JPH03500642A - 11β−フェニル−4,9,15−エストラトリエン,その製法ならびに該化合物を含有する医薬品 - Google Patents

11β−フェニル−4,9,15−エストラトリエン,その製法ならびに該化合物を含有する医薬品

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JPH03500642A JP63505988A JP50598888A JPH03500642A JP H03500642 A JPH03500642 A JP H03500642A JP 63505988 A JP63505988 A JP 63505988A JP 50598888 A JP50598888 A JP 50598888A JP H03500642 A JPH03500642 A JP H03500642A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11β−フェニル−4,9,15−エストーyト’)二ン、その製造ならびに当 該化合物を含有する医薬品本発明に、請求の範囲で特徴づけられた対象〜すなわ ち新規11β−フェニル−4,9・15−、zxトラトリエン、その製法ならび にそれらの化合物を含有する医薬品に関する。
本発明の化合物に、一般式I Xは酸素原子また(ζヒドロキシイミノ基N −OHを表わし、 R1は水X原子またはメチル基を表わし、R2は水素原子、それぞれC−原子数 1〜10を有するアルキル基またはアシル基を表わし、R3i水素原子、シアノ メチル基、−(CH2)nCH2Z (ここで、記号nば0.1.2.3.4ま たは5を表わし、Zi’!−−Hまfc +1−0R5f y、 ワL、ただし R5は水素原子またはそれぞれC−原子数1〜io全vするアルキル基もしくは アシル基を表わす)あるいは−(CH2)1.1c−=c −y (ここでm  f’f CJ 〜2’t 表わし、Y12水素原子、塩素原子、フッ素原子、ヨ ウ素原子もしくに臭素原子、それぞれC−原子数1〜10を有するアルキル基、 ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基もしくにアシルオキシアルキル基 を表わす)有する、C−原子数8までの属領またに分枝鍾の、飽和または不論和 炭化水素基を表わす〕によって特徴づけられる。
R2に包含されるアルキル−およびアシル基、あるいはR5およびYに包含され るアルキル−、アシル−もしくはアルコキシ基は、それぞれC−原子数1〜10 を有すべきであり、この際メチル−°、エチル−、プロピル−、ホルミル−、ア セチル−、プロピオニル−、ブチリル−、ベンゾイル−、メトキシ−およびエト キシ基が有利である。
一般式IのR4に包含される炭化水素基は、C−原子を8個まで、有利に4個ま で有すべきである。飽和合している置換基、すなわちホルミル−、アセチル−、 プロピオニル−2よびブチリル基もしぐにそのヒドロキシイミノ−誘導体が有利 である。不胞和炭化水素基の場合には、釦のC−原子2および3が2重結合を有 ベンゾイル基金表わすべきである。R4江有利にフェニル環の6−萱たに4位に ある。
一般式■の有利な化合物は以下の通りである:17−ニチニルー17β−ヒドロ キシ−11β−(4−アセチルフェニル)−4,9,15−エストラトリエン− 3−オン、 17−(プロプ−1−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチル フェニル)−4,9゜15−エストラトリエン−3−オン、 17−(プロプ−2−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチル フェニル)−4,9゜15−エストラトリエン−3−オン、 17−エチニル−1フβ−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェニル)−1 6−メチル−4,9゜15−エストラトリエン−3−オン、 17−(プロプ−1−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチル フェニル)−18−メチル−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、17 −(プロプ−2−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェ ニル)−18〜メチル−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、17−メ チル−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェニル)−4,9,15 −エストラトリエン−3−オン、 17−プチルー17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェニル)−4, 9,15−エストラトリエン−ろ−オン、 17−(3−ヒドロキシプロピル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセ チルフェニル) −4、9゜15−エストラトリエン−6−オン、 17−(プログ−1〜イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−プロピオ ニルフェニル) −4、9゜15−エストラトリエン−3−オン、 17−(プロプ−2−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−プロピオ ニルフェニル) −4、9゜15−エストラトリエン−3−オン、 17−ジアツメチルー17β−ヒドロキシ−11β−(A−アセチルフェニル) −4,9,15−エストラトリエン−3−オン。
一般式Iの新規11β−フェニル−4,9,+5−エストラトリエンを、本発明 の請求の範囲3に記載の方法で製造する。
一般式■の遊鴎体の製造は、一般式■ には酸加水分解可能なケト保護基1弄わし、かつ金有し、ここでに1ばKの意味 を表わすか甘たに共通に水素原子卦よび保護ヒドロキシ基を表わす〕の17−ゲ トーステロイド(欧州特許出顧第86101548.5号、公開番号第1907 59号)から出発する。殊にKはケタール、チ万ケタール、オキシムまた(プメ チルオキシムの影で中断されたケト基を表わす。
例えば17−ケトンの相「するエノール化合物の変形サエグサ(Saegusa  ) −at化[Tetra hedron 42(1986)2971 〕に よって、〕C−15−2重結合1r:結合に導入する。これに必要なトリメチル シリルエノールエーテルは、例えばテトラヒドロフラン中のリチウムジイソプロ ピルアミドと共に17−ケトンを相応するエノラートに変換し、かつトリメチル クロロシランで捕捉することによって與造することがてきル(3yntbesi s 1983.1 )。
c−17−ケト基を、−$式Iの最終′@質のR2およびR3が最終的に所望の !体全表わすC−17=置換型に変換した後、得られた一般弐〇 〔式中R1、R4′シよびに1儂前記の意ff1k有し、 2/およびR3′I ’lR2およびR3と同じ意味を有し、Oの際存在するヒドロキシ−および/ま たにアシル−および/またにアルキン基は場合によっては保護されている〕の化 合物を、引き続いて4 (5) −2重結合の形成下で選択的に脱水しかつ同時 に:存在する保護基を除去するために、酸または酸性イオン交換体で処理する。
酸処理は自体公知法で、すなわち式Hの化合物を水と混和可能な溶剤、例えばメ タノール、エタノールまたはアセトンの水溶液に溶かし、かつOの溶液に触媒量 の無′@酸またはスル享ン酸、例えば塩酸、硫酸、リン酸、過塩素酸もしくはJ )−トルエンスルホン酸あるいは有機酸、例えば酢酸?、脱水されかつ保護基か 除去されるまで反応さセる。口0C〜100°Cで進行するこの反応に、酸性イ オン交換体音用いて実施されて本よい。
反応の経−41i分析法、例えば採叡した試料の薄層クロマトグラフィーによっ て追跡される。
特に塩基性条件下でのみ脱離可能な保護基が存在する場合には、酸処理前または 酸処理後にさらに塩基性試薬を作用させる。
一般式■および■においてKS R”および srで理解される保護基ζ、酸性 秦件下で容易に脱離可能な基、例工ばエチレンジオキシケタール−、エチレンジ チオケタール−12,2−ジメチルトリメチレンジオキシケタール−、ヒドロキ シイミノ−、メトキシイミノ−、テトラヒドロピンニル−、メトキシメチル−で たはメトキシエチル基である。天端アセチレン基の保砕のために、例えば塩基性 条件下で脱離されるトリメチルシリル−またにt、−ブチルジメチルシリル基音 使用する。
一般式[11CおいてKlか保護ヒドロキシ基金有する化合物を使用する場合は 、これを引き続いてアリル位置でのヒドロキシ基の酸化でに常用の酸化剤、例え ばクロム酸、ピリジン、ニクロム酸ピリジニウム、クロロクロム酸ピリジニウム 、温石、セライト炭醒銀でオクソ官能基に変換する。−20℃〜+40℃の間の 温度で実施する、温石との反応が有利゛である。
こうして得られた一般式2の化合物(ただし、Xに酸素原子である)を、所望の 場合には一20℃〜+40℃の間の温度で第6アミンの存在下に塩酸ヒドロキシ ルアミンと反応させるCとによってオキシム(式Iにおいて、Xはヒドロキシイ ミノ基N −OH金表わし、この際ヒドロキシ基にシン位置またにアンチ位置に あって:い)に変換することができる。適当な第3塩基に、例えばトリメチルア ミン、トリエチルアミン、ピリジン、N、N−ジメチルアミノピリジン、1,5 −ジアザビシクロ[4,ろ、0〕ノネン−5(DBN )シよび1゜5−ジアザ ビシクロ[5,4,01ウンデセン−5(DFgJ)であり、この際ピリジンが 有利である。
