JPH0355005Y2 - - Google Patents

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JPH0355005Y2
JPH0355005Y2 JP11325186U JP11325186U JPH0355005Y2 JP H0355005 Y2 JPH0355005 Y2 JP H0355005Y2 JP 11325186 U JP11325186 U JP 11325186U JP 11325186 U JP11325186 U JP 11325186U JP H0355005 Y2 JPH0355005 Y2 JP H0355005Y2
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seat
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worm wheel
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車におけるシート制御用モータの
減速機構、詳しくはドライバーの操作によりシー
トのバツクレストの傾度を適切な位置に自動的に
制御するシート制御用モータの減速機構に関す
る。
〔従来の技術〕
この種、従来の技術はドライバーがシートの傾
度を制御する場合は、例えばシートの側部等に装
着しているノブを操作することにより、段階的に
所望の位置やシートの傾度をコントロールしてい
た。かかる従来の技術におけるシートの傾度コン
トロールは操作が複雑であると共に円滑かつ迅速
なコントロール制御が困難であつた。
又、従来の技術においては例えば、実開昭57−
125659号に開示した技術があるがかかる技術は動
力伝達機構やタイマースイツチ装置等が複雑であ
り、大型化を伴なつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の技術は上述な構成であるので、次の問題
点がある。すなわち、 ドライバーがシートの傾度をコントロールす
る場合、その操作が複雑であり、迅速かつ円滑
でない。
シートの傾度をコントロールする機構、例え
ば、動力伝達機構、減速機構及びタイマスイツ
チ装置が複雑かつ大型であり組付性が悪く、量
産に適さない。
自動車のような狭隘なスペースに装置を組付
ける要請に呼応することができず、その利用範
囲が限定されている。
本考案は上述した問題点を解消すべく案出した
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述した従来の技術に存在する問題点
を解消すべく、次の手段を採用したものである。
すなわち、シート制御用モータと、該シート制
御用モータに連結されたウオームギヤと、該ウオ
ームギヤと噛合いかつ減速するウオームホイール
と、該ウオームホイールと一体的に回転する出力
軸と、前記ウオームホイールと係合し、間欠駆動
するゼネ歯と、該ゼネ歯と連動するスパギヤと、
該スパギヤと噛合い、かつ前記シート制御用モー
タの通電回路の通電・しゃ断をするための円弧状
接点板を固設した接点ギヤと、該接点ギヤの所定
回転により、前記円弧状接点板の所望回転位置に
接触、又は離開し、かつ支持体に固定した複数の
接点片とを備え、シートのバツクレストを所定角
度傾斜することを特徴とした構成、手段である。
而して、かかる構成、手段により本考案は所期
の目的を達成し得るものである。
〔作用〕
本考案に係るシート制御用モータの減速機構は
大概すれば次の作用を備えるものである。すなわ
ち、モータスイツチを正転又は逆転方向にスイツ
チオンすれば、シート制御モータが正、逆回転
し、ウオームギヤが回転し、この回転力がウオー
ムホイールに伝達する。このウオームホイールは
減速回転する。ウオームホイールの回転によりゼ
ネ歯車が間欠回転し、スパギヤが回転作動する。
而して、スパギヤと噛合係合している接点ギヤも
減速回転する。ここにおいて、ウオームホイール
と一体形成している出力軸がシートの基本に装備
されており、この出力軸の回転によりシートのバ
ツクレストを正逆転方向に回動せしめる。一方、
接点ギヤの回転により円弧状接点板が所定位置ま
で正、逆転し、そして、シート制御用モータの通
電経路が断たれる。而して、シートのバツクレツ
トが所定角度、例えば、58.5°の範囲内に制御さ
れる。
〔実施例〕
第1図は本考案に係るシート制御用モータの減
