JPH03500536A - セファロスポリン抗生物質類 - Google Patents

セファロスポリン抗生物質類

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JPH03500536A JP63508353A JP50835388A JPH03500536A JP H03500536 A JPH03500536 A JP H03500536A JP 63508353 A JP63508353 A JP 63508353A JP 50835388 A JP50835388 A JP 50835388A JP H03500536 A JPH03500536 A JP H03500536A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 セファロスポリン抗生物質類 緒言 本発明は7β−[2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−2(Z )−(メトキシイミノ)アセトアミドロセフ−3−エム−4−カルボン酸または その医薬上許容される塩の核を有し、かつその3−チオメチル−セフ−3−エム 値上にその新規部位を有する新規抗生物質に関し、かかる化合物は、第一に、こ れらのセファロスポリン化合物に対して感受性の細菌によって引き起こされる病 原性感染を阻止し、防止しまたはそれと戦う、有用な温血動物を治療するための 抗生物質として有用である。
1咀9實屡 7− [2−(アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−2−(メトキシイミ ノ)アセトアミド] −3−[(フルー2−イルカルボニル)−チオメチル]− 3−セフェムー4−カルボン酸と命名されるセファロスポリン抗生物質セフチオ フル、そのカルボ牛シル基のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩およびアミン 塩なちびにその容易に加水分解できるエステル基がラビーウら(Labeeuw  et al)、米国特許第4464367号に記載され、特許請求されている 。
セフチオフルのハロゲン化水素酸塩、特にその塩酸塩が1984年10月25日 出願の米国特許出願664651号に記載され、特許請求されている。かかるセ フチオフルハロゲン化水素酸塩を開示する対応の南アフリカ特許第85/761 3号が公開されている。
オチアイ(Ochiai)の米国特許第4278671号なるびに関連特許第4 510138号および4520194号は、いくつかの7−C2−(2−7ミ/ チアゾール−4−イル)−2−(シン)−メトキシイミノアセトアミドニセファ ロスボリン類を開示している。R3または3− (R,−CH,−)セファロス ポリン分子位に位置する多くの基が記載されている。第1欄、67および68行 に多くのかかるR5基のうちヒドロキシおよびメルカプトが言及されているが、 かかる3−メルカプトメチルタイプの特別の化合物:!そこには名称が見当たら ない。
デスアシルセフォタキシム、7− 二2− (2−アミノ−1,3−チアゾール −4−イル)−(シン)−2−メトキシイミノアセトアミド]−3−ヒドロキシ メチルセフ−3−エム−4−カルボン酸が、アルツネイミテル・フォルシ二ング ・ドラッグ・リサーチ(Arznei−mittel Forschung D rug Re5earch)、34 (I[) 、No、12(1984)、1 7エ9ないし1723頁において、シイ・エム・マクドナルドら(C,M、 M acdonald、 et al)による「ラット、イヌおよびヒトにおけるセ フォタ牛シムの素因(Disposition of Cefotaximei n Rat、 Dog and Man)Jと標題された出版物に開示されてい るが、かかる出版物は本発明の3−メルカプトメチル化合物を開示しておらず、 また本発明者らが本発明に関して見い出した利点を示唆もしていない。
1982年10月14日に公開された公開PCT出願WO32103395は、 構造−3’S”−Rよりなる少なくとも1つの基を示すいくつかの治療上活性な 有機化合物を開示しているが、ここに特許請求するセファロスポリン化合物を開 示するものでない。
1980年4月3日出願の日本国特許出願の1981年10月30日に公開され た日本国公開出願J 56139−494号のダーウェント・アブストラクトN o、91799D150はセフアミチンジスルフィドの対称性ダイマー化合物を 開示しているが、ここに特許請求する化合物を開示するものでない。
発明の目的 本発明の目的は、化合物自体として、いくつかの新しい7β−[−(2〜アミノ −1,3−チアゾール−4−イル”)−2−(Z)−(メトキシイミノ)アセト アミドロセフ−3−エム−4−カルボン酸の3位誘導体抗生物質化合物を提供す ることにある。
本発明のもう1つの目的は、本発明の化合物である新しい7β−ニー(2−アミ ノ−1,3−チアゾール−4−イル’)−2−(Z)−(メトキシイミノ)アセ トアミトコセフ−3−エム−4−カルボン酸誘導体またはその塩の1つをその活 性セファロスポリン抗生物質成分として含有する有用で獣医薬組成物を提供する ことにある。
本発明のもう1つの目的は、本発明の化合物である新しい7β−[−(2−アミ /−1,3−チアゾール−4−イル)−2−(Z)−(メトキシイミノ)アセト アミド]セフー3−エム−4−カルボン酸誘導体またはその医薬上許容される塩 の1つの抗生物質有効量を有用な混血動物に投与することによって、破壊、中和 または脱離に対して感受性の細菌によって引き起こされた感染を該動物が阻止し 、防止しまたはそれと戦うよう助力して該動物を治療する方法またはプロセスま たは使用を提供することにある。
発明の要約 簡単に述べれば、本発明は後記チャートシート上の式Iまたは■によって定義さ れるいくつかの新しいセファロスポリン抗生物質化合物を提供するものであり、 式中において、Rは水素、または選択した医薬上許容されるカチオン(後者の場 合にはR,は存在せず)であるか、あるいはRは水素またはR1が医薬上許容さ れる酸付加塩アニオンである場合は化学結合であり、 R7は、 (b)式■または■全化合物がダイマーとなるようにR2位の左の式■または■ 化合物分子の複製、 (C)アミ7カルボニルメチル基、すなわちH,NC(0)CH。
基、および (d)−3R,基、ここにRoは、 C1ないしC1−アルキル、 クロロ−置換フェニル、 ニトロ−置換フェニル、 を意味する。
本記載において、式■化合物は式■化合物の定義範囲内に包含される。
また、本発明は、1種またはそれ以上の医薬上許容される賦形剤成分と混合した 前記の新しい式Iまたは■化合物よりなる医薬組成物、ならびに有用な温血動物 を細菌感染から保護しまたはそれと戦うのに十分な前記新しい式!または■化合 物の1種を含有する医薬組成物の抗菌的有効量を該動物に投与することによって 、これらの式IまたはHの新しいセファロスポリン化合物のうち1種に感受性の 病原菌による感染を阻止し、防止し、戦いまたは逆作用を及ぼして該動物を治療 するための新しい方法、プロセスまたは使用を提供するものである。
発明の好ましい具体例 種々の可能な3−位置換基を説明する本発明の好ましい具体例を以下に記載して 本発明の詳細な説明し、また例示する。後記する弐■ないしX化合物は前記式I および■化合物内に包含される。
式mおよびX化合物 本発明の本態様において、本発明者らは、そのアミノ酸形で示したが白場または 両性イオン形でも存在できる、(式(I)の定義内にある式m化合物)3−メル カプトメチル−7β−:2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル”) −(Z)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]セフー3−エム−4−カルボ ン酸が種々の獣医学上臨床的に重要な生物学的病原たる微生物に対する有用な抗 生物質であることを見い出した。本発明者らは、それが、有用な温血動物患者が このセファロスポリン抗生物質化合物に対して感受性の細菌による感染効果を阻 止し、防止し、戦いまたは逆作用を及はすのを助力するために該動物に投与する ための適当な医薬組成物中に混合する準備ができるまで、安定な化合物形態であ る粉末として貯蔵できる安定化合物とすることができることを見い出した。また 、本発明者らは、この式■化合物はセフチオフルよりも抗生物質として生物学的 に長く作用することも見い出した。加うるに、かついずれかの特定の作用理論に 結び付ける意志なくして、本発明者らは、この式!または■化合物により保持さ れる抗生物質作用は、前記先行技術化合物が有していないその活性3−メルカプ トメチル基によるものであることを見い出した。本化合物のこの3−メルカプト 基は蛋白および血液成分化合物からの内因性チオールおよびR1−3−S−ジス ルフィド化合物(ここに、R3は動物血液または動物の身体に存在する体内蛋白 の残基を示す)と迅速に反応でき、ごの特性により、この抗生物質がセフチオフ ルより長い間動物の体内、血液中を通って運ばれあるいはそれらの中で維持され 、かつ容易に切断されてもとの活性化合物を放出することが可能となり、それに より活性化合物がその抗生物質機能を長時間にわたって発揮することができ、そ のため該抗生物質は他の抗生物質よりも低い頻度で動物に投与する必要がある。
本発明の式m化合物はそれ自体で(両性イオン形)、またはアルカリ金属塩、ア ルカリ土類金属塩もしくはアミン塩または重金属塩形あるいは容易に加水分解で きるそのエステル(式■、Rは水素マたは選択される塩、例えばナトリウム、カ リウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、コバルト、銅、ジメチルアミン、ト リエタノールアミン塩等)のごとき医薬上許容される塩(式べ)に変換するが、 あるいは塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩のごときその医薬上許容される酸付加塩 (式■、R,は選択された付加酸基)に変換するか、あるいはメタンスルホン酸 、p−トルエンスルホン酸、tert−フ4ルスルホン酸等のごとき酸との有機 酸塩等(Rは水素)に変換できる。塩酸塩が今回好ましいものである。
式■化合物は、前記ラビーウら(Labeeuv et al)、米国特許第4 464367号に記載され、特許請求されているセフチオフルから種々の方法に よって化学的に合成できる。
本発明者らは、セフチオフル出発物質の形態に応じ、セフチオフルのフロイルカ ルボニル基を加水分解により除去して、該プロセスの生成物として、フロイルカ ルボン酸、塩化フロイルおよびアルカリもしくは酸塩副生成物のごとき副生成物 フロイル(フランカルボニル)誘導体のバルクから分離した所望の式(I[I) 化合物の安定粉末を得る3種の方法によって、セフチオフルから乾燥した安定粉 末の目的生成物として我々の弐m化合物を作った。これらの方法は後記する詳細 な実施例1tいし3によって例示する。今回、ジチオエリスリトールの使用を含 む実施例2の方法が好ましい。
式■の化合物またはその式■誘導体は、有用な温血動物またはヒトを治療するの に医薬投与形態の活性抗生物質薬剤化合物として有用である。今回、本化合物は 、ウシ、ウマ、ヒツジ、サル、ヤギ、イヌ、ネコ等のごとき有用な温血動物を治 療して、そのうちいくつかが動物における「輸送熱」と呼ばれる感染に通常関係 するバストレラ・ヘモリチ力(Pasteurella hemolytica )、ビイ・ムルトシダ(P、 multocida)、ヘモフィラス・プレロニ ニーモニエ(Haemophiluspleuropneua+oniae)、 エイチ0ツムナス(H,somnus)、エシェリヒア0コリ(Escheri chia coli)、サルモネラ種(Salmonella spp、)、ス タフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus )、ストレプトコッカス・アガラクティア(Streptococcus ag alactiae)、ストレプトコッカス・ボビス(Strep、 bovis ) 、ストレプトコッカス・ジスガラクチイア(Strep、 dysgala ctiae) 、ストレプトフッカス・フエカティス(Strept、 rae catis)、ストレプトコッカス・ウベリス(Strep、 uberis) 、サルモネラ・ティフィムリウム(Salmonellatyphimuriu m)、イー・コリ(E、 coli)、スタフィロカス・アウレウス(Stap hyloccus aureus)のごとき生物によって引き起こされる細菌感 染の影響と戦わせる獣医学抗生物質薬剤として特に有用であると考えられる。