置換基R2卦よびR3の導入框、c−17−側釦形成の常法に従い17−ケトン への核付加および後続反応によって(” Terpenoias and 5t eroids ” 、 5pec工alistPeriodical Repo rt 、 The Chemical 5ociety 、 LorKian1 〜12巻)、実施される。
ECミCU [式中、Uは保護基、例えばトリメチルシリルまたばt、−ブチル ジメチルシリルあるいl’!Yt[わ丁〕の核付加は、一般式MC== CU  C式中、σは前記の意味を有しかつMはアルカリ土属金表わす〕の化合物を用い て行なわれる。
有機金属化合物はその場で缶底されてもよいし、かつ17−ケトンと反応させて もより0従って、例えば適当な溶剤中の17−ケトンに、アルコールまたhアン モニアの存在下でアセチレンおよびアルカリ金属、殊にカリウム、ナトリウムま たにリチウムを反応させても:い。アルカリ金属に例えばメチルリチウム贅たは ブチルリチウムの形でも反応可能である。溶剤として殊にジアルキルエーテル、 テトラヒドロフラン、ジオキサン、ベンゼンおよびトルエンが適する。
17−クロルエチニル化合物の製造のために、有機金属クロルエチニル化合物音 その場で1,2−ジクロロエチレンおよびアルカリ金属−エーテル溶液、例えは メチル−またはブチルリチウム溶液から生成し、かつ溶剤、例えばテトラヒドロ フランまたにジエチルエーテル中の17−ケトンと反応させる。
17−/、ロダンエチニル化合物に相応するエチニル−遊離体ノハロrン化によ っても製造することができ7)(Angew、 Chem、96−、720 ( 1984) )。
17−位への3−ヒドロキシプロピンの導入は、17−ケトンとプロパルぞルア ルコール(3−ヒドロキシプロピン)のジアニオン、例えばその場で生成された プロパルギルアルコールのニカリウム塩との反応によって行ない、17α−(6 −ヒドロキシ−プロブー1−イニル)−17β−ヒドロキシ誘導体にするか、あ るいに17−ケトンと3−とドロかジ−プロピンの金属誘導体、例えば1−リチ ウム−3−(テトラヒドロピラン−2′−イルオキシ)−プロブ−1−イン−リ ドとの反応によって行ない、17−[3−(テトラヒドロビラン−2′−イルオ キシ)プロブ−1−イニルツー1フβ−ヒドロキシ誘導体にする。
同族のヒドロキシアルキン基の導入は、プロパルギルアルコールの相対応する化 合物を用い相応する方法で行なう。
17位への5−ヒドロキシプロパンの導入は、17−ケトンと6−ハロrンブロ パノールの金属化誘導体の反応によって行なわれ、この際ヒドロキシ基11金属 化段階でアルコラードとして(Tetrahedrop Let、ters19 7B、3013)または保護された官能基として存在L、17− (3−ヒドロ キシプロピル)−17β−ヒドロキシ化合物にもしくは床端ヒドロキシ基で保護 された化合*VCなる。前記と同じ保護基が該当する。
同族のヒドロキシアルカン基の’a入u、3−ハo’y”ンブロパノールの相対 応する化合物を用い相応する方法で行なわれる。
17−シアンメチル側鎖の形成は、自体公知法で17−ケトンから、例えばMC H2CN (ただしMはアルカリ金属、有利にリチウムを表わす)の付加によっ て行なわれる。
17位卦よびR3で表わされる基の遊離ヒドロキシ基は自体公知法でエステル化 およびエーテル化が可能である。
その他の点は欧州特許出願公開算0190759号明細書に指摘されており、そ れに記載の化合物がム15−2結合合を有しないという例外はあるものの、本発 明で要求さnる置侯基を持つ無数の化合物が記載されている。
一般式Iの新規化合物は貴重な薬剤である。すなわちそれらはビスターCンンセ プターに対する強い親和力のゆえ有用であり、しかしそn目体Hrスターデン活 性を有しない。これらの化合物に受胎の維持のために8委なグロビステロン全レ セプターから排除する空え、プロピステロンの競合的拮抗IG(J5’t−’7 ”スターデン)である。これらに性交後の受精全コントロールするのにかつ流産 を惹き起こすのに適する。これらはまたホルモン毘常に対して月経ヲもたらし、 かつ分娩を誘発するためにも使用可能である。
その他にこれらの化合物はホルモンg!存件の癌の治療にも使用することができ る。
本発明による一般式Iの化合物はアンチグリココルチコイド活性も示し、従って コルチコイド−誘発4害(緑内謔)の治療のための薬剤としても、ならびにグル ココルチコイドを用いる長期治療の際に生じる副作用(クツシングー症候群)全 阻止するための薬剤としても使用可能である。それゆえに、これらの化合物はグ ルココルチコイドの過分泌に・帰因する諷害、殊に脂肪過多症、動脈硬化症、高 血圧症、前孔症、糖尿病ならびに不眠症の制圧も可能にする。
