JPS63161805A - 電力ケ−ブルの接続部の形成方法 - Google Patents
電力ケ−ブルの接続部の形成方法Info
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- JPS63161805A JPS63161805A JP61306388A JP30638886A JPS63161805A JP S63161805 A JPS63161805 A JP S63161805A JP 61306388 A JP61306388 A JP 61306388A JP 30638886 A JP30638886 A JP 30638886A JP S63161805 A JPS63161805 A JP S63161805A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、電力ケーブルの接続部の形成方法の改良に関
するものである。
するものである。
（従来の技術）
現在、わが国の電力ケーブルは架橋ポリエチレン絶縁型
カケープルが主体となっており、その使用量は急速に伸
び、しかも益々高圧へ適用される傾向にある。これらの
ケーブルの構造の特徴としては、電界の均一化、使用時
のヒートサイクルによる絶縁体の膨張収縮に対し、導体
・遮蔽と絶縁体との密着をよくしコロナ放電を阻止する
などのために、絶縁体の内外部に半導電層が設けられて
いることである。従って、これらのケーブルの各接続部
は当該型カケープルと同等の性能を備える必要がある。
カケープルが主体となっており、その使用量は急速に伸
び、しかも益々高圧へ適用される傾向にある。これらの
ケーブルの構造の特徴としては、電界の均一化、使用時
のヒートサイクルによる絶縁体の膨張収縮に対し、導体
・遮蔽と絶縁体との密着をよくしコロナ放電を阻止する
などのために、絶縁体の内外部に半導電層が設けられて
いることである。従って、これらのケーブルの各接続部
は当該型カケープルと同等の性能を備える必要がある。
接続部は、まず導体を圧着スリーブにより接続し、然る
後、この導体接続部の上に内側より順に内部半導電層、
絶縁層、外部半導電層を配置し、加熱され、更にケーブ
ルの構造に応じた外部被覆が施されて形成される。この
場合内外半轟電層の形成は従来は架橋剤を添加し接続モ
ールド時の熱で架橋される架橋剤入り半導電性テープま
たは架橋剤無添加の非架橋半導電性テープを横巻きする
方法、あるいは架橋された半導電性熱収縮チューブを被
せ加熱収縮させる方法などによって行なわれている。
後、この導体接続部の上に内側より順に内部半導電層、
絶縁層、外部半導電層を配置し、加熱され、更にケーブ
ルの構造に応じた外部被覆が施されて形成される。この
場合内外半轟電層の形成は従来は架橋剤を添加し接続モ
ールド時の熱で架橋される架橋剤入り半導電性テープま
たは架橋剤無添加の非架橋半導電性テープを横巻きする
方法、あるいは架橋された半導電性熱収縮チューブを被
せ加熱収縮させる方法などによって行なわれている。
（発明が解決しようとする問題点）
上記の如く接続部における内外半導電層の形成にはテー
プ巻方式と架橋熱収縮チューブ方式とがあるが、テープ
巻方式では半導電層表面の平滑度が劣り、内外半導電層
の界面不整を生じコロナ放電を起こし易く破壊電圧が低
くなる。架橋熱収縮チューブ方式では半導電層表面の平
滑度は優れているが、絶縁体との間の密着性が十分では
なく、この密着性はケーブルの高圧化傾向に伴い水トリ
一対策としても、重要な問題である。
プ巻方式と架橋熱収縮チューブ方式とがあるが、テープ
巻方式では半導電層表面の平滑度が劣り、内外半導電層
の界面不整を生じコロナ放電を起こし易く破壊電圧が低
くなる。架橋熱収縮チューブ方式では半導電層表面の平
滑度は優れているが、絶縁体との間の密着性が十分では
なく、この密着性はケーブルの高圧化傾向に伴い水トリ
一対策としても、重要な問題である。
（問題点を解決するための手段および作用）本発明は、
前記の如き問題点を解決するためになされたもので、あ
らかじめ架橋剤を添加し、かつ、例えば、電子線照射に
より半架橋を行なった（以下この架橋剤入り材料を中間
的架橋をすることを半架橋と呼ぶ）カーボンブラック入
り半導電性熱収縮チューブを用意し、前記の如き接続部
における内部半導電層または外部半導電層、あるいは内
外両手導電層に適用し、モールド時の加熱によって、既
に添加しである架橋剤により完全架橋がなされた半導電
層とするものである。
前記の如き問題点を解決するためになされたもので、あ
らかじめ架橋剤を添加し、かつ、例えば、電子線照射に
より半架橋を行なった（以下この架橋剤入り材料を中間
的架橋をすることを半架橋と呼ぶ）カーボンブラック入
り半導電性熱収縮チューブを用意し、前記の如き接続部
における内部半導電層または外部半導電層、あるいは内
外両手導電層に適用し、モールド時の加熱によって、既
に添加しである架橋剤により完全架橋がなされた半導電
