JPH0351688A - 断熱板 - Google Patents

断熱板

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JPH0351688A
JPH0351688A JP1187800A JP18780089A JPH0351688A JP H0351688 A JPH0351688 A JP H0351688A JP 1187800 A JP1187800 A JP 1187800A JP 18780089 A JP18780089 A JP 18780089A JP H0351688 A JPH0351688 A JP H0351688A
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injection hole
space
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foam
foaming
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JP1187800A
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Tokutaro Mase
徳太郎 間瀬
Akira Koshidaka
腰高 明
Minoru Takezawa
竹澤 実
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は上下関係に空間を存して配置された内外両板間
の空間に発泡断熱材の原液を注入して固化させるように
した断熱板に関する。
従来の技術 従来冷蔵庫等の断熱箱体に発泡性断熱材を充填するもの
として、実公昭59−34869号公報がある。この公
報においては、発泡原液の注入口に対向する充填空隙部
内に流路阻止部材を設け、注入口から遠い充填空隙に向
かって発泡原液が多く流れるように流れ方向を変えて充
填空隙に原液を注入、発泡させるようにしたものである
。特に第2実施例として1点注入方式のものを記載して
あり、注入口から原液を注入するにあたり、注入口と対
向する壁(天壁)へ向けて注入するが、この注入口と天
壁との間の空隙に流路阻止部材を配設している。
発明が解決しようとする課題 前記技術における第2実施例では、注入口と注入口に対
向する壁との間に流路阻止部材を配設しており、この流
路阻止部材に原液を当て、この阻止部材を乗り越えて注
入口に対向する壁側へ向けて流入するものと、この阻止
部材に当たって逆方向すなわち注入口を形成した壁側へ
向けて流れてゆくものとに分け、しかも後者の量が多く
なるようにしていることから、注入された原液の発泡開
始点はあくまでも流路阻止部材の位置する部分というこ
とになる。このため、この流路阻止部材としてはその形
状及び大きさの選定が非常に難しく、流路阻止部材を乗
り越えようとする原液が阻止部材上方の内箱との間隔を
なくしてしまい、所望の量の原液を乗り越えさせること
ができなくなる問題があった。また、発泡開始点を複数
地点にすることができず、空隙内における発泡密度にバ
ラツキを生じ易いものであった。
そこで本発明では、注入口から注入される原液を複数の
方向に分流きせる原液分流部材を配設した断熱板を提供
するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明は、上下関係に空間を存して配置された内外両板
間の空間に発泡断熱材の原液を注入して発泡固化させる
ものにおいて、空間の中央部と相対する側治具のいずれ
か一つの中央部分に形成された注入孔に対向して空間の
中央より後ろ寄りに位置され注入孔側の面に互いに異な
る方向に傾斜させた少なくとも3つの傾斜面を備えた原
液分流部材を配設し、注入孔から注入する原液を原液分
流部材に当てて少なくとも三方向に分流させ空間内に発
泡固化させるようにしたものである。
作用 原液分流部材は注入口と、注入口に対向する治具との間
に位置し、注入口側の面に互いに異なる方向に傾斜させ
た少なくとも3つの傾斜面を備えているため、注入機か
ら噴出された原液を少なくとも三方向に分配するように
作用し、この分配された原液がそれぞれ独立して発泡立
ち上がり点を形成するため、発泡立ち上がり地点が複数
ケ所となる。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
1.2はそれぞれ相互に間隔を存して配設される金属板
或いは樹脂板等の適材よりなる内板及び外板で、この内
外両板1,2の外周縁には、接続時矩形をなす複数の側
治具としての発泡用治具3を接離自在に当接配置して、
内外両板1,2の外周縁間を閉室している。発泡用治具
の長辺側となる一辺3Aには、内外両板間に形成される
空間に充填する硬質ポリウレタンフォーム等の発泡性断
熱材4の発泡原液Gを注入する注入孔5と、前記治具3
の一辺3Aの注入孔より離間した位置に1個或いは実施
例に示す如く複数個の排気孔としての通孔6とを設けて
いる。
7は前記治具の幅より長い寸法を有する硬質或いは可撓
性のゴム又は合成樹脂等の適材よりなる中空の排気管で
、該管は通孔6を貫通して設けられ、治具3の内面より
内側に突出する端部7a周囲にはモルトブレン等よりな
る可撓性シール部材8を仮止めした抜は止め加工が施さ
れている。この抜は止め加工は治具3の当接配置時に通
孔6より排気管7が抜けないようにするとともに、断熱
材の発泡時通孔6と排気管7との間に断熱材4が侵入し
ないようにするために施したものである。
9.10は前記内外両板1,2の外表面に当接して、断
熱材4の発泡圧により内外両板1,2が外方に膨出変形
するのを防止するそれぞれ基板及び加圧板である。尚、
発泡用治具3の内面、注入孔5及び通孔6の表面には断
熱材との接着を防止するパラフィン系等の離型剤(図示
しない)が塗布されている。
20は注入孔5に対応して前記空間の平面視中央より後
ろ寄りに位置させる発泡ポリウレタン等の断熱材料にて
成形した原液分流部材であって、第5図〜第7図に示す
ように底面が最も広く頂部へ向けて傾斜させた10面体
としており、この原液分流部材20は、注入孔5側に位
置させる面には互いに異なる方向に向けて部下がりに傾
