JPH0350032B2 - - Google Patents

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JPH0350032B2
JPH0350032B2 JP60116777A JP11677785A JPH0350032B2 JP H0350032 B2 JPH0350032 B2 JP H0350032B2 JP 60116777 A JP60116777 A JP 60116777A JP 11677785 A JP11677785 A JP 11677785A JP H0350032 B2 JPH0350032 B2 JP H0350032B2
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JP
Japan
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surface layer
synthetic resin
leather
casein
fibers
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JP60116777A
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Toshio Nishikawa
Shiro Imai
Kenkichi Yagi
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、緻密で、充実感に富んだ表面層を有
する皮革様シート状物に関するものである。更に
詳しくは、通気・透湿両特性を兼ね備え、かつ表
面強度にも優れ、緻密で充実感に富んだ表面層を
有する柔軟な皮革様シート状物に関するものであ
る。 [従来の技術] 従来より、表面層を有する(スムース調)皮革
様シート状物に関しては、不織布または編・織物
などの繊維集合体に弾性重合体を含浸および/ま
たは塗布し、これを凝固して得られた基体上に、
ポリウレタンなどの樹脂からなる厚みのある多孔
質、あるいは非多孔質の層を積層一体化して表面
層を形成する方法が数多く提案されて来た。しか
し、かかる皮革様シート状物は、通気性、透湿性
に乏しく、これらの欠点を改良するため、表面層
用樹脂に吸湿性の大きな樹脂を用いる(特公昭53
−29710号公報など)方法などが提案されている
が、表面層がポリウレタン弾性体で形成されてい
るため、これに基づくゴム感の強い風合とタツチ
は避けられなかつた。また、表面強度も十分なも
のではなく、通気性が無いため、“ムレ”に対し
ても不十分なものであつた。一方、通気性を保持
させるため、表面層を多孔質層のみで形成させた
り、或いは表面層に微細孔を設ける(特公昭47−
46774など)などの方法では十分な表面強度を有
することができなかつた。この様に従来の皮革様
シート状物では、ゴム的反発感がなく、緻密で充
実感に富んだ表面感触を有し、通気性、透湿性を
備え、かつ表面強度にも優れた柔軟な皮革様シー
ト状物は得られなかつた。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、通気性、透湿性を備え、かつ
表面強度にも優れ、ゴム的反発感がなく緻密で充
実感に富んだ表面感触を有する柔軟なスムース調
の皮革様シート状物を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、最表面から50ミクロンまでの表面層
において、極細繊維の見掛け密度が0.20g/cm3
上、合成繊維の見掛け密度が0.50g/cm3以下であ
り、かつカゼイン系樹脂を1g/m2以上含有し、
かつ、緻密に交絡した極細繊維および/またはそ
の束と合成樹脂との複合体で形成されるととも
に、完全に該複合体の最表面が合成樹脂被膜で覆
われることなく、前記カゼイン系樹脂にて被覆お
よび/または目留めされてなる表面層を少なくと
も片面に有する皮革様シート状物に関するもので
ある。 すなわち本発明の皮革様シート状物は、その表
面層が緻密に交絡した極細繊維および/またはそ
の束と、合成樹脂との複合体で形成され完全に該
最表面が合成樹脂被膜で覆われることなく、かつ
該複合体表層部がカゼイン系樹脂にて被覆およ
び/または目留めされていることを基本としてい
る。このことによりはじめて、通気性、透湿性を
備え、表面強度にも優れ、緻密で充実感に富んだ
表面感触を有する柔軟な皮革様シート状物を提供
することが可能となつたのである。 本発明で用いる極細繊維は、スーパードロー或
