JPH034985B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、映像や音声などの多数のデータ情
報を円盤状の情報記録媒体に光学的に記録すると
ともに、光ビームを媒体に照射することにより、
媒体に記録されたデータ情報を再生する情報記録
再生方法において、記録された各データ情報の検
索が容易に行なえるようにするとともに、各デー
タ情報の秘密保持などを確実に行なえるようにし
た情報記録再生方法に関する。

従来、円盤状の情報記録媒体に光学的に記録さ
れた映像や音声などの多数のデータ情報の再生の
みを行なうために、たとえば光学式ビデオデイス
ク再生装置やデイジタル・オーデイオ・デイスク
再生装置が提供され、両再生装置に用いられる情
報記録媒体は、オーデイオ・レコードと同様に各
データ情報の記録された原盤を複製することによ
つて作製され、使用者は、両装置それぞれの再生
動作により媒体の情報を再生する。

ところで、現代の情報化社会では、多量の情報
を容易に記録再生するような記録再生方法が要求
され、当該記録再生方法が適用される記録再生装
置として光デイスク装置が考案され、当該装置に
用いられる情報記録媒体には、くり返し記録の不
可能なものとくり返し記録の可能なもの、すなわ
ち書き換え不可能なものと書き換え可能なものと
がある。

そして、書き換え不可能な情報記録媒体、すな
わち光デイスクメモリーは、たとえばプラスチツ
クからなる円盤状の基盤にたとえばテルルなどの
金属薄膜を付着して形成され、記録を行なう場合
は、光デイスクメモリーを回転させるとともに、
記録すべきデータ情報などの情報に応じて変調さ
れかつ充分な強さに集束されたたとえば半導体レ
ーザーのビームにより、金属薄膜を選択的に加熱
蒸発させ、情報に応じた孔を形成して情報を記録
する。すなわち光学的に情報を記録する。また、
記録された情報を再生する場合は、形成された孔
を破壊しない程度のレーザーのビームすなわち光
ビームを用いて記録された情報を読み出して再生
する。なお、記録再生を容易にするために、予め
同心円状またはスパイラル状の案内溝の形成され
たものもある。

一方、書き換え可能な光デイスクメモリーは、
前述の書き換え不可能な光デイスクメモリーに用
いられるテルルなどの代わりに、記録した情報が
消去でき再び記録できる物質、たとえば希土類遷
移金属合金を用いて形成される。

そして、書き換え不可能な光デイスクメモリー
および書き換え可能な光デイスクメモリーそれぞ
れに情報を記録する場合は、レーザーのビームが
集光用のレンズによつて直径約1μｍのスポツト
に絞り込まれるため、直径30cmの光デイスクメモ
リーに記録可能な情報の容量は、記録される情報
を形成するデイジタル信号のビツト数に換算する
と約10¹⁰ビツトになり、記録された情報にもとづ
く再生静止画像の枚数に換算すると54000枚にな
り、多数の情報を記録できる。また、円盤状に形
成されるとともに非接触方式により記録再生が行
なえるため、高速ランダムアクセスが可能とな
り、記録された情報を再生する場合に、希望する
情報を短時間に再生することができる。

しかし、光デイスクメモリーに適用される従来
の情報記録再生方法の場合、記録すべきデータ情
報と当該データ情報の番号とからなる記録ユニツ
トが、光デイスクメモリーの内周側から外周側に
順次に記録されるに過ぎないため、光デイスクメ
モリーに記録された各データ情報から希望するデ
ータ情報を取り出して再生する場合には、予じめ
希望するデータ情報を番号を別に控えておいた
り、光デイスクメモリーに記録されたデータ情報
を順次に再生して検索を行なつたりする必要があ
り、前述のように１枚の光デイスクメモリーに
54000枚の静止画像に相当する多数の情報が記録
されるため、いかに高速ランダムアクセスが可能
といえども、希望するデータ情報を直ちに再生す
ることは困難である。

そこで、光デイスクメモリーの希望するデータ
情報を簡単な操作で直ちに再生する情報記録再生
方法が望まれるが、この場合、希望するデータ情
報が容易に再生されるため、秘密の保持という点
を考慮する必要がある。また、書き換え不可能な
光デイスクメモリーを用いる場合は、記録された
情報の書き換えができないため、１枚の光デイス
クメモリーに不要になつたデータ情報と必要なデ
ータ情報とが混在し、不要になつたデータ情報が
多い場合、必要なデータ情報の再生が困難にな
る。