一般式Iの新規化合物に、極めて良好なアンチビスターダンおよびアンチグルコ コルチコイド作用を示すだけでなく、これらの化合物にりいて2つの作用の分@ が観察されることも判明した。
アンチrスタービン作用を特徴づけるために堕胎効果が測定された。
冥験全重量が約200gの雌のラットで実施した。
ベアリングの後、姶娠開始を膣内容塗抹標本中の精子の検出によって確認した。
精子検出の日を婚娠第1日目と見なす(= al p、c、 )。
それぞた試験丁べき物質もしくは溶剤での動物の処理は、胞胚の卵着床後、丁な わらd5 p、c、〜67 p−c−に行なった。69 p、c、で動物を殺し 、かつ子宮を着床および吸収の位置について検査した。全ての子宮がら写真全作 成した。着床の欠如を流星と見なした。
試験物質全安息香酸ベンジル−ヒマシ油−混合物(比1:4)中に溶かした。− 回量当りの賦形剤容量は0.2Nであった。処理に皮下(5−c−) VC行な った。
本発明化合物の優位性は、本発明化合物11β−(4−7セチルフエニル)−1 7β−ヒドロキシ−17α−(プロブ−1−イニル)−4,9゜15−エストラ トリエン−3−オン(A)、11β−(4−アセチルフェニル)−17β−ヒド ロキシ−17α−(プロブ−2−イニル)−4,9゜15−エストラトリエン− 3−オン(B)、欧州特許出願公開第0057115号明細書に記載の11β− (4−ジメチルアミノフェニル)−17β−ヒドロキシ−17α−(プログ−1 −イニル)−4゜9(10)−エストラジェン−3−オン RU 486 (C )、および欧州特許出願公開第0190759号明細書からの 11β−(4〜アセチルフエニル)−17β−ヒドロキシ−17α−(グロブ− 1−イニル)−4・9−エストラジェン−3−オン(D)の生物学的特性の比較 によって表わされる二 第 1 表 姓娠したラットにおける堕胎試験 第1表から本発明による化合物(A)および(B)が0.6〜の投与量で堕胎に 完全に有効であることが判る。
すなわちこれらは、因子10について標準と見なされている物質、周知の化合物 RU4B6(C)(第7回工nt−Congress of En6ocrih ology 、7月1〜7日、1984、ケベック市、カナダ; BX CQ  r p ta IJe Q l a %Amsterdam−0:cfordP rincetoh )より有効である。
本発明による物質(A)および(B)の堕胎作用上、さらに実験動物としてモル モット全使用し測定した。
この際(A)および(B)が構造的に似た化合物CD)より明らかに高い堕胎効 果を有することが意想外にも判明した。
モルモットで得られた試験結果は、ラットで得られた特性値を承認するより、ヒ トの場合に予期される試験化合物の堕胎有効性についてさらに信頼できる予想を 許可する。
アンチグルココルチコイド作用を特徴づけるために、本発明による物質のチロシ ン−アミノド2ンス7エヲーゼへの影響′t−測定した。試験系はRHC(Ra t脳隣坊阻Ce1ls )細胞培養液中の肝酵素チロシンーアミノトランスフェ ラーゼ(TAT )の活性度の測定に基づ(。この酵素1Cチロシンの物質代謝 の第1段階を触媒し、かつ肝臓においてもヘパドーム細胞においてもグルココル チコイドによって誘発される。この活性度は粗製抽出物で容易に側にできる(  Granner >よびTomkins %(1970) Meth、 Enz ymol、 i 5.633)。酵素にチロシンのアミノ基金2−オギソグルタ ル酸に運搬する。この際、グルタミン醗およびp−ヒドロキシ−フェニルピルビ ン酸塩が生じる。アルカリ溶液中でp−ヒドロキシフェニルピルビン酸塩からよ り安定なp−ヒトロキノベンイアルデヒドか生成される。その吸光度を331  nmで測定する。RHC−細胞中のTAT−活性は、コルチゾール(最大活性1 0−’ M ’)またにデキサキタゾン(量大活性1 Q−7M )の用量に依 存した誘発を示す。活性は因子4〜6について基妊値以上に刺激される。コルチ コイドおよびアンチグルココルチコイドによる同時処理に、TAT−活性の低減 をもたらす。
この試験において本発明による化合物(A)は標準化合物RU 4 B 6 ( C)の活性の20〜50係、ならびに本発明による化合物(B)は1幅以下を示 す。
デヌタービンーレセブターー結合試験では、本発明化合物の2スター−ンレセブ ターへの親和力が検査される。この際アンタゴニストによるアゴニストの排除が 測定される。
