JPH04235812A - フレキシブルレール - Google Patents

フレキシブルレール

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JPH04235812A
JPH04235812A JP1947091A JP1947091A JPH04235812A JP H04235812 A JPH04235812 A JP H04235812A JP 1947091 A JP1947091 A JP 1947091A JP 1947091 A JP1947091 A JP 1947091A JP H04235812 A JPH04235812 A JP H04235812A
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lip groove
lip
rail
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Hideyuki Sakai
酒井 英行
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DAIWA TORYO HANBAI KK
NICHIDAI KOGYO KK
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DAIWA TORYO HANBAI KK
NICHIDAI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、トロリコンベア
、クロスバーコンベア、パレットコンベア、スラットコ
ンベア、スライドコンベア等の各種コンベア装置におい
て、上下方向への高低変化を自在としたい箇所における
コンベアレールとして使用すると有益な、自在レールと
でも称すべきフレキシブルレールに関するものである。
【0002】
【コンベアレールの従来の技術】周知のように、比較的
小物軽量なワークや中程度の大きさや重さのワークを搬
送するトロリコンベアは、断面が下向き凹状又はC型鋼
等のコンベアレールに、サイドローラ付きコンベアチェ
ーンやユニバーサルチェーン等のコンベアチェーンを転
動案内し、これにてコンベアチェーンに支持したハンガ
にワークを吊持して搬送に供している。従って、此種の
トロリコンベアでは、直線状の直レール、45度や90
度等に曲成したコーナーレール、或は、上面が45度や
30度等に反り曲げられた凹レールや、逆に、下面が4
5度や30度に反り曲げられた凸レール等の種々のコン
ベアレールを組み合わせることで、無端のコンベアライ
ンを構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点1】ところが、斯様な
トロリコンベアの場合には、コンベアチェーンを転動案
内するコンベアレールが不動状態で固定的に組み合わせ
られている為、その適所でコンベアレールを自在に高低
変化させることができないものであった。
【0004】
【電着塗装装置の従来の技術】他方、本発明者は、従来
、特開昭62−54097号公報に開示するように、コ
ンベアチェーンに支持したワークを間欠搬送するトロリ
コンベアと、電着塗装の工程順序に従って配設した処理
槽群と、電着処理したワークの焼き付け乾燥炉を組み合
わせてなる装置において、昇降作動する1又は2以上の
昇降テーブル上に前記処理槽群を設置してなる電着塗装
装置を提供している。この場合、固定的に構成したコン
ベアレールに沿ってトロリコンベアが転動案内されて循
環するように構成すると共に、当該コンベアチェーンに
適宜の間隔ごとに吊持したワークに対して、その直下部
の昇降テーブルの上に設置した処理槽群を昇降移動させ
ることによって、比較的小物軽量部品に対する前処理、
電着処理、焼き付け乾燥処理を、比較的小型コンパクト
な装置によって効率良く行えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点2】ところが、比較的
大きなワークを対象としようとする場合、それに付随し
