JPH0350091B2 - - Google Patents
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- JPH0350091B2 JPH0350091B2 JP56024168A JP2416881A JPH0350091B2 JP H0350091 B2 JPH0350091 B2 JP H0350091B2 JP 56024168 A JP56024168 A JP 56024168A JP 2416881 A JP2416881 A JP 2416881A JP H0350091 B2 JPH0350091 B2 JP H0350091B2
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Links
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- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 10
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- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 3
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
- F02D1/025—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by means dependent on engine working temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/44—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
- F02M59/447—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston means specially adapted to limit fuel delivery or to supply excess of fuel temporarily, e.g. for starting of the engine
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D2200/00—Input parameters for engine control
- F02D2200/02—Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
- F02D2200/06—Fuel or fuel supply system parameters
- F02D2200/0606—Fuel temperature
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関に燃料を供給する燃料ポンプ
装置に関し、この装置は、内燃機関に燃料を供給
する燃料ポンプ装置であつて、噴射ポンプと、各
送出行程において該噴射ポンプにより供給される
燃料量を定める軸方向位置をとるように移動可能
な該噴射ポンプに一端が接続された制御ロツド
と、該噴射ポンプによつて供給される燃料量を内
燃機関速度の増加に連れて減少する方向に枢支レ
バーを介して前記制御ロツドを動かす速度応答装
置と、燃料量を減少する方向への前記制御ロツド
の軸方向移動に対抗する方向に作用する調速ばね
と、前記制御ロツドの他端に配設された停止装置
と、該停止装置に作用して機関に送られる最大燃
料量を制限するための制御装置とを含む形式のも
のである。
装置に関し、この装置は、内燃機関に燃料を供給
する燃料ポンプ装置であつて、噴射ポンプと、各
送出行程において該噴射ポンプにより供給される
燃料量を定める軸方向位置をとるように移動可能
な該噴射ポンプに一端が接続された制御ロツド
と、該噴射ポンプによつて供給される燃料量を内
燃機関速度の増加に連れて減少する方向に枢支レ
バーを介して前記制御ロツドを動かす速度応答装
置と、燃料量を減少する方向への前記制御ロツド
の軸方向移動に対抗する方向に作用する調速ばね
と、前記制御ロツドの他端に配設された停止装置
と、該停止装置に作用して機関に送られる最大燃
料量を制限するための制御装置とを含む形式のも
のである。
装備された内燃機関の始動に利するために本装
置が正規最大量を超えた燃料量を供給し得るよう
に前記停止装置を一時的に不作動にさせる装置を
このようなポンプ装置に装備することは良く知ら
れているところである。この装置は概ね2つの部
分から構成され、一方の部分はハウジング内に固
設され、使用時において他方の部分は前記一方の
部分と係合し、且つ本装置による燃料の正規最大
送出量を定めるための制御ロツド上の当接部と係
合する。しかし前記他方の部分は制御ロツドの運
動軸線に対し横方向へ該制御ロツドの付加的な運
動を許す位置に可動で、このような運動は上述の
調速ばねの作用を受けて行う。前記他方の部分の
運動は本装置のハウジングの外側に設けられた適
当なつまみを手動で押す事に依つて行われる。一
度機関が始動すると、前記他方の部分はばね部材
によつてその原位置に戻されるように構成されて
いる。
置が正規最大量を超えた燃料量を供給し得るよう
に前記停止装置を一時的に不作動にさせる装置を
このようなポンプ装置に装備することは良く知ら
れているところである。この装置は概ね2つの部
分から構成され、一方の部分はハウジング内に固
設され、使用時において他方の部分は前記一方の
部分と係合し、且つ本装置による燃料の正規最大
送出量を定めるための制御ロツド上の当接部と係
