JPH0351522Y2 - - Google Patents

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JPH0351522Y2
JPH0351522Y2 JP13117584U JP13117584U JPH0351522Y2 JP H0351522 Y2 JPH0351522 Y2 JP H0351522Y2 JP 13117584 U JP13117584 U JP 13117584U JP 13117584 U JP13117584 U JP 13117584U JP H0351522 Y2 JPH0351522 Y2 JP H0351522Y2
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hydraulic
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  • Fluid-Driven Valves (AREA)
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案の油圧制御弁装置は、油圧シヨベル等
の旋回モータの如く高い慣性負荷を衝撃なく始
動、停止させる油圧回路に用いるものである。
<従来の技術> 従来のこの種の油圧制御弁装置としは、第8図
(特開昭54−79901)に示すものがある。この第8
図に示す従来の技術は、油圧モータ6の始動時の
衝撃の発生を防止するため、カウンタバランス弁
100のパイロツト部へのパイロツト通路112,
113をオリフイスとチエツク弁を内蔵させた構
成とすると共に、中立位置100aと切換位置1
00b及び110cとの間に中間切換位置110
b′,100c′を設けたものである。
この技術は、方向切換弁13が図の右又は左の
いずれかに操作されると、油圧ータ6に圧油源P
から圧油が流入し始めると共にカウンタバランス
弁100も切換位置100b又は100cの方向
に作動し始める。このカウンタバランス弁100
の作動は、パイロツト通路112,113のオリ
フイスにより、中立位置100aから切換位置1
00b又は100cへの切換時間が遅らせられ、
中間の切換位置100b′又は100c′をゆつくり
通過する。この中間の切換位置100b′又は10
0c′は、通路114又は115が形成され、この
通路114,115によつて油圧源Pからの圧油
の一部がタンクTへ排出される。従つて、方向切
換弁13が急速に操作されても、油圧モータ6へ
供給される圧油がカウンタバランス弁100で第
9図に示すように制御される。すなわち、カウン
タバランス弁100が中立位置100aから切換
位置100b又は100cに切換わる時間をt2
すれば、時間0からt2までの間の時間t1では、カ
ウンタバランス弁100が中間の切換位置100
b′又は100c′になり、この中間の切換位置で
は、油圧モータ6への圧油の一部がタンクへバイ
パスされるので、この間に衝撃発生の要件(バツ
クラツシユ等の衝撃発生の要素)が取除かれる。
従つて、方向切換弁100の操作に関係なく、ス
ムーズな作動を得るものである。なお、11,1
2はオーバーロードリリーフ弁である。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、上述した従来の技術は、油圧モ
ータの作動(又は停止)時の衝撃を防止する手段
としてカウンタバランス弁を用いるものであるか
ら、油圧モータの起動、停止のための回路構成が
複雑になり、さらに、カウンタバランス弁が自己
油圧で切換わる構成であるため、振動発生の原因
になり易い問題点があり、この考案は、これらの
問題点を解決するものである。
<問題点を解決するための手段> この考案の技術的手段は、油圧源と油圧モータ
との間に油圧パイロツト型の方向切換弁を配置
し、その方向切換弁のパイロツト部とパイロツト
弁との間に前記方向切換弁のスプールの移動速度
を一定にするように前記パイロツト部からパイロ
ツト弁への排出量を制御する流量制御弁を設け、
前記スプールが、前記油圧モータの供給側を前記
油圧源に接続しその排出側をタンクに接続する切
換位置から、油圧モータの供給側と排出側をタン
クと油圧源の双方から遮断する中立位置へ復帰す
るとき、油圧源から油圧モータへ向かう通路が、
油圧モータからタンクへ向かう通路より早く遮断
される構成とすると共に、前記スプールの復帰移
動の前記中立位置近傍までは、油圧モータの排出
側とタンクとを接続する通路のスプールにより制
御される開口面積より、油圧モータの供給側と油
圧源とを接続する通路のスプールにより制御され
る開口面積が大きくなるように構成したことを特
徴とするものである。
<作用> この考案は、油圧モータの排出側の圧油の流量
を方向切換弁で制御するものである。すなわち、
メータアウト制御であるから、油圧モータの速度
制御を滑らかに行うことができるものである。
