JPH03501464A - マスキング方法及びマスキング手段 - Google Patents

マスキング方法及びマスキング手段

Info

Publication number
JPH03501464A
JPH03501464A JP1509412A JP50941289A JPH03501464A JP H03501464 A JPH03501464 A JP H03501464A JP 1509412 A JP1509412 A JP 1509412A JP 50941289 A JP50941289 A JP 50941289A JP H03501464 A JPH03501464 A JP H03501464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
masking
masking means
attached
means according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1509412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2806586B2 (ja
Inventor
シルヴェストル ジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=3883640&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH03501464(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH03501464A publication Critical patent/JPH03501464A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2806586B2 publication Critical patent/JP2806586B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/16Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for controlling the spray area
    • B05B12/20Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated
    • B05B12/26Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated for masking cavities
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/16Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for controlling the spray area
    • B05B12/20Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated
    • B05B12/26Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated for masking cavities
    • B05B12/265Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated for masking cavities between a door and a post, e.g. foam strips
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B12/00Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
    • B05B12/16Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for controlling the spray area
    • B05B12/20Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated
    • B05B12/24Masking elements, i.e. elements defining uncoated areas on an object to be coated made at least partly of flexible material, e.g. sheets of paper or fabric

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マ ンノ2 マス ン ゛ 本発明は、処理すべき表面の少なくとも一部をマスキングする方法であって、表 面処理作業に耐えるエレメ刈・を前記表面の前記部分に対し取り外し可能に貼着 し、前記表面処理の完了後にエレメントを除去するマスキング方法に関する。ま た、本発明は、表面処理に耐え得る除去可能なエレメントにより形成されている マスキング手段に関する。