レセプター分子−タンパク質〜を含有するウサfの子宮ホモジネート由来の細胞 質ゾル2使用する。これは高い親和力ならびに低い受容力でプロプステロンとu  合L ティる。Oれらのレセプターに、試験すべき未標識物質の存在下で3… −プロプステロンが負荷される場合Kに、どの程度に強ぐ3■−プロプステロン がレセプターから排除されるかが試験すべき化合物の濃度および結合親和力に左 右される。レセプター−結合プローステロン金未結合のプローステロンから分離 した後、結合をパーセントで算出し、かつその値を試験物質モル濃度の対数に対 してとる。用量に依存した特有の排除曲線が得られ、かつさらに参照物質をレセ プターから完全に排除するために必要な試験物質の濃度か算出可能となる。結合 強度の尺度としての競合因子KU、プロプステロン−レセプターコンプレックス からH3−プロ2ステロン全同じ程度で排除する試験物質の濃度と参照物!(プ ロプステロン)の濃度の割合トして足義され、従って低いに値か高い結合強度( 高い親和力)を意味することとなる。
第 2 表 rスタービン−レセプター−結合試験 化合物 ウサfの子宮K(r”スタービン)表は、代表して挙げた本発明化合物 (A)および(B)のうち化合物(A)がrスタービン−レセプター−結合試験 において標準化合物(C)より実質的に一層有効であり、かつ化合物(B)か標 準化合物(C)とほぼ口し程度に有効であることを示す。
すなわち、総括すると、本発明による化合物は相互に比較してもまた標准化合物 (C) Rσ486および構造的に似た化合物(D)と比較しても、アンチグル ココルチコイド特性とアンチビスタルビン特性を明らかに別々に示すことが判明 した。
不発明による化合物のさらに別の際立った特性は、従来技術による化合物と比較 して高い代謝安定性にある。
従って本発明は、さらに製薬上認容性の、すなわち使用投与量で非考性の一般式 ■の化@物ならび1C場合によっては常用の助剤および担持剤をベースとする薬 剤にも関する。
本発明による化合物は、がレヌス11薬学の自体公知法で経陽、軽度的、非経口 的でたに局所投与のための医薬品に加工回層である。それらは錠剤、糖衣錠、ビ ルカプセル、顆粒、坐桑、インブラント、注射可能な無菌水溶液また12油溶液 、懸濁液でたIC乳剤、軟こう、クリームあるいはデルの形で投与することがで きる。
この際、作用物jjiiにがレヌス製薬学でIC常用の助剤、例えばアラビアゴ ム、タルク、デンプン、マンニット、メチルセルロース、ラクトース、界面活性 剤、例えばツイーン(Tween■)またはミルイ(Myrj■)、ヌテアリン 酸マグネシウム、水性もしくは非水性担持剤、パラフィン誘導体、湿潤剤、分散 剤、乳化剤、保存剤、ならびに矯味料としての芳香剤(例としてエーテル注油) と混合してもよい。
従って本発明は、作用物質として本発明による化合物を少なくとも一種含有する 製薬の組成にも関する。
1用量単位は作用物質を約1〜100■含有する。
本発明による化合物の配量に、ヒトの場合1日当り約1〜1000■である。
〔実施例〕
本発明を以下の例につき詳述する。
例 1 17−(プロブ−1−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチル フェニル)−4,9゜15−エストラトリエン−3−オン 17−(プロブ−1−イニル)−11β−(4−[1,1−(2,2−ジメチル トリメチレンジオキシ)−エチルツーフェニル)3.3−(2,2−ジメチルト リメチレンジオキシ)−9,15−エストラジェン−5α、1フβ−ジオール6 .1g全70%酢酸水溶液100就中に溶かし、かつ保護げス雰囲2下、506 Cで2.5時間攪拌する。冷却後、氷水中に注ぎ、アンモニア水溶液の添加によ って中性にし、かつ塩化メチレンで抽出する。1つにした有機相を硫酸ナトリウ ムで乾燥させ、かつ真空濃縮する。残分を、ヘキサン/酢酸エステルの混合物を 用いるシリカビルでのクロマトグラフィーにかける。目的化合物3.59が白色 の泡状物として搬雌される。
酢酸エステル/アセトンから結晶化させると目的化合物6.25gが得られる。
融点: 162−164°C:〔α:]D=14−8°(CHCL3:c=0. 505)。
出発物質の製造は以下の方法で行う: a)保護がス雰囲気下でジイソプロピルアミン10ゴを一10°Cの鐸水テトラ ヒドロフラン290彪中に入50Mを加える。0°Cで30分間攬拝上、その後 再度−10℃に冷却し、かつ雲水テトラヒドロフラン150ゴ中に溶かした11 β−(4−[1,1−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−エチルツー フェニル)−5α−ヒドロキシ−3,3−(2,2−ツメチルトリメチレンジオ キシ)−9−ニストレン−17−オン(欧州特許出願第86101548.5号 、公開慮190759、例6に従って製造) 13.6.9を滴加する。添1後 、15分間後撹拌し、かつ矢にトリメチルクロロシラン17.2証全滴加する。
