JPS5928333Y2 - 差動式火災感知器 - Google Patents

差動式火災感知器

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Publication number
JPS5928333Y2
JPS5928333Y2 JP7569476U JP7569476U JPS5928333Y2 JP S5928333 Y2 JPS5928333 Y2 JP S5928333Y2 JP 7569476 U JP7569476 U JP 7569476U JP 7569476 U JP7569476 U JP 7569476U JP S5928333 Y2 JPS5928333 Y2 JP S5928333Y2
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JP
Japan
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voltage
resistor
circuit
temperature
differential
Prior art date
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Expired
Application number
JP7569476U
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English (en)
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JPS52167981U (ja
Inventor
清 的場
Original Assignee
能美防災工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 能美防災工業株式会社 filed Critical 能美防災工業株式会社
Priority to JP7569476U priority Critical patent/JPS5928333Y2/ja
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  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は温度または煙濃度の急激な変化をコンデンサと
抵抗とを用いた微分回路によって検出する差動式火災感
知器におけるコンデンサの漏れ電流およびノイズによる
誤動作を防止したものである。
従来のこの種の火災感知器の一例として温度の急激な変
化を検出する差動式火災感知器を第1図について説明す
ると、Thは検出素子としてのサーミスタ、R1は基準
素子としての抵抗で直列に接続され、該抵抗R1と並列
に微分回路を構成するコンデンサCと抵抗R2の直列回
路が接続されて検出部りが構成される。
そして該検出部りの出力端即ち抵抗R2の一端が電圧検
出回路VDを通じてスイッチング回路SWに接続されて
差動式火災感知器が構成される。
その動作を第2図と共に説明すると、温度が変化しない
ときは抵抗R4の電圧E0は一定であるためコンデンサ
Cに充電々流が流れないので抵抗R2の電圧E3は該コ
ンデンサCの漏れ電流による微小電圧のみでほとんど零
に近い。
従って電圧検出回路VDは動作しない。
そこで温度が上昇するとサーミスタThの抵抗が低くな
って抵抗R0の電圧E1が高くなりそれに追随してコン
テ゛ンサCの電圧E2も高くなるがその電圧E2がEl
に達するまでには常に一定時間の遅れを伴うので温度上
昇中は抵抗R2の電圧E3はElとR2との差の電圧と
なる。
そしてその電圧E3は温度上昇率に比例するので温度上
昇が一定の上昇率を越えてR3が電圧検出回路VDの動
作電圧以上になると該電圧検出回路VDが動作してスイ
ッチング回路が動作され受信機(図示せず)へ火災信号
が送出される。
上記のような検出部りを備えた差動式火災感知器は、サ
ーミスタThの抵抗変化による抵抗R1の電圧変化を最
も効果的に検出するため一般に抵抗R1の抵抗値をサー
ミスタThの常温におけるそれと等しくしであるので該
抵抗R工の電圧E1は常温においても感知器電圧E。
の÷となって比較的高いため抵抗R2を通じて流れるコ
ンテ≧すCの漏れ電流が多い。
さらにこの漏れ電流は温度が高いほど増加する傾向があ
るため環境温度が変化して徐々に高くなった場合でもそ
の漏れ電流によって抵抗R2に電圧降下が生じその電圧
E3が高くなって誤動作してしまうおそれがあった。
また落雷または電気設備のON、OFFなどによるノイ
ズによって感知器電圧E。
が瞬間的に高くなった場合にも抵抗R2に瞬間的に電圧
降下が生じて誤動作してしまうおそれがあった。
本考案は上記の点にかんがみ検出素子を一辺とするブリ
ッジ回路を構成し、その平衡検出端子間に上記微分回路
を接続して検出部を構成し、該微分回路に平常時は電圧
がかからないようにまた温度が変化した時でも電圧があ
まりかからないようにすることによって上記のような欠
点を排除しようとするものでその実施例を第3図につい
て説明する。
Dは検出部で、検出素子としてのサーミスタTh、基準
素子としての抵抗R□、抵抗R4および抵抗R5を四辺
とするブリッジ回路の平衡検出端子間に微分回路を構成
するコンデンサCと出力抵抗としての抵抗R2の直列回
路が接続されて構成される。
そして上記抵抗R2の両端が差動増幅器DAと電圧検出
回路VDとを通じてスイッチング回路SWに接続される
