JPH0357166Y2 - - Google Patents

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JPH0357166Y2
JPH0357166Y2 JP1985149735U JP14973585U JPH0357166Y2 JP H0357166 Y2 JPH0357166 Y2 JP H0357166Y2 JP 1985149735 U JP1985149735 U JP 1985149735U JP 14973585 U JP14973585 U JP 14973585U JP H0357166 Y2 JPH0357166 Y2 JP H0357166Y2
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JP
Japan
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welded
sub
frame
assembly
vertical
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JP1985149735U
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用座席のフレーム構造、詳しく
は多数の線材などからなるフレーム構成部材……
を縦横に組み合わせて、その交差部分を上下方向
にスポツト溶接してサブアツシーを形成し、この
サブアツシーにおける接合部を、他の金属、板材
などからなるフレーム構成部材の垂直壁面にスポ
ツト溶接することにより組立てる座席のフレーム
構造に関するものである。
(従来の技術) この種の従来品を第2図乃至第5図に示す。斯
る従来品はトランクスルーと称されるリヤシート
バツクAの前倒部a,a,aがリヤシートクツシ
ヨンB上に前倒れして(第2図、第3図)、トラ
ンクルームイと車内ロとが連通するものであり、
そのため、前倒したリヤシートバツクAの前倒部
a……の背裏側の壁板10には通口11が開口さ
れている。
斯るリヤシートバツクAにおけるフレームは第
4図、第5図に示すような構造になつている。即
ち、前記車内ロとトランクルームイとを仕切る車
体の壁板10に支持させる部分は、強度をそれほ
ど必要としないため、線径4mm程度の多数の線材
(SWB)21,22,23……27を所定形状に
折曲げてこれらを縦横に組み合わせてその交差部
を上下方向にスポツト溶接によつてサブアツシー
2を構成し、然る後、このサブアツシー2を、前
倒部a,a,aを取付ける金属板製フレーム構成
部材3における両側より上方に起立状に突出する
垂直壁面31,31にスポツト溶接することによ
りリヤシートバツクAのフレームを形成してい
る。
ところで、前記サブアツシー2をフレーム構成
部材3の垂直壁面にスポツト溶接するには、前記
サブアツシー2をスポツト溶接する際の方向性と
異なる。即ち、サブアツシー2は垂直方向に溶接
するが、このサブアツシー2はフレーム構成部材
3に水平方向に溶接する。
そのため、斯る従来品は溶接の作業性が頗る悪
い不具合があつた。なお、前記フレーム構成部材
3に溶接する線材21,22……は長さが長いた
めに、あらかじめフレーム構成部材3に溶接する
ことが困難であるため、前述の如く、線材21,
22……でサブアツシー2した後、これをフレー
ム構成部材33に溶接している。
(考案の目的) そこで、本考案は前記上下方向に溶接して形成
した線材などからなるサブアツシーを他のフレー
ム構成部材の垂直壁に対して水平方向に溶接して
フレームを形成するものにおいて、その溶接の作
業性を向上することを目的とするものである。
(考案の構成) そのため、本考案は前記他のフレーム構成部材
の垂直壁面に、水平部と垂直部とを有するL字状
の取付部材の垂直部を溶接し、該取付部材の水平
部に、前記サブアツシーの一部を上下方向に溶接
してなることを特徴とするものである。
従つて、他のフレーム構成部材の垂直壁面にあ
らかじめL字状の取付部材が溶接されているた
め、サブアツシーをそのサブアツシー自体の溶接
方向と同一方向に取付部材に溶接できる。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示し、図中4は前
記従来品の金属板製の他のフレーム構成部材3の
垂直壁面31に、スポツト溶接した取付部材を示
し、斯る取付部材4はサブアツシー2を構成する
線材21,22……と同様に線材を略U字状に折
曲げて水平部4bを形成すると共に、その両端部
を上方に直角状に折曲げて垂直部4a,4aを形
成したものであり、その垂直部4a,4aは、水
平部4bにサブアツシー2を溶接する前に他のフ
レーム構成部材3にスポツト溶接する。
なお、この取付部材4は線材を使用せずに金属
板をL字状に折曲げて成形したものでも良い。
斯る取付部材4を溶接した他のフレーム構成部
材3と、サブアツシー2を構成する多数の線材2
1a,22a,23a,24a……からなるフレ
ーム構成部材とをスポツト溶接用治具にセツトし
た後、多数の線材21a……をスポツト溶接して
サブアツシー2を形成する際、同時に取付部材4
の水平部4bに、サブアツシー2を構成する線材
21a……の接合部を当てサブアツシー2をスポ
ツト溶接する方向と同一方向にスポツト溶接する
ことにより、フレームが形成される。
そして、前記サブアツシー2する線材21a,
22a,23aは、その取付部材4の水平部4b
に対して接合する部分は、前記従来品における線
材22の如く連続した長いものを使用せずに、端
末が取付部材4に接合するものを使用している。
なお、この取付部材4を他のフレーム構成部材
3に取付ける構造及びこの取付部材4に溶接する
線材21a,22a,23aの端末形状を除き他
の構造は前記従来品と同一であるのでその説明を
省略する。
図中32はリヤシートバツクにおける前倒部a
の回転ヒンヂを示す。
(効果) 本考案によれば、あらかじめ他のフレーム構成
部材における垂直壁面に、水平部と垂直部とを有
するL字状の取付部材が溶接されているため、こ
の取付部材にサブアツシーする多数のフレーム構
成部材における取付部材に接合する部分を当て
て、サブアツシーを形成する溶接方向と同一方向
で溶接できる。従つて、前記従来品に比べ、溶接
の作業性が頗る向上すると共に、品質が安定した
フレームを提供できる。
しかも、取付部材の水平部に多数のサブアツシ
ー構成用のフレーム構成部材を溶接するので、そ
のフレーム構成部材の形状を単純化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す斜視図、第2図は
本考案を採用する座席の斜視図、第3図は−
線に沿える断面図、第4図は従来品の斜視図、第
5図は従来品の部分拡大斜視図である。 図中、2はサブアツシー、3は他のフレーム構
成部材、4は取付部材を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数の線材製フレーム構成部材を縦横に組み合
    わせてその交差部分を上下方向にスポツト溶接し
    てサブアツシーを形成し、このサブアツシーを他
    のフレーム構成部材の上方に突出する垂直壁面に
    スポツト溶接することにより組立る座席のフレー
    ム構造において、 前記他のフレーム構成部材の垂直壁面には、水
    平部と垂直部とからなるL字状の取付部材におけ
    る垂直部が溶接され、該取付部材の水平部には、
    前記サブアツシーの一部が上下方向にスポツト溶
    接されてなることを特徴とする座席のフレーム構
    造。
JP1985149735U 1985-09-30 1985-09-30 Expired JPH0357166Y2 (ja)

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JP1985149735U JPH0357166Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

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JP1985149735U JPH0357166Y2 (ja) 1985-09-30 1985-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6266536U JPS6266536U (ja) 1987-04-24
JPH0357166Y2 true JPH0357166Y2 (ja) 1991-12-26

Family

ID=31065227

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JPS6266536U (ja) 1987-04-24

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