て個々の処理槽の大きさも大型化せねばならないが、そ
れに伴って処理槽群の大幅な重量増加を招来することに
なる。また、個々の処理槽でワークを前処理したり、電
着処理したり、後処理に供する場合、ワークが大きくな
ればなる程、その上下の昇降ストロークも大きくとる必
要性が生じ、それが為、昇降テーブルを駆動させる昇降
装置を格段に大型化し、その駆動力も大幅に増強せねば
ならない。斯様に、トロリコンベアに吊持したワークに
対して、大幅に重量増加した処理槽群を、上下方向に大
きなストロークで昇降移動させることは、装置的にみて
必ずしも効率に優れるものとはいい難い。
【0006】そこで、本発明者は、処理槽群それ自体は
不動状態で固定的に設置する反面、当該処理槽群でワー
クを前処理したり、電着処理したり、後処理するに、処
理槽群の直上部で搬送停止したワーク全体を、当該直上
部に構成したコンベアレールごと昇降移動自在とするこ
とに着眼した。その為には、ワークを最先の処理槽へ搬
入するコンベアレール(以下、搬入レールという)の末
端部と、処理槽群の直上部で昇降自在に支持するコンベ
アレール(以下、昇降レールという)の先端部との間、
及び、当該昇降レールの末端部とワークを後工程の焼き
付け乾燥炉へ搬出するコンベアレール(以下、搬出レー
ルという)の先端部との間で、コンベアチェーンの転動
案内機能を保持しつつ、上下方向へ適宜のストロークで
高低変化を自在とするレール構造とする必要性が生じた
【0007】
【問題点を解決するための手段】そこで、本発明者は、
前記のような箇所における昇降レールの高低変化に円滑
に応動自在な自在レールとでも称すべきフレキシブルレ
ールとして、リップ溝型レールを比較的短い長さに形成
してなるリップ溝型ピースR0〜Rnを設け、当該リッ
プ溝型ピースR0〜RnをC字状に配設すると共に、そ
の片側にサイドプレートS0〜Snを固定し、当該サイ
ドプレートS0〜Snと隣合うリップ溝型ピースR0〜
RnのサイドプレートS0〜Pnとを接続プレートP1
〜Pnで連結し、その多数組を折曲自在に枢設してなる
フレキシブルレールを提供したのである。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るフレキシブルレールFの
実施例を添付図面に従って説明するに、そのコンベアレ
ールとして、リップ溝型鋼(以下、リップ溝型レールと
いう)を採択した場合について説明する。このリップ溝
型レールは、C字状の断面構造を呈し、鉛直な側板部2
1とその上下両端部に折曲した上板部22と下板部22
Aと、当該上板部22と下板部22Aから折曲した上リ
ップ部23と下リップ部23Aとからなり、当該上リッ
プ部23と下リップ部23Aの間には溝状開口部24が
形成された状態、即ち、自己の先行出願(特願平1−1
85660号)における伏せコ字状乃至伏せC字状のリ
ップ溝型レールにおける天板部を、鉛直に立ち上げた側
板部21とする状態にして構成される。
【0009】R0〜Rnはリップ溝型レールを比較的短
い長さに切断加工したリップ溝型鋼のレールピース(以
下、リップ溝型ピースという)であって、当該リップ溝
型ピースR0〜Rnの全高の下部4分の1〜3分の1程
度の高さ位置に、フレキシブルレールFとしての折曲基
準線X−Xを設定している。1,1aは上部側と下部側
に向かって傾斜勾配θを変える鈍角状(円弧状でも可)
の変曲部であって、図1や図2に示す中間部のリップ溝
型ピースR1〜Rn−1(先端部と末端部を除く)の場
合には、折曲基準線X−X上の前後両端部に変曲部1,
1aが形成されるに対し、図4に示す先端部のリップ溝
型ピースR0と、図5に示す末端部のリップ溝型ピース
Rnの場合には、折曲基準線X−X上の前後いずれか一
方の端部に形成される。2,2aはリップ溝型ピースR
0〜Rnにおける変曲部1,1aの上部側に形成した上
部テーパ端面であって、斜め上向きに4度程度の傾斜角
度θでテーパ状に切り落としている。3,3aは変曲部
1,1aの下部側に形成した下部テーパ端面であって、
斜め下向きに4度程度の傾斜角度θでテーパ状に切り落
としている。