このようなマスキング方法及びマスキング手段は、従来がらマスキングテープが 使用されていること、又は欧州特許出願第0207720号に記載されているよ うなプラスチック発泡体の溝付きパネルが使用されていることから公知のもので ある。これらの公知の方法は、例えば、車両(特に自動車)のコーチワーク(車 体構成部品)の下塗り、塗装、塗り替え作業、サンドブラストその他の表面処理 に用いられている。処理すべき表面に塗布される塗料その他の物質が、処理すべ き表面の少なくとも一部に侵入又は付着することを防止するには、表面処理作業 に耐え得るエレメントを用いて前記部分をマスキングする必要がある。このエレ メントは、表面処理作業に耐えることができ、かつ表面処理作業中に表面をマス キングし、表面処理作業の完了後には除去される。
溝付きのプラスチック発泡体パネルの欠点は、そのパネル形状のため、主として 平らな表面のマスキングに適しているに過ぎないことである。特に車両のボディ の表面処理作業を行う場合には、平らな表面のマスキングが行えるだけでは充分 ではない、なぜならば、車両のボディには多数の凹凸すなわち不連続部があるが らである9通常、これらの不連続部は保護ベーパ及び/又はマスキングテープに よりマスキングされるが、このマスキング作業は極めて入念に行う必要があるた め、非常に時間を要する作業である。
また、これらの公知のマスキング方法では、必ずしも満足のいく表面処理をする ことができない0例えば、ボディの開口部に残された塵埃により、処理表面が汚 染されてしまうことがある。また、塗装時の吹付けにより、これらの開口部又は 縁部の周囲には乱流が生じ、このため、処理表面に塗布すべき物質が不均一にな ることがある。
従って本発明の目的は、上記欠点を軽減することにある。
本発明によれば、前記エレメントとして、圧縮可能なりフシランが前記表面の不 連続部の少なくとも一部に貼着され、前記クッションは、該クッションが貼着さ れる前記・不連続部の前記少なくとも一部に適合できるようになっている。
本発明のマスキングエレメントが圧縮可能なりフシラン(圧縮性クッション)で 形成されているという事実から、不連続部をマスキングするのに、保護ベーパを 使用することも数層のマスキングテープを貼着することも必要ではなくなり、従 って大幅に時間を節約することができる。圧縮性クッションは、該クッション自 体が、開口部や縁部のような表面の不連続部を充填しかつ被覆するのに適したも のである。従うで本発明によるマスキング手段のクッションは、吹付は作業時の 乱流の発生、従って乱流により開口部から発生する塵埃による処理表面の汚染を 防止でき、不連続部を充分にマスキングすることができる。
本発明の本質は、マスキングエレメントとして充分な圧縮性のあるクッションを 使用し、不連続部のマスキングを行うことにある。かようなりフシランは不連続 部に適合して、不連続部の正確な形状に倣うことができるため、優れたマスキン グ効果を得ることができる。
本発明のマスキング手段は、前記エレメントが圧縮可能なりフシランであり、該 クッションは、該クッションが貼着される前記不連続部の前記少なくとも一部に 適合できることを特徴としている。
特定の形状の不連続部を備えたマスキング手段は知られており1、例えば欧州特 許出願第0263637号に記載されたものがある。この欧州特許出願に記載の マスキング手段と本発明のマスキング手段との相違は、この欧州特許出願第02 63637号のマスキング手段が、特定の不連続部の形状に適合できるように予 め成形された特定の形状を有しており、従って、特定の形状の不連続部のマスキ ングのみに使用できるものである点にある。これに対し、本発明によるマスキン グ手段は、特定の形状に予め形成されたものではなく、従ってこのマスキング手 段が適用される不連続部の形状にこのマスキング手段自体が適合できるように構 成されている。従って、本発明のマスキング手段は、あらゆる形状の不連続部に 適用できるのに対して、上記欧州特許出願第2263637号に記載のマスキン グ手段はあらゆる形状の不連続部に適用することはできない。
ここで注意すべきは、マスキングガスケントと慣用的なシールガスケットとを混 同してはならないということである。実際、自動車の場合には、ドアのフレーム 又は他の開口部において、ドア、フード又はトランクの内側リップにシールガス ケットを取り付けて、特に水及び騒音が車両の内部に侵入することを防止してい ることは良(知られている。これらのシールガスケットは、自動車の製造業者に より、良く吟味された場所に取り付けられ、自動車)特定のモデルについて製造 されている。これらのシールガスケットは、所定位置に半永久的に固定されてい る。これに対し、本発明のマスキングガスケントは、その名の通り、マスキング としてのみ作用し、永久的なシールを目的とするものではない。
マスキングを目的として熱可塑性プラスチックの発泡体を使用する技術が、米国 特許第4.714,633号に開示されている。この米国特許には、キャビティ を含んでいる膨張性及び収縮性の熱可塑性プラスチックの発泡体部材を使用する 技術が開示されている。
