JPH0350061A - フレキシブルレール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、主に、トロリコンベア、クロスバ−コンベア
、パレットコンベア等のコンベア装置において、上下方
向への高低変化を自在としたい箇所におけるコンベアレ
ールとして使用すると有益な自在レールとでも称すべき
フレキシブルレールと、それを組み込んでなるフレキシ
ブル搬送装置、並びに、その電着塗装装置に関するもの
である。

（コンベアレールの従来の技術） 周知のように、比較的小物軽量なワークや中程度の大き
さや重さのワークを搬送するトロリコンベアは、断面が
下向き凹状又はＣ型鋼等のコンベアレールに、サイドロ
ーラ付きコンベアチェーンやユニバーサルチェーン等の
コンベアチェーンを転勤案内し、これにてコンベアチェ
ーンに支持したハンガにワークを吊持して搬送に供して
いる。

従って、此種のトロリコンベアでは、直線状の直レール
、４５度や９０度等に曲成したコーナーレール、或は、
上面が４５度や３０度等に反り曲げられた凹レールや、
逆に、下面が４５度や３０度に反り曲げられた凸レール
等の種々のコンベアレールを組み合わせることで、無端
のコンベアラインを構成している。

（発明が解決しようとする問題点ｌ） ところが、斯様なトロリコンベアの場合には、コンベア
チェーンを転勤案内するコンベアレールが不動状態で固
定的に組み合わせられている為、その適所でコンベアレ
ールを自在に高低変化させることができないものであっ
た。

（電着塗装装置の従来の技術） 他方、本発明者は、従来、特開昭６２−５４０９７号公
報に開示するように、コンベアチェーンに支持したワー
クを間欠搬送するトロリコンベアと、電着塗装の工程順
序に従って配設した処理槽群と、電着処理したワークの
焼き付は乾燥炉を組み合わせてなる装置において、昇降
作動する１又は２以上の昇降テーブル上に前記処理槽群
を設置してなる電着塗装装置を提供している。

この場合、固定的に構成したコンベアレールに沿ってト
ロリコンベアが転勤案内されて循環するように構成する
と共に、当該コンベアチェーンに適宜の間隔ごとに吊持
したワークに対して、その直下部の昇降テーブルの上に
設置した処理槽群を昇降移動させることによって、比較
的小物軽量部品に対する前処理、電着処理、焼き付は乾
燥処理を、比較的小型コンパクトな装置によって効率良
く行えるようにしている。

（発明が解決しようとする問題点２） ところが、比較的大きなワークを対象としようとする場
合、それに付随して個々の処理槽の大きさも大型化せね
ばならないが、それに伴って処理槽群の大幅な重量増加
を招来することになる。

また、個々の処理槽でワークを前処理したり、電着処理
したり、後処理に供する場合、ワークが大きくなればな
る程、その上下の昇降ストロークら大きくとる必要性が
生じ、それが為、昇降テーブルを駆動させる昇降装置を
格段に大型化し、その駆動力も大幅に増強せねばならな
い。

斯様に、トロリコンベアに吊持したワークに対して、大
幅に重量増加した処理槽群を、上下方向に大きなストロ
ークで昇降移動させることは、装置的にみて必ずしも効
率に優れる乙のとはいい難い。

そこで、本発明者は、処理槽群それ自体は不動状態で固
定的に設置する反面、当該処理槽群でワークを前処理し
たり、電着処理し−たり、後処理するに、処理槽群の直
上部で搬送停止したワーク全体を、当該直上部に構成し
たコンベアレールごと昇降移動自在とすることに着眼し
た。

その為には、ワークを最先の処理槽へ搬入するコンベア
レール（搬入レール）の末端部と、処理槽群の直上部に
位置するコンベアレール（昇降自在に支持した可動レー
ル）の先端部との間、及び、当該可動レールの末端部と
ワークを後工程の焼き付は乾燥炉へ搬出するコンベアレ
ール（搬出レール）の先端部との間で、コンベアチェー
ンの転勤案内機能を保持しつつ、上下方向へ適宜のスト
ロークで高低変化を自在とするレール構造とする必要性
が生じた。

（問題点を解決するための手段） そこで、本発明者は、前記のような箇所における可動レ
ールの高低変化に円滑に応動自在な自在レールとでも称
すべき数種のフレキシブルレールと、それを組み込んで
なるフレキシブル搬送装置と、その電着塗装装置を提供
したのである。

（フレキシブルレールの第を実施例） 先ず、本発明に係るフレキシブルレールＦ、の第１実施
例を、第１図〜第５図に基づいて説明する。

Ｒ，−Ｒ，は比較的短い長さに切断したレールピースで
あって、当該レールピースＲ０〜Ｒｎの全高の下部４分
の１〜３分の１程度の高、さ位置に、フレキシブルレー
ルＦ、としての折曲基準線Ｘ−Ｘを設定している。

１．１ａは上部側と下部側に向かって傾斜勾配θを変え
る鈍角状（円弧状でも可）の変曲部であって、第１図や
第２図（ａ）に示す中間部のレールピースＲ３〜１（先
端部と基端部を除く）の場合には、折曲基準線Ｘ−Ｘ上
の前後両端部に変曲部１．１ａが形成されるに対し、先
端部と基端部のレールピースＲｏ　、　Ｒ−の場合には
、第２図（Ｃ）。

（ｄ）に示すように折曲基準線Ｘ−Ｘ上の前後いずれか
一方の端部に形成される。

２．２ａはレールピースＲ０〜Ｒｎにおける変曲部１．
１ａの上部側に形成した上部テーパ端面であって、斜め
上向きに４度程度の傾斜角度θでテーパ状に切り落とし
ている。

