JPH0353487Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0353487Y2 JPH0353487Y2 JP11167586U JP11167586U JPH0353487Y2 JP H0353487 Y2 JPH0353487 Y2 JP H0353487Y2 JP 11167586 U JP11167586 U JP 11167586U JP 11167586 U JP11167586 U JP 11167586U JP H0353487 Y2 JPH0353487 Y2 JP H0353487Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- press
- capacitor
- capacitor case
- fitting
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 39
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 29
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 6
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は碍子を用いたコンデンサの端子に関す
るものである。
るものである。
一般に大型のコンデンサに於ては、その端子に
絶縁性の良い碍子が用いられる。
絶縁性の良い碍子が用いられる。
碍子をコンデンサケースに取付ける方法として
は、半田付けによるのが通常であつた。
は、半田付けによるのが通常であつた。
すなわち、碍子の一部にメタリコンを施して金
属と同様に半田付け可能な部分を設定し、この部
分と端子金具およびコンデンサケース天蓋とを半
田によつて接合する。
属と同様に半田付け可能な部分を設定し、この部
分と端子金具およびコンデンサケース天蓋とを半
田によつて接合する。
このような構造においては、コンデンサケース
全体の中でメタリコン面が最も機械的に弱く、し
ばしば油漏れ不良発生の原因となる。
全体の中でメタリコン面が最も機械的に弱く、し
ばしば油漏れ不良発生の原因となる。
油漏れ不良をなくすためには、油密を保つてい
る面は単に静的品質のみならず機械的に強い動的
品質が要求される。
る面は単に静的品質のみならず機械的に強い動的
品質が要求される。
このような観点から、碍子に直接半田付けする
ことなく、碍子を金属円筒に圧入して油密を保つ
方法が製作されるようになつた。
ことなく、碍子を金属円筒に圧入して油密を保つ
方法が製作されるようになつた。
このような碍子圧入構造によれば、油密面の品
質は碍子の破壊耐力によつて保持されることにな
る。
質は碍子の破壊耐力によつて保持されることにな
る。
半田付方法のようにメタリコン面の接合力のみ
によつて破壊を防ぐのに比べれば、碍子圧入構造
の破壊耐力がいかに大きいかがわかる。
によつて破壊を防ぐのに比べれば、碍子圧入構造
の破壊耐力がいかに大きいかがわかる。
碍子圧入法によるコンデンサ端子は、実願昭54
−1459、実願昭55−167832によつて実用に供され
ているが、一般に使用されている構造を第1図に
示す。
−1459、実願昭55−167832によつて実用に供され
ているが、一般に使用されている構造を第1図に
示す。
本考案はこのような碍子圧入法によるコンデン
サ端子の改良に関する。
サ端子の改良に関する。
碍子圧入法による端子を用いる大型のコンデン
サは、従来屋外の広い場所に設置して使用するこ
とが多く、端子の高さ寸法はあまり問題にならな
かつた。
サは、従来屋外の広い場所に設置して使用するこ
とが多く、端子の高さ寸法はあまり問題にならな
かつた。
しかし最近は、キユービクル内に他の電力機器
と組合せて設置する等、端子の高さ寸法が制約さ
れる使用例が多くなつてきた。即ちコンデンサ端
子の先端までがコンデンサの大きさとして評価さ
れることになる。
と組合せて設置する等、端子の高さ寸法が制約さ
れる使用例が多くなつてきた。即ちコンデンサ端
子の先端までがコンデンサの大きさとして評価さ
れることになる。
本考案はこのような問題に対処するため、碍子
の高さ寸法をできるだけ短くして、同一性能でし
かも大きさの小さいコンデンサを提供しようとす
るものである。
の高さ寸法をできるだけ短くして、同一性能でし
かも大きさの小さいコンデンサを提供しようとす
るものである。
従来の碍子圧入法による端子(第1図)におい
て、コンデンサに印加される電圧に対する絶縁距
離は、コンデンサケース天蓋1の最上端から端子
金具7の最下端までの距離となる。
て、コンデンサに印加される電圧に対する絶縁距
離は、コンデンサケース天蓋1の最上端から端子
金具7の最下端までの距離となる。
このことは、コンデンサケース天蓋1が上下方
向に延びている円筒部2は絶縁距離として作用し
ていないことを意味する。
向に延びている円筒部2は絶縁距離として作用し
ていないことを意味する。
本考案はこの点に着目し、絶縁距離として作用
していないところをコンデンサケースの内部へ持
込み、コンデンサケースの外側に出ているところ
は絶縁距離のみとすることによつて、圧入碍子の
高さ寸法を短くした。
していないところをコンデンサケースの内部へ持
込み、コンデンサケースの外側に出ているところ
は絶縁距離のみとすることによつて、圧入碍子の
高さ寸法を短くした。
次に本考案の碍子圧入法による端子の構造を第
2図および第3図で説明する。
2図および第3図で説明する。
第2図は碍子3がコンデンサケース天蓋1に圧
入された状態を示す。第3図は碍子3がコンデン
サケース天蓋1に圧入される前の状態を示す。
入された状態を示す。第3図は碍子3がコンデン
サケース天蓋1に圧入される前の状態を示す。