この米国特許に開示された部材は、表面処理作業中又は部材が後で加熱されると きに、その形状が変化し、該部材が取り付けられている製品から自然に分離され るようになっている。これに対し本発明のマスキング手段は表面処理作業に用い るものであり、その元の形状は、上記米国特許に開示の部材とは異なり、表面処 理の影響を受けても変化することはない、この米国特許によるマスキング手段と は異なり、本発明のマスキング手段には、マスキング手段の分離を可能にするキ ャビティを設ける必要はない、上記米国特許による部材は、その膨張及び収縮特 性が大きな表面処理作業に使用されることが明らかであり、これに対し、本発明 のマスキング手段は、表面処理に対する耐久性が重要な役割をもつ表面処理作業 に適用される。
従って本発明によれば、マスキング手段の自明でない通用法が提供される。実際 、マスキングテープの良く知られた使用に関してクッションを用いるという考え は明らかでない0表面処理作業中のマスキングによる二次効果を低減させるぺ( 、これ迄にも表面の予処理のような幾つかの解決法(例えば、日本国特許出願第 85021787号及び第81211929号参照)が試験されている0本発明 によるマスキング手段を使用することにより、作業時間を大幅に短縮できるだけ でなく、予処理作業等を行うことなくして品質を改善することもできる。
本発明によるマスキング手段の第1の好ましい実施例は、前記クッションが長い クッションであることを特徴としている。長いクッションにすることによって、 マスキングすべき不連続部の全長に亘って単一ピースを用いることができ、従っ て、表面処理の品質に悪影響を及ぼす乱流を生じさせる連結部の形成を回避する ことができるという長所がある。
前記クッションは、その全長に亘ってほぼ同一の横断面形状を有するものが好ま しく、これにより、均一なマスキングを行うことが可能になる。
本発明によるマスキング方法の第1の好ましい実施例は、前記クッションを長い 不連続部に貼着することを特徴としている。長い不連続部は車両において良く見 られるものである0本発明のクッションは、車両のこのような不連続部の優れた マスキングを行うことができる。
本発明のマスキング方法の第2の好ましい実施例においては、前記クッションは 、前記不連続部の前記少なくとも一部に再配置できるようにして接着される。こ れにより、クッションが不正確に取り付けられた場合に、クッションを正確に再 配置することが可能になる。
本発明によるマスキング方法の別の好ましい実施例においては、前記クッション が、少なくとも反応物質を含む重合性発泡体を前記不連続部の前記少なくとも一 部に貼着することにより形成されることを特徴としている。この方法は、例えば アクセスが困難なマスキング部品について適用され、これにより、マスキングす べき不連続部に容易に発泡体を貼着できるようになる。
本発明によるマスキング手段の第2の好ましい実施例は、前記マスキング手段が 弾性発泡体のクッションを有しており、該クッションには、該クッションの少な くとも一部を被覆している感圧接着剤の層が設けられていることを特徴としてい る。これにより、単に不連続部の上にクッションを接着するだけで、クッション を容易に不連続部上に貼着することが可能になる。
前記クッションは中空であることが好ましい、これにより、材料を節約できるし 、クッションにより大きな可撓性を付与することができる。
前記クッションはコイル状に巻回するのが好ましい、これにより、マスキング手 段に充分な包装を施すことが可能になる。
以下、添付図面に示す本発明の実施例について詳細に説明する。
第1図は、本発明によるマスキング手段の第1の好ましい実施例を示すものであ る。
第2図は、本発明によるマスキング手段の第2の好ましい実施例を示すものであ る。
第3図は、自動車の開いたドアに適用した場合の本発明の方法の結果を示すもの である。
第4rgJは、自動車に適用した本発明のマスキング手段を示す断面図である。
第5図は、本発明によるマスキング手段を貼着する装置の一例を示すものである 。
第6図は、コイル状に巻回されて包装ボックスの中に包装された本発明のマスキ ング手段を示すものである。
同一のエレメントについては、異なる図面においても同一の参照番号を用いてい る0本発明はここに説明する実施例に限定されるものではな(、本発明の範囲内 において異なる実施例も考えられることは明白である。
第1図に示す例においては、本発明によるマスキング手段は、長い円筒状をなす クッション1により形成されている。クッション1は圧縮可能なりッションであ り、吸収材料で作るのが好ましい。クッション1の少なくとも一部には、粘着性 フィルム(selfadhesive tape)により形成された感圧接着剤 の層2が設けられている。この接着剤層2は、クッションを固定することができ 、かつ表面処理が完了した後にはクッションを容易に除去できるものである。
クッションlは、表面処理作業に耐える材料で作られた弾性のある発泡クッショ ンとして構成するのが好ましい、従って、この発泡体は、例えば、自動車の吹付 は塗装キャビンの高温、溶剤及び湿度に耐えることができる。このクッション1 の製造に使用する材料は、例えばポリプロピレン、ネオプレン、ポリエステル、 ポリウレタン又はアクリル樹脂のような合成材料が好ましい0表面処理作業に耐 えることができるものであれば、弾性材料であるか否か又は合成材料であるか天 然材料であるかを問わず、他の任意の材料を使用できることは明らかである。接 着剤層2は、例えば、ゴム、樹脂、アクリル樹脂その他の適当な材料を基材とす る接着剤であって、即時粘着性C3mmediats tack)をもつもので 形成される。必要ならば、クッション1には、溶剤や温度変化に耐え得る再配置 可能な接着剤層を設けることもできる。