引き続いて反応混合物を氷冷した飽和炭酸水素ナトリウム溶液に注ぎ、かつ水相 を酢酸エステルで抽出する。1つにした有機相全飽和塩化アンモニウム溶液で数 回洗浄し、かつ真空濃縮する。残分全アセトニトリル50−から結晶化させる。
17−ドリメチルシリルオキシー11β−(4−41,1〜(2,2−ジメチル トリメチレンジオキシ)−エチルツーフェニルl−3,3−(2,2−ジメチル トリメチレンジオキシ)−9,16−二ストラジエンー5α−オール13.2g が得られる。
IH−NMR(CD2C12)δ: 4.47 ppm (IH,O)、H−1 6): 4−27(IH,a J=7.5 Hz、H−1t); 1.48 p pm (3H,s、 H−cH3)1.21 (3H,s、 H−CH3);  ’101 ppm (5H,s、 H−CH3) 0−83(3H,S、 H− CH3); 0.54 ppm (3Ls、 H−CH3) [1,5(3H, s。
H−18); 0−15 ppm (9H,S、 3XH−CH3SL)。
b) 缶水アセトニトリル150就中に酢酸−パラジウム(II) 4−279  t−入れ、かつa)で製造された化合物a) 12.129を加える。反応混 合物全室温で16時間攪拌し、引き続いてシリカビル全通してろ過し、かつろ滓 全塩化メチレンで十分洗浄する。有機相を真空a縮し、かつ残分をシリカゾルで のクロマトグラフィーにかける。11β−f4−[1,1−(2,2−ジメチル トリメチレンジオキシ)−エチルツーフェニル)−5α−ヒドロキシ−3,3− (2,2−ジメチルトリメチレンジオキシ)−9,15−二ストラジエン−17 −オン10gが白色の泡状物として単離される。
lH−NMR(CDC13)δ: 7−57 ppm (ILd J=5−5  Hz、 H−15): 7−18−7−37 ppm (4H,m、 H−芳香 族) 6.03 ppm (1H。
rn、 H−16): 4.38 ppm (IH,d J−7,5Hz、 H −11): 1.52ppno (3H,s、HCH3): 1−25 ppm  (3H,s、 H−CR3); 1.O4ppm (3H,s、 H−CIH 3); 0−86 ppm (3H,s、 H−CH3); 0.75ppm( 3H,s、 H−CH3); 0−55 ppm (3H,s、 H−18)。
C) メチルアセチレンを0°Cで30分間送りこむことによって、理水テトラ ヒドロフラン5001mle和にj b o引き続いて0〜5°Cでヘキサン中 の1−6M m−プチルリチウム溶n 42.2 ml全滴加し、添加後15分 間さらに攪拌し、その後環水テトラヒドロフラン50酩中のb)で製造された化 合物9.5g溶液を滴加する。添1後、反応混合中を60分間さらに攪拌し、氷 水に注ぎかっ水相ieE酸エステルで抽出する。1つにした有機相を硫酸す)  IJウム上で乾燥後、真空濃縮する。残分を酢酸エステル/ヘキサンの混合′$ !Jを用いる酸化アルミニウム(中性、段階■)でのクロマトグラチレンジオキ シ)−エチルツーフェニル1−3.3−(2,2−ジメチルトリメチレンジオキ シ)−9゜15−エストラジェン−5α、17β−ジオール9.6gが白色の泡 状物として得られる。
1H−NMR(CDCl2)δ: 7−2−7.4 ppm (4H,m、 H −芳香族):5−95 ppm (1H,dJ=6Hz、 H−15); 5− 7 ppm (1H,ad、r−6およびJ−2Hz、 H−16); 4.4  ppta (IH,d %i広J−3Hz。
H−11); C92ppm (3H,s、 H−CH3−CjC−); 1− 52 ppm(3H。
S、 H−CT(3); C25ppm (5H,B、 H−CH3); 1− 03 ppm (3HIS、 H−CH3): 0−88 pom (3己S、 H−CH3); 0.56 ppm (3Fi。
s、 H−CH3); 0.52 ppm (5H,s、H18)。
例 2 17−(プロプ−2−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチル フェニル)−4,9゜15−エストラトリエン−3−オン 17−(3−トリメチルシリルプロプ−2−イニル)−17β−ヒドロキシ−1 1β−(4−アセチルフェニル)−4,9,15−エフトラトリエン−3−オン 350η金メタノールに溶かし、かつ炭酸カリウム387〜の添加後、23”C で1.5時間攪拌する。水に注ぎ、かつ酢酸エステルで油出する。1つにした有 機相を硫酸ナトリウムで乾燥させかつ蒸発濃縮する。残分全ヘキサン/酢酸エス テルの混合物音用いるシリカビルでのクロマトグラフィー(でかける。目的化合 物205■が白色の泡状物として凰離される。エーテルから結晶化させると目的 化合物176に?が得られる。