式Vおよび■化合物 本発明のもう1つの態様において、本発明者らは、アミノ酸形で示したがその内 填または両性イオン形でも存在できる1、1−ビス[(7β)−(2−(2−ア ミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−(Z)−2−(メトキシイミノ)−ア セトアミドロ4−カルボキシ−3−セフェム−3−イル]ジメチルジスルフィド (構造シートに示した式■の化合物)が種々の獣医学上臨床的に重要な生物学的 病原微生物に対する有用な抗生物質であることを見い出した。本発明者ら:ま、 それが、有用な温血動物患者がこのセファロスポリン抗生物質化合物に対して感 受性の細菌による感染効果を阻止し、防止し、戦いまたは逆作用を及ぼすのを助 力するために該動物に投与するための適当な医薬組成物中に混合する準備ができ るまで、安定な化合物形態である粉末として貯蔵できる安定化合物とすることが できるのを見い出した。加うるに、かついずれかの特定の作用理論に結び付ける 意志なくして、本発明者らは、この式Vまたは■化合物により保持される抗生物 質作用はその活性ジスルフィド基によるものであることを見い出した。本化合物 のジスルフィド基は分解でき、蛋白および血液成分化合物からの内因性チオール およびR,−5−8−ジスルフィド化合物(ここに、R7は動物血液または動物 の身体に存在する体内蛋白の残基を示す)と迅速に反応でき、この特性により、 この抗生物質が動物の体内、血液中を通って運ばれあるいはそれらの中で維持さ れ、かつ容易に切断されてもとの活性化合物を放出でき、それにより活性化合物 がその抗生物質機能を長時間にわたって継続発揮することが可能となり、従って 、該抗生物質は他の抗生物質よりも低い頻度で動物に投与する必要がある。
本発明の式■化合物は、それ自体で(両性イオン形)、またはアルカリ金属塩、 アルカリ土類金属塩もしくはアミン塩または重金属塩形(式■、Rは水素または 選択される塩、例えばナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛 、コバルト、銅、ジメチルアミン、トリエタノールアミン塩等)のごとき医薬上 許容される塩(式■)に変換するか、あるいは塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩の ごときその医薬上許容される酸付加塩(式■、R,は選択された付加酸基)に変 換するか、あるいはメタンスルホン酸、p−)ルエンスルホン酸、tert−ブ チルスルホン酸等のごとき酸との有機酸塩(Rは水素)に変換できる。塩酸塩が 今回好ましいものである。
式v化合物はケミカルアブストラクツシステムによって3.3″[ジチオビス( メチレン)] ビスロアー[[(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) (メトキシイミノ)アセチルコアミノコー8−オキシー[6R−[3[6°R, 7’S−(2)コー6α。
7β−(Z)ココ5−チア−1−アザビシクロ[4,2,0コーオクト−2−エ ン−2−カルボン酸とも命名できる。
式V化合物は前記ラビーウら(Labeeutv et al)の米国特許第4 464367号に記載され、特許請求されているセフチオフルから種々の方法に よって化学的に合成できる。
本発明者らは、セフチオフル出発物質の形態に応じ、セフチオフルのフロイルカ ルボニル基を加水分解により除去し、メルカプト基を酸化して3−(メルカプト −メチル)セフチオフル誘導体を二量重合させて、該プロセスの生成物として、 フロイルカルボン酸、塩化フロイルおよびアルカリもしくは酸塩副生成物のごと き副生成物フロイル(フランカルボニル)誘導体のバルクから分離した所望の式 (V)化合物の安定粉末を得る3種の方法によってセフチオフルから乾燥した安 定粉末の目的生成物として我々の弐V化合物を作った。これらの方法は後記する 詳細な実施例1によって例示する。
式■の化合物またはその式■誘導体は有用な混血動物またはヒトを治療するにお いて医薬投与形態の活性抗生物質薬剤化合物として有用である。今回、本化合物 は、ウシ、ウマ、ヒツジ、サル、ヤギ、イヌ、ネコ等のごとき有用な混血動物を 治療して、そのうちいくつかが動物における2輸送熱」と呼ばれる感染に通常関 係するパストレラ・ヘモリチカ(Pasteurella hemolytic a)、ビイ・ムルトシダ(P、 multocida)、ヘモフィラス・プレロ ニニーモニエ(Haemophiluspleuropneumoniae)、 エイチ・ツムナス(1,S□mnus)、エシェリヒア。
コリ(Escherichia coli)、サルモネラ種(Salmonel la spp、 )、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphyloco ccus aureus)、ストレプトコッカス・アガラクテイア(Strep tococcus agalactiae)、ストレプトコッカス・ボビス(S trep、 bovis) 、ストレプトコッカス・ジスガラクチイア(Str ep、 dysgalactiae) 、ストレプトコッカス・フェカティス( Strept、 faecatis)、ストレプトコッカス・ウベリス(Str ep、 uberis)、サルモ不う・ティフィムリウム(Salmonel  Iatyphimurium)、イー・コリ(E、 coli)、スタフィロカ ス・アウレウス(Staphyloccus aureus)のごとき生物によ って引き起こされる細菌感染の影響と戦わせる獣医学抗生物質薬剤として特に有 用であると考えられる。
本発明のもう1つの態様により、本発明者らは、そのアミノ酸形で示したがその 内填または両性イオン形としても存在できる3−(アミ7カルポニルメチルチオ メチル)−7β−R2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル”) − (Z)−2−(メトキシイミノ)アセトアミトコセフ−3−エム−4−カルボン 酸(添付構造シートの式■の化合物)が種々の獣医学上臥床的に重要を生物学的 病原微生物に対する有用な抗生物質であることを見い出した。本発明者らは、そ れが、有用な混血動物患者がこのセファロスポリン抗生物質化合物に対して感受 性の細菌に°よる感染効果を阻止し、防止し、戦いまたは逆作用を及ぼすのを助 力するために該動物に投与するための適当な医薬組成物中に混合する準備ができ るまで、安定な化合物形態である粉末として貯蔵できる安定化合物とすることが できるのを見い出した。加つるに、かついずれかの特定の作用理論に結び付ける 意志なくして、本発明者らは、この式■または■化合物により保持される抗生物 質作用はその活性3−(アミ7カルボニルメチルチオメチル)基によるものであ ることを見い出した。本化合物の3−(アミ7カルポニルメチルチオメチル)基 は蛋白および血液成分化合物からの内因性チオールおよびR,−3−S−ジスル フィド化合物(ここに、R1は動物血液または動物の身体に存在する体内蛋白の 残基を示す)と迅速に反応でき、この特性により、この抗生物質が動物の体内、 血液中を通って運ばれあるいはそれらの中で維持され、かつ容易に切断されても との活性化合物を放出でき、それにより活性化合物がその抗生物質機能を長時間 発揮することが可能となり、従って、該抗生物質は他の抗生物質よりも低い頻度 で動物に投与する必要がある。
本発明の式■化合物は、それ自体で(両性イオン形ン、またはアルカリ金属塩、 アルカリ土類金属塩もしくはアミン塩または重金属塩形(式■、Rは水素または 選択した塩カチオン)のごとき医薬上許容される塩(式■)に変換できる。ナト リウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、コバルト、銅、ジメチル アミン、トリエタノールアミン塩等、あるいは塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩の ごときその医薬上許容される酸付加塩(式■、R,は選択された付加酸基)、あ るいはメタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、tert−ブチルスルホン 酸等のごとき酸との有機酸塩をつくるか、または使用できる。塩酸塩が今回好ま しいものである。
式■化合物は、前記ラビーウら(Labeeuw et al)の米国特許第4 464367号に記載され、特許請求されているセフチオフルまたはそのアルカ リ金属塩から種々の方法によって化学的に合成できる。 本発明者らは、セフチ オフル出発物質の形態に応じ、セフチオフルのフロイルカルボニル基を加水分解 により除去し、次いでセフチオフル残基をハロアセトアミド、例えばヨードアセ トアミドでエーテル化して、該プロセスの生成物として、フロイルカルボン酸、 塩化フロイルおよびアルカリもしくは酸塩副生成物のごとき副生成物フロイル( フランカルボニル)誘導体のバルクから分離でき、安定した粉末に生成できる所 望の式(V)化合物を得ることによってセフチオフルから乾燥した安定粉末目的 生成物として我々の式■化合物を作った。この方法は後記する詳細な実施例1に よって例示する。 式■の化合物またはその式■誘導体は有用な温血動物または ヒトを治療するにおいて医薬投与形態の活性抗生物質薬剤化合物として有用であ る。今回、本化合物は、ウシ、ウマ、ヒツジ、サル、ヤギ、イヌ、ネコ等のごと き有用な温血動物を治療して、そのうちいくつかが動物における一輸送熱」と呼 ばれる感染に通常関係するパストレラ・ヘモリチカ(Pasteurella  hemolytica)、ビイ・ムルトシダ(P、 multocida)、ヘ モフィラス・ブレロニ二−モニエ(Haemo−philus pleurop neuttroniae>、エイチ°ツムナス(H,somnus)q :Lシ エリヒア・コリ(Escherichia coli)、サルモネラ種(Sal monella spp、 )、スタフ4oコツカス・アウレウス(Staph ylococcus aureus)−ストレプトコッカス会アガラクテイア( Streptococcus agalactiae)、ストレプトコッカス・ ボビス(Strep、 bovis) 、ストレプトコッカス・ジ8力1ラクテ イア(Strep、 dysgalactiae) 、ストレプトコッカス。
フェカティス(Strept、 faecatis)、ストレプトコッカス・ウ ベリス(Strep、 uberis)、サルモネラ・ティフィムリウム(Sa lmonellatyphimurium)、イー・コリ(E、 coli)、 スタフイロカス・アウレウス(Staphyloccus aureus)のご とき生物によって引き起こされる細菌感染の影響と戦わせる獣医学抗生物質薬剤 として特に有用であると考えられる。
式■およびX化合物 本発明のもう1つの態様により、本発明者らは、そのアミノ酸形で示したがその 内填または両性イオン形でも存在できる新しい3−(C3ないしC・−アルキル −、シクロへキシル−、ベンジル−、フェニル−、クロロフェニル−、ニトロフ ェニル−およびフルフリル−ジチオメチル)−7β−[2−(2−アミノ−1, 3−チアゾール−4−イル’I −(Z)−2−(メトキシイミノ)アセトアミ トコセフ−3−エム−4−カルボン酸(添付構造シートの式■化合物)が種々の 獣医学上臨床的に重要な生物学的病原微生物に対する有用な抗生物質であること を見い出した。本発明者らは、それが、有用な混血動物患者がこれらのセファロ スポリン抗生物質化合物の1つに対して感受性の細菌による感染効果を阻止し、 防止し、戦いまたは逆作用を及ぼすのを助力するために該動物に投与するための 適当な医薬組成物中に混合する準備ができるまで、安定な化合物形態である粉末 として貯蔵できる安定化合物とすることができるのを見い出した。加うるに、か ついずれかの特定の作用理論に結び付ける意志なくして、本発明者らは、この式 ■またはX化合物により保持される抗生物質作用は前記先行技術化合物が有して いないその活性3−(C,ないしC6−アルキル−、シクロへキシル−、ベンジ ル−、フェニル−、クロロフェニル−、ニトロフェニル−またはフルフリル−ジ チオメチル)基によるものであることを見い出した。これらの化合物のこれらの 3− (R−SS−メチル)基は蛋白および血液成分化合物からの内因性チオー ルおよびHR,−3−S−ジスルフィド化合物(ここに、R2は動物血液または 動物の身体に存在する体内蛋白の残基を示す)と迅速に反応でき、この特性によ り、この抗生物質が動物の体内、血液中を通って運ばれあるいはそれらの中で維 持され、かつ要すれば容易に切断されて該化合物がその抗生物質機能を長時間に わたって発揮することが可能となり、従って、該抗生物質は他の抗生物質よりも 低い頻度で動物に投与する必要がある。
