JPH0352506A - 架橋ポリエチレン電力ケーブルの接続方法 - Google Patents

架橋ポリエチレン電力ケーブルの接続方法

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JPH0352506A
JPH0352506A JP1184420A JP18442089A JPH0352506A JP H0352506 A JPH0352506 A JP H0352506A JP 1184420 A JP1184420 A JP 1184420A JP 18442089 A JP18442089 A JP 18442089A JP H0352506 A JPH0352506 A JP H0352506A
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進 佐久間
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木村 人司
Fumiaki Enokubo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、架橋ポリエチレン電力ケーブルの接続方法と
それに用いる絶縁ブロックに関するものである. 〔従来技術〕 架橋ポリエチレン電力ケーブルの超高圧線路への適用が
進むにつれ、線路建設を合理化する上で、接続作業時間
の短縮が大きな課題となってきている.すなわち電圧階
級154KV以上の架橋ポリエチレン電力ケーブルの接
続技術であるモールドジッイントエ法は、安定した高い
性能が得られるものの、接続作業に要する時間が長いと
いう難点がある.このため工場で予め製作したwA縁部
品を現地で組み立てるいわゆるプレハブジツイントに対
するニーズが高まっており、すでに15tKV級のプレ
ハブジツイントが開発され、実用化されようとしている
. しかしプレハブジツイントは補強絶縁体にエボキシやゴ
ムを使用している関係で、架橋ポリエチレンのように高
い電気ストレスをかけられないため、接続部の寸法が大
きくなるという欠点があり、275m[V級、500W
V級の線路ではスペース上の制約から通用箇所が制限さ
れることが予想される.このため、モールドジツイント
の高い性能とプレハブジツイントの簡便性をある程度兼
ね備えた接続方法として、補強絶縁体を未架橋の絶縁ブ
ロンクとして予め工場で製作しておき、現場ではそれを
ケーブル接続部に取り付け、加熱、架橋してケーブルと
一体化するという方法が提案されている. 〔課題〕 しかし、未架橋の絶縁ブロックをケーブル接続部に取り
付け、加熱、架橋してケーブルと一体化する場合、次の
ような問題がある. ■ 絶縁ブロック全体を架橋する必要があるため、27
SKV級、500KV級の厚肉の補強絶縁体では架橋に
かなりの時間がかかり、時間短縮の面からは不十分であ
る. ■ 絶縁ブロックの架橋を限定された時間内に行うため
には架橋温度を高くすればよいが、架橋温度を高くする
と、ケーブル絶縁体の架橋残渣が二次分解して水が発生
するため、架橋温度を高くすることにも限界がある. ■ 未架橋の絶縁プロンクを架機する過程で、絶縁ブロ
ックが重力により下に垂れる傾向があるため、偏肉が生
じやすく、設計絶縁厚を確保できない可能性がある.こ
れは27SKV級、500KV級のように高ストレス下
で使用されるものでは電気的なネックとなる. ■ 未架橋の絶縁ブロックを架橋する過程で、材料のフ
ローが生じやすく、このため特にケーブル絶縁体との界
面に残留歪が生し、電気的な弱点になりやすい. 〔課題の解決手段〕 本発明は、上記のような課題を解決するため、予め補強
絶縁体形状に或形され架橋されたポリオレフィンよりな
る絶縁ブロックを用いることとし、これをケーブル接続
部に取り付け、加熱することにより、その絶縁ブロック
とケーブル絶縁体とを一体化するようにしたものである
. 絶縁ブロックはケーブル絶縁体と同材質であることが望
ましい. また絶縁ブロックは放射線架橋されたものであることが
望ましい. 〔作用〕 絶縁ブロックは、工場で所定の形状に或形され架橋され
ているため、ケーブル接続部に取り付けた後に架橋する
必要がなく、加熱の際には、すでに架橋されている絶縁
ブロックとケーブル絶縁体とを融着させるだけの熱量を
加えればよい.このため未架橋の絶縁ブロックを使用す
る場合に比べ、加熱温度が低くて済み、ケーブルを再加
熱することによる悪影響を低減することができる.また
未架橋の絶縁ブロックを架橋する温度と同し温度で加熱
するものとすれば、加熱時間を短くすることができ、作
業時間の短縮に大きな効果がある.また絶縁ブロックは
予め架橋されているため、加熱時に重力により垂れるこ
とがなく、偏肉が少なくなるから合理的な絶縁設計が可
能である.さらに加熱により流動することがないため、
電気的な弱点となりやすい界面の残留歪を生じさせるお
それがなくなる. また絶縁ブロックとして放射線架橋されたものを使用す
ると、化学架橋剤が含まれていないため、ケーブル絶縁
体との融着工程で架橋残渣の二次分解が起こらず、ミク
ロボイドの発生をなくすことができる. 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
. 実施例l 図−1および図−2は本発明の一実施例を示す.接続す
るケーブルIIA・11Bは、275XV 1400v
w”の架橋ポリエチレン電力ケーブル(ケーブル外部導
電層外径105m−、絶縁体外径103ms)である.
