JPH09210737A - 計器ハウジングの固定構造 - Google Patents

計器ハウジングの固定構造

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JPH09210737A
JPH09210737A JP8038888A JP3888896A JPH09210737A JP H09210737 A JPH09210737 A JP H09210737A JP 8038888 A JP8038888 A JP 8038888A JP 3888896 A JP3888896 A JP 3888896A JP H09210737 A JPH09210737 A JP H09210737A
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JP
Japan
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instrument housing
mounting stay
notch
instrument
engaging portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP8038888A
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English (en)
Inventor
Motoki Koshio
素樹 古塩
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減して且つ取付ステーを簡便に
計器ハウジングに安定に取付固定し得る計器ハウジング
の固定構造を提供する。 【解決手段】 指示計器を計器ハウジング内に収容し、
この計器ハウジングを車両の固定枠に金属性の取付ステ
ーを介して固定するようにしたものであって、取付ステ
ー12に切欠係止部13を形成すると共にこの切欠係止
部13と対応して計器ハウジング10の外壁面に略L字
状の掛止片14を立設し、切欠係止部13が掛止片14
に係合した状態で取付ステー12を係止固定可能な係合
部15を計器ハウジング10に立設し、切欠係止部13
が掛止片14から外れ方向に作用したときに係合部15
に当接して取付ステー12の移動を阻止するストッパ部
16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の計器ハウ
ジングの取付構造に関するもので、特に車両のインスト
ルメントパネルに上記計器ハウジングを取り付けるため
の取付ステーの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば従来の車両の計器ハウジング
は、図7及び図8に示すように、内部に指示計器を収容
する下ケース1Aと、この下ケース1Aの開口部を覆う
上ケース1Bとを組み付けて計器ハウジング1となし、
この計器ハウジング1を車両のインストルメントパネル
の固定枠2等に取り付けるようになっているが、一般的
に取り付け強度などを考慮して上記計器ハウジング1と
上記パネルの固定枠2との間に金属性の取付ステー3を
介して組み付け固定するようにしている。この場合取付
ステー3はビス4によって計器ハウジング1に固定さ
れ、この取付ステー3をパネルの固定枠2にビス5で固
定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、計器ハウジン
グ1に取付ステー3を固定するに際し、複数個のビス4
によって取付ステー3を計器ハウジング1に取り付ける
必要があり、作業性が悪くなりやすいという面がある。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、部品点数を削減して且つ取付ステーを簡便に計器
ハウジングに安定に取付固定し得るようにしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、指示計器を計
器ハウジング内に収容し、この計器ハウジングを車両の
固定枠に金属性の取付ステーを介して固定するようにし
たものであって、上記取付ステーに切欠係止部を形成す
ると共にこの切欠係止部と対応して上記計器ハウジング
の外壁面に略L字状の掛止片を立設し、前記切欠係止部
が前記掛止片に係合した状態で前記取付ステーを係止固
定可能な係合部を前記計器ハウジングに立設し、前記切
欠係止部が前記掛止片から外れ方向に作用したときに前
記係合部に当接して前記取付ステーの移動を阻止するス
トッパ部を設けたものである。
【0006】また、前記切欠係止部は切欠孔から成るも
のである。
【0007】また、前記係合部は、前記掛止片の先端部
の水平突出部側と反対方向に位置して設けたものであ
る。
【0008】また、前記係合部は、前記掛止片の先端部
の水平突出部側と同一方向に位置して設けたものであ
る。
【0009】また、前記係合部は、前記掛止片の先端部
の水平突出部側方向と直交する方向に係合解除可能に設
けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】取付ステーに切欠孔を形成すると
共にこの切欠孔と対応して計器ハウジングの外壁面に略
L字状の掛止片を立設し、前記切欠孔が前記掛止片に係
合した状態で前記取付ステーを係止固定可能な係合部を
前記計器ハウジングに立設する。前記切欠孔が前記掛止
