JPH0353488Y2 - - Google Patents

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JPH0353488Y2
JPH0353488Y2 JP12861386U JP12861386U JPH0353488Y2 JP H0353488 Y2 JPH0353488 Y2 JP H0353488Y2 JP 12861386 U JP12861386 U JP 12861386U JP 12861386 U JP12861386 U JP 12861386U JP H0353488 Y2 JPH0353488 Y2 JP H0353488Y2
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hole
terminal
insulating bushing
flange
fitting
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JP12861386U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はコンデンサ用ボルト端子装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、外部で他の機器との接続にボルト端子を
使用しているコンデンサ用ボルト端子装置は、第
7図および第8図に示すようにブリキ、黄銅、ア
ルミなどからなるケース上蓋31に設けた六角形
の取付孔32に、係止鍔部33と該係止鍔部33
下方に延びた根元部六角形の脚部34と中心部に
端子貫通孔35を設け上端部に嵌合凹部36を設
けたものからなる絶縁ブツシング37の前記脚部
34を挿入し、前記係止鍔部33をパツキン38
を介して前記取付孔32周囲に当接し、つぎに前
記端子貫通孔35に上部にねじ部39と該ねじ部
39下方に六角鍔部40と下部の端にねじ部41
を設けたボルト端子42を挿通する。なおこの場
合前記嵌合凹部36に六角鍔部40を嵌合し該鍔
部40と嵌合凹部36当接部にパツキン38を介
在させておく。しかして、前記脚部34に下部ブ
ツシング43を嵌合してケース上蓋31を支持
し、平ワツシヤー44を介して前記ボルト端子4
2下部のねじ部41にナツト45を螺合して締付
け、それぞれを固定一体化してなるものである。
しかして、上記構成になるものは前記取付孔32
内形形状を前記外形多角状脚部34形状と同一に
することによりケース上蓋31と絶縁ブツシング
37との廻り止め作用をもたせ、かつ前記嵌合凹
部36に六角鍔部40を嵌合させることによりボ
ルト端子42と、絶縁ブツシング37との廻り止
め作用をもたせたものである。しかしながら、ケ
ース上蓋31とボルト端子42下側間との絶縁構
造および密閉性に問題がある。すなわち両者間の
絶縁は第7図に示すイ間距離によるわけである
が、十分な絶縁を確保するには脚部34の長さを
著しく長くしなければならず、ケース胴体(図示
せず)内の効率を悪くし組立後におけるコンデン
サ自体を著しく大形化してしまい、またケース上
蓋31と絶縁ブツシング37間の機械的強度およ
び密閉性を得るためパツキン38を介してかなり
強い締付けを行うわけであるため、パツキン38
の復元力がなくなり密閉性の経時劣化(圧縮永久
歪による)が大きく、かつ通常用いられるパツキ
ン38は六角形となつているので均一な圧縮率に
なりにくく、経時的に密閉性が損われてしまう欠
点を有していた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような構成によつて組合せ部材間の廻り
止め効果を果たすことができるが、大形化せず十
分な絶縁確保および長期にわたつてすぐれた密閉
性を確保するには構造上不十分である。
本考案は以上の欠点を除去するもので、組合せ
部材間の廻り止め効果を果たし、ブツシング脚部
を長くすることなく、C−T間耐電圧を十分に確
保し、かつ長期にわたつてすぐれた密閉性を確保
できるコンデンサ用ボルト端子装置を提供するこ
とを目的とするものである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案のコンデンサ用ボルト端子装置は、係止
鍔部と該係止鍔部下方に延びた外形が多角形で内
側に内周多角形の凹部を設けた脚部と、中心部に
前記凹部と連接して設けた端子貫通孔からなる絶
縁ブツシングをケース上蓋上面に縁部を突出させ
て設けた取付孔に前記鍔部を該取付孔下面周辺に
Oリングを介して当接するようにして挿入し、前
記脚部に該脚部外形と嵌合形状となる孔を設けた
固定金具を嵌合し、該固定金具周辺とケース上蓋
当接部を溶着し、前記貫通孔にOリングを介して
一方を外部接続部とし、他端を引出端子接続部と
したボルト端子を挿通し、該ボルト端子挿通先端
にナツトを螺合し、前記引出端子接続部を前記脚
部に設けた凹部内に収納したことを特徴とするも
のである。
(作用) 上記のように絶縁ブツシングとボルト端子一体
化のナツトによる締付け位置が絶縁ブツシング脚
部内側に設けた凹部内であるため脚部長さを長く
することなくボルト端子とケース上蓋との絶縁距
離は十分に確保でき、またケース上蓋に対する絶
縁ブツシングの固定として固定金具を用い両者の
廻り止め効果をもたせた構造であるため、ケース
上蓋と絶縁ブツシング間に介在する弾性体リング
は円形からなるOリングでよく、かつ該弾性体リ
ングには機械的強度に関する負担をかける必要が
なく、単に密閉性を目的としたものであり、強い
押圧力がかからず長期にわたつて復元力を失うこ
となく密閉性保証上有利である。
(実施例) 以下、本考案の実施例につき第1図〜第5図を
参照して説明する。すなわち第2図に示すように
ケース上蓋1に設けた上面に縁部2を突出し、該
縁部2先端を円弧状3とした取付孔4に第3図に
示すように先端から下方に向かい徐々に大径とな
