JPH0350454Y2 - - Google Patents

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JPH0350454Y2
JPH0350454Y2 JP19484487U JP19484487U JPH0350454Y2 JP H0350454 Y2 JPH0350454 Y2 JP H0350454Y2 JP 19484487 U JP19484487 U JP 19484487U JP 19484487 U JP19484487 U JP 19484487U JP H0350454 Y2 JPH0350454 Y2 JP H0350454Y2
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test tube
insertion hole
test
control signal
specified
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JP19484487U
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば血液等の被試験液体の入つた
試験管を冷蔵庫その他の冷温設備内に収納して保
存管理するための試験管保存管理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来は、この種の試験管保存管理装置として格
別に構成されたものはなく、単に被試験液体の入
つた試験管を挿入した試験管ラツクを、冷温設備
内に保存しておくだけのものであつた。従つてた
とえば再検査の必要が生じたような場合には、冷
温設備内の試験管ラツクに挿入されている試験管
にいついて、1本づつ人手で確認しながら所要の
試験管を検索していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように従来は、試験管ラツクに挿入され
ている所定の試験管を取出す際、試験管を人手に
より1本づつ確認して取出す必要があつた為、試
験管の取出し速度が遅く、管理数量にも限界があ
り、緊急時の対応処理上支障をきたす場合が多か
つた。
そこで本考案は、被試験液体を入れた試験管を
試験管ラツクの所定の挿着孔に対して自動的に挿
入、抜取り操作することができ、必要に応じて所
要の試験管を迅速かつ適確に取出すことができ、
緊急時における対応処理をスムーズに行なうこと
のできる試験管保存管理装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点を解決し目的を達成する
ために次のような手段を講じた。すなわち冷温設
備等の試験管保管室と、この保管室に対して搬出
入可能な如く設けられかつ被試験液体入りの試験
管を挿入可能な試験管挿着孔を備えた試験管ラツ
クと、この試験管ラツクの試験管挿着孔のうち特
定の挿着孔を指定する手段と、この指定手段によ
る指定情報に基づいて作動し所定の制御信号を送
出する制御装置と、この制御装置からの制御信号
に応じて前記指定された挿着孔内に存在する試験
管の上方へ突出操作または下方への引込み操作を
行なう試験管突出入操作機構と、前記制御信号に
応じて前記試験管ラツクの上方をXY走査し前記
試験管突出入操作機構の動作に同期して前記指定
された挿着孔内に存在する試験管の抜取り操作ま
たは前記指定された挿着孔内への試験管挿入操作
を行なう試験管挿入抜取り機構とを備えるように
した。
〔作用〕
このような手段を講じたことにより、試験管ラ
ツクに対して所定の試験管の挿入・取出し等の作
業が自動的に行われるため、試験管の保存管理が
迅速、確実に行われるものとなる。
〔実施例〕
第1図は、本考案の一実施例の構成を示す斜視
図である。試験管ラツク1は上板1a,中板1
b,下板1cの三重構造にとなつており、上板1
a,中板1bには試験管2を挿入可能な試験管挿
着孔がマトリツクス状に整然と設けられており、
下板1cには試験管底部が一部下方から臨まれる
程度の穴(治具挿通孔)が設けられている。上記
挿着孔には、試験管2が立掛けられた状態に挿着
されるものとなつている。上記試験管ラツク1
は、冷温設備等の保管室(不図示)内に搬出入可
能な如く設けられている。保管室には、制御装置
3が付設されている。この制御装置3は、その入
力端子4に試験管挿着孔を指定するための指定情
報が与えられると、この指定情報に基づいて作動
し、出力端子5,6から所定の制御信号を送出す
るものとなつている。保管室における前記試験管
ラツク1の収容部下方位置には、試験管突出入操
作機構7が設置されている。上記機構7は、前記
制御装置3の出力端子5から出力される制御信号
SAに応動し、押上げ治具8により前記指定され
た挿着孔内の試験管2を選択的に上方へ押上げて
突出操作したり、下方へ引込み操作するものとな
つている。なお押上げ治具8は、夫々の試験管2
の下に一づつ設けられており、制御装置3からの
制御信号によつて付勢されるプランジヤあるいは
パルスモータ等により各試験管2を所定の位置ま
で上方に押上げ得るものとなつている。保管室の
前記試験管ラツク1の収容部上方位置には、試験
管挿入抜取り機構9が設置されている。この機構
9は前記制御装置3の出力端子6から出力される
制御信号SBに応動し試験管ラツク1の上方を矢
印X,Yで示すようにX−Y走査するXYテーブ
ル10と、このXYテーブル10の下側面に取付
けられ、上記制御信号に応じて上下動および回動
を行なうシヤフト11と、このシヤフト11の下
端に取付けられ、上記制御信号に応じて試験管2
を挟持する開閉脚可能なチヤツク12とからなつ
ている。かくして上記試験管挿入抜取り機構9
は、前記試験管突出入操作機構7の動作に同期し
て指定された挿着孔内の試験管2の抜取り操作ま
たは前記指定された挿入孔内への試験管挿入操作
を行なうものとなつている。
第2図は、第1図の一部を拡大して示す図であ
る。図示の如く、押上げ治具8は、シヤフト8a
の上端に試験管2の底部形状に適合する受皿状の
当接部8bを設けたものとなつている。なお第2
図中の21,22は試験管挿着孔、23は治具挿
通孔を示している。
