JPH0357709B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0357709B2
JPH0357709B2 JP2335684A JP2335684A JPH0357709B2 JP H0357709 B2 JPH0357709 B2 JP H0357709B2 JP 2335684 A JP2335684 A JP 2335684A JP 2335684 A JP2335684 A JP 2335684A JP H0357709 B2 JPH0357709 B2 JP H0357709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
switching transistor
switching
winding
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2335684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60170465A (ja
Inventor
Nobuyoshi Nagakata
Katsumi Tabuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2335684A priority Critical patent/JPS60170465A/ja
Publication of JPS60170465A publication Critical patent/JPS60170465A/ja
Publication of JPH0357709B2 publication Critical patent/JPH0357709B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/338Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only in a self-oscillating arrangement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子複写機のコロナ放電器に高電圧
を供給する自励発振式高圧スイツチング電源装置
に関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、電子複写機の普及およびパーソナル化に
伴ない、電子複写機の小型化・高効率化・低価格
化が進んでいる。電子複写機は、複数のコロナ帯
電器に高電圧を印加して複写プロセスを構成して
おり、コロナ帯電器に高電圧を供給する高圧電源
装置も複数個あるいは複合一体化されたものが電
子複写機内部に組み込まれて使用される。このた
め、高圧電源装置においても小型化、高効率化、
低価格化が強く要求されている。
上記の要求に伴なつて高圧電源装置も商用電源
を利用した比較的大型で効率が悪く重い鉄共振ト
ランス式高圧電源装置から、高周波駆動によりト
ランス及び高圧整流回路部品が小型化でき、高効
率化が可能な高圧スイツチング電源装置が主流と
なつてきた。特に、高圧スイツチング電源装置の
価格を安価にするためには、発振回路の構成が簡
単な自励発振式高圧スイツチング電源装置が最も
有利な方式である。
以下、図面を参照しながら、上述したような従
来の自励発振式高圧スイツチング電源装置につい
て説明を行う。
第1図は従来の自励発振式高圧スイツチング電
源装置の回路構成を示すものである。第1図にお
いて、1は入力電圧を供給する直流低圧電源、2
は一次側巻線に印加される電圧を高電圧に昇圧す
るスイツチングトランスで、一次側巻線として入
力巻線21及びバイアス巻線22を有し、二次側
巻線として高圧出力巻線23を有する。3はコレ
クタが入力巻線21を介して直流低圧電源1の正
電極に接続され、エミツタが直流低圧電源1の負
電極に接続されておりオンオフをくり返すスイツ
チングトランジスタである。4は直流低圧電源1
の正電極とスイツチングトランジスタ3のベース
に直列に接続され発振開始の起動電流を同ベース
に供給する抵抗、5はカソードをスイツチングト
ランジスタ3のベースに、アノードを同エミツタ
に接続し、同ベース電圧が一定電圧以上の負電圧
にバイアスされるのを防止するダイオードであ
る。6はバイアス巻線22の一端に接続され、バ
イアス巻線22に誘起する誘起電圧によるベース
電流を制御する調節抵抗である。
7は一端を調節抵抗6、他端をスイツチングト
ランジスタ3のベースに接続し、ベース電流を
徐々に減少させるコンデンサである。8は高圧出
力巻線23と出力端子間に接続され誘起する高電
圧を直流高電圧に変換する整流回路である。な
お、スイツチングトランジスタ3のコレクタに流
れる電流をコレクタ電流IC、同コレクタ・エミツ
タ間電圧をVCE、同ベースに流れるベース電流を
IB、同ベース・エミツタ間電圧をVBEとする。
以上のように構成された従来例について、以下
その動作について第1図、第2図、第3図、第4
図をもちいて説明する。
