JPH0357487Y2 - - Google Patents

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JPH0357487Y2
JPH0357487Y2 JP1985033790U JP3379085U JPH0357487Y2 JP H0357487 Y2 JPH0357487 Y2 JP H0357487Y2 JP 1985033790 U JP1985033790 U JP 1985033790U JP 3379085 U JP3379085 U JP 3379085U JP H0357487 Y2 JPH0357487 Y2 JP H0357487Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば馬券発売機等に装備され、所望
の馬券を印刷し、かつ印刷品質を管理するための
印刷状態管理用テスト券をも印刷しうる感熱型印
刷装置に関する。
およそ上記馬券発売機のように現金と直結した
券を発行する装置においては印刷品質の良否は最
大の問題である。
従来は印刷状態の良否を検査するために目視に
よる券面状態点検が行われていた。しかしこの方
法では装置の設置台数が増加するにつれて夥しい
時間と労力が消費され且つ点検結果の信頼性にも
不安があつた。
本考案は上記印刷装置によつて作成される複数
種類の券を総括的にチエツクし得るよう券面構成
された印刷状態管理用テスト券を当該印刷装置に
よつて印刷させ、該テスト券を検査することによ
つて該印刷装置の印刷機能がチエツクできるよう
にしたものである。
〔従来の技術〕
第2図は券の印刷例を示す図である。
なお券の印刷方法は各種有るが以下の説明は感
熱印刷方式の例である。
第2図は或るレースに用いられた券の一印刷列
を示す図であつて、感熱印刷方式では券面の印字
エリアの左右1ライン毎に印刷ヘツド4内の発熱
素子5に通電し、その発熱の有無により券1への
印刷が行われる。
そして券1は所定の印刷2が施された部分と印
刷の内白紙部3とを形成する。
第3図は上記の券に印刷が行われる原理を説明
するための要部斜視図である。
同図に示す如く券1の印刷は、図示しない印刷
装置内に装備された印刷ヘツド4上を感熱材料よ
り成る(或いは感熱材が表面に塗布されたものも
ある)券1が矢印方向に通過する際に行われる。
即ち印刷ヘツド4に備えられた複数個(一般に
数百個)の発熱素子5の熱によつて券1が加熱さ
れ、該熱が加わつた部分は表面が黒変して印刷が
行われる構造になつている。
発熱素子5は印刷ヘツド4上に並列に配置され
ており、各素子5は個別に電源に接続され、印字
制御部6によつて通電を制御されている。
該発熱素子5は電源のON/OFFによつて瞬間
的に発熱/冷却する特性を有し、このため印刷は
極めて短時間に行われる。
しかしながら上記第2図で示した実際に発行さ
れる券1を用いて印刷状態(印刷品質)の良否を
点検するのは下記に示す問題点があるため事実上
不可能である。
印刷されない部分(白紙部)の状態が確認出
来ない。(その個所が白紙で良いのかどうかの
判定が不可能) 顧客により券面フオーマツトが決定されてい
る。(フオーマツトと適合するか否かの判定が
不可能) 〔考案が解決しようとする問題点〕 本考案は“実際に発行される券”からは検出で
きなかつた印刷状態の欠陥を検出しうる感熱型印
刷装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は本考案により、並列に配置された
発熱素子を有する印刷ヘツドによつて感熱材料よ
りなる券上に印字する構成において、太さと間隔
の異なる線が方形の枠内に縦方向と横方向に引か
れた分解能力テスト用パターン及び印刷エリア内
での全発熱素子の機能の良否をチエツクする印字
抜けテスト用パターンのほか、発熱素子への通電
時間の適否を判定する1ライン毎の印刷通電時間
の補正用コード、適正印刷濃度に対応する発熱素
子の適正温度判定のための印刷体の温度による濃
度補正用コード及び機構部の経年変化による券の
寸法補正用コードを印刷制御する印字制御部を有
することを特徴とする感熱型印刷装置によつて解
決される。
〔作用〕
本考案は券印刷装置の印刷品質検査方法として
当該印刷装置を用いた印刷状態管理用テスト券を
発行し、該テスト券を検査することにより実際に
発行される券の印刷状態が的確に検査できるよう
にしたものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面によつて詳述する。
第1図は本考案による感熱型印刷装置によつて
印刷された印刷状態管理用テスト券の一実施例を
説明するための正面図であつて、aは券面に印刷
されるパターン及びコードの例を示す図、bは異
常時の現象例を示す要部拡大図である。
但し全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
なお印刷状態管理用テスト券10は未印刷の券
1を用い、図示されない印刷装置の印刷対象選択
キーの操作によつて作成される。
第1図に示す如くテスト券10には、(1)分解能
力テスト用パターンa、(2)印刷エリア内の印刷抜
けテスト用パターンb、(3)1ライン毎の印刷通電
時間の補正用コードc、(4)印刷体の温度に対する
濃度補正用コードd、(5)券発行枚数表示e、(6)印
刷装置の機体番号f、(7)電源投入後の経過時間
g、(8)機構部の経年変化による券の寸法補正コー
ドhがそれぞれ設けられている。
以下主要テスト用パターンと補正コードについ
ての説明を行う。
分解能力テスト用パターンaは複数個の方形の
枠内にそれぞれ太さと間隔の異なる線が縦方向と
横方向に引かれた形状になつており、文字どおり
分解能力を検査するためのパターンである。
印刷エリア内の印刷抜けテスト用パターンbは
前記発熱素子5の故障によつて該素子5の温度が
