JPH0350467Y2 - - Google Patents

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JPH0350467Y2
JPH0350467Y2 JP10834283U JP10834283U JPH0350467Y2 JP H0350467 Y2 JPH0350467 Y2 JP H0350467Y2 JP 10834283 U JP10834283 U JP 10834283U JP 10834283 U JP10834283 U JP 10834283U JP H0350467 Y2 JPH0350467 Y2 JP H0350467Y2
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JP
Japan
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coil
output
voltage
circuit
deviation
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JP10834283U
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JPS6015676U (ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサーボ弁などのコイルの故障検出装置
に関するものである。
一般に油圧,空気圧により操作するサーボモー
タ装置においては電気信号を油圧や空気圧に変換
伝達するためにサーボ弁(コンバータ)を使用す
る。サーボ弁はコイルを巻き、該コイルに直流の
電流を流すことにより油流や空気流の方向あるい
は油量や空気量を制御し、サーボモータの操作方
向や操作速度を制御する。
第1図はサーボ弁コイル電流の制御回路で、1
はサーボ弁コイル電流の指令部、2は演算増幅
器、3はサーボ弁、3aはサーボ弁3のコイル、
R1,R2,RF,RDは抵抗、Cはコンデンサ、IF
サーボ弁コイル電流、COMは基準電位(通常は
接地電位)を示す。コイル3aの抵抗RLとする
とR2≫RD,RL≫RDである。この制御回路では指
令部1の指令電圧に比例した電流がコイル3aに
流れ、サーボ弁3は制御されるが、特にこの回路
ではコイル電流の帰還回路を設けることにより外
乱(温度変化やノイズ)に対して安定な回路にす
るとともに図中の点A,C間が短絡した場合にも
電流の帰還により演算増幅器2が過電流により破
損することを防止している。
本考案は上記のようにコイル電流の帰還回路を
有するコイル電流制御回路において、コイルの断
線および短絡を早期にしかも確実に検出すること
ができ、これにより制御回路を保護するとともに
故障に対する対応を速やかに行なうことができる
コイルの故障検出装置を提供することを目的とす
る。
本考案は、コイルの両端子電圧の一方を反転増
幅する反転増幅器の出力と他方の端子電圧とを差
動増幅器で検出し、この検出出力を絶対値増幅す
る整流回路を通して比較器の不感帯レベルを越え
たか否かを検出し、この検出出力が一定時間以上
継続したことをタイマで検出してコイルの故障検
出をすることを特徴とする。
第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。コイル3aの両端のうち演算増幅器2に接続
される点A側の電圧VF及び抵抗RDに接続される
点C側の電圧VDが4〜8からなる故障検出装置
に取出される。反転増幅器4はC点の電圧VD
反転増幅し、その利得はA点の正常時電圧レベル
にほぼ一致するよう設定される。差動増幅器5は
A点の電圧VFを一方の入力とし他方の入力に反
転増幅器4の出力電圧VD′を入力とし、両電圧
VF,VD′の偏差を検出する。整流回路6は差動増
幅器5の出力を絶対値整流して正負極性を持つ入
力に対して正極性の出力を得る。比較器7は整流
回路6の出力を入力とし、設定される不感帯レベ
ルを比較基準として整流回路6の出力が不感帯レ
ベルを越えたか否かを検出する。タイマ8は比較
器7の検出出力が一定時間以上継続したときにコ
イル故障検出出力を得る。
こうした構成において、コイル3aに印加する
電圧と電流はコイル3aに断線,短絡A・C間,
B・C間)がない限り比例しており、断線又は短
絡で電圧と電流に大幅な偏差が現われることか
ら、コイル3aの抵抗RL,電流検出抵抗RDとす
ると、正常時には VF=RL+RD/RD×VD の関係が成立するし、故障発生又は過渡的には上
式の関係がなくなる。そして、電圧VFはコイル
3aに印加される電圧になり、電圧VDはコイル
3aの電流に相当する電圧になる。
そこで、反転増幅器4の利得調整によつてVF
とVD、とをほぼ一致させて逆極性にしておき、
両電圧の偏差を差動増幅器5から取出すことによ
り、この出力は正常時にはほぼ零になつており、
故障時又は印加電圧VFの変更等による過渡状態
では大幅な偏差出力になる。この偏差出力は正,
負極性がコイル3aの印加電圧極性等によつて変
ることから、これを一定極性として取出すために
整流回路6によつて絶対値として取出す。そし
て、偏差出力には抵抗RLやRDの温度ドリフト分
で正常時にもあるレベルに達することがあるた
め、これによる誤動作防止のために比較器7には
不感帯レベルを持たせて偏差が一定値以上あるこ
とを条件にした出力を得る。さらに、偏差出力に
は過渡状態で比較器出力が出る場合があるため、
タイマ8により一定時間以上継続するときのみコ
イルの故障とする時間的条件を持たせている。
以上のとおり、本考案においては、コイルの電
圧と電流を夫々電圧VFとVDとして取出し、この
両電圧の関係が正常時と故障時で大幅に変化する
ことに着目した検出装置であつて、両電圧のレベ
ル合わせをしてその偏差の絶対値が不感帯レベル
を一定時間越えたか否で故障判定をするため、コ
イルの断線,短絡故障を温度ドリフトや過渡変動
による誤つた検出をすることなく確実にできる
し、回路構成としては少しの回路素子によつて実
現される。
【図面の簡単な説明】
第1図はサーボ弁のコイル電流制御回路の構成
図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。 3……サーボ弁、3a……コイル、4……反転
増幅器、5……差動増幅器、6……整流回路、7
……比較器、8……タイマ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイル電流の帰還回路を有するコイル電流制御
    回路において、コイルの両端子電圧の一方を反転
    増幅する反転増幅器と、この反転増幅器の出力電
    圧とコイルの他方の端子電圧とを比較してその偏
    差を増幅する差動増幅器と、この差動増幅器の出
    力を絶対値増幅する整流回路と、この整流回路の
    出力が不感帯レベルを越えたことを検出する比較
    器と、この比較器の検出出力が一定時間以上継続
    したときにコイルの故障判定出力を得るタイマと
    を備えたことを特徴とするコイルの故障検出装
    置。
JP10834283U 1983-07-13 1983-07-13 コイルの故障検出装置 Granted JPS6015676U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10834283U JPS6015676U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 コイルの故障検出装置

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JP10834283U JPS6015676U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 コイルの故障検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS6015676U JPS6015676U (ja) 1985-02-02
JPH0350467Y2 true JPH0350467Y2 (ja) 1991-10-28

Family

ID=30252805

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JP10834283U Granted JPS6015676U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 コイルの故障検出装置

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JPS6015676U (ja) 1985-02-02

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