直流低圧電源1の正電極より供給された直流電
圧は、抵抗4を介して微少な起動電流がスイツチ
ングトランジスタ3のベースに流れる。この電流
によつてスイツチングトランジスタ3のコレクタ
電流ICが流れコレクタ・エミツタ間電圧VCEが低
下すると、スイツチングトランス2の入力巻線2
1に電圧が印加されたことになり、この電圧に比
例した誘起電圧が同バイアス巻線22に発生す
る。この誘起電圧は、調節抵抗6、コンデンサ7
を介してさらにスイツチングトランジスタ3のベ
ースに帰還電流を供給しベース電流IBを増加させ
るためスイツチングトランジスタ3はオン状態と
なり、オン期間が始まる。オン期間では、入力巻
線21に流れる電流はリンギングをしながらほぼ
直線的に増加してスイツチングトランス2を励磁
するが、スイツチングトランジスタ3のベース電
流IBは調節抵抗6、コンデンサ7により制限され
徐々に減少するため、入力巻線21に流れる電流
すなわち、コレクタ電流ICは、IC=HFE×IB
(HFEはスイツチングトランジスタ3の電流増幅
率)で決まる値で飽和するため、バイアス巻線2
2の誘起電圧はなくなりスイツチングトランジス
タ3はオフ状態となりオフ期間が始まる。オフ期
間では、バイアス巻線22の誘起電圧はスイツチ
ングトランジスタ3のベースを負電位に逆バイア
スするため、スイツチングトランス2の励磁エネ
ルギーが高圧出力巻線23から高電圧出力VOUT
として放出されるまでオフ期間が持続する。
スイツチングトランス2の励磁エネルギーがす
べて放出されると、急激にバイアス巻線22の誘
起電圧は消滅するが、スイツチングトランス2の
もれインダクタンスと分布容量によりスイツチン
グトランジスタ3のベースを順バイアスする方向
にリンギング電圧(キツク電圧とも言う。)が発
生して、再びスイツチングトランジスタ3をオン
させる。
その後前述したオンオフ動作をくり返して、ス
イツチングトランジスタ3は発振を続けて高電圧
を発生させる。
スイツチングトランジスタ3の動作波形を第2
図a,bに、スイツチングトランス2の等価回路
とオン期間の動作波形について第3図、第4図
a,b,c,d,eに示す。第2図aのAはコレ
クタ電流IC、Bはコレクタ・エミツタ間電圧VCE
Cはターンオンロス、Dはターンオフロスを示
し、第2図bのEはベース電流IB、Fはベース・
エミツタ間電圧VBEを示す。スイツチングトラン
ジスタ3のスイツチング損失は、スイツチングト
ランジスタ3がオフ状態からオン状態に移行する
ターンオン時の損失、すなわちターンオンロスC
とオン状態からオフ状態に移行するターンオフ時
の損失、すなわちターンオフロスDが大半を占め
ており、特に高圧スイツチング電源装置では第2
図aに示すようにターンオン時に過大なコレクタ
電流ICが流れるため、ターンオンロスは非常に大
きくなる。これはスイツチングトランス2の高圧
出力巻線23が、入力巻線21に印加された低電
圧を高電圧に変換するため非常に多い巻線数を必
要とし、これにより第3図に示す高圧出力巻線間
容量32及び一次側巻線と二次側巻線間に生じる
一次二次巻線間容量31が大きなものとなる。こ
れらは、一般に分布容量と呼ばれる。第4図aは
スイツチングトランス2を一次側に変換した等価
回路で、高圧出力巻線間容量の一次変換容量33
及び一次二次巻線間容量の一次変換容量34であ
り、一次変換された容量は入力巻線21と高圧出
力巻線23の巻き数比の2乗倍となる。この場合
(高圧出力巻線数/入力巻線数)2倍であり、高圧出力
巻線数が 非常に多いため一次変換容量は非常に大きな値と
なることがわかる。さらにスイツチングトランジ
スタ3のコレクタ電流ICは入力巻線21のインダ
クタンス成分に流れる電流IL′(第4図dに示す
波形)と一次変換容量33,34に流れるインラ
ツシユ的な電流IC′(第4図cに示す波形)の合
成であり、ターンオン時の印加電圧V′(第4図b
に示す波形)により第4図eに示す電流波形とな
ることがわかる。これは第2図aに示すコレクタ
電流IC波形と同様である。オン期間のコレクタ電
流IC波形がリンギングしているのは、リーケージ
インダクタンク24と一次変換容量33,34の
共振によるもので、電流IC′のインラツシユ電流
が大きい程リンギングの振幅は大きなものとなる
ことが一般的に知られている。
スイツチングトランジスタ3のスイツチングロ
スは、電源効率を低下させ放熱器を大形化させ
る。ターンオン時のコレクタ電流ICのピーク値の
増加は、大容量のスイツチングトランジスタ3を
必要とするためコストupとなる。コレクタ電流IC
のリンギング振幅の増大は、ターンオフ動作を不
安定にさせ高圧出力電圧VOUTを安定化させる場
合の制御特性に著しい悪影響を与える。ターンオ
フロスは近年のスイツチングトランジスタの高速
化に伴ない著しく減少しており、ターンオンロス
をいかに減少させるかが大きな課題となつてい
る。
ターンオンロスを減少させる従来の方法は、第
5図に示すようにスイツチングトランス2の2次
側高圧出力巻線23の巻線途中に整流ダイオード
25を複数個接続することにより、高圧出力巻線
間容量32を分割して分布容量を減少させ、ター