クッション1は、例えば5〜5(ls−の範囲の直径をもつ種々の横断面形状に することができ、巻回したものとして形成するのが好ましい、また、クッション 1は、第2図に示すような矩形の横断面形状にしてもよいし、例えば三角形や台 形のような他の任意の幾何学的形状にすることができる。り7シツン1は、その 全長に亘って実質的に同一の横断面形状をもつものが好ましい。
このクッションlは、中実体として形成してもよいし、例えば第1図に破線で示 すように中空体として形成してもよい、中空体のクッションlは、マスキング手 段の弾性を向上できると同時に材料を節約することができる。
接着剤層2は、マスキング手段を貼着する前に除去できるライナ3で被覆してお くことができる。また、接着剤層2は、クッション1の露出部分の全部に設ける こともできるし、一部を残してかなりの部分に設けることもできる0例えば、第 2図に示すような矩形のクッションlの場合には、接着剤層2をクッションlの 2つ以上の面に設けることができ、これにより、クッション1の良好な及び/又 は容易な貼着が可能になる。
接着質(adhesive 5ubstance)は、自己粘着性(self− stickiB)を有していて、発泡体と共に自己粘着性組立体を形成できるも のが好ましい、この接着質は、第1図及び第2図に示すように、クッション1の 少なくとも一部を被覆する感圧接着フィルムで構成してもよいし、それ自体が粘 着性を有している発泡体でクッション1を製造することにより構成してもよい。
後者の場合、発泡体を保護ライナで完全に被覆しておいてもよい、感圧接着剤が 設けられた発泡体は、特に、車体の補修に使用するのに好都合である。
実際、マスキングすべき表面によって、クッション1上にはしばしば多数のゆが みが生じることがある0発泡体に接着剤層2を設けた場合には、マスキングすべ き箇所の幾何学的形状に不連続部(凹凸)があっても、容易に、満足のゆく接着 を得ることができる。
しかしながら、クッション1は、必ずしも自己粘着性をもたない他の手段により 、マスキングすべき不連続部上に固定することもできる。+y4えば、自己粘着 性をもたないクッションを用い、クッションを取り付けるべき表面上に先ず接着 剤をスプレーし、その後、この塗布した接着剤上にクッションを取り付けること もできる。
マスキング方法の別の実施例においては、マスキングすべき表面上に、1種類又 は複数の適当な反応性物質から作られた重合性発泡体(polymerisin g foam)を塗布することにより弾性発泡体のクッションが形成される0例 えば、反応性物質はエアゾール容器中に貯蔵されていて、マスキングすべき表面 上にスプレーされる。
これにより、マスキングクッションを設けるためのアクセスが困難な場所にも、 マスキングを行うことが可能になる。
第3図及び第4図は、自動車のドアに適用される本発明のマスキング方法を示す ものである。ドア4の外表面11は、スプレーにより塗装すべきものであると想 定する。ドア4と該ドア4を取り囲んでいるコーチワークの部品(車体構成部品 )との間の隙間すなわち開口部の中に塗料が侵入して、シール用ガスケット又は ウェザ−ストリップ12に付着してしまうことを防止するため、開口部をマスキ ングしておくことが必要になる。従って、ドア4のリップとドア4が対面する車 体の側面5との境界部、及び窓の境界線、車体の底部、ドア4のラッチ及び処理 を要しない他の周囲表面のように、ドア40表面に対して不連続になっている他 のあらゆる部分に、本発明のクッション1を、例えばその接着剤層2を介して取 り付けることができる。ドア4を閉じることにより、クッション1には圧力が付 与され、また、クッション1が圧縮性を有しているため軽く圧縮されるであろう 、従って、不連続部の全体又は一部にクッションlを取り付けることにより、処 理すべき表面の開口部をシールし又は少なくとも一部を充填又は架橋することが できる。ドア4を塗装するとき、クッションlが、一方では、塗料を吸収するこ とにより塗料が開口部内に侵入することを防止し、他方では、開口部を塞ぎ或い は不連続部の少なくとも一部を充填するという事実から、従来は塗料の吹付は時 に開口部の中及び周囲に生じていた乱流を実際に無くすことができ、従って満足 のいく表面処理を得ることに対して乱流が悪影響を及ぼすことを無(すことがで きる。また、開口部がクッション1により塞がれるという事実から、開口部内に 残留している塵埃、水分その他のものが閉じ込められた状態に維持され、従って 、塗装時の圧縮空気の圧力によりこれらのものが吹き飛ばされて表面処理に悪影 響を及ぼすということがなくなる。
表面処理作業が完了したならば、クッション1が取り付けられている箇所からク ッション1を除去する。表面処理に使用された物質が、クッション1により保護 された表面の不連続部に到達していることはな(、従って、保護された表面が悪 影響を受けることはない。この効果は、クッション1として吸収材料を用いてい る場合に特に顕著であり、吸収材料からなるクッション1は、表面処理に使用さ れるあらゆる液状物質を吸収することもできる。
