JPH0350414Y2 - - Google Patents

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JPH0350414Y2
JPH0350414Y2 JP1983071547U JP7154783U JPH0350414Y2 JP H0350414 Y2 JPH0350414 Y2 JP H0350414Y2 JP 1983071547 U JP1983071547 U JP 1983071547U JP 7154783 U JP7154783 U JP 7154783U JP H0350414 Y2 JPH0350414 Y2 JP H0350414Y2
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JP
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heat sink
drive circuit
circuit board
holders
instrument
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JP1983071547U
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【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用計器の放熱板の保持機構に関す
る。
車輌用の計器としてはスピードメータ、タコメ
ータ、温度計、燃料計、或いは警報ユニツト等の
複数の計器を一体的に組み込んで構成したコンビ
ネーシヨンメータが採用されつつあり、かかるコ
ンビネーシヨンメータを常に精度良く且つ安定に
作動させるためには計器駆動回路を良好に作動さ
せることが必要である。前記駆動回路には当該駆
動回路の電圧を一定に補償する定電圧素子が使用
されているが、かかる定電圧素子は発熱するため
に駆動回路を構成する各種の半導体素子を同一の
回路基板に組み付けることはこれらの半導体素子
の温度上昇を招き好ましくない。
そこで、本願出願人は従前の実用新案登録出願
(実願昭58−32548、実開昭59−13718号公報)に
おいて前記駆動回路を組込んだ回路基板と別個に
放熱板を設け、当該放熱板に定電圧素子等の発熱
性素子を装着することにより前記発熱性素子の放
熱作用による他の回路素子への熱の影響を少なく
するようにした車輌用コンビネーシヨンメータを
提案している。
ところで、車輌特に自動二輪車等のように振動
の激しいものにおいてはできる限り堅牢であるこ
とが必要であると共に、前記駆動回路を組込んだ
回路基板、放熱板等のケースへの脱着を容易にし
て組付作業性或いはメンテナンスの向上を図るこ
とが必要である。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、箱
状のケースの略中程に仕切壁を設けて計器収納部
と駆動回路基板収納部とに画成し、前記計器収納
部に計器を収納固定し、前記仕切壁の前記駆動回
路基板収納部側に所定の間隔で離隔対向させて弾
性力のある保持体を立設し、これらの保持体間に
放熱板を挟持させると共に当該放熱板に設けた切
欠部に前記各保持体の爪部を係止させて前記仕切
壁の前記放熱板を固定することにより、前記ケー
スに強固且つ脱着容易に放熱板を装着し得るよう
にした車輌用計器の放熱板の保持機構を提供する
ものである。
以下本考案の一実施例を添附図面に基いて詳述
する。
第1図は本考案を適用した車輌用計器の分解斜
視図を、第2図は組立断面図を示し、第1図及び
第2図において、車輌用計器1はケース2、リフ
レクシヨン3、メータカバー4、回路基板5、放
熱板6、カバー7、メータ10,11等により構
成され、ケース2は略矩形状の箱状を成し略中程
に設けた仕切壁2aにより計器収納部2Aと駆動
回路基板収納部2Bとに画成されている。仕切壁
2aには駆動回路収納部2B側の四隅の所定位置
に保持体20〜23及びこれらの各保持体20〜
23と僅かな間隔で隣接して略棒状の支持体25
〜28が当該仕切壁2aの面に垂直に立設して形
成されている。更に保持体23及び支持体28と
所定の間隔で対向して駆動回路基板保持用の保持
体24及び支持体29が仕切壁2aに立設して形
成されている。
保持体20は第3図に示すように略棒状を成し
その先端部に爪部20aが形成され、この爪部2
0aと隣接して対向する保持体25の端面25a
との間隔dは後述する駆動回路基板5の板厚と同
一となつている。保持体21〜24及び支持体2
6〜29も保持体20及び支持体25と同一に形
成されている。保持体20と21、保持体22と
23の爪部は対向しており、保持体24の爪部は
保持体23の爪部と対向している。
仕切壁2aには更に所定の間隔で放熱板保持用
の保持体30,31が前記保持体20〜24と同
様に当該仕切壁2aに垂直に立設して形成されて
いる。保持体30は第4図に示すように下部に所
定幅の断面コ字状をなすガイド溝30aが、軸部
30bの先端部には爪部30cが形成されてい
る。保持体31も保持体30と同様に形成され、
これらの保持体30,31の各ガイド溝30a,
31a及び爪部30c,31cは対向している。
これらの保持体20〜24,30,31の高さは
第2図に示すように駆動回路基板収納部2Bの壁
