JPH0351853A - 感光性樹脂組成物及び感光性積層体 - Google Patents

感光性樹脂組成物及び感光性積層体

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JPH0351853A
JPH0351853A JP18703689A JP18703689A JPH0351853A JP H0351853 A JPH0351853 A JP H0351853A JP 18703689 A JP18703689 A JP 18703689A JP 18703689 A JP18703689 A JP 18703689A JP H0351853 A JPH0351853 A JP H0351853A
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photosensitive
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JP18703689A
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Yoshitaka Minami
好隆 南
Kazutaka Masaoka
正岡 和隆
Hiromi Furubayashi
寛巳 古林
Hajime Kakumaru
肇 角丸
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Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性樹脂組成物、さらに詳しくは印刷回路
板の作成に用いられるアルカリ性水溶液で現像可能な感
光性樹脂組成物及び該組成物を用いた感光性積層体に関
する。
[従来の技術] 印刷回路板の製造に用いられるレジストとして、感光性
樹脂組成物が広く用いられている。さらに、この感光性
樹脂組成物を支持体層に積層した感光性積層体(以下、
感光性フィルムという)が広(用いられている。これら
感光性フィルムは未硬化部をアルカリ性水溶液で除去す
るアルカリ現像型が主流となっている。
この感光性フィルムの使用方法は、研磨や薬品処理した
印刷回路板用基板に感光層を積層し、次いで、所望のネ
ガマスクを通して露光した後、支持体を除去し、0.5
〜3重量%の炭酸ナトリウム水溶液等のアルカリ性水溶
液を用いて現像し、基板上にレジスト画像を形成する。
このようにして形成した画像をレジストとしてエツチン
グ又はめっき処理を行い、次いで、硬化レジストを水酸
化ナトリウム水溶液等を用いて剥離する。さらに、めっ
き処理の場合、アンモニア含有水などを用いてエツチン
グし、印刷回路板を製造する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の工程において、エツチング又はめっき工程で銅に
対する十分な密着力が必要であり、特に、めっき液のし
み込みによるめっきもぐり等が発生しないことが必要で
ある。
特公昭50−9177号公報では感光層のめっき耐性を
向上するのに有効な化合物として、ベンゾトリアゾール
、2−アミノベンゾチアゾール等が示されているが、こ
れらの化合物では、アルカリ現像型感光性フィルムでは
めっきに対する耐性が十分でないばかりか、現像後の除
去性が悪くなり、めっきの析出性が悪化したり、積層後
の経日により現像残りが発生しやすい。
〔課題を解決するための手段〕
これらアルカリ現像型の感光性樹脂組成物について、め
っき耐性や経口安定性を鋭意検討した結果、従来の問題
点であっためつき耐性、現像残り性に格段優れた組成物
を見出した。
即ち、本発明は、(A)一般式(I) C式中Rは式中のイミダゾール環と縮合した芳香族炭化
水素核を完成する基であり、ハロゲン又はアルキル基で
置換されていてもよく、R1はHlNa、K又はCHz
  N+−Rz)zであり、R2は炭素原子数1〜10
個のアルキル基である。〕で表される2−メルカプトイ
ミダゾール誘導体、(B)重量平均分子量がtoooo
〜aoooo。
で、カルボキシル基を15〜50モル%含有し、アルカ
リ性水溶液に可溶又は膨潤可能な線状高分子化合物、 (C)常温で沸点がi o o ’c以上であるエチレ
ン性不飽和化合物、 (D)活性線により遊離ラジカルを生成しうる増感剤及
び/又は増感剤系並びに (E)一般式 〔式中XはC0OHであり、nは1〜3の正の整数、Z
はNH,OlS又はN  CH2NfRz) zであり
、R2は炭素原子数1〜10個のアルキル基であり、Y
はN又はC−R3であり、RffはHlSH,NH2又
はハロゲン原子である。]で表されるカルボン酸又は芳
香族カルボン酸を含有してなる感光性樹脂組成物及びこ
の感光性樹脂組成物を支持体上に塗布してなる感光性フ
ィルムに関する。
本発明の感光性樹脂組成物は、上記の一般式(I)の2
−メルカプトイミダゾール誘導体の少なくとも1種を必
須成分として含有する。ここでRはイミダゾール環と縮
合した芳香族炭化水素核を完成する基であり、非置換又
はハロゲン若しくはアルキル基で置換されていてもよい