上昇しない場合を検出するパターンであつて、こ
の場合は第1図(b)に示す如く印刷抜けb′現象を生
じる。
1ライン毎の印刷通電時間の補正用コードcは
適正印刷通電時間をコード化したものであり、図
ではOCとなつているが1Cが正常な券を印刷でき
る通電時間であつて、OCは通電時間を少し長く
しなければならないことを示している。また印刷
体の温度に対する濃度補正用コードdは環境温度
に影響されて発熱素子5の温度が変化することに
より印刷濃度が変化するのを調節するための指針
となるコードである。図では89となつているが
OOが正常な券を印刷できる温度に対応するコー
ドであるので89は温度上昇の必要を示している。
このコードcとdは互いに関連するものであるた
め総合的に補正することになる。コードにもとづ
く補正は例えば発熱素子へのパルス巾を変えるこ
とによつて行なわれる。
以下e〜hの動作説明は省略するが、上記の如
く構成された一種類の印刷状態管理用テスト券1
0の発行によつて、当該印刷装置から発行される
各種“券”の印刷状態を共通的に検査することが
できる。
〔考案の効果〕
異常詳細に説明したように本考案による印刷状
態管理用テスト券は、当該印刷装置によつて印刷
される多種類の“券”の印刷状態を簡単且つ的確
に検査し得るといつた効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による感熱型印刷装置によつて
印刷された印刷状態管理用テスト券の一実施例を
説明するための正面図であつて、aは券面に印刷
されるパターン及びコードの例を示す図、bは異
常時の一現象例を示す要部拡大図、第2図は券の
印刷例を示す正面図、第3図は券に印刷が行われ
る原理を説明するための要部斜視図である。 図中、1は券、2は印刷、3は白紙部、4は印
刷ヘツド、5は発熱素子、6は印字制御部、10
はテスト券、aは分解能力スト用パターン、bは
印刷エリア内の印刷抜けテスト用パターン、cは
1ライン毎の印刷通電時間の補正用コード、dは
印刷体の温度に対する濃度補正用コード、eは券
発行枚数表示、fは印刷装置の機体番号、gは電
源投入後の経過時間、hは機構部の経年変化によ
る券の寸法補正コードをそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並列に配置された発熱素子を有する印字ヘツド
    によつて感熱材料よりなる券上に印字する構成に
    おいて、太さと間隔の異なる線が方形の枠内に縦
    方向と横方向に引かれた分解能力テスト用パター
    ン及び印刷エリア内での全発熱素子の機能の良否
    をチエツクする印字抜けテスト用パターンのほ
    か、発熱素子への通電時間の適否を判定する1ラ
    イン毎の印刷通電時間の補正用コード、適正印刷
    濃度に対応する発熱素子の適正温度判定のための
    印刷体の温度による濃度補正用コード及び機構部
    の経年変化による券の寸法補正用コードを印刷制
    御する印字制御部を有することを特徴とする感熱
    型印刷装置。
JP1985033790U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH0357487Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985033790U JPH0357487Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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JP1985033790U JPH0357487Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

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Publication Number Publication Date
JPS61155146U JPS61155146U (ja) 1986-09-26
JPH0357487Y2 true JPH0357487Y2 (ja) 1991-12-27

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ID=30536567

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5789985A (en) * 1980-11-27 1982-06-04 Teraoka Seiko Co Ltd Pattern checking method for label printer
JPS57102377A (en) * 1980-12-17 1982-06-25 Teraoka Seiko Co Ltd Bar code printer
JPS57107874A (en) * 1980-12-26 1982-07-05 Fujitsu Ltd Aligning system for printing of line printer device
JPS57163586A (en) * 1981-04-02 1982-10-07 Tokyo Electric Co Ltd Printing test of heat sensitive bar code printing
JPS6143588A (ja) * 1984-08-08 1986-03-03 Tokyo Electric Co Ltd ラベルプリンタ

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JPS61155146U (ja) 1986-09-26

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