JPH035427A - 薬剤組成物 - Google Patents

薬剤組成物

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JPH035427A
JPH035427A JP2123967A JP12396790A JPH035427A JP H035427 A JPH035427 A JP H035427A JP 2123967 A JP2123967 A JP 2123967A JP 12396790 A JP12396790 A JP 12396790A JP H035427 A JPH035427 A JP H035427A
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cgrp
glycyrrhizinate
hydroxybenzoate
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JP2123967A
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Valerio Aliverti
ヴァレリオ アリヴェルティ
Luciano Dorigotti
ルチアーノ ドリゴッティ
Teodoro Fonio
テオドーロ フェニーオ
Mario Pinza
ピンザ マリオ
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ISF SpA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルシトニン遺伝子に関連のあるペプチド(C
GRP)を投与するための新規な組成物、およびそのよ
うなペプチドの粘膜を通しての吸収を促進する新規な方
法に関係する。
カルシトニン遺伝子に関連のあるペプチドはカルシトニ
ンと構造的には異なっているが、カルシトニンと同じ遺
伝子から導かれる1群のペプチドである。カルシトニン
遺伝子に関連のあるペプチドは、天然に生成された場合
には、カルシトニンと同様に約37個のアミノ酸を含み
、システィン残基間にジスルフイフィド架橋をもってい
ると信じられている。
C0RPでは、“ジスルフィド架橋はペプチドの2位と
7位の間に架橋していると信じられる。
C0RPの例には、国際特許出願PCT/EP  84
100307   (公告番号 WO85101656
)  に記載のヒトC0RP(h−CGRP)と ヨー
ロッパ特許出!185810123.1  (公告番号
 EP0156772A)に記載のラットC0RP(r
 −CGRP )がある。
このようなペプチドはつぎの構造をもつと信じられてい
る: Leu−Ala−Gly−Leu−Leu−3eX+−
八r:q−Ser−Gly−Gly−C−Val−Ly
s−D−八5n−Phe−Val−Pro−Thr−A
sjx−Val−Gly−8ef、−E−八l=s −
Pl 田−NH2上記の式において、r−CGRPの場
合のように、AはSer、BはAsn、CはVal、D
はAsp、そしてEはGluであるか;またはh−CG
RPのアルファ形の場合のように、AはAla、BはA
sp、CはVal、DはA s n、そしてEはLys
であるか:またはh−CGRPのベータ形の場合のよう
に、AはAla、BはAsn、CはMet、DはSer
、そしてEはL y sである。
C0RPの他の例にはヨーロッパ特許出願EP  27
0.376−Aに記載のニワトリC0RP  (c−C
GRP)  、 H−八la−Cys−Asn−Thr−ALa−Tht
−Cys−Val−Thr−His−Arg−Leu−
A 1 a−As p−phe−Leu−8s r−A
rg−9e r−01y−Gly −Va 1−G 1
y−Lys−Asn −Asn−Phe−Val−E’
ro−Thr−八5n−Val−Gly−5et−Ly
85−AIII−Phe−NO3な艇σにヨーロッパ特
許出[5EP  188゜400−A、 US 4.5
30.838、およびUS  4,549,986に記
載のC0RPがある。 カルシトニン遺伝子に関連のあ
るペプチドはカルシウム代謝異常、心臓血管異常、およ
び諸種のカイ瘍などの各種の疾患の治療に用いるよう提
案されている;たとえばEP  0156772A  
EP  270゜376−Aを見よ。
ペプチド投与に関して考慮すべき問題でよく知られてい
るのは、それらペプチドが経口的に投与されたときに、
酸および酵素により急速に分解されやすいことである。
このために、いままでは非経口的投与がもつとも広く用
いられた投与法であり、カルシトニンのような高分子量
ペプチドの場合には唯一の明らかに有効な投与法であっ
た。