ンオン時のスイツチングトランジスタ3のコレク
タ電流ICを減少させ、ターンオンロスを減少させ
ている。しかしこの方法では、スイツチングトラ
ンス2の構造が複雑となり形状が大型化し部品点
数も増加するなどデメリツトが多いだけでなく、
一次二次巻線間容量31は減少しないため十分な
効果が期待できない。
発明の目的 本発明は上記欠点に鑑み、スイツチングトラン
ジスタのターンオンロスを減少することのできる
自励発振式高圧スイツチング電源装置を提供する
ものである。
発明の構成 本発明は、入力巻線、バイアス巻線、高圧出力
巻線を備えたスイツチングトランスと、スイツチ
ングトランジスタのベースとドライブ回路を介し
て前記バイアス巻線の一端に接続される回路上に
電子スイツチ回路を設け、上記バイアス巻線から
上記ドライブ回路を介して上記スイツチングトラ
ンジスタのベースに帰還する帰還電流を上記電子
スイツチ回路により一定時間遮断して上記スイツ
チングトランジスタのターンオンタイミングを遅
らせることで、ターンオンロスを減少させるもの
である。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第6図は本発明の一実施例における自励発振式
高圧スイツチング電源装置の回路構成を示すもの
である。なお、第1図と同一のものは同符号を付
し、その構成の説明を省略する。
抵抗41は直流低圧電源1の正電極とコンデン
サ10の一端に直列に接続され発振開始の起動電
流とコンデンサ10の充電電流を供給する抵抗、
10は一端を抵抗41に他端を直流低圧電源1の
負電極に接続し充電放電をくり返すコンデンサ、
9はコレクタをコンデンサ7の一端に接続し、ベ
ースを抵抗41とコンデンサ10の接続点に接続
され、エミツタをスイツチングトランジスタ3の
ベースに接続し、コンデンサ10の両端電圧によ
りオンオフをくり返しスイツチとなるトランジス
タ、11はカソードをトランジスタ9のコレクタ
に接続しアノードを上記トランジスタ9のエミツ
タに接続したダイオードである。なお、調節抵抗
6、コンデンサ7によりドライブ回路を構成し、
ダイオード5,11、コンデンサ10、トランジ
スタ9、抵抗41によつて電子スイツチ回路を構
成している。
以上のように構成された一実施例について、以
下その動作について第6図、第7図をもちいて説
明する。
直流低圧電源1の正電極より供給された直流電
圧は、抵抗41を介して起動電流が流れコンデン
サ10を充電するため、コンデンサ10の両端電
圧VCは上昇し一定電圧に達するとトランジスタ
9のベースからエミツタの順方向接合を介してス
イツチングトランジスタ3のベースへ前記起動電
流が流れる。この時トランジスタ9はオンする
が、コレクタ・エミツタ間の電位が無いため、ス
イツチングトランジスタ3のベースに供給される
電流は前記起動電流のみである。一定電圧とは、
スイツチングトランジスタ3のベース・エミツタ
順方向電圧VBEとトランジスタ9のベース・エミ
ツタ順方向電圧の和の電圧である。スイツチング
トランジスタ3は前記起動電流によりオン状態と
なり、スイツチングトランス2のバイアス巻線2
2に発生する誘起電圧が調節抵抗6、コンデンサ
7、すでにオン状態となつているトランジスタ9
のコレクタ・エミツタ間を介して、スイツチング
トランジスタ3のベースに帰還電流を供給しベー
ス電流IBを増加させ、オン期間が始まる。オン期
間では、ほぼ直線的に増加するスイツチングトラ
ンジスタ3のコレクタ電流ICが、調節抵抗6、コ
ンデンサ7により制限されたベース電流IBにより
飽和すると、スイツチングトランジスタ3はオフ
状態になりオフ期間となる。第7図aのAはコレ
クタ電流IC、Bはコレクタ・エミツタ間電圧VCE
Cはターンオンロス、Dはターンオフロスを示
し、第7図bのEはベース電流IB、Fはベース・
エミツタ間電圧VBEの動作波形を示す。オフ期間
では、バイアス巻線22の誘起電圧はスイツチン
グトランジスタ3のベースを調節抵抗6、コンデ
ンサ7、ダイオード11を介して負電圧にバイア
スするため、同ベース・エミツタ間電圧はダイオ
ード5の順方向電圧まで逆バイアスするととも
に、コンデンサ10の両端電圧VCもトランジス
タ9のベースから同コレクタ及び調節抵抗6、コ
ンデンサ7を介して前記起動電流とともに放電さ
れて一定電圧になる。一定電圧とは、ダイオード
5とダイオード11の順方向電圧の和からトラン
ジスタ9のベース・コレクタ順方向電圧を引いた
負電圧となる。
オフ期間は、スイツチングトランス2の励磁エ
ネルギーが高圧出力巻線23から高圧出力VOUT
として放出されるまで接続するが、前記励磁エネ
ルギーがなくなるとバイアス巻線22の電圧はス
イツチングトランジスタ3のベースを正電圧にバ
イアスするようなリンギング電圧を発生するが、
トランジスタ9のベース電圧はコンデンサ10の
両端電圧が直流低圧電源1の正電極より抵抗41
を介して流れる充電々流により順バイアスされる
までオフを続ける。トランジスタ9がオンすると
前述したオン期間となり、スイツチングトランジ
スタ3は発振をくり返して高電圧を発生させる。