３．３ａは変曲部１．１ａの下部側に形成した下部テー
パ端面であって、斜め下向きに４度程度の傾斜角度θで
テーパ状に切り落としている。

６０〜ＳｎはレールピースＲ８−Ｒｒｌの左右両側面に
固定したサイドプレートであって、その内、中間部のサ
イドプレート９．−５ｎ−１と中間部のレールピースＲ
１〜Ｒｎ−１とは略等長に形成され、中間部のレールピ
ースＲ８〜Ｒ，−，に対して、サイドプレートＳ１〜Ｓ
ｎ−　ｎ−＋幅の５分の１〜６分の！程度の距離ｅを前
後に組紐した状態でレールピースＲ１〜１を溶接してい
る。

４．４ａはサイドプレートＳ。−８ｏの変曲部であって
、中間部のサイドプレート５１〜Ｓ　ｒｌ−１の場合に
は、それを上下に略２等分する折曲基準線ｘ−Ｘ上の前
後両端部に形成され、また、先端部と基端部のサイドプ
レートＳ、、Ｓ、の場合には、前後いずれか一方の端部
に形成される。

５．５ａは変曲部４．４１の上部側にテーパ状に形成し
た上部テーパ端面であって、斜め上向きに４度程度の傾
斜角度θで切り落としている。

６．６ａは変曲部４．４ａの下部側にテーパ状の形成し
た上部テーパ端面であって、斜め下向きに４度程度の傾
斜角度θでテーパ状に切り落としている。

７は基端部のサイドプレートＳｎを除くサイドプレート
Ｓ。−９ｎ−１に形成した支軸用通孔であって、レール
ピースＲ０〜Ｒｎ−＋の後端変曲部１ａを左右に結ぶ線
Ｚ−Ｚ上であって、サイドプレートＳの折曲基準線Ｘ−
Ｘ上の後部寄りにプレート幅の５分の１〜６分の１程度
の距離ｅを内側に入った位置に開口形成している。

８は先端部のサイドプレートＳ。を除くサイドプレート
Ｓ１〜Ｓｎ−ｎに形成したネジ孔であって、サイドプレ
ートＳ１〜Ｓｎ−ｏの前部位置の折曲基準線Ｘ−Ｘ上の
前後２箇所と、その２等分線上の上下２箇所の合計４箇
所に穿設している。

Ｐ１〜Ｐｎは隣合うサイドプレートＳ。−８１を連結す
る接続プレートであって、中間部のサイドプレート８１
〜Ｓ　ｎ−１と同寸同形に形成され、当該サイドプレー
ト８１〜Ｓ　ｎ−１に対して、その前方向に接続プレー
トＰ１〜Ｐｎ幅の５分の１〜６分の１程度の距離ｅの２
倍程度をＩｌｌした状態で配設される。

９．９ａは接続プレートＰ１〜Ｐｎの変曲部であって、
当該接続プレートＰ１〜ｐＨを上下に略２等分する折曲
基檗線Ｘ−Ｘ上の前後両端部に形成される。

１０．１０．は変曲部９，９ａの上部側にテーパ状に形
成した上部テーパ端面であって、斜め上向きに４度程度
の傾斜角度θで切り落としている。

１１．１１．は変曲部９．９ａの下部側にテーパ状に形
成した下部テーパ端面であって、斜め下向きに４度程度
の傾斜角度θで切り落としている。

１２は接続プレートＰ１〜Ｐ、に形成した支軸用通孔で
あって、接続プレートＰ１〜Ｐｎの折曲基準線ｘ−ｘの
前部寄りのプレート幅の５分の１〜６分の１程度の距離
ｅを隔てた内側位置に、且つ、レールピースＲ３〜Ｒｎ
の前端変曲部１を左右に結ぶ線Ｚ−Ｚ上に開口形成して
いる。

１３は基端部のサイドプレートＳｎを除くサイドプレー
ト８１〜Ｓ　ｎ−Ｉと接続プレートＰ１〜Ｐｎｌとを枢
設する支軸であって、その先端部の小径側１３ａを接続
プレートＳの通孔１２に嵌合して溶接固定し、基端部の
大径側１３ｂをサイドプレートＳ。〜Ｓ　ｆｉ−１の通
孔７に嵌挿して枢設している。

１４はボルト挿通用の通孔であって、接続プレートＳ１
〜Ｓ１の後部側の折曲基準線Ｘ−Ｘ上の前後２箇所と、
その２等分線上の上下２箇所の合計４箇所に穿設してい
る。

１５は取付ボルト、１６はワッシャであって、此等によ
りサイドプレート６１〜Ｓ、１のネジ孔８に接続プレー
ト８１〜Ｓｎを締め付は固定する。

尚、１７は先７端部のレールピースＲ８の前端部を略鉛
直に切り落とした鉛直端面であって、当該鉛直端面１７
には一方のコンベアレールに１の端部が突き合わせられ
る。

１８は先端部のサイドプレートＳ。の前端上部を略鉛直
に切り落とした鉛直端面である。

１９は基端部のレールピースＲ０〜Ｓｎの後端部を略鉛
直に切り落とした鉛直端面であって、当該鉛直端面１９
には他方のコンベアレールに、の端部が突き合わせられ
る。

２０は基端部のサイドプレートＳｎの後端上部を略鉛直
に切り落とした鉛直端面２０である。

従って、中間部のレールピースＲＩ−Ｒ７−１に中間部
のサイドプレートＳ、−Ｓ、、を固定してなるレール構
成部材を長平方向へ連設すると共に、その先端部と基端
部には、レールピースＲ６，ＲｎにサイドプレートＳｏ
、Ｓ−を固定した端部用のレール構成部材を配設し、此
等の隣合うサイドプレートＳ０〜Ｓｎの相互間に接続プ
レートＰ　ｌ””’　Ｐ　ｎを差し渡して枢設支持する
。

