JPH0332891Y2 - - Google Patents
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- JPH0332891Y2 JPH0332891Y2 JP4039185U JP4039185U JPH0332891Y2 JP H0332891 Y2 JPH0332891 Y2 JP H0332891Y2 JP 4039185 U JP4039185 U JP 4039185U JP 4039185 U JP4039185 U JP 4039185U JP H0332891 Y2 JPH0332891 Y2 JP H0332891Y2
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Landscapes
- Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、オーブントースター等のように電気
ヒータを制御するタイマーを備えた調理器に関す
る。
ヒータを制御するタイマーを備えた調理器に関す
る。
従来の調理器の一例であるオーブントースター
が第8図および第9図に示されている。この図中
1は電気ヒータ2および焼き網3を内装した金属
製の内箱で、これは金属製の外箱4で覆われてい
る。そして、これら各箱1,4の前端部は金属製
の前枠5で繋がれており、この前枠5には内箱1
の前面開口を開閉する透明ガラス製の開閉扉6が
取付けられている。なお、7は扉取手、8は外箱
4に回動可能に取付けられたコ字形の持ち運び用
取手である。そして、外箱4の一方の側板4aの
内側には調理時間を定めるタイマー9が取付けら
れている。タイマー9は、図示しないタイマー機
構を内蔵して絶縁措置が施されたタイマー本体1
0の一側面に、設定された時間の経過を知らせる
呼び鈴11を取付け、かつ、上記本体10の他側
面に突出されたタイマー軸12にタイマー摘み1
3を取付けて形成されている。そして、このタイ
マー9は、第9図に示すように上記側板4aの外
側から螺挿されたねじ14により、側板4aの内
面に取付けられて、この側板4aと上記内箱1の
側板1aとの間にタイマー本体10および呼び鈴
11を配設して設けられている。
が第8図および第9図に示されている。この図中
1は電気ヒータ2および焼き網3を内装した金属
製の内箱で、これは金属製の外箱4で覆われてい
る。そして、これら各箱1,4の前端部は金属製
の前枠5で繋がれており、この前枠5には内箱1
の前面開口を開閉する透明ガラス製の開閉扉6が
取付けられている。なお、7は扉取手、8は外箱
4に回動可能に取付けられたコ字形の持ち運び用
取手である。そして、外箱4の一方の側板4aの
内側には調理時間を定めるタイマー9が取付けら
れている。タイマー9は、図示しないタイマー機
構を内蔵して絶縁措置が施されたタイマー本体1
0の一側面に、設定された時間の経過を知らせる
呼び鈴11を取付け、かつ、上記本体10の他側
面に突出されたタイマー軸12にタイマー摘み1
3を取付けて形成されている。そして、このタイ
マー9は、第9図に示すように上記側板4aの外
側から螺挿されたねじ14により、側板4aの内
面に取付けられて、この側板4aと上記内箱1の
側板1aとの間にタイマー本体10および呼び鈴
11を配設して設けられている。
ところで、上記従来のようなタイマー9の取付
け構造では、タイマー9を予め側板4aにねじ1
4止めしてから、内箱1と外箱4との連結を行な
い、かつ、この際に各箱1,4間においてリード
線の結線を行なうものである。
け構造では、タイマー9を予め側板4aにねじ1
4止めしてから、内箱1と外箱4との連結を行な
い、かつ、この際に各箱1,4間においてリード
線の結線を行なうものである。
この場合、タイマー9が予め側板4aに固定さ
れているから、タイマー9には2本のリード線が
必要であり、そして、電気ヒータ2部には一方の
ヒータ端子に接続されたリード線、および他方の
ヒータ端子に接続された他のリード線が必要であ
り、これら合計4本のリード線を結線するように
なつている。したがつて、従来の調理器では、リ
ード線の使用数が多く、かつ、それに伴つて結線
数も多くなり、製造価格を高める原因の一つとな
つている。
れているから、タイマー9には2本のリード線が