【0010】S0〜Snはリップ溝型ピースR0〜Rn
の左右両側面に固定したサイドプレートであって、その
内、中間部のサイドプレートS1〜Sn−1と中間部の
リップ溝型ピースR1〜Rn−1とは略等長に形成され
、中間部のリップ溝型ピースR1〜Rn−1に対して、
サイドプレートS1〜Sn−1幅の5分の1〜6分の1
程度の距離eを前後に齟齬した状態でリップ溝型ピース
R1〜Rn−1を溶接している。4,4aはサイドプレ
ートS0〜Snの変曲部であって、中間部のサイドプレ
ートS1〜Sn−1の場合には、それを上下に略2等分
する折曲基準線X−X上の前後両端部に形成され、また
、先端部と末端部のサイドプレートS0,Snの場合に
は、前後いずれか一方の端部に形成される。5,5aは
変曲部4,4aの上部側にテーパ状に形成した上部テー
パ端面であって、斜め上向きに4度程度の傾斜角度θで
切り落としている。6,6aは変曲部4,4aの下部側
にテーパ状の形成した上部テーパ端面であって、斜め下
向きに4度程度の傾斜角度θでテーパ状に切り落として
いる。7は末端部のサイドプレートSnを除く、サイド
プレートS0〜Sn−1に形成した支軸用通孔であって
、リップ溝型ピースR0〜Rn−1の後端変曲部1aを
左右に結ぶ線Z−Z上であって、サイドプレートSの折
曲基準線X−X上の後部寄りにプレート幅の5分の1〜
6分の1程度の距離eを内側に入った位置に開口形成し
ている。8は先端部のサイドプレートS0を除く、サイ
ドプレートS1〜Snに形成したネジ孔であって、サイ
ドプレートS1〜Snの前部位置の折曲基準線X−X上
の前後2箇所と、その2等分線上の上下2箇所の合計4
箇所に穿設している。
【0011】P1〜Pnは隣合うサイドプレートS0〜
Snを連結する接続プレートであって、中間部のサイド
プレートS1〜Sn−1と同寸同形に形成され、当該サ
イドプレートS1〜Sn−1に対して、その前方向に接
続プレートP1〜Pn幅の5分の1〜6分の1程度の距
離eの2倍程度を齟齬した状態で配設される。9,9a
は接続プレートP1〜Pnの変曲部であって、当該接続
プレートP1〜Pnを上下に略2等分する折曲基準線X
−X上の前後両端部に形成される。10,10aは変曲
部9,9aの上部側にテーパ状に形成した上部テーパ端
面であって、斜め上向きに4度程度の傾斜角度θで切り
落としている。11,11aは変曲部9,9aの下部側
にテーパ状に形成した下部テーパ端面であって、斜め下
向きに4度程度の傾斜角度θで切り落としている。
【0012】12は接続プレートP1〜Pnに形成した
支軸用通孔であって、接続プレートP1〜Pnの折曲基
準線X−Xの前部寄りのプレート幅の5分の1〜6分の
1程度の距離eを隔てた内側位置に、且つ、リップ溝型
ピースR1〜Rnの前端変曲部1を左右に結ぶ線Z−Z
上に開口形成している。13は末端部のサイドプレート
Snを除く、サイドプレートS1〜Sn−1と接続プレ
ートP1〜Pnとを枢設する支軸であって、その先端部
の小径側13aを接続プレートSの通孔12に嵌合して
溶接固定し、末端部の大径側13bをサイドプレートS
0〜Sn−1の通孔7に嵌挿して枢設している。14は
ボルト挿通用の通孔であって、接続プレートS1〜Sn
の後部側の折曲基準線X−X上の前後2箇所と、その2
等分線上の上下2箇所の合計4箇所に穿設している。1
5は取付ボルト、16はワッシャであって、此等により
サイドプレートS1〜Snのネジ孔8に接続プレートS
1〜Snを締め付け固定する。
【0013】尚、17は先端部のリップ溝型ピースR0
の前端部を略鉛直に切り落とした鉛直端面であって、当
該鉛直端面17には搬入レールK1の末端部や搬出レー
ルK3の先端部が突き合わせられ、その突き合わせ部分
の上下両端部に連結プレート25,25Aを固定してい
る。18はサイドプレートS0の前端上部を略鉛直に切
り落とした鉛直端面である。19は末端部のリップ溝型
ピースRnの後端部を略鉛直に切り落とした鉛直端面で
あって、当該鉛直端面19には昇降レールK2の前端部
と後端部が突き合わせられ、その突き合わせ部分の上下
両端部に連結プレート26,26Aを固定している。2
