JPH0354281A - 粘着剤シートおよび粘着剤形成方法 - Google Patents

粘着剤シートおよび粘着剤形成方法

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JPH0354281A
JPH0354281A JP1190192A JP19019289A JPH0354281A JP H0354281 A JPH0354281 A JP H0354281A JP 1190192 A JP1190192 A JP 1190192A JP 19019289 A JP19019289 A JP 19019289A JP H0354281 A JPH0354281 A JP H0354281A
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JP
Japan
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separator
adhesive
pressure
sensitive adhesive
layer
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JP1190192A
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English (en)
Inventor
Nobumori Sugano
菅野 宣盛
Tsuneo Tanaka
恒雄 田中
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は多層構戊の粘着剤シートに関する。さらに詳し
くは.サーマルプリンター等を利用することにより,容
易にパターン形成可能な粘着剤シートに関する。
(従来の技術) 従来は,粘着剤を細線状もしくは点状にパターン化する
場合において,チューブにはいった粘着剤接着剤を針状
のもので塗布して行なっていた。これらの方法では,粘
着剤がはみだしたりしてうまくできないことが多いか,
できたとしても膨大な労力と時間が必要であった。より
具体的な用途の一例として,電子卓上計算機のキーボー
ド部のはり合わせ.あるいはメンブレンスイッチの貼り
合わせ等が挙げられる。また,プリント基盤の製造時に
おいて抵抗,IC及びコンデンサ等の電子部品を粘着剤
で仮り止めし,その後にソルダリングをするという工程
がある。
現在は,接着剤として紫外線硬化型接着剤が使用されて
いることが多いが,作業性はあまりよくないという欠点
がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は,上記欠点を解消した,すなわち細線や微小な
パターン化を可能とする粘着剤シートおよび粘着剤形成
方法を提供することを目的とする。
さらに,粘着剤を画線状に設けるには,印刷方式が考え
られるが.印刷では版を作戒しなければならないが,本
発明では版を必要としないため,小部数の画線にも迅速
に対応できる粘着剤シートおよび粘着剤形成方法を提供
するものである。
〔発明の構戒〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、セパレータ1に粘着剤層,低融点化合物を主
体とする層および必要に応じてセパレータ2を順次設け
た粘着剤シートである。
また,本発明は、セパレータlに粘着剤層.低融点化合
物を主体とする層およびセパレータ2を順次設けてなる
粘着剤シートのセパレータ1側から所望画像に応じて加
熱し、セパレータ1を剥離し.加熱部分である画像をセ
パレータ2に形成し.次にセパレータ2に形成された粘
着剤を被転写体に転移する粘着剤形或方法であり.さら
に、セパレータ1に粘着剤層および低融点化合物を主体
とする層順次設けてなる粘着剤シートの低融点化合物を
主体とする層側に被転写体を重ね,粘着剤シートのセパ
レータ1側から所望画像に応じて加熱し、セパレータl
を3,11離し,加熱部分である粘着剤画像を被転写体
に形成する粘着剤形成方法に関する。
本発明では,常温における粘着剤とセパレータ1との間
の粘着力が粘着剤とセパレータ2または被転写体との間
の粘着力より小さいことを特徴とするが,例えば該粘着
力の差はセパレータ1とセパレータ2に施す離型処理の
差で出すのである。
本発明は,熱転写プリンター等のサーマルヘッドまたは
熱エネルギーを画像状に付与できるその他の接触式もし
くは非接触式手段により,粘着剤シートを画像状に加熱
することにより,加熱された部分の低融点化合物を主体
とする層は溶融し.粘着剤層との混合等によりセパレー
タ2または被転写体に接する面に粘着剤層が現れる。ま