。このイミダゾール環と縮合した芳香族炭化水素核とし
ては、ベンゼン核、ナフタレン核など挙げられ、ベンゼ
ン核又は炭素原子数1〜4個のアルキル基で置換された
ベンゼン核が好ましい。−船式(I)で表される化合物
のうち、好ましい化合物の例としては、2−メルカプト
ベンズイミダゾール、2−メルカプト−5−メチルベン
ズイミダゾール等が挙げられる。これらは2種以上用い
てもよい。これらの添加量は感光性樹脂組成物の高分子
化合物とエチレン性不飽和化合物の総和を100重量部
とした際(以下、重量部はこの総和100重量部に対す
る重量部とする。)0.01重量部から効果が得られ、
剥離性等の特性を悪化させないために5重量部以下が好
ましい。
本発明の感光性樹脂組成物は、さらにアルカリ性水溶液
に可溶又は膨潤可能な線状高分子化合物を必須成分とし
て含む。このような線状高分子化合物には、特に制限は
ないが、カルボキシル基を分子中15〜50モル%含有
する高分子を少なくとも1種類含有することを必要とし
、2種類以上の線状高分子を含有しても良い。つまり、
感光性樹脂組成物としてアルカリ水溶液により現像可能
であれば良い。
通常用いられる線状高分子化合物としては、ビニル共重
合体が好ましく、ビニル共重合体に用いられる共重合性
単量体としては、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ブ
チル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸
ラウリル、アクリル酸エチル、アクリル酸メチル、スチ
レン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、N−ビニ
ルピロリドン、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、アクリルアミド、
アクリロニトリル、メタクリレートリル、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリ
レートなどとアクリル酸、メタクリル酸などとが用いら
れる。また、スチレン/マレイン酸共重合体のハーフエ
ステルなども用いられる。
線状高分子化合物は1oooo〜300000の重量平
均分子量のものが好ましい。この添加量は40〜80重
量部が好ましい。40重量部より少ないと、現像性の悪
化や、感光性樹脂組成物層の柔軟性が増加し、積層体と
した際、端面からのしみ出し、つまりエツジフュージョ
ン等が発生するおそれがあり、また、80重量部を超す
と、感光性が低下するおそれがある。
本発明に用いられるエチレン性不飽和化合物は、常圧で
沸点がl OO’C以上であり、例えば多価アルコール
にα、β−不飽和カルボン酸を付加して得られる化合物
、例えばテトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパントリ (メタ)アクリレート、テ
トラメチロールメタントリ (メタ)アクリレート、テ
トラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、ポ
リプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジペ
ンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペ
ンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等、グ
リシジル基含有化合物にα。
β−不飽和カルボン酸を付加して得られる化合物、例え
ばトリメチロールプロパントリグリシジルエーテルトリ
アクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテル
ジ(メタ)アクリレート等、多価カルボン酸、例えば無
水フタル酸等と水酸基及びエチレン性不飽和基を有する
物質、例えばβ−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト等とのエステル化物、アクリル酸又はメタクリル酸の
アルキルエステル、例えば(メタ)アクリル酸メチルエ
ステル、(メタ)アクリル酸エチルエステル、(メタ)
アクリル酸ブチルエステル、(メタ)アクリル酸2−エ
チルヘキシルエステル等が用いられ、トリメチルへキサ
メチレンジイソシアナート、2価アルコール及び2価ア
ルコールの(メタ)アクリル酸のモノエステルを反応さ
せて得られるウレタンジアクリレート化合物、ビスフェ
ノールA1アルキレングリコール及びアクリル酸又はメ
タクリル酸の付加物、β−フェノキシエトキシエチルア
クリレート等も用いられる。これらの化合物は単独で、
あるいは2種類以上併用してもよい。この添加量は、2
0〜60重量部が好ましい、この量が少ないと、十分な
硬化性が得られず、多いと、エツジフュージョン等が発
生するおそれがある。
活性線により遊離ラジカル生成しうる増感剤及び/又は
増感剤系(D)としては、例えば4,4′−ビス(ジメ
チルアミノ)ベンゾフェノン〔ミヒラーケトン)、4.