第7図cのGはコンデンサ10の両端電圧VC
形を示しており、Hはコンデンサ10の充電時間
によるオンダイミングの遅れ期間、第7図dのI
は高圧出力巻線23両端電圧V0波形、Jは図中
のオン期間をなくした場合のリンギング電圧波形
を示す。リンギング電圧は、オフ期間にスイツチ
ングトランス2の各巻線間に発生した逆起電圧が
励磁エネルギーの消滅により急激に減少するのに
伴ない、高圧出力巻線23等の分布容量にたくわ
えられた逆起電圧による電荷が放出されるため、
スイツチングトランス2のもれインダクタンスと
共振することで発生する電圧で、オフ期間を持続
させると第7図dのJに示す電圧波形となる。リ
ンギング電圧の振幅は前記分布容量及びもれイン
ダクタンスが大きい程大きくなるため、特に高圧
トランスでは大きな振幅となる。
そこで、スイツチングトランジスタ3のオンタ
イミングを遅らせて、高圧出力巻線23等の分布
容量の電位が最も高電圧になつた時、すなわち前
記共振周期のおよそ1/2付近に達した時にスイツ
チングトランジスタ3をオンさせることで、前述
のターンオン時のインラツシユ電流を最も抑制す
ることが可能となる。リンギング電圧の振幅周期
は、分布容量ともれインダクタンスの共振により
決まるため、前記オンタイミングの遅れ期間は一
定でよいことになる。
すでに実施例で明らかなように、本発明の意味
する所は、自励発振式におけるスイツチングトラ
ンジスタのオンするタイミングを、スイツチング
トランスの励磁エネルギーがなくなつた時に発生
するリンギング電圧の振幅が最も大きくなる付近
まで遅延させ、ターンオン時のインラツシユ電流
を抑制することにあり、そのための手段として電
子スイツチ回路により前記スイツチングトランジ
スタのベース電流を一時的に遮断し前記遅延を行
なうことを特徴としている。
本実施例の説明では、前記電子スイツチ回路を
スイツチングトランジスタのベース電流帰還ルー
プを切断するように挿入して遮断したが、前記電
子スイツチ回路を前記スイツチングトランジスタ
のベース電流帰還ループをシヨートするように挿
入して遮断しても同様な効果が得られる。さら
に、前記電子スイツチ回路の遅延時間をコンデン
サの充電時間を利用して決定した時、放電時間を
利用することも可能である。
さらに、前記遅延時間を決定する前記コンデン
サの充放電電流を入力電圧より供給したが、スイ
ツチングトランスの巻線誘起電圧など他の電圧よ
り供給しても同様な結果が得られる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、簡単な回路構成
でスイツチングトランジスタのターンオン時のコ
レクタ電流ICを抑制することができるため、ター
ンオンロスを著しく減少することが可能であり、
同時にコレクタ電流ICのリンギングも小さくなる
ことから、電源効率を改善し放熱器を小形にし、
安価な小容量のスイツチングトランジスタを使用
することが可能となるなど、小形で安価な高効率
な自励発振式高圧スイツチング電源装置を実現す
ることができ、その実用的効果は大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自励発振式高圧スイツチング電
源装置の回路構成図、第2図a,bは従来例のス
イツチングトランジスタの動作波形図、第3図は
スイツチングトランスの構成図、第4図a,b,
c,d,eは従来例のスイツチングトランスの等
価回路図及び動作波形図、第5図は従来の改善例
を示すスイツチングトランスの回路図、第6図は
本発明の一実施例における自励発振式高圧スイツ
チング電源装置の回路構成図、第7図a,b,
c,dは本発明の一実施例のスイツチングトラン
ジスタの動作波形である。 1……直流低電圧電源、2……スイツチングト
ランス、3……スイツチングトランジスタ、5…
…ダイオード、6……調節抵抗、7……コンデン
サ、8……整流回路、9……トランジスタ、10
……コンデンサ、11……ダイオード、21……
入力巻線、22……バイアス巻線、23……高圧
出力巻線、41……抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力巻線、バイアス巻線、高圧出力巻線を備
    えたスイツチングトランスと、前記入力巻線の一
    端と入力電源間に直列に接続されたスイツチング
    トランジスタと、前記スイツチングトランジスタ
    のベースがドライブ回路を介して前記バイアス巻
    線の一端に接続される回路上に設けられた前記バ
    イアス巻線に発生する誘起電圧に同期して遮断導
    通動作する電子スイツチ回路と、前記電子スイツ
    チ回路は前記誘起電圧が前記ドライブ回路を介し
    て前記スイツチングトランジスタのベースに帰還
    電流を供給する方向に誘起起動電圧を発生した時
    点から一定時間前記帰還電流の遮断動作を維持し
    た後導通動作するように導通動作の遅延手段を含
    み、前記遅延手段は前記誘起電圧に同期してコン
    デンサの充放電を行い前記コンデンサの電圧が一