必要であり、そして、電気ヒータ2部には一方の
ヒータ端子に接続されたリード線、および他方の
ヒータ端子に接続された他のリード線が必要であ
り、これら合計4本のリード線を結線するように
なつている。したがつて、従来の調理器では、リ
ード線の使用数が多く、かつ、それに伴つて結線
数も多くなり、製造価格を高める原因の一つとな
つている。
本考案は、上記従来の問題点を解決することと
併せてタイマーの取付けを容易に行なえるように
するために、ヒータを制御するタイマーのタイマ
ー本体に一端が接続された2本のリード線の内の
一本を上記電気ヒータに直接接続し、上記タイマ
ーが配設される部分に絶縁材製のタイマーカバー
を取付け、このタイマーカバーには、上記タイマ
ーのタイマー本体が入る通孔に連ねてこの通孔よ
りも幅が狭い位置決め凹部を形成するとともに、
この凹部の両側に支持部を夫々形成し、かつ、上
記タイマーカバーには上記通孔より外側において
通孔と対向してタイマー固定部を形成し、上記タ
イマーが備える一対の係合突縁を上記支持部の外
面に係合させて、このタイマー本体を上記タイマ
ー固定部に外方からねじ止めした構成としたもの
である。
併せてタイマーの取付けを容易に行なえるように
するために、ヒータを制御するタイマーのタイマ
ー本体に一端が接続された2本のリード線の内の
一本を上記電気ヒータに直接接続し、上記タイマ
ーが配設される部分に絶縁材製のタイマーカバー
を取付け、このタイマーカバーには、上記タイマ
ーのタイマー本体が入る通孔に連ねてこの通孔よ
りも幅が狭い位置決め凹部を形成するとともに、
この凹部の両側に支持部を夫々形成し、かつ、上
記タイマーカバーには上記通孔より外側において
通孔と対向してタイマー固定部を形成し、上記タ
イマーが備える一対の係合突縁を上記支持部の外
面に係合させて、このタイマー本体を上記タイマ
ー固定部に外方からねじ止めした構成としたもの
である。
上記の構成によれば、タイマー本体に接続され
た2本のリード線の内の一本を電気ヒータの端子
に直接接続したことにより、タイマーと、電気ヒ
ータと、電源コードの3者を接続するのに必要と
するリード線の使用本数および結線数を減らすこ
とができるとともに、製造価格を下げることがで
きるものである。そして、組立て前において上記
電気ヒータに直接接続されたリード線を介してぶ
ら下がつているタイマー本体は、タイマーが配設
される部分に取付けたタイマーカバーのタイマー
固定部に外方からねじ止めされるが、その際にお
いてタイマー本体はタイマーカバーの通孔に入れ
られるとともに、このカバーの位置決め凹部に嵌
合して位置決めされるから、ねじ受けとねじ通孔
との位置決めが容易である。これとともに、上記
の位置決めと同時にタイマー本体の係合突縁がタ
イマーカバーの支持部外面に係合されるから、こ
の係合により上記ねじの締付けの際に作用する押
付け力でタイマー本体が内方に向けてタイマーカ
バーから抜けて外れてしまうことを防止してねじ
締めを行なうことができる。したがつて、タイマ
ー配設部分に取付けたタイマーカバーに対して外
方からタイマーを容易に取付けることができる。
た2本のリード線の内の一本を電気ヒータの端子
に直接接続したことにより、タイマーと、電気ヒ
ータと、電源コードの3者を接続するのに必要と
するリード線の使用本数および結線数を減らすこ
とができるとともに、製造価格を下げることがで
きるものである。そして、組立て前において上記
電気ヒータに直接接続されたリード線を介してぶ
ら下がつているタイマー本体は、タイマーが配設
される部分に取付けたタイマーカバーのタイマー
固定部に外方からねじ止めされるが、その際にお
いてタイマー本体はタイマーカバーの通孔に入れ
られるとともに、このカバーの位置決め凹部に嵌
合して位置決めされるから、ねじ受けとねじ通孔
との位置決めが容易である。これとともに、上記
の位置決めと同時にタイマー本体の係合突縁がタ
イマーカバーの支持部外面に係合されるから、こ
の係合により上記ねじの締付けの際に作用する押
付け力でタイマー本体が内方に向けてタイマーカ
バーから抜けて外れてしまうことを防止してねじ
締めを行なうことができる。したがつて、タイマ
ー配設部分に取付けたタイマーカバーに対して外
方からタイマーを容易に取付けることができる。
以下、第1図から第7図に示す一実施例を説明
する。なお、この実施例に係る調理器はオーブン
