JPH0349856B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等
の画像形成装置におけるシート給送装置に係り、
詳しくは、多数のシートを収納した箱型カセツト
を画像形成装置本体に装着し、該カセツトに収納
したシートを給送する方式（カセツト方式）のシ
ート給送装置に関する。

(ロ) 従来の技術 従来、複写機にはカセツト方式のシート給送装
置を備えたものがある。

上記シート給送装置１は、第４図に示すよう
に、多数のシートを収納する箱型のカセツト
C″を有すると共に、複写機Ｍのカセツト着脱口
３に臨み、複写機本体の側板に回転自在に支持さ
れたリフタ支持軸５を備えている。そして、該軸
５にはリフタ６がその一端を固定されて配設され
ており、更に、該軸５の両側にはアーム７，７が
それぞれ一端を固定されて配置されていて、これ
らリフタ６の先端部６ａ及びアーム７，７の先端
部７ａ，７ａが一体で上下に移動し得るようにな
つていると共に、アーム７，７に設けられた引張
バネ９，９によつて上方に付勢されている。更
に、これらアーム７，７の先端部７ａ，７ａには
スライドピン１０，１０が植設されており、これ
らピン１０，１０が上記カセツトC″の両側板に
それぞれ設けられている逆台形状のガイド１１，
１１の側辺１１ａ，１１ｃ及び下辺１１ｂに沿つ
て摺動すると、アーム７，７の先端部７ａ，７ｂ
及びリフタ６の先端部６ａがそれぞれ該ピン１
０，１０の動きに従つて上下に移動するようにな
つている。

本給送装置１は以上のような構成よりなり、カ
セツトC″をカセツト着脱口３に装着すると、ス
ライドピン１０，１０が逆台形状ガイド１１，１
１の側辺１１ａ，１１ａ及び下辺１１ｂ，１１ｂ
に沿つて摺動し、更に側辺１１ｃ，１１ｃに至る
と、カセツトC″が位置決めされる。その際、リ
フタ６の先端部６ａは、上記ピン１０，１０の動
きに従つて初めは下降し、下降の状態でカセツト
C″の下方に入り、ついで、該ピンの上昇に伴つ
て上昇し、そしてカセツトC″が位置決めされる
と、スプリング９に基づき、該カセツトC″に収
納されているシートを図示しない給紙ローラに向
けて付勢する。また、カセツトC″をはずす際に
は、該ピン１０，１０が該ガイド１１，１１の周
辺を装着の際と逆の順序で摺動して、リフタ６の
先端部６ａを下降し、ついでカセツトC″がはず
されると、リフタ６の先端部６ａが上方に移動・
保持される。以上のようなシート給送装置１で
は、カセツトC″の着脱の際に、引張バネ９，９
の張力に抗してカセツトC″を着脱するために、
操作が重いという感じが生じる。更に、リフタ６
の先端部６ａが引張バネ９，９によつて上方に付
勢されているので、カセツトC″の装着の際に、
該リフタ６の先端部６ａが急激に上昇してカセツ
トC″に収納されたシートに当接するので、その
衝撃が該シートの上方に設けられている図示しな
い給紙ローラの変形又は破損の原因となつてい
る。

そこで、本出願人によつて、第５図及び第６図
に示すようなシート給送装置２０が案出されてい
る。該装置２０は、上述装置１と同様に、カセツ
ト方式のシート給送装置で、複写機本体Ｍにカセ
ツト着脱口３を備え、該着脱口３に臨んでリフタ
支持軸５及びリフタ６を配設していることは（第
４図参照）、上述装置１と同じである。更に、該
装置２０は第５図に示すように、上記リフタ支持
軸５に臨んで、ラチエツト歯車軸２１を有してお
り、該歯車軸２１は複写機本体Ｍの図示しない側
板に回転自在に支持されている。そして、該歯車
軸２１には電磁クラツチ２２が固設され、また、
該クラツチ２２に駆動歯車２３が配設されてい
て、該クラツチ２２は該歯車２３に噛合する歯車
２５を介して、図示しない動力源からの動力を制
御し、上記ラチエツト歯車軸２１を回転又は停止
するようになつている。更に、該歯車軸２１には
駆動歯車２３に隣接してラチエツト歯車２６が固
設されており、該ラチエツト歯車２６の膨径部に
はラチエツト歯２６ａが、小径部には歯車２６ｂ
がそれぞれ形成されている。また、該ラチエツト
歯車近傍にはリング状部材２７が該ラチエツト歯
車軸２１に回転自在に設けられており、該リング
状部材２７側面には左右両側に突出してピンが植
設されており、その左側ピン３０の回転・移動に
伴つて、該右側ピン２９が一体に回転・移動する
ようになつている。更に、上記ラチエツト歯車２
６のラチエツト歯２６ａに臨んでラチエツトレバ
ー３１が支持軸３２に揺動自在に支持されてお
り、該レバー３１の一端には爪３１ａが形成され
て、該爪３１ａが上記ラチエツト歯２６ａに係合
し得るようになつており、更に、該レバーの他端
は上記右側ピン２９の下方に延びて、アーム３１
ｂを形成している。また、該アーム３１ｂの反対
側ボス部には突起部３１ｃが設けられ、該突起部
３１ｃにバネ３２が張設されて、爪３１ａがラチ
エツト歯車２６のラチエツト歯２６ａに係合する
ように付勢され、また、右側ピン２９が、左側ピ
ン３０を介して外部からの押圧力を得て、該バネ
３２の張力に抗しアーム３１ｂを下方に押圧・移
動すると、該爪３１ａが該歯部２６ａへの係合を
解除されるようになつている。なお、右側ピン２
９は、通常図示しないバネ等で上記爪３１ａの係
合を解除しない程度の力で、アーム３１ｂに当接
するように付勢されている。一方、上述リフタ支
持軸５にはラチエツト歯車２６の歯車２６ｂに臨
んで、リフタ移動板３３が配設されていて、該板
３３の一端が該軸５に固定されており、他端には
扇状歯車３３ａが形成されて、該扇状歯車３３ａ
が上記歯車２６ｂと係合して、リフタ６の先端部
６ａを上方に移動するようになつている。また、
カセツトC′の右側板には左右が傾斜した四辺形状
のガイド３５が設けられ（第６図ａ，ｂ参照）、
左側ピン３０が、該ガイド３５の各外周辺３５
ａ，３５ｂ，３５ｃ，３５ｄに順次摺動し得るよ
うになつている。