<実施例> 第1図〜第4図において、1はパイロツト弁、
2は方向切換弁、3はクロスオーバリリーフ弁
部、4a,4a′は流量制御弁である。
パイロツト弁1は、第1図に示すように、2個
の減圧弁1c,1c′を1組とするものであり、ハ
ンドル1aを有し、その操作に応じてパイロツト
圧油源1bからの圧油をパイロツト回路2c,2
c′のいずれか一方へ吐出する。パイロツト回路2
c,2c′は図示のように、方向切換弁2のパイロ
ツト部2a,2a′のばね室2b,2b′に流量制御
弁4a,4a′を介して夫々接続してある。図にお
いて、P1,P2は夫々パイロツト回路2c,2c′の
接続するポートである。
方向切換弁2は、パイロツト部2a,2a′を有
し、スプール5がパイロツト部2a,2a′に供給
される圧油によつて図の中立状態から右方又は左
方へばね2d′又は2dに抗して移動し、その移動
によつて、圧油源Pの接続するポートP3を油圧
モータ6の接続するポートM1,M2のいずれか一
方に接続すると共にポートM1,M2の他方にタン
クTに接続するポートT1又はT2を接続するよう
になつている。
その接続において、スプール5が右方へ距離S1
(第2図参照)移動したときポートT1,M1が接
続するようになり、さらに移動して距離S2(第2
図参照)に達するとポートP3とM2が接続するよ
うになる。ポートT1とM1の接続は、第5図a,
bに拡大して示すように、スプール5に形成され
た切欠部5aによる絞りe1によつて行われ、移動
距離の増大に従つて開口面積が第7図に曲線Cで
示すように除々に増大する。ポートP3とM2との
接続は、第6図a,bに拡大して示すように、ス
プール5に形成された切欠部5b′及び小孔5d′に
よる絞りe2′によつて行われ、移動距離の増大に
従つて開口面積が第7図に曲線Dで示すように急
激に増大する。スプール5が左右へ移動する場合
も、同様に、距離S1移動したときポートT2とM2
が接続するようになり、距離S2に達するとポート
P3とM1が接続するようになり、開口面積も絞り
e1′と絞りe2によつて夫々曲線C,Dで示すよう
に増大する。
クロスオーバリリーフ弁部3は、第1図及び第
3図に見られるようなもので、油圧モータ6に過
負荷が作用するのを防止するのみのものであり、
オーバロードリリーフ弁3a,3bがポートM1
とM2との間に方向を逆にして並列に接続されて
いる。ポートM2から油圧モータ6へ圧油が供給
されている時に油圧モータ6に大きな負荷が作用
し、ポートM2の油圧がリリーフ弁3aの設定値
を越えるとポートM2の圧油の一部がリリーフ弁
3aを介してポートM1へ流入し油圧モータ6に
過負荷が作用するのを防止する。
流量制御弁4a,4a′は、第4図に拡大して示
すように、ポートP1を有するケーシング10の
下部にメータリングオリフイス11を備えた小弁
12を摺動自在に嵌入してあり、圧油がメータリ
ングオリフイス11からばね室13、絞り孔14
を介してポートP1へ流出するとき、メータリン
グオリフイス11の前後の圧力が小弁12の先端
と絞り孔14とで形成される可変絞りにより一定
に保たれ、パイロツト部2a,2a′のばね室2
b,2b′からポートP1,P2への圧油の流出をメー
タリングオリフイス11の開口面積に応じた値に
する。
この油圧制御弁装置は、パイロツト弁1のハン
ドル1aを図の左方に急激に操作したとすると、
パイロツト圧油がパイロツト弁1からパイロツト
回路2c、ポートP1、流量制御弁4aを通つて
パイロツト部2aのばね室2bに供給される。そ
のパイロツト圧油による押圧力で方向切換弁2の
スプール5が図の右方へ移動し、これによつて反
対側のパイロツト部2a′のばね室2b′の油が流量
制御弁4a′で制御されてパイロツト弁1の減圧弁
1c′からタンクへ排出される。従つて、方向切換
弁2のスプール5はパイロツト弁1の急激な操作
に関係なく、一定速度で右方向に移動し、切換わ
る。また、その切換わりにおいては、前述したよ
うに、まずポートM1とT1が接続し、続いてポー
トP3とM2が接続し、その開口断面積が第7図に
示したように変化するから、スプール5が距離S2
移動した時点で油圧源Pからの圧油が油圧モータ
6へ供給されるようになるが、油圧モータ6の加
速は曲線Cに応じた値となる。なお、パイロツト
弁1のハンドル1aを図の中立位置から右方に急
激に操作したときは、油圧モータ6の回転方向が
逆になるがその加速は曲線Cに応じた値となる。
また、パイロツト弁1のハンドル1aを操作位置
から急激に中立位置に戻した場合も、スプール5
はばね2d′又は2dによつて押戻され、その移動
速度が流量制御弁4a又は4a′で制御されるので
同様に作用する。
前述の、ボートM1とT1が接続し後にポートP3
とM2が接続するようにしことの理由は、まずボ
ートM1とT1を接続させることによつて閉ざされ
ている排出側の回路の油圧をタンク圧としてお
き、その後にポートP3とM2とを接続して油圧モ
ータ6を駆動することになるから、これによつて