る傾斜径を有し、下方部に設けた係止鍔部5と該
鍔部5下方に延びた外形が六角状で内側に凹部6
を設けた脚部7とを一体成形し、先端部に設けた
六角嵌合凹部8と前記凹部6間に連接して中心部
に端子貫通孔9を設けた樹脂からなる絶縁ブツシ
ング10を、前記係止鍔部5が前記取付孔4の円
弧状3内にOリングからなる弾性体リング11を
介して当接するように挿入し、前記脚部7に第4
図に示すように六角孔12を設け周辺を段差鍔1
3とした固定金具14の六角孔12を嵌合し、前
記段差鍔3をケース上蓋1当接部を溶接し、しか
るのち、前記貫通孔9に第5図に示すようにねじ
からなる外部接続部15と六角鍔部16とねじか
らなる引出端子接続部17とを連接したボルト端
子18を挿入し、前記六角鍔部16と絶縁ブツシ
ング12当接部にOリングからなる弾性体リング
19を介在させ、前記貫通孔9から突出した前記
引出端子接続部17に前記凹部6内でナツト20
を螺合し絶縁ブツシング12とボルト端子18と
を一体化し第1図に示すように構成してなるもの
である。
以上のように構成してなるコンデンサ用ボルト
端子装置によれば、ケース上蓋1に対する絶縁ブ
ツシング12の固定として固定金具14を用い、
両者の嵌合部は相互に六角形状からなるものであ
り、絶縁ブツシング12とケース上蓋1の回転を
防止した構造であるため、両者間の密閉性確保を
得るため介在する弾性体リング11への機械的強
度に関する負担が軽くてすみ、強い押圧力がかか
らず、長期にわたつて弾性体としての復元力を失
うことなく、すぐれた密閉性を発揮できる。また
上記構造と相まつてナツト20を用いてのボルト
端子18の固定対象物は絶縁ブツシング12のみ
で十分となりナツト20螺合部を絶縁ブツシング
12の脚部7内側に設けた凹部6内としているた
め、脚部7長さを必要最少限とした状態でボルト
端子18下端とケース上蓋1との絶縁距離は十分
に確保でき、組立状態でケース胴体内に入る部分
をコンパクトにできコンデンサ自体の小形化に貢
献できる。
なお、上記実施例ではボルト端子18のナツト
20による螺合部を絶縁ブツシング10の下部に
位置する脚部7に設けた凹部6内としたものを例
示して説明したが、第6図に示すように絶縁ブツ
シング10下部に位置する脚部7に設ける凹部6
内周形状を六角形とし、該凹部6内にボルト端子
18の引出端子接続部17としての六角頭を嵌合
した状態で絶縁ブツシング10に設けた貫通孔9
に前記ボルト端子18を挿通し、絶縁ブツシング
10先端部から導出したボルト端子18のねじ部
からなる外部接続部15にOリングからなる弾性
体リング19および平ワツシヤー21を介してナ
ツト20を螺合した絶縁ブツシング10とボルト
端子18の回転防止構造としても同様の効果を得
ることができる。
また、上記各実施例では絶縁ブツシング10脚
部7に設けた凹部6内周形状を六角形としたもの
を例示して説明したが、これに限定されるもので
はなく、たとえば三角形または四角形であつても
かまわない。
[考考案の効果] 本考案によれば各組合せ部材間の廻り止め効果
を十分に発揮し、耐電圧向上を果たしつつ小形化
に貢献し、かつ長期にわたつてすぐれた密閉性を
確保できるコンデンサ用ボルト端子装置を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例に係り、第
1図はボルト端子装置を示す一部切欠正断面図、
第2図は第1図を構成するケース上蓋を示す要部
平面図、第3図は第1図を構成する絶縁ブツシン
グを示す断面図、第4図は第1図を構成する固定
金具を示す要部平面図、第5図は第1図を構成す
るボルト端子を示す正面図、第6図は本考案の他
の実施例に係るボルト端子装置を示す一部切欠正
断面図、第7図および第8図は本考案の他の実施
例に係り第7図はボルト端子装置を示す一部切欠
正断面図、第8図は第7図を構成するケース上蓋
を示す要部平面図である。 1……ケース上蓋、2……縁部、3……円弧
状、4……取付孔、5……係止鍔部、6……凹
部、7……脚部、9……端子貫通孔、10……絶
縁ブツシング、11,19……弾性体リング、1
2……六角孔、14……固定金具、15……外部
接続部、17……引出端子接続部、18……ボル
ト端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に縁部を突出し該縁部先端を円弧状とした
    取付孔を設けたケース上蓋と、前記取付孔に挿入
    した係止鍔部と該鍔部下方に延びた外形が多角状
    で内側に凹部を設けた脚部と中心部に前記凹部と
    連接して設けた端子貫通孔からなる絶縁ブツシン
    グと、前記鍔部と前記円弧状内間に配設した弾性
    体リングと、前記脚部に該脚部外形と嵌合形状と
    なる孔を嵌合し周辺を前記ケース上蓋と溶着した
    固定金具と、前記貫通孔に挿通し弾性体リングを
    介しナツトを用い螺合して前記ブツシングと一体
    固定した外部接続部と引出端子接続部からなるボ
    ルト端子とを具備し、引出端子接続部を前記凹部
    内に収納したことを特徴とするコンデンサ用ボル
    ト端子装置。
JP12861386U 1986-08-22 1986-08-22 Expired JPH0353488Y2 (ja)

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JPH0126744Y2 (ja) * 1985-03-01 1989-08-10
JP4004135B2 (ja) * 1998-04-09 2007-11-07 ニチコン株式会社 密閉形電気機器用容器
JP2002190425A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気機器の端子装置

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