片から外れ方向に移動しようとすると、前記取付ステー
に設けられたストッパ部が前記係合部に当接して前記取
付ステーの移動を阻止し、取付ステーの脱落が防止でき
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1〜図3は、本発明の第1実施例を示すも
のである。
【0012】例えば自動車などの車両の計器ハウジング
10は、内部に指示計器表示器などを収容する下側ケー
ス10Aと、この下側ケース10Aの開口部側を覆う透
視表示窓などを有する上側ケース10Bとにより形成さ
れ、上記計器ハウジング10を自動車のインストルメン
トパネルに形成された固定枠11などに金属製の取付ス
テー12を介して組み付け固定するようにしている。
【0013】そして、上記取付ステー12には切欠係止
部としての切欠孔13が設けられ、この切欠孔13に対
応して、この場合下ケース10Aの外壁面には略L字状
の掛止片14が位置決め可能に設けられている。この掛
止片14は先端部に計器ハウジング10の外壁面に平行
な方向に水平突出部14Aを設けており、この水平突出
部14Aによって取付ステー12の切欠孔13が掛止片
14から浮き上がって外れることを防止している。
【0014】また、上ケース10Bの外壁面には、取付
ステー12に形成された切欠孔13が下ケース10Aの
掛止片14に係合した状態で取付ステー12を係止固定
可能な、一対の係合部15が立設されている。この係合
部15は掛止片14の先端部の水平突出部14Aの突出
方向と反対方向に設けられるとともに、掛止片14の先
端部の水平突出部14Aの突出方向と直交する方向に係
合解除可能なフック部15Aを設けている。
【0015】更に、取付ステー12には、取付ステー1
2の切欠孔13が下ケース10Aの掛止片14から外れ
方向に移動しようとしたときに上ケース10Bに設けら
れた係合部15に当接して取付ステー12の移動を阻止
するストッパ部16を設けている。このストッパ部16
は、取付ステー12の切欠孔13の形成される側に対し
てその反対側の幅寸法を幅広に構成して段差部12Aを
設け、この段差部12Aより係合部15の立ち上がり壁
面の内側間隔を狭くすることにより係合部15による係
合状態にあっては、この係合部15が段差部12Aに当
接して取付ステー12の長さ方向の移動を防止するもの
である。
【0016】上記構成により、下ケース10Aの掛止片
14に取付ステー12の切欠孔13を差し込んで位置決
めし、上記掛止片14に形成された水平突出部14Aと
取付ステー12とを引っ掛けて取付ステー12の浮き上
がりを抑制しながら固定的に保持し、この状態で水平突
出部14Aの突出方向とは反対方向に設けられた一対の
係合部15のフック部15Aの弾性力に抗してはめ込ん
で取付ステー12を固定するものである。
【0017】ストッパ部16は、取付ステー12を組み
付ける場合にあっては、取付ステー12の切欠孔13が
計器ハウジング10の掛止片14に完全に係合した状態
でのみ取付ステー12を係合部15に係止固定可能とす
るものである。この場合、例えば取付ステー12の切欠
孔13と計器ハウジング10の掛止片14との位置決め
係合が不完全な場合には、取付ステー12の段差部12
Aから成るストッパ部16に計器ハウジング10の係合
部15が突き当たり、係合部15への取付ステー12の
組付けができないように設定されている。
【0018】さらに、ストッパ部16は、取付ステー1
2の固定状態においては、取付ステー12の切欠孔13
が計器ハウジング10の掛止片14から外れ方向に移動
しようとしたときに係合部15に段差部12Aが当接し
て前記取付ステーの移動を阻止するものであり、取付ス
テー12が計器ハウジング10から容易に脱落してしま
うことを防止し得るものである。
【0019】このようにして計器ハウジング10への取
付ステー12の取付においては、掛止片14及び係合部
15によって組付けが完了するので、ビスなどの固定用
部品を廃止でき、従来と比較してその組付けを簡便にし
得る。
【0020】また、この状態、すなわち取付ステー12
を計器ハウジング10に取り付けた状態で、自動車のイ
ンストルメントパネルの固定枠11に計器ハウジング1
0を取り付けた取付ステー12を合わせて固定ビス17
によって締め付け固定することにより、車両側に計器ハ
ウジング10が装着固定される。
【0021】図4及び図5は、本発明の第2実施例を示
すものであり、取付ステー12に切欠係止部として切欠
孔13を設け、この切欠孔13に対応して、この場合下
ケース10Aの外壁面に略L字状の掛止片14が位置決
め可能に設けられている。この掛止片14は先端部に計
器ハウジング10の外壁面に平行な方向に水平突出部1
4Aを設けており、この水平突出部14Aによって取付
ステー12の切欠孔13が掛止片14から浮き上がって
外れることを防止している。
【0022】また、上ケース10Bの外壁面には、取付
ステー12に形成された切欠孔13が下ケース10Aの
掛止片14に係合した状態で取付ステー12を係止固定
可能な、一対の係合部15が立設されている。この係合
部15は掛止片14の先端部の水平突出部14Aの突出
方向と同一方向に設けられるとともに、掛止片14の先
端部の水平突出部14Aの突出方向と直交する方向に係
合解除可能なフック部15Aを設けている。
【0023】更に、取付ステー12には、取付ステー1
2の切欠孔13が下ケース10Aの掛止片14から外れ