4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、ジメチ
ルアミノ安息香酸エチルエステル、ジエチルアミノ安息
香酸エチルエステル、ベンジルジメチルケタール、ジメ
チルアミノ安息香酸ブチルエステル、ジメチルアミノ安
息香酸イソアミルエステル、ベンゾフェノン、2−クロ
ルチオキサントン、2.4−ジエチルチオキサントン、
2−プロピルチオキサントン等が挙げられる。この添加
量は、感光度の点から0.01〜30重量部が好ましい
本発明の感光性樹脂組成物は、さらに上記の一般式(I
I)で表されるカルボン酸あるいは芳香族カルボン酸の
少なくとも1種を必須成分として含有する。ここでXは
カルボキシル基であり、芳香族環に他の置換基を有して
いてもよい。一般式(II)において、ZはNHlo、
S又はN  CHz  N +R2) tのようにホル
ムアルデヒドとアミンを縮合させた化合物である。Yは
N又はC−R,であり、R3はH,SH,NH2又はハ
ロゲン原子が挙げられる。さらに、芳香族カルボン酸が
挙げられる。一般式(It)で表される化合物としては
、例えば5−カルボキシベンゾトリアゾール、5−カル
ボキシベンゾイミダゾール、4−カルポキシベンゾトリ
アゾール、5−カルボキシベンゾトリアゾールとホルム
アルデヒドとジ(2−エチルヘキシル)アミンとの縮合
物、5カルボキシベンゾチアゾール、マレイン酸、フタ
ル酸等が挙げられる。これらの添加量は0.01〜5重
量部が好ましい。添加量が少ないと、安定性に対する効
果が少なく、多すぎると、現像時にレジストの光沢等が
なくなるおそれがある。
本発明の感光性樹脂組成物には、染料、顔料、可塑剤、
安定剤などを必要に応じて添加してもよい。
本発明の感光性樹脂組成物は、これを支持体上に塗布し
、感光性フィルムとしても使用される。
支持体としては、重合体フィルム、例えばポリエチレン
テレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレンからな
るフィルムが用いられ、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムが好ましい、これらの重合体フィルムは、後に感
光層から除去可能でな(てはならないため、除去が不可
能となるような材質であったり、表面処理が施されたも
のであってはならない。これらの重合体フィルムの厚さ
は、通常5〜1100tI、好ましくは10〜30um
である。これらの重合体フィルムの一つは感光層の支持
フィルムとして、他の感光層の保護フィルムとして感光
層の両面に積層してもよい。
感光性フィルムを製造するに際しては、まず成分(A)
〜(E)を含む感光性樹脂組成物を溶剤に均一に溶解す
る。溶剤は感光性樹脂組成物を溶解する溶剤であればよ
く、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、
ジクロルメタン、クロロホルム、メチルアルコール、エ
チルアルコール等が用いられる。これらの溶剤は単独で
又は2種以上混合して用いられる。
次いで、溶液状となった感光性樹脂組成物を前記支持フ
ィルム層としての重合体フィルム上に均一に塗布した後
、加熱及び/又は熱風吹き付けにより溶剤を除去し、乾
燥皮膜とする。乾燥皮膜の厚さには、特に制限はなく、
通常10〜lOOμm、好ましくは20〜60μmとさ
れる。
このようにして得られる感光層と重合体フィルムとの2
層からなる本発明の感光性フィルムは、そのまま又は感
光層の他の面に保護フィルムを更に積層してロール状に
巻き取って貯蔵される。
本発明の感光性フィルムを用いてフォトレジスト画像を
製造するに際しては、前記保護フィルムが存在している
場合には、保護フィルムを除去後、感光層を加熱しなが
ら基板に圧着させることにより積層する。積層される表
面は、通常、金属面であるが、特に制限はない、感光層
の加熱・圧着は、通常90〜130°C1圧着圧力3 
kg / cdで行われるが、これらの条件には特に制
限はない。
本発明の感光性フィルムを用いる場合には、感光層を前
記のように加熱すれば、予め基板を予熱処理することは
必要でない、積層性をさらに向上させるために、基板の
予熱処理を行うこともできるのはもちろんである。
このようにして積層が完了した感光層は、次いで、ネガ
フィルム又はポジフィルムを用いて活性光に画像的に露
光される。この際感光層上に存在する重合体フィルムが
透明の場合には、そのまま露光してもよく、また、不透
明の場合には、当然除去する必要がある。感光層の保護
という点からは重合体フィルムは透明で、この重合体フ
ィルムを残存させたまま、それを通して露光することが
好ましい。活性光は公知の活性光源、例えばカーボンア
ーク、水銀蒸気アーク、キセノンアーク、その他から発
生される光が用いられる。感光層に含まれる光開始剤の
感受性は、通常紫外線領域において最大であるので、そ
の場合は活性光源は紫外線を有効に放射するものにすべ
きである。もちろん光開始剤が可視光線に感受するもの