クッション1の吸収能力により、除去されたクッション1と処理された表面との 間の移行部を形成する境界部に沿って痕跡が残ることはない、実際に、表面処理 に使用された物質であって、クッション1上又はクッション1と処理表面との間 の境界部上に付着した物質は、クッション1により吸収されてしまう。
また、クッションlは、損傷を受けていない表面部分にも取り付けることができ るし、例えば窓の周囲のメッキ部品(brigbt@−ork)のように、処理 すべきドアに用いられた材料とは異なる材料で作られた表面にも取り付けること ができる。
本発明の方法は、小さなC1l値(0,30のオーダ、C8は、空気抵抗係数) をもつ現代の車両にも、非常に好都合に適用することができる。実際、空気力学 的理由から、開口部に非常に近接してシールガスケットが取り付けられる0本発 明のクッションlの圧縮性及び弾性により、シールガスケットと、該シールガス ケットとコーチワーク部品との間に位置している開口部とを同時にマスキングす ることができる。
第1図及び第2図に示すように、クッション1は長い形状を有している。このよ うな長いクッション1は、例えば、ドア、フード又は昇降口(ハツチ)と車体と の間の隙間のような長い不連続部に適用するのに特に適している。クッションが 長いと、長い不連続部の全長に亘って実際に1片のり7シツンを取り付けること ができる。このため、表面処理中の乱流すなわち塗料の侵入を招く原因となる開 口部がクッション部分同士の間に生じることを防止することができる。更に、ク ッション1が圧縮性及び弾性を有しているため、マスキングすべき不連続部のあ らゆるコーナにおいて容易に曲げることができ、このため、連続的にマスキング することができる。また、クッション1が弾性発泡体で作られているため、長い クッションlを単に引っ張ったり圧縮するだけで、クッション1の厚さを不連続 部の深さに容易に適合させることができる。
本発明によるマスキング手段のクッションlの別の長所は、マスキングすべき不 連続部にクッションが適正に取り付けられなかった場合に、クッション1を剥が して再配置(再接着)できることである。
クンシロン1は、車両の金属ボディに直接固定できるし或いはシールガスケット 上に重ねて貼着することもできる。実際、本発明によるマスキングガスケットの 接着特性により、クッションlは、金属、ゴム、その他例えばプラスチックのよ うな他の任意の材料に取り付けることができる。また、先ず、車両のシールガス ケントを除去し、次に、このようにして形成された開口部を、本発明のマスキン グ手段のり7シツン1を用いてマスキングすることもできる。
本発明のマスキング手段のクッション1が容易に取り付けられるという技術的特 徴により、本発明のマスキング手段を用いて車両のドアの開口部のマスキングを 行えば、従来のマスキング手段を用いる場合に必要とされる時間のほぼ2/3に 短縮でき、従って、大きな経済的効果を得ることができる。
本発明のマスキング手段は、手で取り付けることもできるし、第5図に示すよう な装置を用いて取り付けることもできる。この装置はドラムすなわちコア6を有 しており、このドラムすなわちコア6上にクッション1が巻回されるようになっ ている。また、この装置には、ハンドル7と、3つのローラ8.9.10が設け られている。クンジョン1は、ローラ8とローラ9との間に通される。マスキン グすべき表面に対してローラ8を押し付けて移動させれば、該ローラ8の回転に よりローラ9が回転され、これによりクッション1がドラム6から巻き解かれる 。接着質を被覆する保護ライナ3がクッション1に設けられている場合には、こ の保護ライナ3をローラ9とローラ10との間に通す、マスキングすべき表面上 にクッション1が貼着されていくに従って、両ローラ9.10の係合により、保 護ライナ3がクッション1から剥離されかつ除去されていく。
この装置には、保護ライナ3がクッション1から除去された後に該保護ライナ3 を巻取るための別のローラを設けることができる0本発明の装置を使用すれば、 マスキングすべき表面上に、クッションlを容易かつ迅速に貼着することができ る。
第6図には、本発明によるマスキング手段を収容しておく包装ボックス14が示 されている。この包装ボックス14には中央開口部16が設けられており、該開 口部16からクッション1を引っ張り出すことができるようになっている。クッ ション1は、あたかも電線が市場に出荷されるときと同様にして、コイル15と して巻回されている。この包装方法により、クッション1がボックス内にあると きにはクッション1をコイル状に維持して適当に保護でき、かつマスキング手段 を包装ボックスと共に単に床上に置いておくだけで、マスキング手段の貼着中に 、クッション1をこの包装ボックスから容易に引き出していくことが可能になる 。
また、装置(第5図)は、経路(すなわち、マスキングすべき不連続部に沿って クッション1を貼着すべき軌跡)が記憶されたロボットのアームに装着すること も可能である。
本発明は自動車について適用できるだけでなく、例えば家屋の窓のフレームを塗 装したり高圧で洗浄する場合のように、あらゆる種類の表面処理作業に適用する ことができる。
FIG、6