合する。しかし前記他方の部分は制御ロツドの運
動軸線に対し横方向へ該制御ロツドの付加的な運
動を許す位置に可動で、このような運動は上述の
調速ばねの作用を受けて行う。前記他方の部分の
運動は本装置のハウジングの外側に設けられた適
当なつまみを手動で押す事に依つて行われる。一
度機関が始動すると、前記他方の部分はばね部材
によつてその原位置に戻されるように構成されて
いる。
始動性能を良好にするために過剰燃料量の選択
は自動的である事が好ましく、且つこの装置は機
関の温度に対し敏感な応答性を持たなければなら
ない。従つて、本発明の目的は機関の始動性能を
損なうことなく機関温度に応答して過剰燃料量の
供給時間を制御する上記に規定する種類の装置を
提供する事にある。
は自動的である事が好ましく、且つこの装置は機
関の温度に対し敏感な応答性を持たなければなら
ない。従つて、本発明の目的は機関の始動性能を
損なうことなく機関温度に応答して過剰燃料量の
供給時間を制御する上記に規定する種類の装置を
提供する事にある。
本発明によれば、上記に規定した種類の装置
は、前記停止装置が前記制御ロツドから横方向に
延びる突起と、該制御ロツドの軸線と平行な軸線
廻りに枢動および弾性復帰可能に該突起に枢着さ
たラツチ部材によつて構成され、 前記制御装置がハウジング内において該停め具
の端面と当接して前記制御ロツドの最大燃料位置
を相対的に規定している該ハウジング内への突出
長さ調節可能な当接部材と、同じくハウジング内
において軸方向移動および回動可能に保持され且
つ前記制御ロツドと離間して直交する方向に延び
るシヤフトと、該シヤフトに垂直に取付けられか
つ前記停止装置と夫々係脱可能な停め具と、前記
制御ロツドを増量する方向に移動可能とするため
に前記シヤフトの一方の側に作用して該シヤフト
を軸方向に偏倚する第1圧縮コイル状ばねと、機
関始動後の温度上昇に連れて供給燃料量を制限す
るために該シヤフトの他方の側に作用して前記ば
ねと反対方向に該シヤフトを偏倚する熱応動合金
製の第2圧縮コイル状ばねとによて構成され、該
第2圧縮コイル状ばねが機関温度が所定の値に達
すると膨張して前記第1圧縮コイルばねに対抗す
る通常の圧縮コイルばねとして作用する事に依つ
て特徴付けられる。
は、前記停止装置が前記制御ロツドから横方向に
延びる突起と、該制御ロツドの軸線と平行な軸線
廻りに枢動および弾性復帰可能に該突起に枢着さ
たラツチ部材によつて構成され、 前記制御装置がハウジング内において該停め具
の端面と当接して前記制御ロツドの最大燃料位置
を相対的に規定している該ハウジング内への突出
長さ調節可能な当接部材と、同じくハウジング内
において軸方向移動および回動可能に保持され且
つ前記制御ロツドと離間して直交する方向に延び
るシヤフトと、該シヤフトに垂直に取付けられか
つ前記停止装置と夫々係脱可能な停め具と、前記
制御ロツドを増量する方向に移動可能とするため
に前記シヤフトの一方の側に作用して該シヤフト
を軸方向に偏倚する第1圧縮コイル状ばねと、機
関始動後の温度上昇に連れて供給燃料量を制限す
るために該シヤフトの他方の側に作用して前記ば
ねと反対方向に該シヤフトを偏倚する熱応動合金
製の第2圧縮コイル状ばねとによて構成され、該
第2圧縮コイル状ばねが機関温度が所定の値に達
すると膨張して前記第1圧縮コイルばねに対抗す
る通常の圧縮コイルばねとして作用する事に依つ
て特徴付けられる。
本発明による上記に規定した装置の1実施例を
図面を参照しつつ以下に説明する。
図面を参照しつつ以下に説明する。
第1図において、本装置は、噴射ポンプ10
と、各送出行程において該噴射ポンプにより供給
される燃料量を定める軸方向位置をとるように移
動可能な該噴射ポンプに一端が接続された制御ロ
ツド11と、該噴射ポンプによつて供給される燃
料量を本装置が装着された内燃機関の回転速度の
増加に連れて減少する方向に枢支レバー12を介
して前記制御ロツドを動かす速度応答装置13と
を有している。燃料量を減少する方向への制御ロ
ツド11の軸方向移動に対抗する方向に作用する
ように手動式レバー17によつて制御される調速
ばね16が制御ロツド11の他端と枢支レバー1
2の枢軸15との間に配設され、機関の回転が停
止している時に制御ロツドは最大燃料量を機関に
供給可能な位置をとるようにされている。また、
制御ロツド11の他端には停止装置18が取付け
られており、該停止装置に作用して機関に送られ
る最大燃料量を制限するための停止装置用制御装
置19がさらに備えられており、それによつて機
関始動時の各送出行程において送出される燃料量
を定める。
と、各送出行程において該噴射ポンプにより供給
される燃料量を定める軸方向位置をとるように移
動可能な該噴射ポンプに一端が接続された制御ロ
ツド11と、該噴射ポンプによつて供給される燃
料量を本装置が装着された内燃機関の回転速度の
増加に連れて減少する方向に枢支レバー12を介
して前記制御ロツドを動かす速度応答装置13と
を有している。燃料量を減少する方向への制御ロ
ツド11の軸方向移動に対抗する方向に作用する
ように手動式レバー17によつて制御される調速
ばね16が制御ロツド11の他端と枢支レバー1
2の枢軸15との間に配設され、機関の回転が停
止している時に制御ロツドは最大燃料量を機関に
供給可能な位置をとるようにされている。また、
制御ロツド11の他端には停止装置18が取付け
られており、該停止装置に作用して機関に送られ
る最大燃料量を制限するための停止装置用制御装
置19がさらに備えられており、それによつて機
関始動時の各送出行程において送出される燃料量
を定める。
上記した速度応答装置の典型例としては遠心ガ
バナ機構があり、該機構は周知であり本装置が駆
動される速度が増加すると一対の重錘14が外向
きに移動して枢支レバー12を前記した枢軸15
廻りに反時計方向に回転させる。制御ロツド11