第2図において、コンデンサケース天蓋1は碍
子3と接する円筒部2がコンデンサケースの内側
に向つて曲つている。
子3と接する円筒部2がコンデンサケースの内側
に向つて曲つている。
したがつて、コンデンサケースの外側に出てい
る碍子の部分は全部絶縁距離として有効に作用す
ることになる。
る碍子の部分は全部絶縁距離として有効に作用す
ることになる。
すなわち従来の構造(第1図)のコンデンサケ
ース天蓋1がケースから外側上方向に向つて延び
ている距離だけ端子の高さを短くすることができ
る。
ース天蓋1がケースから外側上方向に向つて延び
ている距離だけ端子の高さを短くすることができ
る。
本考案は、以上説明したような有効絶縁距離以
外にも従来品に比べて碍子の絶縁耐力を高くする
要因を含んでいる。それは従来品(第1図)の円
筒部2の上端が鋭いエツジとなつているのに対し
て、本考案(第2図)の円筒部2の上端はなめら
かな曲面を形成し、電界の集中が緩和される構造
となつている。このことも碍子の耐電圧性能を向
上させる大きな要因となつている。碍子の耐電圧
性能が向上すれば、同じ電圧に対してはそれだけ
碍子の寸法を小さくできることになる。
外にも従来品に比べて碍子の絶縁耐力を高くする
要因を含んでいる。それは従来品(第1図)の円
筒部2の上端が鋭いエツジとなつているのに対し
て、本考案(第2図)の円筒部2の上端はなめら
かな曲面を形成し、電界の集中が緩和される構造
となつている。このことも碍子の耐電圧性能を向
上させる大きな要因となつている。碍子の耐電圧
性能が向上すれば、同じ電圧に対してはそれだけ
碍子の寸法を小さくできることになる。
本考案が従来品に比べて、コンデンサケース上
面からの端子の高さを短くすることができるの
は、このような二つの大きな要因によつて可能と
なるのである。
面からの端子の高さを短くすることができるの
は、このような二つの大きな要因によつて可能と
なるのである。
次に本考案の油密について説明する。
第3図において、碍子3の圧入部4にパツキン
取り付け用の環状溝5を形成し、該溝5内にパツ
キン6を取り付けた後、コンデンサケース天蓋1
に一体形成で設けられた円筒部2に碍子圧入部4
を圧入する。
取り付け用の環状溝5を形成し、該溝5内にパツ
キン6を取り付けた後、コンデンサケース天蓋1
に一体形成で設けられた円筒部2に碍子圧入部4
を圧入する。
このとき、円筒部2の内径φd2は碍子圧入部4
の外径φd1より少し小さく形成している。
の外径φd1より少し小さく形成している。
その値はφd1=50mm程度の場合0.1mm前後とな
る。このような値に形成した円筒部2に碍子圧入
部4を1000Kg程度の圧入力で押し込んで圧入す
る。
る。このような値に形成した円筒部2に碍子圧入
部4を1000Kg程度の圧入力で押し込んで圧入す
る。
このようにして碍子3とコンデンサケース天蓋
1は強固に一体となり、パツキン6は油密を保持
する作用をすることになる。
1は強固に一体となり、パツキン6は油密を保持
する作用をすることになる。
第2図は碍子3とコンデンサケース天蓋1とが
一体となつた構造を示す。
一体となつた構造を示す。
第1図は従来の碍子圧入法による端子の構造
図、第2図は本考案の碍子圧入法による端子の構
造図、第3図は本考案の碍子圧入法による端子の
油密構成を説明するための構造図である。 1……コンデンサケース天蓋、2……円筒部、
3……碍子、4……碍子圧入部、5……環状溝、
6……パツキン、7……端子金具。
図、第2図は本考案の碍子圧入法による端子の構
造図、第3図は本考案の碍子圧入法による端子の
油密構成を説明するための構造図である。 1……コンデンサケース天蓋、2……円筒部、
3……碍子、4……碍子圧入部、5……環状溝、
6……パツキン、7……端子金具。
Claims (1)
- 碍子の一部に圧入部を形成し、この圧入部にパ
ツキンを取り付ける環状溝を設け、該溝にパツキ
ンを取り付けた後、コンデンサケース天蓋に一体
形成し且つケース天蓋の内側になるように設けた
円筒部に碍子圧入部を圧入して成る碍子を用いた
コンデンサの端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11167586U JPH0353487Y2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11167586U JPH0353487Y2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6318828U JPS6318828U (ja) | 1988-02-08 |
JPH0353487Y2 true JPH0353487Y2 (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=30991819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11167586U Expired JPH0353487Y2 (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353487Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3771971B2 (ja) * | 1996-07-16 | 2006-05-10 | 株式会社指月電機製作所 | 電気機器の碍子形端子 |
-
1986
- 1986-07-21 JP JP11167586U patent/JPH0353487Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6318828U (ja) | 1988-02-08 |
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