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.処理すべき表面の少なくとも一部をマスキングする方法であって、表面処理 作業に耐えるエレメントを前記表面の前記部分に対し取り外し可能に貼着し、前 記表面処理の完了後にエレメントを除去するマスキング方法において、前記エレ メントとして、圧縮可能なクッションが前記表面の不連続部の少なくとも一部に 貼着され、前記クッションは、該クッションが貼着される前記不連続部の前記少 なくとも一部に適合できることを特徴とするマスキング方法。
  2. 2.前記クッションが長い不連続部に貼着されることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載のマスキング方法。
  3. 3.前記クッションが、前記不連続部の前記少なくとも一部に再配置できるよう にして接着されることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載のマスキ ング方法。
  4. 4.前記クッションが、少なくとも反応物質を含む重合性発泡体を前記不連続部 の前記少なくとも一部に貼着することにより形成されることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載のマスキング方法。
  5. 5.前記クッションが、車両のボディに存在する不連続部に貼着されることを特 徴とする請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載のマスキング方法。
  6. 6.前記クッションが、車両のボディと、車両のドア、フード又は昇降口との間 の開口部に貼着されることを特徴とする請求の範囲第5項に記載のマスキング方 法。
  7. 7.上記請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の方法に使用されるマ スキング手段であって、該マスキング手段が、表面処理に耐え得る除去可能なエ レメントにより形成されているマスキング手段において、前記エレメントが圧縮 可能なクッションであり、該クッションは、該クッションが貼着される前記不連 続部の前記少なくとも一部に適合できることを特徴とするマスキング手段。
  8. 8.前記クッションが長いクッションであることを特徴とする請求の範囲第7項 に記載のマスキング手段。
  9. 9.前記クッションが、その全長に亘ってほぼ同一の横断面形状を有しているこ とを特徴とする請求の範囲第8項に記載のマスキング手段。
  10. 10.前記マスキング手段が弾性発泡体のクッションを有していることを特徴と する請求の範囲第7項〜第9項のいずれか1項に記載のマスキング手段。
  11. 11.前記マスキング手段が吸収性クッションを有していることを特徴とする請 求の範囲第7項〜第10項のいずれか1項に記載のマスキング手段。
  12. 12.前記弾性発泡体には、前記クッションの少なくとも一部を被覆している感 圧接着剤の層が設けられていることを特徴とする請求の範囲第10項に記載のマ スキング手段。
  13. 13.前記クッションが中空であることを特徴とする請求の範囲第7項〜第12 項のいずれか1項に記載のマスキング手段。
  14. 14.前記クッションの横断面形状が実質的に円形であることを特徴とする請求 の範囲第7項〜第13項のいずれか1項に記載のマスキング手段。
  15. 15.前記発泡体は、それ自体が粘着性を有していることを特徴とする請求の範 囲第10項に記載のマスキング手段。
  16. 16.少なくとも前記感圧接着剤の層には保護ライナが設けられていることを特 徴とする請求の範囲第12項に記載のマスキング手段。
  17. 17.前記クッションがコイル状に巻回されていることを特徴とする請求の範囲 第7項〜第16項のいずれか1項に記載のマスキング手段。
  18. 18.上記請求の範囲第8項〜第16項のいずれか1項に記載のマスキング手段 を表面に貼着する装置において、該装置が前記クッションを巻き解くためのドラ ムを有していることを特徴とするマスキング手段を表面に貼着する装置。
JP1509412A 1988-09-22 1989-09-21 マスキング方法及びマスキング手段 Expired - Lifetime JP2806586B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BE8801085A BE1001535A3 (fr) 1988-09-22 1988-09-22 Procede et moyen de masquage.
BE8801085 1988-09-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03501464A true JPH03501464A (ja) 1991-04-04
JP2806586B2 JP2806586B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=3883640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1509412A Expired - Lifetime JP2806586B2 (ja) 1988-09-22 1989-09-21 マスキング方法及びマスキング手段