この場合、接続プレートＰ１〜Ｐｎの通孔１２に嵌挿し
た支軸１３の小径側１３ａを予め溶接しておき、その大
径側１３ｂをサイドプレートＳ０〜Ｓｎ１の通孔１に嵌
挿し、次いで、サイドプレートｓ１〜Ｓｎのネジ孔８に
接続プレートＰＩ−Ｐ０〜Ｓｎの通孔１４を臨ませた上
で、取付ボルト１５を螺合固定する。

これにて本発明に係るフレキシブルレールＦ１が第３図
に示すように折曲自在に組み立て構成される。

尚、本実施例では、上下部のテーパ端面２．２ａ、３．
３ａ、５．５ａ、１０，１０ａ（７）傾斜角度θを、上
下路間じ４度程度に形成しているが、上部テーパ端面２
．２ａの傾斜角度θを下部テーパ端面３．３ａに比して
大きくしたり、逆に、小さくしたり、或は、上下の傾斜
角度Ｏを２度程度の勾配にしたり、場合によっては、６
度〜！０度程度にすることもできる。

（フレキシブルレールの作用） 而して、フレキシブルレールＦ１の一端部を固定し、そ
の他端部を上下方向へ昇降移動すると、それに伴って先
端部と基端部のサイドプレートＳ。、Ｓｏ付きレールピ
ース１Ｒｎを除く、中間部のレール構成部材であるレー
ルピースＲ１〜Ｒ□１付きサイドプレート８１〜Ｓ　ｎ
−１と接続プレートＰ〜Ｐ、が徐々に折り曲げられ、特
に、第５図に示すように、フレキシブルレールＦ、の先
端部寄りと後端部寄りに位置する隣合うレールピースＲ
８゜１Ｒ１，Ｒ３−・−Ｒｎ−＊、　Ｒｎ−ｔ、　Ｒｎ
−１＋　Ｒｎの前後のテーパ端面２．２ａ、３１２Ｌの
上部側又は下部側のいずれか一方か突き合わされ、同じ
くフレキシブルレールＦ、の先端部寄りと後端部寄りに
位置する隣合うサイドプレートＳ。、Ｓ、。

Ｓ、、ｓ＊−・−Ｓ、、、Ｓ、、、Ｓ、、、Ｓｎの前後
のテーパ端面５，５ａ、６，６ａの上部側又は下部側の
いずれか一方が突き合わされ、更には、フレキシブルレ
ールＦ、の先端部寄りと後端部寄りに位置する隣合う接
続プレートＰ１．Ｐ！、Ｐ３・・−Ｐ、ｌ、Ｐ、、、Ｐ
、の前後のテーパ端面１０゜１０ａ、１１．１１ａの上
部側又は下部側のいずれか一方が適度に突き合わされて
折り曲がり、また、フレキシブルレールＦ、の先端部寄
りと後端部寄りの位置を除く中間部分では、此等のレー
ル構成部材が前後に多少の傾斜間隙を隔てて折り曲！ら
れる。

これにて、本発明のフレキシブルレールＦ　による上下
方向への適宜のストロークが確保される。

このフレキシブルレールＦｌには、通常、サイドローラ
付きコンベアチェーンやユニバーサルチェーン等のコン
ベアチェーンＣが嵌挿されて搬送案内されるが、その際
、コンベアチェーンＣにおける案内ローラＧ（第３図に
示す）を円滑に転勤案内させる上で、フレキシブルレー
ルＦＩにおける隣合うレールピースＲ８−Ｒｒｌの相互
間の下部側に必要以上の間隙が形成されることは好まし
くない。

それを防止する為に、レールピースＲ０〜Ｒｎの折曲基
準線ｘ−Ｘを、当該レールピースＲ０〜Ｒｎを上下に２
等分する中心位置を含む下部位置、員体的には、レール
ピースＲ０〜Ｒｎの全高の下部４分の１〜３分の１程度
の高さ位置に設定し、また、折曲基準線ｘ−Ｘ上におけ
る変曲部１．１ａの上部側と下部側を４度程度の傾斜勾
配θに設定している。

（変形例） 本実施例の場合には、レールピースＲ０〜Ｒｎとサイド
プレート８０〜　Ｓｎと接続プレートＰ１〜Ｐｎとから
なるレール構成部材の総てに、適宜の傾斜勾配θのテー
パ端面２，２ａ、３，３ａ、５．５、．６，６ａ、Ｉ　
Ｏ，１０ａ、１１．１１ａを形成したが、搬送対象物の
重さが比較的軽量であるような場合には、レールピース
Ｒ０〜Ｒｎとサイドプレート８０〜Ｓ１１と接続プレー
トＰ＋〜Ｐｆ、とからなるレール構成部材の内、いずれ
か１又は２以上の構成部材に、傾斜勾配θのテーパ端面
２，２ａ、３．３　ａ、５，５　ａ、ａ、ａａ、１０，
１０ａ、１１゜１１ａを構成してなるフレキシブルレー
ルＦ１とすることもできる。

尚、第５図ではフレキシブルレールＦ１の前後両端部に
連結したコンベアレールＫ　ｌ、　Ｋ　ｔを、相対的に
昇降移動させた場合におけるストローク状態を図示して
いるが、第６図では中央部のコンベアレールＫ２を上下
に可動させ、その前後両端部のコンベアレールに、、Ｋ
ａを固定した場合におけるフレキシブルレールＦ、の上
下方向へのストローク状態を図示している。

（フレキシブルレールの第２実施例） 第１実施例のフレキシブルレールＦ、の場合には、中間
部のサイドプレートＳ、−９，、と接続プレートＰ１〜
Ｐｎを、同寸同形の別体物で構成したが、第２実施例の
フレキシブルレールＦ、の主要部を示す第７図の場合に
は、第１実施例と構成を路間じくするサイドプレートＳ
部と接続プレートＰ部を一体にしてなるサイド接続プレ
ートＱ。