注射による投与は不便であるとともに患者にとって不愉
快なことは広く認められており、たとえば閉経後の骨組
ショウ症の治療にカルシトニンと用いる場合のように長
期間にわたって一定間隔で投与を繰り返すときなどは特
にそうである。したがって、もっと苦痛の少ない受は入
れやすい別の方法でペプチドを投与することに関心が増
してきている。たとえば、舌下錠、座薬、肺内粉末剤、
鼻内ドロップ、スプレー、粉薬、ゲル、塗薬、および挿
入薬などがある(たとえばEP  173990 (テ
ィジン)   US  4,476.116(シンチフ
ス)、およびGB  2,042゜888 (ティジン
)を見よ) 多くのペプチド、特に高分子量ペプチド、について考慮
すべき問題はそれらペプチドの生体膜、たとえば粘膜、
を通しての吸収が極めて悪く、そのためにペプチドの生
物利用度が非常に低いことが多いということである。
それゆえにペプチドの上皮透過吸収をよくする方法を見
出すためにおおくの研究がなされた。そのひとつの方法
は補助剤または吸収エンハンサ−を使うことであり、ペ
プチド吸収増強性をもつとされる化合物の報告が多数刊
行されている。
たとえば、コリンエステル類(EP214898)、ア
クリルカルニチン類 (EP215697)、アルドー
スおよびゲルコサシン類 (日本特許出願 No、61
 126034、アスコルビン酸塩およびサリチル酸塩
 (EP  37943) 、アルファーシクロデキス
トリン (EP  0094157)  ピログルタミ
ン酸エステル類 (EP  173990)、キレート
剤 (US  4,476.116)、および他の種々
の化合物 (EPI83527)が吸収エンハンサ−と
して提起された。
甘草の1成分であるグリシルレチン酸ナトリウムがイン
シュリンの鼻よりの吸収を増強させることか報告された
(三島その他、薬物生体機能学誌、10,5−69 (
1987)しかしながらこの報告の著者はインシュリン
の吸収エンハンサ−としてグリシルレチン酸ナトリウム
はカプリン酸ナトリウムより弱いことを示している。
界面活性剤がペプチドの吸収を増強するという報告が多
く出版されている(たとえばEP  115627  
(Armour)、OB2.127,689  (Sa
ndoz)US  4,548,922  (Ca r
eyその他)および平井その他9国際薬学誌、9゜16
5−184.1981を見よ) しかし界面活性剤の吸収促進剤についてよく知られた問
題点として、その塗布部分1こ痛みや組織損傷を起こす
というこ゛どがある。杯に塗布する場合について、界面
活性剤が吸収を高める能力は、すくなくともその一部は
、鼻粘膜の構造の完全さを乱したり、または傷つける能
力から生じている、すなわち界面活性剤が痛みや組織損
傷を与えるSきがあるのはその吸収促進能力と直接結び
ついている、といわれている(平井その他、上掲書を見
よ)痛みや組織損傷を起こし、その結果として患者が我
慢できなくなるということが、ペプチドの塗布を長期間
規則的に続けるときには、極めて重大な問題になる。
ペプチド吸収性を高める方法の研究を続けていると、非
経口的方法以外の方法でペプチドを投与できてペプチド
の適当な血中濃度を与える組成物、すなわち生体にうま
く適用できてしかも重要なことは長期にわたり患者に十
分に堪えられるような含ペプチド組成物への要求がある
ことが明らかである。
グリシルリジン酸の名で知られているグリシルレチン酸
の3− (2−0−β−D−グルコピランウロノシルー
α−D−グルコピラノシドウロン酸)誘導体とその塩は
優れた粘膜吸収促進性を持つだけでなく、そのうえ長期
間服用しても吸収促進剤にありがちの上記の毒性を生じ
ないということが今では知られている。
以上のように本発明は第一に、カルシトニン遺伝子と関
連のあるペプチドの粘膜を経ての吸収を増強する方法を
提供するものであり、その方法はカルシトニン遺伝子と
関連のあるペプチドとともにグリシルリジン酸塩の有効
量を吸収エンハンサ−としてともに投与するものである
本発明はまたカルシトニン遺伝子に関連のあるペプチド
、吸収エンハンサ−としてのグリシルリジン酸塩の有効
量、および薬剤的に許容されるキャリヤーからなる薬剤
組成物を提供するものである。
ここで用いているグリシルリジン酸塩という言葉はグリ
シルリジン酸とそのカルボン酸塩を意味している。グリ
シルリジン酸塩の例としではグリシルリジン酸アンモニ
ウムとアルカリ金属塩、すなわち例えばグリシルリジン
酸ナトリウムである。望ましい塩はグリシルリジン酸ア
ンモニウムである。
ここで用いられているカルシトニン遺伝子関連ペプチド
(CGRP)という言葉は天然産のC0RPのみでなく
、国際特許出願(例えばE、P、212,432A; 
 JP  63258.4901  EP  270.