本発明の式IK化合物は、それ自体で(両性イオン形)、またはアルカリ金属塩 、アルカリ土類金属塩もしくはアミン塩または重金属塩形(式XSRは水素また は選択される塩カチオン)に変換できる。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、コ/<ルト、銅、ジ メチルアミン、トリエタノールアミン塩等、あるいは塩酸塩、臭化水素酸塩、硫 酸塩のごときその医薬上許容される酸付加塩(式X、R,は選択された付加酸基 )、あるいはメタンスルホン酸、p−)ルエンスルホン酸% tert−ブチル スルホン酸等のごとき酸との有機酸塩等(Rは水素)をつくり、用いることがで きる。塩酸塩が今回好ましいものである。
式■化合物は、前記ラビーウら(Labeeuw et al)の米国特許第4 464367号に記載され、特許請求されているセフチオフルから種々の方法に よって化学的に合成できる。
本発明者らは、セフチオフル出発物質の形態に応じ、セフチオフルのフロイルカ ルボニル基を加水分解により除去し、得られた中間体の3−メルカプト基をエー テル化して、該プロセスの生成物として、フロイルカルボン酸、塩化フロイルお よびアルカリもしくは酸塩副生成物のごとき副生成物フロイル(フランカルボニ ル)誘導体のバルクから分離でき、精製して生成物を得ることができる所望の式 ■化合物を得ることによって、セフチオフル塩から乾燥した安定粉末目的生成物 として我々の式■化合物をつくった。
式■の化合物またはその式X誘導体は有用な温血動物またはヒトを治療するにお いて医薬投与形態の活性抗生物質薬剤化合物として有用である。今回、本化合物 は、ウシ、ウマ、ヒツジ、サル、ヤギ、イヌ、ネコ等のごとき有用な混血動物を 治療して、そのうちいくつかが動物における「輸送熱」と呼ばれる感染に通常関 係するバストレラ・ヘモリチカ(Pasteurella hea+olyti ca)、ビイ・ムルトシダ(P、 multocida)、ヘモフィラス・プレ ロニニーモニエ(Hae+eophiluspleuropneumoniae )、エイチ0ツムナス(1,B□anus)、エシェリヒア0フリ(Esche richia coli)、サルモネラ種(Salmonella spp、) 、スタフ4oコツカス0アウレウス(Staphylococcus aure us)、ストレプトフッカスΦアガラクテイア(Streptococcus  agalactiae)、ストレプトコッカス・ボビス(Strep、 bov is) 、ストレプトコッカス・ジスガラクチイア(Strep、 dysga lactiae)、ストレプトコッカス・フェカティス(Strept、 fa ecatis)、ストレプトコッカス・ウベリス(Strep。
uberis)、サルモネラ・ティフィムリウム(Salmonella ty phimurium)、イー・コリ(E、 coli)、スタフィロカス・アウ レウス(Staphyloccusaureus)のごとき生物によって引き起 こされる細菌感染の影響と戦わせる獣医学抗生物質薬剤として特に有用であると 考えられる。
本明細書中および請求の範囲で用いる「単位投与形態」なる語は哺乳動物患者用 の単位の用量として適当な物理的に区分された単位をいい、各単位は必須成分と しての本発明の化合物の所定量と共に全身投与用の該成分に適合する必要な医薬 媒体を含有する。本発明の新規投与単位形態についての仕様は、本明細書中で詳 細に開示したごときヒトおよび動物における有用な効果のための必須活性物質を 調合する分野に固有の制限の観点より、必須成分の物理的特徴および達成される べき個々の効果によって指示されかつそれに直接依存する。本発明に関する適当 な投与単位形の例には、錠剤、カプセル剤、適当な液体ビヒクル中の経口投与液 体製剤、筋肉内および静脈内用の適当な液体ビヒクル中の滅菌製剤、生薬および 適当な液体ビヒクル中の滅菌注射製剤の処方箋調合製剤(投与前に混合)用の滅 菌乾燥製剤がある。固体の経口投与投与単位形についての適当な固体賦形剤また は担体は脂質、含水炭素、蛋白およびミネラル固体、例えば、スターチ、スクロ ース、ラクトース、カオリン、リン酸ニカルシウム、ゼラチン、アカシア、コー ンンロノブ、コーンス9−チ、タルク等よりなる群から選択される。適当な希釈 剤および賦形剤、例えば、食用油、タルク、炭酸カルシウム等およびステアリン 酸をハードまたはソフト両カプセルに充填する。経口投与用の液体製剤は、組成 物の粘度を増加させるための、有利には懸濁化剤、例えば、メチルセルロース、 アルギン酸塩、トラガカント、ペクチン、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン 、アカシア、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等を含有する水また は水性ビヒクル中で調製する。注射形態の場合は、注射製剤は滅菌したものでな ければならず、注射能が存在する程度まで流動性でなければならない。
かかる製剤は製造および貯蔵の条件下で安定でなければならず、通常、主要溶媒 または懸濁化剤に加えて、組成物を微生物に対して保存するために静菌剤かつ静 菌製剤の性質がある保存剤、例えば、パラベン類、クロロブタノール、ベンジル アルコール、安息香酸、フェノール、チメロサール等を含有させる。多くの場合 、浸透性活性剤、例えば、砂糖または塩化ナトリウムを等張濃度で包含させるの が好ましい。担体およびビヒクルは植物油、ジメチルアセトアミド、ジメチルホ ルムアミド、乳酸エチル、炭酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、エタノール 、ポリオール類、例えば、ジリセロール、ポリエチレングリコール、液体ポリエ チレングリコール等を包含する。
滅菌注射製剤の引き続いての処方箋調合用のいずれの固体製剤も、水蒸気、コバ ルト60放射への暴露によって、あるいは滅菌ガス、例えば、酸化エチレンへの 暴露によって滅菌する。前記担体類、ビヒクル類、希釈剤類、界面活性剤類、賦 形剤類、保存剤類、等張剤類等が医薬を構成するとは、全身投与用製剤に適合す ることを意味する。
これらの医薬組成物において、ナトリウムカルボキシメチルセルロース(ナトリ ウムCMC)のごとき増粘剤を包含させるのが望ましい。他の増粘剤をナトリウ ムCMCと置き換えることもできる。
本発明の化合物の医薬投与単位形態は、投与単位形態当たり必須活性成分を約1 mgないし約500mg供するために、これまでの一般的記載に従って調製され 、それは前記したごとく半固体または固体の局所、経口または経直腸製剤、液体 経口製剤、注射製剤の形態であってよく、液体注射製剤へ処方箋調合で復元させ るための液体製剤または固体乾燥製剤を包含する。医薬投与単位形態中の必須活 性成分の量は、前記した効果的非毒性範囲内で抗生物質効果を得るのに十分な量 である。全身投与の場合、特に断りのない限り、約0.2mg/kgないし約1 00mg/kg受容者体重の範囲内で必須活性成分(式1または■化合物)の量 を受容者に供する。
はとんどの適用についての好ましい用量は、処理すべき動物に応じ、必須活性成 分抗生物質化合物の0.2mg/kgないし10.0mg/kg体重である。局 所半固体軟膏処方において、活性成分の濃度は医薬クリーム基剤のごとき担体中 1%〜20%、好ましくは5%〜10%とできる。
医薬処方におけるこれらの化合物の有用な医薬投与単位形態は、好ましくは、式 ■塩の効果的な非毒性量よりなる抗生物質効果を得るために全身投与に適合させ る。
さらに、本発明は、抗生物質効果用の本発明の化合物の1つの効果的な非毒性量 を供給する前記医薬投与単位形態を哺乳動物に全身投与することによって、哺乳 動物、例えば、イヌ、ネコ、ウマ、および他の商業的に有用な動物のごとき有用 な混血動物において抗生物質効果を得る方法に関する。
以下の詳細な実施例によって本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 3−(2−フロイル−チオメチル)−7β−[2−(2−アミノ−1 ,3−チアゾール−4−イル)−(Z)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド ]セフー3−エム−4−カルボン酸、ナトリウム塩の加水分解による3−メルカ プトメチル−7β−[−2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)− (Z)−2−(メトキシイミノ)アセトアミトコ−セフ−3−エム−4−カルボ ン酸の調製 エチレンジアミン四酢酸(EDTA)四ナトリウム0.5gmおよび重亜硫酸ナ トリウム0.4mgを含有する飽和KCρ溶液50m12を125rr++2エ ルレンマイヤー・フラスコ中、超音波処理によって脱気した。水浴中、混合物を O′Cまて冷却した。この冷却混合物に、超音波処理により分散させ1こ前記す ) IJウム塩出発物質1.0gmを添加した。再び、該フラスコを0℃近くま で冷却した。窒素雰囲気下、内容物を磁気撹拌棒て撹拌した。次いで、0.5% EDTA四ナトリウムを含有する、冷却しく約0’C)脱気した22.5%KO H塩基性溶液3mgを滴下した。塩基処理混合物を交素下で1時間放置した。こ の時点までに、反応混合物の高速液体クロマトグラフィー(HP L C)分析 によって判断すると、すべての出発物質が加水分解されていた。溶液を再びO′ Cまで冷却した。冷20%H,PO,の水中溶液で溶液をpH2,5に中和した 。pHメーターを使用した。濃厚な黄味白色の沈澱物を懸濁液中に得た。該懸濁 液を冷却して懸濁液中の沈澱物を凝集させた。該懸濁液を50m(’試験管中で 遠心し、上澄みを捨てた。沈澱物を脱気した0、2%冷酢酸で2回、冷気した水 で1回洗浄し、遠心し、各操作の間に上澄みを捨てた。得みれた固形物を脱気し た冷水的30〜40mCに懸濁し、凍結乾燥した。淡黄色粉末的0.4gmを得 た。この粉末物質を、0〜4°Cの脱気した冷水で溶出する2gmC+*シリカ ラム上で精製した。溶出物を2m12ずつの画分て収集し、HPLCによって純 度をモニターした。不純物量が少ない画分を合し、凍結乾燥した。
前記命名の3−メルカプトメチル−生成物は、HPLC純度が75%〜85%の 範囲の非常に白い無定形粉末であった。
命名した3−メルカプトメチル生成物化合物の構造は赤外(IR)、プロトン核 磁気共鳴(NMR)および自由原子衝撃(FAB)マススペクトルデータによっ て確認した。該FABマススペクトルは、467に主要イオンを示し、これは表 記3−メルカプトメチル生成物化合物のカリウム塩を表す。該IRスペクトルは 遊離3−メルカプトメチル基の不確かさ以外は該構造を支持する。生成物につい てのプロトンNMRスペクトルシフトは命名3−メルカプト−メチル生成物につ いて良好な一致を示したが、NMRスペクトルではスルフヒドリル(−SH)基 の存在を確認も否認もできなかった。スルフヒドリル基の存在は、前記命名3− メルカプトメチル−化合物をヨウ化メチルと反応させることによって前記命名の 目的生成物の3−(メチルチオメチル)−誘導体を調製することにより確認され た。式l化合物の構造はIR,NMRおよびマススペクトル分析によって確認し た。それは白色粉末として得みれる。それは乾燥状態で安定である。この化合物 のマススペクトルは412にて非常に強いマスイオンを示す。プロトンNMRス ペクトルについての化学シフトはフランカルボン酸の不存在および6.8.5. 94.5.16および3.96ppmにおけるシフトの存在を示す。アルカリ性 溶液では式I化合物は速やかに分解する。強酸性媒質中では、式I化合物は3, 4−チオ−ラクトン誘導体に変換される。
実施例27β−[2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−CZ’ )−2−(メトキシイミノ)−アセトアミド3−3−(2−フロイルチオメチル )−セフ−3−エム−4−カルボン酸ナトリウム塩の還元的切断を介する7β− C2−C2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−(Z)−2−(メトキ シイミノ)アセトアミドニー3−メルカプトメチル−セフ−3−エム−4−カル ボン酸の調製 セフチオフルナトリウム、7β−12−(2−アミ/−1,3−チアゾール−4 −イル’)−(Z)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド〕−3−(2−70 イルチオメチル)−セフ−3−エム−4−カルボン酸ナトリウム塩の1グラム部 を50mCのガラスストッパー付き遠心管中の水20m+2に溶解するが、また はセフチオフル、7β−[2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) −(Z)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−(2−フロイルチオメ チル)−セフ−3−エム−4−カルボン酸の塩酸塩の1グラム部を水20mQに 懸濁し、溶液が得られるまで少量の炭酸水素ナトリウム粉末を添加する。
別に、ジチオエリスリトール400mg部を水10mffに溶解する。得られた 溶液にトリエチルアミン400μQを添加し、ガラスロッドで混合する。