は第1図で見て左方へ向けて、各送出行程におい
て供給される燃料量を減ずる方向に動かされる。
速度応答装置による枢支レバーおよび制御ロツド
の運動は調速ばね(ガバナ・スプリング)16の
作用によつて抵抗され、該ばねは、この場合手動
式レバー17に結合された引張コイルばねとして
示されている。手動式レバー17の角度位置を変
化することによつて調速ばね16に作用する力を
変えることができる。調速ばねによつて加えられ
るこの力が増加すると、制御ロツド11は第1図
で右方へ向けて、各送出行程において噴射ポンプ
によつて送出される燃料量を増加する方向に移動
する。
バナ機構があり、該機構は周知であり本装置が駆
動される速度が増加すると一対の重錘14が外向
きに移動して枢支レバー12を前記した枢軸15
廻りに反時計方向に回転させる。制御ロツド11
は第1図で見て左方へ向けて、各送出行程におい
て供給される燃料量を減ずる方向に動かされる。
速度応答装置による枢支レバーおよび制御ロツド
の運動は調速ばね(ガバナ・スプリング)16の
作用によつて抵抗され、該ばねは、この場合手動
式レバー17に結合された引張コイルばねとして
示されている。手動式レバー17の角度位置を変
化することによつて調速ばね16に作用する力を
変えることができる。調速ばねによつて加えられ
るこの力が増加すると、制御ロツド11は第1図
で右方へ向けて、各送出行程において噴射ポンプ
によつて送出される燃料量を増加する方向に移動
する。
機関に送出できる最大燃料量を制限することが
必要で、このために第1図において停止装置18
が略示されている。この停止装置の構造の詳細は
他の図面において後述する。また停止装置用の制
御装置19が設けられており、その詳細は第2図
以降に説明されている。制御装置19はここでは
詳細は開示しないが手動操作部分を含んでおり、
制御ロツド11の一部分と係合し、装備機関にポ
ンプが燃料を送出しない零燃料位置に該制御ロツ
ド11を押動するように作動される。
必要で、このために第1図において停止装置18
が略示されている。この停止装置の構造の詳細は
他の図面において後述する。また停止装置用の制
御装置19が設けられており、その詳細は第2図
以降に説明されている。制御装置19はここでは
詳細は開示しないが手動操作部分を含んでおり、
制御ロツド11の一部分と係合し、装備機関にポ
ンプが燃料を送出しない零燃料位置に該制御ロツ
ド11を押動するように作動される。
第2図および第3図において、上記した停止装
置18は制御ロツド11から横方向に延びる突起
20と、該制御ロツドの軸線と平行なビス32を
中心の軸線廻りに枢動およびばね35により第2
図及び第6図に示された作動位置に偏倚され弾性
復帰可能に該突起に枢着さたラツチ部材31とに
よつて構成されている。
置18は制御ロツド11から横方向に延びる突起
20と、該制御ロツドの軸線と平行なビス32を
中心の軸線廻りに枢動およびばね35により第2
図及び第6図に示された作動位置に偏倚され弾性
復帰可能に該突起に枢着さたラツチ部材31とに
よつて構成されている。
第1図において19で示された停止装置用制御
装置は当接部材21を有しており、本装置のハウ
ジング10′に設けられた孔内に係合するねじ山
部材の形態を具えている。この当接部材は頭部2
2をもち、該頭部は2つの部材の他方の部材を形
成している停め具23の端面23bと当接してお
り制御ロツド11の最大燃料位置を相対的に規定
している。この停め具23は板の形態をもち、そ
の平面は制御ロツドの側面と実質的に平行で、か
つ該停め具はハウジング内に配置されている。
装置は当接部材21を有しており、本装置のハウ
ジング10′に設けられた孔内に係合するねじ山
部材の形態を具えている。この当接部材は頭部2
2をもち、該頭部は2つの部材の他方の部材を形
成している停め具23の端面23bと当接してお
り制御ロツド11の最大燃料位置を相対的に規定
している。この停め具23は板の形態をもち、そ
の平面は制御ロツドの側面と実質的に平行で、か
つ該停め具はハウジング内に配置されている。
また制御装置19はシヤフト24を含んでいて
かつ前記制御ロツド11の上方で該ロツドに対し
て離間していると同時に直角に延び且つハウジン
グ内に配設された2つの軸受ブツシユ25,26
内を軸方向に可動に保持されている。板部材とし
て構成された停め具23はシヤフト24に垂直に
固着され一体的に軸方向に可動であり、即ち制御
ロツド11の運動軸線に対し横方向に可動であり
しかもハウジング10′に対して一体的に回動可
能である。停め具23は、第3図に示すように、
突起20と係合する表面23aをもち、なお図示
していない調速ばね16は、突起20が停め具2
3と係合しかつ頭部22と係合するように制御ロ
ツドを一方向へ押動する。第2図および第3図に
示すように、機関は平常運転状態にあり、かつ制
御ロツド11は最大燃料量に適した位置にあるも
のとする。このようにして、調速ばね16によつ
て作用された力がたとえ増大しても突起20が停
め具の表面23aに当接しているため制御ロツド
11の軸運動は規制される。頭部22の位置は停
め具23を介して制御ロツド11の最大燃料位置
を相対的に規定しているのであるから本装置を適
用させる目的に従つて調節できる。
かつ前記制御ロツド11の上方で該ロツドに対し
て離間していると同時に直角に延び且つハウジン
グ内に配設された2つの軸受ブツシユ25,26
内を軸方向に可動に保持されている。板部材とし
て構成された停め具23はシヤフト24に垂直に
固着され一体的に軸方向に可動であり、即ち制御
ロツド11の運動軸線に対し横方向に可動であり
しかもハウジング10′に対して一体的に回動可
能である。停め具23は、第3図に示すように、
突起20と係合する表面23aをもち、なお図示
