JPH03501204A - 安定保存できるエアゾール式の小出し可能なヨーグルト製品 - Google Patents
安定保存できるエアゾール式の小出し可能なヨーグルト製品Info
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- JPH03501204A JPH03501204A JP63508106A JP50810688A JPH03501204A JP H03501204 A JPH03501204 A JP H03501204A JP 63508106 A JP63508106 A JP 63508106A JP 50810688 A JP50810688 A JP 50810688A JP H03501204 A JPH03501204 A JP H03501204A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の開示
安定保存できるエアゾール式の小出し可能なヨーグルト製品発明の分野
この発明は、始めて成功した安定保存できるエアゾール式の小出し可能なヨーグ
ルト製品を提供するものである。更に詳しくは、乳製品冷蔵の使用形態で3か月
間まで安定保存できるエアゾール式の小出し可能なヨーグルトデザート及びデザ
ートの上飾りの配合成分を初めて確立した新規な安定化物質に関するものである
。このヨーグルト製品は、エアゾール容器からホイップされた状態や、泡状態で
安定性を持ち離液現象(「融は流れ」あるいは「垂れ流れ」)を起さない格好な
発泡状態ついた感触などのない)快い感触と舌触りをもち、味気がなく苦みのあ
るような不快な後味を残さず、よい風味をもち、そのままデザート用として、あ
るいは、ほかのデザート食品の上飾りトッピング用として好適な特徴をもつもの
である。
R1しL1月
発酵処理した乳製品であるヨーグルトは、古代からある食品ながら、とりわけ、
低脂肪乃至脱脂ヨーグルトや、冷凍の各種ヨーグルトや、香料や果物を混ぜたり
したフレーバーヨーグルトや、ヨーグルト飲料あるいはヨーグルトを混ぜた飲料
などのように形態を異なえたヨーグルト製品の出現で近年頓に人気が高まってい
る。
米国で市販されている発酵処理された乳製品でヨーグルトと呼べるものは、ある
いは、何らかのかたちでヨーグルトの名称が使えるものは、米国食品・医薬品局
の認定標準規格でヨーグルト製品に関して規定された21CFRfi g 13
1.200 (以下養魚)の規準制限に従って作り出され加工された食品である
。
米国食品・医薬品局の認定標準規格に適合したヨーグルト製品は、クリーム、牛
乳、低脂肪乳、脱脂乳、あるいは、「花糸オプション材料」を、乳酸を生成する
菌類、 −ブルガリカス(bulgaricus)、および、1阻迷厘!皿囮j
を含む特質ある培養菌を用いて培養し、滴定し得る最小限の酸度を作り出す、ま
た、認定標準規格には、使用可能なビタミン類、他の花糸乃至非礼系のオプショ
ン材料、着香料および着色料添加物、安定剤等の使用が@密に制限されており、
ヨーグルト製品に含めるべき乳脂肪、乳固形分の成分比率が規定され、且つ、培
養菌添加の前後にヨーグルト製品を処理する方法が指定されている。こうした制
限が定められた状況においてエアゾール式の小出し可能なヨーグルト製品を作り
出すべく数年の歳月をかけて行なってきた実験が商用的に不成功に終ったことを
通して、ヨーグルト製造業に携わる技術者らは、エアゾール缶に入れて小出しが
可能で安定保存がきき、しかも、ヨーグルト製品のための認定標準規格の規定制
限に適合するヨーグルト製品を作り出すことは不可能であると考えてきた。
公知の従来技術にこの種の製品がないといえる根拠はないが、ヨーグルト製品に
係わる様々の既存特許にはエアゾール式の小出し可能な製品に関するものが見ら
れないという事実がその根拠を表象している。
イゴエ等に付与された1983年2月15日発行の米国特許第4.373.15
5号公報には、たとえば、大豆蛋白の泡立剤と、安定剤としてカルボキシメチル
セルロースを含む、あるいは、それを含まないキサンタンガムを含有した「ヨー
グルトミルクセーキ」の配合が開示されている。このヨーグルトミルクセーキに
ついて、当該特許公報の第41?II第16行目から同第21行目に次のような
開示がある。
