JPH03500312A - 施錠機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 施錠機構 例えば、会社と銀行の間で現金を輸送するために、現在一般的に採用されている 手順は、銀行のノート及びカセットの内部、即ち施錠される蓋付き金属容器内に 保管される金貨に対するものである。もちろん、問題のカセットに対する鍵を送 金者と受領者とも保有する。輸送と保管期間中に安全を高めるため、カセットに 施錠装置を装備し、これ等のカセットを一つの鍵で施錠し、別な鍵で解錠するこ とが以前から考えられている。実際に判ったことは、会社がこのカセットを施錠 する鍵を保存し、銀行又は他の受領者がこのカセットを解錠する鍵を保有してい るか、その逆である。この系にある考え方は、現在及び将来の安全要請に合致す る適当な安全をもたらすとは考えられないが、ともかく魅力的である。

この発明は施錠と解錠機能に対する独立した二つの基準を備えた上記の考え方に 基礎を置いている。

この発明は、先ず何よりも電算機設備に関連して使用することを意図している。

それ故、かなりな安全性を達成し、施錠機能をみだりに改変することを防止でき る。また、輸送ないしは保管すべき内容に対して許可されいない接近を防止でき る要請も備えている この発明による施錠機構は、使用される保管スペース又は輸送容器の問題とする 施錠装置又は類似なものが符号化された錠を介して制御され、この符号錠が施錠 のために、独自な施錠符号を割り当てるためにあり、解錠のために、前記施錠符 号とは異なる符号を有するように配設してあり、この施錠符号に関連して、輸送 容器又は類似なものが同じように符号化された解錠符号用の合言葉を形成する識 別マークを付けることに実質上特徴がある。

この発明による符号錠は、主に電子制御される符号錠である。この符号錠は施錠 符号信号シーケンスと解錠の符号信号シーケンスを導入する制御回路に接続でき 、これ等のシーケンスに応じて、電子装置は所定の施錠信号シーケンスを所定の 解錠信号シーケンスに結び付けるようにプログラムされていて、これ等のシーケ ンスに応じて、マークがそれから解錠のための信号シーケンスを得る情報保持体 を形成する。

この発明の顕著な特徴は、請求の範囲の従属請求項から理解できる。

この発明を以下に添付した図面を参照してより詳しく説明する。これ等の図面は この発明の好適実施例を模式的に示すものである。

第１図は、電子制御ユニットを接続した輸送容器、所謂カセットを示す。

第２図は、多数の輸送チケットからなる所謂輸送ブロックを示す。

第３図は、カセットに付けるアドレスラベルである。

第４図は、受領者ブロックを示す。

第５図は、受領者ブロックから切り離したチケットを示す。

第６図は、カセットと制御ユニット中の電子装置の設計を示すブロック図である 。

第１図に示すカセットは箱２と蓋３から構成されている。この箱と蓋は好ましく はアルミニューム、帯鋼あるいは他の材料で仕上げてあり、例えば貯蔵又は輸送 スペースで貯蔵する間、アタッチメントに対する横溝４を備えている。横溝に嵌 め込むアタッチメント装置は、主要な条件に関心を払った適当な状態で仕上げで ある。！３には、操作ハンドル５がある。このハンドルは、カセットを施錠する ため、矢印６で示す方向に回転できる。制御電子装置、第１図には示してない、 は蓋３の内部に組み込んである。この電子回路は接触部７と導線８を経由して制 御ユニット１０の別な接触部９に接続されている。

第１図から理解できるように、制御ユニットは文字の組み合わせを形成する多数 のキー１１とパネル１２とで構成されている。これ等の押しボタン・キーに加え て、輸送施錠機能用の一つの制御キー１３、後で説明する時間設定用のキー１４ 、保管機能をもたらすキー１５及び解錠機能をもたらすキー１６がある。別な制 御キー１７は、例えば入れた文字を誤って組み合わせた場合に、取消す操作を行 うために装備しである。後で理解できるように、全体の系の基礎はカセット内に 配設した電算機と会話することにある。