速機構の一実施例を示し、かつ要部を断面した正
面図である。
今、これについて、詳細に説明する。
1はシート制御用モータであり、直流電源によ
つて回転駆動する。2は該シート制御用モータ1
の回転軸に連結したウオームギヤである。該ウオ
ームギヤ2はウオームホイール3に噛合い係合し
ている。該ウオームホイール3は、実験によれ
ば、シート制御用モータ1の回転数の約1/64であ
り、減速回転する。該ウオームホイール3はピン
3aを備えておりゼネ歯4の所望数のU字状溝4
aと係合し、該ゼネ歯4を間欠駆動せしめてい
る。該ゼネ歯4と同軸にスパギヤ5を備えてお
り、該ゼネ歯4の所定回転に応じて回転作動す
る。6は接点ギヤであり、前記スパギヤ5と噛合
い係合し、かつ減速回転する。7は円弧状接点板
であり、前記接点ギヤ6の上面に固設している。
8〜10は各々接点片であり、先端部にはそれ
ぞれ接点8a〜10aを固定している。前記接点
ギヤ6が所定回転すれば、該接点8a〜10aが
前記円弧状接点板7と接触し又は離開する。前記
接点片8〜10の基端部は第2図に示すように基
部11の上面にビス8b〜10b等により固定さ
れている。
12はリング状のマグネツトであり、N極、S
極を有しかつ出力軸13に固定している。該出力
軸13は前記ウオームホイール3と一体形成され
ており該ウオームホイール3と同一回転する。前
記出力軸13にはバツクレスト傾斜機構(図示せ
ず)を駆動させ駆動ギヤ20が固着される。4は
リードスイツチであり、前記マグネツト12に隣
接して配置している。該リードスイツチ14の端
子はリード線15に接続されており、マグネツト
12の回転を検出したリードスイツチ14がシー
トの制御を行なうコンピユータシステム(図示せ
ず)に信号を導出する。前記、出力軸13は第3
図に示すシート16のバツクレスト16aの動作
をコントロールすべくシート16の基本16bに
配置している。図中、16cはシート16のヘツ
ドレストであり、ドライバーの頭部をサポートす
るためのものである。
第2図中、17はカバーでありシート制御用モ
ータ1に固定された減速機構及びスイツチ構造体
を被覆している。
次に第4図はシート16のヘツドレスト16a
の傾度を制御する作動を説明するための電気回路
図であり、これについて説明すれば、18は直流
電源であり、モータ制御スイツチ19に接続して
いる。
該モータ制御スイツチ19は例えば自動車のパ
ネル盤等に装着されており、一例としては図示す
るようにスチツチノブ19aの動きに連動する2
つの可動接片19b,19cと該可動接片19b
と接離する対向した2つの固定接点19d,19
e及び該可動接片19cと接離する対向した2つ
の固定接点19f,19gを有して構成すること
ができる。図中、1はシート制御用モータであ
り、その両端は前記2つの可動接片19bと19
cとに接続構成されている。
次に、本考案に係るシート制御用モータの減速
機構において、シート16のバツクレスト16a
が最後傾点位置から最前傾点位置、すなわち第3
図中においてラインP1〜P2による角θの回動作
動を説明する。
ドライバーがシートをコントロールすべくモー
タ制御スイツチ19のノブ19aを逆転方向に操
作する。可動接片19b,19cは固定接点19
e及び19gに接触しスイツチオンする。
従つて、接点片9の接点9aがアースに接続し
ているので、直流電源18、固定接点19g、可
動接片19c、シート制御用モータ1、可動接片
19b、固定接点19e、接点片8の接点8a、
円弧状接点板7、接点9aでなる経路を通電し、
該シート制御用モータ1は回転作動する。而し
て、ウオームホイール3はウオームギヤ2を介し
て回転力が伝達されかつ減速回転する。実験によ
ればシート制御用モータ1の回転数の約1/64とな
る。該ウオームホイール3はピン3aを介してゼ
ネ歯4に回転力を伝達し、更に減速回転する。該
ピン3aは所定回転毎、ゼネ歯4のU字状溝4a
群を逐次係合する。該ゼネ歯4の間欠回転作動に
よりスパギヤ5を介して接点ギヤ6が減速回転す
る。而して、円弧状接点板7が第4図中に示すよ
うにその端部のx1位置からx2位置まで緩慢に回転
する。
従つて、接点片8の接点8aが前記円弧状接点
板7と離開し、前記シート制御用モータ1の通電
回路はしや断し、該シート制御用モータ1は停止
する。
一方、前記ウオームホイール3が減速回転する
ので出力軸13もまた減速回転し、シート16の
バツクレスト16aを最後傾点ラインP1から最
