JPH0138491Y2 - - Google Patents

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JPH0138491Y2
JPH0138491Y2 JP1981116159U JP11615981U JPH0138491Y2 JP H0138491 Y2 JPH0138491 Y2 JP H0138491Y2 JP 1981116159 U JP1981116159 U JP 1981116159U JP 11615981 U JP11615981 U JP 11615981U JP H0138491 Y2 JPH0138491 Y2 JP H0138491Y2
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JP
Japan
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alarm
mounting
guide
width
protrusion
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JP1981116159U
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JPS5821816U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用の各種計器の警報器取付装
置の改良に関するものである。
(従来の技術) 一般に、自動車用の各種計器、とくに速度計に
は法規制により所定の走行速度に達すると警音を
発する警報装置の設置が義務付けられている。そ
して、速度計にブザーやチヤイム等の警報器を取
り付ける場合、速度計内での収容スペースの確保
が困難なことや警音を聞き取り易くするために、
第1図に示すごとく、速度計1を収容するケース
体2の一部を、プリント板3を貫通させて突出さ
せ、該突出部4に警報器5の取付板6をタツピン
グスクリユー7により締め付け固定する取付構造
が採用されている。
〔考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の取付構造においては、ケ
ース体がポリプロピレン等の合成樹脂で形成され
ているために、タツピングスクリユーによる締付
時、締め過ぎによる突出部の割れや、いわゆるネ
ジバカ等による不良発生頻度が高いばかりでな
く、速度計が自動車に装着された後においては走
行振動でゆるみ脱落し、これによる断線等によ
り、警報器が機能しなくなるという危険があつ
た。
また、警報器がケース体の外部に取り付けられ
ているため、狭いスペースの中で車のインスツル
メントパネルに組み付ける作業が煩わしいと共
に、警報器の交換の必要が生じた時には速度計ご
と取り外して組み替えなければならないという課
題があつた。
このため本出願人が先に「実願昭54−178494号
(実開昭56−95942号)」にて出願している考案が
あるが、これは第2図に示すごとく、ケース体8
の突出部9に警報器10の取付板11を差し込む
ガイド溝12を設け、該ガイド溝12に差し込ん
だ取付板11を抜脱不自在に保持する突起13を
設けて、警報器の差し込み式によるワンタツチ組
付を可能としているものである。
しかし、このものにおいては取付板の孔とケー
ス体の突出部にて抜脱不自在としているため抜け
荷重と差し込み荷重がほぼ等しくなる。そのため
抜けにくくしようとすると差し込み荷重がそれだ
け大きくなり差し込み作業時に手が痛くなる等の
課題が生じていた。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、
警報器の取付板をL字形に折り曲げて形成し、ケ
ース体の突出部に警報器の取付板の取付部を差し
込む溝を形成した一対の第一ガイド部と、上記ス
トツパ部側の幅を狭くした一対の可撓性の第二ガ
イド部を設けて、ストツパ部側の端部をこのガイ
ド部の差し込み荷重を小さくしても抜けにくいワ
ンタツチ組付を可能とすると共に、組付不良と振
動による脱落を防止し、合わせて自動車に装着時
の組付性の向上おも図つた警報器取付構造を提供
するものである。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するため、本考案では、計器を
収容するケース体の背面に設けた突出部に、警報
器を取付けるようにした自動車用計器の警報器取
付装置において、 警報器の取付板は、両端に窪部を有する折曲部
により略L字形の2つの部分に形成され、その一
方は突出部に取付けられる取付部とされ、他方は
警報器本体が取付けられる警報器本体取付部とさ
れ、前記窪部の幅は前記取付部の幅よりも狭く形
成されており、前記突出部には前記取付部の挿通
を可能とする溝が形成された一対の第一ガイド部
と、この第一ガイド部の下方に沿つて設けられ上
部は前記取付部の挿通を可能とする幅であり下部
は前記取付部の幅より狭くなるテーパ部が形成さ
れていると共に水平方向に面した下端部が前記取
付板を係止する係止部とされた可撓性を有する一
対の第二ガイド部と、前記取付部の挿通方向に前
記取付部の通過を阻止するように設けられたスト
ツパ部とを備えている。
(実施例) 次に本考案の実施例を、添付図面に従つて詳細
に説明する。
第3図に示すように、自動車のダツシユボード
14内には、インスツルメントパネル15に面し
て、速度計16を収容した合成樹脂製のケース体
17が取り付けられ、このケース体17の背面に
は速度計16等の照明・信号回路用のプリント基
板18が取付けられている。
なお、ダツシユボード14の周囲構造に関し、
19はフロントパネル、20はダツシユパネル、
21はフロントウインドシールドグラスである。
上記ケース体17の背面には、プリント基板1
8の開口22を貫通して突出する四角台状の突出
部23を設け、この突出部23に警報器24を取
り付けるようになつている。
警報器24には取付板25が固着されており、
この取付板25はL字形に折り曲げられてその一
方を前記突出部に取り付けられる取付部25aと
し、他方を警報器の本体を取り付ける警報器本体
取付部25bとしている。尚、折り曲げ部25c
の両端には窪部25d,25dが形成され取付部
25aの幅よりも若干狭くなつている。
前記突出部23には前記取付部25aを上方か
ら差し込み可能な溝26a,26aを形成した一
対の第一ガイド部26,26と、下方に向かつて
幅が狭くなるテーパ部27b,27bを設けた一
対の第二ガイド部27,27を形成すると共に、
突出部23の背面下方部には、溝26a,26a
と直行する方向に、すなわち水平方向にストツパ
部28が形成されている。上記第二ガイド部2