このことは、キー１１を介して文字のある組み合わせを入力し、他のキーの効果 を利用して、ハンドル５によって行われる機械的な施錠に加えて、輸送及び／又 は保管する前にカセットを施錠でき、輸送及び／又は保管した後に対応する方法 で解錠できることを意味する。

カセットを送金者から受領者に配送する前に、この発明によれば、所謂輸送チケ ットが準備されている。この輸送ブロックは、第２図から理解できるように、多 数のチケットからなる。この輸送ブロックには左上角にブロックの識別符号を示 す数、５．５４３が記入されている。右の箱は輸送が含まれている、即ちこの場 合に関心のあるチケットが数３７を保有していることを示している。次の行にあ る情報は、カセットを施錠するためキー１】を介して導入する必要のある符号、 この場合１２３４である。輸送ブロクにある他の項目はただ日付と番地、即ち何 時、何処から、何処にこのカセットを送るのかの詳細である。しかし、このブロ ックは“ｒｉｖ”（＝「切り離すトコ口」）にミシン目が付けてる。チケットの 一部をこの個所で切り離すことができて、第３図に示すように番地ラベルとなる 。最後の図の番地ラベルは第２図の輸送ブロックの下の部分を形成する。この番 地ラベルには、自己接着物質を付けるとよく、あるいは適当な個所に接着剤でカ セットに貼り付けることができる。

受領者は対応しているページ番号、即ちこの場合５５４３と輸送番号３７を有す るブロックを有する。

受領者のブンロクのミシン目でチケットを切り離すことができる。このチケット は、第４図に示すように、シール部分を保有する。このチケットを切り離し、シ ール部分を開くと、符号文字の組み合わせが更に出てくる。この組み合わせはカ セットの解錠に関係して使用される。

例えば銀行から会社へのカセットの配送は以下のように行われる。会社と銀行は それ等の所有になる対応するチケットのブロック、即ち銀行の場合輸送ブロック と会社の場合受領者のブロックを有すると仮定する。更に第２図から判るように 、チケット５５４３は輸送委託Ｎｏ、　３７に関して使用される。この場合、カ セットを使用するのに関連して使用すべき直接符号１２３４が付けである。配送 する前に、このチケットは必要な情報、即ち日付８７０８２２　（＝　２２日０ ８月８７年）、制御番号ＫＲ１２００００とこの下の顧客番号１７１０１２を用 いて完全になる。番地パネルはこうして完全になる。つまり、この場合、番地Ａ ｍ５ｌのＶｌｌｇａｔｅｎでの会社ｒＡＢＪ、送金者の詳細はチケットの下部に 記載される。即ち、この場合５ａｆｆｌｅのＸ銀行。

輸送される貴重な書類はカセット１の内部に置かれる。ハンドル５を回して容器 に対して蓋３を閉じる。輸送用の施錠を行うため、上に示した符号１２３４をキ ー１１を介して入れる必要がある。しかし、最初に所望の機能を決めることが必 要である。即ち、この場合「輸送」。輸送の施錠はキー１３を押し、次いで符号 １２３４を入れて行われる。この時、表示パネル１２は問題の符号を入れている ことを示す。

しかし、安全の観点から、最終的に施錠する前に符号を繰り返す必要がある。こ れに応じて、ｒ　ＫＬＡＲＪ（＝「準備完了」）のマークを付けたキーを最終的 に押してこの機能を動作させる。ここに示した操作順序は電算機に予めプログラ ムされている。即ち、符号を確認するために二回この符号を入れる必要がある。

誤ったキー人力はこうして効果的に防止される。

表示パネルに表示を行い、施錠を完了すると、輸送ブロックのチケットの下部を 切り離し、カセットに差し込む。第３図から判るように、アドレス・ラベルはカ セットの行き先を明確に示している。上に述べたチケット数字５５４３も見える 。