トースターである。
する。なお、この実施例に係る調理器はオーブン
トースターである。
図中21は内部空間が調理室21aとして用い
られる内箱で、その前面は開口されている。この
内箱21は、いずれも板金からなる左右一対の側
板22、底板23、反射板24,25とを組合せ
て形成されている。つまり、底板23は一対の側
板22の下部間を連結して設けられている。ま
た、反射板24は底板23の前縁に重ねられてい
るともに一対の側板22の前部下側を連結して設
けられている。さらに、遮熱用の反射板25は一
対の側板22の上部および後部を連結して設けら
れていて、その下端縁は水平状となつて上記底板
23の後端に連なつている。
られる内箱で、その前面は開口されている。この
内箱21は、いずれも板金からなる左右一対の側
板22、底板23、反射板24,25とを組合せ
て形成されている。つまり、底板23は一対の側
板22の下部間を連結して設けられている。ま
た、反射板24は底板23の前縁に重ねられてい
るともに一対の側板22の前部下側を連結して設
けられている。さらに、遮熱用の反射板25は一
対の側板22の上部および後部を連結して設けら
れていて、その下端縁は水平状となつて上記底板
23の後端に連なつている。
この内箱21内の例えば上部と下部には電気ヒ
ータ26が夫々設けられている。本実施例では電
気ヒータ26として直管形の石英管に抵抗発熱線
を内蔵したものを使用し、これは碍子27を介し
て左右一対の側板22にわたつて横架されてい
る。なお、第5図中28は一対の電気ヒータ26
を直列に接続した帯状の導電板を示している。
ータ26が夫々設けられている。本実施例では電
気ヒータ26として直管形の石英管に抵抗発熱線
を内蔵したものを使用し、これは碍子27を介し
て左右一対の側板22にわたつて横架されてい
る。なお、第5図中28は一対の電気ヒータ26
を直列に接続した帯状の導電板を示している。
さらに、内箱21には上下の電気ヒータ26間
において金属製の焼き網29が収納されている。
焼き網29は、一対の側板22の後部に前後方向
に沿つて設けた細長いガイド孔30、および側板
22の前部内面に突設した金属製のガイド軸31
を案内として前後方向に沿つて移動自在に設けら
れている。
において金属製の焼き網29が収納されている。
焼き網29は、一対の側板22の後部に前後方向
に沿つて設けた細長いガイド孔30、および側板
22の前部内面に突設した金属製のガイド軸31
を案内として前後方向に沿つて移動自在に設けら
れている。
内箱21の前面には外側部32に内側部33を
一体に連ねてなる前枠34が取付けられている。
この前枠34は、例えば内側部33の左右両側部
位の先端に一体の突設した上下の係止爪(図示し
ない)を上記側板22の前端外向き縁部35に設
けた上下の係止孔(図示しない)に係合させると
ともに、内側部33の下側部位に設けた係止爪3
6を、上記反射板24に設けた図示しない係止孔
に係合させ、かつ、上記外側部32の下側部位を
反射板24の下面にねじ37で止めることによ
り、上記内箱21の前面に固定されている。
一体に連ねてなる前枠34が取付けられている。
この前枠34は、例えば内側部33の左右両側部
位の先端に一体の突設した上下の係止爪(図示し
ない)を上記側板22の前端外向き縁部35に設
けた上下の係止孔(図示しない)に係合させると
ともに、内側部33の下側部位に設けた係止爪3
6を、上記反射板24に設けた図示しない係止孔
に係合させ、かつ、上記外側部32の下側部位を
反射板24の下面にねじ37で止めることによ
り、上記内箱21の前面に固定されている。
この前枠34には内箱21の前面開口を開閉す
る開閉扉38が、前枠32の下側部位を支点とし
て回動自在に取付けられている。開閉扉38と上
記焼き網29の摺動部29aとは、上記側板22
の前端外向き縁部22aに夫々設けた図示しない
縦長孔を貫通した左右一対の金属製レバー39を
介して接続されており、レバー39はコイルバネ
40で常に後向きに付勢されている。したがつ
て、この開閉扉38の開閉に連動して上記焼き網
29が前後に移動されるようになつている。
る開閉扉38が、前枠32の下側部位を支点とし
て回動自在に取付けられている。開閉扉38と上
記焼き網29の摺動部29aとは、上記側板22
の前端外向き縁部22aに夫々設けた図示しない