、例えば9、lO−フェナンスレンキノン等である場合
には、活性光としては可視光が用いられ、その光源とし
ては前記のもの以外に写真用フラッド電球、太陽ランプ
等も用いられる。
次いで、露光後、感光層上に重合体フィルムが存在して
いる場合には、これを除去した後、アルカリ水溶液を用
いて例えばスプレー、揺動浸漬、ブラッシング、スクラ
ッピング等の公知方法により未露光部を除去して現像す
る。アルカリ性水溶液の塩基としては、リチウム、ナト
リウムあるいはカリウムの水酸化物等の水酸化アルカリ
、リチウム、ナトリウムあるいはカリウムの炭酸塩又は
重炭酸塩等の炭酸アルカリ、リン酸カリウム、リン酸ナ
トリウム等のアルカリ金属リン酸塩、ピロリン酸ナトリ
ウム、ビロリン酸カリウム等のアルカリ金属ピロリン酸
塩などが用いられ、特に炭酸ナトリウムの水溶液が好ま
しい。現像に用いるアルカリ水溶液のp旧よ、好ましく
は9〜110間であり、また、その温度は感光層の現像
性に合わせて調節される。該アルカリ水溶液中には、表
面活性剤、消泡剤、現像を促進させるための少量の有機
溶剤を混入させてもよい。
さらに、印刷配線板を製造するに際しては、現像された
フォトレジスト画像をマスクとして露出している基板の
表面をエツチング、めっき等の公知方法で処理する。次
いで、フォトレジスト画像は通常、現像に用いたアルカ
リ水溶液よりさらに強アルカリ性の水溶液で剥離される
。この強アルカリ性の水溶液としては、例えば2〜10
重景%の水酸化ナトリウム等が用いられる。
〔実施例〕
次に、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。下
記側中の「%」は、特に断らない限り、「重量%」を意
味する。
実施例1 次に示す組成の溶液(溶液A)を、第1図に示す装置を
用いて25μm厚さのポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上に均一に塗布し、100 ’Cの熱風対流式乾燥
機(図中記号7)で約3分間乾燥して溶剤を除去した。
第1図において、1はポリエチレンテレフタレートフィ
ルム繰り出シロール、2.3.4.9及び10はロール
、5はナイフ、6は感光性樹脂組成物の溶液、8はポリ
エチレンフィルム繰り出しロール、11は感光性フィル
ム巻き取りロールである。感光層の乾燥後の厚さは約4
0μmであった。
且丘へ メタクリル酸/メタクリル酸メチル/メタクリル酸ブチ
ル/アクリル酸2−エチルヘキシル=23151/6/
20 (%)の共重合体、重量平均分子!約80000
の40%エチルセロソルブ溶液150重量部 BPE−10(新中村化学工業■製商品名、ビスフェノ
ールAのエチレンオキシド付加物のメタクリレート) 
           30重量部AMP60G(新中
村化学工業■製商品名、フェノキシテトラエチレンオキ
シドのアクリレート)10重量部 ジエチルアミノベンゾフェノン(DEAB)0.10重
量部 ベンゾフェノン(BP)        5重量部2−
メルカプトベンゾイミダゾール 0.1重量部5−カル
ボキシベンゾトリアゾール 0.1重量部ビクトリアピ
ュアブルー(VPB)  0.2重量部ロイコクリスタ
ルバイオレット(LCV)1.0重量部 トリブロモメチルスルホン     1.0重4aメチ
ルエチルケトン        30重量部次いで、感
光層の上にさらに第1図を示す装置を用いてポリエチレ
ンフィルムを保護フィルムとして貼り合わせ、本発明の
感光性積層体を得た。
別に、銅板を両面に積層したガラスエポキシ材である印
刷配線板用基板(日立化成工業■製商標MCL−E−6
1)の銅表面をクレンザ−で研磨し、水洗し、空気流で
乾燥した。この基板(23”C)に日立化成工業■製う
ミネーター(型式HLM−1500)を用イテ、積層温
度110°C及び積層圧力3kg/cdで前記感光性フ
ィルムを製造した。その製造直後に感光層を手で引張っ
たが、感光層は基板によ(密着しており、剥がれること
はなかった。
次いで、得られた試料にネガフィルムを使用して3KH
の高圧水銀灯に90cmの距離から60秒間露光を行っ
た。
現像は、ポリエチレンテレフタレートフィルムを除去し
た後、30°Cの1%炭酸ナトリウム水溶液をスプレー
することにより約60秒間で行われ、良好な現像性を示
した。
次に、下記のめっき工程を行ったが、めっきもぐりは観
察されなかった。さらに、積層後、30°Cで相対湿度
90%の環境に2日間保存し、現像したが、現像残りは
発生せず、その後のめっきでも良好であった。
笈ユl工丘 (イ)脱脂 PC−455(脱脂剤、メルテックス社商標)、30%
、50°C15分浸漬 (ロ)水洗 常温、60秒、3回 (ハ)ソフトエツチング 過硫酸アンモニウム水溶液、250g/j!、常温、9
0秒 (ニ)水洗 常温、60秒 (ホ)硫酸浸漬 20%硫酸、常温、60秒 (へ)硫酸銅めっき めっき液組成 硫酸銅          75 g/l硫酸(98%
)      190 g/l試薬塩酸(36%)0.
