JPH0357641A - 積層ゴム成形体の製造方法 - Google Patents

積層ゴム成形体の製造方法

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JPH0357641A
JPH0357641A JP19227689A JP19227689A JPH0357641A JP H0357641 A JPH0357641 A JP H0357641A JP 19227689 A JP19227689 A JP 19227689A JP 19227689 A JP19227689 A JP 19227689A JP H0357641 A JPH0357641 A JP H0357641A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は積層ゴム戒形体の製造方法、特には組成の異な
る2種のゴムを積層したゴム成形体における界面の接着
力を向上した積層ゴム成形体の製造方法に関するもので
ある。
[従来の技術] ゴム成形体は通常単一のゴムを金型ブレスあるいは押出
し成形で加硫成形することによって作られており、この
戒形品は各種産業分野において広く利用されている。
また、最近は材料の複合化技術の改良によって、異種の
ゴム材料を積層した成形品も多くなり、これについては
例えば導電性ゴムと絶縁性ゴムを積層一体化してなるラ
バーコンタクト、また耐油性ゴムと耐熱性ゴムを積層し
た自動車用ホースなどが知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この異種のゴムを積層してなる積層ゴム成形品
については製造初期においてすでに界面あるいは端部が
一部剥離現象を起すために製品の歩留りが著しく低下す
るという不利があり、これにはまた長期間使用している
と異種ゴム間の接着力が弱いために成形品が界面剥離す
るという欠点があり、この解決が求められている。
[課題を解決するための手段] 本発明はこのような不利、欠点を解決した積層ゴム成形
品の製造方法に関するものであり、これはl){)平均
組成式がR.SiOユ(ここにRは非置換または置換の
1価炭化水素基、a = 1.95〜2.05)で示さ
れるオルガノポリシロキサン1(10重量部、O)微粉
状シリカ系充填剤5〜500重量部、ハ)有機過酸化物
0.1〜5重量部からなるオルガノポリシロキサン組戊
物および/または、2)a)エチレンープロピレン系有
機ポリマーおよび/またはエチレンーブロピレンージェ
ン系有機ポリマー100 fi量部、b}オルガノポリ
シロキサン1〜100重量部、C)微粉状シリカ系充填
剤10〜150重量部、d)有機過酸化物0.1〜5重
量部からなるポリオレフィン系有機ポリマー組成物に、
比表面積が少なくともsow2/gであるシリカ微粉末
の上記!),2)成分の総重量100重量部当り1〜1
0重量部を、温度80℃以下で添加混合したのち、この
組成物を積層構造体として成形加硫することを特徴とす
るものである。
すなわち、本発明者らは異種ゴムの界面の接着力を向上
した積層ゴム成形品の製造方法について種々検討した結
果、この積層ゴム成形体を構成する異種のゴム組成物が
オルガノポリシロキサン組成物とエチレン−プロピレン
系有機ポリマーおよび/またはエチレン−プロピレンー
ジェン系有機ポリマーとオルガノポリシロキサンを主材
とするポリオレフィン系有機ポリマー組成物である場合
に、この組成物に比表面積が少なくとも501/gであ
るシリカ徹粉末を添加するとこの界面の接着力が著しく
向上するということを見出し、このオルガノポリシロキ
サン組成物、ポリオレフィン系有機ポリマー組成物の種
類、これに添加する比表面積が少なくとも5h’/gで
あるシリヵの種類、添加量などについての研究を進めて
本発明を完成させた。
以下にこれをさらに詳述する。
[作 用] 本発明の積層ゴム戒形品は前記したような組戒からなる
オルガノポリシロキサン組成物とポリオレフィン系有機
ポリマー組成物とからなる組戒物に比表面積が少なくと
も50m2/gであるシリカ微粉末を添加し、積層成形