ケーブルIIA−11Bの端部は所定の寸法に段剥ぎし
、外部導電層12A・12Bと絶縁体13A・13Bを
露出させ、導体14A−14Bを口出しする.導体14
A・14Bを接続する前に、架橋絶縁ブロック15、半
導電性熱収縮チューブ16、接続部保11wA管(図示
せず)等の部品をケーブルIIA側またはIIB側に外
挿しておく. 架橋絶縁ブロックl5は、中央部に内部導電層17を埋
め込んだもので、内径104mm、外径164mmであ
る.この架橋絶縁ブロックl5を製造するには、絶縁ブ
ロック或形用の金型内に予め成形した内部導電層17を
セ−/ }し、その状態で、架橋剤含有ポリエチレンを
注型した後、注型品を旋盤で整形し、加圧容器内に入れ
て加熱、架橋すればよい.製造後はXM検査等により内
部欠陥がないことを確認する. 接続作業は、まず図−1に示すように導体接続管l8で
導体14Aと14Bを圧縮接続する.次に絶縁体13A
・13Bの外径までの空間に半導電性の高粘度コンパウ
ンドl9を充填し、熱風機等により加熱硬化させる.そ
の後、先に外挿してあった架[!k縁プロンク15を接
続部の中心に引き戻し、所定の位直にセットする.続い
て半導電性熱収縮チューブ16をその両端がケーブルの
外部導電層12A − 12Bに乗る位置まで引き戻し
、図−2のように加熱収縮させる.その後、図示してな
いがその上から架橋用のガスバリアー層を被覆し、加熱
ヒーターを取り付け、全体を加圧容器に収納して、窒素
ガス等の不活性ガスで加圧し、加熱する.加熱した後、
冷却し、加圧容器を解体し、接続部に遮蔽層を施して、
保!II#lA管を被せれば、接続が終了する.加熱の
際には、絶縁ブロックが未架橋状態であると、絶縁ブロ
ックを架橋し、かつ絶縁ブロックとケーブル絶縁体の界
面を接着させるだけの熱量を供給する必要があるが、本
発明のように絶縁ブロンク15が架橋済みであれば、絶
縁プロフクl5とケーブル絶縁体13A − 13Bの
界面を接着させるだけの熱量を供給すればよいことにな
る.ちなみに絶縁ブロックが未架橋の場合には絶縁ブロ
ックの外周を220℃に昇温し、6時間保持する必要が
あるが、w!1kkブロックが架橋してあれば、220
℃で3.5時間保持すればよく、時間短縮に多大の効果
がある.逆に加熱時間を6時間にすると、架橋絶縁ブロ
ック15とケーブル絶縁体13A−13Bを接着するの
に必要な加熱温度を190℃まで下げることができ、こ
のためケーブル絶縁体の再加熱によって架橋残渣が分解
し、水が発生して、ミクロボイドができるのを余裕をも
って回避することができる. また絶縁ブロック15が架橋されているため、加熱され
ても流動、変形することがなく、接着界面に残留歪が集
中したり、重力による垂れで大きな偏肉が発生したりす
ることがなくなる.このため電気的に弱点のない全体に
わたって均質な接続部を得ることができる. 表一lに実施例1の接続方法と従来の接続方法による場
合の残留歪と偏肉率の比較を示す.実施例2 実施例lと同じケーブルを接続するのに、図−3に示す
ような二つ割の架橋絶縁ブロック15を使用した.この
絶縁ブロック15は長さ500am、外径103ie−
である. 接続方法を図−4を参照して説明すると、まずケーブル
IIA−11Bの端部を実施例1と同様に段剥ぎし、絶
縁体13A・13Bの端部をテーパー状に切削する.次
いで実施例lと同様に必要部品をケーブルIIA側また
はI1B側に外挿した後、導体14人・14Bを突き合
わせ、銀ろう21で溶接接続する.溶接は、両側のケー
ブル絶縁体13A・13Bに熱による悪影響を与えない
ように溶接部の両側の導体露出部を冷却しながら行う.