376A)に記載されているように、1つまたは2つ以
上のアミノ酸を置換、逆転、誘導体変換、またはいくつ
かのアもノ酸を除去あるいは挿入した合成類似体をも意
味する。後者の例にはたとえば、 Co−R−Thr −A 1 a −Tll t −N
HC)I−Co−Va l −Th r −Hls −
Arg−Leu−Y   = S Or CH2 R= Asp or Asn; R= Val  of MeJ R2: ASn Or Ser。
Co−A−Thr−Ala−Thr−NHCHCO−V
al−τhr−His−Ar(J−Leu−八1aAs
 p−Phe−Leu−3e r−Arg−3er −
G 1y−G 1 y−Va l −G 1y−Iiy
s−Asn−ASn−E’he−Vat−pto−Th
r−ASn−Val−GLy−5eIニーLyS−Al
a−phe−冊2゜ Y   = S or CH2 A    −Asn oc Asp。
!+−A 1 a−NH−OH−COAsp−Thr−
Al a−T11t −NH−CI(−co−va L
 −Th t −Hls−八rq−Leu−AXa−G
ly−Leu−Leu−Set−Arg−5er−Gl
y−Gly−Val−Val−Lys−Asn−Phe
−Val−Pro−Thr−Asn−Val−Gly−
5er−L7S−Ala−P)’1e−NH2カルシト
ニン遺伝子関連ペプチドとして望ましいのはh−CGR
Pとその類似体である。
本発明の組成物を投与するには、薬剤として活性のある
物質を粘膜を通して伝達する方法として従来知られてい
る方法で適切に投与できる。本組成物は、たとえば鼻、
舌下、口腔内、直腸、膣などの粘膜に投与することがで
き、また形態としてはドロップ状、エアロゾル、錠剤、
粉末、ゲル、塗薬、挿入剤、座薬、ペツサリ、膏薬、膜
状として用いられる。
この組成物はまた、例えばEP  127535(ハダ
ッサ医学機構)に記載されているように腸内で溶けだす
ように被覆された固体の経口薬組成物の形で用いること
もできる6例としては鼻粘膜投与用に造られた組成物が
ある。
本組成物を鼻粘膜に塗布しようとするときには、その投
与形態としてエアロゾル、ドロップ状、およびゲル状が
ある。エアロゾル裂開は典型的には生理的に許容されて
いる水または非水溶媒に溶かして、溶液または活性物質
の微細な懸濁液とされ、ふつう1回または数回量を無菌
状態で容器に封入しである。この密封容器は噴霧器で使
うようにカートリッジまたは補充容器の形にするか、1
回のみ使用する容器、たとえば鼻吸入1回量入り、や計
量バルブに差し込めるエアロゾル容器になっているが、
後者の場合は容器の内容物が消費されたときは容器を捨
てることになっている。投与する形がエアロゾルで容器
に入っているときには、圧搾空気やフルオルクロル炭化
水素のような有機噴出剤などの圧縮気体の噴出弁σが入
っているだろう。このようなエアロゾル容器は従来技術
でよく知られている。
エアロゾルの投与形態はまたポンプ噴霧器の形をとるこ
とも可能で、そのような形態もまた従来技術でよく知ら
れている。
エアロゾルをスプレィとして与える噴霧器や供給器は典
型的には10オングストロームより大きい粒子を与える
ように設計されている。この組成物が口や鼻の粘膜に接
触してかなりの量が確実に残り、吸入されてしまわない
ためには1粒子の大きさはおよそ 10−160 オン
グストロームであるのが好適である。
本組成物を液体スプレーとして塗布するときは液状組成
物の粘度は組成物がスプレー可能であるように必要に応
じて既知の方法で調節されるだろう。
本処方で用いられている溶媒や液状キャリヤーは水が望
ましいが、生理的に許容できる非水溶媒を使ってもよい
。非水溶媒またはキャリヤーの例はアルコール、特にプ
ロピレングリコールやグリセリンのような多価アルコー
ル、や植物油、鉱物油である。このような非水溶媒やキ
