JPH0350442A - ルーバの同期機構 - Google Patents

ルーバの同期機構

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JPH0350442A
JPH0350442A JP18230089A JP18230089A JPH0350442A JP H0350442 A JPH0350442 A JP H0350442A JP 18230089 A JP18230089 A JP 18230089A JP 18230089 A JP18230089 A JP 18230089A JP H0350442 A JPH0350442 A JP H0350442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
direction displacement
louver
wind direction
air
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP18230089A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Yanagiya
柳谷 束差
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
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Publication of JPH0350442A publication Critical patent/JPH0350442A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両用空調装置において、車室内に空調空
気を吹き出すために用いられる複数のルーバを、一連に
同期して作動するようにしたルーバの同期機構に関する
(従来の技術) 車室内の適所には、空調空気を吹き出すためのルーバが
複数配されており、その各ルーバには空調空気の風向き
を任意に変えることができるように、複数枚の風向変位
板(リンク機構により連結)が設けられている。
従来、これらの風向変位板は、乗員による手動操作で向
きが変えられるようになっていたが、特開昭6 2.−
 1 3 4 3 1 7号公報では、風向変位板をア
クチュエータ(モータ)を用いて自動に作動するように
したものが示されている。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように、従来のルーバにおいては、風向変位板
の向きを手動操作で変えるようになっていたので、乗員
が操作した向きにのみ空調空気が吹き出されるものであ
った。そのため、乗員が再度操作しない限り空調空気の
向きが変わらず、1テ11えば車室内に均等に配風した
い場合であっても、それに対応することができなかった
特開昭62−134317号公報に示される技術は、各
ルーバに、その風向変位板を自動に作動させるアクチュ
エータを設けたものであるが、各ルーバは、各々が個別
のアクチュエータによって駆動されるようになっており
、全ての風向変位板の向きを一連に揃えて同期駆動する
ことができず、車室内に均等な空調空気の配風を行なう
ことができない。また、各ルーバ毎にアクチュエータが
必要であって、部品点数が多く、コスト高となる問題点
を有している。
そこで、この発明は上記問題点を解消し、各ルーバを一
連に同期して作動させて、車室内の空調空気の配風を均
等にできるようにしたルーバの同期機構を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達或するために、この発明に係るルーバの同
期機構は、車室内の適所数箇所に配されて、リンク機構
により連結された変位可能な風向変位板を複数有して空
調空気を吹き出す各ルーバを、一連に同期させて作動す
る機構であって、同期駆動用のアクチュエータと、該ア
クチュエータに連結される巻掛け伝導装置と、該巻掛け
伝導装置の動力を各ルーバに伝達するクラッチとを具備
し、前記クラッチは、各ルーバの少なくとも一枚の風向
変位板に回動自在に連結されると共に、巻掛け伝導装置
のワイヤに所定の摩擦力で結合されるものである。
(作用) したがって、アクチュエータから巻掛け伝導装置に伝達
される動力が、各ルーバ毎のクラッチを介してそれらの
風向変位板に伝達され、それにより各ルーバの風向変位
板を一連に揃えて自動で同期作動させることができると
共に、駆動源のアクチュエータが一つで良く、これらに
より上記課題が解決されるものである。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第1図及び第2図にルーバ1本体の構造が示されており
、該ルーバ1は、例えば図示しない車両のインストルメ
ントパネル等の適所数箇所に埋め込まれて、空調装置で
温調された空気をその吹出口2から車室内に向けて吹き
出すようになっている。このルーバ1は、枠体3の内部
に空調空気の吹出方向を調整するための風向変位板4を
適数配して基本的に構或されている。各風向変位板4は
、枠体3の図示上下における所定位置に形戒の挿入孔3
a,3b内に係合突起4a,4bを挿入し、その係合突
起4a,4bを回転中心として回転自在に配されている
と共に、反吹出口2側(後方)で連結棒5によりリンク
結合されている。即ち、いずれか一枚の風向変位板4の
向きを変えることで他の風向変位板4の向きが同じ方向
に揃えられるようになっており、この風向変位板4の向
きを手動操作で変えることができるように、吹出口2側
(前方)にはつまみ6が形威されている。
このように基本的に構威されるルーバlには、その風向
変位板4の向きを自動操作で調整できるようにその枠体
3に後述する巻掛け伝導装置35のワイヤ38を通すた
めの通孔7,7とガイド8.8とが、風向変位板4の後
部中心に下記するクラッチ15を取り付けるための溝9
aと、挿入孔9b,9bとが形成されている。
クラッチ15は、第3図及び第4図に詳しく示されるよ
うに、上側部材16と下側部材17とを、各々相対する
曲面18.18と曲面19.19を接合することで構威
される。曲面18.18の間と曲面19.19の間には
、側面から見た場合に半円状である溝20と溝2lとが
形或されており、この溝20と21は、上側部材16と
下側部材l7の接合で側面から見た場合に円状となるワ
イヤ38を通すための蛇行通路22を形戒する(第4図
参照)。この蛇行通路22は、ワイヤ38を緩やかに通
す程度の太さで形威されている。而して、このクラッチ
l5は、少なくとも一枚の風向変位仮4に取り付けられ
るようになっており、この実施例においては、第2図に
示されるように中央の風向変位板4に取り付けられてい