層とするものである。
上記の如き半架橋熱収縮チェープをケーブル接続部に適
用すると、加熱モールドの際、軟化が少なく変形しに＜
＜、かつ、絶縁層との密着が強固になり、接続部におけ
る電気性能が向上する。
用すると、加熱モールドの際、軟化が少なく変形しに＜
＜、かつ、絶縁層との密着が強固になり、接続部におけ
る電気性能が向上する。
（実施例）
第１図は、本発明によって形成された接続部の実施例と
して製作した１５４ｋＶ、 ＩＣＸ２０００ｎ＋ｍ”
ＣＶケーブルの縦断面図である。同図において、ａおよ
びｂは接続される架橋ポリエチレン絶縁環カケープルで
、それぞれ接続端部は段剥加工されている。１ａおよび
１ｂは導体、２ａおよび２ｂはケーブルの内部半導電層
、３ａおよび３ｂはケーブルの架橋ポリエチレン絶縁体
、４ａおよび４ｂはケーブルの外部半扉電層、５ａおよ
び５ｂは金属遮蔽層、６ａおよび６ｂはビニルシース、
７は接続部の内部半導電層、８は接続部の外部半導電層
、９は圧着スリーブ、１０は絶縁テープのを層である。
して製作した１５４ｋＶ、 ＩＣＸ２０００ｎ＋ｍ”
ＣＶケーブルの縦断面図である。同図において、ａおよ
びｂは接続される架橋ポリエチレン絶縁環カケープルで
、それぞれ接続端部は段剥加工されている。１ａおよび
１ｂは導体、２ａおよび２ｂはケーブルの内部半導電層
、３ａおよび３ｂはケーブルの架橋ポリエチレン絶縁体
、４ａおよび４ｂはケーブルの外部半扉電層、５ａおよ
び５ｂは金属遮蔽層、６ａおよび６ｂはビニルシース、
７は接続部の内部半導電層、８は接続部の外部半導電層
、９は圧着スリーブ、１０は絶縁テープのを層である。
一般に架橋剤としては最もよく用いられるジクミルパー
オキサイド（ＤＣＰ）が代表的であり、その他、２．５
−ジメチル−２，５ジ（ターシャリブチルパーオキシ）
ヘキサン、２，５−ジメチル−２，５ジ（ターシャリブ
チルパーオキシ）ヘキシン３、１−３−ビス（ターシャ
リブチルパーオキシ）、イソプロピルへソゼンなどの有
機過酸化物が用いられるが、本実施例において内部半導
電層７および外部半導電層８には、ジクミルパーオキサ
イド（ＤＣＰ）を添加し、かつ、電子線照射処理した半
架橋の半導電性熱収縮チューブを用い、通常の方法によ
り第１図に示す如くケーブルの接続部を形成した。
オキサイド（ＤＣＰ）が代表的であり、その他、２．５
−ジメチル−２，５ジ（ターシャリブチルパーオキシ）
ヘキサン、２，５−ジメチル−２，５ジ（ターシャリブ
チルパーオキシ）ヘキシン３、１−３−ビス（ターシャ
リブチルパーオキシ）、イソプロピルへソゼンなどの有
機過酸化物が用いられるが、本実施例において内部半導
電層７および外部半導電層８には、ジクミルパーオキサ
イド（ＤＣＰ）を添加し、かつ、電子線照射処理した半
架橋の半導電性熱収縮チューブを用い、通常の方法によ
り第１図に示す如くケーブルの接続部を形成した。
上記の実施例をＡとし、比較例としてそれぞれ実施例に
おける内外半導電層に非架橋半導電性テープを用いたも
のをＢ、架橋剤入り半導電性テープを用いたものをＣ１
電子線照射架橋半導電性熱収縮チューブを用いたものを
Ｄとして製作し、交流破壊電圧を求めた。その結果を第
１表に示す。
おける内外半導電層に非架橋半導電性テープを用いたも
のをＢ、架橋剤入り半導電性テープを用いたものをＣ１
電子線照射架橋半導電性熱収縮チューブを用いたものを
Ｄとして製作し、交流破壊電圧を求めた。その結果を第
１表に示す。
第１表
備考：ｆｌｌＡ：実施例、Ｂ、Ｃ，Ｄ：比較例（２）課
電条件２００にνＸＩＨｒ開始２０ｋＶ Ｘ ＩＨｒス
テップアップ 第１表においてＡで示すとおり本実施例の架橋剤入り電
子線照射処理した半架橋の半導電性熱収縮チューブを用
いた接続方法での交流破壊電圧が比較例に比して最も高
くなっていることが判る。
電条件２００にνＸＩＨｒ開始２０ｋＶ Ｘ ＩＨｒス
テップアップ 第１表においてＡで示すとおり本実施例の架橋剤入り電
子線照射処理した半架橋の半導電性熱収縮チューブを用
いた接続方法での交流破壊電圧が比較例に比して最も高
くなっていることが判る。
上記の実施例および比較例について接続部におけるｗＩ
！、縁体と半導電層との間の界面の乱れ、界面のボイド
、界面接着力および界面近傍の架橋度を調べた結果を第
２表に示す。
！、縁体と半導電層との間の界面の乱れ、界面のボイド
、界面接着力および界面近傍の架橋度を調べた結果を第
２表に示す。
第２表
備考：（１）Ａ：実施例、Ｂ、Ｃ，Ｄ：比較例（２）「
内」は内部半導電層、「外」は外部半導電層、「絶」は
絶縁体を示す。
内」は内部半導電層、「外」は外部半導電層、「絶」は
絶縁体を示す。
（３）ボイドサイズ： １〜５声
（４）ゲル分率：ポリマー分としてのゲル分率第１表に
示す如〈実施例が比較例よりも交流破壊電圧が向上して
いるのは、第２表から本発明による半架橋半導電性熱収
縮チューブの適用に起因していることは明らかである。
示す如〈実施例が比較例よりも交流破壊電圧が向上して