次に上記の如く構成された本装置の作用を説明
する。保管室内に収容されている試験管ラツク1
に挿着されている試験管2のうち、特定の試験管
を取出す必要が生じた場合、その試験管が挿着さ
れている挿着孔の位置をアドレス情報を入力端子
4に与える。そうすると上記アドレス情報に基づ
いた制御信号SA,SBが出力端子5,6からそれ
ぞれ出力される。制御信号SAが試験管突出入操
作機構7に入力すると、指定されたアドレス情報
に応じた位置の押上げ治具8が上方へ移動する。
そうすると、その位置にある挿着孔内に挿着され
ている試験管2は、上方へ突出する。
一方、制御信号SBが試験管挿入抜取り機構9
に入力すると、XYテーブル10が、指定された
アドレス位置まで移動する。また同時にシヤフト
11が所定レベルまで下降し、かつチヤツク12
が当該試験管2の方向を向くように回動した状態
となる。かくして、チヤク12の両脚が試験管2
の両側に位置した状態となる。この状態になつた
ところで、チヤツク12は閉脚動作し、試験管2
を挟持する。しかる後シヤフト11が上昇動作
し、試験管2をラツク1の挿着孔から引抜く。そ
してXYテーブル10は再び動作して試験管2を
操作者の手元まで移送する。この後、チヤツク1
2の開脚動作が行われ、操作者は、所要の試験管
2を手にすることが出来る。
なお、被試験液体を入れた試験管2を試験管ラ
ツク1に挿着する場合の動作は上記した取出し動
作とは逆の順序にて行われる。従つてその説明は
省略する。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
ない。たとえば上述した実施例では、試験管突出
入操作機構7として、各試験管挿着孔にそれぞれ
対応して設けた複本数の押上げ治具8が、制御信
号に基づいて選択的に上下動するものを例示した
が、上記試験管突出入操作機構7としては、上下
動する単一の治具が前記試験管挿入抜取り機構9
に同期してX−Y動作する如く構成されたもので
もよい。このほか本考案の要旨を逸脱しない範囲
で種種変形実施可能であるのは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、特定の挿着孔を指定すると制
御装置から制御信号が出力され、指定された挿着
孔内に存在する試験管の上方への突出操作または
下方への引込み操作が行われると共に、この動作
に同期して前記指定された孔内の試験管の抜取り
操作または前記指定された挿入孔内への試験管挿
入操作が行なわれる。したがつて被試験液体を入
れた試験管を試験管ラツクの所定の挿入孔に対し
て自動的に挿入、抜取り操作することができ、必
要に応じて所要の試験管を迅速かつ適確に取出す
ことができ、緊急時における対応処理をスムーズ
に行うことができる試験管保存管理装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の機構を示す斜視
図、第2図は同実施例の一部を取出して示した斜
視図である。 1……試験管ラツク、1a……上板、1b……
中板、1c……下板、2……試験管、3……制御
装置、4……入力端子、5,6……出力端子、7
……試験管突出入操作機構、8……押上げ治具、
8a……シヤフト、8b……受け皿状当接部、9
……試験管挿入抜取り機構、10……XYテーブ
ル、11……シヤフト、12……チヤツク、2
1,22……試験管挿着孔、23……治具挿通
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷温設備等の試験管保管室と、この保管室に対
    して搬出入可能な如く設けられかつ被試験液体入
    りの試験管を挿入可能な試験管挿着孔を備えた試
    験管ラツクと、この試験管ラツクの試験管挿着孔
    のうち特定の挿着孔を指定する手段と、この指定
    手段による指定情報に基づいて作動し所定の制御
    信号を送出する制御装置と、この制御装置からの
    制御信号に応じて前記指定された挿着孔内に存在
    する試験管の上方への突出操作または下方への引
    込み操作を行なう試験管突出入操作機構と、前記
    制御信号に応じて前記試験管ラツクの上方をXY
    走査し前記試験管突出入操作機構の動作に同期し
    て前記指定された挿着孔内に存在する試験管の抜
    き取り操作または前記指定された挿着孔内への試
    験管挿入操作を行なう試験管挿入抜取り機構とを
    具備したことを特徴とする試験管保存管理装置。
JP19484487U 1987-12-24 1987-12-24 Expired JPH0350454Y2 (ja)

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JP19484487U JPH0350454Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JP19484487U JPH0350454Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JPH0199064U JPH0199064U (ja) 1989-07-03
JPH0350454Y2 true JPH0350454Y2 (ja) 1991-10-28

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JP2006053129A (ja) * 2004-07-06 2006-02-23 F Hoffmann La Roche Ag ラックシステム

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JP4485486B2 (ja) * 2006-05-10 2010-06-23 株式会社椿本チエイン 創薬用チューブピッキング装置
EP3196648B1 (en) * 2016-01-22 2021-03-31 Roche Diagniostics GmbH Device for lifting a sample tube
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