融点: 152−154℃:〔α]D−156.8°(CHCL3:c = o 、s o o ) 出発物・iの製造に以下の方法で行なう:ロピン1.17gTh−5℃の缶水テ トラヒトI:17之ン5[10d中に入れ、かつ1.6M n−ブチルリチウム 溶液(ヘキサン) 6.B Tubを加える。この温度で1時間さらに攪拌し、 次に一78℃に冷却し、かつ例1 b)で製造された化合物1.5P(テトラヒ ドロフラン200Uに溶かす)を滴加する。添加後23℃で15時間さらに攪拌 する。引き続いて冷たい飽和塩化アンモニウム溶液に注デ、かつ水相を酢酸エス テルで抽出する。
1つにした有機相を奢初飽和炭酸水素ナトリウム溶液で、次いで飽和食塩水で洗 浄し、かつ真空濃縮する。
残分をヘキサ7/酢酸エステルの混合*’を用いる中性酸化アルミニウム(活性 度3)でのクロマトグラフィーにかける。17−(3−)リメチルシリルプロ7 ’−2−イニル)−11β〜(4−1,1−(2,2−ジメチルトリメチレンジ オキシ)−エチルツーフェニル)−3,3−(2,2−ジメチルトリメチレンジ オキシ)−9,15−エストラジェン−5α、17β−ジオール1.22gが得 られる。
1H−N′M′R(CD2C12)δ: 7.23 ppm、7.29 por n (4H,AA BB−系、J−9Hz、H−芳香族) : 5−93 pp m (1Htd J諺6 H2IH−16): 5.69 ppm (IH,d c3 、T−(5bよび4 Hz、 H−15);Δ−38ppm (1H,d  燦r1:J−8H2,H−11); 4−27 ppto (1Lse OH ); 2−45 ppm (2H,a、 aH2−c’−c−); 1.49  pprn (3H。
s、 H−C’H3); 1.22 ppm (5H,s、 H−CH3);  1.C14pprn (3H#s、 H−CH3): 0−86 ppm (3 H,s、 H−CH3): 0−58 pI)m(6H’−s、 H−18およ びH−CH3): 0−18 ppm (9H,s、 3xH−CH3Si)。
b) a)で製造された化合物1.2gを7011酢酸水溶液15ゴ中に溶かし 、がつ保護がス下、50℃で15分間攪拌する。冷却後、飽和炭酸水素ナトリウ ム溶液に注暫、かつ酢酸で抽出する。1つにした有機相を硫酸す) IJウムで 乾燥させかつ真空!I縮する。残分をヘキサン/酢酸エステル混合物を用いるシ リカビルでのクロマトグラフィーにかける。エーテルから結晶化させたi、17 −(3−トリメチルシリルプロブ−2−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β −(4−アセチルフェニル)−4,9,15−エストラトリエン−3−オン58 2ηが白色の結晶として得られる。
融点:186−189℃;〔α]D−123.6°(CI(C13;国際調量報 告 SA 2333B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、 Xは酸素原子またはヒドロキシイミノ基N〜OHを表わし、 R1は水素原子またはメチル基を表わし、R2は水素原子、それぞれC−原子数 1〜10を有するアルキル基またはアシル基を表わし、R6は水素原子、シアン メチル基、−(CH2)nCH2Z(ここで、記号nは0、1、2、3、4また は5を表わし、Zは−Hまたは−OR5を表わし、 ただしR5は水素原子またはそれぞれC−原子数1〜10を有するアルキル基も しくはアシル基を表わす)あるいは−(CH2)mC≡C−Y(ここでmは0〜 2を表わし、Yは水素原子、塩素原子、フツ素原子、ヨウ素原子もしくは臭素原 子、それそれC−原子数1〜10を有するアルキル基、ヒドロキシアルキル基、 アルコキシアルキル基もしくはアシルオキシアルキル基を表わす)を表わし、X R4は、基−C=X−(ただしXは前記の意味を表わす)を有する、C−原子数 8までの直鎖または分枝鎖の、飽和または不飽和炭化水素基を表わす〕の11β −フエニル−4,9,15−エストラトリエン。
  2. 2. 17−エチニル−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェニル)−4 ,9,15−エストラトリエン−3−オン、 17−(ブロブ−1−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチル フェニル)−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、 17−(ブロブ−2−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチル フェニル)−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、 17−エチニル−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェニル)−1 