「使用者乃至消費者が撹拌して空気をヨーグルト/牛乳の混合体に取り込ませて
最終製品、つまり、濃厚で冷白な撹拌製品を作り出せるように、上部に十分な空
間をもたせた坏バインドから1バインドの大きさの容器に入れて市販した・−」
上記イゴエ等の引例によるミルクセーキ製品を作り出すための成分に要する牛乳
の実質!(20〜47%)によって、最終製品を泡立てて小出しするためのエア
ゾール缶に必要成分を充填する際に支障が生じよう。
ロウズに付与された1978年8月29日発行の米国特許第4.110,476
号公報には、液状ヨーグルトベースや、冷凍ヨーグルトミックス成分が開示され
ている。同公報第1欄第11行目から同第13行目には、液状ヨーグルトの最終
製品について以下の説明がある。
「・−飲める状態になり、時間と共に濃密にならず、果物片を浮遊状態に保ち、
好ましくない風味消散を抑える。」また、冷凍ヨーグルトの場合について、同公
報第1個第11行目から同第13行目までに次の記述がある。
「カゼイン沈殿物や苦い後味がなく、重質固形物−」引用したロウズの特許公報
の第4B第38行目から同第43行目の記載によれば、
「この発明の重要な観点は、カゼインコロイド粒の凝集によって高カード粘澗度
の上昇を防止すべくカゼインの可溶化を維持するために、乳漿蛋白質、乳アルブ
ミン、ラクトアルグロブミンを、原料としての乳漿蛋白濃縮物と共に用いるとこ
ろにある。」
この引例ロウズの特許公報では、そのヨーグルト成分中の乳漿蛋白質のカゼイン
可溶性を、アルギン酸ナトリウムやその誘導体や、キサンタンガム、ハリエンジ
ュ豆ガム、ペクチン、ガーガムなどの親水性ガム乃至コロイド、すなわち、同公
報の第9欄第11行目から同第36行目に記載されているように、カゼインと反
応してrサイズが大きい重質量のコロイド粒を形成し、これによって、より簡単
に凝結してしまう・−」というような不適格な作用をもつ成分を取りあげて対比
させている。
シエーファー等に付与された1976年6月8日発行の米国特許第3、961.
494号公報の第1t’ll第7行目から同第9行目には、「・−ソフトアイス
クリーム、ミルクセーキ、ヨーグルト、あるいはそれに類するソフト食品ミック
ス、冷凍糖菓」を圧力で小出しすることを示唆しているが、そのことの明確な説
明がされていない、事実、同公報の第1欄第1O行目から第28行目に、ヨーグ
ルトの大規模な市場の小売り段階での効果に関連した記載が以下のようにあるだ
けである。
「・−ソフト食品製品をいくつかの中央生産基地で大量に混合して、圧力容器に
収めて冷蔵状態で出荷し、製品を販売する個々の小売り商店に届ける。往々にし
て、製品を増量させる亜酸化窒素乃至フレオン(商標名)が製品に混合される。
亜酸化窒素、あるいは、他の添加ガスの量は通常、r超過率」として表わされる
。
そのガスは通常、製品を小出しするための自動販売機に入れられたソフト食品ミ
ックスに加えられる。特に、自動販売機のなかの冷蔵容器から製品小出し弁に圧
送される際に加えられるが、中央生産基地で自動販売機に製品を輸送するための
容器にソフト食品ミックスを入れる際に、予めガスを充填することが可能であり
、殆どの場合、このほうが望ましい、」
このように、上記引用のシエーファー等の公報は単に、ソフト食品を市場で小売
りするための改良型の自動販売機についての提案をしているに過ぎない。
本発明の目的は、安定保存できるエアゾール式の小出し可能なヨーグルト製品を
提供することにある。
本発明の他の目的は、デザートそのものとして、あるいは、他のデザート食品の
上飾りトッピング材料として適用できる、安定保存のよいエアゾール式の小出し
可能な成分配合を備えたヨーグルト乃至ヨーグルトを含む製品を作り出せる新規
な安定化物質を提供することにある。
更に、本発明のほかの目的は、前記安定化物質を用いて安定保存できるエアゾー
ル式の小出し可能なヨーグルト製品を提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、安定保存できるエアゾール式の小出し可能なヨ
ーグルト製品の配合方法を提供することにある。
上記した目的、及び、その他の目的と共に、本発明の特徴、適用範囲、用途を、
以下の説明と添付の特許請求の範囲によって当分野の技術者が容易に理解できる
ようにしている。
尺I」111