    定の電圧になつたときに前記電子スイツチ回路が
    前記帰還電流の導通動作するように構成され、前
    記電子スイツチ回路により前記バイアス巻線の前
    記誘起起動電圧の発生した時点から一定時間前記
    スイツチングトランジスタのターンオンするタイ
    ミングを遅らせることを特徴とした自励発振式高
    圧スイツチング電源装置。
JP2335684A 1984-02-10 1984-02-10 自励発振式高圧スイツチング電源装置 Granted JPS60170465A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2335684A JPS60170465A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 自励発振式高圧スイツチング電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2335684A JPS60170465A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 自励発振式高圧スイツチング電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60170465A JPS60170465A (ja) 1985-09-03
JPH0357709B2 true JPH0357709B2 (ja) 1991-09-03

Family

ID=12108288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2335684A Granted JPS60170465A (ja) 1984-02-10 1984-02-10 自励発振式高圧スイツチング電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60170465A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3391999B2 (ja) * 1996-12-24 2003-03-31 松下電工株式会社 電源回路
JP3175663B2 (ja) * 1997-10-17 2001-06-11 株式会社村田製作所 自励発振型スイッチング電源装置
JPH11122924A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Murata Mfg Co Ltd 自励発振型スイッチング電源装置
JP3381769B2 (ja) * 1997-10-17 2003-03-04 株式会社村田製作所 自励発振型スイッチング電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60170465A (ja) 1985-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6788556B2 (en) Switching power source device
US5267133A (en) Switching power source
JP3387456B2 (ja) スイッチング電源装置
US4737898A (en) Single-ended self-oscillating, DC-DC converter with regulation and inhibit control
JPH08182321A (ja) 導通形コンバータ
KR100712749B1 (ko) Dc/dc 변환 회로
JP3038701B2 (ja) 昇圧型dc−dcコンバータ
JPH0357709B2 (ja)
JP3033085B2 (ja) 降圧型dc−dcコンバータ
JP3334754B2 (ja) スイッチング電源装置
EP0534379A2 (en) Power supply circuit
EP0058035A1 (en) Transistor inverter device
JP3030974B2 (ja) 電源回路
JPH0247195B2 (ja) Chokuryuuchokuryuhenkanki
JP3433429B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JPS644312Y2 (ja)
JPH0353866B2 (ja)
JP3388707B2 (ja) 自励式降圧型dc−dcコンバータ
JP2566145B2 (ja) スイッチング電源回路
JPH0634397B2 (ja) 螢光ランプ点灯装置
JP2000209857A (ja) タ―ンオンロスを改善したリンギングチョ―クコンバ―タ
JP2532203Y2 (ja) スイッチング電源装置
JPH11177838A (ja) 水平偏向励振回路
JPH066973A (ja) 零電圧スイッチング型共振コンバータ
JPS6366156B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term