カセットが会社ＡＢに到着すると、受領者は自分の受領ブロックを取り出し、彼 が数５５４３と輸送番号３７を有するもの見つけるまでチケットを探す。

問題のチケットがブロックから切り離され、同時に第４図に示すシールを引っ張 って剥がす。シールの特徴は縁を折り畳めるようにしてあり、新しい符号をこの 縁の内部に見出すことができる。つまりこの場合７５９８．別な制御ユニット１ ０が第１図に示すものと同じ方式でカセットに接続しであるので、カセット内部 にある電算機に接続されいる。問題のカセットを解錠するために、今度はキー１ ６を押し、こうして解錠機能に入る。ここで、符号７５９８をキー１１で入れ、 次いでｒＫＬＡＲＪ　（＝　ｒ準備完了」）の印を付けたキーを押す。カセット を施錠する場合と同じように、符号をここでもう一度入れる、これに応じて、正 しい符号数字が入力されたと言う結果が表示パネル上に表示される。そして、カ セットは解錠される。このことは、ハンドル５を回して、蓋をカセット容器から 取り外すことが出来ることを意味する。

上のことから理解できるように、許可されいない操作及びカセットの開放を効果 的に防止する安全機能が詩に簡単な方法で達成される。

ここに説明した系の他の利点は、「使い捨て」のキーをどの場合にも使用する点 にある。輸送を行い、受領者がカセットを開いた後には、使用した最後の符号を 再使用できない。実際には、カセット内部Ｃ電算機がチケットの一つのブロック にある符号を用いてのみ機能し、このため輸送ブロックの符号情報と受領者ブロ ックの符号情報が互いに関連する必要があるようにプログラムされていると好ま しい。従って、カセットを開けるためチケットの受領者ブロック中にある他の符 号を使用することが不可能でる。

可能な符号は輸送ブロックの符号に関係した符号のみである。つまり、この場合 、符号１２３４を符号５６７８に関連させる必要がある。

銀行と会社は、カセットを相互に請は渡しできるため、それ等の所有として受領 者ブロックと輸送ブロックを保存すべきである。これ等の場合には、チケットの 各ブロックに含まれている符号に対して電算機をプログラムすべきである。従っ て、電子装置の特徴はただ一度しか使用できない使用した施錠符号のある数のみ を「記憶ｊするようになっている。

実際には、開放符号でのただ三回の試みが受領者の許可で行えるように電算機を プログラムすると適切である。誤った符号を使用する第四の試みはカセットを施 錠させることになり、その時には許可された者の管理の下で開放するため、カセ ットの供給者に特表千３−５００３１２　（４） そのカセットを返送する必要がある。

既に述べたように、第６図には制御ユニットとカセットの実際の設計の例に対す るブロック回路図が示しである、第１図に示した部品の参照符号がこの図にも付 けである。前に触れた操作ブツシュ・ボタンと表示パネルに加えて、制御ユニッ ト１０には、Ｌｌａｒｔ回路を有する所謂シングル・チップコンピュータを保有 する。このユニットは、制御ブツシュ・ボタンの系によって制御され、ケーブル ８とその接触部７と９を介して二方向交信用の送信・受信ユニット１９に直接接 続されている。信号はカセット１の蓋を通過し、もう一つの送信・受信ユニット ２０に達する。このユニットはＤａｒｔ回路２１を経由して順に電算機に接続し ている。このＵａｒｔ回路は制御回路２２に結合していて、カセット内に存在す る何らかの湿気を検出する二つの湿度センサ２３だけでなく、機械的な損傷を検 出するためにカセット内にあるセンサ線２５の網に接続され遮断検出器２４にも 接続されている。この種の線の綱は、実際には「フレックス・ストリップｊと言 われている。制御回路２２には、正しい施錠状態を検出する施錠検出器２６と、 蓋の動きを検出するフォトセル装置２７及び２８を制御する回路と、起爆回路２ ９と、例えばソレノイド３０から成る磁気錠と、付属する施錠舌部３１とが接続 している。上に述べた起爆回路２９はカセット自体の中にある型カートリッジ（ 図示せず）の動作を制御する装置である。この装置はカセットに無理やり入れる 試みを行う場合動作させることができる。こうして、カセット内にある金又は貴 重な書類を汚す。ソレノイド３０と施錠舌部３１は、実際の錠５から離れ、Ｍ３ をカセット１に固定する機械的施錠装置を形成する。