Ｑｎ・・・Ｑｎを設け、当該サイド接続プレートＱ８〜
Ｑｎを中間部のレールピースＲ１〜Ｒｎ−１の左右両側
面に固定し、当該レールピースＲ１〜Ｒｎ　−＋とサイ
ド接続プレートＱｎ〜Ｑｎの折曲基準線Ｘ−Ｘ上の変曲
部１．１ａ、４．４ａ、ａ、９ａの上部側と下部側を、
適宜の傾斜勾配θのテーパ端面２゜２ａ、３，３ａ、５
．５ａ、６．［ｉａ、１０，１０ａ、１１．ｌｌａに形
成し、その多数組を折曲自在に枢設するフレキシブルレ
ールＦ、としている。

尚、第７図において、第１実施例と構成を同じくする部
分については、同一の符号を付記し、その詳細な説明を
省略している。

（フレキシブルレールの第３実施例） また、第１実施例のフレキシブルレールＦ、の場合には
、レールピースＲ０〜Ｒｎの折曲基準線ＸＸを、当該レ
ールピースＲ０〜Ｒｎの全高の下部４分の１〜３分のｌ
程度の高さ位置に設定し、これに対してサイドプレート
Ｓ。−８ｏと接続プレートＰ、−ｐ、の折曲基準線Ｘ−
Ｘを、その上下中心線上に設定したが、第３実施例のフ
レキシブルレールＦ、の主要部を示す第８図の場合には
、レールピースＲ８−Ｒ７の折曲基準線Ｘ−Ｘも、サイ
ドプレートＳ。−８，や接続プレートＰ１〜Ｐｎの場合
と同様に、その高さを上下に２等分する中心線上に設定
した場合としている。

この場合、第１実施例や第２実施例の場合に比してその
傾斜勾配θを小さく形成した方が、案内ローラＧの円滑
な転勤を維持する上で望ましい。

（フレキシブルレールの第４実施例） また、前記の第１実施例〜第３実施例の場合には、レー
ルピースＲ０〜ＲｎとサイドプレートＳ。

〜Ｓｎと接続プレートＰ１〜Ｐｎの組み合わせ、或は、
レールピースＲ８−Ｒ１とサイド接続プレートＱ１〜Ｑ
ｎ、の組み合わせによって、折曲自在なフレキシブルレ
ールＦ１〜Ｆ３を構成した場合について説明したが、比
較的小物軽量部品を搬送対象物とするような場合には、
第９図に示すように多数個のレールピースＲ６，Ｒｔ・
・・Ｒｎを直接枢設してなるフレキシブルレールＦ４と
することもできる。

同図において、２１．２２は折曲基準線Ｘ−Ｘの前後両
端部の変曲部１，１ａに該当する部分に形成した軸受け
であって、隣合う前後の軸受け２１．２２を支軸２３で
枢設することにより構成される。

（発明の効果り 本発明では、前記のように比較的短い長さのレールピー
スＲ６−Ｒ１１を設け、当該レールピースＲ０〜Ｒｎに
サイドプレートＳ。−８，を固定し、当該サイドプレー
トＳ。−８ｒ１と隣合うレールピースＲ６〜１のサイド
プレートＳ。−Ｐ、とを接続プレートＰ１〜Ｐｎで連結
し、その多数組を折曲自在に枢設してなるフレキシブル
レールＰ、、Ｆ、を姶め数種のフレキシブルレールＦ、
−Ｆ’、と、当該フレキシブルレールＦ１〜Ｆ４を組み
込んでなるフレキシブルレール搬送装置を提供したので
、コンベアレールにおける適所を自在に高低変化するに
極めて利便であるばかりか、当該フレキシブルレールＦ
１〜Ｆ４に沿ってコンベアチェーンの案内ローラＧを円
滑に転勤案内できる搬送レールとして、多様な使途に有
益に利用することができる画期的な効果を青す。

（電着塗装装置） 次に、前記のフレキプルレールＦ、〜Ｆ４を、自動車部
品、電気部品、その他の各種部品を、アルカリ脱脂、酸
洗、水洗、電解脱脂等の前処理浴工程を経て電着塗装に
供し、更に後処理浴工程を経て焼き付は乾燥せしめる一
連の電着塗装装置にｆｌ用した場合の一例を、第１０図
と第１１図に基づいて説明する。

先ず、Ｔは適宜の高さ位置にライン構成してなるトロリ
コンベアであって、通常、コンベアレールＫに案内ロー
ラＧ付きコンベアチェーンＣを嵌挿支持し、当該コンベ
アチェーンＣに適宜の処理間隔毎に支持したハンガＨに
ワークＷを吊持し、適宜のモータ駆動装置（図示せず）
によって間欠的に循環移動する。

Ｊは装置正面部に設置した処理槽群であって、電着塗装
の工程順序に従って複数の前処理浴、電着処理浴、複数
の後処理浴に供する１２１ｆｌ程度の処理槽群Ｊを連設
している。

２４は処理槽群Ｊの直上部に架設した可動レールに、の
支持フレームであって、その先端部に可動レールＫ２を
構成している。

２５は可動レールに！の支持マストであって、処理槽群
Ｊの背面部に適宜の前後間隔を隔てて立設され、可動レ
ールに、の支持フレーム２４を昇降案内する。

２６はスプロケット又はブーり等の伝動部材であって、
支持マスト２５の上端部に差し渡した駆動軸２７の前後
両端部に設けている。

２日は支持マスト２５に差し渡したバランスウェイト、
２９はチェーン又はワイヤ等の連結部材であって、前記
の伝動部材２６に架は渡され、その一端部を支持フレー
ム２４に連結し、その他端部を伝動部材２６に連結して
いる。