る。このクラッチl5の取付は、その保合突起23.2
4を風向変位板4の溝9a内方に形戒の挿入孔9b,9
bに嵌め合わせることで行なわれ、この係合突起23,
24を回転中心としてクラ・ンチ15が溝9a内で回動
自在となる。
以上のように構戒されるルーバ1を、複数段同期させて
自動に作動させるための機構例が第5図に示されている
第5図において、同期機構は、同期作動用のアクチュエ
ータ30とその動力を各ルーバ1の風向変位板4に伝達
する巻掛け伝導装置35とを具備して構成されている。
アクチュエータ30は、例えばモータとその制御回路(
図示せず。)とを具備し、図示しない駆動軸からその動
力を巻掛け伝導装置35のプーリ36に伝達するように
なっている。
巻掛け伝導装置35は、二つのプーり36,37と、そ
のプーリ36,37に巻掛けられるワイヤ38とより構
或されている。プーり36は、前述したようにアクチュ
エータ30の駆動軸に連結され、巻掛け伝導装置35の
一端側にあってワイヤ38を巻掛けている。他端側にあ
るプーり37は、その他端に最も近いルーバlの枠体3
に固装された仮バネ39の先端部に回転自在に取り付け
られており、この板バネ39の弾性力で、巻掛けたワイ
ヤ38にテンションを与えている。一方、これらプーI
J36,37に巻掛けられるワイヤ38は、各ルーバエ
の内部において、その通孔7,7、ガイド8.8を介し
て移動するようになっていると共に、クラッチ15の蛇
行通路22内を通され、その蛇行通路15との間に生じ
る所定の摩擦力でクラッチI5を動かすようになってい
る。
以上のように構威される同期機構は、図示しない操作ス
イッチによってアクチュエータ30が駆動されると、そ
の動力がプーり36を介して巻掛け伝導装置35のワイ
ヤ38に伝達され、そのワイヤ38が各ルーバ1のクラ
ッチl5を動かし、このクラッチ15で動かされる風向
変位板4を介して他の風向変位板4の動きが調整される
ようになっている。したがって、アクチュエータ30の
回転を適当な回転角度で往復作動させることにより、巻
掛け伝導装置35に連結される各ルーバ1は、それらの
風向変位板4の向きが常に一連に揃えられて同期し、往
復して向きが変えられる。即ち、このように各ルーバ1
の風向変位板4の向きを合わせて往復作動させることで
空調空気の吹出方向が常に変化し、その吹出が車室内に
均等に行なわれて、快適な空調フィーリングを得ること
ができるものである。
ここで、この同期機構を作動させない場合(スイング停
止)にあって、所定のルーバ1を変向させたい場合には
、該ルーバ1の風向変位板4をつまみ6を持って動かす
と、抵抗感があるがクラッチ15がワイヤ3日を滑って
、該風向変位Vi4は他のルーバ1と異なる方向に変位
されるものである。
そして、再度同期機構を作動(スイング作動)させると
、不揃いな各ルーバlの風向変位板4は次のようにして
その向きが一連に揃えられるものである。即ち、同期機
構の初期駆動において所定の回転角度でアクチュエータ
30を作動させると、各ルーバ1内では風向変位仮4の
回転が枠体3により制限されているので、枠体3にぶつ
かった風向変位板4が、そこで回転を止めながら、ワイ
ヤ38がクラッチ15の蛇行通路22との間の所定の摩
擦力に打ち勝って滑ってゆき、該ワイヤ38への風向変
位板4の取付位置が変えられ、これらの作動が各ルーバ
1毎に繰り返し行なわれて、例えばその作動が往復二回
程度で全ルーバ1の風向変位板4の向きが一連に揃えら
れるものである。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、アクチュエータ
と、その動力を各ルーバに伝達する巻掛け伝導装置とを
用いて各ルーバの風向変位板の向きを揃えて同期作動す
るようにしたので、車室内に均等な空調空気の配分がで
き、空調フィーリングの向上を図ることができるもので
ある。
また、各ルーバ毎にアクチュエータが必要でなく、部品
点数の削減と低コスト化を図ることができる。
さらには、巻掛け伝導装置によって各ルーバを連結する
ようにしたので、各ルーバ及びアクチュ工−夕の配置に
自由度を有するものである。
さらにまた、巻掛け伝導装置のワイヤとクラッチとは所
定の摩擦力による結合であるので、スイング停止時には
、所望するルーバの風向変位板のつまみを持って所定の
力を加えれば、クラッチがワイヤ上を滑って所望する向
きに変向することができると共に、再度スイング作動時
には、クラッチが巻掛け伝導装置のワイヤ上を滑って、
該ワイヤ上の取付位置が揃えられ、同一の向きで同期作
動ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例に係るルー八の前方から見た
斜視図、第2図は同上の後方から見た斜視図、第3図は
同上のクラッチの分解斜視図、第4図は同上のクラッチ
の断面図、第5図は同上における各ルーバを同期作動さ
せるようにした機構例を示す図である。 1・・・ルーバ、2・・・吹出口、4・・・風向変位板
、15・・・クラッチ、30・・・アクチュエータ、3
5・・・巻掛け伝導装置、36.37・・・プーリ、3
 8・・・ ワイヤ、 3 9・・・ 板ハネ。 第 1 図 第 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車室内の適所数箇所に配されて、リンク機構により連結
    された変位可能な風向変位板を複数有して空調空気を吹
    き出す各ルーバを、一連に同期させて作動する機構であ
    って、 同期駆動用のアクチュエータと、該アクチュエータに連
    結される巻掛け伝導装置と、該巻掛け伝導装置の動力を
    各ルーバに伝達するクラッチとを具備し、 前記クラッチは、各ルーバの少なくとも一枚の風向変位
    板に回動自在に連結されると共に、巻掛け伝導装置のワ
    イヤに所定の摩擦力で結合されていることを特徴とする
    ルーバの同期機構。
JP18230089A 1989-07-14 1989-07-14 ルーバの同期機構 Pending JPH0350442A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003039718A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Kyocera Corp サーマルヘッド及びそれを用いたサーマルプリンタ
GB2542232A (en) * 2015-06-25 2017-03-15 Hunter Douglas Shutter assembly with motorized louver drive system
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