JPH0353395Y2 - - Google Patents

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JPH0353395Y2
JPH0353395Y2 JP9721287U JP9721287U JPH0353395Y2 JP H0353395 Y2 JPH0353395 Y2 JP H0353395Y2 JP 9721287 U JP9721287 U JP 9721287U JP 9721287 U JP9721287 U JP 9721287U JP H0353395 Y2 JPH0353395 Y2 JP H0353395Y2
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JP
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case
pressure relief
bottom plate
gas
internal
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JP9721287U
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/53Cases; Reservoirs, tanks, piping or valves, for arc-extinguishing fluid; Accessories therefor, e.g. safety arrangements, pressure relief devices
    • H01H33/56Gas reservoirs
    • H01H2033/568Gas reservoirs with overpressure release, e.g. rupture membranes

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ケース内に遮断部を気密に収納し
てなる開閉器において、事故発生時のケースの内
圧上昇を抑える放圧装置に関する。
〔従来の技術〕
通常、ケース内に遮断部を気密に収納してなる
真空開閉器等では、内部事故発生時、ケースの内
部圧力の異常上昇によりケースが破裂し、破片が
周囲に飛散する等の危険があるため、ケースの内
圧上昇時に内部ガスを外部へ放出するための放圧
装置が設けられる。
そして、従来では、たとえば第5図に示すよう
に、ケース1の側壁に形成された円形開口部2
に、ステンレス等からなるほぼ半球状の破裂板3
を設け、事故発生時、ケース1の内部圧力によ
り、破裂板3に放射状に刻設した溝あるいは半球
状部の周縁に沿つて破裂板3を破裂させ、内部ガ
スを放出するようにしている。
あるいは、第6図に示すように、ケース1の開
口部2に、カーボン等からなり、中央部分が肉薄
に形成された破裂板4を設け、事故発生時、内部
圧力により破裂板4をその肉薄部分で破裂させ、
内部ガスを放出するようにしている。
さらには、第7図に示すように、ケース1の開
口部2の外側に該開口部2を開閉自在に閉塞する
放圧弁5を設けるとともに、ばね6により放圧弁
5による閉塞状態を保持しておき、事故発生時の
内部圧力により放圧弁5をばね圧に抗して外方へ
移動させ、開口部2を開放して内部ガスを放出す
るようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前記従来の放圧装置では、いずれも
専用の放圧構造となるため、機器構成上高価とな
り、特に、第5図および第6図で示した破裂板構
造の場合、事故発生時に放圧板3,4の破裂箇所
からのみ内部ガスが放出されることになるため、
ガス吐出量が少なく、事故時の応答性が悪い欠点
があり、しかも、この構成では、輸送時の振動、
シヨツクや他の外部衝撃で破裂板3,4が破損す
る可能性があり、取り扱い上特に注意を要する難
点がある。
さらに、第7図で示した放圧弁構造の場合、事
故発生時の放圧弁5の動作が緩慢で、内部ガスを
短時間で放出することができず、応答性が悪く、
しかも、長期放置されると、機構の腐食等により
不動作状態になる重大な欠点を有している。
この考案は、前記従来欠点に留意してなされた
ものであり、安価でしかも応答性の良い放圧装置
を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による開閉器の放圧装置は、遮断部を
収納し下面が開口されたケースと、該ケースの下
面開口を閉塞した底板と、前記ケースの下部内周
面に一体に設けられた環状のパツキン受と、該パ
ツキン受に収容され前記底板の周縁が接合し前記
ケース内を気密に保持するパツキンと、前記ケー
スの上壁と前記パツキン受とを直結した放圧操作
用の連結体とを備えてなるものである。
〔作用〕
そして、この考案によると、ケース内に収納さ
れた遮断部で事故が発生すると、ケース内に発生
したガスにより内圧が上昇し、この圧力に応じて
ケースが球形に近ずくよう変形する。
したがつて、ケースの変形に追従して、その上
壁とパツキン受とを直結した連結体は、パツキン
受を引き上げ、ケースと底板とのパツキン部分に
隙間を生じ、ケース内のガスはこの隙間より外部
へ放出される。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その実施例を示した第1
図ないし第4図とともに詳細に説明する。
まず、第1の実施例を示した第1図ないし第3
図について説明する。
これらの図面において、11は真空開閉器等の
開閉器のケースであり、下面が開口されている。
12はケース11の下部内周面に溶接等により一
体に設けられた断面L形の環状のパツキン受であ
り、ケース11の下部周壁とパツキン受12とで
下方に開口して形成された環状溝にパツキン13
が収容されている。
14はケース11の下面開口を閉塞した底板で
あり、周縁の立上片が環状溝に挿入されるととも
に、その端面がパツキン13に接合し、ケース1
1内が気密に保持されている。
この底板14は、その外周部適所に溶着した取
付板15に、ケース11の下部外周の適所に溶着
したスタツド16を挿通するとともに、該スタツ
ド16にナツト17を螺合することにより、ケー
ス11に取り付け、支持されている。
18はケース11内に収納され並設された3相
の遮断部であり、各相の遮断部18は、その固定
側接点がケース11にブツシング19を介して貫
通した導体20に接続されるとともに、可動側接