ャリヤーは種々の濃度で水に加えて溶液、水中油エマル
ジョン、水中油エマルジョンを作ることができる。溶媒
としてはなるべく水を用いるのがよい。
溶媒やキャリヤー以外に、本発明の液状製剤は酸化防止
剤、安定剤、防腐剤、粘度および弾力性調節剤、および
緩衝剤などの添加物を加えろこともできる。
防腐剤を用いるときには、製剤を保存するのに必要な量
に止め、鼻粘膜に痛みを起こさないようにする。このこ
とは製剤を長期にわたって用いる予定のときに特に重要
である。
適当な防腐剤には p−ヒドロキシ安息酸メチル、p−
ヒドロキシ安息酸プロピルなどのp−ヒドロキシ安息酸
アルキル(バラベンズ)である。防腐剤には塩化ベンザ
ルコニウムを含まないのが望ましい。
口または舌下に投与するために適した投薬形態はゲル、
懸濁液、錠剤、膏薬、粉末、塗布薬、および溶液である
。膣や直腸に投与するのに適した投薬形態にはペッサリ
ー、座薬、溶液、泡、懸濁液、ゲル、塗布薬、および錠
剤がある。
上述の組成物は既知の製薬操作のよって製造できる、例
えばレミントン著″製薬科学″17版、マック出版社、
1985を見よ。
本組成物が腸管に入るまで露出しないように被覆されて
いて、経口的に投与されるのであれば、確実にカルシト
ニン遺伝子関連ペプチドを胃を通過させ、その後腸内で
溶は出させるような被覆剤で被覆した錠剤やカプセルの
形で用いるのが普通である。被覆剤として適しているも
のにはアクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル
の共重合体がある(例えばユウドラジット し、ユウド
ラジット Sおよびその混合物) 本発明−の組成物は各種の心臓血管障害、かい瘍、およ
びカルシウム代謝障害の治療に用いることができる。
本組成物を患者に投与する量は問題の疾病を治療するの
に有効な量のカルシトニン遺伝子関連ペプチドを含む量
となるだろう。投与量は疾病の種類とその重さによるだ
ろうが、最終的には医者の判断で決められるであろう。
本発明の組成物の単位投与量中のC0RP量はそのC0
RPの効力と組成物の種類によって違う。しかし一般に
は入用の単位投与量は典型的にはC0RP1〜100マ
イクログラムである。
製剤が液状、特にスプレーのとき、単位投与量は典型的
には50〜200マイクロリツトルである。
本発明の組成物のpHは組成物中の種々の成分の化学物
理的性質によって広範囲に変わり得る。しかし本組成物
のpHとして適しているのはpH3〜8の範囲であり、
特にpH約4.5から約6のあいだである。
ある特定のpH値を維持するために緩衝剤を使用するこ
とができる。
緩衝剤の例としてはクエン酸塩、リン酸塩、または酢酸
塩があり、実例はクエン酸とクエン酸ナトリウムの混合
物である。
クリシルリジン酸塩吸収エンハンサ−の濃度は、組成物
の全景に対して、典型的には少なくとも0.1%(重量
比)であり、0.5ないし10%(重量比)が適してお
り、望ましくは0.5ないし5%(重量比)である。
組成物が液状またはゲルの場合、グリシルリジン酸塩は
組成物 100 m l  につき0゜5ないし5 g
 に相当する量で存在するのが適している。望ましいの
はグリシルリジン酸塩が約 2 g / 100 m 
l  に相当する量で存在することである。
水溶液状の組成物の場合、最終の薬剤形、すなわち液状
溶液であるかゲルであるか、はそのグリシルリジン酸塩
を含む溶液のPHとイオン強度によるだろう。一般には
p Hが約4.5以上の組成物は液体であり、pH値が
低い組成物は粘度が高くなる傾向があり、pH3,5付
近ではゲル形になるだろう。
本発明を次の実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例 h −CG RP  (mg)    1.05 1.