し、加硫するものである。
この第1成分としてのオルガノポリシロキサン組戊物を
構成するイ)成分としてのオルガノポリシロキサンは式
R,SiO4−,で示され、このRはメチ2− ル基、エチル基、プロビル基、ブチル基などのアルキル
基、ビニル基、アリル基、ブタニエル基などのアルケニ
ル基、フエニル基、トリル基などのアIJ−ル基または
これらの基の炭素原子に結合した水素原子の一郎または
全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロロメ
チル基、クロロブロビル基, 3,3.3 −}−リフ
ルオロブロビル基、2−シアノエチル基などから選択さ
れる同種または異種の非置換または置換1価炭化水素基
、aはL90〜2.05の正数であるものとされる。こ
のものは分子構造が直鎖状のものとすることが好ましい
が、これは分子中に一部分枝鎮状のものを含有していて
も問題はない。また、このものは分子鏡末端がトリオル
ガノシリル基または水酸基で封鎖されたものとすればよ
いが、このトリオルガノシリル基としてはトリメチルシ
リル基、ジメチルビニルシリル基、メチルフェニルビニ
ルシリル基、メチルジフェニルシリル基、メチルジビニ
ルシリル基、トリビニルシリル基などが例示される。な
お、このものは重合度に特に限定はなく、25℃におけ
る粘度が300cS以上のものとすればよい。
また、このオルガノポリシロキサン組成物におけるロフ
成分としての微粉末シリカ充填剤はシリコーンゴムの補
強、増粘、加工性向上、増量などの目的で添加されるも
のであり、これにはフユームドシリカ、湿式シリカ、表
面を疎水化処理したフユームドシリカや湿式シリカ、石
英微粉末、けいそう土などが例示されるが、これらは比
表面積が1 rn2/g以上のものとすることがよい。
なお、このものの配合量は上記したオルガノポリシロキ
サン100重量部に対して5重量部未満では目的とする
補強性が得られず、加工性も不充分となり、500重量
部を超えて添加するとこの組成物の型流れ性、吐出性な
どの加工特性が極端に低下するので、5〜500重量部
の範囲とすることが必要とされるが、この好ましい範囲
は10〜300重量部とされる。
つぎにこのオルガノポリシロキサン組成物における八)
成分としての有機過酸化物はこの組成物の加熱硬化を促
進するための硬化剤とされるもので、これにはペンゾイ
ルパーオキサイド、モノクロロベンゾイルパーオキサイ
ド、24−ジクロロペンゾイルパーオキサイド、t−プ
チルバーベンゾエート、ジクミルパーオキサイド、2.
5 −ビス−(1−プチルパーオキシ)−2.5−ジメ
チルヘキサン、2.5−ビスー(t−プチルパーオキシ
)−2.5−ジメチルヘキシンなどが例示されるが、こ
の配合量は前記したイ)成分としてのオルガノポリシロ
キサン100重量部に対して0.1〜5重量部とすれば
よい。
また、この第1戒分としてのオルガノポリシロキサン組
戊物は上記したイ)〜八)成分の所定量を均一に混合す
ることによって得られるが、この混合はバンバリーミキ
サー、加圧二−ダー、2本ロールなどのような通常のゴ
ム配合用機器を用いて混練りにより行なえばよいが、硬
化剤の添加は、ゴム組成物の混練りが加熱下で行なわれ
る場合には、この組成物が硬化剤の分解温度以下にまで
降温してから行なう必要がある。
なお、この第1成分に重合度が100以下の低分子iシ
ロキサン、シラノール基含有シラン、アルコキシ基含有
シランなどの分散剤や、酸化鉄、酸化セリウム、オクチ
ル酸鉄、酸化チタンなどの耐熱性向上剤、着色のための
顔料、白金化合物、パラジウム化合物などの難燃助剤、
さらには通常のシリコーンゴム組成物に添加されるその
他の添加剤、例えば発泡剤などを添加することは任意と
される。
つぎにこの第2成分としてのポリオレフイン系有機ポリ
マー組威物を構成するa)成分としての有機ポリマーは
エチレンープロピレン系有機ポリマー(以下EPMと略
記する)あるいはエチレンープロピレンージエン系有機
ポリマー(以下、EPDMと略記する)またはこれらの
混合物とされ、EPMあるいはEPDMとしては公知の