Country Status (14)

Country Link
EP (1) EP0365510B1 (ja)
JP (1) JP2806586B2 (ja)
KR (1) KR0128211B1 (ja)
AT (1) ATE109033T1 (ja)
AU (1) AU636119B2 (ja)
BE (1) BE1001535A3 (ja)
BR (1) BR8907095A (ja)
CA (1) CA1331089C (ja)
DE (2) DE365510T1 (ja)
ES (1) ES2060815T3 (ja)
HK (1) HK1007979A1 (ja)
MX (1) MX172436B (ja)
WO (1) WO1990003228A1 (ja)
ZA (1) ZA897239B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5128176A (en) * 1990-02-05 1992-07-07 Schmidt Dan R Masking tape
GB2254812B (en) * 1991-04-19 1994-10-26 Minnesota Mining & Mfg Masking methods using flexible strip
GB2254811B (en) * 1991-04-19 1994-11-30 Minnesota Mining & Mfg Masking methods using a foam web
US5354614A (en) * 1993-03-01 1994-10-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Masking tape with stiffened edge and method of gasket masking
US5547725A (en) * 1994-02-25 1996-08-20 Tesa Tape Inc. Production of a novel sculptured strip of plastic foam
GB2288137A (en) * 1994-03-08 1995-10-11 Minnesota Mining & Mfg Masking the "B" post of a vehicle using a foam strip
GB2298380B (en) * 1995-02-28 1997-11-05 Donald Murray Western Masking method and device
DE29608636U1 (de) * 1996-05-11 1997-09-11 Voss Chemie Schaumstoffstreifen
DE29617703U1 (de) * 1996-10-11 1996-12-05 Voss Chemie Haftmittel für Schaumstoffstreifen
GB2342601B (en) 1997-09-10 2000-09-27 Oliver Jevons Masking tape
DE29806610U1 (de) 1998-03-28 1998-07-09 Voss Chemie Kunststoffprofil zur Spaltabdichtung
US6596376B1 (en) 1999-03-09 2003-07-22 3M Innovative Properties Company Masking materials and method of use
DE19953097A1 (de) * 1999-11-04 2001-05-23 Beiersdorf Ag Selbstklebender Formkörper
DE19953096A1 (de) * 1999-11-04 2001-05-17 Beiersdorf Ag Selbstklebende Flächengebilde
FR2820347B1 (fr) 2001-02-07 2003-11-14 Saint Gobain Abrasif Methode de masquage, joint de masquage adapte a la methode et procede de fabrication dudit joint
DE102005030749A1 (de) * 2005-06-29 2007-01-04 Tesa Ag Klebebandschlauch
DE102005034950A1 (de) 2005-07-22 2007-02-01 Tesa Ag Abroller für die Herstellung eines Klebebandschlauchs
DE102007019262A1 (de) 2007-04-24 2008-11-06 Erbe Autolack Gmbh Klebeband zur Flächenbegrenzung bei Teilspritzlackierungen
GB2480597A (en) 2010-04-27 2011-11-30 Jtape Ltd A tape for masking a gap during spray painting and a method thereof
US10717105B1 (en) 2019-08-15 2020-07-21 Tns Solutions Masking strip for use in painting vehicles
CN114472044B (zh) * 2021-05-27 2023-01-03 杭州以诺行汽车科技股份有限公司 智能喷涂装置及其控制方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626521B2 (ja) * 1979-05-17 1987-02-12 Fujinaga Seiyaku Kk