05 1.05 1.05グリシルリジン酸 アンモニウム(g)  0.5 1  2  5クエン
酸(mg)    37 37 37 37クエン酸ナ
トリウム 2水@ (mg)    463 463 463 4
63蒸留水       含量を100 mlにする量
IN求諒化すト°ノウ瓜    pHを6にする量実施
例工ないし4の製剤はグリシルリジン酸アンモニウム、
クエン酸、クエン酸ナトリウム2水塩、蒸留水、および
水酸化ナトリウムを約60℃に調節されたウォーターバ
ス内で混合してFM製する。得られる溶液は室温まで放
冷し、つぎにh−CGRPを加える。
実施例 5 実施例 9 h −CGRP(mg)21.10 21.10 21
.10 21.10クリシルリジン酸 アンモニウム(g)0.5 1  2  5クエン酸(
mg)37  37  37  37クエン酸ナトリウ
ム 2水塩(mg)  463 463 463 463蒸
留水     含量を100耐にする量ナトリウム  
                     五h −
CGRP (mg)52.50 52.50 52.5
0 52.50グリシルリジン酸 アンモニウム(g)0.5 1  2  5クエン酸(
mg)   37  37  37  37クエン酸ナ
トリウム 2水@(mg)  463 463 463 463蒸
留水     含量を100 mlにする量・水2〜女
屯ナトリウ乙、          H6実施例5ない
し8の製剤はグリシルリジン酸アンモニウム、クエン酸
、クエン酸ナトリウム2水塩、蒸留水、および水酸化ナ
トリウムを約60℃に調節されたウォーターバス内で混
合して調製する。得られる溶液は室温まで放冷し、つぎ
にh−CGRPを加える。
実施例9ないし12の製剤はグリシルリジン酸アンモニ
ウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム2水塩、蒸留水、
および水酸化ナトリウムを約60℃に調節されたウォー
ターバス内で混合して調製する。得られる溶液は室温ま
で放冷し、つぎにh−CGRPを加える。
実施例 実施例 h−CeRP (r++q)       1.05 
1.05 1.05 1.05゛2゛リンルリシ′ンシ
Lrンモ、ニラ”(ql     O,,51257L
>11jL  (mg)        37   3
7   37   37クエン内先ナトリウム2氷、ぢ
にml  463   463   463   46
3P−ヒドロ千ンウ、乞、I交A今2ρη]1 130
    130    130    130F−ヒト
o9ン守患4ii>oビル(IT9+20    20
    20    20答奮yI<−合量を100 
mlにする量IN東袖化ナトリ〜久    pHを6に
する量実施例13ないし16の製剤はグリシルリン酸ア
ンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム2水塩、p
−とドロキシ安息酸メチル、p−ヒドロキシ安息酸プロ
ピル、蒸留水、および水酸化ナトリウムを約60℃に調
節されたウォーターバス内で混合して調製する。得られ
る溶液は室温まで放冷し、つぎにh−cGRPを加える
h−CGRP  (■) 7リンルリシ′ン蛭7ンモ、ニウム(g)7工ンM (
mg) クエン&虹ナトリリ7A211JXtmQIP−ヒドロ
千ン室1!S、也西り今ルnq)21.10  21.
10  21.10  21..100.5   1 
    2     5実施例17ないし20の製剤は
グリシルリン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナト
リウA 2水塩、p−ヒドロキシ安息酸メチルp−ヒド
ロキシ安息酸プロピル、蒸留水、および水酸化ナトリウ
ムを約60℃に調節されたウォーターバス内で混合して
調製する。得られる溶液は室温まで放冷し、つぎにh−
cGRPを加える。
実施例 21 − 24 実施例 25 − 27 7リンルリシ′ン〜艷テンモ、:つIA(910,51
2571ンi先 (mgl         37  
 37   37   37クエンゐ先ナトリウム21
/−メ1(ml  463   463   463 
  463P−ヒドロ千ンQ、%4Fi’jA4)しく
rrq)130    130    130    
13゜P−ヒドロfン守息8酸嘔口ビルOη)20  
  20    20    207衣ゼ*−合量を1
00 mlにする量実施例21ないし24の製剤はグリ
シルリン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウ
ム2水塩、p−ヒドロキシ安息酸メチルp−ヒドロキシ
安息酸プロピル、蒸留水、および水酸化ナトリウムを約
60°Cに調節されたウォーターバス内で混合して調製
する。得られる溶液は室温まで放冷し、つぎにh−cG
RPを加える。
実施例25ないし27の製剤はグリシルリン酸アンモニ
ウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム2水塩、p−とド
ロキシ安息酸メチルp−ヒドロキシ安息酸プロピル、蒸
留水、および水酸化ナトリウムを約60’Cに調節され
たウォーターバス内で混合して調製する。得られる溶液
は室温まで放冷し、つぎにk>−CGRPを加える。こ
れらの実施例の製剤はゲル状である。
実施例 28 実施例 hCGRP(■) クリシルリジンかンεニウム((J) 1+05 0.5 1.05 1.05 1.05 p−wl−’ofン息’tM、7Ioc−ルfnq) 
  20     20     20     20
h−ccRp  (mg) ・lリシルリシ゛ンゴし?ンε2弘(9)21.10 
 21.10  21.10  21.100+5 P−ヒドロキン守、”WLA+ル(m9)    13
0     i3o     13o     130
p−t−ト′0〒ン費、”、□tsL>ucル、(ff
19)20      20      20    
  20実施例28ないし31の製剤はグリシルリン酸
アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム2水塩、
p−とドロキシ安息酸メチルp−ヒドロキシ安息酸プロ
ピル、塩化ナトリウム、蒸留水、および水酸化ナトリウ
ムを約60℃に調節されたウォーターバス内で混合して
調製する。得られる溶液は室温まで放冷し、つぎにh−
CGRPを加える。
実施例32ないし35の製剤はグリシルリン酸アンモニ
ウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム2水塩、p−とド
ロキシ安息酸メチルp−ヒドロキシ安息酸プロピル、塩
化ナトリウム、蒸留水、および水酸化ナトリウムを約6
0℃に調節されたウォーターバス内で混合してmgする
。得られる溶液は室温まで放冷し、つぎにh−CGRP
を加える。
実施例 36 − 39 .1  @  イケJ    4O−43p−zrl:
1vyQ息−t!>otr>b(m9)   20  
  20    20    20実施例36ないし3
9の製剤はグリシルリン酸アンモニウム、クエン酸、ク
エン酸ナトリウム2水塩、p−とドロキシ安息酸メチル
p−ヒドロキシ安息酸プロピル、@化ナトリウム、蒸留
水、および水酸化ナトリウムを約60℃に調節されたウ
ォーターバス内で混合して調製する。得られる溶液は室
温まで放冷し、つぎにh−CGRPを加える。
フエziL+mq> クエン蛙汁すウへ2水、姶L+q) PセドO抄6.!、iitメチJL(m9)P−ヒトΩ
F′/’;j、’、巴代〜17−Oひしくワ)$m(L
+?リウA  (mg)           600
    600    600    600、(s’
l/LN−4)−gO+m9)           
5      5      5      5否、零
乾         含量を100 mlにする莞実施
例40ないし43の製剤はグリシルリン酸アンモニウム
、クエン酸、クエン酸ナトリウム2水塩、p−ヒドロキ
シ安息酸メチルp−ヒドロキシ安息酸プロピル、塩化ナ
トリウム、ポリツルベイト80、蒸留水、および水酸化
ナトリウムを約60℃に調節されたウォーターバス内で
混合して調製する。得られる溶液は室温まで放冷し、つ
ぎにh−CGRPを加える。
宜 名(k イク”J  44−47 宏先例 声、曾丸       合量を100 mlにする量゛
8 ”11′“′つ’               
  mlユ、4.お1.L−一一−−−実施例44ない
し47の製剤はグリシルリン酸アンモニウム、クエン酸
、クエン酸ナトリウム2水塩、p−ヒドロキシ安息酸メ
チルp−ヒドロキシ安息酸プロピル、塩化ナトリウム、
ポリツルベイI−80、蒸留水、および水酸化ナトリウ
ムを約60℃に調節されたウォーターバス内で混合して
調製する。得られる溶液は室温まで放冷し、つぎにh−
CGRPを加える。
p−epoFy9.0−4ffitメチノしくmql 
    130     130     130  
   130p−t+O抄守、%4a>oヒ、pc−、
202020204&、ナトリウt、、  (mq) 
          600    600    6
00    600+t−”+yLq’イl−’;10
  (mq)          5       5
       5       5唐、曾丸     
   含量を100 mlにする量S2に一醇化ナトリ
ウ’s      pHを6にする量実施例48ないし
51の製剤はグリシルリン酸アンモニウム、クエン酸、
クエン酸ナトリウム2水塩、p−ヒドロキシ安息酸メチ
ルp−ヒドロキシ安息酸プロピル、塩化ナトリウム、ポ
リツルベイト80、蒸留水、および水酸化ナトリウムを
約60℃に調節されたウォーターバス内で混合して調製
する。得られる溶液は室温まで放冷し、つぎにh−CG
RPを加える。
゛方′ δ巳 イ多:I      52−55゛定 
方′区 イ勾   56−59 h−CGRP (mgl         1−05 
