JPH03502062A - 高さ調整可能なバックレストクッションを有する椅子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 椅子の調整自在なバックレスト ッション　の直ｊ１］− この発明は高さを調整できるバックレストクッションとの連結装置に関し、前記 クッションはバックレストの一部を構成するガイドに沿って摺動するスライド手 段に接続し、前記クッションは前記スライド手段に対して相対的に移動する。

そのような装置はすでにいくつか開示されているが、なかでも、Ｎｏ−ＰＳ　１ ４９，６０８号に示されている。

しかしながら、そのようなバックレストクッションは手動で、或いは電気的に調 整でき、同時に、バンクレストに対してクッションを係止することができるもの が長い間、要求されてぎた。

この発明によれば、前記ガイドはバンクレストの前部から後方へある距離だけ後 退したところに備わっている、輪郭に合わせて形成されたレールであり、スライ ド手段は、レールの溝内をそのレールの縦方向へのみ移動するスライド部材と、 クッション保持部材とで成る２部材で構成する手段であり。

前記クッション保持部材の後方部分はスライド部材の前方部分の一端にピボット 状に取付られ、しかもスライド部材の前記前方部分の他端に係止ロックすること により係止される。

前記クッション保持部材の前方部分はクッションの後側と結合する手段を備えて いる。

この発明はまた、バックレストクッションの上方と下方でバンクレストの前部に 生じる開口を閉鎖する手段を有する。

この発明のこれらの特徴及びその他の特徴は、添付図面に関連した次の説明と、 特許請求の範囲から明らかとなるであろう。

第１図はこの発明の装置の第１実施例の一側から見た想像図であり、 第２図はこの発明に従って準備し、支持されたバックレスト及びバックレストク ッションを有する椅子を示す。

第３図は第１図に示すこの発明の装置の拡大断面図であり、第４図は第１図の装 置の横断面図であり、第５図は第３図の装置の前面図であり、第５ａ図はその横 断面図であって、第４図に対応する図である。

第６図は第５図に示す実施例の変形例であって、バックレストクッションはモー タで移動するようになっている。

第６ａ図はその横断面図であり、第５ａ図に対応するものである。

第７図はバックレストクッションがモータで移動するようにねじ原理を利用した もうひとつの実施例を示す。

第８図は第７図の装置の横断面図であり、第９図は第７図の装置の前面図を示し 、第９ａ図はその横断面図であって、第８図の縮小図である。

第】０図はこの発明に従った装置の第３実施例を示し、その移動は手動で行われ 、クッションは特殊摩擦部材により適所に係止される。

第１１図は第１０図の装置の横断面図を示し、第１２図は第１０図の装置の前面 図であり、第１２ａ図は第１１図に比べて縮小図で示す装置の横断面図である。

バックレスト１とシート２とで成る椅子において、バックレストの前側から成る 距離をおいた位置で、そのバックレスト１に、輪郭に合わせて形成したレール３ が備わっている。

前記レール３の内側には、歯付ラック、即ち歯付ベルト６が配置される。バンク レストクッション１０を移動させるためにスライド手段を使用するが、それはク ッション保持部材４を育し、その保持部材４は第１図から明らかなように、その 前方部分に、クッションｌＯの支持板９と結合する部材８を備えている。スライ ド手段はさらに、スライド部材５を有し、このスライド部材５は歯付ラック、即 ち歯付ベルト６と選択的に結合するような形を有する歯付ラックセグメント７を その後方部分に備えている。スライド手段のこれら２つの部分は、好ましくはそ のスライド手段の上方部分に備わっている蝶番１４によりピボット状に接続する 。スライド手段の下方部分には、ビン部分１５′とクランプ部分１５′とで成る 係止ロックが位置する。バックレストクッションを移動させるには、そのクッシ ョンをバンクレストの下方部分から引き出し、係止結合１５を一時的に開放させ 、それからクッションを好みの位置へ移動させ、そのクッションの下方部分をバ ックレストへ向って押圧し、再度、係止結合を生じさせる。

スライド手段がスライド部材の端部分でレール３の溝とのみ接触するようにし、 前記上下両端部分間のレールとスライド部材との間に、成るクリアランスが形成 されることにより、スライド部材５もまた、第１図から明らかなように、バンク レスト１のカーブ部分を横切って移動する。

バンクレストクッション１０の上方及び下方では、バンクレストに開口を生じさ せないようにするために、第２図に示すように、バックレストの長さに沿ってジ ッパ−１１を備える。

ジッパ−のつかみ部材１２は、スライド部材５のそれぞれの端部に備わっている 保持部材１３内に挿入され、それによって傾斜位置にしっかりと保持される。ジ ッパ−のつかみ部材１２をそのような傾斜位置にすると、ジッパ−の操作が非常 に簡単になる。ジッパ−とその操作部材をこのように配置することにより、バッ クレストの前面が統合した表面として表われ、スライド手段４，５はバックレス トの高さに沿ってスロット内を移動するが、そのスロット内へ指やその他の物体 がはいりこむことがないという効果がある。

第１図には、２個のバンクレストクッション、即ち腰用クッション１０と、後頭 部用クッション１６とが示されている。しかしその係止及び移動原理は、クッシ ョン１０に関連して前述したとおりである。