(a)主体となる量、たとえば、少なくとも約50重量%、好ましくは、基本材
料の約70重量%から約80重量%の微品性のセルロースと共に、(b)約2重
量%から約20重量%、好ましくは、約5重量%から約10重量%範囲のカルボ
キシメチルセルロースと、(c)約2重量%から約20重量%、好ましくは、約
5重量%から約10重量%範囲のキサンタンガムのような親水性のガム乃至コロ
イドとからなり、これらの重量比を夫々、安定化物質の総量に基づいて定め、こ
れに適用しているカルボキシメチルセルロース及びキサンタンガム類の分量を、
好ましくは、略々1:1重量比に定め、上記3種の成分の総量を最終製品の総量
に対して約0.1重量%から約1.0重量%、好ましくは、約0.4重世%から
約0.6重量%範囲に定めた安定化物質によって、ヨーグルトに関する米国食品
・医薬品局の認定標準規格の規定に合致した安定保存できるエアゾール式の小出
し可能なヨーグルト製品に配合できることを兄出した。
微品性のセルロース、カルボキシメチルセルロース、および、キサンタンガムの
ような親水性のガム乃至コロイドを単独で使用し、更には、乳製品やヨーグルト
を含む食品の安定剤として他の材料−たとえば、上記で引用したイゴエ等の特許
公報(第1欄第5行目から同第15行目、及び、同第53行目から同第62行目
まで)に開示されている安定剤としてのキサンタンガムと、カルボキシメチルセ
ルロースと、これら2種類の材料との混合物なり照−と共に使用し、また、引例
ロウズの特許公報の第7欄第21行目から同第54行目に触れているように、微
品性のセルロースを既述したようなキサンタンガム類を含まずに添加したり、あ
るいは、それを添加しないで使用した。このほかの例として、ヒドロコロイドを
含んだヨーグルト製品の安定化物質の提案も見られるーたとえば、アルギン酸プ
ロピレングリコール/アルギン酸ナトリウム/ガーガム/カラゲーンなどのソフ
ト状態乃至冷凍のヨーグルト用の安定化物質が、イゴエに付与された1979年
12月11日発行の米国特許第4,178,390号公報に開示されている。と
ころが、これら従来の技術には本発明によって達成できる成果を示唆すらするも
のはない。
1囚!」I」螢区皿
本発明を実施する場合、ヨーグルトに関する米国食品・医薬品局の認定標準規格
に認められる花糸オプション成分の1種乃至その混合成分、し、必要に応じて、
他のオプション成分を加えて出発混合材料をつくる。
この安定化物質に、上記3種の成分に加えて他の材料を含めてもよい。
たとえば、モノグリセリドや、ジグリセリドは、乳製品に普通に用いられる乳化
剤であって、エアゾール容器から泡立てたヨーグルトを小出しした後に泡状態を
安定させるための添加物である。この乳化剤を用いる場合の使用量は、エアゾー
ル式の小出し可能な食品(たとえば、ホイップクリームや、そのほかのデザート
食品の上飾りトッピング材料)に慣例的に添加される程度であり、−例としては
、最終製品の総量に対して約0.15%から約0.045%、好ましくは、約0
.025重量%から約0、035重量%の範囲である。
キサンタンガム以外の親水性のガムやコロイド、たとえば、ハリエンジュ豆ガム
、カラゲーン、ガーガム、アルギン酸ナトリウム、及び、これらに類するものを
用いて、先ず全てを置換する。もしくは、その際に置換がなされる成分の香り、
風味に悪い影響が出なければ、約30%から約70%のキサンタンガムを用いる
とよい、このような他の親水性のガムやコロイドは、増粘剤として乳製品の安定
剤と同様に一般的に用いられている。これは、前記引用のロウズの米国特許公報
のなかで述べられているように、これらの成分が牛乳の蛋白質と作用して、製品
の「粘り」を作るのに役立つゲルやコロイドを生み出すからである0本発明によ
って得られる成分もまた、3種の成分からなる安定化物質中の上記分量のキサン
タンガムなどの親水性のガム乃至コロイドと共に、増粘剤としてのこれら他の親
水性のガム乃至コロイドを少量含んでおり、たとえば、最終製品の総量に対して
約0.1重量%範囲、好ましくは、約0.02重量%から約0.06重量%範囲
の他の親水性のガム乃至コロイドを含んでいる。
本発明の出発混合材料に適用可能なそのほかのオプション成分とじては第一に、
最終製品に対して約0.1重量%から約0.5重量%範囲、好ましくは、約0.