0は末端部のサイドプレートSnの後端上部を略鉛直に
切り落とした鉛直端面である。
【0014】従って、中間部のリップ溝型ピースR1〜
Rn−1に中間部のサイドプレートS1〜Snを固定し
てなるレール構成部材を長手方向へ次々と連設すると共
に、その先端部と末端部には、リップ溝型ピースR0,
RnにサイドプレートS0,Snを固定した端部用のレ
ール構成部材を配設し、此等の隣合うサイドプレートS
0〜Snの相互間に接続プレートP1〜Pnを差し渡し
て枢設支持する。この場合、接続プレートP1〜Pnの
通孔12に嵌挿した支軸13の小径側13aを予め溶接
しておき、その大径側13bをサイドプレートS0〜S
n−1の通孔7に嵌挿し、次いで、サイドプレートS1
〜Snのネジ孔8に接続プレートP1〜Pnの通孔14
を臨ませた上で、取付ボルト15を螺合固定する。これ
にて本発明に係るフレキシブルレールFが、図6に示す
ように直線状にして連鎖状に組み立てられて折曲自在に
構成される。
【0015】尚、本実施例では、上下部のテーパ端面2
,2a、3,3a、5,5a、10,10aの傾斜角度
θを、上下略同じ4度程度に形成しているが、上部テー
パ端面2,2aの傾斜角度θを下部テーパ端面3,3a
に比して大きくしたり、逆に、小さくしたり、或は、上
下の傾斜角度θを2度程度の勾配にしたり、場合によっ
ては、6度〜10度程度にすることもできる。
【0016】
【フレキシブルレールの作用】而して、フレキシブルレ
ールFの一端部を固定し、その他端部を上下方向へ昇降
移動すると、それに伴って先端部と末端部のサイドプレ
ートS0,Sn付きリップ溝型ピースR0,Rnを除く
、中間部のレール構成部材であるリップ溝型ピースR1
〜Rn−1付きサイドプレートS1〜Sn−1と接続プ
レートP1〜Pnが徐々に折り曲げられ、特に、図9や
図10に示すように、フレキシブルレールFの先端部寄
りと後端部寄りに位置する隣合うリップ溝型ピースR0
,R1,R2,R3・・・Rn−3,Rn−2,Rn−
1,Rnの前後のテーパ端面2,2a、3,3aの上部
側又は下部側のいずれか一方が突き合わされ、同じくフ
レキシブルレールFの先端部寄りと後端部寄りに位置す
る隣合うサイドプレートS0,S1,S2,S3・・・
Sn−3,Sn−2,Sn−1,Snの前後のテーパ端
面5,5a、6,6aの上部側又は下部側のいずれか一
方が突き合わされ、更には、フレキシブルレールFの先
端部寄りと後端部寄りに位置する隣合う接続プレートP
1,P2,P3・・・Pn−2,Pn−1,Pnの前後
のテーパ端面10,10a、11,11aの上部側又は
下部側のいずれか一方が適度に突き合わされて折り曲が
り、また、フレキシブルレールFの先端部寄りと後端部
寄りの位置を除く中間部分では、此等のレール構成部材
が前後に多少の傾斜間隙を隔てて折り曲げられる。これ
にて、本発明のフレキシブルレールFによる上下方向へ
の適宜のストロークが確保される。
【0017】このフレキシブルレールFには、通常、サ
イドローラ付きコンベアチェーンやユニバーサルチェー
ン等のコンベアチェーンCが嵌挿されて搬送案内される
が、その際、コンベアチェーンCにおける案内ローラG
を円滑に転動案内させる上で、フレキシブルレールFに
おける隣合うリップ溝型ピースR0〜Rnの相互間の下
部側に必要以上の間隙が形成されることは好ましくない
。 それを防止する為に、リップ溝型ピースR0〜Rnの折
曲基準線X−Xを、当該リップ溝型ピースR0〜Rnを
上下に2等分する中心位置を含む下部位置、具体的には
、リップ溝型ピースR0〜Rnの全高の下部4分の1〜
3分の1程度の高さ位置に設定し、また、折曲基準線X
−X上における変曲部1,1aの上部側と下部側を4度
程度の傾斜勾配θに設定している。
【0018】
【変形例】本実施例の場合には、リップ溝型ピースR0
〜RnとサイドプレートS0〜Snと接続プレートP1
〜Pnとからなるレール構成部材の総てに、適宜の傾斜
勾配θのテーパ端面2,2a、3,3a、5,5a、6
,6a、10,10a、11,11aを形成したが、搬
送対象物の重さが比較的軽量であるような場合には、リ