8−メチル−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、 17−(ブロプ−1−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチル フエニル)−18−メチル−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、17 −(ブロブ−2−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェ ニル)−18−メチル−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、17−メ チル−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェニル)−4,9,15 −エストラトリエン−3−オン、 17−ブチル−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェニル)−4, 9,15−エストラトリエン−3−オン、 17−(3−ヒドロキシプロピル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセ チルフェニル)−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、 17−(ブロブ−1−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−プロピオ ニルフェニル)−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、 17−(ブロブ−2−イニル)−17β−ヒドロキシ−11β−(4−ブロピオ =ルフエニル)−4,9,15−エストラトリエン−3−オン、 17−シアノメチル−17β−ヒドロキシ−11β−(4−アセチルフェニル) −4,9,15−エストラトリエン−3−オン。
  3. 3.一般式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、 Xに酸素原子またはヒドロキシイミノ基N〜OHを表わし、 R1は水素原子またはメチル基を表わし、R2は水素原子、それぞれC−原子数 1〜10を有するアルキル基またはアシル基を表わし、R3は水素原子、シアン メチル基、−(CH2)nCH2Z(ここで、記号nは0、1、2、3、4また は5を表わし、Zは−Hまたは−OR5を表わし、 ただしR5は水素原子またはそれぞれC−原子数1〜10を有するアルキル基も しくはアシル基を表わす)あるいは−(CH2)mC≡C−Y(ここでmは0〜 2を表わし、Yは水素原子、塩素原子、フツ累原子、ヨウ素原子もしくは臭素原 子、それぞれC−原子数1〜10を有するアルキル基、ヒドロキシアルキル基、 アルコキシアルキル基もしくはアシルオキシアルキル基を表わす)を表わし、 R4は、基−C=X−(ただしXは前記の意味を表わす)を有する、C−原子数 8までの直鎖または分枝鎖の、飽和または不飽和炭化水素基を表わす〕の化合物 の製法において、自体公知法で一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R1は前記の意味を有し、Kは酸加水分解可可能なケト保護基を表わし 、R2′およびR3′はR2およびR3と同じ意味を表わし、ただし存在するヒ ドロキシ基および/またはアシル基および/または末端アルキン基は保護されて いてもよく、R4′はR4と同じ意味を表わすが▲数式、化学式、表等がありま す▼の代わりに▲数式、化学式、表等があります▼基を有し、ただしK1はKを 、または共通して水素原子および保護ヒドロキシ基を表わす〕の化合物に、保護 官能基の遊離および4(5)−2重結合を同時に形成しながらの5α−ヒドロキ シ基の選択的脱離を可能にする酸性試薬を作用させ、ならびに塩基性条件下での み脱離可能な保護基の存在下で酸性試薬の作用前もしくは作用後に、塩基性試薬 を作用させ、場合によつてはK1に有されるヒドロキシ基を酸化し、かつ場合に よつては存在する17位および/またはR3′の遊離ヒドロキシ基を場合によつ てはエステル化またはエ−テル化し、ならびに所望の場合には引き続いて一般式 I(ただしXは酸素原子を表わす)の物質を第三アミンの存在下に塩酸ヒドロキ シルアミンと反応させることを特徴とする一般式Iの化合物の製法。
  4. 4.請求の範囲1および2に記載の化合物を含有することを特徴とする医薬品。
  5. 5.薬剤を製造するための、請求の範囲1および2に記載の化合物の使用。
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