2重量%から約0.3重量%までの量で添加可能なゼラチンがある。ゼラチンは
製品の粘性を高め、且つ、蛋白質を増やして泡安定性をより向上させることがで
きる。この目的のために用いるゼラチンの代用としては、あるいは、ゼラチンと
共に使用可能な他の材料としては、ナトリウム、乾酪素カリウムと、たとえば乳
漿蛋白質などの他の乳系蛋白質があり、約0.5重世%から約2.5重量%範囲
、好ましくは、約1重量%から約2重量%までの分量で出発混合材料に用いるこ
とができる。
ほかに、ヨーグルト製品を規定する認定標準規格に適合した従来の着香料・着色
料添加物、砂糖、および、これに類する材料成分を上記出発混合材料に添加使用
可能である。安定化物質の固形分率を菌培養以前および培養中に約18%に保っ
てバクテリアの増殖を防止しなければならないので、上記した従来の材料の1種
以上の材料−たとえば、砂糖−を初期の段階に混入させておくと上記レベル以上
に固形分が多くなるが、このような配合成分を培養が完了するまで入れないでお
いてもよい、しかしながら、最終製品中に残る固形分を上記レベル以上、たとえ
ば、約27%から約35%、好ましくは、約30%から約33%にすると、食す
る際にとても快い舌触り得られるので、むしろ好まれる。
本発明によってチョコレート香料人のヨーグルトデザートや、他のデザートの上
飾りトッピングとして適用する場合、最終製品の総量に対して約2%から約4%
、好ましくは、約3%から約3.4%のココアパウダーを出発混合材料に加える
とよい、培養後にココアパウダーを添加したところザラついた舌触りの製品がで
きた。ココアパウダーのアルカリ度がバクテリアの増殖を阻止するので、ココア
パウダーを出発材料に入れると菌培養ができないという乳製品工業における一般
的な先入観とは裏腹に、本発明で提案する上記の分量範囲でココアパウダーを出
発材料に入れれば培養が掻めてうまく行なわれる。
これと同様に、出発材料に入れる本発明の安定化物質は培養の最中も、また、そ
の後も安定性を何ら損なうことはない、その理由はおそらく、性質がセルロース
系である安定化物質の主要成分がヨーグルトの種菌が好む素地を作らず、それら
のバクテリアが主要成分にあまり悪い影響を及ぼすことがないからである。
従来は、成分配合してよく混合した出発材料を、たとえば、大きいタンク、釜、
あるいは、熱交換器などに入れて冷温滅菌してから容量型二段ホモジナイザーで
同質化させるのが好ましい。
こうして同質化させたら、好ましくは熱交換器で約108〜110°Fに混合材
料を冷やして、ヨーグルトの種菌であるバクテリアの培養菌を添加し、およそ5
.2pH,たとえば、約5.0pHから5.4pHに達するまで培養する。ヨー
グルトを生成するために用いる典型的なバクテリア培養菌は、およそ104°F
で最適な増殖を示すが、本発明の方法によれば、最適な成育がおよそ107〜1
09°Fで行なわれることが判明した。推量するに、この新しい安定化物質の存
在が異質の素地環境を作り出すためであると考えられる。最適な培養温度が高く
なったということは、それに応じて基準培養時間を5時間からおよそ3時間以下
に短縮できるという極めて経済的な利点をもたらすことになる。
培養が完了したら、好ましくは、製品を保管温度に冷却する前に、たとえば冷温
滅菌したクリームなどの花糸のオプション成分を入れることができる。最終製品
中の付加材料である砂糖、看香料、着色料等々の材料を冷温滅菌以前に入れてい
なかったり、冷温滅菌後あるいはその前後にそうした添加材料を入れる必要があ
れば、この時点でそれらの材料を入れる。所期の製品安定性を確実にするために
、製品の脂肪分を最終製品の総量に対して少なくとも約8重量%、好ましくは、
約9重量%から約11重量%にすべきである。
そのあと、約40°Fに冷却して、適当な噴出剤と共に、圧力で小出しできるエ