いはメルトブローなどの方法で直接製造したも
の、または、海島型混合紡糸繊維、菊花状断面繊
維、高分子配列体繊維などの極細繊維形成型繊維
を用い、これを適当な段階で極細繊維に変成して
もよい。極細繊維の繊度は、0.2デニール以下が
好ましく、特に0.05デニール以下の場合、よりし
なやかな風合、なめらかな表面を有する皮革様シ
ート状物が得られるため好ましい。 本発明の皮革様シート状物の表面層における繊
維構造は、極細繊維および/またはその束が緻密
に交絡しており、該シート状物の最表面から50ミ
クロンまでの表面層において0.20g/cm3以上の見
掛け密度を有することが必要である。該見掛け密
度が0.20g/cm3未満の場合、銀面層のゴム反発感
が強く、又十分な表面強度が得られない。特に最
表面から30ミクロンの表面層においても、極細繊
維の見掛け密度が0.20g/cm3以上あるのが好まし
い。かかる極細繊維の見掛け密度を測定する方法
としては、該シート状物の断面を走査型電子顕微
鏡で約1000倍に拡大し、該繊維の断面における占
有率から求めることが出来る。本発明においては
各方向の断面10枚の平均値としてこれを求めてい
る。 更に極細繊維および/またはその束は緻密に交
絡している程、表面層の強度が優れたものとな
り、揉み剪断などの作用が加わつても表面層に亀
裂が発生しにくく、耐久性に優れる。その交絡密
度は、特開昭58−191280号に記載されている繊維
交絡点間距離で200ミクロン以下、特に100ミクロ
ン以下が好ましい。 こうして最表面から50ミクロンまでの表面層に
おいて見掛け密度が0.20g/cm3以上で、好ましく
は緻密に交絡した繊維構造体と後述するポリウレ
タンなどの合成樹脂とカゼイン系樹脂との複合体
によつて形成された表面層を有する皮革様シート
状物によつて本発明の目的は達成される。 この最、合成樹脂の銀面最表層から50ミクロン
までの表層における見掛け密度は0.50g/cm3以下
が必要である。0.50g/cm3を越えると合成樹脂の
特性が顕著に現われ、ゴム的反発感が強くなりす
ぎたり、また風合が硬くなりすぎて好ましくな
い。0.30g/cm3以下の見掛け密度であればより好
ましい。 なお、本発明に用いる合成樹脂としては、ポリ
ウレタンをはじめ、ポリアミド、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、ポリアクリル酸エステル共重合
体、ネオプレン、ポリアクリロニトリル、スチレ
ンブタジエン共重合体、ポリアミノ酸ポリウレタ
ン共重合体、シリコン樹脂などを用いることがで
きる。中でもポリウレタンは耐屈曲性などに優れ
た表面層が得られるのでより好ましい。 合成樹脂の表面層における構造は、多孔質構
造、非多孔質構造あるいはこれらの組合わさつた
構造のいずれでも良いが、ごく少量の非多孔質構
造からなるものがより好ましい。肝要な点は該樹
脂と繊維構造体とが複合一体化されて銀面層が形
成されていることである。銀面表層部が合成樹脂
層だけで形成されたもの、或いは合成樹脂で完全
に被覆されたものにおいては、本発明に用いるカ
ゼイン系樹脂の効果は全く現われない。極細繊維
構造体と合成樹脂との複合体層にカゼイン系樹脂
を“目留め”的に複合することにおいて始めて緻
密で充実感に富んだ表面層が得られ、表面のタツ
チもしなやかでゴム様のヌメリ感もなく、更に深
い光沢が発現し、本発明の目的が達成される。こ
の場合、カゼイン系樹脂が1g/m2未満では十分
な効果が得られない。 本発明でいうカゼイン系樹脂とは、天然の牛乳
から得られる両性蛋白質であつても、またカゼイ
ンを変性した樹脂でもよい。本発明で用いるカゼ
インは、溶解性、膠着性などから脂肪分および/
またはカルシウム分の少ないものがより好まし
い。また該カゼインをホルマリンなどで部分架橋
させたものは、耐水性、耐熱性などが優れること
から特に好ましい。 本発明の皮革様シート状物の製法は、具体的に
少なくとも下記〜の各工程を組合せることに
より得ることができる。 極細繊維または極細繊維形成型繊維が三次元
交絡した構造を有する繊維質シートを得る工
程。 繊維質シートの表面に高速流体流を噴き当て
て繊維の枝分れおよび/または交絡を行なう工
程。 合成樹脂を繊維質シートに付与する工程。 カゼイン系樹脂を固型分にて1g/m2以上付
与し、緻密に交絡した極細繊維および/または
その束と合成樹脂との複合体で形成されるとと
もに、完全に該複合体の最表面が合成樹脂被膜
で覆われることなく、前記カゼイン系樹脂にて