 1.05  1.05  1.05?’lシレリリン
貌アン已二つ”+(Jl       O,5125〕
17fjL  (m(1)            3
7     37     37     37クエン
i虹ナトーノウム211.4L(ワ)   463  
  463    463    463p−epo+
yQ、6.4hYt−メチル(mg)   130  
    130      130      130
p−L)’。b−9息4@7−06他−、202020
204tナトリウ、、(rrCJ)         
600    600    600    600、
ζ・リソ1しλ゛ベイトI?0(rrq)      
  5      5      5      5否
、曾L        含量を100 mlにする量、
2エフ訟(mgl        37   37  
 37   37yエンit−rsw、utt=<mq
)    463    463    463   
 463P−cFOf−79,6,、!ffi’L<チ
JtJmlJ)      130      130
      130      13 P−L)’or:/守息、iQ7q)e=L−(mg)
   20    20    20    20場先
す、リウな (mgl         600   
 600    600    600、にすyu、<
イトgo  (mg+       5     5 
    5     5実施例52ないし55の製剤は
グリシルリン酸アンモニウム、クエン酸、クエン酸ナト
リウム2水塩、p−ヒドロキシ安息酸メチルp−ヒドロ
キシ安息酸プロピル、塩化ナトリウム、ポリツルベイト
80.蒸留水、および水酸化ナトリウムを約60℃に調
節されたウォーターバス内で混合して調製する。得られ
る溶液は室温まで放冷し1.つぎにh−CGRPを加え
る。
実施例56ないし59の製剤はグリシルリン酸アンモニ
ウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム2水塩、p−ヒド
ロキシ安息酸メチルp−ヒドロキシ安息酸プロピル、塩
化ナトリウム、ポリツルベイト80.蒸留水、および水
酸化ナトリウムを約6.0℃に調節されたウォーターバ
ス内で混合して調製する。得られる溶液は室温まで放冷
し、つぎにh−CGRPを加える。
T 8fF−Cf」60−63 実施例 り”’l:/lし・Iシ゛ン貌アンLニウb、(Cl)
         o、s      l      
  2        s9エンυL  (mq)  
        37    37    37   
37クヱン6艷ナトリウt、、2*:乙、rrcJ、 
    463    463    463    
463p−eドohz’i?患、@hL I−チルイI
rkl)    130    130    130
    130P−ヒl’o劃ン守1色、迭百17−0
ひス一(ワ)    20      20     
 20      20場4−ナトリウIA (mg)
          600    600    6
00    600Its’)YILA:’(ト 1?
0(m(+1         5       5 
      5       5否、9丸      
  含量を100 mlにする量実施例60な゛いし6
3の製剤はグリシルリン酸アンモニウム、クエン酸、ク
エン酸ナトリウム2水塩、p−ヒドロキシ安息酸メチル
p−ヒドロキシ安息酸プロピル、塩化ナトリウム、ポリ
ツルベイト80、蒸留水、および水酸化ナトリウムを約
60℃に調節されたウォーターバス内で混合してFM製
する。得られる溶液は室温まで放冷し、つぎにh−CG
RPを加える。
qx ンFIL (mg + フェンIil化ナトリウム2.tlUI& (mg)P
−ヒトOVン守1色、右随Ifル (□9)実施例64
ないし65の製剤はグリシルリン酸アンモニウム、クエ
ン酸、クエン酸ナトリウム2水塩、p−とドロキシ安息
酸メチルp−ヒドロキシ安息酸プロピル、塩化ナトリウ
ム、蒸留水、および水酸化ナトリウムを約60℃に調節
されたウォーターバス内で混合して調製する。得られる
溶液は室温まで放冷し、つぎにh−CGRPを加える。
実施例 66 − 68 活二遍吃 実施例 69 − 71 h−CGRP (r+igl        1.05
   21.10   52.50?リシ1しじ′ン西
tr)己ニウ5(912,02,02,0実施例66な
いし68の製剤はラクトースをh−CGRPの水溶液で
濡らし、減圧下に乾燥して1tli!aする。この乾燥
粉末をグリシルリジン酸アンモニウムと混合し、−最終
混合物をゼラチン製のカプセルに入れる(各カプセルに
25gづつ) カプセルに穿孔したのち、鼻吹き付は器
を使って粉末を投与する。
?”IシIしiジン!9Ly’ノjニウム(g)   
  4.0      4.0       4.0ン
ユ70−2、  +9)            35