縦長孔を貫通した左右一対の金属製レバー39を
介して接続されており、レバー39はコイルバネ
40で常に後向きに付勢されている。したがつ
て、この開閉扉38の開閉に連動して上記焼き網
29が前後に移動されるようになつている。
上記内箱21は外箱41で覆われている。本実
施例の外箱41は、いずれも板金製の外箱ケース
42と、外箱後板43とから形成されている。な
お、内箱21、前枠34、および外箱41によつ
て調理器本体44が構成されている。
施例の外箱41は、いずれも板金製の外箱ケース
42と、外箱後板43とから形成されている。な
お、内箱21、前枠34、および外箱41によつ
て調理器本体44が構成されている。
外箱ケース42は、上記反射板25の上面を覆
う天板部42aの両側に、上記側板22を覆う側
板部42bを一体に設けて略コ字形に形成されて
いる。この外箱ケース42は、その前側の嵌合縁
45を上記前枠34の外側部32の内側に嵌合さ
せるとともに、左右側板部42bの下端折曲げ部
を上記内箱21の左右側板22の下端折曲げ縁2
2bに重ねて、ねじ止めすることによつて内箱2
1を覆つて取付けられている。
う天板部42aの両側に、上記側板22を覆う側
板部42bを一体に設けて略コ字形に形成されて
いる。この外箱ケース42は、その前側の嵌合縁
45を上記前枠34の外側部32の内側に嵌合さ
せるとともに、左右側板部42bの下端折曲げ部
を上記内箱21の左右側板22の下端折曲げ縁2
2bに重ねて、ねじ止めすることによつて内箱2
1を覆つて取付けられている。
上記外箱後板43は外箱ケース42の後部嵌合
縁46に嵌合して設けられ、上記側板22の後端
折曲げ縁22cにねじ(図示しない)止めされて
いる。この後板43には電源コード47が巻き掛
けられる一対のコード掛け48がねじ止めされて
いるとともに、放熱孔49が設けられている。上
記電源コード47は後述するタイマーが取付けら
れる一方の側板部42bを貫通して設けられてい
る。さらに、外箱41の天板部42aには耐熱合
成樹脂にガラス粉末を混ぜた材料で成形した持ち
運び用取手50を上方に突出させてねじ51等で
固定してある。
縁46に嵌合して設けられ、上記側板22の後端
折曲げ縁22cにねじ(図示しない)止めされて
いる。この後板43には電源コード47が巻き掛
けられる一対のコード掛け48がねじ止めされて
いるとともに、放熱孔49が設けられている。上
記電源コード47は後述するタイマーが取付けら
れる一方の側板部42bを貫通して設けられてい
る。さらに、外箱41の天板部42aには耐熱合
成樹脂にガラス粉末を混ぜた材料で成形した持ち
運び用取手50を上方に突出させてねじ51等で
固定してある。
また、タイマー配設部分たる上記外箱41の一
方の側板部42bには上記電気ヒータ26への通
電時間を制御するタイマー52が取付けられてい
る。タイマー52は従来一般的に使用されている
もので、第3図および第4図に示すように形成さ
れている。つまり、図示しないタイマー機構を内
蔵して絶縁措置が施されたタイマー本体53の一
側面に、設定された時間の経過を知らせる呼び鈴
54を取付け、かつ、上記本体53の他側面に突
出されたタイマー軸55にタイマー摘み56を着
脱可能に取付けて形成されている。そして、タイ
マー本体53は、その絶縁樹脂を囲む金属ケース
の両側部に外側方向に延出する係合突縁57を有
しているとともに、上記絶縁樹脂から突出する一
対のタイマー端子58を有している。各タイマー
端子58には夫々リード線59が接続されてい
る。さらに、タイマー本体53には複数のねじ受
け60を有した金属製のねじ受け板61が取付け
られている。なお、上記タイマー摘み56は合成
樹脂製であつて、外周面に調理目盛り62を設け
た円環状部分63と、この部分63に一体に連な
り例えば円環状部分63よりも小径をなす操作部
64とから形成されている。
方の側板部42bには上記電気ヒータ26への通
電時間を制御するタイマー52が取付けられてい
る。タイマー52は従来一般的に使用されている
もので、第3図および第4図に示すように形成さ
れている。つまり、図示しないタイマー機構を内
蔵して絶縁措置が施されたタイマー本体53の一
側面に、設定された時間の経過を知らせる呼び鈴
54を取付け、かつ、上記本体53の他側面に突
出されたタイマー軸55にタイマー摘み56を着