次に導体接続部の外周に半導電性熱収縮チューブ23を
ケーブルの内部導電層22A・22Bに跨がるように被
せて加熱収縮させ、接続部の内部導電層を形威する.そ
の後、予め密閉容器内で窒素ガスを含浸させておいた図
−3の架橋絶縁ブロック15を密閉容器から取り出し、
ケーブル絶縁体13A − 13Bのテーバ一部に跨が
るように組みつけた後、その上から半導電性熱収縮チュ
ーブ16をケーブルの外部導電層12A・12Bに跨が
るように被せて加熱収縮させ、接続部の外部導電層を形
威する. 次いで、その上に実施例lと同様にガスバリアー層を被
覆し、加圧、加熱して、ケーブル絶縁体13A・13B
と絶縁ブロック15を融着一体化させる.加熱条件は実
施例1の絶縁ブロックより絶縁厚が薄いので、220℃
に昇温後、2.5時間保持する条件とした. ここで、架橋絶縁ブロック15として窒素ガス(不活性
ガスであればよい)を含浸させたものを用いたのは、架
橋絶縁ブロックとケーブル絶縁体とを熱融着する際に受
ける熱による悪影響を極力低減するためである.すなわ
ち架橋ポリエチレン中の架橋残渣は空気中よりも窒素ガ
ス中の方が熱を受けても二次分解しにくいからである.
また架橋絶縁ブロックの架橋度は、必ずしも必要架橋度
に達している必要はなく、むしろ架橋剤の一部が未分解
のまま残存していて、ケーブル絶縁体と接着させるとき
の加熱で、絶縁体相互が架橋し合って絡み合うようにな
っていることが望ましい.架橋剤の一部を未分解で残存
させるためには、絶縁ブロックにケーブル絶縁体と同じ
配合部数の架橋剤を混入し、全量が分解しない程度に絶
縁ブロックを架橋すればよい.またケーブル絶縁体より
架橋剤の配合部数を少し多めにし、絶縁ブロックの状態
で必要な架橋度を得ておいて、残りの未分解の架橋剤は
界面の接着性をより強固にするために消費されるように
することもできる.加熱融着後、所定の遮蔽層を施し、
電気試験を実施した.表−2にその結果を示すが、従来
のモールドジツイント工法によるものと比較しても、何
等遜色なく、短時間で高品質の接続部が得られることが
分かる. 表−2 *界面付近を基点として半径方向に貫通破壊なお架橋絶
縁ブロックとして、架橋剤の一部が未分解で残存してい
るものを使用すること、および不活性ガスを含浸させた
ものを使用することが望ましいことは、実施例1につい
てもいえることである. 実施例3 実施例1と同じケーブルを接続するのに、図一5に示す
ような放射線架橋された絶縁ブロック31を使用した.