この発明は、前記の諸点に留意してなされたも
のであり、つぎにこの発明を、その１実施例を示
した第１図以下の図面とともに詳細に説明する。

第１図に示すように、光デイスク装置に用いら
れる円盤状の情報記録媒体１の中央部に開口２が
形成されるとともに、開口２から情報記録媒体１
の外側方向に、順次に、非記録領域３、索引記録
領域４、データ記録領域５が設けられ、索引記録
領域４、データ記録領域５がそれぞれ、多数の同
心円状のトラツクにより形成され、各トラツクそ
れぞれの溝部に情報が光学的に記録される。

そして索引記録領域４の各トラツクが複数の索
引区に分割されるとともに、分割された各索引区
の総数がデータ記録領域５のトラツクの総数と一
致する。また、データ記録領域５の各トラツクそ
れぞれに、１枚の再生静止画像を形成する映像や
音声などのデータ情報が記録される。

ところで、索引記録領域４の非記録領域３から
数えて１番目のトラツクの任意の索引区の番号が
１番として予め設定されるとともに、当該索引区
に引き続く各索引区それぞれに通し番号が順に設
定され、第２図ａに示すように、１番目トラツク
Taの索引区Xn_-1の番号がＮ−１番に設定される
と、当該索引区Xn_-1に連続する索引区Xn，Xn_-1
それぞれの番号がＮ番、Ｎ＋１番に設定される。

また、データ記録領域５の索引記録領域４から
数えて１番目のトラツクの番号が１番として予め
設定されるとともに、当該トラツクから外側方向
に各トラツクに通し番号が設定され、第２図ｂに
示すように、Ｎ−１番、Ｎ番、Ｎ＋１番の索引区
Xn_-1，Xn，Xn₊₁それぞれに対応して、Ｎ−１番
に設定されたトラツクTbn_-1の外側方向に、Ｎ
番、Ｎ＋１番それぞれに設定されたトラツク
Tbn，Tbn₊₁が設けられ、索引記録領域４の各ト
ラツクの各索引区に設定された番号と、データ記
録領域５の各トラツクに設定された番号とが１対
１で対応する。

そして、索引記録領域４において、第２図ａに
示すように、各索引区たとえば索引区Xn_-1，
Xn，Xn₊₁それぞれに、各索引区Xn_-1，Xn，
Xn₊₁それぞれに設定された番号、すなわちデー
タ記録領域５の各トラツクTbn_-1，Tbn，Tbn₊₁
それぞれの番号からなる記録位置情報が記録され
る位置記録部An_-1，An，An₊₁それぞれが設けら
れるとともに、データ記録領域５のトラツク
Tbn_-1，Tbn，Tbn₊₁それぞれに記録されるデー
タ情報の題名からなる題名情報が記録される題名
記録部Bn_-1，Bn，Bn_-1それぞれが設けられ、さ
らに、後述の特定情報が記録される特定記録部
Cn_-1，Cn，Cn₊₁それぞれが設けられている。

ところで、特定情報が、データ記録領域５の各
トラツクそぞれに記録される各データ情報が秘密
の保持を要求される場合に当該データ情報の再生
禁止を指令する禁止情報と、データ記録領域５の
各トラツクに記録された各データ情報の再生順序
情報、各データ情報の記録年月日からなる記録日
時情報、各データ情報の類別情報、各データ情報
の不要になつたものと必要なものとを判別し不要
になつたものの再生を不可能にする無効情報など
からなる固有情報とにより形成される。

一方、データ記録領域５の各トラツク、たとえ
ばトラツクTbn_-1，Tbn，Tbn₊₁それぞれに、第
２図ｂに示すように、前述の位置記録部An_-1，
An，An₊₁それぞれに対応して位置記録部An_-1′，
An′，An₊₁′それぞれが設けられ、各位置記録部
An−1′，An，An₊₁′それぞれに、設定された各
トラツクTbn_-1，Tbn，Tbn₊₁それぞれの番号が
記録されるとともに、前述の特定記録部Cn_-1，
Cn，Cn₊₁それぞれに対応して特定記録部Cn_-1′，
Cn′，Cn₊₁それぞれが設けられ、各特定記録部
Cn_-1′，Cn′，Cn₊₁それぞれに特定情報が記録さ
れる。

