JPH0356292Y2 - - Google Patents

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JPH0356292Y2
JPH0356292Y2 JP1985062692U JP6269285U JPH0356292Y2 JP H0356292 Y2 JPH0356292 Y2 JP H0356292Y2 JP 1985062692 U JP1985062692 U JP 1985062692U JP 6269285 U JP6269285 U JP 6269285U JP H0356292 Y2 JPH0356292 Y2 JP H0356292Y2
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JP
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blade
dam plate
paper
liquid
coating
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シヨートドエルコータ(商品名)に
おける塗工液の給液装置に関するものである。
(従来の技術) 第2図は塗工機械における給液部とブレード部
が一体となつた従来型のシヨートドエルコータ
(商品名)である。バツキングロール1にバツク
アツプされた塗工しようとする紙2は図の矢印方
向に移動している。このため給液口5から供給さ
れた塗工液は紙2の移動に伴う同伴流のため旋回
流“B”とダム板6の先端から排出される液流
“C”を作る。
しかし塗工液の種類によつては、塗工速度が高
くなると中央部は気芯が発生し、給液量によつて
は給液口5から出た流れと旋回流Bとの衝突面が
不安定となり、ブレード4に達する前の紙2の表
面にある液の量が巾方向で変化することによつ
て、紙への塗工面が、巾方向でムラを発生する不
具合を生じることがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、従来の塗工機の給液装置が単にブレ
ードとダム板で液流路を形成しているため、時に
紙の巾方向で液量ムラが発生し紙品質を低下させ
るという問題点があり、この点を解決して良質の
塗工紙を得ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため本考案は、紙を巻回して回転するバツ
キングロール面に向け下方から突出するダム板
と、同ダム板より回転方向後流側で同ダム板と適
当間隔をおいて平行して配設されたブレードと、
両者の中間において上方に向け塗工液を流出させ
る給液口を有する塗工機において、同給液口の出
口側であつて前記ダム板側端から前記ブレードに
沿つて湾曲状に上方に伸び、かつブレードとの間
隔がその先端に向かつて漸減するように先簿状に
形成されたバツフルを備え、同バツフルと前記ダ
ム板間に溜り部を形成してなるもので、これを問
題点解決のための手段とするものである。
(作用) バツフルとブレードで形成される塗工液の供給
流路を先簿にすることによつて、給液が巾方向で
均一化される。また、バツフルとブレードの間〓
から流出する塗工液は、塗工する紙に対し向流で
接液し、接液後紙速度の影響によりブレード側に
引張られ、余剰液はブレードで掻き落とされて旋
回流を発生するが、前記バツフルとダム板間には
溜り部が形成されているため、前記旋回流は同溜
り部で発生し、かつ旋回流量は小さく安定した流
れを作り、塗工むらを生じることもなく、また旋
回中の塗工液内の気泡はダム板側から排出され易
くなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図によつて説明する。
第1図は本考案の実施例を示し、1はバツキング
ロール、2は塗工しようとする紙、3は塗工面
で、給液口5から流出される塗工液が前記バツキ
ングロールの回転と共に進行する紙2に随伴され
て、ブレード4によつて掻き落されつつその所定
量が紙面に塗工される。掻き落された塗工液を含
む余剰の液はダム板6を越えて外部へと排出され
る。ここで、図中7は本考案の主要部をなすもの
で、先簿状に形成された板体からなるバツフルで
あり、給液口5の出口側であつて前記ダム板6の
側端から、ブレード4に沿つて湾曲状に上方に伸
び、かつブレード4との間隔がその先端に向かつ
て漸減するように先簿状に形成されており、バツ
フル7と前記ダム板6間には溜り部が形成されて
いる。
バツフル7とブレード4間の先端に向かつて漸
減かる間隔から流出する塗工液は、塗工する紙2
に対し向流で接液し、接液後紙速度の影響により
ブレード4側に引張られ、余剰液はブレード4で
掻き落とされて旋回流Bを発生する。この場合バ
ツフル7とダム板6間には溜り部が形成されてい
るため、前記旋回流Bは同溜り部で発生し、かつ
旋回流は小さく安定した流れを作り、塗工むらを
生じることもなく、また旋回中の塗工液内の気泡
はダム板6側から排出され易くなる。3は紙上に
形成された塗工面である。
給液口5から供給される液量から紙に塗工され
た液量を差引いた液量はダム板6の先端から、排
出流“C”となつて排出される。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案によれば、ブレ
ードとバツフル間に設けられ、同バツフルの先端
に向かつて漸減する間隔から流出する塗工液は、
塗工する紙に対し向流で接液し、接液後紙速度の
影響によりブレード側に引張られ、余剰液はブレ
ードで掻き落とされて旋回流を発生するが、前記
バツフルとダム板間には溜り部が形成されている
ため、前記旋回流は同溜り部で発生し、かつ旋回
流量は小さく安定した流れを作り、塗工むらを生
じることもなく、また旋回中の塗工液内の気泡は
ダム板側から排出され易くなる等の効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す塗工機における
給液部の側断面図、第2図は従来の同給液部の側
断面図である。 図の主要部分の説明、1……バツキングロー
ル、2……紙、4……ブレード、5……給液口、
6……ダム板、7……バツフル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙2を巻回して回転するバツキングロール1面
    に向け下方から突出するダム板6と、同ダム板6
    より回転方向後流側で同ダム板6と適当な間隔を
    おいて平行して配設されたブレード4と、両者の
    中間において上方に向け塗工液を流出させる給液
    口5を有する塗工機において、同給液口5の出口
    側であつて前記ダム板6の側端から、前記ブレー
    ド4に沿つて湾曲状に上方に伸び、かつブレード
    4との間隔がその先端に向かつて漸減するように
    先簿状に形成されたバツフル7を備え、同バツフ
    ル7と前記ダム板6間に溜り部を形成したことを
    特徴とする塗工機の給液装置。
JP1985062692U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH0356292Y2 (ja)

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JP1985062692U JPH0356292Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

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JPS61178976U JPS61178976U (ja) 1986-11-08
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DE3700569C2 (de) * 1987-01-10 1996-07-11 Voith Gmbh J M Streicheinrichtung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61120656A (ja) * 1984-11-17 1986-06-07 ジエー、エム、フオイト、ゲゼルシヤフト、ミツト、ベシユレンクテル、ハフツング 塗布装置

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JPS61178976U (ja) 1986-11-08

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