ジチオエリスリトール溶液をセフチオフル溶液に添加する。得られた混合物は濁 り、次いで、濃厚となる。反応容器を45″′〜50′Cの水浴に浸漬し、反応 混合物が清澄とするまて約15tいし20分加熱し、その時還元が完了する。
得みれた反応混合物を20%W/〜7オルトリン酸の水中溶液で処理して混合物 のp)Iを2.4tいし2.5に調整し、次いで、混合物容器を一10’Cのア セトン/ドライアイス浴中に15ないし20分間放置する。得られた沈澱を遠心 によって反応混合物より単離し、0.2%W/V酢酸の水中溶液で洗浄してフラ ンカルボン酸および無機塩を除去し、次いで、水で凍結乾燥して7β−[2−( 2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−(Z)−2−(メトキンイミノ )アセトアミドE −3−メルカプトメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸を 収率54.4%、純度94%で得る。構造はマススペクトロスフピーで確認した 。
実施例3 セフチオフル塩酸塩またはナトリウム塩の塩化メチレン中懸濁液の加 水分解による7β−[2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル)−( Z)−2−(メトキシイミノ)アセトアミドニー3−メルカプトメチルセフ−3 −エム−4−カルボン酸の調製セフチオフル塩酸塩またはナトリウム塩1gm部 を250m12エルレンマイヤー・フラスコ中の塩化メチレン90m(!に溶解 する。
塩の塊をガラスロッドで破砕し、得られた粉末を超音波処理によって均一に分散 させる。この得みれた懸濁液に、0.5%W/vエチレンジアミン四酢酸(ED TA)を含有するIN水酸化カリウムの水中溶液33m1!を添加する。セフチ オフルのフロイル基を除去して対応する3−メルカプトメチル−化合物を形成す る加水分解反応はほとんど瞬時に起こる。水酸化カリウム水性液相を有機液相か ら分離し、水冷水15mQで希釈する。希釈した溶液を、撹拌しつつ、20%W /V冷オルトリン酸の水中溶液でpH2,4ないし2.5に酸性化する。得られ た懸濁液を一10℃のアセトン/ドライアイス浴中に約15ないし20分間放置 する。形成される沈澱を遠心によって単離し、0.2%W/v冷酢酸水性溶液で 洗浄してフランカルボン酸および無機副生成物を除去し、次いで、水から凍結乾 燥して7β−1−(2−アミン−1,3−チアゾール−4−イル)−(Z)−2 −(メトキシイミノ)アセトアミトコ−3−メルカプトメチルセフ−3−エム− 4−カルボン酸生成物を得る。
実施例4 In Vitr。
本実施例は、セフチオフルおよびデスアセチルセフオドキシムと比較した、最小 阻止濃度(MIC値)の項目についての、種々のグラム陰性獣病原微生物に対す る抗生物質としての本発明の式■化合物の有効性を説明する。標準的な実験室的 試験を以下のごとくに行った。
0.1M酢酸アンモニウム溶液中の滅菌水1mff当たり被験化合物2mgの濃 度となるように各被験抗生物質化合物のストック溶液を調製した。用いた各化合 物の量は、選択バッチ化合物についての純度データから計算して、塩基化合物活 性について調整した。
ワシントンおよびスッター(Washington and 5utter)  E臨床微生物学のマニユアル(Manual of C11nical Mic robiology)、第三版(レネ・ノド・イー・エイチ;;(Lenr+e tt、 E、 )1. et a])g) 、 453N458頁(1980) 、アメリカン・ソサイエテイ・フォー・マイクロバイオロジー(America n 5ociety for Microbiology)、ワシントン・ディ ー・シー]によって記載されている希釈手法を、滅菌水中128ないし0.06 25μg/m(!の濃度系列が得みれるように修飾した。次いで、これらの被験 抗生物質希釈混合物の1.5mf1分を13.5融解(50°C)ミニラーーヒ ントン・アガールに添加する。得られた各混合物を15X100mmの滅菌ベト リブレートに注入し、室温で一晩放冷する。
被験細菌培養をガラスピーズ上、−70℃で維持する[アール・ジェイ・ヤンセ イ・ジニニアーら(R,J、 Yancey、 Jr、 et al)、アメリ カン・ジャーナル・オブ・ベテリナリ・リサーチ(Amer、Jr、 ofYe t、 Re5earch)、土1、N007.1050〜1053頁(1987 )参照]。空気雰囲気、5%V/V二酸化炭素中、37°Cにて、培養台たり少 なくとも1つの細菌負荷ビーズを一晩の培養にわたってプレインハートイン上1 −ジツン(BHI)ブロス1r12に滴下する。
検定日に、細菌ブロス培養の2ないし8滴を新鮮なりHIプロス(1m+2)に 移し、混合物を、空気雰囲気、5%V / V二酸化炭中、37°Cで4ないし 6時間インキュベートする。次いて、得られた培養を希釈して0.5マクフアー ランド(SiacFarland)を票準に適合させ、滅菌した生理食塩水でさ ろに1:20V/Vに希釈する。
各被験細菌微生物のは:五10’ないし104コロニー形成単位(CFU)を含 有する得られた混合物の0.001mff滴をスティアーズ(Steer’ s )タイプ・レプリケータ−(repl 1cator)付きの被験抗生物質試験 フルートの表面に分配する。得ちれた接種プレートを、二酸化炭素雰囲気、37 ℃で16ないし18時間インキュベートする。被験細菌の目に見える増殖を完全 に阻止する被験化合物抗生物質の最小濃度として最小阻止濃度(MIC)を決定 する。
In Viv。
(マウステストにおけるED、。についての)実験的感染および抗生物質処理 全身感染モデル 従前に記載されている手法ニャンセイ・ジニニアー・アール・ジェイら(Yan cey、 Jr、+ R,J、 et al)、前掲コに従って、マウスを感染 させ、被験化合物抗生物質で処理する。
被験抗生物質化合物を感染の直後、次いで感染後24時間および48時間に皮下 投与する。すべての感染についてメジアン有効用量(E D、。)数を決定する 。該ED、。値は、50%の動物が感染後6日間生存するような、−日につきマ ウス体重1kg当たりの化合物mgで表した被験抗生物質化合物の計算濃度と定 義される。
これらのin vitro手順により、セフチオフルおよびデスアセチルセフオ ドキシムと比較した式m化合物のMIC値を第Iおよびn表にリストした微生物 に対し決定した。
マウスにおける2種のグラム陰性病原細菌種に対する同一3種化合物試験につい てのin vivo結果(ED、。値)を第m表に掲げる。
第1表および第n表のMICデータにより、本発明の弐m化合物がほとんどの生 物に対する比較濃度において有効な抗生物質であることが示される。第m表のi n vivo試験データでは、弐m化合物およびセフチオフル双方ついてED、 。値が同様であることが示される。
サルモネラ・ティフィムリウム(Salmonella typhimuriu m)に対する結果により、そのメルカプト(またはスルフヒドリル)基を介する 血清および組織蛋白との相互作用のため、式m化合物の血清半減期が長いことが 示される。
抗生物質化合物のかかる能力は組織に執拗に存在することが知られているサルモ ネラ・チフィムリウム(Salmonella typhimurium)のご とき細菌による感染に対して使用するのが望ましい。
第1表 グラム陰性獣病原についてのMIC値 パストレラ・ UC6531蔓 ≦0.06 ≦0.06 ≦0.06ヘモリチ カ (Pasteurella hemolyt 1ca) LtC6532* ≦0.06 ≦0.06 ≦0.06877−19 ≦0. 06 ≦0.06 ≦0.06ビイ・ムルトシダ B77−18 ≦0.06  ≦0.06 ≦0.06(P、multocida) エシェリヒア・コリ L:C37g4 0.13 0.5 0.25(Esch erichia eoli)UC67200,130,50,25 P75−1 0.13 0.5 0.25ATCC259220,130,50 ,25サルモ不う・ しC60731,02,00,5コレラスイス (Salmonella choleraesuis) L:C60772,01,01,0 サルモネラ・ UC6162: 0.25 0.5 0゜13テイフイムリウム (Salmonella typhimurium) しC6164* 0.25 0.5 0.13ボルデテラ・ L’C6313> 32 >32 >32ブロンキセブテイ力 (Bordetel Ia bronchiseptica) UC3287>32 >32 >32 シユードモナス・ ATCC2785332>32 >327エルギノーザ (Pseudomonas aerug i nosa) * In vivo試験株 試験化合物: 1=セフチオフル b 3=デスアセチルセフオドキシム 第■表 スタフィロコッカス・ UC60931,01616アウレウス (Staphylococcus aureus) UC60970,:l 16 16 UC92011,01616 L:C668832>32 >32 ATCC259230,25164,0ストレプトコ、カス・ UC3947≦ 0.06 ≦0.06 ≦0.6アガラクテイア (Streptococcus agalactiae) UC6892So、06 ≦0.06 ≦0.06ストレプト・ボビス L’C 6281≦0.06 ≦0.06 ≦0.06(Strept、bovis) ストレプト・ UC251≦0.06 ≦0.06 ≦0.06デイスガラクテ イア (Strep、 dysgalactiae)(Strep、faecalis ) LIC241>32 >32 >32UC694>32 >32 >32 ATCC2921232>32 >32ストレプト・スイス 53g−2≦0. 06 ≦0.06 ≦0.06(Strep、 5uis) 650−2 ≦0.06 ≦0.06 ≦0.06ストレブト・ウベリス UC 3946≦0.06 0.25 ≦0.06(Strep、 uberis) UC61590,2532,016 コリネバクテリウム・ 213−2 <0.06 0.25 0.25ピオゲネ ス (Corynebacterium pyogenes) ミクロコツカス・ UCl30 0.25 0.25 λD↑化合物 1=セフ チオフル b 3=デスアセチルセフオドキシム ND=試験せず 第m表 mg/kg表示のED、。(95%信頼限界)生り 林 1 2 3 Cイ・ヘモリチカ UC65310,8(0,6〜1.1) 0.8(0,6〜 1.1) 0.3(0,2〜0.4)(P。
hemolytica) UC6532* 0.9(0,6〜1.3) 0.8(0,5〜1.2) 0. 6(0,4〜0.9)サル・ティフィムリウL LIC61620,4(0,3 〜0.6) 0.3(0,2〜0.5) 0.8(0,5〜1.2)(Sal。
tFphimurium) UC6164* 0.5(0,3〜0.6) 0.5(0,4〜0.8) 1. 0(0,7〜1.5)*β−ラクタマーゼ生産株(アンピシリンED、。> 1 00 mg/kg)1;セフチオフル 2=式■化合物 3=デスアセチルセフオド牛シム 実施例5 セフチオフルナトリウム塩の加水分解/酸化による1、1−ビス−( 7B)−(2−(2−7ミノー1゜3−チアゾール−4−イル)−(Z)−2− (メトキシイミノ)アセトアミド−4−カルボキシ−3−セフェム−3−イル) ジメチルジスルフィドの調製セフチオフルナトリウム塩[7−[2−(2−アミ /−1,3−チアゾール−4−イル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド〕 −3−[(フルー2−イル−カルボニル)チオメチルE−3−セフェムー4−カ ルボン酸ナトリウム]0.5gmを、(脱気した)O15%EDTA (エチレ ンジアミン四酢酸)を含有する水冷(−2°C)飽和塩化カリウム溶液25mg に添加し、混合物を超音波処理法によって分散させた。
撹拌しつつ、この前記分散/溶液に、0.5%EDTAを含有する脱気した22 .5%水冷水酸化カリウム溶液1.5mQを滴下した。
長時間を要するものではないが、得られた混合物を冷却雰囲気に45分間放置し た。
撹拌しつつ、窒素下、得られた混合物を脱気した20%冷オルトリン酸(H,P O,)で中和してpH6とし1こ。
この得られた中性混合物に10%冷過酸化水素溶液4mQを添加した。次いで、 混合物のpHを6とした。混合物を水浴中で0.5時間放置した(注:溶液はゲ ルを形成した。溶液は水浴中に入れずに放置するのが好ましいであろう)。
得られた反応混合物容器を水浴から取り出し、室温で0.75時間放置した(注 :これは最適時間ではないであろう。混合物をこの時間だけ放置したのは、反応 混合物試料の反応完了をチェックするのにHPLC分析装置が利用できなかった からである)。反応完了の確認後、混合物はまだゲルであったので、反応混合物 を室温にて水約40rMで希釈し、得みれた混合物を125rr+2エルレンマ イヤー・フラスコに移した。20%冷オルトリン酸溶液で混合物のpHをI)  82.4に調整した。この時点で得られた溶液はまだかなり濃厚であった。