３０は正逆回転する駆動モータであって、その駆動によ
って駆動軸２７が回転し、可動レールに２を含む支持フ
レーム２４の昇降移動が行われる。

前記の駆動モータ３０とバランスウェイト２８等によっ
て、可動レールに、の昇降装置りが構成される。

尚、前記の処理槽群Ｊを電着処理の工程順序に従って説
明するに、３１はノズル洗浄又はシャワー洗浄によって
ワークＷの予備脱脂浴を行う第１脱脂槽、３２は同じく
ワークＷのアルカリ脱脂浴を行う第２脱脂槽、３３はそ
れを水洗する第１水洗槽・３４はその表面調整を行う調
整槽、３５はそれをリン酸亜鉛処理する皮膜槽、３６は
再び水洗する第２水洗槽、３７は更に純水で水洗する第
３水洗漕、３Ｂはそれを垂れ切りする空槽であって、此
等の処理槽群ＪによってワークＷの前処理浴工程を構成
する。

３９は前処理したワークＷの電着処理浴を行う電着槽、
４０．４１は電着処理したワークＷをノズル洗浄又はシ
ャワー洗浄によって口液水洗する第１後水洗槽と第２後
水洗槽、４２はそれを垂れ切りする空槽であって、電着
処理したワークＷの後処理浴工程を構成する。

従って、本発明に係るフレキシブルレールＦ１は、第１
Ｏ図に示すように、処理槽群Ｊの直上部に位置する可動
レールに、の先端部と、当該処理槽群ＪヘワークＷを搬
入する搬入レールに、の後端部との間と、可動レールに
、の末端部と処理槽群ＪからワークＷを搬出する搬出レ
ールの先端部との間に、然も、前後の搬入レールに、と
搬出レールに３を結ぶ線上が、可動レールに２の上下ス
トロークの略中間位置となるように構成される。

（ＩＩ着塗装装置の作用） 而して、コンベア駆動装置（図示せず）によってトロリ
コンベアＴを間欠的に搬送せしめると、それに応じてコ
ンベアチェーンＣが、１ピツチｆσに搬送と停止を繰り
返し、その停止時にトロリコンベアＴのハンガー■１に
ワークＷが掛架され、当該ワークＷが処理槽群Ｊの直上
部に到達する。

すると、トロリコンベアＴの停止と同期して昇降装置り
の駆動モータ３０が作動して、可動レールＫ２を含む支
持フレーム２４の全体（より具体的には、前後のフレキ
シブルレールＦＩと、その間に位置するトロリコンベア
ＴとワークＷの全体）を、バランスウェイト２Ｂの自重
に打ち勝って所定のストローク降下させると共に、可動
レールに、の前後のフレキシブルレールＦＩを第６図の
下１側に示す折曲基準線Ｘ−Ｘ、のように折り曲げ形成
され、これにて個々の処理槽３１〜４２内ヘワークＷを
沈降せしめて２〜３分間程度の間、昇降停止する。

この可動レールに、の昇降停止時に、個々の処理槽３１
〜４２内に入れられたワークＷに対して、その工程順序
に応じた前処理浴、電着処理浴、後処理浴がなされる。

即ち、第１脱脂漕３１、第１後水洗槽４０、第２後水洗
槽４１等では、ワークＷに対するノズル洗浄又はシャワ
ー洗浄が行われ、それ以外の第２脱脂槽３２、第１水洗
槽３３、表面調整槽３４、皮膜槽３５、第２水洗槽３６
、第３水洗槽３７と電着槽３９等では、夫々の部所に到
達停止したワークＷに対する浸漬処理が行なわれ、また
、空Ｉｖｙ３日、４２ではワークＷに対する垂れ切り処
理がなされる。

所定の処理時間が経過すると、昇降装置りの駆動モータ
３８が、前記とは逆作動させると共に、バランスウェイ
ト２８を降下移動させることにより、可動レールＫ２を
含む装置全体を上昇移動せしめると共に、前後のフレキ
シブルレールＦ、を第６図の上部側に示す折曲基準線Ｘ
−Ｘのような状態に折り曲げられて復帰する。

そして、可動レールに、の上昇停止を検知した段階で、
再びコンベア駆動装置が作動して、ワークＷを一工程分
だけ前進移動せしめることで次の処理工程に供せられる
。

斯様に、トロリコンベアＴによってワークＷを間欠的に
搬送せしめ、その停止時に可動レールＫ。

を昇降移動することで、ワークＷは最先の第１脱脂槽３
１を経て最後の空槽４２迄の間で、電着塗装の為の前処
理浴、電着処理浴、後処理浴に供された後、焼き付は乾
燥炉（図示せず）へ順次送り込まれる。

尚、本発明では、トロリーコンベアＴにフレキシブルレ
ールＦ１〜Ｆ４を組み込んだ場合について説明したが、
左右対称的に張設した２条のコンベアチェーン間にバー
やパレットを差し渡し、それにワークＷを吊したり、乗
せてチェーン移動するクロスバ−コンベアやパレットコ
ンベア等のコンベア装置において、上下方向へ高低変化
を自在とする箇所に応用することらできる。

また、本実施例では、可動レールＫ２をトラス構造の支
持フレーム２４に片持ち構造で昇降自在に支持したが、
処理槽群Ｊの前後位置のみならず左右位置に間隔を隔て
て支持マスト２５を立設し、当該支持マスト２５の左右
に可動レールに、の支持フレーム２４を差し渡すことで
、可動レールに２を左右に両端支持して昇降自在とする
こともできる。