点がケース11にブツシング21を介して貫通し
た導体22に可撓導体23を介在させて接続され
ており、操作軸24に支持された操作レバー25
により可動側接点が往復移動し、固定側接点に接
離する構成になつている。
26はケース11内の相間に配設された接地鉄
板であり、ケース11の上壁内面に溶着された止
め金具27およびパツキン受12の周壁内面に溶
着された止め金具28にそれぞれ、ボルト29、
ナツト30により取り付けられており、この接地
鉄板26が、ケース11の上壁とパツキン受12
とを直結した放圧操作用の連結体となる。
31は接地鉄板26の両面に該鉄板26と同時
にボルト29、ナツト30により取り付けられた
絶縁バリヤである。
そして、前述した構成において、遮断部18で
事故が発生し、ガスの発生によりケース11の内
圧が上昇すると、ケース11および底板14は第
3図に示すように球状に変形していく。
このとき、ケース11の上壁とパツキン受12
との間には、ケース11の変形に追従して広がる
方向に力が作用するが、この間は接地鉄板26に
より直結されているため、同図のように、ケース
11の変形に追従してパツキン受12の内周壁が
引き上げられ、パツキン接合部に隙間が生じる。
したがつて、ケース11内のガスは、この隙間
より外部へ放出され、内圧上昇が抑えられる。
このパツキン受12の変形は、ケース11の変
形に応じ各接地鉄板26の連結部分を中心に広が
つていくので、内部ガスの放出は広範囲に行なわ
れ、短時間で多量のガスを放出することが可能と
なる。
つぎに、第2の実施例を示した第4図について
説明する。
同図に示すものは、ケース11の上壁とパツキ
ン受12とを専用の連結板32にて直結したもの
であり、前述と同様に作用するうえ、この連結板
32による直結箇所の選定により、ケース11の
内圧上昇時にパツキン接合部の全周よりガス放出
させることが可能になる。
なお、この実施例では、ケース11の下部外周
の適所に固着したL形の取付金具33にナツト3
4を溶着するとともに、これに螺通したボルト3
5の先端により底板14を押え、底板14を支持
するようにしている。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の開閉器の放圧装置に
よると、開閉器の内部事故発生時、内圧上昇に伴
なうケースの変形に追従して、連結体によりパツ
キン受を引き上げるように変形させてパツキンの
接合部分を開放させ、内部ガスを外部へ放出させ
ることができるものであり、ケースの上壁とパツ
キン受とを連結体にて直結する非常に簡単な構成
で放圧が実現でき、経済性を向上でき、そのう
え、ケースの開口周縁に沿つたパツキン接合部を
開放することから、短時間で多量のガスを放出す
ることができ、事故時の応答性が良好になる効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の開閉器の放圧
装置の実施例を示し、第1図ないし第3図は第1
の実施例を示し、第1図は切断側面図、第2図は
切断正面図、第3図は放圧動作時の切断側面図、
第4図は第2の実施例の切断側面図、第5図ない
し第7図はそれぞれ従来の放圧装置の断面図であ
る。 11……ケース、12……パツキン受、13…
…パツキン、14……底板、18……遮断部、2
6……接地鉄板、32……連結板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 遮断部を収納し下面が開口されたケースと、該
    ケースの下面開口を閉塞した底板と、前記ケース
    の下部内周面に一体に設けられた環状のパツキン
    受と、該パツキン受に収容され前記底板の周縁が
    接合し前記ケース内を気密に保持するパツキン
    と、前記ケースの上壁と前記パツキン受とを直結
    した放圧操作用の連結体とを備えた開閉器の放圧
    装置。
JP9721287U 1987-06-24 1987-06-24 Expired JPH0353395Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9721287U JPH0353395Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JP9721287U JPH0353395Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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JPS642333U JPS642333U (ja) 1989-01-09
JPH0353395Y2 true JPH0353395Y2 (ja) 1991-11-21

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ID=30963934

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JP9721287U Expired JPH0353395Y2 (ja) 1987-06-24 1987-06-24

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Families Citing this family (3)

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DE102010015674A1 (de) * 2010-04-21 2011-10-27 Wabco Gmbh Ein Gehäuse mit einem Verformungsbereich zum Druckausgleich sowie eine Anordnung eines Dichtungselements in dem Gehäuse
JP2012253980A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Mitsubishi Electric Corp スイッチギヤ
JP6702554B2 (ja) * 2016-10-04 2020-06-03 株式会社東芝 防爆防水ケース

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JPS642333U (ja) 1989-01-09

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