斜させた少なくとも3つの傾斜面21.22.23を設
け、反対側の面Pは先の傾斜面21〜23よりも傾斜を
急にしている。また、この原液分流部材20は内板1或
いは外板2のうち発泡時に下側となる板の内面に接着剤
等で固定されるもので、この固定面から原液分流部材の
頂部までの高さhは、内外両板1,2間の間隔Hよりも
小さくしている(本例ではH:h=10ニアとした)。
尚、原液分流部材20を本例では10面体にて形成した
が、別設この10面体に限定されるものではなく、原液
分流部材に当たる原液が少なくとも三方向以上に分流さ
れればよいものである。
そして原液分流部材20の幅は内板1の長辺側の幅より
も小さくしておく。また、傾斜面21が注入孔5に対向
するように位置させている。
次に本発明における断熱板りの製造方法について説明す
る。
まず、間隔Hを存して上下関係に配設された内外両板の
いずれか一方の板(本例では外板2)の内面に注入孔5
と対向するように原液分流部材20を配設し、内外両板
1,2の外周縁を発泡用治具3、表面を基板9及び加圧
板10にてそれぞれ被覆固定し、注入孔5を貫通しその
先端が内外両板1,2間に臨むように発泡機の注入銃(
図示せず)を注入孔5に挿入する。そしてこの注入銃か
ら原液分流部材20に向けて水平方向に発泡断熱材4の
原液Gを高速度(例えば10 m/ sec )で注入
した後、注入銃を注入孔5から抜き去り、注入孔5を適
当な蓋体(図示しない)にて閉室する。
水平方向に注入された原液Gは、原液分流部材20の傾
斜面21〜23に沿って少なくとも三方向に分流されつ
つ原液分流部材20を乗り越えてゆく(第1図白抜きの
矢印参照)。この原液分流部材20を乗り越えた原液G
は、それぞれ治具3に当たった部分より放射状に発泡成
長を開始する(第1図−点鎖線参照)。
尚、発泡原液Gは液状から泡状に変わるクリームタイム
、泡状ではあるが成長速度の遅くなるゲルタイム、接着
力の弱くなるタックフリータイム、成長が止まり固化す
るフオームタイムを経て発泡断熱材4となる。
一方、原液Gの成長に伴ない空間W内の空気及び発泡ガ
スは、発泡圧力により押圧されて、排気孔6方向に向い
、排気管7より外部に排出される(第3図参照)。
断熱材の発泡成長が進み、内外両板1,2間の空気及び
ガスが排気管7を通り全て排出されると、断熱材4の一
部4aが排気管7内に侵入して外気と接触して冷却され
排気管7内壁に接着固化され、排気管7からの断熱材4
の漏出を防止する。内外両板1,2間の断熱材4が発泡
固化し発泡作業完了後、発泡用治具3、基板9及び加圧
板10を除去するとともに、排気管7内の断熱材4aと
ともに排気管7を除去すれば断熱板りは完成する。
以上のように注入孔5に対向して内外両板1゜2間の空
間Wの中央より後ろ寄りに原液分流部材20を配設した
ことで、注入孔5から注入された原液Gは原液分流部材
20に当たってこの原液分流部材20によって多方向に
分流され、注入孔5と対向する治具3に対し複数の箇所
に衝突させることができる。そして原液Gは、治具3に
衝突した複数の箇所からそれぞれ独立して発泡成長させ
ることができ、−点注入においても多点同時注入と同じ
ような発泡成長を行なうことができる。このため、内外
両板1,2゛の左右方向の幅に対して広い範囲で発泡成
長を同時進行させることができるようになり、注入孔5
を形成した一辺側の隅部に空気残りを生じにくくでき、
さらに、発泡開始点を複数にできることから原液Gの成
長が促進され、空間内への断熱材4のまわり具合いが迅
速かつ良好になる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、注入孔に対向して
内外両板間の空間の中央より後ろ寄りに原液分流部材を
配設したことで、注入孔から注入された原液が原液分流
部材に当たって少なくとも三方向に分流きれ、注入孔の
形成された治具と相対する治具に対して一箇所だけでな
く少なくとも三箇所で衝突させることができ、この衝突
した箇所からそれぞれ独立して原液を発泡成長させるこ
とができる。このため、画板の幅方向に対して広い範囲
にわたり原液を注入することができ、注入孔を形成した
一辺側の治具の隅部に空気残りを生じにくくできる。ま
た発泡成長開始点を複数にできることから、幅方向に万
遍なく発泡成長させやすく、しかも断熱材のまわりを速
くできる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図は内外両板間の
空間への発泡原液の注入状態を表わす一部切欠の斜視図
、第2図は注入された原液の発砲成長の状態を表わす一
部切欠の斜視図、第3図は第2図のA−A断面図、第4
図は内外両板を固定した状態の斜視図、第5図及び第6
図はそれぞれ原液分流部材の斜視図及び平面図、第7図
は原液分流部材の設置状態の側面図、第8図は発泡終了
状態における要部拡大断面図である。 1・・・内板、 2・・・外板、 3,3A・・・側治
具、4・・・断熱材、  5・・・注入孔、 D・・・
断熱板、 G・・・原液、 W・・・空間、 20・・
・原液分流部材、21〜23・・・傾斜面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、上下関係に空間を存して配置された内外両板間の前
    記空間に発泡断熱材の原液を注入して発泡固化させるも
    のにおいて、前記空間の中央部と相対する側治具のいず
    れか一つの中央部分に形成された注入孔に対向して前記
    空間の中央より後ろ寄りに位置され前記注入孔側の面に
    互いに異なる方向に傾斜させた少なくとも3つの傾斜面
    を備えた原液分流部材を配設し、前記注入孔から注入す
    る原液を前記原液分流部材に当てて少なくとも三方向に
    分流させ前記空間内に発泡固化させるようにしたことを
    特徴とする断熱板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111148955A (zh) * 2017-10-05 2020-05-12 惠而浦公司 用于结合在器具内的隔热结构的填充端口

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