脱可能に取付けて形成されている。そして、タイ
マー本体53は、その絶縁樹脂を囲む金属ケース
の両側部に外側方向に延出する係合突縁57を有
しているとともに、上記絶縁樹脂から突出する一
対のタイマー端子58を有している。各タイマー
端子58には夫々リード線59が接続されてい
る。さらに、タイマー本体53には複数のねじ受
け60を有した金属製のねじ受け板61が取付け
られている。なお、上記タイマー摘み56は合成
樹脂製であつて、外周面に調理目盛り62を設け
た円環状部分63と、この部分63に一体に連な
り例えば円環状部分63よりも小径をなす操作部
64とから形成されている。
このタイマー52は調理器の組立てにおいて外
箱41と内箱21を連結する段階では、内箱21
の側板22外面に上記2本のリード線59のうち
の一方のリード線を介してぶら下げられている。
そして、上記電気ヒータ26と、電源コード47
と、タイマー52の3者にわたる電気配線は、一
方のタイマー端子58と上側の電気ヒータ26と
を接続してタイマー52をぶら下げる上記一方の
リード線59と、他方のタイマー端子58と電源
コード47を接続する他方のリード線59と、下
側の電気ヒータ26と電源コード47とを接続す
る図示しない電源リード線の合計3本でなされて
いる。
箱41と内箱21を連結する段階では、内箱21
の側板22外面に上記2本のリード線59のうち
の一方のリード線を介してぶら下げられている。
そして、上記電気ヒータ26と、電源コード47
と、タイマー52の3者にわたる電気配線は、一
方のタイマー端子58と上側の電気ヒータ26と
を接続してタイマー52をぶら下げる上記一方の
リード線59と、他方のタイマー端子58と電源
コード47を接続する他方のリード線59と、下
側の電気ヒータ26と電源コード47とを接続す
る図示しない電源リード線の合計3本でなされて
いる。
そして、上記タイマー52の側板部42bへの
取付けは合成樹脂等の絶縁材製のタイマカバー6
5を介してなされている。つまり、以下詳しく説
明するに、まず、タイマカバー65の構造につい
て述べれば、第1図、第2図および第4図に示す
ようにタイマーカバー65は、上記タイマー本体
53よりも大形であつて、この本体53が入る通
孔66を有しているとともに、この通孔66に連
ねて通孔66よりも幅が狭い位置決め凹部67を
有している。位置決め凹部67の幅Aはタイマー
本体53の幅Bより僅かに大きく形成されている
とともに、この凹部67の両側には、上記通孔6
6および凹部67の各一部を画する支持部68が
夫々形成されている。さらに、タイマーカバー6
5には通孔66と対向するタイマー固定部69が
形成され、この固定部69には複数のねじ通孔7
0が設けられている。
取付けは合成樹脂等の絶縁材製のタイマカバー6
5を介してなされている。つまり、以下詳しく説
明するに、まず、タイマカバー65の構造につい
て述べれば、第1図、第2図および第4図に示す
ようにタイマーカバー65は、上記タイマー本体
53よりも大形であつて、この本体53が入る通
孔66を有しているとともに、この通孔66に連
ねて通孔66よりも幅が狭い位置決め凹部67を
有している。位置決め凹部67の幅Aはタイマー
本体53の幅Bより僅かに大きく形成されている
とともに、この凹部67の両側には、上記通孔6
6および凹部67の各一部を画する支持部68が
夫々形成されている。さらに、タイマーカバー6
5には通孔66と対向するタイマー固定部69が
形成され、この固定部69には複数のねじ通孔7
0が設けられている。
なお、本実施例のタイマーカバー65は以上の
構造の他かに、タイマー端子58の先端側を覆つ
て上記側板部42bとの間に絶縁性をより高める
絶縁部71を一体に有しているとともに、タイマ
ー端子58の上記タイマー摘み56側を覆う端子
カバー部72を一体に有している。この端子カバ
ー部72により、タイマー摘み56が取外された
場合においてもタイマー端子58が露出されて、
端子58に手等が接触することを妨げて安全性を
確保できるようになつている。さらに、タイマカ
バー65は上記タイマー摘み56の調理目盛り6
2が設けられた円環状部分63を覆い隠す摘みカ
バー部73を有しているとともに、このカバー部
73の前側には調理目盛り62を数目盛りを露出
させる表示部74が形成されている。この表示部
