JPH0356452Y2 - - Google Patents

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JPH0356452Y2
JPH0356452Y2 JP1984041814U JP4181484U JPH0356452Y2 JP H0356452 Y2 JPH0356452 Y2 JP H0356452Y2 JP 1984041814 U JP1984041814 U JP 1984041814U JP 4181484 U JP4181484 U JP 4181484U JP H0356452 Y2 JPH0356452 Y2 JP H0356452Y2
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rotating
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JP1984041814U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建物等の床上に敷設したモノレールを
利用して或る場所から目的の場所へ物品を移送す
る無人搬送方式例えば床上にモノレール対を方形
状に敷設した四隅にコーナポイント部を形成した
無人搬送方式におけるワーク乃至物品の方向変換
装置に係るものである。
従来、建物等の天井に敷設したモノレールによ
る無人搬送方式においては、自己牽引力を駆動車
とこれに駆動連結された被駆動車とを装備してい
る電動台車を前記モノレールに懸吊装架し、該電
動台車に物品を吊下げて搬送しているが、この場
合、前記駆動車と被駆動車を接続する連結ロツド
はレール下方の不干渉位置に設置され、これに物
品を吊下げて搬送しており、従つて、方向変換時
の電動台車と連結ロツドの相対角度は45°程度と
なることから90°方向変換を必要とする搬送ライ
ンは不向きであり、殊に直角方向を含む広範囲の
自走及び分岐ができないという欠点がある。
そこで、出願人は、断面眼鏡状のモノレールを
走行するC型フレームに駆動車輪が装着してある
自己駆動可能なる駆動車とヘツドボツクスに被駆
動車輪が装着してある被駆動車とを具備し且つ前
記フレーム及びボツクスの上面にそれぞれ載荷ア
タツチメントを回動自在に設けると共に前記フレ
ームのブラケツトに併設配置の1対に上部及び下
部サイドローラを、前記ヘツドボツクスに併設配
置の1対の上部サイドローラをそれぞれ設けた電
動台車を提案したが、この場合、各載荷アタツチ
メントが個々独立して回動自在に前記電動台車に
枢設してあるために、90°方向変換するポイント
部で他の変換走行レールに乗り移り、所定角度に
回転して他の直角搬送ラインを走行させることが
できる。
しかして、本考案はポイント部において、90°
方向変換を可能ならしめるワーク乃至物品の方向
変換装置を提供しようとするものであつて、その
要旨とするところは、コーナポイント部の四隅に
設置したベース桁にセンタポストを介して回転可
能に支承された回転桁に対向配置のブラケツトを
介して、モノレールと同一断面形状の回転ポイン
トレールを取付け、直径方向に交差する十字状配
置のベースブラケツトの内周に沿つて円形状のガ
イドレールを繞設し、前記回転桁の両側上方に設
けたブラケツトに前記ガイドレール上を摺動回転
する円弧状配置の1対の上部ガイドローラを設置
すると共に、両側下方に前記ガイドレールの下面
を摺動回転する外れ防止用の下部ガイドローラを
設置し、前記ガイドレールに固設した流体圧シリ
ンダのロツドを前記回転桁に駆動連結せしめ、駆
動車及び被駆動車が前記回転ポイントレールに乗
つた時に前記流体圧シリンダの作動により前記回
転桁を90°回転せしめるように構成した点に存す
るものであり、かくして、本考案によれば、電動
台車を形成する駆動車及び被駆動車に載荷アタツ
チメントを介して載置されるべきテーブルリフタ
ー乃至定盤によりその位置が規制されて走行可能
状態を保持し、該テーブルリフター乃至定盤がコ
ーナポイント部に到達した時に、回転桁を90°回
転せしめることにより前記駆動車及び被駆動車も
同時に90°回転し、これによつてワーク乃至物品
が方向変換前後においても同一の姿勢で搬送せし
められ、従つて、例えば自動車工場における溶接
ロボツトライン、各種自動生産ライン、FA化関
連、機械式駐車場関係、物流格納関連等に適用し
て著効を有するものである。
次に、第1図乃至第4図に示されている一実施
例により本考案を更に詳細に説明する。
第1図及び第2図において、1,2は建物等の
床上にレールブラケツト3,4を介して並設配置
されるべき断面が略々眼鏡状のモノレール、5は
給電用被覆トロリーバー、6は集電ユニツト、7
はワーク乃至物品を載置するテーブルリフター、
8はC型フレーム9に装着された駆動車、10は
ヘツドボツクス11に装着された被駆動車をそれ
ぞれ示すものであつて、C型フレーム9を形成す
るハウジング12の外側に取付けてある駆動モー
タ13は、前記ハウジング内に適宜ベアリングに
て軸支されている駆動シヤフト14と例えばウオ
ーム、特殊合金製のウオームホイール及びクラツ
チ等(共に図示せず)から成る駆動減速機構15
を介して前記駆動シヤフトの自由端に取付けてあ
るモノレール1上を走行する駆動車輪16と駆動
連結せしめられており、前記ハウジングの上面に
は載荷アタツチメント17がピン18にて回動自
在に枢設してあると共に前記C型フレームの中央
ブラケツト19には併設配置の1対の上部サイド