たは低融点化合物を主体とする層は溶融し,セパレータ
2または被転写体に対する粘着力が強くなる。従って、
セパレータ2または被転写体との粘着力が生じるため,
セパレータ1を剥離したとき,セパレータ2または被転
写体に粘着剤画像が残存または形成される。
本発明に用いられるセパレータ1としては,ポリエステ
ルフィルム,ボリフェニレンオキサイドフィルム,ポリ
イξドフィルム,芳香族ボリアミドフィルム,ポリエチ
レンフィルム.ナイロンフィルム,ボリブロビレンフィ
ルム等が例示できる。セパレータ2としては、セパレー
タ1と同様のフィルムと祇が例示できる。セパレータ2
は,場合により省略することができる。
本発明のセパレータ1とセパレータ2は離型処理をする
が,通常のシリコーン系オイルもしくはフノ素系オイル
等で表面処理することで実現できる。セパレータ1とセ
パレータ2との粘着力の差は,シリコーン系オイルもし
くはフッ素系オイルを選択することで実現できる。また
、セパレータ1としてシリコーン系オイルで処理したポ
リエステルフイルムを用い.一方でセパレータ2として
,ポリエチレンフィルムを用いることでも本発明でいう
粘着力の差をつくることが可能となる。
本発明に用いられる粘着剤としては,たとえばロジン樹
脂,水添ロジン樹脂,テルベン樹脂,テルベ7−フェノ
ール樹脂,アルキルフェノール樹脂,クマロンインデン
樹脂,アリサイクリック樹脂,又はこれらの粘着性付与
樹脂と液状可塑剤との混合物,或いはこれらの粘着性付
与樹脂とゴムとの混合物アクリル酸エステル共重合体を
主戒分とするものなどがあげられる。
本発明でいう低融点化合物を主体とする層に使用する低
融点化合物としては,バラフィンワソクス,カルナウバ
ワノクス,ライスワソクス,キャンデリラワソクス,本
ろう,ポリエチレンワックス マイクロクリスタリンヮ
ノクス,オレイン酸,ステアリン酸,シリスチン酸など
の高級脂肪酸及びこれらのエステルIi, ずレイルア
ルコール,ステアリルアルコール.ミリスチルアルコー
ルなどの高級アルコールなどが例示できる。
本発明では,上に例示した低融点化合物を単独で用いて
もよく,また通常の熱可塑性樹脂,あるいは上記の接着
剤として用いられる樹脂と併用してもよい。
本発明ではセパレータ1は.離型処理をしたプラス千ノ
クフィルムである必要がある。その理由は,セパレータ
1の面からサーマルプリンター等でパターンの通りに印
字をしセパレータ2の面にパターンを粘着させるのであ
る。
本発明では.サーマルプリンター等でパターンを印字を
するため、セパレータ1のプラスチックフィルムの厚み
は.25μm以下が好ましい。また粘着剤層の厚みは5
〜100μmの範囲が好ましく,より好ましくは,10
〜50μmがよい。
低融点化合物を主体とする層は.できうる限り薄くする
のがよ<,o.i〜10μm,特に0. 1〜5μmの
範囲が好ましい。
本発明のセパレータ1の上層に粘着剤層を形或する方法
としては,すでに例示した粘着剤を溶剤よしくは水に溶
解,もしくは分散した塗液をリバースコーティング法,
もしくはグラビアコーティング法で塗工できる。低融点
化合物を主体とする層は,該粘着剤層の上に例示した低
融転化合物を主体した戒分を溶剤又は水に溶解,もしく
は分散した塗液を上記のリバースコーティング法もしく
はグラビアコーティング法で塗工する。
また別の方法として、セパレータ1の−Lに粘着剤層を
形成し,一方,セパレータ2の上に上記のごとき方法で
低融点化合物を主体とする層を形成したものを圧着する
ことでも実現できる。
次に同で説明する。
第l図で11がセパレータ1,12が粘着剤層13が低
融点化合物を主体とする層,14がセパレータ2である
本発明を実施例で詳細に説明する。例中で「部jとは「
重量部」を示す。
実施例l 厚さが12μmのポリエステルフィルム上にKM780
エマルジョン溶/I!(信越化学株式会社製シリコーン
オイル)で離型処理をした。
さらにシリ:l−ン処理をした上層に,トークリルx−
0188(東洋インキ製造01製アクリル系粘着剤)を
グラビアコーターを用い,固形分の厚さが30μmにな
るように塗工し乾燥後,下に示す低融点化合物分散液(
A−1)を該粘着剤層の上に厚さが2μmになるように
塗工し乾燥後.KM−709溶液(信越化学株式会社製
シリコーンオイル)で処理した離型紙を.処理面を(A
−1)塗工面と相接するように,圧着し貼り合わせて,
粘着剤シートを得た。
粘着剤シートをライン型サーマルプリンターに装着し,
ポリエステルフィルム側からあるパターンを印字した。
その後,ポリエステルフィルムを粘着剤シートから剥離
したところ1珊型紙の上に印字したパターンが認められ
