負荷が少なくなる。したがつ
て、長期の使用における第2取付け片39のへた
りを防止できる。また、第2取付け片39によつ
てヒータ22にリード線を接続する際のヒータ2
2の回り止めもできる。
また、上記実施例では突起35と孔41とを嵌
合させているので、万が一ヒータ22のパイプ2
3が破損したとしても、突起35と孔41との嵌
合により割れた碍子25が落下することを防止で
きる。
合させているので、万が一ヒータ22のパイプ2
3が破損したとしても、突起35と孔41との嵌
合により割れた碍子25が落下することを防止で
きる。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案の実施に当つて碍子25の大外形部分
31は、三角、四角、五角、または八角等に形成
してもよく、そして、第2取付け片39は少なく
とも三つ設ければよいものである。
が、本考案の実施に当つて碍子25の大外形部分
31は、三角、四角、五角、または八角等に形成
してもよく、そして、第2取付け片39は少なく
とも三つ設ければよいものである。
以上説明した本考案によれば、第2取付け孔の
周囲に設けられて調理室内に突出する三つ以上の
第2取付け片を、上記第2取付け孔を挿通した碍
子における多角形をなす大外形部分の少なくとも
三つの面に夫々当接させて、ヒータを上下方向に
支持するとともに、上記第2取付け片間に位置さ
れる位置決め部と上記碍子の段部とを当接させ
て、ヒータを軸方向に支持する構成としたから、
第2取付け片のへたりが防止され、長期にわたつ
てヒータをがたつきなく支持できる。
周囲に設けられて調理室内に突出する三つ以上の
第2取付け片を、上記第2取付け孔を挿通した碍
子における多角形をなす大外形部分の少なくとも
三つの面に夫々当接させて、ヒータを上下方向に
支持するとともに、上記第2取付け片間に位置さ
れる位置決め部と上記碍子の段部とを当接させ
て、ヒータを軸方向に支持する構成としたから、
第2取付け片のへたりが防止され、長期にわたつ
てヒータをがたつきなく支持できる。
第1図から第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は分解斜視図、第2図はオーブントースタ
ーの一部を断面して示した正面図、第3図は第2
図中部の斜視図、第4図は同部の縦断面図で
ある。第5図および第6図は従来例を示し、第5
図はヒータ取付け部の縦断面図、第6図は分解斜
視図である。 11,12……主枠、15……調理室、22…
…ヒータ、24,25……碍子、29……フラン
ジ部、30……固定孔、21……大外形部分、3
2……小外形部分、33……段部、36……第1
取付け孔、37……第1取付け片、38……第2
取付け孔、39……第2取付け片、40……位置
決め部。
第1図は分解斜視図、第2図はオーブントースタ
ーの一部を断面して示した正面図、第3図は第2
図中部の斜視図、第4図は同部の縦断面図で
ある。第5図および第6図は従来例を示し、第5
図はヒータ取付け部の縦断面図、第6図は分解斜
視図である。 11,12……主枠、15……調理室、22…
…ヒータ、24,25……碍子、29……フラン
ジ部、30……固定孔、21……大外形部分、3
2……小外形部分、33……段部、36……第1
取付け孔、37……第1取付け片、38……第2
取付け孔、39……第2取付け片、40……位置
決め部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 調理室を画成する左右一対の主枠のうちの一方
に、第1取付け孔と、上記調理室外に突出する第
1取付け片とを夫々設けるとともに、 他方の主枠に、上記第1取付け孔と対向して第
2取付け孔と、この第2取付け孔の周囲に位置さ
れて上記調理室内に突出する三つ以上の第2取付
け片と、これら第2取付け片間に位置される位置
決め部とを夫々設け、 熱線透過式の管形ヒータの両端に夫々取付けら
れた碍子を上記両取付け孔に夫々挿通させ、 上記第1取付け孔を挿通した一方の碍子には上
記一方の主枠外面に重なるフランジ部を設けると
ともに、このフランジ部に上記第1取付け片が挿
通させて曲げられる固定孔を設け、 上記第2取付け孔を挿通した他方の碍子を、上
記位置決め部に当接する段部を境にして上記調理
室内に位置される大外形部分と、上記第2取付け
孔を挿通する小外形部分とから形成するととも
に、上記大外形部分を多角形とし、その少なくと
も三つの面に上記第2取付け片を夫々当接させた
ことを特徴とする調理器のヒータ取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3380788U JPH0521838Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3380788U JPH0521838Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01137093U JPH01137093U (ja) | 1989-09-19 |
JPH0521838Y2 true JPH0521838Y2 (ja) | 1993-06-04 |
Family
ID=31260511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3380788U Expired - Lifetime JPH0521838Y2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0521838Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP3380788U patent/JPH0521838Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01137093U (ja) | 1989-09-19 |
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