ローラ20,21が、また前同様の下方ブラケツ
ト22には下部サイドローラ23,24がそれぞ
れ付設してあり、これらの各サイドローラはモノ
レール1の上方管部25及び下方管部26の両側
面を摺動回転し、これにより偏心荷重による走行
時の傾斜等を防止するようにしたもので、この場
合、円滑なる走行と安定性を確保するために前記
各管部は削面されて摺動面が形成してあり、これ
と同様の目的で前記上方管部の上面を削面して駆
動車輪16の摺動面が形成されている。
また、被駆動車10の被駆動車輪27はヘツド
ボツクス11に軸支されている被駆動シヤフト2
8に回転可能に装着されており、該ヘツドボツク
スの下部にはモノレール1の上方管部25に形成
されている摺動面と円弧状に接触する併設配置の
1対の上部サイドローラ29,30が設置してあ
り、前記ヘツドボツクスの上面には載荷アタツチ
メント31がピン32にて回動自在に枢設してあ
る。
なお、モノレール1のウエブ部分33にブラケ
ツト34を介して敷設されている給電用被覆トロ
リーバー5は集電ユニツト6の集電子35と電気
的に接触し、C型フレーム9のハウジング12に
設けてあるクラツチレバー(図示せず)をオンに
した時に動力と連結せしめられ、オフにした時に
ウオーム駆動減速機構15と切離なされて手動操
作できるようになつており、テーブルリフター7
は適宜油圧ユニツトを内蔵し、該油圧ユニツトの
作動によりテーブル36がパンタグラフ方式にて
任意の或いは一定の位置で停止し、その位置を保
持する機能を持つている。
次に、第1図に示すようなモノレール1,2及
び1′,2′を方形状に敷設して形成されるべき搬
送ラインにおけるコーナポイント部P1,P2
P3:P1′,P2′,P3′には4個のターンテーブル3
7が設置してあつて、これらのターンテーブル
は、第3図乃至第5図に示すように、主として前
記モノレールと同一断面形状の回転ポイントレー
ル38、円形状のガイドレール39、回転桁4
0、ベース桁41及び流体圧シリンダ42等から
構成されており、この場合、回転ポイントレール
38は下端が回転桁40に固着されている対向配
置のブラケツト43の上端に取付けてあり、円形
状のガイドレール39は直径方向に交差する十字
状配置のベースブラケツト44に繞設されている
と共に回転桁40は直径方向に配置されたベース
桁41にセンタポスト45を介して回転可能に構
成されている。また、回転桁40の両側上方には
ブラケツト46を介して円形状ガイドレール39
上を摺動回転する円弧状配置の1対の上部ガイド
ローラ47が設置してあると共に両側下方には前
記ガイドレールの下面を摺動回転する外れ防止用
の下部ガイドローラ48が取付けてあり、ガイド
レール39にはブラケツト49を介して固設せし
められている流体圧シリンダ42のロツド50は
回転桁40に固着してあるブラケツト51に駆動
連結せしめられており、該流体圧シリンダの作動
により回転桁40が、従つて、これと一体形成の
回転ポイントレール38が所定角度即ち90°回転
せしめられて方向変換が行われるものである。
以上述べたところから、第1図に示す搬送ライ
ンにおいて搬送方向の矢印A側を上流側とし且
つ反対側を下流側とした時に、モノレール1の上
流側にはトロリーバー5への給電によつて自走す
る駆動車8及び下流側には被駆動車10が、ま
た、モノレール2の上流側には被駆動車10′及
び下流側には駆動車8′がそれぞれ載置せしめら
れており、この場合、各駆動車8,8′及び被駆
動車10,10′は、それぞれの載荷アタツチメ
ント17,17′及び31,31′上にモノレール
2のトロリーバー5′への給電によつて昇降する
テーブルリフター7が載置されるために位置規制
されて走行可能状態を保持せしめることができる
ものであり、換言すれば、搬送ライン,,
,において、常に前記駆動車及び被駆動車が
相互の対角線上位置となるようにしてワーク乃至
物品52を搬送しようとするものであり、従つて
適宜図示してないクラツチレバーをオンにするこ
とにより動力と連結した後、トロリーバー5に給
電すれば、駆動モータ13が起動してウオーム駆
動減速機構15を介して駆動車8の駆動車輪16
が回転せしめられることによつて各駆動車8,
8′及び被駆動車10,10′上のテーブルリフタ
ー7は搬送ラインを矢印A方向へ移送して最初
のコーナポイント部P1に達する。
次いで、コーナポイント部P1の四隅に設置し
てあるターンテーブル37の4個の回転ポイント
レール38(第3図参照)には駆動車8,8′及
び被駆動車10,10′が乗り移つたならば、モ
ノレール1のトロリーバー5への給電を停止し、
流体圧シリンダ42の作動によりロツド50にて
回転桁40が回動するから所定角度即ち90°方向
変換せしめれば、前記駆動車及び被駆動車は前記
テーブルリフターのコーナポイント部P1に達す
る前の長手方向状態のまま個々的に90°回動する。
そこで、モノレール1のトロリーバー5に給電す
れば、それまでは進行方向に対して駆動車8と被
駆動車10及び被駆動車10′と駆動車8′の組合
せであつたものが、前同様の被駆動車10′と駆
動車8及び駆動車8′と被駆動車10の組合せに
変つて矢印B方向へ90°切換えられて走行するも
のであり、従つて、搬送ラインに設けてあるイ
なる投入位置でワーク乃至物品52をテーブルリ
フター7上に載せ、これをモノレール1′,2を
移送せしめてコーナポイント部P2に達し、コー
ナポイント部P1におけると同様の操作でターン
テーブル37を作動することにより90°方向変換