また、前記の場合には、可動レールに！を駆動モータ３
０とバランスウェイト２８等で昇降自在に構成したが、
当該駆動モータ３０に代えて油圧又は空気圧作動するシ
リンダ等によることらできる（発明の効果２） 本発明は、前記のようにトロリコンベアＴに支持したワ
ークＷを間欠的に搬送し、当該ワークＷを所要の工程順
序に従って配設した処理槽群Ｊで電着処理する電着塗装
装置において、前記処理槽群Ｊの直上部に上下方向へ昇
降自在な可動レールＫ２を構成し、当該可動レールＫ２
とその前後の搬入レールに１と搬出レールＫ３との間に
折曲自在なフレキシブルレールＦ、〜Ｆ４を構成してな
る電着塗装装置としたので、搬送対象物が大型化して処
理槽群が大容量化するも、従前の電着塗装装置のように
昇降テーブルの昇降ストロークを必要以上に大きくとる
必要がなく、格段に効率良く装置化することができるの
みならず、その作業効率にも優れる等の諸効果を賓す。

【図面の簡単な説明】

第１図はフレキシブルレールの主要部を分解した状態を
示す斜視図、第２図（＼ａ）〜（ｄ）はフレキシブルレ
ールの構成部材を示す正面図であって、その内、図（ａ
）は中間部のレールピースとその側面に固定したサイド
プレートを、図（ｂ）は接続プレートを、図（ｃ）と図
（ｄ）は前後両端部のレールピースとその側面に固定し
たサイドプレートを示している。 第３図はフレキシブルレールの全体を長手方向へ直線状
に連設した状態を示す切り欠き正面図、第４図（ａ）、
（ｂ）はフレキシブルレールの横断側面図であって、そ
の内、図（ａ）は第３図Ｉ−１線断面図、図（ｂ）は同
じ＜ト」線断面図である。 第５図はフレキシブルレールの前後両端部を上下方向へ
相対的にストロークさせた状態を示す半断圧面図である
。 第６図は中央部の可動レールと前後両端部の固定レール
との間に構成したフレキシブルレールを、可動レールの
昇降移動によって上下方向へストロークさせた状態を示
す半断正面図である。 第７図はフレキプルレールの第２実施例の主要部を示す
斜視図、第８図はフレキプルレールの第３実施例の主要
部を示す斜視図、第９図はフレキプルレールの第４実施
例の主要部を示す斜視図である。 第１０図は電着塗装装置におけるトロリコンベアにフレ
キシブルレールを組み込んだ状態を示す正面図、第１１
図は可動レールの昇降装置の一例を示す側面図である。 符　　　　号　　　　表 Ｆ１〜Ｆ４　　フレキシブルレール ＲｏＡ−Ｒｎ　レールピース　Ｘ−Ｘ　　折曲基ａｍＳ
０〜Ｓｎ　サイドプレート Ｐ１〜Ｐｎ　接続プレート　θ　傾斜角度ｅ距離　　　
ＺＩ［ｌＩ線 に、、に、、に３　コンベアレール １．１ａ　変曲部　　２．２ａ　上部テーパ端面３．３
ａ　下部テーパ端面　４．４ａ　変曲部５．５ａ　上部
テーパ端面 ６．６ａ　下部テーパ端面　７　通　孔８　ネジ孔　　
　　　９，９ａ　変曲部１０．１０ａ　上部テーパ端面 １１、ｌｌａ　　下部テーパ端面 １２通孔　　１３支軸 １４　通　孔　　　　　１５　取付ボルト１６　ワッシ
ャ １７．１Ｂ、１９．２０　　鉛直端面 ２１．２２　　軸受け　　２３　支　軸トロリコンベア 処理槽群 支持フレーム 伝動部材 バランスウェイ 駆動モータ 第１脱脂槽 第１水洗槽 皮膜槽 第３水洗摺 電着槽 第２後水洗槽 Ｗ　ワーク Ｇ　案内ローラ ２５　支持マスト ２７　駆動軸 ト　２９　連結部材 ２ ４ ６ ８ ０ ２ 第２脱詣槽 表面調整槽 第２水洗槽 空　　槽 第１後水洗槽 空槽