ものを用いることができるが、これらはエチレン含有率
40〜70重量%程度のものとすることがよく、EPD
Mとしては例えばジエンモノマーにエチリデンノルボー
ネン、ジシクロペンタジエン、1.4−へキサジエンを
用いたものがあげられる。
また、このa)成分に混合されるb)成分としてのオル
ガノポリシロキサンはこの第2戒分としてのポリオレフ
ィン系組成物の耐熱性、耐候性、加工性を改善するため
に添加されるもので、これは前記した第1成分のイ)成
分としてのオルガノポリシロキサンと同様のものとすれ
ばよいが、この配合量は上記したa)成分としての有機
ポリマー100重量部に対して1[[量部未満では添加
効果が不充分となり、10O Ii量部を超えるとこの
組戒物から得られるゴム成形体が強度の弱いものとなる
ので、1〜100重量部の範囲とすることが必要とされ
るが、この好ましい範囲は5〜70重量部とされる。
つぎにこの第2戊分を構成するC)成分としての微粉状
シリカ充填剤は補強剤として用いられるものであり、こ
れは前記した第1成分の口)成分と同様のものとすれば
よいが、この配合量は上記したa)成分としての有機ポ
リマー100重量部に対して10重量部未満では充分な
補強効果が得られず、150重量部を超えるとこの組成
物から得られるゴム成形体の物性が低下するのでlO〜
150重量部の範囲とすることが必要とされるが、この
好ましい範囲は30〜80重量部とされる。なお、この
シリカ微粉末は必要に応じ各種シラン、低分子シロキサ
ンからなる湿潤剤と共に(毘練りするようにしてもよい
また、この第2成分におけるd)成分としての有機過酸
化物はこの第2成分としてのポリオレフィン系組成物の
加熱硬化を促進させるための加硫剤であり、これにはジ
クミルバーオキサイド、ジーt−プチルパーオキサイド
、t−プチルクミルバーオキサイド、2.5−ジメチル
−2.5−ジ(t−プチルパーオキシ)ヘキサン、2.
5−ジメチルー2.5−ジ(t−プチルパーオキシ)ヘ
キシン、1.1−ビスーt−プチルパー才キシー:],
3.5 −トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチ
ル−2.5一ジ(ペンゾイルバーオキシ)ヘキサン、1
.1ビス=(t−プチルパーオキン) 3.3,5 −
)−リメチルシクロヘキサンなどが例示されるが、この
配合量は上記したa)成分としての有機ポリマー100
重量部に対して0.1〜5重量部とすればよい。
なお、この第2成分としてのポリオレフィン系有機ポリ
マー組成物は上記したa)〜d)成分の所定量を第1成
分の製造と同様にバンバリーミキサー 加圧二一ダー 
2本ロールなどを用いて均一に混合することによって得
ることができるが、これにさらに老化防止剤、加硫促進
剤、金型汚れ防止剤、発泡剤など公知の添加剤を加える
ことは任意とされる。
本発明社よる積層ゴム戊形品の製造は上記した第1成分
としてのオルガノポリシロキサン組成物と第2成分とし
てのポリオレフィン系有機ポリマー組成物とから作られ
た成形物を積層して作るのであるが、これは第1成分と
第2成分を別個に戒形してから積層してもよいし、押出
し成形などで威形と同時に積層したものであってもよい
しかし、本発明の方法ではこの異種のゴム成形品間の界
面の接着力を向上させるために、この第1成分、第2成
分にその成形前に比表面積が少なくとも50m’/gで
あるシリカ徹粉末を添加することが必要とされる。この
比表面積が少なくとも50m2/gであるシリカ微粉末
の添加は異種ゴム成形品間の界面の接着力向上のために
はこの第1戒分と第2戊分との総重量100重量部に対
し1重量部より少ないとその界面の接着力向上が不充分
となり、10重量部より多くしてもそれ以上の界面の接
着力向上は期待できないので1〜lO重量部とすればよ
く、これは第1成分と第2成分の両者に添加してもよい
し、第1成分,第2成分のいずれかだけに添加してもよ
いが、組成物のロール加工性、得られる積層成形品の物
性の影響からは第2成分だけへの後添加が好ましいもの
とされる。
また、この比表面積が少なくともsow2/gであるシ