.0     35.0      35.0?二F−
)L−(gl     −35,035,035,Ok
++x’rし/’)”+3−+し ら000  (g)
    10.0     10.0      10
.0実施例69ないし71の製剤はスクロース、マニト
ール、およびラクトースを混合して調製される。得られ
る混合物はh−CGRPの水溶液で濡らし、スティンレ
ススチールの綱を通して粒状にし、減圧下に乾燥する。
乾燥粒にポリエチレングリコールとグリシルリジン酸ア
ンモニウムを混ぜ、圧縮して1個120  mgの錠剤
にする。
”ルーへ゛−旦3L醇 実施例 72 ?−’Iシ托ノlシ゛/6!?ンεニウム、 (g) 
      6.0         6.0    
    6.00′ラケ/4−テーン7ソ (gl  
       8(1,080,080,07、可7す
、/a?り・ネンウt+  (ql        2
.0         2.0        2.0
イ; ’ffi、・/≧nイLtJj311+−品bう
2ト一人 (gl            210.0
     210.0    210.0jウドンシ′
7トS  ((J)         20.0   
   20.0’      20.0実施例72ない
し7Ll−の製剤はあらかじめゼラチンで被覆したデン
プンとラクトースを混ぜて調製される。得られる混合物
はh−cGRPの水溶液で濡らし、スティンレススチー
ルの網を通して粒状にし、減圧下に乾燥する。乾燥粒に
グリシルリジン酸アンモニウムとステアリン酸マグネシ
ウムを混ぜ、圧縮して1個210  mg の錠剤にす
る。
この錠剤はポリエチレングリコールとユウドラジットで
被覆して、最終重量を1個232mg  とする。
実施例 75 試行 A 吸収エンハンサ−としてグリシルリジン酸アンモニウム
0.5%を含む実施例32に報告された製剤と吸収エン
ハンサ−としてグリシルリジン酸アンモニウム2%を含
む実施例34に報告された製剤を他の製剤と比較して。
薬物力学的テスト、すなわち血清中のカルシウム濃度低
下能力のテスト、を行なった。比較に用いた製剤は次の
通りであるニ ゲリシルリジン酸アンモニウム以外は同じ濃度のh−C
GRPと同じ共存成分物質をもつ製剤(参照製剤A);
同じ濃度のh−CGRP−0,01%塩化ベンザルコニ
ウムおよび共存成分物質としてクエン酸塩をもつ製剤(
参照製剤B);および同じ濃度のh−CGRP、1%タ
ウロコール酸ナトリウム、0゜15%パラベン、および
クエン酸塩をもつ製剤(参照製剤C) これらの製剤を体重160±107の雄スプラグ・ドー
レイ・ラット10匹の群に、小カテーテル(体積10マ
イクロリツトル)を使って、鼻の中に投与した。この動
物は1夜絶食させ、2%トリブロムエタノール(TBE
)(体重 LOOg  にライて 0.9ml、i、p
、投与)で15分間麻酔をかけ、その後h−CGRPを
与えた。
本EIJ 品を投与6o、120、オヨび180分後、
それぞれの動物の眼窩側から採取した血液の血清中のカ
ルシウム濃度を(原子吸光分光器ヴアリアン30/40
で)測定した。
同時に、上述のように絶食させ麻酔をかけδがなんら処
置せずに置いたラットについて基′41ζ値を求めた。
結果を表21に報告する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カルシトニン遺伝子と関連のあるペプチド、吸収エ
    ンハンサーとしてグリシルリジン酸塩の有効量、および
    薬剤として許容されるキャリヤーからなる薬剤組成物。 2、請求項1に記載の組成物において、グリシルリジン
    酸塩がグリシルリジン酸アンモニウムである組成物。 3、請求項1または2のいずれかに記載の組成物におい
    て、グリシルリジン酸塩の濃度が組成物の全重量の少な
    くとも0.1%(重量比)に相当する濃度で存在する組
    成物。 4、請求項3に記載の組成物において、グリシルリジン
    酸塩の濃度が0.5ないし5%(重量比)である組成物
    。 5、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の組成物に
    おいて、カルシトニン遺伝子に関連するペプチドがh−
    CGRPである組成物。 6、請求項1ないし5のいずれか1つに記載の組成物に
    おいて、鼻粘膜に塗布するのに適した液状またはゲル状
    の組成物。 7、請求項6に記載の組成物において、グリシルリジン
    酸塩が組成物100mlにつき約2gに相当する量で存
    在する組成物。 8、請求項1ないし7のいずれか1つに記載の組成物に
    おいて、約4.5から約6の範囲内のpHをもつ組成物
    。 9、請求項1ないし8のいずれかに記載の組成物におい
    て、スプレーとして投与するよう容器に収められた組成
    物。
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