74は孔または切欠きからなる。また、表示部7
4の中央部には目盛り指示突起75が一体に形成
されている。
構造の他かに、タイマー端子58の先端側を覆つ
て上記側板部42bとの間に絶縁性をより高める
絶縁部71を一体に有しているとともに、タイマ
ー端子58の上記タイマー摘み56側を覆う端子
カバー部72を一体に有している。この端子カバ
ー部72により、タイマー摘み56が取外された
場合においてもタイマー端子58が露出されて、
端子58に手等が接触することを妨げて安全性を
確保できるようになつている。さらに、タイマカ
バー65は上記タイマー摘み56の調理目盛り6
2が設けられた円環状部分63を覆い隠す摘みカ
バー部73を有しているとともに、このカバー部
73の前側には調理目盛り62を数目盛りを露出
させる表示部74が形成されている。この表示部
74は孔または切欠きからなる。また、表示部7
4の中央部には目盛り指示突起75が一体に形成
されている。
以上の構造をなすタイマーカバー65は第4図
に示すように側板42bに形成した凹部42cの
外面にねじ76により着脱可能に取付けられてい
る。そして、このタイマーカバー65には上記タ
イマー本体53がねじ77で取付けてある。
に示すように側板42bに形成した凹部42cの
外面にねじ76により着脱可能に取付けられてい
る。そして、このタイマーカバー65には上記タ
イマー本体53がねじ77で取付けてある。
このタイマー52の取付けは外箱41の内箱2
1への連結の際になされるものであつて、その作
業手順は次の通りである。つまり、予めタイマー
カバー65を側板部42bの外面にねじ76で取
付けた外箱41を内箱21に被せる際に、まず、
上記内箱21の側板22の外面にリード線59を
介してぶらがつているタイマー本体53を、タイ
マーカバー65の通孔66に通して内部に収納す
る。この時にタイマー本体53の一対の係合突縁
57をタイマーカバー65に形成した一対の支持
部68の外面に夫々係合させるとともに、タイマ
ー本体53の一部を位置決め凹部67に嵌合す
る。これにより、タイマー固定部69のねじ通孔
70とタイマー本体53に取付けたねじ受け板6
1のねじ受け60とが丁度対向して位置決めされ
る。この状態で、ねじ77を外方からねじ通孔7
0を通してねじ受け60にねじ込んでタイマー本
体53をタイマーカバー65に取付ける。この
時、タイマー本体53は上記支持部68との係合
により支えられるので、上記のねじ締めに伴つて
内方に外れることが防止される。したがつて、上
記側板22と側板部42b間の狭い間隔内にタイ
マー52用の支えを特別に挿入することなく、上
記ねじ77の締付けを行なうことができる。
1への連結の際になされるものであつて、その作
業手順は次の通りである。つまり、予めタイマー
カバー65を側板部42bの外面にねじ76で取
付けた外箱41を内箱21に被せる際に、まず、
上記内箱21の側板22の外面にリード線59を
介してぶらがつているタイマー本体53を、タイ
マーカバー65の通孔66に通して内部に収納す
る。この時にタイマー本体53の一対の係合突縁
57をタイマーカバー65に形成した一対の支持
部68の外面に夫々係合させるとともに、タイマ
ー本体53の一部を位置決め凹部67に嵌合す
る。これにより、タイマー固定部69のねじ通孔
70とタイマー本体53に取付けたねじ受け板6
1のねじ受け60とが丁度対向して位置決めされ
る。この状態で、ねじ77を外方からねじ通孔7
0を通してねじ受け60にねじ込んでタイマー本
体53をタイマーカバー65に取付ける。この
時、タイマー本体53は上記支持部68との係合
により支えられるので、上記のねじ締めに伴つて
内方に外れることが防止される。したがつて、上
記側板22と側板部42b間の狭い間隔内にタイ
マー52用の支えを特別に挿入することなく、上
記ねじ77の締付けを行なうことができる。
そして、以上のタイマー取付け作業によれば、
タイマー本体53をタイマーカバー65に位置決
めすること以外の作業は、全て各箱21,41の
側板22と側板部42bとの間で行なうことな
く、外方から行なうことができる。そして、この
ことと相まつて、既に述べたようなタイマー本体
53の位置決めとねじ締め時の内方への逃げ防止
を得てねじ締めを行なえるから、容易にタイマー
52を取付けることとができる。さらに、電気ヒ