部2cの高さよりも低い。
このケース2の計器収納部2A側の壁部2bの
開口端部の外側周部には全周に亘り段差部2dが
設けられている。かかる形状のケース2はプラス
チツク等の合成樹脂部材で一体に形成されてい
る。従つて、保持体20は第3図の矢印A,
A′で示すように弾性を有して湾曲し、保持体3
0の軸部30bも第4図の矢印B,B′で示すよ
うに弾性を有して湾曲し得る。保持体21〜24
及び31も保持体20及び30と同様に弾性を有
して湾曲し得る。
駆動回路基板5は仕切壁2aよりも僅かに小さ
い形状をなし、前記保持体20〜24と対応する
位置には保持体20〜24の先端部即ち、爪部2
0a〜24aが僅かのギヤツプで挿通する大きさ
の角孔50〜54が穿設されており、更に一側に
は略矩形状の切欠55が設けられている。
放熱板6は略矩形状をなし、両側部6a,6b
には略中央から側部6dにかけて段差状をなす切
欠60,61が設けられ、更に側部6dの略中央
には略直角に屈曲して駆動回路基板5の切欠55
よりも僅かに小さい形状の保持部62が形成さ
れ、且つこの保持部62にはねじ孔62a,62
aが穿設されている。切欠60,61の段差部6
0a,61aの側部6cからの距離は第6図に示
すように保持体30,31の付根から爪部60
a,61aまでの距離と同一となつている。また
側部6cから保持部62までの距離は保持体20
の付根から爪部20aの距離と略同じに設定され
ている。かかる形状の放熱板6は放熱性の良好な
金属板で一体に形成されている。
リフレクシヨン3はケース2の収納部2A側の
壁部2bの開口端部と略同一の大きさをなし計器
10,11の計器板10a,11aに圧接され
る。またメータカバー4の周部4aは前記壁部2
bの開口端部2dに嵌合する大きさに形成されて
いる。カバー7はケース2の収納部2Bを密閉す
るもので内側には収納部2B内に嵌合する段差状
の係合部7aが形成され、駆動回路基板5に組付
ける後述するカプラ12と対向する位置には当該
カプラ12が挿通する角孔7bが穿設され、且つ
この角孔7bにはシール部材14が装着されてい
る。これらのリフレクシヨン3、メータカバー4
及びカバー7等ともプラスチツク等の合成樹脂部
材で形成されている。
かかる構造の計器1を組立る場合、所定の回路
素子を組付けた駆動回路基板5をケース2の収納
部2B内に収納し、各孔50〜54内に対応する
保持体20〜24の爪部20a〜24aを挿通さ
せる。このとき第5図に示すように基板5の孔5
0の縁部が保持体20の爪20aの傾斜した端面
20bを押圧し、この押圧力により保持体20を
その弾性に抗して矢印A方向に湾曲させ、爪部2
0aが孔50内に挿通する。
駆動回路基板5を矢印C方向に押圧してその板
面5bが対向する支持体25の端面25aに当接
した状態において保持体20が第5図の矢印
A′方向に復帰し、当該孔50の面5a側の開口
端周縁部に係合する。他の保持体21〜24につ
いても保持体20と同様である。このようにし
て、保持体20〜24及び支持体25〜29によ
りケース2の収納部2B内に駆動回路基板5を保
持固定する。
次いで、第6図に示すように保持体30,31
の軸部30b,31bを矢印B,B′で示す外方
に押圧湾曲させると共に、これらの各保持体3
0,31のガイド溝30a,31a内に放熱板6
の側部6a,6bを嵌挿し、矢印D方向に押圧し
て側部6cをケース2の仕切壁2aに当接させ
る。次いで各保持体30,31の前記押圧力を解
除すると、軸部30b,31bがその弾性力によ
り元の状態に復帰し、各爪部30c,31cが当
該放熱板6の段差部60a,61aに係合する。
放熱板6は駆動回路基板5に対して直角に配置さ
れた状態となる。
このようにして仕切壁2aに保持体30,31
を介して放熱板6を係止固定する。放熱板6はそ
の両側部6a,6bが保持体30,31により前
述したように係止保持されるために、ケース2が
振動してもこれらの保持体30,31から逸脱す
ることはない。
次いで、放熱板6の保持部62に定電圧素子1
3を配設しねじ孔62a,62aに螺合するボル
ト15,16により強固に螺着固定した後、第7
図に示すように当該定電圧素子13の各接続端子
13b,13c等を駆動回路基板5の対応する接
続端子の孔5b,5c内に挿通し半田付けにより
接続する。放熱板6は前述したように駆動回路基
板5に対して直角に配置されているために当該放
熱板6の放熱作用による駆動回路基板5の各回路
素子への熱の影響が小さくなる。
ケース2の収納部2B内に駆動回路基板5及び
放熱板6を装着した後、カバー7の係止部7aを
当該収納部2B内に圧入嵌合し、収納部2Bを密
封する。駆動回路基板5に装着されたカプラ12
の開口端部はカバー7の孔7b内にシール部材1
5を介して圧入嵌合される。
またケース2の計器収納部2A内に計器例えば
スピードメータ10及びタコメータ11を装着
し、リフレクシヨン3を介してメータカバー4を
配し、ケース2の壁部2bの開口端部に形成した
段差部2dに当該メータカバー4の周縁部4aを
圧入嵌合する。このようにして第2図に示すよう
に車輌用計器1を構成する。
収納部2Bから放熱板6を外すときには、ケー
ス2の収納部2Bからカバー7を取り外し、定電
圧素子13と駆動回路基板5との接続関係を解除
した後保持体30,31を第6図の矢印B,