リカ微粉末の第1成分および/または第2成分への添加
は上記した第1成分.第2成分製造のための配合時に同
時に行なったり、80℃以上の温度で添加すると、目的
とする異種ゴム積層界面の接着力向上を期待することが
できなくなるので、これは第1成分,第2成分を調製後
に80℃以下の温度で添加することが必要とされる。
このようにして得られた比表面積が少なくとも501i
gであるシリカ微粉末の添加ざれたゴム組成物はついで
積層威形するのであるが、これは金型を用いた圧縮成形
、押出し成形、カレンダー成形、移送成形、射出成形な
ど公知のゴム戒形法で第1成分としてのオルガノポリシ
ロキサン組成物と第2成分としてのポリオレフィン系有
機ポリマー組戒物が接着界面を有するバイブ、シート、
異形成形品、ホース、ガスケットなどの所望の形態に成
形、加硫すればよい。なお、こめ架橋一硬化は通常のゴ
ムの硬化に用いられる方法で行えばよく、したがってこ
の加硫温度は組成物中に含有されている有機過酸化物の
分解温度以上である100〜500℃とし、時間的には
5秒〜10分程度とすればよいが、必要に応じ150〜
250℃で30分〜24時間の後加硫をすることは任意
とざれる。
このようにして得られた積層ゴム成形体は接着界面での
接着強度が高く、剥離現象が起りにくいので、製品の不
良率発生が低下するし、商品価値が向上させるという有
利性が与えられる。
[実施例] つぎに本発明の実施例、比較例をあげるが、例中の部は
重量部を示したものである。
実施例1〜3、比較例1 (CHs) zsio単位99.825モル%、(CH
s) ((H2−CH)SiO単位0.15モル%、(
CH.) 2 (Cll2−CH) Sino. s単
位0.025モル%からなる平均重合度がa,oooで
あるゴム状ジメチルボリシロキサン100部に、分散剤
としてのジフェニルシランジオール3部、分子釦末端シ
ラノール基ジメチルボリシロキサン(重合度n,=10
) 4部とヒュームドシリカーアエロジル200[日本
アエロジル■製商品名]40部を添加し、2本ロールで
混練し、ついで140℃で4時間加熱処理してベースコ
ンパウンドIを作った。
マタ、エチレンープロピレンージエン系有機ポリマー・
エスプレン567[住友化学工業■製商品名]70部に
−、(CH3) 25 10単位99.5モル%、(C
}13) (CH2−CH) SiO単位0.5モル%
からなる平均重合度がa,oooのメチルビニルポリシ
ロキサン生ゴム30部、比表面積がz:+am”/gで
ある沈降性シリカ・ニブシールLP[日本シリカ■製商
品名]30部、亜鉛華5部およびステアリン酸1部を添
加し、加圧二−ダーで混練りしてベースコンパウンド■
を作った。
ついでこのコンバウンド■および/またはI1に比表面
積が200m’/gであるシリカ微粉末・アエロジル2
00(前出)と加硫剤としてのジクミルバーオキサイド
を第1表に示した量で添加し、均一に混練してから、こ
のコンパランドI.I1を押出し機を用いて巾150m
n+ ,長さ150na+ %厚さ2mmのシート片を
作り、この2枚のシートを貼り合わせ、160℃x 1
00kg/cm’の条件で10分間プレスキュアーし、
得られた積層シートを幅20mmにカットしてテストピ
ースを作り、このテストピースをl80@方向に50m
m/分の剥離速度で剥離してその接着力を測定したとこ
ろ、第1表に併記したとおりの結果が得られ、これらは
1.3〜2.1kgf/c+++の値を示し、いずれも
剥離時にはゴム破断したが、比較のためにこのコンパウ
ンドI,IIにアエロジル200を添加しなかったもの
は接着強度が0.65kgf/cmと弱く、このものは
剥離時に界面剥離をした。
実施例4.比較例2〜3 実施例1〜3で得られたベースコンパウンド!,IIを
使用し、これらに加硫剤としての2、5一ジメチル−2
.5−ビス(t−プチルバーオキシ)ヘキサンまたは2
,5−ジメチル−2.5−ジベンゾイルバーオキシヘキ
サンを第2表に示した量で添加すると共に、ベースコン
バウンド!■にアエロジル200を第2表に示した量で
添加したほかは実施例1〜3と同様に処理してテストベ