いるのは、第２表から本発明による半架橋半導電性熱収
縮チューブの適用に起因していることは明らかである。
（発明の効果）
架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの接続部の形成に本
発明による半架橋半導電性熱収縮チューブを適用すれば
交流絶縁破壊電圧の向上ができ、Ｊｆｆｉｔカケ−プル
の高圧化に大きく寄与することができる。
発明による半架橋半導電性熱収縮チューブを適用すれば
交流絶縁破壊電圧の向上ができ、Ｊｆｆｉｔカケ−プル
の高圧化に大きく寄与することができる。
第１図は本発明による電力ケーブルの接続部の形成方法
による実施例の縦断面図である。 ａ、ｂ：電力ケーブル、ｌａ、ｌｂ：導体、７：内部半
導電層、８：外部半導電層、９ｚ圧着スリーブ、１０：
絶縁層。
による実施例の縦断面図である。 ａ、ｂ：電力ケーブル、ｌａ、ｌｂ：導体、７：内部半
導電層、８：外部半導電層、９ｚ圧着スリーブ、１０：
絶縁層。
Claims (1)
- ケーブルの導体を圧着スリーブにより接続し、然る後該
圧着スリーブ上に内側より順に内部半導電層、絶縁層、
外部半導電層を配置してなされる電力ケーブルの接続部
の形成方法において、上記内部半導電層および外部半導
電層の少なくとも一方が架橋剤を添加し、かつ、半架橋
の半導電性熱収縮チューブを被覆し加熱収縮せしめるこ
とを特徴とする電力ケーブルの接続部の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61306388A JP2639649B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 電力ケーブルの接続部の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61306388A JP2639649B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 電力ケーブルの接続部の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63161805A true JPS63161805A (ja) | 1988-07-05 |
| JP2639649B2 JP2639649B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=17956418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61306388A Expired - Lifetime JP2639649B2 (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 電力ケーブルの接続部の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2639649B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0352506A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 架橋ポリエチレン電力ケーブルの接続方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5847831A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-19 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧シヨベルの油圧回路 |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP61306388A patent/JP2639649B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5847831A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-19 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧シヨベルの油圧回路 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0352506A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 架橋ポリエチレン電力ケーブルの接続方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2639649B2 (ja) | 1997-08-13 |
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