つぎに、媒体１の記録再生について第３図とと
もに説明する。

まず、媒体１に記録を行なう場合は、媒体１の
データ記録領域５の未記録トラツクを捜すため
に、キーボード６の特殊操作キーである検索キー
を操作し、検索キーから再生制御装置７に、検索
キーの操作にもとづく検索信号を出力し、再生制
御装置７からピツクアツプ制御装置８に制御信号
を出力するとともに、ピツクアツプ制御装置８か
らピツクアツプ９に移動信号を出力し、ピツクア
ツプ９を媒体１の索引記録領域４の位置に移動さ
せ、索引記録領域４の記録を再生させるための再
生指令信号をピツクアツプ制御装置８に出力す
る。

そして、ピツクアツプ制御装置８からピツクア
ツプ９に再生用の電力を供給し、媒体１にレーザ
ーのビームを照射させ、索引記録領域４にすでに
記録されている題名情報を読み取つて再生し、再
生制御装置７に出力し、CRTデイスプレイ１０
に表示させ表示信号に変換して、CRTデイスプ
レイ１０にすでに記録されたデータ情報の題名を
表示する。なお、以上の一連の動作が前述の検索
キーの操作により行なわれる。

さらに、CRTデイスプレイ１０の題名の表示
から、データ記録領域５の未記録トラツクを目視
により捜し出し、データ記録領域５の未記録トラ
ツクに対応する索引記録領域４の索引区に、記録
したいデータ情報の内容を表わす題名情報を記録
するために、キーボード６の特殊操作キーである
索引書き込みキーを操作するとともに当該操作の
後に、キーボード６の数字キーにより題名情報を
書き込む索引区の番号をキーインし、つぎに題名
情報をキーボード６の英字キーなどによりキーイ
ンし、キーボード６から再生制御装置７および記
録制御装置１１に索引区の番号および題名情報に
対応する信号を出力する。

そして、記録制御装置１１からピツクアツプ制
御装置８を介してピツクアツプ９に、媒体１の索
引記録領域４の指定された索引区にピツクアツプ
９を移動させる移動信号を出力し、ピツクアツプ
９を当該索引区の位置記録部、題名記録部それぞ
れに位置させ、位置記録部に索引区の番号すなわ
ち記録位置情報を記録するための信号および、題
名記録部に題名情報を記録するための信号それぞ
れを、記録制御装置１１からピツクアツプ制御装
置８に出力する。

そしてピツクアツプ制御装置８からピツクアツ
プ９に記録位置情報、題名情報にもとづく信号で
変調された記録用の電力を供給し、媒体１にレー
ザービームを照射し、記録位置情報および題名情
報を記録する。なお、同時に、再生制御装置７に
よりCRTデイスプレイ１０に記録位置情報にも
とづく番号および題名情報にもとづく題名を表示
させる信号を出力し、CRTデイスプレイ１０に
番号および題名を表示する、 つぎに、前述の題名情報のキーイン後に、キー
ボード６のエンドキーを操作して操作終了の信号
を発生させ、キーボード６から記録制御装置１１
に当該信号を出力し、ピツクアツプ９を前述の索
引区に対応するデータ記録領域５の未記録トラツ
クに移動させ、前述の記録位置情報に対応した番
号およびデータ情報の記録準備を指令する信号
を、記録制御装置１１からピツクアツプ制御装置
８に出力し、さらに、キーボード６の書き込みキ
ーを操作した後に、ビデオカメラなどの入力装置
１２によりデータ情報を読み取るとともに、入力
装置１２から記録制御装置１１を介してピツクア
ツプ制御装置８に番号およびデータ情報に対応し
た信号を出力し、ピツクアツプ制御装置８からピ
ツクアツプ９に番号およびデータ情報にもとづく
信号で変調された記録用の電力を供給し、媒体１
にレーザービームを照射し、データ記録領域５の
未記録トラツクに番号およびデータ情報を記録す
る。同時に再生制御装置７よりCRTデイスプレ
イ１０に番号およびデータ情報を表示させる信号
を出力してCRTデイスプレイ１０に表示し、媒
体１の記録を終了する。

