JPH03505369A - 支持構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 支持構造体 本発明は、部品を支持するための装置に関するものであり、特には、限定される ものではないが、高精度測定及び検査機械と共に使用のための支持構造体に関す る。

これまで、精度目的のためには、花崗岩のような重量のある材料、即ち温度変動 下でもなるたけ安定性を維持する材料を使用して直角座標式測定機械を構成する 必要があった。材料の熱膨張が精度の歪と損失につながる恐れがある軽量のベー ス構造体を使用することは実用的ではなかった。

本発明に従えば、循回通路を有する細長い手段と、該通路内に設けられる加熱手 段と、装置温度を周囲温度における或いはそれを超える一水準に維持することが 出来るよう加熱手段を制御するための手段とを備える支持装置が提供される。

好ましくは、加熱手段は通路内中央に配置されつる一つ以上の電気的に加熱され るストリップから構成されつる。

更に、好ましくは、細長い手段は、特に測定機械のベース案内路を形成するよう に矩形形態で互いに連結される複数の直線状の管状要素から構成される。

細長い手段は鋼或いは花崗岩複合材料のような軽量材料から形成出来、そして外 部断熱材を設けることも出来る。

内部を通して空気を移動し、それにより装置全体を通しての一様な温度分布の提 供を助成するように細長い筒状手段内にファン手段を設けることが出来る。

本発明の具体例を添付図面を参照して例示目的で以下に記載する。

図面において、 第１図は、本発明に従う装置の概略斜視図であり、第２図は、第１図のＡＡＡＡ における拡大断面図であり、そして 第３図は、第２図のＢ−Ｂにおける断面図である。

図面を参照すると、３軸直角座標式測定機械において使用のための案内路ベース は、第１の対の長い管状要素１０とそれらの各端で相互連結される短い長さの一 対の管状要素１２とを備え、それにより内部を通しての連続通路を備える矩形状 形態を構成する。ベースを補強するために、細長い管状筋交い１４の配列体が、 要素工０１１２の内側に面する外壁間に任意の適当な配列模様で伸延する。要素 １０．１２並びに筋交い１４は軽量材料、好ましくは鋼或いは花崗岩チップ及び エポキシから成る花崗岩複合材料から形成されつる。

ベースを加熱するために、１本以上の抵抗線を組み込んだストリップ１６がベー スに沿って延在するように要素１０．１２と筋交い１４との内部に配置される。

ストリップ１６は好ましくは、要素１０．１２の壁中での温度勾配を生ずるのを 回避するために要素１０．１２の中央にその側壁からアーム１７により懸吊する ことにより配置される。ストリップ１６は、それを加熱し、それによりベースを 加熱するように電気回路（図示無し）に適宜に接続される。

追加的な加熱用ストリップが必要に応じ使用出来そして改変例においてはストリ ップ１６はベース全体に沿って延在しないようにも出来る。

ベース内部には、循回通路において、複数の電動ファン１８が設けられる。これ らはベース全体を通しての加熱空気の循回をもたらし、それにより全体を通して の実質上一様な温度の確立を助成する。

壁を横切っての温度勾配を回避するために要素１０．１２に対して外部断熱体が 設けられる。断熱体は空気層を与えるために要素１０．１２の外壁と離間関係で 設けてもよく、そしてベース内の通路から外壁と断熱層との間の空間に空気を排 出する手段を設けることも考慮される。

使用において、加熱用回路は、ベース構造体の温度が周囲温度における或いはそ れを超える一定の水準に維持されるように加熱用ストリップを制御する。こうし て、周囲温度における変動は、ベース構造体の材料の熱膨張を何らもたらさず、 従って測定精度の歪曲及び損失が回避され得る。

本発明から逸脱することなく様々の変更を為すことができる０例えば、ベース構 造体の形態を記載しそして図示したものとは異ならしめることができそして他の 適当な加熱手段を要素の内部に設けることが出来る。また、構造体は、任意の他 の種の適当な材料から形成することもできそして機械用ベース以外にも使用でき る０例えば、構造体は、直角座標式測定機械のカラム及び／或いはブリッジの形 態もとりつる。

こうした軽量ベース構造体を、本件出願人の「支持組立体」と題する現在出願中 の英国特許出願第８８０８２８２号に記載されるような支持体、本件出願人の「 機械構造体」と題する現在出願中の英国特許出願第８８０８２８０号に記載され るような機械の他の部品のための軽量構造体並びに本件出願人の「直線案内装置 」と題する現在出願中の英国特許出願第８８０８２７９号に記載されるような直 線案内路と併せて使用するのが特に適当である。

国際調査報告 １“１−晋＾−崗−嗜−縛・　ＰＣＴ／ＧＢ　８９１００３４７国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．循回通路を有する細長い手段と、該通路内に設けられる加熱手段と、装置温 度を周囲温度における或いはそれを超える−水準に維持することが出来るよう加 熱手段を制御するための手段とを備える支持装置。
2. ２．加熱手段が一つ以上の電気加熱ストリップから成る特許請求の範囲第１項に 従う装置。
3. ３．加熱ストリップが通路内中央部に配置される特許請求の範囲第２項に従う装 置。
4. ４．細長い手段が互いに連結して矩形形態を構成する複数の直線状筒状要素から 成る特許請求の範囲第１〜３項のいずれか一項に従う装置。
5. ５．細長い手段が軽量材料から形成される上記特許請求の範囲のいずれか一項に 従う装置。 ６）材料が鋼である特許請求の範囲第５項に従う装置。 ７）材料が花崗岩複合材料である特許請求の範囲第５項に従う装置。 ８）外部断熱体が設けられる上記特許請求の範囲のいずれか一項に従う装置。 ９）細長い筒状手段内部にそこを通して空気を移動しそれにより装置全体を通し ての温度の一様な分布の確立を助成するようにファン手段が設けられる上記特許 請求の範囲のいずれか一項に従う装置。 １０）図面を参照して実質上明細書に記載した通りの支持装置。 １１）上記の特許請求の範囲のいずれかと同じ発明の或いはそれに関連する範囲 に入るか否かを問わず、上記明細書或いは特許請求の範囲に開示されそして／或 いは図面に示された任意の新規な事項或いは新規な事項を含む組合せ。