前傾点ラインP2まで逆転させる。
そして、前記したようにシート制御モータ1が
停止したので予め設定したシート16の回転角θ
内に該シート16のバツクレスト16aが停止す
ることになる。
前記モータ制御スイツチ19のノブ19aを正
転方向に操作すれば前述した作動を逆になりシー
ト16のバツクレスト16aを最前傾点ライン
P2から最後傾点ラインP1まで正転させることが
でき、このときのシート16の回転角θ内に該シ
ート16を正転させる。
また、ドライバーがモータ制御スイツチ19を
適宜操作することにより、シート16のバツクレ
スト16aをドライバーの回転角θ内の所望位置
にコントロールすることができる。
上記ウオームホイール3の回転作動によりマグ
ネツト12を回転させリードスイツチ14を
ON、OFF作動し、出力信号をリード線15を介
して、コンピユータシステムに送信し、シート1
6の広範囲なコントロールを行なうことができ
る。
また、シート16内にロツク機構を備えること
により、例えば、該シート16のバツクレスト1
6aを所定位置にコントロールした後ロツク機構
を働かせることにより安定的にバツクレスト16
aを設定することができる。
〔本考案の効果〕
本考案に係るシート制御用モータの減速機構は
シート制御用モータの回転速度を減速した接点ギ
ヤの表面に円弧状接点板を固設し、該円弧状接点
板と対向位置に接点を備えた複数の接点片を配置
し、シートバツクレストを所定回転角内に自動的
にコントロールすることができ、構造が簡素化し
かつ小型化したので、生産性、組付性が向上する
ものである。
また、各減速部材をカバー内にコンパクトに収
容しており、管理工数の低減を図り、小スペース
下の装着が要請される自動車部品として好適なも
のである。
また、シートのバツクレストの制御を自動的に
行なう一方、手動操作手段を備え、併用すること
もでき、操作の合理化を図ることができる等、
種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシート制御用モータの減
速機構の一実施例を示す要部を断面した正面図で
ある。第2図は第1図の矢視A−A方向の垂直断
面図である。第3図は本考案に係るシートの作動
状況を示す斜視図である。第4図は本考案に係る
シートの制御態様を示す一実施例電気回路図であ
る。 1……シート制御用モータ、2……ウオームギ
ヤ、3……ウオームホイール、4……ゼネ歯、5
……スパギヤ、6……接点ギヤ、7……円弧状接
点板、8〜10……接点片、16……シート、1
6a……バツクレスト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート制御用モータと、該シート制御用モータ
    に連結されたウオームギヤと、該ウオームギヤと
    噛合い、かつ減速するウオームホイールと、該ウ
    オームホイールと一体的に回転する出力軸と、前
    記ウオームホイールと係合し、間欠駆動するゼネ
    歯と、該ゼネ歯と連動するスパギヤと、該スパギ
    ヤと噛合い、かつ前記シート制御用モータの通電
    回路の通電・しや断をするための円弧状接点板を
    固設した接点ギヤと、該接点ギヤの所定回転によ
    り、前記円弧状接点板の所望回転位置に接触、又
    は離開し、かつ支持体に固定した複数の接点片と
    を備えたことを特徴とするシート制御用モータの
    減速機構。
JP11325186U 1986-07-23 1986-07-23 Expired JPH0355005Y2 (ja)

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JP11325186U JPH0355005Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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JP11325186U JPH0355005Y2 (ja) 1986-07-23 1986-07-23

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JPS6318655U JPS6318655U (ja) 1988-02-06
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