ップ溝型ピースR0〜RnとサイドプレートS0〜Sn
と接続プレートP1〜Pnとからなるレール構成部材の
内、いずれか1又は2以上の構成部材に、傾斜勾配θの
テーパ端面2,2a、3,3a、5,5a、6,6a、
10,10a、11,11aを構成してなるフレキシブ
ルレールFとすることもできる。尚、図9にはフレキシ
ブルレールFの前後両端部に連結したコンベアレールK
1,K2のいずれか一方を、昇降移動させた場合におけ
るストローク状態を図示しているが、図10では中央部
の昇降レールK2を上下に昇降移動させ、その前後両端
部の搬入レールK1と搬出レールK3を固定した場合に
おける、フレキシブルレールFの上下方向へのストロー
ク状態を図示している。
【0019】
【応用例】本発明のフレキシブルレールFを組み込んで
なる応用例としては、図11に示すような左右幅方向に
適宜の間隔を隔てて、2条のコンベアレールK1〜K3
を並設状態で、且つ、図9に示すようにライン構成し、
当該コンベアレールK1〜K3に嵌挿したコンベアチェ
ーンCから、図7,図8に示すように支持部材27を立
ち上げ、当該支持部材27にクロスバー28(パレット
でも可)を左右方向へ差し渡し、当該クロスバー28か
ら垂下形成したワークハンガ29にワークWを吊持した
り、或は、差し渡したパレットにワークWを乗せてチェ
ーン移動する等の両端支持構造のコンベア装置に応用す
ることにより、クロスバー28に吊設したワークWを上
下方向へ昇降自在とすることができる。
【0020】図11において、30は基台上に設置した
処理槽であって、その左右両側位置に前後に間隔を隔て
て支持マスト31を立設固定している。32は昇降自在
に張り出した支持フレームであって、その先端部に上向
きC字状断面の昇降レールK2を配設している。33は
支持マスト31に正逆回転自在に支持した駆動軸であっ
て、当該駆動軸33に駆動スプロケット34を嵌着固定
している。35は駆動スプロケット34に掛架支持した
伝動チェーンであって、その一端部を支持フレーム32
に固定し、その他端部にはカウンターウエイト36を固
定している。而して、左右の駆動軸33を同期させて正
逆回転すると、支持フレーム32が昇降移動し、これに
てクロスバー28に吊設したワークWが昇降移動し、ま
た、その際、昇降レールK2の前後に配設したフレキシ
ブルレールFは、図9に示すように折れ曲げられて作動
することになる。尚、本発明のフレキシブルレールFを
、図11のようなクロスバーコンベアやパレットコンベ
ア、スラットコンベア、スライドコンベア等のコンベア
装置に応用したり、更には、図7や図8に示すように、
コンベアチェーンCからトロリハンガ27を垂下形成し
てなるトロリコンベア等の各種コンベア装置へ応用する
こともできる。
【0021】
【発明の効果】本発明では、前記のようにリップ溝型レ
ールを比較的短い長さに形成してなるリップ溝型ピース
R0〜Rnを設け、当該リップ溝型ピースR0〜Rnを
C字状に配設すると共に、その片側にサイドプレートS
0〜Snを固定し、当該サイドプレートS0〜Snと隣
合うリップ溝型ピースR0〜RnのサイドプレートS0
〜Pnとを接続プレートP1〜Pnで連結し、その多数
組を折曲自在に枢設してなるフレキシブルレールを提供
したので、コンベアレールにおける適所を自在に高低変
化するに極めて利便であるばかりか、当該フレキシブル
レールに沿ってコンベアチェーンの案内ローラを円滑に
転動案内できる搬送レールとして、多様な使途に有益に
利用することができる画期的な効果を齎す。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレキシブルレールの主要部を構成する中間部
のレール構成部材を分解した状態を示す斜視図である。
【図2】中間部のリップ溝型ピースとその側面に固定し
たサイドプレートを示す正面図である。
【図3】フレキブルレールの構成部材である接続プレー
トを示す正面図である。
【図4】先端部のリップ溝型ピースとその側面に固定し
た先端部のサイドプレートを示す斜視図である。