油圧モータ6の起動時の衝撃を防止するようにた
ものである。また、油圧モータ6の停止時には、
ボートP3とM2との接続が遮断された後にボート
M1とT1が遮断されることになり、これによつて
排出側の回路に油圧が封じ込められることを防止
し、油圧モータ6の停止時の揺れ戻りを防止する
ようにしたものである。
よつて、パイロツト弁1を急激に操作しても油
圧モータ6の加速はシヨツクなく適正に行われ
る。
<考案の効果> この考案は、油圧シヨベルの旋回用油圧モータ
のように高い慣性負荷の作用するものであつても
始動及び停止をメータアウト制御により滑らかに
行うことができる。また方向切換弁を油圧パイロ
ツト型としたので、別系統の圧油源を利用でき、
振動の発生を防止できる。さらに、方向切換弁の
スプールの移動速度を流量制御弁によつて一定と
なるようにしたので、スプールの移動による油圧
モータからタンクへ向かう通路中の開口面積の変
化の程度を適切に定めておけば、常にその変化の
程度に応じて油圧モータが良好に制御される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の1実施例の回路構成と使用
した弁の主要部断面図、第2図は第1図のA−A
断面拡大図、第3図は第1図のB−B断面拡大
図、第4図は同実施例の一方の流量制御弁の断面
拡大図、第5図は同実施例の方向切換弁のスプー
ルの絞りe1を形成する部分を示しaは断面図bは
aの平面図、第6図は同実施例の方向切換弁のス
プールの絞りe2′を形成する部分を示しaは断面
図bはaの平面図、第7図は方向切換弁のスプー
ルの移動距離に対する絞りe1(又はe1′)及び絞り
e2′(又はe2)の開口面積の変化する状態を示す
グラフ、第8図は従来の油圧制御弁装置の油圧回
路図、第9図は第8図の装置による起動時の時間
経過に対する油圧モータへ供給する油圧の上昇状
態を示すグラフである。 1……ベイロツト弁、2……方向切換弁、3…
…クロスオーバリリーフ弁部、4a,4a′……流
量制御弁、P,1b……油圧源、P1,P2……ポ
ート(パイロツト部)、P3……ポート(油圧源)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧源と油圧モータとの間に油圧パイロツト型
    の方向切換弁を配置し、その方向切換弁のパイロ
    ツト部とパイロツト弁との間に前記方向切換弁の
    スプールの移動速度を一定にするように前記パイ
    ロツト部からパイロツト弁への排出量を制御する
    流量制御弁を設け、前記スプールが、前記油圧モ
    ータの供給側を前記油圧源に接続しその排出側を
    タンクに接続する切換位置から、油圧モータの供
    給側と排出側をタンクと油圧源の双方から遮断す
    る中立位置へ復帰するとき、油圧源から油圧モー
    タへ向かう通路が、油圧モータからタンクへ向か
    う通路より早く遮断される構成とすると共に、前
    記スプールの復帰移動の前記中立位置近傍まで
    は、油圧モータの排出側とタンクとを接続する通
    路のスプールにより制御される開口面積より、油
    圧モータの供給側と油圧源とを接続する通路のス
    プールにより制御される開口面積が大きくなるよ
    うに構成した油圧制御弁装置。
JP13117584U 1984-08-28 1984-08-28 油圧制御弁装置 Granted JPS6145678U (ja)

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JP13117584U JPS6145678U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 油圧制御弁装置

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JP13117584U JPS6145678U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 油圧制御弁装置

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Publication Number Publication Date
JPS6145678U JPS6145678U (ja) 1986-03-26
JPH0351522Y2 true JPH0351522Y2 (ja) 1991-11-06

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JP13117584U Granted JPS6145678U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 油圧制御弁装置

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