していない調速ばね16は、突起20が停め具2
3と係合しかつ頭部22と係合するように制御ロ
ツドを一方向へ押動する。第2図および第3図に
示すように、機関は平常運転状態にあり、かつ制
御ロツド11は最大燃料量に適した位置にあるも
のとする。このようにして、調速ばね16によつ
て作用された力がたとえ増大しても突起20が停
め具の表面23aに当接しているため制御ロツド
11の軸運動は規制される。頭部22の位置は停
め具23を介して制御ロツド11の最大燃料位置
を相対的に規定しているのであるから本装置を適
用させる目的に従つて調節できる。
シヤフト24の一端を摺動可能に支承する一方
の軸受ブツシユ26はハウジング内で回動できか
つハウジングを越えて延び、実際の場合には前述
した制御装置19に含まれる運転者による手動操
作部分に結合されたアーム(不図示)が具備され
ている。これが作動されると、これも前述した板
状の停め具23と平行に伸びて前記軸受ブツシユ
26に回動可能に取付けられた板状をした部材2
7が突起20と係合して制御ロツド11を本装置
によつて燃料が送出されない位置に動かす。手動
操作装置が解放されると、該板状の部材27は突
起から離れ動く。部材27は第3図には示されて
いないことに注意を要す。
の軸受ブツシユ26はハウジング内で回動できか
つハウジングを越えて延び、実際の場合には前述
した制御装置19に含まれる運転者による手動操
作部分に結合されたアーム(不図示)が具備され
ている。これが作動されると、これも前述した板
状の停め具23と平行に伸びて前記軸受ブツシユ
26に回動可能に取付けられた板状をした部材2
7が突起20と係合して制御ロツド11を本装置
によつて燃料が送出されない位置に動かす。手動
操作装置が解放されると、該板状の部材27は突
起から離れ動く。部材27は第3図には示されて
いないことに注意を要す。
第1図において停め具23はその動作位置で示
されかつ第2圧縮コイルばね28はシヤフト24
を囲繞し且つシヤフトの肩部とハウジング10′
に支持された軸受けブツシユ25の末端との間で
該シヤフトを一方向に偏倚している。停め具23
は機関が正常運転時にはこの位置に保持される。
このコイルばね28は実際には英国のデルタメタ
ル株式会社(Delta Metal Company Ltd)にお
いて製造され且つ市販されている熱応動合金製の
ワイヤで造られる。このばねの特色は高温におい
て膨張して正規のばねとして機能するが冷態にお
いては収縮して緊密なコイル状態となる。また前
記シヤフトのスリーブを形成している軸受けブツ
シユ26内において該シヤフト24の末端に作用
する第1圧縮コイルばね29が設けられ前記第2
圧縮こいるばね28に対抗して作用し、更に該第
1圧縮コイルばねのシヤフトの末端とは反対側の
端部には調節可能な当接具30が設けられ、該当
接具30は軸受けブツシユ26内にねじにより該
ばねの弾性力を調節するために取り付けられてい
る。
されかつ第2圧縮コイルばね28はシヤフト24
を囲繞し且つシヤフトの肩部とハウジング10′
に支持された軸受けブツシユ25の末端との間で
該シヤフトを一方向に偏倚している。停め具23
は機関が正常運転時にはこの位置に保持される。
このコイルばね28は実際には英国のデルタメタ
ル株式会社(Delta Metal Company Ltd)にお
いて製造され且つ市販されている熱応動合金製の
ワイヤで造られる。このばねの特色は高温におい
て膨張して正規のばねとして機能するが冷態にお
いては収縮して緊密なコイル状態となる。また前
記シヤフトのスリーブを形成している軸受けブツ
シユ26内において該シヤフト24の末端に作用
する第1圧縮コイルばね29が設けられ前記第2
圧縮こいるばね28に対抗して作用し、更に該第
1圧縮コイルばねのシヤフトの末端とは反対側の
端部には調節可能な当接具30が設けられ、該当
接具30は軸受けブツシユ26内にねじにより該
ばねの弾性力を調節するために取り付けられてい
る。
突起20はばね35により負荷されたラツチ部
材31を取付けており、該ラツチ部材31は制御
ロツド11と平行に延びる軸線に沿つて螺着され
たビス32によつて反時計廻りに枢動可能に該突
起に枢着されている。より具体的には第3図にお
いて該ラツチ部材は制御ロツド11に向う方向へ
ばね35によつて作動位置に偏倚されており、こ
のばねは図示の如くらせん巻ばねにより形成され
るのが弾性復帰を容易にする意味で好ましい。
材31を取付けており、該ラツチ部材31は制御
ロツド11と平行に延びる軸線に沿つて螺着され
たビス32によつて反時計廻りに枢動可能に該突
起に枢着されている。より具体的には第3図にお
いて該ラツチ部材は制御ロツド11に向う方向へ
ばね35によつて作動位置に偏倚されており、こ
のばねは図示の如くらせん巻ばねにより形成され
るのが弾性復帰を容易にする意味で好ましい。
第4図および第5図において、これらの図に、
機関が冷態にあつてかつ機関の始動のために過剰
な燃料量が要求された場合、種々の部品がとる配
置を示す。第2圧縮コイルばね28は冷態である
ので収縮されかつシヤフト24が第1圧縮コイル
ばね29の作用を受けて軸方向に移動しているの
を許していることが判るであろう。この運動はラ
ツチ部材31をばね35の弾性に逆らつて枢動す
ることによつてラツチ部材31および停め具23
を不作動位置に動かしており、かつ第5図で見る
ように停め具23およびその表面23aは突起2
0に触れずに図において右側に動かされ、該突起
は制御ロツド11とともに調速ばね16の力を直
接に受けて或る付加燃料量に相当する分だけ軸方
向に動かされている。よつて、装備機関が始動の
ためにクランク回転されると正規最大量を超える
燃料量が本装置によつて各送出行程において送出
される。装備機関が始動しかつ速度応答装置13
が制御ロツド11を機関に供給される燃料量を減