ータ26と、電源コード47と、タイマー52の
3者の結線は、3本のリード線を用いるだけで済
むので、リード線の使用数および結線数を減らし
て、製造価格を下げることができる。
タイマー本体53をタイマーカバー65に位置決
めすること以外の作業は、全て各箱21,41の
側板22と側板部42bとの間で行なうことな
く、外方から行なうことができる。そして、この
ことと相まつて、既に述べたようなタイマー本体
53の位置決めとねじ締め時の内方への逃げ防止
を得てねじ締めを行なえるから、容易にタイマー
52を取付けることとができる。さらに、電気ヒ
ータ26と、電源コード47と、タイマー52の
3者の結線は、3本のリード線を用いるだけで済
むので、リード線の使用数および結線数を減らし
て、製造価格を下げることができる。
なお、本実施例のタイマー52の取付け構造に
よれば、タイマー52と、電気ヒータ26と、電
源コード47の3者の結線は、内箱21と外箱4
1の側板22と側板部42bとの間の狭い間隔内
で行なう面倒さがなく、タイマーカバー65を取
付ける前の内箱21に対して作業空間が制約され
ない状態で行なえるので、容易に行なうことがで
きる。しかも、外箱41の外面に取付けたタイマ
ーカバー65内にタイマー本体53を取付けたこ
とによつて、タイマー本体53を上記側板部42
bを貫通して配設できるから、内箱21の側板2
2から十分な熱絶縁距離を確保してタイマー52
のタイマー本体53を配設できる。このため、タ
イマー52の上記配置に拘らず外箱41の側板部
42bを内箱21の側板22に近ずけて、これら
間の間隔幅を狭めることができる。つまり、調理
器の横幅を小さくでき、小形で低価格で製造でき
る。さらに、以上のようにタイマー本体53は外
箱41の外部側に配設されるから、この本体53
からの外部への放熱性がよくなり、タイマー本体
の温度上昇を低く押えることができる。そして、
このことと相まつて、タイマーカバー65によつ
てタイマー52のタイマー端子58は外箱41の
側板42bから絶縁されているので、タイマー5
2の絶縁性を向上してより安全に使用できる。
よれば、タイマー52と、電気ヒータ26と、電
源コード47の3者の結線は、内箱21と外箱4
1の側板22と側板部42bとの間の狭い間隔内
で行なう面倒さがなく、タイマーカバー65を取
付ける前の内箱21に対して作業空間が制約され
ない状態で行なえるので、容易に行なうことがで
きる。しかも、外箱41の外面に取付けたタイマ
ーカバー65内にタイマー本体53を取付けたこ
とによつて、タイマー本体53を上記側板部42
bを貫通して配設できるから、内箱21の側板2
2から十分な熱絶縁距離を確保してタイマー52
のタイマー本体53を配設できる。このため、タ
イマー52の上記配置に拘らず外箱41の側板部
42bを内箱21の側板22に近ずけて、これら
間の間隔幅を狭めることができる。つまり、調理
器の横幅を小さくでき、小形で低価格で製造でき
る。さらに、以上のようにタイマー本体53は外
箱41の外部側に配設されるから、この本体53
からの外部への放熱性がよくなり、タイマー本体
の温度上昇を低く押えることができる。そして、
このことと相まつて、タイマーカバー65によつ
てタイマー52のタイマー端子58は外箱41の
側板42bから絶縁されているので、タイマー5
2の絶縁性を向上してより安全に使用できる。
なお、上記一実施例は以上のようにしたが、本
考案はオーブントースター以外の調理器にも適用
できる。
考案はオーブントースター以外の調理器にも適用
できる。
その他、本考案の実施に当つては、考案の要旨
に反しない限り、電気ヒータ、タイマー、タイマ
ー本体、係合突縁、タイマーカバー、通孔、位置
決め凹部、支持部、タイマー固定部等の具体的な
構造、形状、位置、材質等は、上記一実施例に制
約されるものではなく、種々の態様に構成して実
施できることは勿論である。
に反しない限り、電気ヒータ、タイマー、タイマ
ー本体、係合突縁、タイマーカバー、通孔、位置
決め凹部、支持部、タイマー固定部等の具体的な
構造、形状、位置、材質等は、上記一実施例に制
約されるものではなく、種々の態様に構成して実
施できることは勿論である。
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、リード線の使用数およ