B′方向に押圧湾曲させ、爪部30c,31cと
段差部60a,61aとの係合関係を解除した後
放熱板6を矢印D′方向に引き出す。
また駆動回路基板5を収納部2Bから外すとき
には各保持体20〜24を第5図の矢印Aで示す
方向に爪部20aを押圧湾曲させ当該爪部20a
と孔50との係合関係を解除し、当該基板5を矢
印C′方向に引き出す。同様にして他の保持体21
〜24と各孔51〜54との係合関係を解除す
る。しかしてケース2から放熱板6、駆動回路基
板5を容易に取り外すことができる。
以上説明したように本考案によれば、箱状のケ
ースの略中程に仕切壁を設けて計器収納部と駆動
回路基板収納部とに画成し、前記計器収納部に計
器を収納固定し、前記仕切壁の前記駆動回路基板
収納部側に所定の間隔で隔離対向させて弾性力の
ある保持体を立設し、これらの保持体間に放熱板
を挟持させると共に当該放熱板に設けた切欠部に
前記各保持体の爪部を係止させて前記仕切壁に前
記放熱板を固定するようにしたにで、前記ケース
への前記放熱板の着脱を容易にすることができる
と共に強固に係止固定することができ、車輌の振
動等により逸脱することがなく且つ組付作業性及
びメンテナンスを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る放熱板の保持機構を適用
した車輌用計器の一実施例を示す分解斜視図、第
2図は第1図に示す車輌用計器の組立縦断面図、
第3図及び第4図は第1図の保持体20及び30
の拡大図、第5図は第3図に示す保持体と駆動回
路基板との係合関係を示す要部断面図、第6図は
第1図の保持体に放熱板を装着した状態を示す
図、第7図は第1図の放熱板と駆動回路基板との
関係を示す要部説明図である。 1……車輌用計器、2……ケース、3……リフ
レクシヨン、4……メータカバー、5……駆動回
路基板、6……放熱板、7……カバー、10,1
1……メータ、12……カプラ、13……定電圧
素子、14……シール部材、20〜24,30,
31……保持体、25〜28……支持体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 箱状のケースの略中程に仕切壁を設けて計器
    収納部と駆動回路基板収納部とに画成し、前記
    計器収納部に計器を収納固定し、前記仕切壁の
    前記駆動回路基板収納部側に所定の間隔で隔離
    対向させて保持体を立設し、これらの保持体間
    に放熱板を挟持させると共に当該放熱板に設け
    た切欠部に前記各保持体の爪部を係止させて前
    記仕切壁に前記放熱板を固定するようにしたこ
    とを特徴とする車輌用計器の放熱板の保持機
    構。 2 前記保持体は前記放熱板の側部が嵌挿する溝
    と前記放熱板の前記切欠部に係止する爪部とを
    備えることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の車輌用計器の放熱板の保持機
    構。
JP7154783U 1983-05-13 1983-05-13 車輌用計器の放熱板の保持機構 Granted JPS59176920U (ja)

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JP7154783U JPS59176920U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 車輌用計器の放熱板の保持機構

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JP7154783U JPS59176920U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 車輌用計器の放熱板の保持機構

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Publication Number Publication Date
JPS59176920U JPS59176920U (ja) 1984-11-27
JPH0350414Y2 true JPH0350414Y2 (ja) 1991-10-28

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ID=30201692

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JP7154783U Granted JPS59176920U (ja) 1983-05-13 1983-05-13 車輌用計器の放熱板の保持機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0749973B2 (ja) * 1989-09-29 1995-05-31 日本精機株式会社 計器装置
JP2600095Y2 (ja) * 1992-01-22 1999-09-27 株式会社カンセイ 防水性コントロールユニット

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JPS59176920U (ja) 1984-11-27

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