ずるよう動くとき、突起20も第5図において左
方に向けて動きラツチ部材をその動作位置に復帰
させる。第6図および第7図はこの状態を示す
が、この状態において停め具23は突起20と直
接係合せずにラツチ部材31の一部分と係合し、
この実際上の効果は、機関が始動して過剰燃の供
給が終止した直後に機関に供給される最大燃料量
は正規最大燃料量よりもかなり少い位置に設定さ
れていることが判るであろう。停め具23は、こ
の位置において機関に供給される燃料量を制限す
るように実際には作用するが、機関の温度上昇が
第2圧縮コイルばね28を作動するまでには至つ
ていないためにシヤフト24はその侭の位置に留
まり停め具23は依然その不作動位置にある。第
2圧縮コイルばね28が予め定めた温度に達すと
該ばねは膨張して第1弾性部材を形成している第
1圧縮コイルばね29の作用に抗してシヤフト2
4を動かす。諸部品はこれによつて第2図および
第3図に示す位置に復帰し、停め具23は突起2
0と当接できる。従つて供給燃料量は減少された
状態に安定して維持されることとなる。しかし第
3図、第5図および第7図から判るように停め具
23と係合する突起20の位置はラツチ部材31
に係合する位置よりも低くなつており、この事は
停め具23がラツチ部材に係合している時よりも
突起20に係合している時の方が若干多量の燃料
量が供給される事を意味する。また、この燃料量
が通常のアイドリング量に相当する。
機関が冷態にあつてかつ機関の始動のために過剰
な燃料量が要求された場合、種々の部品がとる配
置を示す。第2圧縮コイルばね28は冷態である
ので収縮されかつシヤフト24が第1圧縮コイル
ばね29の作用を受けて軸方向に移動しているの
を許していることが判るであろう。この運動はラ
ツチ部材31をばね35の弾性に逆らつて枢動す
ることによつてラツチ部材31および停め具23
を不作動位置に動かしており、かつ第5図で見る
ように停め具23およびその表面23aは突起2
0に触れずに図において右側に動かされ、該突起
は制御ロツド11とともに調速ばね16の力を直
接に受けて或る付加燃料量に相当する分だけ軸方
向に動かされている。よつて、装備機関が始動の
ためにクランク回転されると正規最大量を超える
燃料量が本装置によつて各送出行程において送出
される。装備機関が始動しかつ速度応答装置13
が制御ロツド11を機関に供給される燃料量を減
ずるよう動くとき、突起20も第5図において左
方に向けて動きラツチ部材をその動作位置に復帰
させる。第6図および第7図はこの状態を示す
が、この状態において停め具23は突起20と直
接係合せずにラツチ部材31の一部分と係合し、
この実際上の効果は、機関が始動して過剰燃の供
給が終止した直後に機関に供給される最大燃料量
は正規最大燃料量よりもかなり少い位置に設定さ
れていることが判るであろう。停め具23は、こ
の位置において機関に供給される燃料量を制限す
るように実際には作用するが、機関の温度上昇が
第2圧縮コイルばね28を作動するまでには至つ
ていないためにシヤフト24はその侭の位置に留
まり停め具23は依然その不作動位置にある。第
2圧縮コイルばね28が予め定めた温度に達すと
該ばねは膨張して第1弾性部材を形成している第
1圧縮コイルばね29の作用に抗してシヤフト2
4を動かす。諸部品はこれによつて第2図および
第3図に示す位置に復帰し、停め具23は突起2
0と当接できる。従つて供給燃料量は減少された
状態に安定して維持されることとなる。しかし第
3図、第5図および第7図から判るように停め具
23と係合する突起20の位置はラツチ部材31
に係合する位置よりも低くなつており、この事は
停め具23がラツチ部材に係合している時よりも
突起20に係合している時の方が若干多量の燃料
量が供給される事を意味する。また、この燃料量
が通常のアイドリング量に相当する。
上述の機関は機関が冷態にあるとき始動目的で
機関へ過剰燃料を自動的に供給する。しかしこの
場合2つの不都合が起る。これらは機関が静止し
ている間にもし運転者が不慮に停止装置用制御装
置19を即ち部材27を作動すると、突起20が
第4図に示す位置から動かされ、ラツチ部材31
が停め具23から離れるとすぐに突起は第6図お
よび第7図に示す位置をとる。この位置におい
て、前述のように、正規最大燃料量よりも少い燃
料が供給されるから、機関の始動には好ましくな
い。また、第2圧縮コイルばね28がその膨張状
態にある場合にも始動目的のために過剰燃料を必
要とすることがある。
機関へ過剰燃料を自動的に供給する。しかしこの
場合2つの不都合が起る。これらは機関が静止し
ている間にもし運転者が不慮に停止装置用制御装
置19を即ち部材27を作動すると、突起20が
第4図に示す位置から動かされ、ラツチ部材31
が停め具23から離れるとすぐに突起は第6図お
よび第7図に示す位置をとる。この位置におい
て、前述のように、正規最大燃料量よりも少い燃
料が供給されるから、機関の始動には好ましくな
い。また、第2圧縮コイルばね28がその膨張状
態にある場合にも始動目的のために過剰燃料を必
要とすることがある。
第8図において、第2圧縮コイルばね28はそ
の収縮状態にあり、ラツチ部材31は作動位置に
あり、換言すれば停め具23は突起20とではな
くラツチ部材31と係合している。この状態にお
いて過剰燃料を得るために、停め具23は第9図
に示すように第1圧縮コイルばね29を収縮する
ように右方へ動かされ、制御ロツド11および突
起20を直接調速ばね16の作用を受けて燃料を
増量する方向に動され、次に該停め具23は解放
されて第4図および第5図に示すようにラツチ部
材を移動させる。停め具23の移動は本装置の外
側から操作できる手動操作制御具33を右方に僅
かに引くことによつて行われる。この制御具は当
初の図面に示すシヤフト24の端部を変形しかつ