び結線数を減らして製造価格を下げることができ
るとともに、ねじによるタイマーの取付けを容易
化できる等の効果を有する。
旨とする本考案によれば、リード線の使用数およ
び結線数を減らして製造価格を下げることができ
るとともに、ねじによるタイマーの取付けを容易
化できる等の効果を有する。
第1図から第7図は本考案の一実施例を示し、
第1図はタイマー摘みを取外して示すタイマー部
の正面図、第2図はタイマーカバーの正面図、第
3図はタイマーの正面図、第4図は一部を略断面
して示す平面図、第5図は一部を略断面して示す
正面図、第6図は側面図、第7図は略縦断側面図
である。第8図は従来の調理器の斜視図、第9図
は第8図中Z−Z線に沿う断面図である。 26……電気ヒータ、42b……タイマーが配
設される部分(側板部)、52……タイマー、5
3……タイマー本体、57……係合突縁、59…
…リード線、65……タイマーカバー、66……
通孔、67……位置決め凹部、68……支持部、
77……ねじ。
第1図はタイマー摘みを取外して示すタイマー部
の正面図、第2図はタイマーカバーの正面図、第
3図はタイマーの正面図、第4図は一部を略断面
して示す平面図、第5図は一部を略断面して示す
正面図、第6図は側面図、第7図は略縦断側面図
である。第8図は従来の調理器の斜視図、第9図
は第8図中Z−Z線に沿う断面図である。 26……電気ヒータ、42b……タイマーが配
設される部分(側板部)、52……タイマー、5
3……タイマー本体、57……係合突縁、59…
…リード線、65……タイマーカバー、66……
通孔、67……位置決め凹部、68……支持部、
77……ねじ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電気ヒータを制御するタイマーを備えた調理器
において、 上記タイマーのタイマー本体に一端が接続され
た2本のリード線の内の一本を上記電気ヒータに
直接接続し、上記タイマーが配設される部分に絶
縁材製のタイマーカバーを取付け、このタイマー
カバーには、上記タイマーのタイマー本体が入る
通孔に連ねてこの通孔よりも幅が狭い位置決め凹
部を形成するとともに、この凹部の両側に支持部
を夫々形成し、かつ、上記タイマーカバーには上
記通孔より外側において通孔と対向してタイマー
固定部を形成し、上記タイマーが備える一対の係
合突縁を上記支持部の外面に係合させて、このタ
イマー本体を上記タイマー固定部に外方からねじ
止めしたことを特徴とする調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039185U JPH0332891Y2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4039185U JPH0332891Y2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61123310U JPS61123310U (ja) | 1986-08-04 |
JPH0332891Y2 true JPH0332891Y2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=30549236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4039185U Expired JPH0332891Y2 (ja) | 1985-03-20 | 1985-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332891Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5575705B2 (ja) * | 2011-06-10 | 2014-08-20 | リンナイ株式会社 | 操作摘み |
-
1985
- 1985-03-20 JP JP4039185U patent/JPH0332891Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61123310U (ja) | 1986-08-04 |
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