得られた混合物を室温にて水約35m1!で希釈し、50m1!遠心管に移した 。該遠心管内容物を遠心し、上澄み液体を捨てた。管からの残渣を合し、順次、 02%冷酢酸溶液約40mQ、冷水40mQおよび0.2%冷酢酸溶液40mQ で洗浄した。この最後の洗浄は、加水分解反応のフランカルボン酸副生成物の最 後の痕跡量を除去するためのものであっに。この副生成物は、最初の洗浄を十分 に行って、後のバッチで除去することもできる。洗浄液体を遠心し、上澄み液体 を捨てた。前記名称のジスルフィド目的生成物の得られた懸濁液は、目的生成物 化合物の83.6%収率であった。
残渣を水約20m(11:懸濁し、250m(丸底フラスコに移し、混合物を凍 結乾燥して、HPLC分析手法により85.73%の純度を有する表記ジスルフ ィド0.35gm(理論値の85%)を得た。
この詳細な実施例の表記ジスルフィド生成物は、ケミカルアブストラクツ命名法 によると5−チア−1−アザビシクロ(4,2,O,)オクト−2−エン−2− カルボン酸、3,3°−ニジチオビス(メチレン)] ビスこ7−ニニ(2−ア ミ/−1,3−チアゾール−4−イル)(メト牛ジイミノ)アセチルコアミ/コ ー8− [6R−[3[6°R,7°5−ZQコ、6α−7β−<z> ] 3 −とも命名本実施例では、以下のごとく行った樟準的な実験室的試験により、種 々のグラム陰性獣病原微生物に対する本発明の式V化合物の抗生物質トしての有 効性をセフチオフルおよびデスアセチルセフオドキシムと比較して最小阻止濃度 (MIC値)で示す。
各被験抗生物質化合物のスト、り溶液を、0,1M酢酸アンモニウム溶液の滅菌 水1m12当たり被験化合物2mgの濃度を有するように調製した。用いた各化 合物の量は選択バッチ化合物の純度データから計算した塩基化合物活性にについ て調整した。
ワシントンおよびスノター(Washington and 5utter)  [臨床微生物学のマニュアル(Manual of C11nical Mic robiology)、第3版、レネット・イーーxイチら(Lennett、  E、 H,et at)m、453〜458Jj(1980)、アメリカン・ メンサイエティ・フォー・マイクロバイオロジーCAmer4can 5oci ety for Microbiology)、ワシントン・ディー・シイ]に よって記載されている希釈法を滅菌水中128ないし0.0625μg/m(l の濃度系列が得られるように修正した。次いで、これらの被験抗生物質希釈混合 物1.5m(分を13.5融解(50°C) ミニラーーヒントン・アガールに 添加する。得られた各混合物を15xlOOmm滅菌ベトリブレートに注入し、 室温にて一晩乾燥させる。
被験軸m培養をガラスピーズ上、−70℃に維持する[アール・ジェイ・ヤンセ イ・ジュニア−ら(R,J、 Tancey、 Jr、 et al)、アメリ カン・ジャーナル・オブ・ベテリナリ・リサーチ(Amer、Jr、 orYe t、 Te5earch)、土1、No、7.1050〜1053頁(1987 )参照]。空気雰囲気、5%V/V二酸化炭素中、37°Cにて、培養当たり少 なくとも1の細菌負荷ビーズをプレインハートインフコ−ジョン(BHI)ブロ ス1m12に一晩の培養にわたり落下させる。
検定日に、細菌ブロス培養2ないし8aを新鮮なブロス(1m12)に移し、混 合物を空気雰囲気、5%V / V二酸化炭素中、37°Cにて、4ないし6時 間インキュベートする。次いで、得られた培養を希釈して0.5マクフアーラン ド(MacFarland)標準に適合させ、滅菌生理食塩水で1:20V/V にさらに希釈する。
各被験細菌生物のほぼ10’ないし104コロニー形成単位(CFU)含有する 得ろれた混合物00001m12滴を、スティアーズ(Steer’ s)タイ プ・レプリケータ−(replicator)付きの被験抗生物質化合物試験プ レートの表面に分配する。得られた接種プレートを二酸化炭素雰囲気、37°C にて、16ないし18時間インキュベートする。被験細菌の目に見える増殖を完 全に抑制する被験化合物抗生物質の最小濃度として最小阻止濃度(MIC)を決 定する。
第■表 MIC9μ/m+り↑(実施例5化合物)生物 林 スタフィロコブカス・アウレウス UC609316(Staphylococ cus aureus)UC609716 UC920316 ストレブトコフカス・アガラクティア UC3947≦0.06(Strept ococcus agalactiae)UC6892≦0.06 ストレブトコブカス・ボビス UC62gl ≦0.06(Streptoco ccus bovis)ストレプトコッカス・ジスガラクチイア UC251≦ 0.06(Streptococcus dysgalactiae)エンテロ コツカス・フェシウム UC241>32(Enterococcus fae cium)エンテ0コ1′hス・7エカリス L:C694>32(Enter ococcus raecalis)ストレプトコツカス・スイス 650−2  ≦0.06(Streptococcus 5uis)ストレプトコツカス・ ウベリス UC39460,25(Streptococcus uberis )UC615916 ミクロゴフカス・ルテウス UCl30 ≦0.06(Micrococcus  1uteus)コルネバクテリウム・Eオゲネス 213−2 0.25(C ornebacLerium pyogenes)バストレラ・ヘモリチカ U C6531≦0゜06(Pastuerella heIllolytica) UC6532≦0.C6 UC9582≦0.06 バストレラ・ムルトシダ UC9581≦0.06(Pastuerella  multocida)ボルデテラ・ブロンキセブチイカ UC6313>32( Bordetella bronchiseptica)エシェリヒア・コリ  UC37842 (Escherichia coli)UC67202 UC96702 サルモネラ・コレスイス UC60734(Salmonella chola esuis)UC60778 サルモネラ・ティフィムリウA UC61622(Salmonella ty phimurium)UC61642 シユードモナス・アニル今ノーザ ATCC27853>32(Pseudom onas aeruginosa)衷亘邸ユ 7− [2−(2−アミノ−1, 3−チアゾール−4−イル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミトコ−3−( アミ7カルボニルメチルチオメチル)−3−セフェム−4−カルボン酸のセフチ オフルナトリウムからの調製 セフチオフルナトリウム、[7−2−(2−アミノ−1,3−チアジンール−4 −イル)−2−(メトキシイミノ)アセトアミド]−3−C(フルー2−イルカ ルボニル)チオメチルツー3−セフェム−4−カルボン酸ナトリウム]の200 mg分を15m(!試験管中の0.1M炭酸水素ナトリウムの水中溶液8mCに 溶解した。この溶液にジチオエリスリトール(DTE)300rngを添加した 。
試験管反応容器の頂部を窒素でフラッシュして空気雰囲気を取り除いた。該試験 管反応容器を水浴中で45ないし50’Cまで加熱してDTEを確実に溶解させ 、加水分解反応を行い、出発セファロスポリンからフロイル基を除去し、3−メ ルカプトメチル基中間体化合物を得た。この加水分解反応は約1ないし1.5時 間内に完了した。
反応容器管を温水浴から取り出し、その内容物をヨードアセトアミドIgmおよ びハロゲン吸着剤としてのトリエチルアミン(TEA)33μQで処理し1こ。
試験管反応容器を管中の窒素雰囲気にてアルミホイルで蓋をした。チオール基エ ーテル化の完了バーセントについて混合物を周期的にチェックした。反応は約1 時間内に完了して3−アミノカルボニルメチルチオメチル誘導体化合物を得た。
混合物のシリカゲルクロマトグラフィーカラム上での精製のために、反応混合物 をIN塩酸1m(またはそれより少し多い量で酸性化してpH約2とした。カラ ムは1,5cmx7cmのClシリカ、ウォーターズ(Waters) 55な いし105μmを含有するものであり、まず、0.01Nメタノール性塩酸、続 いて0.0IN塩酸をカラムに通してコンディジ嘗二ングした。反応混合物試料 をカラムに適用した後、該カラムを0.0IN塩酸75mffで溶出した。フラ ンカルボン酸、過剰のDTEおよびヨードアセトアミドを含むカラムカラの液体 画分を捨てた。
次いで、該カラムを0.0IN塩酸中の80%メタノールで溶出した。カラムか らの最初の溶出物5mQを捨てた。すべての所望の表記目的生成物化合物を含有 する、カラムからの次の溶出物13m(!を収集した。
所望の3−(アミノカルボニル−メチルチオメチル)セフチオフル誘導体を含有 する溶液15m(!を250mQ丸底フラスコに移した。フラスコ中の内容物に 水15ないし20mQを添加した。得られた混合物を冷凍し、凍結乾燥して表記 目的生成物の誘導体化合物を、80.09%の高速液体クロマトグラフィー(H PLC)純度を有する白色粉末として得た。収量は165mg (理論値の93 %)本実施例で(式、以下のごと(行った襟章的な実験室的試験により、種々の グラム陰性獣病原微生物に対する本発明の式■化合物の抗生物質としての有効性 をセフチオフルおよびデスアセチルセフオド牛シムと比較して最小阻止11t  (MI C値)で示す。
各被験抗生物質化合物のストック溶液を、0.1\4酢酸アンモニウムの滅菌水 中溶液1mff当たり被験化合物2mgの製麦を有するように調製した。用いた 各化合物の量は化合物選択バッチについての純度データから計算した塩基化合物 活性について適合させた。
ワシントンおよびスソター(Washingtonand 5utter)二臨 床微生物学のマニュアル(Manual of C11nical Micro biology) 、第3版(レネット・イー・エイチら(Lennett、  E、 F、 et al)編、453〜458頁(1980)、アメリカン・ソ サイエティ・フォー・マイクロバイオロジー(American 5ociet y for Microbiology)、ワシントン・ディー・シーコによっ て記載されている希釈法を滅菌水中128ないし0.0625μs / m ( lのJFI系列となるように修正した。次いで、これらの被験抗生物質希釈混合 物の1.、+mj分を13.5融u(50℃)ミニラーーヒントン・アガールに 添加した。
得られた各混合物を15X100mm滅菌ベトリブレートに注入し、室温で一晩 乾燥させる。
被験細菌培養をガラスピーズ上、−70°C1:維持する二アール・ジェイ・ヤ ンセイ・ジュニア−ら(R,J、 Yancey、 Jr、 e″”、 al) 、アメリカン・ジャーナル・オブ・ベテリナリ・リサーチ(AIIler、Jr 、 ofYet、 Re5earch)、48、N017.1050〜1053 頁(1987)参照コ。培養当たり少なくとも1の細菌負荷ビーズを、空気雰囲 気、5%V/V二酸化炭素中、37℃にて、プレインハートインフニージジン( BHI)1m12に一晩の培養にわたり滴下する。
検定日に、細菌ブロス培養2ないし8滴を新鮮なりHIブロス(1mlりに移し 、混合物を、空気雰囲気、5%V/\′二酸化炭素中、37°Cにて、4ないし 6時間インキュベートする。次いで、得られた培養を希釈して0.5マクフア一 ラン通(McFarland)標準に適合させ、滅菌生理食塩水でさらにl:2 0V/Vに希釈する。
各被験細菌生物をほぼ103ないし104コロニー形成単位(CFU)含有する 、得られた混合物0.OOlm(2滴をスティアーズタイプのレプリケータ−付 きの被験抗生物質化合物試験プレートの表面に分配する。得みれた接種プレート を二酸化炭素雰囲気、37℃にて、16ないし18時間インキュベートする。被 験細菌の目に見える増殖を完全に阻止する被験化合物抗生物質の最小濃度として 最小阻止濃度(MIC)を決定する。
これらのin vitro法により、式X1化合物のMIC値を第\表に掲げた 生物に対して決定し、それを該表に示す。
第7表のMI Cデータは、本発明の式■化合物が該生物のほとんどに対して、 示されたMIC濃度における有効な抗生物質であり、特にエシェリヒア・コリ( Escherichia coli)およびサルモ不う(Salmonella )種に対して効果的であることを示す。サルモ不う・ティフィムリウム(Sal monella typhimurium)に対する結果は、式〜1化合物につ いての長い血清半減期を示す。
抗生物質化合物のかかる特性は、組織に執拗に存在することが公知であるサルモ 不う・ティフィムリウム(Salmonella typhimurium)の ごとき細菌による感染に対して用いるのが望ましい。