方向に移動しようとしたときに上ケース10Bに設けら
れた係合部15に当接して取付ステー12の移動を阻止
するストッパ部16を設けている。このストッパ部16
は、取付ステー12の一部分の幅寸法を幅広に構成して
段差部12Aを設け、この段差部12Aより係合部15
の立ち上がり壁面の内側間隔を狭くすることにより係合
部15による係合状態にあっては、取付ステー12の長
さ方向の移動を防止するものである。
【0024】上記構成により、下ケース10Aの掛止片
14に取付ステー12の切欠孔13を差し込んで位置決
めし、上記掛止片14に形成された水平突出部14Aと
取付ステー12とを引っ掛けて取付ステー12の浮き上
がりを抑制しながら固定的に保持し、この状態で水平突
出部14Aの突出方向とは反対方向に設けられた一対の
係合部15に取付ステー12を係合部15のフック部1
5Aの弾性力に抗してはめ込んで取付ステー12を固定
するものであり、第1実施例と同様の作用効果を有する
ものである。
【0025】なお、本実施例にあっては、取付ステー1
2に切欠係止部として切欠孔13を形成していたが、例
えば図6に示すように取付ステー12の幅方向内側に向
けて切り欠いた凹部18によって切欠係止部である切欠
係止片19とストッパ部16とを同時に形成し、取付ス
テー12の先端側の両端が幅広な切欠係止片19にそれ
ぞれ対応させて計器ハウジング10側に掛止片14を設
けたものであってもよく、上述の実施例と同様の作用効
果を得るものである。
【0026】また、掛止片14に弾性を持たせて取付ス
テー12組み付け時にあってはこの弾性力により取付ス
テー12のストッパ部16を係合部15に対し押圧付勢
可能に構成し、取付ステー12のガタツキを防止するよ
うにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ビスな
どの固定用部品を廃止でき、従来と比較してその組付け
を簡便にし得るとともに確実な計器ハウジングの固定が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 計器ハウジング 12 取付ステー 13 切欠孔(切欠係止部) 14 掛止片 14A 水平突出部 15 係合部 16 ストッパ部 19 切欠係止片(切欠係止部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示計器を計器ハウジング内に収容し、
    この計器ハウジングを車両の固定枠に金属性の取付ステ
    ーを介して固定するようにしたものであって、上記取付
    ステーに切欠係止部を形成すると共にこの切欠係止部と
    対応して上記計器ハウジングの外壁面に略L字状の掛止
    片を立設し、前記切欠係止部が前記掛止片に係合した状
    態で前記取付ステーを係止固定可能な係合部を前記計器
    ハウジングに立設し、前記切欠係止部が前記掛止片から
    外れ方向に作用したときに前記係合部に当接して前記取
    付ステーの移動を阻止するストッパ部を設けたことを特
    徴とする計器ハウジングの固定構造。
  2. 【請求項2】 前記切欠係止部は切欠孔から成ることを
    特徴とする請求項1記載の計器ハウジングの固定構造。
  3. 【請求項3】 前記係合部は、前記掛止片の先端部の水
    平突出部側と反対方向に位置して設けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の計器ハウジングの固定
    構造。
  4. 【請求項4】 前記係合部は、前記掛止片の先端部の水
    平突出部側と同一方向に位置して設けたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の計器ハウジングの固定
    構造。
  5. 【請求項5】 前記係合部は、前記掛止片の先端部の水
    平突出部側方向と直交する方向に係合解除可能に設けら
    れることを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の計器
    ハウジングの固定構造。
JP8038888A 1996-01-31 1996-01-31 計器ハウジングの固定構造 Pending JPH09210737A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10132883C2 (de) * 2000-07-06 2003-09-18 Honda Motor Co Ltd Armaturenbrettanordnung für Kraftfahrzeuge
JP2008230336A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Calsonic Kansei Corp インストルメントパネル取付部構造
JP2011131862A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Toyoda Gosei Co Ltd メータクラスタ
JP2015189327A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 スズキ株式会社 メータークラスターの取り付け構造

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