ところで、記録するデータ情報が秘密の保持を
要求されるとともに、データ情報の再生順序情
報、記録日時情報、類別情報、無効情報などから
なる固有情報の書き込みが要求されるときは、前
述のようにキーボード６の検索キーを操作し、
CRTデイスプレイ１０の表示からデータ記録領
域５の未記録トラツクを捜し出すとともに、キー
ボード６の索引書き込みキーの操作後に数字キー
を操作して索引区の番号をキーインし、つぎに、
キーボード６のシークレツトキーを操作した後
に、数字キーや英字キーなどを操作し、記録者お
よび関係者のみが認識する記号などからなる禁止
情報および、固有情報をキーインし、その後に、
英字キーなどの操作により題名情報をキーインす
る。

そして、ピツクアツプ９を索引区の位置記録
部、特定記録部、題名記録部それぞれに位置さ
せ、レーザービームの照射により記録位置情報、
禁止情報および固有情報からなる特定情報、題名
情報それぞれを記録し、キーボード６のエンドキ
ーを操作した後に、ピツクアツプ９を当該索引区
に対応するデータ記録領域５の未記録トラツクに
移動させ、記録位置情報、特定情報、データ情報
それぞれを、当該未記録トラツクに記録する。

つぎに、媒体１の再生を行なう場合は、データ
記録領域５に記録されたデータ情報の検索を行な
うために、キーボード６の検索キーを操作し、記
録の場合と同様の動作により、ピツクアツプ９を
媒体１の索引記録領域４の位置に移動させ、ピツ
クアツプ制御装置８からピツクアツプ９に再生用
の電力を供給し、媒体１にレーザーのビームを照
射させ、索引記録領域４に記録されている記録位
置情報、題名情報および特定情報を読み取り、特
定情報に禁止情報がないときには、各情報を再生
してCRTデイスプレイ１０に、記録位置情報に
もとづく番号、題名情報にもとづくデータ情報の
題名および、特定情報の固有情報にもとづく記録
日時などを表示する。

そして、CRTデイスプレイ１０の題名の表示
から、データ情報の題名を目視により捜し出し、
キーボード６の操作により記録位置情報にもとづ
く当該題名の番号をキーインし、キーボード６か
ら再生制御装置７に当該番号にもとづく番号を入
力し、ピツクアツプ９をデータ記録領域５の題名
に対応するデータ情報が記録されているトラツク
に移動させ、再生制御装置７からピツクアツプ制
御装置８に再生を指令する信号を出力し、さら
に、ピツクアツプ制御装置８からピツクアツプ９
に再生用の電力を供給して媒体１にレーザーのビ
ームを照射させ、当該トラツクに記録されている
データ情報を読み取るとともに、ピツクアツプ９
からピツクアツプ制御装置８を介して再生制御装
置７にデータ情報の再生信号を出力し、再生制御
装置７によりCRTデイスプレイ１０に表示させ
る表示信号に変換してCRTデイスプレイ１０に
データ情報にもとづくデータを表示し、媒体１の
再生を終了する。なお、希望するデータ情報の題
名に対応する番号、すなわち記録位置情報にもと
づく番号をキーインする代わりに、希望するデー
タ情報の題名をキーボードでキーインしても希望
するデータ情報にもとづくデータをCRTデイス
プレイ１０に表示することができる。

ところで、特定情報に禁止情報があるときは、
所定の解除操作すなわち、当該禁止情報と同一の
記号をキーインし、再生制御装置７により、キー
インされた記号とすでに記録されている禁止情報
とが同一のものと確認されたときにのみ、禁止情
報を有する希望のデータ情報の記録位置情報、題
名情報などにもとづく番号や題名をCRTデイス
プレイ１０に表示するとともに、希望のデータ情
報の題名や番号のキーインにより、当該データ情
報にもとづくデータをCRTデイスプレイ１０に
表示する。なお、キーインされた記号と記録され
ている禁止情報とが一致しないときは、当該禁止
情報を有するデータ情報の番号および題名などの
再生および表示を行なわない。