アゾール容器に充填する。無害、無臭、無味で低廉であれば従来のどのような噴
出剤を用いてもよく、亜酸化窒素、窒素、炭酸ガス等のような環境汚染を引き起
こさないものが好ましく、とりわけ、亜酸化窒素が好ましい。
噴出剤が亜酸化窒素である場合でも、製品中にヨーグルト種菌の存在を認めるこ
とができる。おそらくそれは、製品中に空気が十分に取り込まれており、好気菌
が充分な酸素を得て通常の保存寿命(約3か月)以上に亙って生き残れるためで
あろうと考えられる。しかし、製品は販売されるまで乳製品に適した冷蔵状態で
保存され、販売されてからも冷蔵されるので、(結果的に過圧状態を生みだして
缶を破裂させる可能性をもたらす)種菌の成育や増殖は殆ど、あるいは、全く見
られなかった。
当分野の技術者が本発明をよりよく理解できるために、以下の事例を挙げてみる
。これらの実例は単に本発明を説明する目的だけのものであり、添付の特許請求
の範囲に限定のないものは本発明の範晴な制限するものではない、特に説明して
いないが、ここでの成分割合、および、混合率は重量部で示している。
倒−」−
以下の成分を混合した。
先ず、ポリソルベート80Rモノグリセリドおよびジグリセリドを微品性セルロ
ースにのせて、リボツブレンダーに入れ、室温(約70”F)で約30分間、そ
の他の成分と一緒に撹拌して均一に混合した安定化物質を得た。
更に、室温状態の100ガロンのタンクの中で以下の材料を調合した。
扛−科 111部
脱脂乳(脂肪分1%) 932.80
安定化物質(上記で調合の材料) 10.60更に添加した材料:
林−料 LLμ
脱脂粉乳 250.00
乾酪素ナトリウム(酸安定) 25.00ゼラチン 5.00
撹拌を5分間続けた。
撹拌したら、こうして得られた出発混合材料を円筒状の熱交換器でHTST法に
よる冷温滅菌したあと、第1の同質化処理を1段目のホモジナイザーで1000
psiの圧力をかけて行ない、第2の処理を1100psiで行なった。95〜
104°F温度下のホモジナイザーで同質化されて取り出された混合物を107
〜108°Fの温度で緩やかに暖めた。
−フルカリ−カス、及び、濃夙巨蓋産里預Jl(40,00重量部)を含むヨー
グルトの種菌であるバクテリア培養菌をタンクのなかで緩やかに撹拌しながら上
記同質化させた混合物に加えた。こうして移植させた混合物を、5.2pHに達
するまで107〜108°Fで培養した。クリーム+488.60重量部)、砂
糖(218,00重量部)、デキストロース(70,00重量部)を加え、断続
的に急激に撹拌させながら、これらが溶解するまで混ぜた。しかる後、熱交換器
のなかで401Fに冷却して、半分ずつに分けた。
混合物の一半分を3.50重量部のバニラ香料と混合し、もう−半分を6.60
重量部のストロベリー香料と1.80重量部のカーマインレッドの食品着色料と
混合した。@香した混合物を、標準ガス充填装置を用いて120psi圧力の亜
酸化窒素と共に7オンスのエアゾール缶に充填した。
例−1」−
下記の処理を除いて、基本的処理工程の細かい手順は上記した例工の工程を反復
実行した。
出発混合材料は、はじめにタンクの中で次に示す材料を5分間混合した。
!LJA 重」L男
脱脂乳(脂肪分1%) 948.60
例Iの安定化物質 10.60
更に、以下の材料をタンクのなかに加えた。
ブラック・ココア 15.00
乾酪素ナトリウム(酸安定) 25.00ゼラチン 5.00
40、00重量部のバクテリア培養菌で培養したあと、クリーム(472,60
重量部)と、砂糖+291.00重量部)を加え、更に、19.40重量部の天
然チョコレート香料と、4.40重!部のバニラを加えた0次に、この混合物を
標準ガス充填装置を用いて+20psi圧力の亜酸化窒素と共に15. Soオ
ンスのエアゾール缶に充填した。