ースを作り、その接着力をしらべたところ、第2表に併
記したとおりの結果が得られたが、比較のためにアエロ
ジル200を全く添加しなかったとき、このアエロジル
200の添加量を12部とした場合には第2表に併記し
たようになった。
実施例5〜6,比較例4〜5 実施例1〜3で得られたベースコンパウンド■およびI
Iを使用し、これら定加硫剤としてのジクミルパー才キ
サイドを第3表に示した量で添加すると共に、このベー
スコンパウンド■■に比表面積が300m27gである
微粉未シリカ・アエロジル300[日本アエロジル■製
商品名]を室温または50℃で添加したほかは実施例1
〜3と同様に処理してテストビースを作り、その接着力
を測定したところ、第3表に併記したとおりの結果が得
られた。
しかし、比較のためにこのアエロジル300の添加を1
00℃の温度で行なったとき(比較例4)、またこのア
エロジル300の添加をベースコンパウンド1■の配合
時に行ったところ(比較例5)、いずれの場合も積層ゴ
ム成形品は第3表に併記したように接着力が小さく、こ
れらは界面剥離を起した。
実施例7 実施例1〜3で得られたベースコンパウンド1,I1を
使用し、これらに第4表に示した量の加硫剤とアエロジ
ル200と発泡剤としてのアゾビスイソブチロニトリル
またはアゾジカルボンアミドを添加し、これらを200
℃X15分の常圧熱気加硫で発泡体シートとしてから常
温で30kg/ca+2で圧着して積層シートを作り、
これについての接着力をしらべたところ、第4表に併記
したとおりの結果が得られた. 第4表 [発明の効果] 本発明は積層ゴム成形品の製造方法に関するもので、こ
れは前記したように才ルガノボリシロキサン組成物およ
び/またはポリオレフィン系有機ポリマー組成物に、比
表面積が少なくとも50m’/gであるシリカ微粉末を
混合したのち、これらの組成物を積層構造体として成形
加硫することを特徴とするものであり、これによればこ
の積層ゴム成形体を構成する異種ゴムの界面の接着力が
著しく向上され、これらは界面剥離することがなくなる
ので製品の不良率発生が低下し、商品価値が向上ざれる
という有利性が与えられる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1)イ)平均組成式がR_aSiO_4_−_a_
    /_2ここにRは非置換または置換の1価炭化水素基、
    a**1.95〜2.05)で示されるオルガノポリシ
    ロキサン100重量部、 ロ)微粉状シリカ系充填剤5〜500重量部、ハ)有機
    過酸化物0.1〜5重量部 からなるオルガノポリシロキサン組成物および/または
    、 2)a)エチレン−プロピレン系有機ポリマーおよび/
    またはエチレン−プロピレン−ジエン系有機ポリマー1
    00重量部、 b)オルガノポリシロキサン1〜100重量部、c)微
    粉状シリカ系充填剤10〜150重量部、d)有機過酸
    化物0.1〜5重量部 からなるポリオレフィン系有機ポリマー組成物 に、比表面積が少なくとも50m^2/gであるシリカ
    微粉末の上記1)、2)成分の総重量100重量部当り
    1〜10重量部を温度80℃以下で添加混合したのち、
    この組成物を積層構造体として成形加硫することを特徴
    とする積層ゴム成形体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015101062A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 古河電気工業株式会社 ゴム成形品の製造方法、該製造方法で得られてなるゴム成形品および電力ケーブルの接続部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61209242A (ja) * 1985-03-13 1986-09-17 Shin Etsu Chem Co Ltd 透明性ゴム組成物

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