【図5】末端部のリップ溝型ピースとその側面に固定し
た末端部のサイドプレートを示す斜視図である。
【図6】フレキシブルレールの全体を長手方向へ直線状
に連設した状態を示す正面図である。
【図7】図6に示すフレキシブルレールのI−I線断面
図である。
【図8】図6に示すフレキシブルレールのII−II線
断面図である。
【図9】フレキシブルレールの前後両端部のいずれか一
方を、上下方向へ昇降移動させた状態を示す正面図であ
る。
【図10】中央部の昇降レールと前後両端部の固定レー
ルとの間に構成したフレキシブルレールを、昇降レール
の昇降移動によって上下方向へストロークさせた状態を
示す正面図である。
【図11】昇降レールの昇降駆動装置とクロスバーの直
下部に構成される処理槽を示す概要側面図である。
【符号の説明】
F  フレキシブルレール R0〜Rn  リップ溝型ピース X−X  折曲基準線 S0〜Sn  サイドプレート P1〜Pn  接続プレート θ  傾斜角度 e  距離 Z  軸線 K1,K2,K3  コンベアレール C  コンベアチェーン W  ワーク 1,1a  変曲部 2,2a  上部テーパ端面 3,3a  下部テーパ端面 4,4a  変曲部 5,5a  上部テーパ端面 6,6a  下部テーパ端面 7  通孔 8  ネジ孔 9,9a  変曲部 10,10a  上部テーパ端面 11,11a  下部テーパ端面 12  通孔 13  支軸 14  通孔 15  取付ボルト 16  ワッシヤ 17,18,19,20  鉛直端面 21  下板部 22  側板部 23  リップ部 24  溝状開口部 25,25A、26,26A  連結プレート27  
トロリハンガ 28  クロスバー 29  ワークハンガ 30  処理槽 31  支持マスト 32  支持フレーム 33  駆動軸 34  駆動スプロケット 35  伝動チェーン 36  カウンターウエイト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  リップ溝型レールを比較的短い長さに
    形成してなるリップ溝型ピースR0〜Rnを設け、当該
    リップ溝型ピースR0〜RnをC字状に配設すると共に
    、その片側にサイドプレートS0〜Snを固定し、当該
    サイドプレートS0〜Snと隣合うリップ溝型ピースR
    0〜RnのサイドプレートS0〜Pnとを接続プレート
    P1〜Pnで連結し、その多数組を折曲自在に枢設した
    ことを特徴とするフレキシブルレール。
  2. 【請求項2】  リップ溝型ピースR0〜Rnを鉛直な
    側板部21と、その上下両端部に折曲した上板部22と
    下板部22Aと、当該上板部22と下板部22Aの端部
    に折曲した上リップ部23と下リップ部23Aとからな
    り、当該上リップ部23と下リップ部23Aの間に溝状
    開口部24を形成してなる請求項1項に記載のフレキシ
    ブルレール。
  3. 【請求項3】  リップ溝型ピースR0〜Rnとサイド
    プレートS0〜Snと接続プレートP1〜Pnとからな
    る構成部材の内、いずれか1又は2以上の構成部材の折
    曲基準線X−X上に位置する変曲部1,1a、4,4a
    、9,9aの上部側と下部側を、適宜の傾斜勾配θのテ
    ーパ端面2,2a、3,3a、5,5a、6,6a、1
    0,10a、11,11aに構成してなる請求項1項又
    は2項に記載のフレキシブルレール。
  4. 【請求項4】  中間部のリップ溝型ピースR1〜Rn
    −1と中間部のサイドプレートS1〜Sn−1の前後の
    長さを略同一の長さに形成し、当該リップ溝型ピースR
    1〜Rn−1とサイドプレートS1〜Sn−1を前後に
    距離eを齟齬して固定し、当該サイドプレートS1〜S
    n−1の支軸用通孔7を、リップ溝型ピースR1〜Rn
    −1の変曲部1aを左右に結ぶ線Z−Z上に構成してな
    る請求項1項、2項又は3項に記載のフレキシブルレー
    ル。
  5. 【請求項5】  中間部のリップ溝型ピースR1〜Rn