せしめて搬送ラインへと移送するものであつ
て、この場合、前記両車対の組合せは搬送ライン
とは逆に進行方向に対して駆動車8′と被駆動
車10′及び被駆動車10と駆動車8となる。
このようにして、ワーク乃至物品52を搬送ラ
インに移送することによつてコーナポイント部
P2,P3に搬入すれば、ロ位置にて方向変換して
搬送ラインへ順次分流せしめて(矢印C,D)
搬入することによつてハ位置へ作業またはストレ
ージゾーンとなり、引き続き、コーナポイント部
P2′,P3′において、前述したようなターンテー
ブル37の作動にてワーク乃至物品52の方向変
換を行つて合流し、搬送ラインの矢印E方向へ
移送した後は、前記ワーク乃至物品をハなる位置
で抜出し、空となつたテーブルリフター7の駆動
車と被駆動車との組合せは進行方向に対して8,
10及び10′,8′即ち搬送ラインと同様とな
り、コーナポイント部P1′で方向変換せしめられ
て矢印F方向へ移送される。
【図面の簡単な説明】
第1図は床上モノレールによる無人搬送方式の
平面配置図、第2図は前記無人搬送方式に使用さ
れる駆動車及び被駆動車の正面図、第3図、第4
図及び第5図は前記無人搬送方式のコーナポイン
ト部に設置されるべき本考案に係るワーク乃至物
品の方向変換装置を示す平面図、正面図及び側面
図である。なお、図示された主要部と符号との対
応関係は下記の通りである。 1,2……モノレール、7……テーブルリフ
タ、8……駆動車、10……被駆動車、38……
回転ポイントレール、39……円形状ガイドレー
ル、40……回転桁、41……ベース桁、42…
…流体圧シリンダ、43……対向配置のブラケツ
ト、44……ベースブラケツト、45……センタ
ポスト、46……ブラケツト、47……上部ガイ
ドローラ、48……下部ガイドローラ、50……
ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面眼鏡状のモノレール対を床上に方形状に敷
    設した四隅にコーナポイント部を有し、且つ前記
    モノレール対のそれぞれに回動可能な駆動車及び
    被駆動車を相互の対角線上に配置した無人搬送方
    式において、コーナポイント部の四隅に設置した
    ベース桁にセンタポストを介して回転可能に支承
    された回転桁に対向配置のブラケツトを介して、
    モノレールと同一断面形状の回転ポイントレール
    を取付け、直径方向に交差する十字状配置のベー
    スブラケツトの内周に沿つて円形状のガイドレー
    ルを繞設し、前記回転桁の両側上方に設けたブラ
    ケツトに前記ガイドレール上を摺動回転する円弧
    状配置の1対の上部ガイドローラを設置すると共
    に、両側下方に前記ガイドレールの下面を摺動回
    転する外れ防止用の下部ガイドローラを設置し、
    前記ガイドレールに固設した流体圧シリンダのロ
    ツドを前記回転桁に駆動連結せしめ、駆動車及び
    被駆動車が前記回転ポイントレールに乗つた時に
    前記流体圧シリンダの作動により前記回転桁を
    90°回転せしめるように構成したことを特徴とす
    る床上モノレールによる無人搬送方式におけるワ
    ーク乃至物品の方向変換装置。
JP4181484U 1984-03-26 1984-03-26 床上モノレールによる無人搬送方式におけるワーク乃至物品の方向変換装置 Granted JPS60157362U (ja)

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JP4181484U JPS60157362U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 床上モノレールによる無人搬送方式におけるワーク乃至物品の方向変換装置

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Publication Number Publication Date
JPS60157362U JPS60157362U (ja) 1985-10-19
JPH0356452Y2 true JPH0356452Y2 (ja) 1991-12-18

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JP4181484U Granted JPS60157362U (ja) 1984-03-26 1984-03-26 床上モノレールによる無人搬送方式におけるワーク乃至物品の方向変換装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521888U (ja) * 1978-07-31 1980-02-12
JPS5816452U (ja) * 1981-07-27 1983-02-01 西山 茂幸 割出し間歇回転装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521888U (ja) * 1978-07-31 1980-02-12
JPS5816452U (ja) * 1981-07-27 1983-02-01 西山 茂幸 割出し間歇回転装置

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JPS60157362U (ja) 1985-10-19

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