なお、第３図において、１３はモータ制御装置
１４により制御されるモータであり、媒体１を回
転させる。

したがつて、前記実施例によると、記録情報媒
体１に各データ情報を記録するデータ記録領域５
および、索引記録領域４を設けるとともに、索引
記録領域４にデータ記録領域５のトラツクの数に
対応した索引区を設け、さらに、各索引区に、デ
ータ記録領域５の各トラツクの番号すなわち各索
引区の番号からなる記録位置情報を記録する位置
記録部、データ記録領域５の各トラツクに記録さ
れるデータ情報の題名からなる題名情報を記録す
る題名記録部を設けるとともに、秘密の保持など
のためにデータ情報の再生を禁止する禁止情報と
再生順序情報、記録日時情報、類別情報、無効情
報などからなる固有情報により形成された特定情
報を記録する特定記録部を設けたことにより、媒
体１の記録や再生を行なう場合の検索時に、キー
ボード６の検索キーの操作により索引記録領域４
の各索引区に記録された記録位置情報にもとづく
番号および題名情報にもとづく題名と、特定情報
にもとづく記録日時などをCRTデイスプレイ１
０に表示し、検索を容易に行なわせることがで
き、再生を行なう場合、CRTデイスプレイ１０
の表示から希望するデータ情報の題名や番号を検
知し、希望するデータ情報をすみやかにCRTデ
イスプレイ１０に表示することができる。また、
特定情報を形成する禁止情報により、秘密の保持
などが要求されるデータ情報に対応する索引区の
記録位置情報や題名情報の再生表示を、所定の解
除操作すなわち禁止情報と同一の記号などがキー
インされたときのみ行なわせることができ、各デ
ータ情報の秘密の保持などを確実に行なわせるこ
とができる。さらに、特定情報を形成する固有情
報により、データ記録領域５に記録された各デー
タ情報の類似や関連および再生順序を記録し各デ
ータ情報の再生を一層すみやかに行なわせるとと
もに、不必要になつたデータ情報と必要な情報と
をすみやかに識別することができ、媒体１が書き
換え不可能な光デイスクメモリーの場合にもすみ
やかにデータ情報の再生を行なわせることができ
る。

以上のように、この発明の情報記録再生方法に
よると、データ記録領域および索引記録領域を設
け、索引記録領域の再生によりデータ記録領域に
記録された各データ情報を検索することにより、
各データ情報の検索を容易に行なうことができる
とともに、各データ情報の秘密保持などを確実に
行なうことができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の情報記録再生方法の１実施例
を示し、第１図は情報記録媒体の平面図、第２図
ａおよびｂそれぞれは第１図の索引記録領域およ
びデータ記録領域それぞれの一部の拡大図、第３
図は記録再生の回路ブロツク図である。 １……情報記録媒体、４……索引記録領域、５
……データ記録領域、An_-1，An，An₊₁……位置
記録部、Bn_-1，Bn，Bn₊₁……題名記録部、
Cn_-1，Cn，Cn₊₁……特定記録部、Xn_-1，Xn，
Xn₊₁……索引区。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 映像や音声などの多数のデータ情報を円盤状
   の情報記録媒体に光学的に記録するとともに、光
   ビームを前記媒体に照射することにより記録され
   た前記各データ情報を再生する情報記録再生方法
   において、前記媒体に、前記各データ情報を記録
   するデータ記録領域と、データのアドレス情報及
   び制御用の特定情報などを記録する索引記録領域
   とを設け、前記索引記録領域の再生に基き前記デ
   ータ記録領域に記録された前記データ情報を検索
   し、一方、前記特定情報はデータ記録領域に記録
   されたデータ情報の再生禁止を指令する禁止情報
   を含み、再生時に該禁止情報が検出された場合に
   はデータの再生を禁止し、所定の解除操作を行な
   つたときのみ前記禁止情報にもとづく前記データ
   情報の再生禁止を解除することを特徴とする情報
   記録再生方法。 ２ 禁止情報と、データ記録領域に記録されたデ
   ータ情報の再生順序情報や記録日時情報などの固
   有情報とにより特定情報を形成したことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項に記載のデータ記録再
   生方法。