延長した部分であるロツド34に接合した構造と
なつている。第1の圧縮コイル状ばね29が先の
実施例におけると同様に設けられているが、この
場合には、当接具30に対応するばね受には内孔
をもち、この内孔内にロツド34が摺動可能に貫
通している。第9図において、第2の圧縮コイル
ばね28はその膨張状態にあり停め具23は突起
20と係合している。過剰燃料を選ぶために停め
具23は第9図に示すように右方へ動かされてラ
ツチ部材31を元の位置に移動して突起20を調
速ばねの作用を受けて移動させる。この目的のた
めに手動操作制御具33が再び用いられるが、こ
の場合該制御具33はコイルばね28を圧縮する
ように押圧される。
の収縮状態にあり、ラツチ部材31は作動位置に
あり、換言すれば停め具23は突起20とではな
くラツチ部材31と係合している。この状態にお
いて過剰燃料を得るために、停め具23は第9図
に示すように第1圧縮コイルばね29を収縮する
ように右方へ動かされ、制御ロツド11および突
起20を直接調速ばね16の作用を受けて燃料を
増量する方向に動され、次に該停め具23は解放
されて第4図および第5図に示すようにラツチ部
材を移動させる。停め具23の移動は本装置の外
側から操作できる手動操作制御具33を右方に僅
かに引くことによつて行われる。この制御具は当
初の図面に示すシヤフト24の端部を変形しかつ
延長した部分であるロツド34に接合した構造と
なつている。第1の圧縮コイル状ばね29が先の
実施例におけると同様に設けられているが、この
場合には、当接具30に対応するばね受には内孔
をもち、この内孔内にロツド34が摺動可能に貫
通している。第9図において、第2の圧縮コイル
ばね28はその膨張状態にあり停め具23は突起
20と係合している。過剰燃料を選ぶために停め
具23は第9図に示すように右方へ動かされてラ
ツチ部材31を元の位置に移動して突起20を調
速ばねの作用を受けて移動させる。この目的のた
めに手動操作制御具33が再び用いられるが、こ
の場合該制御具33はコイルばね28を圧縮する
ように押圧される。
本発明による燃料ポンプは上記した構成を有し
ているので、第2圧縮コイルばね28を形成して
いる熱応動合金自体の低温域における動作特性の
鈍さを補完する意味で最初に機械的な供給燃料量
制御装置、即ち速度応答装置13、調速ばね1
6、制御ロツド11、突起20、ラツチ部材31
および停め具23等に依つて冷間始動時における
過剰燃料量の機関への供給を機関の回転速度に反
比例して制御し、機関が多少温まつた時点で前記
コイルばね28が作動しシヤフト24を軸移動
し、次いで前記機械的な燃料量制御装置を動作さ
せるものであり、これらの作動順序に従う事に依
つて機関の始動性能を損なう事なく始動時に要す
る過剰燃料量の供給時間を短縮でき、その際有害
物質を多量に含む不完全燃焼排気ガスの大気中へ
の放散も大幅に減少されると言う効果を生ずる。
ているので、第2圧縮コイルばね28を形成して
いる熱応動合金自体の低温域における動作特性の
鈍さを補完する意味で最初に機械的な供給燃料量
制御装置、即ち速度応答装置13、調速ばね1
6、制御ロツド11、突起20、ラツチ部材31
および停め具23等に依つて冷間始動時における
過剰燃料量の機関への供給を機関の回転速度に反
比例して制御し、機関が多少温まつた時点で前記
コイルばね28が作動しシヤフト24を軸移動
し、次いで前記機械的な燃料量制御装置を動作さ
せるものであり、これらの作動順序に従う事に依
つて機関の始動性能を損なう事なく始動時に要す
る過剰燃料量の供給時間を短縮でき、その際有害
物質を多量に含む不完全燃焼排気ガスの大気中へ
の放散も大幅に減少されると言う効果を生ずる。
第1図は本装置の図解説明図、第2図は本装置
の実施形態の部分の切断側面図で、種々の部品は
正規転位置にあり、第3図は第2図に示す装置の
部分の平面図、第4図および第6図ならびに第5
図および第7図は第2図および第3図それぞれに
類似した図であるが諸部品は別の位置にある状態
を示し、第8図は第2図と類似の図で、種々の部
品が一つの位置にある状態での本装置の変形例を
示し、第9図は第8図と類似で諸部品が別の位置
にある状態を示す。 〔図中の符号〕、10…噴射ポンプ、11…制御
ロツド、12…枢支レバー、13…速度応答装
置、14…重錘、15…枢軸、16…調速ばね、
17…手動レバー、18…停止装置、19…停め
具、20…突起、21…当接部材、22…頭部、
23a…表面、23b…端面、23…停め具、2
4…シヤフト、25…軸受けブツシユ、26…軸
受けブツシユ、27…部材、28…第2圧縮コイ
ル状ばね、29…第1圧縮コイル状ばね、30…
当接具、31…ラツチ部材、32…ビス、33…
手動操作制御具、34…ロツド、35…ばね。
の実施形態の部分の切断側面図で、種々の部品は
正規転位置にあり、第3図は第2図に示す装置の
部分の平面図、第4図および第6図ならびに第5
図および第7図は第2図および第3図それぞれに
類似した図であるが諸部品は別の位置にある状態
を示し、第8図は第2図と類似の図で、種々の部
品が一つの位置にある状態での本装置の変形例を
示し、第9図は第8図と類似で諸部品が別の位置
にある状態を示す。 〔図中の符号〕、10…噴射ポンプ、11…制御
ロツド、12…枢支レバー、13…速度応答装
置、14…重錘、15…枢軸、16…調速ばね、
17…手動レバー、18…停止装置、19…停め
具、20…突起、21…当接部材、22…頭部、
23a…表面、23b…端面、23…停め具、2
4…シヤフト、25…軸受けブツシユ、26…軸
受けブツシユ、27…部材、28…第2圧縮コイ
ル状ばね、29…第1圧縮コイル状ばね、30…
当接具、31…ラツチ部材、32…ビス、33…
手動操作制御具、34…ロツド、35…ばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内燃機関に燃料を供給する燃料ポンプ装置で