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. （１）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎを
   設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎにサイドプレー
   トＳ＿０〜Ｓ＿ｎを固定し、当該サイドプレートＳ＿０
   〜Ｓ＿ｎと隣合うレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎのサイド
   プレートＳ＿０〜Ｐ＿ｎとを接続プレートＰ＿１〜Ｐ＿
   ｎで連結し、その多数組を折曲自在に枢設したことを特
   徴とするフレキシブルレール。
2. （２）レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎとサイドプレートＳ
   ＿０〜Ｓ＿ｎと接続プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎとからなる
   構成部材の内、いずれか１又は２以上の構成部材の折曲
   基準線Ｘ−Ｘ上に位置する変曲部１，１ａ、４，４ａ、
   ９，９ａの上部側と下部側を、適宜の傾斜勾配θのテー
   パ端面２，２ａ、３，３ａ、５，５ａ、６，６ａ、１０
   ，１０ａ、１１，１１ａに構成してなる請求項第１項に
   記載のフレキシブルレール。
3. （３）中間部のレールピースＲ＿１〜Ｒ＿ｎ＿−＿１と
   中間部のサイドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿−＿１の前後
   の長さを略同一の長さに形成し、当該レールピースＲ＿
   １〜Ｒ＿ｎ＿−＿１とサイドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿
   −＿１を前後に距離ｅを齟齬して固定し、当該サイドプ
   レートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿−＿１の支軸用通孔７を、レー
   ルピースＲ＿１〜Ｒ＿ｎ＿−＿１の変曲部１ａを左右に
   結ぶ線Ｚ−Ｚ上に構成してなる請求項第１項又は第２項
   に記載のフレキシブルレール。
4. （４）中間部のレールピースＲ＿１〜Ｒ＿ｎ＿−＿１と
   中間部のサイドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿−＿１と接続
   プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎの前後の長さを略同一の長さに
   形成し、当該レールピースＲ＿１〜Ｒ＿ｎ＿−＿１とサ
   イドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿−＿１を前後に距離ｅを
   齟齬して固定し、当該サイドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿
   −＿１の支軸用通孔７を、レールピースＲ＿１〜Ｒ＿ｎ
   ＿−＿１の変曲部１ａを左右に結ぶ線Ｚ−Ｚ上に形成し
   、当該線上に支軸用通孔１２を形成した接続プレートＰ
   ＿１〜Ｐ＿ｎを、サイドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿−＿
   １に対して前記の距離ｅの２倍程度を前後に齟齬してな
   る請求項第１項、第２項又は第３項に記載のフレキシブ
   ルレール。
5. （５）レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎの折曲基準線Ｘ−Ｘ
   を、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎを上下に２等分す
   る中心位置を含む下部位置に設定してなる請求項第１項
   、第２項、第３項又は第４項に記載のフレキシブルレー
   ル。
6. （６）レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎの折曲基準線Ｘ−Ｘ
   を、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎを上下に２等分す
   る中心位置を含む下部位置に設定し、当該折曲基準線Ｘ
   −Ｘと略同一の線上にレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎとサ
   イドプレートＳ＿０〜Ｓ＿ｎと接続プレートＰ＿１〜Ｐ
   ＿ｎの変曲部１，１ａ、４，４ａ、９，９ａを形成して
   なる請求項第１項、第２項、第３項、第４項又は第５項
   に記載のフレキシブルレール。
7. （７）レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎの折曲基準線Ｘ−Ｘ
   を、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎの高さの下部４分
   の１〜３分の１程度の位置に設定してなる請求項第５項
   又は第６項に記載のフレキシブルレール。
8. （８）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎを
   設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎにサイドプレー
   トＳ＿０〜Ｓ＿ｎを固定し、このレール構成部材を接続
   プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎで連結し、前記のレールピース
   Ｒ＿０〜Ｒ＿ｎとサイドプレートＳ＿０〜Ｓ＿ｎと接続
   プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎの折曲基準線Ｘ−Ｘ上の変曲部
   １，１ａ、４，４ａ、９，９ａの上部側と下部側を、適
   宜の傾斜勾配θのテーパ端面２，２ａ、３，３ａ、５，
   ５ａ、６，６ａ、１０，１０ａ、１１，１１ａに形成し
   、その多数組を折曲自在に枢設したことを特徴とするフ
   レキシブルレール。
9. （９）中間部のレールピースＲ＿１〜Ｒ＿ｎ＿−＿１と
   中間部のサイドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿−＿１と接続
   プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎの前後の長さを略同一の長さに
   形成し、当該レールピースＲ＿１〜Ｒ＿ｎ＿−＿１とサ
   イドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿−＿１を前後に距離ｅを
   齟齬して固定し、当該サイドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿
   −＿１の支軸用通孔７を、レールピースＲ＿１〜Ｒ＿ｎ
   ＿−＿１の変曲部１ａを左右に結ぶ線Ｚ−Ｚ上に形成し
   、当該線上に支軸用通孔１２を形成した接続プレートＰ
   ＿１〜Ｐ＿ｎを、サイドプレートＳ＿１〜Ｓ＿ｎ＿−＿
   １に対して前記の距離ｅの２倍程度を前後に齟齬してな
   る請求項第８項に記載のフレキシブルレール。
10. （１０）比較的短い長さの中間部のレールピースＲ＿１
    〜Ｒ＿ｎ＿−＿１を設け、サイドプレートＳ部と接続プ
    レートＰ部を一体にしてなるサイド接続プレートＱ＿１
    、Ｑ＿２・・・Ｑ＿ｎを設け、当該サイド接続プレート
    Ｑ＿１〜Ｑ＿ｎをレールピースＲ＿１〜Ｒ＿ｎ＿−＿１
    の左右両側面に固定し、前記レールピースＲ＿１〜Ｒ＿
    ｎ＿−＿１とサイド接続プレートＱ＿１〜Ｑ＿ｎの折曲
    基準線Ｘ−Ｘ上の変曲部１，１ａ、４，４ａ、９，９ａ
    の上部側と下部側を、適宜の傾斜勾配θのテーパ端面２
    ，２ａ、３，３ａ、５，５ａ、６，６ａ、１０，１０ａ
    、１１，１１ａに形成し、その多数組を折曲自在に枢設
    したことを特徴とするフレキシブルレール。
11. （１１）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎ
    を設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎの折曲基準線
    Ｘ−Ｘ上の変曲部１，１ａに軸受け２１、２２を形成し
    、当該軸受け２１、２２を支軸２３で連結し、前記変曲