この絶縁ブロック31は中央部に内部導電層l7を埋め
込んだもので、内径104m輻、外径164ms+であ
る.この絶縁ブロック31は次のようにして製造したも
のである. まず絶縁ブロック成形用の金型内に予め或形した内部導
電層l7をセットし、その状態で金型内に樹脂を注入し
て型成形する.使用した樹脂の組成は低密度ポリエチレ
ン(三菱油化のZF30R) 100li量部に老化防
止剤(大内新興化学ノクラフク300)1.5重量部を
加えたものである.型成形後、旋盤で所定の形状に整形
加工し、さらにクリーンルーム内で表面を必要な精度ま
で仕上げ、異物を拭き取る.この際、後工程で外傷をう
けたり、異物が付着したりすることのないように、薄い
ポリエチレンニ軸延伸シート等によって真空パックして
おくことが好ましい. このようして所定の寸法に仕上げられた絶縁ブロックを
、X線検査等により内部欠陥がないことを確認した上で
、γ線を照射して架橋した.vA源には−’Coを用い
、線量率I X 10’Mrad/hrで20hr,計
20Mradを照射した.照射中は、ブロック回転治具
を用いて絶縁ブロックを長手方向の軸線を中心に回転さ
せることにより、周方向の架橋度の均一加を図った.ま
たスロープ部は絶縁ブロックの中央部と同等の架僑度を
得るには肉厚が薄く、照射線量が多すぎてポリエチレン
の劣化が進む可能性があるため、架橋度を調節する同材
料のダ逅一ブロックを取り付け、架橋度の均一化を図っ
た.以上のようにして製造された絶縁ブロックを使用し
て架橋ポリエチレン電力ケーブルを接続した.接続作業
の手順は実施例1と同様である.この実施例では、絶縁
ブロックが放射線架橋されているため、加熱条件は絶縁
ブロックとケーブル絶縁体を融着させるだけでよいこと
はもちろん、加熱時に架橋残渣が二次分解してξクロボ
イドが発生するおそれがなくなるため、加熱温度を化学
架橋の絶縁ブロックより高くでき、より効率的な加熱を
行うことができる. 同一サイズの、化学架橋された絶縁ブロックと放射線架
橋された絶縁ブロックを、ケーブル絶縁体に加熱融着さ
せるのに必要な加熱条件を比較すると表−3のとおりで
ある. 表−3 このように放射線架橋された絶縁ブロックを用いると、
架橋残渣の二次分解を防止できるだけでなく、作業時間
の短縮にも大きな効果がある.もちろん絶縁ブロックが
架橋されているため、加熱されても絶縁体が流動するこ
ともなく、接着界面にm縁体の残留歪が集中したり、絶
縁体が重力によって垂れて偏肉の原因になることもない
.したがって電気的に弱点のない全体にわたって均質な
接続部を短時間に形威することが可能となる.実施例4 図−3に示すような長さ500mm,外径103s一の
二つ割の絶縁ブロックで、放射線架橋したものを使用し
、実施例2と同様にして架橋ポリエチレン電力ケーブル
の接続部を組み立てた.m縁プロンクは、放射線架8l
後、50℃に保たれたDCP (ジクミルバーオキサイ
ド:架橋剤)の溶液中に浸漬し、表面から内部に架橋剤
を拡散させた.接続作業の手順は実施例2と同様である
.絶縁ブロックは放射線架橋によって所定の架橋度を得
ているので、加熱は絶縁ブロンクとケーブル絶縁体との
界面およびmaiブロック相互の界面を接着させるだけ
でよい.このとき絶縁ブロックの表面から内部に拡散し
ている未反応の架橋剤は、界面の両側の絶縁体の結晶を
絡み合わせて接着をより強固にする働きをする。
表−4は実施例3と実施例4で組み立てた接続部に所定
の遮蔽層を施し、電気試験を実施した結果を示す.従来
のモールドジゴイントエ法によるものと比較しても、何
等遜色なく、短時間で高品質の接続部が得られる.また
絶縁ブロック表面付近に架橋剤を拡散させたものは、ケ
ーブルwA縁体との接着力をより強固にでき、界面の欠
陥を少なくすることができる. 表−4 本界面付近を基点として半径方向に貫通破壊なお実施例