本発明に係わる上述した内容は主に、好ましい実施例と実験例に関するものであ
り、ここに記載の要旨を実際に実行する場合の変更改変技術は以下の特許請求の
範囲に定義した本発明の精神と範囲に反することな〈実施可能であることは当分
野の技術者にとって容易に分かることであろう。
国際調査報告
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)少なくとも約50重量%の微晶性のセルロースと、(b)約2重量% から約20重量%のカルボキシメチルセルロースと、(c)約2重量%から約2 0重量%の親水性のガム乃至コロイドとからなる安定化物質を含み、これらの重 量百分率を前記安定化物質の総量に基づいて定めた、安定保存できるエアゾール 式の小出し可能なヨーグルト製品。 2.親水性のガム乃至コロイドがキサンタンガムである請求項1に記載の製品。 3.カルボキシメチルセルロースおよびキサンタンガムを約1:1の重量比で用 いた請求項2に記載の製品。 4.安定化物質の総量に対して約70重量%から約80重量%の微晶性のセルロ ースを含む請求項2乃至3に記載の製品。 5.(a)約70重量%から約80重量%の微晶性のセルロースと、(b)約5 重量%から約10重量%のカルボキシメチルセルロースと、(c)約5重量%か ら約10重量%のキサンタンガムとからなる安定化物質を含み、これらの重量百 分率を前記安定化物質の総量に基づいて定めた、安定保存できるエアゾール式の 小出し可能なヨーグルト製品。 6.カルボキシメチルセルロースおよびキサンタンガムを約1:1の重量比で用 いた請求項5に記載の製品。 7.安定化物質を製品の総量に対して約0.1重量%から約1.0重量%の範囲 で存在させた請求項6に記載の製品。 8.安定化物質を製品の総量に対して約0.4重量%から約0.6重量%の範囲 で存在させた請求項6に記載の製品。 9.脂肪分を製品の総量に対して少なくとも約8%含ませた請求項7に記載の製 品。 10.脂肪分を製品の総量に対して約9%から約11%含ませた請求項7に記載 の製品。 11.固形分を全量で約27%から約30%の範囲で含ませた請求項5から請求 項10に記載の製品。 12.固形分を全量で約30%から約33%含ませた請求項11に記載の製品。 13.(1)ヨーグルト製品のための認定標準規格に規定された1乃至それ以上 の乳製オプション材料と、 (2)前記製品の総量に対して約0.1重量%から約1.0重量%の安定化物質 とからなり、当該安定化物質が、(a)約70重量%から約80重量%の微晶性 のセルロースと、(b)約5重量%から約10重量%のカルボキシメチルセルロ ースと、(c)約5重量%から約10重量%のキサンタンガムとからなり、(a )、(b)、(c)の重量百分率を前記安定化物質の総量に基づいて定め、(b )、(c)の重量を略々1:1の重量比に定めた、安定保存できるエアゾール式 の小出し可能なヨーグルト製品を作り出せる出発混合材料。 14.上記製品の総量に対して約0.1重量%から約0.5重量%のゼラチンを 含ませた請求項13に記載の出発混合材料。 15.上記製品の総量に対して約2重量%から約4重量%のココアパウダーを含 ませた請求項14に記載の出発混合材料。 16.全量で約18%以下の固形分を含ませた請求項13から請求項15に記載 の出発混合材料。 17.(1)請求項16に記載の出発混合材料を冷温滅菌し、(2)冷温滅菌し た出発混合材料を同質化し、(3)同質化した出発混合材料をヨーグルトの種菌 のバクテリアで培養し、 (4)こうして得られたヨーグルト製品を適当な噴出剤と共に、圧力で小出し可 能なエアゾール容器に入れ、安定保存できるエアゾール式の小出し可能なヨーグ ルト製品を製造する方法。
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