,このパターン化された粘着剤の面を厚紙の台紙と圧着
した後,離型紙を剥離した。
厚紙の台紙上にパターン化された粘着剤のみが転写した
。粘着剤とポリエステルフイルムのシリコーン処理面と
の粘着力は約20g/10mm幅であり粘着剤と離型紙
のシリコーン処理面との粕着力は約100g/10mm
幅であった。
低融点化合物分敗i(A−1)の組或 ウルトラセン722           2部(東ソ
株式会社製エチレンー酢酸ビニル共重合体)ライスワソ
クス              8部トルエン   
            90部実施例2 実施例1で低融点化合物分散液(A−].)の代わりに
下に示す(A−2)を用いた以外は実施例1と同様にし
7たところ,実施例1と同様のパターン化された粘着剤
が得られた。
低融点化合物分散液(A−2)の紺或 ダイヤナール B R−8 0       2重量部
(三菱レイヨン株式会社製アクリル樹脂)カルナウバワ
ノクス         8重量部メチルエチルケトン
        45重量部トルエン        
     45重量部実施例3 実施例1の粘着剤シートにおいて,離型紙を使用せずに
巻き取ってウエブ状の粘着剤シートを製造した。この粘
着剤シートを使用して.ボリイξドフイルムに重ね.ラ
イン型サーマルプリンターに装着し.ポリエステルフィ
ルム側からあるパターンを印字した。その後,ポリエス
テルフイルムを剥離したところポリイミドフイルムの上
に印字したパターンが形成された。
比較例l 実施例1で(A−1)を除いた以外は,実施例1と同様
にしてサーマルプリンターで印字後.ポリエステルフィ
ルムを剥離したところ,剥離する場所が不定でパターン
は形成されなかった。
比較例2 実施例1でポリエステルフィルム及び紙にシリコン処理
をしなかった以外は,実施例lと同様にしたところ,サ
ーマルプリンターで印字後.ポリエステルフィルムを剥
離しても,剥離する場所が不定でパターンは形成されな
かった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の粘着剤シートの断面図を示す。 図中の符号は.1一粘着剤シート,11−セパレータ1
.12一粘着剤,13一低融点化合物を主体とする層.
14−セパレータ2.をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セパレータ1に粘着剤層、低融点化合物を主体とす
    る層および必要に応じてセパレータ2を順次設けてなる
    ことを特徴とする粘着剤シート。 2、低融点化合物を主体とする層の厚さが0.1〜5μ
    mである請求項1記載の粘着剤シート。 3、常温における粘着剤層とセパレータ1との間の粘着
    力が接着剤層とセパレート2との間の粘着力より小さい
    請求項1または2記載の粘着剤シート。 4、接着剤が熱硬化性樹脂である請求項1ないし3いず
    れか記載の粘着剤シート。 5、セパレータ1が離型処理をしたプラスチックフィル
    ムである請求項1ないし4いずれか記載の粘着剤シート
    。 6、セパレータ1に粘着剤層、低融点化合物を主体とす
    る層およびセパレータ2を順次設けてなる粘着剤シート
    のセパレータ1側から所望画像に応じて加熱し、セパレ
    ータ1を剥離し、加熱部分である画像をセパレータ2に
    形成し、次にセパレータ2に形成された粘着剤を被転写
    体に転移することを特徴とする粘着剤形成方法。 7、セパレータ1に粘着剤層および低融点化合物を主体
    とする層順次設けてなる粘着剤シートの低融点化合物を
    主体とする層側に被転写体を重ね、粘着剤シートのセパ
    レータ1側から所望画像に応じて加熱し、セパレータ1
    を剥離し、加熱部分である粘着剤画像を被転写体に形成
    することを特徴とする粘着剤形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4906604A (en) * 1987-09-25 1990-03-06 Kanzaki Paper Manufacturing Co., Ltd. Multi-color heat sensitive recording material
KR100940906B1 (ko) * 2009-11-23 2010-02-08 선보공업주식회사 스턴튜브 부시유니트
JP2020007545A (ja) * 2018-06-28 2020-01-16 東亞合成株式会社 粘着シート

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