Ｕａｒｔ回路１はモニター回路３２（所謂「番犬」）と電子バックアップ記憶器 ３３とに接続している。

モニター回路３２はタイマー回路３４と中央プロセッサユニット３６と相互作用 するＲＡＭ記憶器３５とに作用を及ぼしている。この設計にも起爆回路３９と、 制御・リセット論理回路３８と、温度センサ回路３９に接続するセンサ回路３７ とが配設されている。デコーダ回路４１とＥＦＲＯＭ回路４２は外部データバス を経由して接続されている。

技術的な見地から、ここに説明した部品は、前に記載した機能を達成するため、 電算機技術に応じた方式で作用する。

ここに示した種類の設備は、もちろん、多くの方法で構成でき、この設備には補 助的な安全性と表示装置も装備しである。もっとも、上に説明したことは実際に 適当な具体例を表している。輸送する個人の利益のために、表示ボックスを制御 ユニット１０と同じ方法でカセットに接続でき、カセットを輸送のために正しく 施錠する効果に対する明確な表示を与えることが言える。そのような表示ボック スは、もちろん技術的な特性の何らかの操作装置を含み、輸送作業を行う乗物に モニター系に適当に組み込める。この種の装置を経由して、カセットの不良が輸 送中に検出されると言う利点を達成することもできる。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．保管スペース、輸送容器又は類似なものを施錠及び解錠する別々な手段から 成る施錠機構において、問題とする施錠装置又は類似なものは、一個の制御装置 と相互作用する電子的に制御された符号錠を介して制御され、前期符号錠は施錠 のために配置して、個々の場合の一義的な施錠符号を割り当てるような方法で予 め設定され、解錠のために施錠符号とは別で、各場合に対して一義的である符号 を用いて、符号に応じて、電子装置は予め定めた施錠信号のシーケンスが予め定 めた解錠信号シーケンスに関連するような方法でプログラムされ、符号に応じて 、保管スペース、輸送容器又は類似なものが情報伝達体と解錠用の信号シーケン スを与えるのと同じ方式（第５図）でマーク付けした識別マーク用の合言葉から なる識別マーク（第３図）を添付していることを特徴とする施錠機構。 ２．前記マークは識別符号（ＢＬ、５５４３）を備えたシート、ラベル又は類似 なもの（第３図）から成り、前記ラベルは好ましくはホルダー装置（第２図）か ら除去可能であり、このマークに関連して、除去することが制御装置（１０）に 入れるべき施錠符号（１２３４）を剥き出すことを伴い、前記マークに関連して 、解錠用の符号（７９９８）がラベルの符号を保有するシート又は類似なものの 別なホルダー装置（第４図）から除去することによって同じ様に得られ、前記シ ートはそれを除去する前に解錠符号を隠してあることを特徴とする請求の範囲第 １項に記載の施錠機構。 ３．制御装置は輸送容器の電子装置（２０，２１，ｆｆ）に（７，８，９）接続 できる分離したユニット（１０）から成り、電子装置に応じて、一方の制御装置 （１０）は送り主に保持され、他方の制御装置は受領者によって保持され、その 電子装置に応じて、装置には施錠と解錠機能を選択するための機能選択器（１３ −１６）が装備してあり、操作ボタン（１０）の形態にした符号入力装置が装備 してあることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の施錠機構。 ４．操（作ボタン（１０）は、Ｕａｒｔ回路を備えたシングル・チップ電算機（ １８）を制御し、この電算機は輸送容器の電子装置（２０）に二方向交信するた めの送信・受信ユニット（１９）に接続されていることを特徴とする請求の範囲 第３項に記載の施錠機構。 ５．輸送容器の電子装置は、二方向交信部品を別にして、それに接続し、容器に 要求される機能、例えば施錠、許可されていな導入と符号の解釈に対する保護等 を制御するモニター制御回路（３２）に結合するＵａｒｔ回路（２１）から成る ことを特徴とする請求の範囲第４項に記載の施錠機構。 ６．制御装置は保管スペース又は輸送容器に恒久的に取り付けてあることを特徴 とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の施錠機構。