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3536569A (en) * 1967-11-13 1970-10-27 James L Gosnell Dispenser-applicator apparatus for masking tape
DE2362584A1 (de) * 1973-12-17 1975-06-26 Teroson Gmbh Selbstklebendes dichtungsband
CA1296179C (en) * 1985-06-27 1992-02-25 Seinosuke Horiki Masking member
JPH0320115Y2 (ja) * 1986-06-03 1991-04-30
DE3886488T2 (de) * 1987-09-18 1994-06-09 Nagoya Oilchemical Maske.
JPH01151866U (ja) * 1988-03-25 1989-10-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626521B2 (ja) * 1979-05-17 1987-02-12 Fujinaga Seiyaku Kk

Also Published As

Publication number Publication date
EP0365510B1 (en) 1994-07-27
KR900701409A (ko) 1990-12-03
HK1007979A1 (en) 1999-04-30
ATE109033T1 (de) 1994-08-15
ES2060815T3 (es) 1994-12-01
BR8907095A (pt) 1991-01-08
BE1001535A3 (fr) 1989-11-21
AU4214589A (en) 1990-04-18
DE68917077T2 (de) 1995-05-11
KR0128211B1 (ko) 1998-04-03
MX172436B (es) 1993-12-16
DE365510T1 (de) 1990-08-16
CA1331089C (en) 1994-08-02
DE68917077D1 (de) 1994-09-01
EP0365510A1 (en) 1990-04-25
AU636119B2 (en) 1993-04-22
JP2806586B2 (ja) 1998-09-30
ZA897239B (en) 1990-08-29
WO1990003228A1 (en) 1990-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03501464A (ja) マスキング方法及びマスキング手段
US5260097A (en) Method for masking a surface by adhesive application of an elongated, compressible, windowless cushion
US5654055A (en) Masking tape with stiffened edge
US6025045A (en) Edge trimming tape and method of manufacture
EP0580766B1 (en) Masking methods using flexible strip
US6793998B1 (en) Masking method and masking means
US20090313900A1 (en) Weatherseal with removable protective coating
JPH06507341A (ja) 自動車車体のラッカー処理の際に使用するための剥離形材
JP2539699B2 (ja) 見切り部の塗装方法
JP2000191992A (ja) マスキングテ―プ及びこのテ―プを用いたマスキング方法
JPH029864B2 (ja)
EP0666889A1 (en) Adhesive tape for protecting of rubber sealing gaskets
CA2156284C (en) Masking tape with stiffened edge and method of gasket masking
JPS60251951A (ja) 塗装用マスキング治具
JPH02115075A (ja) ツートン塗装方法
AU727356B2 (en) Edge trimming tape and method of manufacture
JP2002336747A (ja) パネル材の塗装方法
JPH0245326A (ja) 車両の包装方法
JPS6241795B2 (ja)
JPS6239019B2 (ja)
JPS6295175A (ja) マスキング方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080724

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080724

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090724

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090724

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100724

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100724

Year of fee payment: 12