あつて、噴射ポンプ10と、各送出行程において
該噴射ポンプにより供給される燃料量を定める軸
方向位置をとるように移動可能な該噴射ポンプに
一端が接続された制御ロツド11と、該噴射ポン
プによつて供給される燃料量を内燃機関速度の増
加に連れて減少する方向に枢支レバー12を介し
て前記制御ロツドを動かす速度応答装置13と、
燃料量を減少する方向への前記制御ロツド11の
軸方向移動に対抗する方向に作用する調速ばね1
6と、前記制御ロツドの他端に配設された停止装
置18と、該停止装置に作用して機関に送られる
最大燃料量を制限するための制御装置19とから
構成される燃料ポンプ装置であつて、 前記停止装置18が前記制御ロツドから横方向
に延びる突起20と、該制御ロツドの軸線と平行
な軸線廻りに枢動および弾性復帰可能に該突起に
枢着さたラツチ部材31によつて構成され、 前記制御装置19がハウジング10′内におい
て軸方向移動および回動可能に保持され且つ前記
制御ロツドと難間して直交する方向に延びるシヤ
フト24と、該シヤフトに垂直に固着されかつ前
記停止装置18と夫々係脱可能な停め具23と、
前記ハウジング10′内において該停め具の端面
23bと当接して前記制御ロツド11の最大燃料
位置を相対的に規定している該ハウジング内への
突出長さ調節可能な当接部材21と、同じく前記
制御ロツド11を増量する方向に移動可能とする
ために前記シヤフト24の一方の側に作用して該
シヤフトを軸方向に偏倚する第1圧縮コイル状ば
ね29と、機関始動後の温度上昇に連れて供給燃
料量を制限するために該シヤフトの他方の側に作
用して前記ばねと反対方向に該シヤフトを偏倚す
る熱応動合金製の第2圧縮コイル状ばね28とに
よつて構成され、該第2圧縮コイル状ばねが機関
温度が所定の値に達すると膨張して前記第1圧縮
コイルばね29に対抗する通常の圧縮コイルばね
として作用する事を特徴とする燃料ポンプ装置。 2 前記停め具23が前記シヤフト24と一体的
に軸方向移動可能でありかつ前記制御ロツドの運
動軸線と実質的に平行な側面を備えた板状体によ
つて形成されており、本装置のハウジングに取付
けられた長さ調節可能な前記当接部材21の頭部
22に当接する端面23bを備えており、該当接
部材のハウジング内への突出長さを調節する事に
依り前記停止装置18に対する停め具23の係合
位置を設定している事を特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の燃料ポンプ装置。 3 前記第2圧縮コイル状ばね28が前記停め具
23の一方の側において前記シヤフト24を囲繞
して取付けられており、前記第1圧縮コイル状ば
ね29が該停め具の他方の側において前記シヤフ
トの一方の端部に当接されている事を特徴とする
前記特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
燃料ポンプ装置。 4 前記突起20がばね35により前記停め具2
3と係合可能な作動位置に偏倚されたラツチ部材
31を枢支しており、更に該ラツチ部材が、機関
の始動に際し前記停め具の前記第1圧縮コイル状
ばね29による前記制御ロツド11から離間する
方向への横方向移動により前記ばね35の弾性力
に抗して外側に枢動されて前記突起20と共に該
停め具と直接係合しない不作動位置をとるように
なつており、機関の始動後の回転数の上昇に伴い
前記速度応答装置13および調速ばね16の作用
により前記制御ロツドが前記突起と共に供給燃料
量を減少する方向に移動する事により、該ラツチ
部材を解除して元の作動位置に戻すと同時に該停
め具23に係合して該制御ロツドの増量方向への
移動を規制し、更に一定時間後機関温度が上昇す
るに伴つて前記第2圧縮コイル状ばね28が膨張
し前記シヤフトと共に該停め具を制御ロツドに向
けて横方向に移動し前記ラツチ部材との係合を解
除し同時に前記突起に係合させて該制御ロツドの
増量方向への移動を規制しているおり、更に前記
停め具23と係合する突起の位置が前記ラツチ部
材の係合する位置よりも低い位置である事を特徴
とする前記特許請求の範囲第1項から第3項まで
のいづれか1項に記載の燃料ポンプ装置。 5 前記シヤフト24が燃料量を増量する軸方向
位置をとるための前記一方の側に作用する手動操
作制御具33を該シヤフトの端部に具備している
事を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
項に記載の燃料ポンプ装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8005640 | 1980-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56151226A JPS56151226A (en) | 1981-11-24 |
JPH0350091B2 true JPH0350091B2 (ja) | 1991-07-31 |
Family
ID=10511506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2416881A Granted JPS56151226A (en) | 1980-02-20 | 1981-02-20 | Fuel pump appratus |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4372267A (ja) |
JP (1) | JPS56151226A (ja) |
DE (1) | DE3106216A1 (ja) |
ES (1) | ES8206761A1 (ja) |