第３図から明らかなように、ジッパ一部材１２は、その部材１２の開口に係止ロ ック１３′を係止させることによって保持部材１３内にしっかりと保持される。

ジッパ−の係止部分１７は通常の方法で部材１２に取付られる。クッションが上 方へ移動するとき、ジッパ−の最上位部材１７がかくして、ジッパ−を開放させ 、最下位部材（図示せず）はクッションの上昇時、ジッパ−を係止させる。バッ クレストの前面はかくして、クッションの上下動に関係なく、常時、統一した閉 鎖面を呈する。

第１図に関連して前述したように、クッションは歯付ベルト６、即ち歯付ラック に沿って手で上下動することは第５図から明らかである。

しかしながら、第６図では、クッションを移動させるために、保持部材の下方部 分とスライド部材を外す必要がないようにしている。このために、結合部材６は 、歯付ラックセグメント７に噛み合う歯付ベルトとなる。歯付ベルト６はエンド レスベルト、即ち、ベルトに常時、引っばりをかけるばねとしてのベルトとなる ように配置することができる。歯付ホイール１８をモータ１９で駆動することに よりベルト６を上下方向へ移動させ、それに対応してクッションｌＯ及び／又は クッション１６を移動させる。所望によりクッション１０と１６を個々に移動さ せることもでき、これを行うには、第６図に示すように、それぞれの駆動手段を 用いる。

第７図の実施例は前述の実施例とは異なるので、それについて説明する。歯付ベ ルト６はここでは、モータ２１（第９図参照）により駆動されるねじに置きかえ られており、スライド部材５は、ねじ２０と螺合するナツトセグメントに対応す る部材２２を備えている。第８図に示すように、ねじ２０かその案内の中で回転 する時、スライド部材５は部材２２により、ねじに沿って上方、或いは下方へ移 動し、その方向は回転方向によって決まる。

第１０図は前述の実施例のようにクッションを移動させる部材がレールに備わっ ていないような、簡単な実施例を示す。

他方、スライド部材５に摩擦ブロック２３を備えている。部材１５′と保持部材 ４の部分１５＃との間で係止結合する場合、摩擦ブロック２３は成る力により、 レール３の底部へ向って押圧される。第１０．１１．１２図の概念は、クッショ ンを専ら手動で移動させる例を示す。

国際調査報告

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．バックレストクッションはそのバックレストの一部を構成するガイドに沿っ て摺動するスライド手段に接続され、前記クッションは前記スライド手段に対し て相対的に移動できるように配設され、前記ガイドはバックレスト（２）の前部 から後方へ或る距離をおいたところに備わっている輪郭に合わせて形成したレー ル（３）であり、前記スライド手段は前記レールの溝内を専らそのレールの縦方 向へ移動するように設計されたスライド部材（５）と、クッション保持部材（４ ）とでなり、前記クッション保持部材（４）の後方部分はスライド部材（５）の 前方部分の一端にピボット状に取付られ（１４）、しかも、係止ロック手段（１ ５，ｉ５′，１５′′）によりスライド部材（５）の前記前方部分の他端に係止 自在であり、クッション保持部材（４）の前方部分はクッションの後側と結合す る手段を備えていることを特徴とする高さの調整自在なバックレストクッション との結合装置。
2. ２．前記スライド手段はバックレストの縦穴内を摺動し、前記穴はバックレスト の前面で閉鎖することができることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の 装置。
3. ３．第１結合部材（６，２０）は前記レール（３）の溝内にあり、第２結合部材 （７，２２）はクッション保持手段の後方部分にあり、前記クッション保持手段 は前記係止ロック時に結合することを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２ 項に記載の装置。
4. ４．前記第１結合部材は歯付ラック、即ち歯付ベルト（６）であり、第２結合部 材は歯付ラックセグメント（７）であることを特徴とする時評請求の範囲第１項 又は第２項に記載の装置。
5. ５．前記第１結合部材は前記溝内に固定されていることを特徴とする特許請求の 範囲第４項に記載の装置。
6. ６．前記第１結合部材は歯付ベルト（６）であって、このベルトは選択制御可能 なモータ（１９）により駆動される歯付ホイール（１８）によりレール（３）の 前記溝に沿って移動することを特徴とする特許請求の範囲第３項又は第４項に記 載の装置。
7. ７．前記第１待合部材はバックレスト（１）の高さの大部分に沿って伸長する長 ねじ（２０）でなり、この長ねじは選択制御可能なモータ（２１）により回転さ れ、前記第２結合部材はナットセグメント（２２）でなることを特徴とする特許 請求の範囲第１，２又は３項に記載の装置。
8. ８．クッション保持部材の後方部分には摩擦部材（２３）が備わっており、この 摩擦部材（２３）は前記係止ロックの場合、前記溝内へ侵入してレール（３）の 溝の底部と摩擦接触を形成することを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２ 項に記載の装置。
9. ９．スライド部材（５）の上端部分と下端部分にはそれぞれ保持部材（１３）が 備わっており、この保持部材はジッパーつかみ部材（１２）の受入れ開口を有し 、前記開口はバックレストの前面へ向って斜めに外方を向いていることを特徴と する前記の特許請求の範囲のいずれか１項に記載の装置。
10. １０．前記開口はジッパーにより閉鎖されることを特徴とする特許請求の範囲第 ２項及び第９項に記載の装置。