4では放射線架橋された絶縁ブロックの全表面において
架橋剤を拡散させたが、架橋剤は全表面に拡散させる必
要はなく、少なくともケーブル絶縁体と接触する面に拡
散させてあればよい. 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように本発明によれば次のよう
な効果がある. ■ 架橋された絶縁ブロックを使用したことにより、絶
縁ブロックとケーブル絶縁体は、融着に必要な熱を加え
るだけで、一体化させることができるので、未架橋の絶
縁ブロックを使用する場合に比べ、接続作業時間を大幅
に短縮することができる. ■ 加熱時間が短くて済むため、ケーブル絶縁体に与え
る熱的悪影響を最小限に抑えることができ、絶縁性能の
良好な接続部を構戒できる.■ 絶縁ブロックが架橋さ
れているため、加熱中に変形することが少なく、偏肉を
少なくできるから、合理的な絶縁設計が可能となる.■
 絶縁ブロックが架橋されているため、加熱中に流動し
にクく、ケーブル絶縁体との界面等に歪が残留すること
がなくなる.このため電気的弱点が発生しに<<、良好
な電気的特性が得られる.■ 絶縁ブロックとして放射
線架橋されたものを使用すると、化学架橋剤が含まれな
いため、ケーブル絶縁体との融着工程において架橋残渣
の二次分解が起こらず、ミクロボイドの発生を防止でき
る.また放射線架橋された絶縁ブロックを使用する場合
、少なくともケーブル絶縁体と接触する面の内部に化学
架橋剤を拡散させておくと、ケーブル絶縁体との接着性
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
図−1および図−2は本発明に係る接続方法の第一の実
施例を示す断面図、図−3は本発明に係る接続方法の第
二の実施例で使用した絶縁ブロックの斜視図、図−4は
第二の実施例を示す断面図、図−5は本発明に係る絶縁
ブロックの一実施例を示す斜視図である. 11A−11B:架橋ポリエチレン電力ケーブル、12
A − 12B :外部導電層、13A・13B:絶縁
体、14A・14B:導体、15:化学架橋絶縁ブロン
ク、l6二半導電性熱収縮チューブ、17:内部導電層
、l8:導体接続管、21:銀ろう、22A・22B:
内部導電層、23:半導電性熱収縮チューブ、31:放
射線架橋絶縁ブロック.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導体を接続した後、その両側のケーブル絶縁体に跨
    がるように、予め補強絶縁体形状に成形され架橋された
    ポリオレフィンよりなる絶縁ブロックを取り付け、加熱
    することにより、その絶縁ブロックとケーブル絶縁体と
    を一体化することを特徴とする架橋ポリエチレン電力ケ
    ーブルの接続方法。 2、請求項1記載の接続方法であって、絶縁ブロックと
    して架橋剤の一部が未分解で残存しているものを使用す
    ることを特徴とするもの。 3、請求項1または2記載の接続方法であって、絶縁ブ
    ロックとして不活性ガスを含浸させたものを使用するこ
    とを特徴とするもの。 4、請求項1記載の接続方法であって、絶縁ブロックと
    して放射線架橋されたものを使用することを特徴とする
    もの。 5、導体を接続した後、その両側のケーブル絶縁体に跨
    がるように取り付けられる絶縁ブロックであって、補強
    絶縁体形状に成形されたポリオレフィン成形体を放射線
    架橋したものからなることを特徴とする架橋ポリエチレ
    ン電力ケーブル接続用絶縁ブロック。 6、請求項5記載の絶縁ブロックであって、少なくとも
    ケーブル絶縁体と接触する面の内部に化学架橋剤を拡散
    させてあることを特徴とするもの。
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