その動作を第4図と共に説明すると、常温においてはブ
リッジ回路は平衡を保っているので微分回路の電圧E4
は零でこの状態では電圧検出回路VDは動作しないよう
になっている。
そこで温度が上昇するとサーミスタThの抵抗が低くな
って抵抗R1の電圧E1が高くなるが抵抗R5の電圧E
l’は一定のため上記微分回路の電圧E4が高くなりそ
れに追随してコンデンサCの電圧E2も高くなる。
その電圧E2がR4に達するまでには第1図の場合と同
様に常に一定時間の遅れを伴うので温度上昇中は出力抵
抗としての抵抗R2の電圧E3はR4とR2との差の電
圧となりそれが差動増幅器DAで増幅される。
温度上昇が一定の上昇率を越えてR3の増幅電圧が電圧
検出回路VDの動作電圧以上になると該電圧検出回路V
Dが動作してスイッチング回路が動作して受信機へ火災
信号が送出される。
なお基準素子として抵抗R0の代りに検出素子としての
サーミスタThより熱時定数の大きいサーミスタを用い
てもよくその場合は環境温度の変化に対してより安定な
動作が得られる。
また感熱抵抗素子は負特性だけに限られず抵抗R1の代
りにたとえばポジスタ(商品名)のような正特性のもの
を検出素子として用いてもよくその場合はサーミスタT
hの代りに抵抗または上記正特性の感熱抵抗素子よりも
時定数の大きいものを基準素子として用いればよい。
以上温度の急激な変化を検出する差動式火災感知器につ
いて述べたが、煙濃度の急激な変化を検出する差動式火
災感知器についても全く同じで、それが減光式の場合に
は抵抗R0の代りにたとえばCdsなどの光導電素子を
検出素子としてまたサーミスタThの代りに抵抗を基準
素子として接続し、また散乱光式の場合にはサーミスタ
Thの代りに上記光導電素子を検出素子として接続する
だけでよく、またイオン式の場合には抵抗R1の代りに
外部イオン室を検出素子としてまたサーミスタThの代
りに内部イオン室を基準素子として接続すればよい。
本考案によれば以上のように平常時平衡を保つブリッジ
回路の一辺に温度または煙濃度の検出素子が設けられ、
上記ブリッジ回路の平衡検出端子間にコンデンサと抵抗
の直列回路からなる微分回路が接続され温度または煙濃
度上昇時に上記ブリッジ回路の平衡検出端子間に生じる
電圧によって動作するようになっているのでコンデンサ
の漏れ電流が平常時はほとんど流れずまた温度または煙
濃度上昇時においても微分回路にかかる電圧が従来のも
のに比べてはるかに低いのでそれだけ漏れ電流が少なく
なり漏れ電流による誤動作が防止される。
また落雷または電気設備のON、OFFなどによるノイ
ズによって感知器電圧が瞬間的に高くなっても上記ブリ
ッジ回路の出力電圧は変化しないためノイズによる誤動
作も防止される。
さらにまた感知器の電源スィッチの投入時にも従来のも
のは微分回路に該回路のコンデンサが平常時の電圧に達
するまでに流れる電流によって動作してしまうのでその
対策が必要であったが本考案の場合にはその必要がない
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温度の急激な変化をコンデンサと抵抗と
を用いた微分回路によって検出する差動式火災感知器の
回路図、第2図は第1図における抵抗R1の電圧El、
コンデ゛ンサCの電圧E2および抵抗R2の電圧E3の
温度上昇時の変化を示す特性図、第3図は本考案の実施
例の回路図、第4図は第3図における抵抗R1の電圧E
l、コンテ゛ンサCの電圧E2および抵抗R2の電圧E
3の温度上昇時の変化を示す特性図である。 Th・・・・・・サーミスタ、R1,R2,R4,R5
・・・・・・抵抗、C・・・・・・コンデンサ、DA・
・・・・・差動増幅器、VD・・・・・・電圧検出回路
、SW・・・・・・スイッチング回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平常時平衡を保つブリッジ回路の一辺に温度または煙濃
    度の検出素子が設けられ、上記ブリッジ回路の平衡検出
    端子間にコンデンサと抵抗の直列回路からなる微分回路
    が接続されて該抵抗を出力抵抗とする検出部を備えた差
    動式火災感知器。
JP7569476U 1976-06-12 1976-06-12 差動式火災感知器 Expired JPS5928333Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7569476U JPS5928333Y2 (ja) 1976-06-12 1976-06-12 差動式火災感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7569476U JPS5928333Y2 (ja) 1976-06-12 1976-06-12 差動式火災感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52167981U JPS52167981U (ja) 1977-12-20
JPS5928333Y2 true JPS5928333Y2 (ja) 1984-08-16

Family

ID=28550000

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7569476U Expired JPS5928333Y2 (ja) 1976-06-12 1976-06-12 差動式火災感知器

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