第7表 獣病原についての最小阻止1aFi (M I C)測定MIC(μg/III C) (実施例7化合物) 生物 株 スタフイロコ1カス・アウレウス UC60934(Staphylococc us aureus)L’C60974 UC92034 ストレプトコブカス・ア1ラクティア UC3947≦0.06(Strept ococcus agalactiae)UC6892≦0,06 ストレブトフフカス・ボビス UC62210,13(Streptococc us bovis)ストレプトコツカス・ジスガラクチ(ア L’C251≦0 .06(Streptococcus dysgalactiae)エンテロコ ツカス・ツユシラA UC241>32(Enterococcus faec iuIll)エンテロコツカス・71力リス tIC694>32(Enter ococcus faecalis)ストレプトコツカス・スイス 650−2  0.13(Streptococcus 5uis)ストレプトコッカス・ウ ベリス UC39460,13(Streptococcus uberis) UC615932 ミクロコフカス・ルテウス UCl30 0.25(Micrococcus  1uteus)フルネバクテリウム・Eオゲネス 213−2 16(Corn ebacterium pyogenes)バストレラ・ヘモリチカ UC65 31≦0.06(Pasteurella hemolytica)UC853 2≦0.06 UC9582≦0.06 dxトkj・A#)シダ UC95gJ ≦0.06(PasteureJIa  multocida)ボルデテラ・ブロンキセプチイ力 IjC6313>3 2(Bordetella bronchiseptica)エシェリヒア・コ リ (Escherichia coli) L’C37841UC67201 サルモネラ・コレラスイス UC60731(Salmonella chol eraesuis)サルモネラ・ティフィムリウム UC61621(Salm onella typhimurium)シュードモナス・アXル4ノーザ A TCC27853>32(Pseudomonas aeruginosa)実 施例9 メチルデスフロイルセフチオフルジスルフィド、7−[2−(2−7ミ ノー1. 3−チアゾ−4−イル′3−2−(メトキシイミノ)アセトアミド] −3−メチルジチオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸の調製前記したごと くに得たデスフロイルセフチオフル、7− [2−(2−アミノ−1,3−チア ゾール−4−イル) −2−(メトキシイミノ)アセトアミドロー3−メルカプ トメチル−3−セフェム−4−カルボン酸0.536g(1,25ミリモル)を 水10mQに溶解し、得られた溶液を水浴中で0″Cまで冷却した。この冷却し た撹拌溶液にエタノール2.5mC中のメチルメタンチオールスルホネー)0. 15rr+4.0.18gm (1,46ミリモル)をゆっくりと添加した。得 られた混合物を0℃で1.5時間撹拌し、次いで、その試料をHPLC法によっ て分析し、その分析によってデスフロイルセフチオフル出発物質が存在しないこ とが示されに。得られた反応混合物を濾過し、冷エタノール、続いて冷水で洗浄 した。残渣をエタノールに溶解し、次いで、濾過して°、1くつかの望まない不 溶性物質を分離した。ヘキサン10mCをエタノール濾液に添加して、白色固体 物質の沈澱を引き起こし、これを濾過した。この白色沈澱のHPLC分析により 、はとんどが前記表記化合物であって、池は不純物であることが示された。そこ で、氷冷水20m12をエタノール/ヘキサン濾液に添加し、白色固体物質をさ らに沈澱させ、これを濾過し、水で洗浄した。この後者の白色固体生成物はHP LC分析によると90パ一セント以上の純度であると分析された。固体を真空中 、デシケータ−にて乾燥した後、表記化合物の収量は130mgであった。本物 質の試料の速原子衝撃(F A B)分析は表記生成物の正しい分子量と一致し た。
実&fllIOエチルデスフロイルセフチオフルジスルフィド、7− [2−( 2−アミ/−1,3−チアゾール−4−イル)−2−(メトキシイミノ)アセト アミトコ −3−エチルジチオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のセフチ オフルナトリウムからの調製セフチオフルナトリウム3.0gm (5,5mQ )分を水60mCに溶解し、混合物を水浴中で0°Cまで冷却した。ジチオエリ スリトール1.2gm (7,8ミリモル)の水30m(lおよびトリエチルア ミン1.2m12 (8,555ミリモル)中温合物を添加し、濁った懸濁液を 得た。混合物を窒素下、O″Cで一晩撹拌した。次いで、室温にてヨードアセト アミド3.0gm (0,016モル)を混合物に添加し、混合物を窒素下、室 温にて2時間撹拌した。IN水酸化ナトリウムの添加によって混合物のpHを9 に調整し、次いで、ヨードアセトアミドをさらに1.0gm (0,005モル )混合物に添加し、混合物を窒素下、室温にて5時間撹拌した。混合物をオルト リン酸でpH3に酸性化し、暗色粘性物質が沈澱し、これを濾過した。濾液を真 空中、ロータリーエバポレーターにて濃縮して清澄な粘性油といくらかの固体を 得た。エタノール(10mQ)を残渣に添加し、残渣の全部はエタノールに溶解 しないので、エタノール溶液をデカンテーションしてもう1つのフラスコに入れ 、酢酸エチル20m12を溶液に添加して白色結晶の沈澱を引き起こし、これを 濾過し、酢酸エチルで洗浄した。母液中のさらなる結晶を収集し、酢酸エチルで 洗浄した。デシケータ−中、真空にて乾燥した後、表記のエチルジチオ−化合物 の全収量は1.04gmであった。この生成物はHPLCによると95パ一セン ト以上の純度であることが判明した。
この試料物質の速原子衝II(FAB)マススペクトルは表記生成物の正しい分 子量と一致した。
実施例11ないし19 R−がn−プロピル、n−ブチル、5ec−ブチル、フ ェニル、4−クロロフェニル、4−ニトロフェニル、ベン ジル、フルフリル−2−イルまたはシ クロヘキシルである3−(R−3−3 −メチル”)−7B−[2−(2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル) −(Z)−2−(メトキシイミノ)ア セトアミド]セフー3−エム−4−カ ルボン酸化合物を調製する一般的手法 各N−(R−チオ)フタルイミド(またはN−(フェニルチオスクシンイミド) )1.17ミリモルおよびデスフロイルセフチオフル[3−メルカプトメチル− 78−C2−アミノ−1,3−チアゾール−4−イル”)−(Z)−2−(メト キシイミノ)アセトアミビニセフ−3−エム−4−カルボン酸11.17ミリモ ルなろびに95%工9/−ル(10m()の混合物を窒素下、室温にて4時間撹 拌した。反応混合物を濾過し、エタノールで洗浄した。ヘキサン(10mlりを エタノール濾液に添加して白色固体を沈澱させた。
固体を濾過した後、冷水(25m12)をエタノール−ヘキサン濾液に添加し、 白色固体物質を沈澱させた。この物質を濾過し、水で洗浄し、乾燥して所望の各 生成物を得た。重量収量は240mg以下本実施例では、以下のごと(行った標 準的な実験室的試験により、種々のグラム陰性獣病原微生物に対する本発明の式 IX化合物の抗生物質としての有効性をセフチオフルおよびデスアセチルセフオ ドキシムと比較して最小阻止濃度(MIC値)で示す。
各被験抗生物質化合物のストック溶液を、O,1M酢酸アンモニウムの滅菌水中 溶液1m12当たり被験化合物2mgの濃度を有するように調製した。用いた各 化合物の量は化合物選択バッチについての純度データから計算した塩基化合物活 性について適合させた。
ワシントンおよびスッター(頁ashington and 5utter)  [臨床微生物学のマニユアル(Manual of C11nical Mic robiology)、第3版(レネット・イー・エイチら(Lennett、  E、 F、 et al)lliW、453〜458頁(1980)、アメリ カン・ソサイエティ・フォー・マイクロバイオロジー(American 5o ciety for Microbiology)、ワシントン・ディー・シー コによって記載されている希釈法を滅菌水中128ないし0.0625μg/m (lの濃度系列となるように修正した。次いで、これらの被験抗生物質希釈混合 物の1.5mf2分を13.5融解(50℃)ミ二う−−ヒントン・アガールに 添加した。
得みれた各混合物を15xlOOmm滅菌ベトリブレートに注入し、室温で一晩 乾燥させる。
被験細菌培養をガラスピーズ上、−70°Cに維持する二アール・ジェイ・ヤン セイ・ジニニア−ら(R,J、 Yancey、 Jr、 et al)、アメ リカン・ジャーナル・オブ・ベテリナリ・リサーチ(Amer、 Jr、 of Yet、 Re5earch)、48、No、7.1050〜1053頁(i9 87)参照]。培養歯たり少なくともlの細菌負荷ビーズを、空気雰囲気、5% V/V二酸化炭素中、37°Cにて、プレインハートインフニージコン(BHI )1mffに一晩の培養の間に滴下する。
検定日に、細菌ブロス培養2ないし8滴を新鮮なりHIブロス(1mlに移し、 混合物を、空気雰囲気、5%V / V二酸化炭素中、37°Cにて、4ないし 6時間インキュベートする。次いで、得られた培養を希釈して0.5マクフアー ランド(McFarland)標準に適合させ、滅菌生理食塩水でさらに1:2 0V/Vに希釈する。
各被験細菌生物をほぼ103ないし10′″コロニ一形成単位(CFU)含有す る、得られた混合物のO,001mff滴をスティアーズタイプのレプリケータ −付きの被験抗生物質化合物試験プレートの表面に分配する。得られた接種プレ ートを二酸化炭素雰囲気で、37°Cにて、16ないし18時間インキュベート する。被験細菌の目に見える増殖を完全に阻止する被験化合物抗生物質の最小濃 度として最小阻止/!1度(MIC)を決定する。
これらのin vitro法により、式■化合物のMIC値を以下の表に掲げた 生物に対して決定し、それを該表に示す。
以下の表のMICデータは、本発明の式■化合物が該生物のほとんどに対して、 比較MIC濃度における有効な抗生物質であることを示す。サルモネラ・ティフ ィムリウム(Salmonella typhimurium)に対する結果は 、そのメルカプト(スルフヒドリル)基を介スる血清および組織蛋白とのその相 互作用にため、式■化合物についての長い血清半減期を示す。
抗生物質化合物のかかる特性は、組織に執拗に存在することが公知であるサルモ ネラ・ティフィムリウム(Salmonella typhimurium)の ごとき細菌による感染に対して用いるのが望ましい。
実施例9および1oの3−(メチルジチオメチル)および3−(エチルジチオメ チル)化合物は以下の獣病原生物に対して環1invi−tro試験で以下の最 小阻止濃度(111C)を示した。
第■表 xllC(μg/1l12) 実施例、R= スタフィロコフカス・アウレウス UC609324(Staphylococ cus aureus)UC6097’ 2 2 UC9203a 2 2 ストレブトコフカス・アガラクテ(ア UC3947≦0.06 2(Stre ptococcus agalactiae)UC6g92 ≦0.06 >3 2 ストレブトコフカス・ボビス L:C62g+ ≦0.06 >32(Stre ptococcus bovis)ストレプトコアカス・ジス方うクティア U C251≦0,06 ≦0.06(Streptococcus dysgal actiae)xンテ0コ、カス・7エシウム UC241>32 32(En terococcus faecium)エンテロコアカス・71カリス UC 694>32 >32(Enterococcus faecalis)ストレ プトコアカス・スイス 650−2 ≦0.06 ≦0.06(Strepto coccus 5uis)ストレプトコアカス・ウベリス UC39460,1 30,25(Streptococcus uberis)UC615916> 32 ミクロコフカス・ルテウス L:C1300,130,5(Micrococc us 1uteus)フルネバクテリウム・[オゲ不ス 213−2 0.5  32(Cornebacterium pyogenes)バストレラ・ヘモリ チカ UC6531≦0.06 0.25(Pasteurella hemo lytica)しC6532” ≦O,O60,23 UC9582” ≦0.06 0.5 パストレラ・ムルトシダ UC9581≦0.06 4(Pasteurell a multocida)ボルデテラ・ブロン社ブチイカ UC6313>32  16(Bordetella bronchiseptica)エンエリしア ・コリ UC378414(Escherichia coli)UC6720 ’ 1 1ll UC967014 サルモネラ・コレラスイス L:C6073116(Salmonella c holeraesuis)UC6077432 サルモネラ・ティフィムリウム L:C6162l g(Salmonella  typhimurium)しC6164’ 1 3 シスーFモナス・アエルキノーザ ATCC27853>32 >32(Pse udomonas aeruginosa)3−(プロピルジチオメチル)−1 3−(n−ブチルジチオメチル)−13(see−ブチルジチオメチル)−化合 物(実施例11゜12および13)は、各々、標準的な実験室的試験で、示した 獣病原生物に対して以下の抗生物質MI C数を示した。