    −1と中間部のサイドプレートS1〜Sn−1と接続プ
    レートP1〜Pnの前後の長さを略同一の長さに形成し
    、当該リップ溝型ピースR1〜Rn−1とサイドプレー
    トS1〜Sn−1を前後に距離eを齟齬して固定し、当
    該サイドプレートS1〜Sn−1の支軸用通孔7を、リ
    ップ溝型ピースR1〜Rn−1の変曲部1aを左右に結
    ぶ線Z−Z上に形成し、当該線上に支軸用通孔12を形
    成した接続プレートP1〜Pnを、サイドプレートS1
    〜Sn−1に対して前記の距離eの2倍程度を前後に齟
    齬してなる請求項1項、2項、3項又は4項に記載のフ
    レキシブルレール。
  6. 【請求項6】  リップ溝型ピースR0〜Rnの折曲基
    準線X−Xを、当該リップ溝型ピースR0〜Rnを上下
    に2等分する中心位置を含む下部位置に設定し、当該折
    曲基準線X−Xと略同一の線上にリップ溝型ピースR0
    〜RnとサイドプレートS0〜Snと接続プレートP1
    〜Pnの変曲部1,1a、4,4a、9,9aを形成し
    てなる請求項1項、2項、3項、4項又は5項に記載の
    フレキシブルレール。
  7. 【請求項7】  リップ溝型ピースR0〜Rnの折曲基
    準線X−Xを、当該リップ溝型ピースR0〜Rnの高さ
    の下部4分の1〜3分の1程度の位置に設定してなる請
    求項6項に記載のフレキシブルレール。
  8. 【請求項8】  リップ溝型レールを比較的短い長さに
    形成してなるリップ溝型ピースR0〜Rnを設け、当該
    リップ溝型ピースR0〜RnをC字状に配設すると共に
    、その片側にサイドプレートS0〜Snを固定し、この
    レール構成部材を接続プレートP1〜Pnで連結し、前
    記のリップ溝型ピースR0〜RnとサイドプレートS0
    〜Snと接続プレートP1〜Pnの折曲基準線X−X上
    の変曲部1,1a、4,4a、9,9aの上部側と下部
    側を、適宜の傾斜勾配θのテーパ端面2,2a、3,3
    a、5,5a、6,6a、10,10a、11,11a
    に形成し、その多数組を折曲自在に枢設したことを特徴
    とするフレキシブルレール。
  9. 【請求項9】  リップ溝型ピースR0〜Rnを鉛直な
    側板部21と、その上下両端部に折曲した上板部22と
    下板部22Aと、当該上板部22と下板部22Aの端部
    に折曲した上リップ部23と下リップ部23Aとからな
    り、当該上リップ部23と下リップ部23Aの間に溝状
    開口部24を形成してなる請求項8項に記載のフレキシ
    ブルレール。
  10. 【請求項10】  中間部のリップ溝型ピースR1〜R
    n−1と中間部のサイドプレートS1〜Sn−1と接続
    プレートP1〜Pnの前後の長さを略同一の長さに形成
    し、当該リップ溝型ピースR1〜Rn−1とサイドプレ
    ートS1〜Sn−1を前後に距離eを齟齬して固定し、
    当該サイドプレートS1〜Sn−1の支軸用通孔7を、
    リップ溝型ピースR1〜Rn−1の変曲部1aを左右に
    結ぶ線Z−Z上に形成し、当該線上に支軸用通孔12を
    形成した接続プレートP1〜Pnを、サイドプレートS
    1〜Sn−1に対して前記の距離eの2倍程度を前後に
    齟齬してなる請求項8項又は9項に記載のフレキシブル
    レール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013011009A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Almex Pe Inc 表面処理装置及びワーク保持治具
CN108316067A (zh) * 2018-04-10 2018-07-24 中信重工开诚智能装备有限公司 一种巡检机器人用柔性轨道系统

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