    部１，１ａの上部側と下部側を適宜の傾斜勾配θのテー
    パ端面２，２ａ、３，３ａに形成し、その多数個を折曲
    自在に枢設したことを特徴とするフレキシブルレール。
12. （１２）コンベアレールＫにコンベアチェーンＣを嵌挿
    し、当該コンベアチェーンＣにワークＷを支持してなる
    搬送装置において、前記コンベアレールＫの適所に相対
    的に昇降移動するコンベアレールＫ＿１，Ｋ＿２を構成
    し、当該コンベアレールＫ＿１，Ｋ＿２に折曲自在なフ
    レキシブルレールＦ＿１〜Ｆ＿４を構成したことを特徴
    とするフレキシブル搬送装置。
13. （１３）コンベアレールＫの一方を固定レールＫ＿１と
    し、その他方を可動レールＫ＿２としてなる請求項第１
    ２項のフレキシブル搬送装置。
14. （１４）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎ
    を設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎにサイドプレ
    ートＳ＿０〜Ｓ＿ｎを固定し、当該サイドプレートＳ＿
    ０〜Ｓ＿ｎと隣合うレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎのサイ
    ドプレートＳ＿０〜Ｓ＿ｎとを接続プレートＰ＿１〜Ｐ
    ＿ｎで連結し、その多数組を折曲自在に枢設したフレキ
    シブルレールＦ＿１，Ｆ＿３としてなる請求項第１２項
    に記載のフレキシブル搬送装置。
15. （１５）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎ
    を設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎにサイドプレ
    ートＳ＿０〜Ｓ＿ｎを固定し、このレール構成部材の多
    数個を接続プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎで連結し、前記のレ
    ールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎとサイドプレートＳ＿０〜Ｒ
    ＿ｎと接続プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎの折曲基準線Ｘ−Ｘ
    上の変曲部１，１ａ、４，４ａ、９，９ａの上部側と下
    部側を、適宜の傾斜勾配θのテーパ端面２，２ａ、３，
    ３ａ、５，５ａ、６，６ａ、１０，１０ａ、１１，１１
    ａに形成し、その多数組を折曲自在に枢設したフレキシ
    ブルレールＦ＿１，Ｆ＿４としてなる請求項第１２項又
    は第１４項に記載のフレキシブル搬送装置。
16. （１６）比較的短い長さの中間部のレールピースＲ＿０
    〜Ｒ＿ｎ＿−＿１を設け、サイドプレートＳ部と接続プ
    レートＰ部を一体にしてなるサイド接続プレートＱ＿１
    ，Ｑ＿２・・・Ｑ＿ｎを設け、当該サイド接続プレート
    Ｑ＿１〜Ｑ＿ｎをレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎ＿−＿１
    の左右両側面に固定し、前記レールピースＲ＿０〜Ｒ＿
    ｎ＿−＿１とサイド接続プレートＱ＿１〜Ｑ＿ｎの折曲
    基準線Ｘ−Ｘ上の変曲部１，１ａ、４，４ａ、９，９ａ
    の上部側と下部側を、適宜の傾斜勾配θのテーパ端面２
    ，２ａ、３，３ａ、５，５ａ、６，６ａ、１０，１０ａ
    、１１，１１ａに形成し、その多数組を折曲自在に枢設
    したフレキシブルレールＦ＿２としてなる請求項第１２
    項に記載のフレキシブル搬送装置。
17. （１７）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎ
    を設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎの折曲基準線
    Ｘ−Ｘ上の変曲部１，１ａに軸受け２１、２２を形成し
    、当該軸受け２１、２２を支軸１３ａで枢設し、前記変
    曲部１，１ａの上部側と下部側を適宜の傾斜勾配θのテ
    ーパ端面２，２ａ、３，３ａに形成し、その多数個を折
    曲自在に枢設したフレキシブルレールＦ＿４としてなる
    請求項第１２項に記載のフレキシブル搬送装置。
18. （１８）トロリコンベアＴに支持したワークＷを間欠的
    に搬送し、当該ワークＷを所要の工程順序に従って配設
    した処理槽群Ｊで電着処理する電着塗装装置において、
    前記処理槽群Ｊの直上部に上下方向へ昇降自在な可動レ
    ールＫ＿２を構成し、当該可動レールＫ＿２とその前後
    の搬入レールＫ＿１と搬出レールＫ＿３との間に、折曲
    自在なフレキシブルレールＦ＿１〜Ｆ＿４を構成したこ
    とを特徴とする電着塗装装置。
19. （１９）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎ
    を設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎにサイドプレ
    ートＳ＿０〜Ｓ＿ｎを固定し、当該サイドプレートＳ＿
    ０〜Ｓ＿ｎと隣合うレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎのサイ
    ドプレートＳ＿０〜Ｓ＿ｎとを接続プレートＰ＿１〜Ｐ
    ＿ｎで連結し、その多数組を折曲自在に枢設したフレキ
    シブルレールＦ＿１，Ｆ＿４としてなる請求項第１８項
    に記載の電着塗装装置。
20. （２０）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎ
    を設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎにサイドプレ
    ートＳ＿０〜Ｓ＿ｎを固定し、このレール構成部材の多
    数個を接続プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎで連結し、前記のレ
    ールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎとサイドプレートＳ＿０〜Ｒ
    ＿ｎと接続プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎの折曲基準線Ｘ−Ｘ
    上の変曲部１，１ａ、４，４ａ、９，９ａの上部側と下
    部側を、適宜の傾斜勾配θのテーパ端面２，２ａ、３，
    ３ａ、５，５ａ、６，６ａ、１０，１０ａ、１１，１１
    ａに形成し、その多数組を折曲自在に枢設したフレキシ
    ブルレールＦ＿１，Ｆ＿４としてなる請求項第１８項又
    は第１９項に記載の電着塗装装置。
21. （２１）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎ
    を設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎにサイドプレ
    ートＳ＿０〜Ｓ＿ｎを固定し、このレール構成部材の多
    数個を接続プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎで連結し、前記のレ
    ールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎとサイドプレートＳ＿０〜Ｒ
    ＿ｎと接続プレートＰ＿１〜Ｐ＿ｎの折曲基準線Ｘ−Ｘ
    上の変曲部１，１ａ、４，４ａ、９，９ａの上部側と下
    部側を、適宜の傾斜勾配θのテーパ端面２，２ａ、３，
    ３ａ、５，５ａ、６，６ａ、１０，１０ａ、１１，１１
    ａに形成し、その多数組を折曲自在に枢設したフレキシ
    ブルレールＦ＿２としてなる請求項第１８項に記載の電
    着塗装装置。
22. （２２）比較的短い長さのレールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎ
    を設け、当該レールピースＲ＿０〜Ｒ＿ｎの折曲基準線
    Ｘ−Ｘ上の変曲部１，１ａに軸受け２１、２２を形成し
    、当該軸受け２１、２２を支軸１３ａで枢設し、前記変
    曲部１，１ａの上部側と下部側を適宜の傾斜勾配θのテ
    ーパ端面２，２ａ、３，３ａに形成し、その多数個を折
    曲自在に枢設したフレキシブルレールＦ＿４としてなる
    請求項第１８項に記載の電着塗装装置。