第■表 M I C(ag/m(i) 実施例、R− n−プロピ貝・ n−ブチル 5ee−ブチル生物 株 スタフィロコッカス・アウレウス UC6093844(Staphyloco ccus aureus)UC6097” 8 4 2 UC9203’ !! 4 2 ストレブトコフカス・アガラクティア UC3947222(Streptoc occus agalactiae)UC611192>32 >32 >32 ストレプトコアカス・ボビス UC6281>32 >32 >32(Stre ptococcus bovis)ストレプトコアカス・ジス1ラクテイア U C251≦0.06 ≦0.06 ≦0.06(Streptococcus  dysgalactiae)エンテロコブカス・フェシウム UC241>32  >32 >32(Enterococcus faecium)エンテロコブ カス・7エカリス UC694>32 >32 >32(Enterococc us faecalis)ス神ブトコフカス・スイス 650−2 ≦0.06  ≦0.06 ≦0.06(Streptococcus 5uis)ストレプ トコアカス・ウベリス UC39460,250,130,13(Strept ococcus uberis)LiC6159168g ミクロコツカス・ルテウス L:Cl30 0.5 ≦0.06 0.13(M icrococcus Iuteus)コルネバクテリウム・Etグネス 21 3−2 >32 32 32(Cornebacterium pyogene s)バストレラ・ヘモリチカ UC65310,50,51(Pasteure lla hemol>tica)UC6532’ 0.5 0.5 0.13U C95g2” 0.5 0.5 0.25バストレラ・ムルトシダ UC958 13288(Pasteurella multocida)ネ゛ルデテラ・1 82社ブチイカ UC631332>32 >32(Bordetella b ronchiseptica)ニジIすEア・コリ UC37g4 16 8  g(Escherichia coli)UC6720” 32 16 16 UC9670168g サルモネラ・コレラスイス L’C6073323232(Salmcnell a choleraesuis)tIC6077>32 32 >32 サルモネラ・ティフィムリウム しC6162161616(Salmonel la typhimurium)[IC6164’ 32 32 16 ンユーFモナス・アエルキノーザ ATCC27853>32 >32 >32 (Pseudomonas aeruginosa)3−(ベンジルジチオメチ ル)−13−(フェニルジチオメチル)−および3−(2−フルフリルジチオメ チル)−化合物(実施例14.15および16)は、各々、襟章的な実験室的試 験において、示した獣病原生物に対して以下の抗生物質MI C数を与えた。
第X1表 M I C(μg/ml2) 実施例、R= ベンジル フェニル フルフリル 生物 株 スタフィロコフカス・アウレウス UC6093121(Staphyloco ccus aureus)UC6097” l 2 2 しC9203’ 1 2 1 ストレブトコ1カス・アガラクティア UC3947NG′ ≦0.06 ≦0 .06(Streptococcus agalactiae)UC6892≦ 0.06 ≦0.06 ≦0.06ストレブトフフカス・ボビス UC6281 ≦0.06 ≦0.06 ≦0.06(Streptococcus bovi s)ストレプトコツカス・ジスガラクチイア UC251≦0.06 ≦0.0 6 ≦0.06(Streptococcus dysgalactiae)エ ンテロコブカス・フェシウム UC241>32 >32 >32(Enter ococcus faecium)エンテロコブカス・7エカリス UC694 >32 >32 >32(Enterococcus faecalis)スト レプトコツカス・スイス 650−2 ≦0.06 ≦0606 ≦0.06( Streptococcus 5uis)ストレプトコツカス・ウベリス UC 3946≦0.06 ≦0.06 ≦0.06(Streptococcus  uberis)UC61598164 ミク0コフカス・ルテウス UCl30 ≦0.06 ≦0.06 ≦0.06 (Micrococcus 1uteus)フルネバクテリウム・Eオゲネス  213−2 0.25 4 0.13(Corynebacterium py ogenes)パストレラ・ヘモリチカ UC65310,50,130,25 (Pasteurella hemolytica)UC6532’ 0.25  0.25 0.13L:C9,182’ 2 0.25 0.13バλトレラ ・Lルトゾダ UC95812≦0.06 1.0(Pasteurella  multocida)ボルデテラ・ブロン社ブチイカ UC6313>32 > 32 >32(Bordetella bronchiseptica)エシェ 1几ア・フリ tIC3784884(Escherichia coli)L :C6720’ 16 8 。
UC9670884 サルモネラ・コレラスイス UC6073163216(Salmonella  choleraesuis)UC6077323232 サルモ不う・ティフィムリウム しC6162161616(Salmonel la typhimurium)UC6164“ 16 8 8 シユードモナス・7エルNノーザ ATCC27853>32 >32 >32 (Pseudomonas aeruginosa)3−(4−クロロフェニル ジチオメチル’)−% 3− (4−ニトロフェニルジチオメチル)および3− (クロロヘキシルジチオメチル)−化合物(実施例17.18および19)は、 各々、fil的な実験室的試験において、示した獣病原生物に対して以下の抗生 物質M IC数を与え1こ。
第■表 M I C(μg/m12) 実施例、R= 4−CI2−0 4−λ0.−〇 クロロへ今ンル生物 株 スタフィロコッカス・アウレウス UC6093421(Staphyloco ccus aureus)L;C6097’ 2 2 1 UC9203” 2 2 1 ストレプトコブカス・アカラフティア UC3947≦0.06 ≦0.06  ≦0.06(Streptococcus agalactiae)UC689 2≦0.06 ≦0.06 ≦0.06ストレブトコアカス・ボビス UC62 81≦0.06 ≦0.06 ≦0.06(Streptococcus bo vis)ストレプトコツカス・ジスガラクチイア LIC251≦0,06 ≦ 0.06 ≦0.06(Streptococcus dysgalactia e)エンテaコ1カス・フェシウA UC241>32 >32 >32(En terococcus faecium)エンテaコブカス・7エカリス UC 694>32 >32 >32(Enterococcus faecalis )ストレプトコツカス・スイλ 650−2 ≦0.06 ≦0.06 ≦0, 06(Streptococcus 5uis)ストレプトコツカス・ウペリス  UC3946≦0.06 0.25 0.13(Streptococcus  uberis)UC6159488 ミクロゴフカス・ルテウス じC130≦0.06 ≦0.06 ≦0.06( Micrococcus 1uteus)フルネバクテリウム・Eオゲネス 2 13−2 ≦0.06 0.23 0.5(Corynebacterium  pyogenes)パストレラ・ヘモリチカ UC6531≦0.06 0.2 5 0.5(Pasteurella hemolytica)L:C6532 ’ 0.13 ≦0.06 0.5UC95g2’ 0.13 ≦0.06 0 .25バストレラ・ムルトンダ UC9581≦0,06 ≦0.06 ≦0. 06(Pasteurella mulLocida)ネ°ルデテラ・プロンキ 七ブチイカ LC6313>32 >32 >32(Bordetella b ronchiseptica)エシェ1几7・コリ UC3784214(Es cherichia coli)UC6720’ 4 2 g UC9670814 サルモネラ・ゴレラスイス しC60738、28(SalmoneIIa c holeraesuit)UC60778416 号ルモネラ・ティフィムリウム LC61624416(Salmonella  typhimurium)UC6164” 4 2 16 シユードモナス・アエルキノーザ ATCC27853>32 >32 >32 (Pseudomonas aeruginosa)実施例21 経口懸濁剤 各1mQ用量にいずれかの式I化合物を5ないし300mg含有する、経口用途 の水性懸濁剤1000ccを以下のタイプおよび量の成分から調製する。
式I化合物(粉末) 5ないし300gm安息香酸またはソルビン酸 1gm スクロース 650gm カルボキシメチルセルロースナトリウム 1ないし20gm低粘度 フレーバー剤(例えば、USPチェリー 適量、オレンジ) 塩化ナトリウム(0,5ないし10+ng/m(り 0.5ないしtogm塩酸 、試薬グレード 適量、 pHを約3,0に調整 脱イオン水 適量、1oooccに カルボキシメチルセルロースナトリウム、安息香酸、スクロース、適当なフレー バー剤および塩化ナトリウムを十分量の水に分散させて650m(!溶液を作成 する。式!化合物を均一に分散するまで撹拌してシロップに入れる。得られた懸 濁液をコロイドミルに付して均一なフンシスタンシーとする。十分量の水を添加 して容積を900ccとする。要すれば、塩酸でpHを約3に調整する。十分量 の水を添加して1000ccとする。
実施例22 滅菌非経口懸濁剤 滅菌ビヒクル−パート■ PEG 5ないし120gm ベンジルアルコール、または 9.18m安息香酸 1.0gm ポビドン(F’ov 1done) 1ないし10gm塩化ナトリウム微結晶、 試薬グレード 9gm塩酸、試薬グレード 適量、 pHを約3.0に調整 水酸化ナトリウム50%溶液 適量、 pH3,0j′−調整 注射用水 適量、 1000ccに調整 パート■ 式I化合物、粉末 1.0ないしlQOgmビヒクル・バートI 適量、100 0ccに調整すべての成分を水に溶解し、pHを約2.6ないし3.2、好まし くは約3.0に調整する。濾過によってビヒクルを滅菌し、パート■で用いる。
バート■ 滅菌式したI化合物をバートIかろの十分量なビヒクルに無菌的に添加して90 0mffを作成する。懸濁液を撹拌し、懸濁液をコロイドミルに付して均一なフ ンシスタンシーとする。十分量のビヒクルを添加して1000mρとする。
実施例23 滅菌非経口懸濁液 滅菌ビヒクル−パート! ポリソルベート80、N、F、 0.1ないし10gmカルボキシメチルセルロ ースナトリウム、2ないし20gm低粘度 ベンジルアルコール 9.1gm 安息香酸 0.2ないし2.0gm ポビドン 1ないし10gm 塩化ナトリウム、微結晶試薬 要すれば9gm塩酸、試薬グレード 適量、 pHを約3.0に調整 50%水酸化ナトリウム溶液 aft、pHを約3.0に調整 注射用水 適量、 1000cci:gll整 式I化合物、粉末 エないし100gmビヒクルパートI 適量、 1000ccに]整 すべての成分を水に溶解し、濾過によってビヒクルを滅菌する。
パート■ 滅菌した式I化合物をパートIからの十分量のビヒクルに無菌的に添加して90 0mgを作成する。懸濁液を撹拌し、懸濁液をコロイドミルに通して均一なフン シスタン/−とする。十分量のビヒクルを添加して1000rrl!とする。
PEG335ONF 5ないし1205mベンジルアルコール 9.1gm 安息香酸 0.2戸いし2.Cgm ボリンルベート8ONF食品グレード 1ないし5gm塩化ナトリウム微結晶試 薬 0.5ないし10gm塩酸、試薬グレード 適量、 pHを約3.0に調整 50%水酸化す)IJウム溶液 適量、pH3,0に調整 注射用水 適量、 1000ccに調整 パート■ 式I化合物、粉末 1ないし100gmビヒクルパー)II 適量、1000c cに調整すべての成分を水に溶解し、pHをほぼ3.Oi:調整し、濾過によっ てビヒクルを滅菌する。
滅菌した式■化合物をパー)1からの十分量なビヒクルに無菌的に添加して90 0m12を作成する。懸濁液を撹拌し、懸濁液をコロイドミルを通して均一なフ ンシスタンシーとする。十分量のビヒクルを添加して1000m12とする。