7,27と、第一ガイド部26,26およびスト
ツパ部28との間には、それぞれ切溝29,29
および30,30を形成して、第二ガイド部2
7,27を可撓性のものとしている。第二ガイド
部27,27の下端部27a,27aはストツパ
部28と平行に水平方向に形成してあり、この下
端部27a,27aが取付板26の窪部25d,
25dを係止するようになつている。従つて、警
報器24が抜け方向、すなわち上方向に作用して
も、第二ガイド部27,27には上方向に荷重が
かかるだけで開き方向に作用することはないので
警報器24が外れることはない。たとえ、非常に
強い荷重で警報器24が抜け方向に作用して、第
二ガイド部27,27が上方向に撓まされたとし
ても第二ガイド部27,27は第一ガイド部2
6,26に当接してそれ以上撓むことはなく、従
つて警報器24が外れることはない。
上記ストツパ部28と第一ガイド部26,26
および第二ガイド部27,27は、ケース体17
と一体に形成されている。
上記警報器24は、自動車の走行速度が例え
ば、100Km/h以上で警音を発するように構成さ
れる。
上記のような警報器24の取付構造とすれば、
第4図a,bに示すようにケース体17の突出部
23の第一ガイド部26,26から第二ガイド部
27,27に沿つて、警報器24の取付板25の
取付部25aを上方から差し込んで行くと、取付
板25の窪部25d,25dが第二ガイド部2
7,27のテーパ部27b,27bに摺接して押
し広げ、第二ガイド部27,27はそれぞれ外側
にたわまされ、取付板25の警報器本体取付部2
5bがストツパ部28に当て止められた位置で第
二ガイド部27,27の下端部27a,27aに
取付板25の窪部25d,25dがが係止され
る。
こうして、警報器24を突出部23の第一ガイ
ド部26,26から第二ガイド部27,27に沿
つて小さい荷重で差し込むだけで完全に抜け止め
保持される。
(考案の効果) 以上の説明からも明らかなように、本考案によ
れば、ケース体の突出部に設けた一対の第一ガイ
ド部と下方に向かつて幅を狭くした可撓性の一対
の第二ガイド部を設けて警報器の取付板を差し込
み固定し、水平方向に面した下端部で係止するよ
うにしたものであるから、差込み荷重を軽くして
も第二ガイド部が開くことはなく確実に固定でき
る。これにより組付時の作業性を、向上させるこ
とができるとともに、組付作業に際して手が痛く
なる等の不具合をなくすことができる。又、交換
の必要が生じたときには、第二ガイド部27,2
7を互いに反対方向へ開いて、警報器を押し上げ
れば容易に取り外すこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の実施例の警報器取付構造の断面
図、第2図は従来の他の実施例の警報器取付構造
の断面図、第3図は本考案に係る警報器取付構造
の断面図、第4図aは組付け前の警報器と突出部
の斜視図、第4図bは組付け後の警報器と突出部
の斜視図である。 16…速度計、17…ケース体、18…プリン
ト基板、23…突出部、24…警報器、25…取
付板、26…第一ガイド部、27…第二ガイド
部、28…ストツパ部、29,30…切溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 計器を収容するケース体の背面に設けた突出部
    に、警報器を取付けるようにした自動車用計器の
    警報器取付装置において、 警報器の取付板は、両端に窪部を有する折曲部
    により略L字形の2つの部分に形成され、その一
    方は突出部に取付けられる取付部とされ、他方は
    警報器本体が取付けられる警報器本体取付部とさ
    れ、前記窪部の幅は前記取付部の幅よりも狭く形
    成されており、前記突出部には前記取付部の挿通
    を可能とする溝が形成された一対の第一ガイド部
    と、この第一ガイド部の下方に沿つて設けられ上
    部は前記取付部の挿通を可能とする幅であり下部
    は前記取付部の幅より狭くなるテーパ部が形成さ
    れていると共に水平方向に面した下端部が前記取
    付板を係止する係止部とされた可撓性を有する一
    対の第二ガイド部と、前記取付部の挿通方向に前
    記取付部の通過を阻止するように設けられたスト
    ツパ部とが備えられていることを特徴とする自動
    車用計器の警報機取付装置。
JP11615981U 1981-08-06 1981-08-06 自動車用計器の警報器取付装置 Granted JPS5821816U (ja)

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JP11615981U JPS5821816U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 自動車用計器の警報器取付装置

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JP11615981U JPS5821816U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 自動車用計器の警報器取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS5821816U JPS5821816U (ja) 1983-02-10
JPH0138491Y2 true JPH0138491Y2 (ja) 1989-11-17

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ID=29910395

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JP11615981U Granted JPS5821816U (ja) 1981-08-06 1981-08-06 自動車用計器の警報器取付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH044943Y2 (ja) * 1985-04-23 1992-02-13
JPH0529980Y2 (ja) * 1987-07-29 1993-07-30
JPH08222Y2 (ja) * 1993-05-20 1996-01-10 京浜精密工業株式会社 ステアリングリンケージリレーレバー

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JPS5821816U (ja) 1983-02-10

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