12cc/1 カバーグリムPC5cc/1 (ジャパンロナール社製商標) 純水   全Iffとするための残り 電流密度・・・2.0A/dイ、常温、60分(ト)水
洗 常温、60秒、3回 (チ)硫酸浸漬 20%硫酸、常温、60秒 (す)水洗 常温、60秒 (ヌ)ホウフッ化水素酸浸漬 20%ホウフッ化水素酸、常温、60秒(ル)半田めっ
き めっき液組成 ホウ酸           25 g/7!ホウフッ
化水素酸水素酸   400g/12ホウフッ化鉛  
      115g/jl!ホウフッ化錫     
   23.1 g / 1ペプトン        
    5 g / 42純水      全111と
するための残り電流密度・・・1.5A/d屑、常温、
18分(オ)水洗 常温、60秒、3回 実施例2 実施例1の5−カルボキシベンゾトリアゾールを5−カ
ルボキシベンゾトリアゾールのホルムアルデヒドとジー
(2−エチルヘキシル)アミンの縮合体0.2重量部に
変更した組成について、実施例1と同様の評価を行った
。その結果、めっきもぐりは見られなかった。さらに、
30°Cで相対湿度90%で、2日間保存後、現像残り
は発生しなかった。
比較例1 実施例1の5−カルボキシベンゾトリアゾールと2−メ
ルカプトベンゾイミダゾールを除去した組成について、
実施例1と同様の評価を行った結果、著しいめっきもぐ
りが発生した。更に30°Cで相対湿度90%で2日間
で、やや現像残りが発生した。
比較例2 比較例1の組成に1.2.3−ベンゾトリアゾール0.
1重量部を添加した組成を評価した結果、若干めっきも
ぐりが発生した。さらに、30°Cで相対湿度90%で
2日間で、完全に現像残りし、めっきが付着しなかった
〔発明の効果] 以上のとおり、本発明の感光性樹脂組成物は、耐めっき
性が良好で、基板積層時の安定性に優れている。また、
本発明により、優れた特性の感光性フィルムを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例で用いられた感光性フィルムの製造装
置の系統図である。 1・・・ポリエチレンテレフタレートフィルム繰り出し
ロール、 2.3.4.9.10・・・ロール、 5・・・ナイフ、 6・・・感光性樹脂組成物の溶液、 7・・・乾燥機、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中Rは式中のイミダゾール環と縮合した芳香族炭化
    水素核を完成する基であり、ハロゲン又はアルキル基で
    置換されていてもよく、R_1はH、Na、K又はCH
    _2▲数式、化学式、表等があります▼であり、R_2
    は炭素原子数1〜10個のアルキル基である。〕で表さ
    れる2−メルカプトイミダゾール誘導体、(B)重量平
    均分子量が10000〜300000で、カルボキシル
    基を15〜50モル%含有し、アルカリ性水溶液に可溶
    又は膨潤可能な線状高分子化合物、 (C)常温で沸点が100℃以上であるエチレン性不飽
    和化合物、 (D)活性線により遊離ラジカルを生成しうる増感剤及
    び/又は増感剤系並びに (E)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中XはCOOHであり、nは1〜3の正の整数、Z
    はNH、O、S又はN−CH_2▲数式、化学式、表等
    があります▼であり、R_2は炭素原子数1〜10個の
    アルキル基であり、YはN又はC−R_3であり、R_
    3はH、SH、NH_2又はハロゲン原子である。〕で
    表されるカルボン酸又は芳香族カルボン酸を含有してな
    る感光性樹脂組成物。2、高分子化合物(B)とエチレ
    ン性不飽和化合物(C)の総和100重量部に対して、
    (A)成分を0.01〜5重量部、(E)成分を0.0
    1〜5重量部含有する請求項1記載の感光性樹脂組成物
    。 3、一般式(II)において、nが1、ZがNH又はN−
    CH_2▲数式、化学式、表等があります▼、YがNで
    ある請求項1又は2記載の感光性樹脂組成物。 4、請求項1記載の感光性樹脂組成物を支持体上に塗布
    してなる感光性積層体。
JP18703689A 1989-07-19 1989-07-19 感光性樹脂組成物及び感光性積層体 Pending JPH0351853A (ja)

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