実施例25 滅菌処方箋調合非経口懸濁剤(水性)滅菌ビヒクル−パート■ ベンジルアルコールまたは 9.1gmまたは安息香酸 0.2ないし2.0g m カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0ないし20.0gmSP 低粘度またはいずれかの他の増粘剤 塩化ナトリウム微結晶、試薬グレード 0.5ないし10gm塩酸、試薬グレー ド 適量、 pH約3.0に調整 注射用水 バー+−n バイアル当たりの量 10ないし100dガラスバイアル中の0.01ないし1..5gm滅菌した式 1化合物 すべての成分を水に溶解し、pHをほぼ2.6ないし3.2、好ましくは約3. 0にR整する。濾過によってビヒクルを滅菌し、適当なガラスバイアルに充填す る。
バート■ 滅菌した粉末状式I化合物を無菌的に滅菌したバイアルに充填するか、または結 晶性式■化合物をまず充填し、最終容器をコバルト60照射によって滅菌する。
メチルパラベン 1.0ないし2.7gmプロピルパラベン 0.1ないし0. 5gmポビドン 1ないし10grn 塩化ナトリウム微結晶試薬グレード 0.5ないし10gm20%塩酸溶液 適 量、 pHを約3.0に調整 50%水酸化す) IJウム溶液 適量、p H3,0に調整 注射用水 適量、 1000ccに調整 ハートll バイアル当たりの量 10ないし100+I2ガラスバイアル中の 0.01ないし1.5gm滅菌結 晶性式■化合物 メチルパラベンおよびプロピルパラベンを沸騰水に溶解する。次いで、すべての 成分を水に溶解し、pHをほぼ2.6ないし3.2、好ましくは3.0に調整す る。ビヒクルを濾過によって滅菌し、適当なガラスバイアル中に充填する。
バート■ 滅菌結晶性式■化合物を無菌的に滅菌バイアルに充填するか、または結晶性式■ 化合物をまず充填し、最終容器をコバルト60照射によって滅菌する。
ポリエチレングリコール335ONF 5ないし120gmポリビニルピロリド ン 1ないし10g+nクアトレシン(Quatresin) (登録向n)  0.1ないし2.0gmミリスチルガンマピコリニウムクロライド塩化ナトリウ ム、微結晶試薬グレード 0.5ないし10gm、20%塩酸溶液 適量、 pH約3.○に調整 50%水酸化ナトリウム溶液 適量、 pH約3.0!:調整 注射用水 適量、 1000ccに調整 10ないし100mNガラスバイアル 0.01ないし1.5g+a中の(粉砕 または微粉砕の)滅菌した 粉末状式!化合物(または結晶性塩の等量)ビヒクル成分のすべてを水に溶解し 、pHを2.6ないし3.2、好ましくは約3.0に調整する。ビヒクルを濾過 によって滅菌し、適当なガラスバイアルに充填する。
バート■ 滅菌した粉末状式■化合物または滅菌した結晶性式■塩化合物を滅菌バイアルに 無菌的に充填するか、またはまず充填し、次いで、各最終容器をコバルト60照 射によって滅菌する。
しかる後、用いるに先立ち、ビヒクルおよび薬剤化合物を混合し、次いで、動物 に投与する。
実施例28 滅菌非水性非経口懸濁剤 粉末状式I化合物(粉砕または微粉砕) 1?jいし100gm無水クロロブタ ノール−保存剤 5.25gmまたは ベンジルアルコール 9.25gm コーン油グリセリルモノステアレートゲルまたは 綿実油グリセリルモノステアレートゲル 適量、調整籠境 保存剤を十分量の油状ゲルに溶解して800ccとする。粉末状式!化合物を添 加し、懸濁液をコロイドミルに付して均一なコンシスチンシーとする。十分量の ゲルを添加して1000m12とする。
ガラスバイアルに充填した後、懸濁液をコバルト60の照射またはその他の適当 な方法によって滅菌する。
実施例29 滅菌非水性非経口懸濁剤 粉末状式!化合物(粉砕または微粉砕) 1ないし100gm無水クロロブタノ ール 5.25gm ベンジルアルコール 9.25gm コーン油USP 適量、 1000ccに調整 または綿実油 適量、 1000ccに調整 製部 保存剤を十分量の油に溶解して800ccとする。粉末状式I化合物を添加し、 懸濁液をコロイドミルに付して均一なコンシスチンシーとし、凝集物を破壊する 。十分量の油を添加して10100O!とする。撹拌し、ガラスバイアルに充填 する。懸濁液はコバルト60放射によって滅菌できるか、または滅菌した粉末状 式I化合物を滅菌したビヒクルに添加し、無菌的手法によって製造できる。
実施例30 滅菌処方箋調合非経口懸濁剤(非水ゲル)−制御放出処方 滅菌ビヒクル−パートI 1000 ベンジルアルコール−保存剤9.0ないL9.25go+または クロロブタメール 5.0ないし5.25g++コーン油グリセリルモノステア ートゲル1000ccまたは 綿実油グリセリルモノステアレートゲル 1o00cc保存剤を十分量のゲルに 溶解し、該ゲルを無菌的にバイアルに充填し、バイアルをシールする。これらの バイアルを共充填としてパー)IIのバイアルと共に包装する。
パート■ 粉末状式!化合物または滅菌した粉末状式!化合物0.1ないし1.0gを滅菌 ガラスバイアルに詰め、バイアルをシールする。粉末状式I化合物を滅菌してい ない場合には、詰めたバイアルをコバルト60照射によって滅菌する。
投与に先立って、適量のパー)1賦形剤をパー)II滅菌粉末に添加し、均質と なるまで振盪する。
ベンジルアルコール−保存剤 9.0ないし9.25gまたは クロロブタノール 5.0ないし5.5gコーン油、USP 適量、1000c cに調整または 綿実油、USP 適量、1000ccに調整パート■ バイアル100個 式■化合物(粉砕または微粉砕) 50ないし100g保存剤を油に溶解し、濾 過によって溶液を滅菌する。滅菌溶液をバイアルに充填し、バイアルをシールす る。これらのバイアルを共充填としてパートHのバイアルと共に包装する。
パート■ 式I化合物または滅菌した式■化合物0.5ないし1.0gmを滅菌ガラスバイ アルに詰め、バイアルをシールする。結晶性式■化合物を滅菌していない場合に は、次いで、詰めたバイアルをコバルト60照射によって滅菌する。
投与に先立って、適量のパートL賦形剤をパート■滅菌式■化合物に添加し、均 質に混合されるまで振盪する。
実施例32 生薬 粉末状式!化合物62.5mgを含有する生薬2gについての処方を示す。しか じながろ、いずれのサイズの生薬も、いずれかの量の式■化合物および適量の賦 形剤を以下に示すのと同じ比で使用することによって製造できる。
式1化合物(粉砕または微粉砕) 7.5gmPEG−400144m(! pEG−800096g 製造 PEG−400を144m1秤量し、加熱に適した容器に入れる。
PEG−8000(融点140’ F)96gをPEG−400溶液に添加し、 熱水浴上でほぼ2分間または清澄な溶液となるまで融解する。
式!化合物7.5gを添加し、分散するまで撹拌する。混合物をモールドに注ぎ 、放置する。該モールドを冷却する。室温で15〜30分間放置した後、生薬を 取り出す。滅菌生薬は、滅菌した原料を用い、製造の間無菌状態とすることによ って製造できるか、またはコバルト60放射によって滅菌できる。
実施例33 生薬 生薬はカカオバター、C1ないしC3゜−飽和脂肪酸グリセリドのスボキレ(S uppoc i re) T′A M、スボキレ(Suppocire)T′4 A S 、、およびスポキレ(Suppocire)”A Tsスボキレ(Su ppocire) B Tまたはスボキレ(Suppocire)CTのごとき 賦形剤から製造することもできる。
結晶性式■化合物62.5mgを含有する生薬2gについての処方を示す;しか しながら、いずれのサイズの生薬も、粉末状式1または■化合物の所望量および 適量の賦形剤を用いて製造することが滅菌しノ;式■化合物(粉砕または微粉砕 ) 0.730gスボキ”(Suppocire)AMまたはAS、、 23. 25gあるいはAT、あるいはBTまたはCT型製 造ポキレ(Suppocire)”賦形剤を加熱に適した容器中に秤量して入れ る。はぼ2分間または清澄な溶液となるまで熱水浴上で融解させる(温度45° C) (水浴の代わりにマイクロ波オーブンを用いることもできる)。濾過によ って滅菌する。式■化合物を添加し、分散するまで撹拌する。混合物を冷モール ドに注ぐ。2戸いし4分後、掻くことによってキャスティングの過剰量を除く。
冷却の温度および時間は処方のタイプに応じるべきである。循環する冷風をモー ルドの全表面と接触させなければならない。モールドからの放出は穏やかに行わ なければならない。滅菌生薬は、滅菌原料を用い、製造の間無菌状態とすること によって製造するか、あるいはコバルト60放射によって滅菌することができる 。
実施例34 カプセル剤 各々が式■または■化合物の50mg活性を含有する経口用のツーピース・ハー ドゼラチンカプセル1000個を以下のタイプおよび量の原料から調製する。
式!または■化合物 (式l050g等量)または カルナウバワックス もしくは ホワイトワ、、クスでコートしたもの タルクおよび/または 75g ステアリン酸マグネシウム 25g ワックスをコートした粉末状式■または■化合物は制御放出特性を有するであろ う。原料を充分に混合し、次いで、常法によってカプセル化する。粉末状式I化 合物の量を変化させることによって種々の強度のカプセル剤を製造できる。
実施例35 錠剤 各々が式!または■化合物の50mg等量を含有する経口用の圧縮錠剤1000 個を以下の: 式■または■化合物 50g ラクトース 375g コーンスターチ 65g ステアリン酸マグネシウム 10g を用いて製造することができる。
成分を充分に混合し、スラング化する。該スラ・ノブを力をかけてスクリーンを 通すことによって破砕する。次いで、得られた混合物を打錠して錠剤とする。式 !または■化合物および賦形剤の量を適当に変更することによって種々の強度の 錠剤を製造することができる。
構造式 構造式(つづき) 構造式(つづき) 構造式(つづき) 国際IJIIIE轍古 国際調査報告 US 8803435 SA 24762 国際調査報告

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素または選択された医薬カチオンであり、後者の場合にはR1は 存在せず、あるいは Rは水素であるかまたはR1が医薬上許容される酸付加塩アニオンである場合は 化学結合であり、およびR2は、 (a)水素、 (b)全式II化合物がダイマーとなるようなR2位の左の式II化合物分子の 複製、 (c)アミノカルボニルメチル基、および(d)−SR3基、ここにR3は、 C1ないしC6−アルキル、 シクロヘキシル、 フェニル、 クロロ−置換フェニル、 ニトロ−置換フェニル、 ベンジル、または フルフリル; よりなる群から選択される] で示される化合物。
  2. 2.3−メルカプトメチル−7β−[2−(2−アミノ−1,3−チアゾール− 4−イル)−2−(Z)−(メトキシイミノ)アセトアミド]セフ−3−エム− 4−カルボン酸またはその医薬上許容される塩である請求の範囲第1項記載の化 合物。
  3. 3.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素または選択された医薬カチオンであり、後者の場合はR1は存 在せず、あるいはRは水素であるかまたはR1が酸付加塩アニオンである場合は 化学結合を意味する]で示される請求の範囲第1項記載の化合物。
  4. 4.3−(アミノカルボニルメチルチオメチル)−7β−[2−(2−アミノ− 1,3−チアゾール−4−イル)−2−(Z)−(メトキシイミノ)−アセトア ミド]セフ−3−エム−4−カルボン酸またはその医薬上許容される塩である請 求の範囲第1項記載の化合物。
  5. 5.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは水素、選択された医薬カチオンまたはRおよびR1が内塩を形成す る場合の化学結合よりなる群から選択され;R1はRが水素である酸付加塩、あ るいはRおよびR1は内塩(両性イオン塩)を形成し、および R3は、 C1ないしC6−アルキル、 シクロヘキシル、 フェニル、 クロロ−置換フェニル、 ニトロ−置換フェニル、 ベンジル、または フルフリル よりなる群から選択される] で示される化合物またはその医薬上許容される塩である請求の範囲第1項記載の 化合物。
  6. 6.(a)請求の範囲第1項で定義したに同じ式II:▲数式、化学式、表等が あります▼ の化合物、および (b)1種またはそれ以上の医薬上許容される賦形剤担体成分:よりなることを 特徴とする医薬組成物。
  7. 7.温血動物において細菌病原感染を阻止し、防止しまたはそれと戦うために温 血動物患者を治療するために用いる請求の範囲第1項で定義した式II: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される化合物。
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