被覆および/または目留めされてなる表面層を
少なくとも片面に形成せしめる工程。 一例として有用な本発明の皮革様シート状物の
製造方法を以下に詳述する。 まず極細繊維形成型繊維を例えば特公昭47−
37648号公報に示された紡糸装置で製造し、ステ
ープルにした後カード、クロスラツパーを通して
ウエブを形成し、さらにこれにニードルパンチを
行ない、三次元交絡した構造を有する繊維質シー
トを形成する。 次に、該繊維質シートに高速流体流を接触させ
て銀面層に相当する部分を極細繊維および/また
はその束に枝分れさせると同時に緻密に交絡させ
る。用いる高速流体流は、取扱い易さ、コスト、
エネルギーの点から水が最も好ましい。 しかる後、該繊維質シートにプレスなどの処理
を施し、表面の平滑化を行ない、次いで合成繊維
の溶液又は分散液を付与する。その後加熱加圧ロ
ールにより繊維と樹脂とを一体化せしめると共に
表面の平滑化を行なう。この際、表面にシボ模様
のあるエンボスロールを使用すると、平滑化とシ
ボ賦型が同時に行なえるので好ましい。 次いで、合成樹脂は溶解させないが、極細繊維
形成型繊維の一部成分を溶解する溶剤で処理し、
該極細繊維形成型繊維の極細化を行なう。かかる
極細化処理は高速流体流を作用させる前に行なつ
てもよい。この場合は低い流体圧で高度に極細繊
維を交絡させることができる。 また、バインダーとして、合成樹脂を付与する
場合、かかる付与する工程順については特に限定
はないが、高速流体流を処理した後、合成樹脂を
付与し、しかる後極細化処理すると、得られた繊
維シートは、極細繊維とバインダー樹脂との間に
空間ができ、相互に自由度が増し、柔軟な風合が
得られることから好ましい。もちろんバインダー
を付与しない場合は、非常に柔軟な風合が得られ
ることから好ましい。 こうして得られた皮革様シート状物を、必要に
より染色し、色付けを行なつた後、カゼイン系樹
脂を特に表面層において固型分にて1g/m2以上
付与し、表面層の緻密化を行なわしめる。この
際、ホルマリンなどにより該カゼインを架橋させ
ると、耐水性、耐熱性、耐薬品性、耐傷性などが
優れたものとなるので好ましい。更に適当な温度
と圧力下でプレスすると表面に深い光沢が得られ
るので特に好ましい。 [実施例] 以下に示す実施例は、本発明をより明確にする
ためのものであつて、本発明はこれに限定される
ものではない。 実施例 1 極細繊維成分としてナイロン−6が40部、海成
分としてポリスチレンが60部からなる割合で1フ
イラメント中に7本の島成分を有し、更にその島
成分中に極細繊維が多数含まれる形態の高分子配
列体繊維の4.0デニール、51mmのステープルを用
い、カード・クロスラツパーを通してウエブを形
成した後、ニードルパンチすることにより、目付
418g/m2、見掛け密度0.18g/cm3の不織布を得
た。 この不織布の両面に各々1回、孔径0.25mm、ピ
ツチ2.5mmのノズルを用いて100Kg/cm2圧の高速水
流をノズルを移動させながら噴射接触させた。 次いで、該不織布を95℃の熱水中にて28%収縮
させ、乾燥させた後、プレスし表面を平滑にし
た。しかる後該表面に架橋型ポリエステル系ポリ
ウレタンを固型分で2g/m2、次いでポリエーテ
ル系ポリウレタンを固型分で1g/m2付与し、エ
ンボスロールにて皮革様シボ模様を型押しした。 その後、トリクロルエチレンにて海成分をほぼ
完全に抽出除去し、ウインス型染色機にて染色し
た。 こうして得られた皮革様シート状物を更に、1
%アンモニア水100部に対しカゼイン7部の割合
で調合したカゼインの水懸濁液をスプレーで付与
した後、4%のホルマリン水溶液を付与して乾燥
させた。しかる後カレンダーロールにて表面の平
滑化処理を施した後、揉み加工を施して仕上げ
た。 得られた皮革様シート状物は、柔軟な風合を有
し、深い光沢があり、緻密で充実感に富んだ感触
のある銀面を備えたものであつた。しかも透湿度
6950g/m2・24hr、通気度80秒(ガーレ法による
測定)と透湿・通気両特性を兼ね備え、かつ引掻
きに対する耐傷性も非常に優れていた。 この皮革様シート状物の表面層50ミクロンの繊
維の見掛け密度を測定したところ、0.50g/cm3
あり、ポリウレタンの見掛け密度は0.06g/cm3
あり、カゼインは2g/m2含有されていた。また
該極細繊維の繊維交絡点間距離は96ミクロンであ
つた。 比較例 1 実施例1でカゼインを付与しなかつた以外は実
施例1と同様に処理し、染色後平滑化処理を施し
た後、揉み加工して仕上げた。 得られたシート状物は、透湿性、通気性の両特
性は備えているものの、表面の緻密感が実施例1