FR (1) | FR2476211B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
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---|---|---|---|---|
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JPS60107337U (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-22 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | ブ−ストコンペンセ−タ |
DE3416355C2 (de) * | 1984-05-03 | 1987-05-14 | Motorenfabrik Hatz Gmbh & Co Kg, 8399 Ruhstorf | Kraftstoffeinspritzeinrichtung für in Fahrzeuge eingebaute Brennkraftmaschinen |
JPS6117149U (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-31 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 過給機付内燃機関のブ−ストコンペンセ−タ |
DE4004427C2 (de) * | 1989-02-22 | 1995-02-09 | Motorola Inc | Diagnostisches Störungsmeldesystem |
DE3921244A1 (de) * | 1989-06-29 | 1991-01-03 | Kloeckner Humboldt Deutz Ag | Foerderbeginnversteller fuer den kaltstart von brennkraftmaschinen |
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JP4213882B2 (ja) * | 2001-07-16 | 2009-01-21 | ヤンマー株式会社 | 燃料噴射量制御装置 |
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DE2552991A1 (de) * | 1975-11-26 | 1977-06-08 | Daimler Benz Ag | Drehzahlregler fuer eine einspritzpumpe an luftverdichtenden einspritzbrennkraftmaschinen |
DE2639961A1 (de) * | 1976-09-04 | 1978-03-09 | Bosch Gmbh Robert | Drehzahlregler fuer einspritzbrennkraftmaschinen |
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DE2825523A1 (de) * | 1978-06-10 | 1979-12-20 | Bosch Gmbh Robert | Drehzahlregler fuer einspritzbrennkraftmaschinen |
-
1981
- 1981-02-18 US US06/235,567 patent/US4372267A/en not_active Expired - Lifetime
- 1981-02-19 DE DE3106216A patent/DE3106216A1/de active Granted
- 1981-02-19 ES ES499601A patent/ES8206761A1/es not_active Expired
- 1981-02-20 JP JP2416881A patent/JPS56151226A/ja active Granted
- 1981-02-20 FR FR8103429A patent/FR2476211B1/fr not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5335819A (en) * | 1976-09-15 | 1978-04-03 | Bosch Gmbh Robert | Fuel injection pump |
JPS545132A (en) * | 1977-06-07 | 1979-01-16 | Bosch Gmbh Robert | Controller for injection internal combustion engine |
JPS5543284A (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-27 | Bosch Gmbh Robert | Controller |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES499601A0 (es) | 1982-07-01 |
DE3106216C2 (ja) | 1989-04-20 |
DE3106216A1 (de) | 1981-12-10 |
ES8206761A1 (es) | 1982-07-01 |
US4372267A (en) | 1983-02-08 |
FR2476211A1 (fr) | 1981-08-21 |
FR2476211B1 (fr) | 1987-02-06 |
JPS56151226A (en) | 1981-11-24 |
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