のシート状物に比較して劣り、光沢も今一つ鈍く
高級感に欠けていた。 実施例2、比較例2 実施例1と同等の不織布A、Bを用い、不織布
A(実施例2)は、実施例1と同様の高速流体流
処理を行なつた。 一方、不織布B(比較例2)は流体処理を行な
わずに、熱水中にて収縮させた。しかる後、不織
布A、Bにエステル系ポリウレタン溶液を含浸
し、水中にて凝固し、脱溶媒後乾燥した。ポリウ
レタンの付着量はナイロン極細繊維に対しそれぞ
れ17部と、30部であつた。 次に不織布Aの一方の表面にポリエステル系ポ
リウレタンを固型分にて4g/m2付与した後、エ
ンボスロールにて皮革様シボ模様を型押しした。
しかる後トリクロルエチレンにて海成分を抽出除
去した。 不織布Bは両面を軽くバツフイングした後、海
成分を抽出除去した後、シボ模様を有する離型紙
上にポリエステル系ポリウレタンを固型分にて5
g/m2塗布した後、二液性ポリウレタンを20g/
m2塗布し、今だ完全に乾燥しない間に該シート張
り合せ、しかる後離型紙をはがした。 こうして得られたシート状物A、Bの両者の表
面に、カゼイン7%含有懸濁液を付与後、ホルマ
リン4%水溶液を各々スプレーにて付与、乾燥し
熱プレス、揉み処理を施して仕上げた。 本発明のシート状物Aは、高級天然皮革に類似
した緻密さで充実感に富み、艶のある外観品位を
呈し、透湿性(5800g/m2・24hr)、通気性(140
秒)とも兼ね備え、靴にして着用したところ、ム
レ感もなく耐傷性にも優れていた。一方、比較例
のシート状物Bは揉み処理の段階でカゼインがと
ころどころはがれ、外観品位もビニルライクで高
級感に乏しく、通気性も全く無いため靴にして着
用したところ“ムレ”のひどいものであつた。 これらのシート状物A、Bの表面層50ミクロン
における各特性は第1表の通りであつた。
【表】 つており交絡していない。
[発明の効果] 本発明の皮革様シート状物は、その表面層を最
表面から50ミクロンまでの表面層において、繊維
と見掛け密度が0.20g/cm3以上の繊維構造体と見
掛け密度0.50g/cm3以下の合成樹脂と1g/m2
上のカゼイン系樹脂との複合体によつて形成して
いるので、光沢に深みがあり、緻密で充実感に富
んだ外観品位を呈し、しかも透湿性、通気性の両
特性を兼ね備えている。従つて、“ムレ”ること
なく、又、耐傷性、耐屈曲性にも優れているた
め、衣料用をはじめ、靴用甲皮、カバン、ベル
ト、袋物などの用途に好ましく用いることができ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 最表面から50ミクロンまでの表面層におい
    て、極細繊維の見掛け密度が0.20g/cm3以上、合
    成樹脂の見掛け密度が0.50g/cm3以下であり、か
    つカゼイン系樹脂を1g/m2以上含有し、かつ、
    緻密に交絡した極細繊維および/またはその束と
    合成樹脂との複合体で形成されるとともに、完全
    に該複合体の最表面が合成樹脂被膜で覆われるこ
    となく、前記カゼイン系樹脂にて被覆および/ま
    たは目留めされてなる表面層を少なくとも片面に
    有することを特徴とする皮革様シート状物。 2 最表面から30ミクロンまでの表面層における
    極細繊維の見掛け密度が0.20g/cm3以上である特
    許請求の範囲第1項記載の皮革様シート状物。 3 最表面から50ミクロンまでの表面層における
    極細繊維の交絡点間距離が200ミクロン以下に交
    絡している特許請求の範囲第1項記載の皮革様シ
    ート状物。 4 少なくとも下記〜の各工程を組合せるこ
    とを特徴とする皮革様シート状物の製造方法。 極細繊維または極細繊維形成型繊維が三次元
    交絡した構造を有する繊維質シートを得る工
    程。 繊維質シートの表面に高速流体流を噴き当て
    て繊維の枝分れおよび/または交絡を行なう工
    程。 合成樹脂を繊維質シートに付与する工程。 カゼイン系樹脂を少なくとも表面層におい
    て、固型分にて1g/m2以上付与し、緻密に交
    絡した極細繊維および/またはその束と合成樹
    脂との複合体で形成されるとともに、完全に該
    複合体の最表面が合成樹脂被膜で覆われること
    なく、前記カゼイン系樹脂にて被覆および/ま
    たは目留めされてなる表面層を少なくとも片面
    に形成せしめる工程。
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