上述構成のシート給送装置２０は、第６図に示
すように、まず、カセツトC′が着脱口３に挿入さ
れると、左側ピン３０が、ガイド３５の外周辺３
５ａ，３５ｂ，３５ｃに摺動する。そして、カセ
ツトC′が位置決めされると、該左側ピン３０は外
周辺３５ｃに至り静止する。ついで、コピー作動
を開始すべく図示しないコピーボタンが押される
と、電磁クラツチ２２が作動し、駆動歯車２３の
矢印Ａ方向の回転が（第５図参照）ラチエツト歯
車２６に伝達されると共に、歯車２６ｂを介して
扇状歯車３３ａに伝達される。すると、リフタ移
動板３３の扇状歯車３３ａが上方に移動され、該
リフタ移動板３３とリフタ支持軸５を介して一体
となつているリフタ６の先端部６ａが上方に移動
されて、該リフタ６によつて、カセツトC′に収納
されているシートが上方に持ち上げられる。そし
て、該シートの上面が所定の位置に来ると、図示
しない検知手段によつて、該シートが検知され
て、電磁クラツチ２２の作動が停止され、リフタ
６はその位置で移動を停止される。そして、爪３
１ａがラチエツト歯２６ａと係合していて、ラチ
エツト歯車２６の矢印Ｂ方向の回転を規制してい
るので、リフタ移動板３３の下方への移動が規制
され、該移動板３３と一体となつているリフタ６
が下降を規制されて、その位置が保持される。そ
して、図示しない給紙ローラが回転してシートを
給送する。

ついで、カセツトC′を着脱口３から引き抜くと
（第６図ａ参照）、左側ピン３０が、ガイド３５の
外周辺３５ｃに沿つて下方に押圧され外周辺３５
ｄに至る。その際、左側ピン３０と一体で移動す
る右側ピン２９がガイド３５からの押圧力を得
て、バネ３２の張力に抗して、アーム３１ｂを下
方に押圧・移動し、爪３１ａのラチエツト歯２６
ａへの係合を解除する。すると、リフタ６はその
下降の規制を解除され、自重で下降し、最下降位
置にて停止する。そして、カセツトC′が完全に引
き抜かれると、左側ピン３０が下方への押圧から
解放され、また、該左側ピン３０と一体で移動す
る右側ピン２９が押圧力を失つて、バネ３２の張
力によつて元の位置に戻される。このようにし
て、リフタ６は、カセツトC′の着脱に支障のない
最下降位置に退避している。

(ハ) 発明が解決しようとする問題点 ところで、上述シート給送装置２０は、カセツ
トC′を装着するに際して、リフタ６がカセツト装
着に支障のない最下降位置にあり、また、カセツ
トC′をはずす際には、爪３１ａのラチエツト歯２
６ａへの係合を解除するだけでよく、先に述べた
シート給送装置１が引張バネ９に抗する力を要す
るのに比し、極めて容易にカセツトを着脱できる
点で優れた装置であると言える。また、シート給
送装置２０は、リフタ６の上昇を歯車を介して行
うので、その上昇速度を簡単に制御することがで
き、リフタ６の急激な上昇による給紙ローラ等の
変形又は破損が生じないという点でも優れてい
る。

しかしながら、上述シート給送装置２０は、リ
フタ６の下降が爪３１ａのラチエツト歯３１ａへ
の係合によつて規制されているが、リフタ６の上
昇に対しては規制がないために、人の手によつて
該リフタ６が持ち上げられ、かつ該持ち上げ位置
に保持されてしまうことが考えられる。そして、
該リフタ６が持ち上げられた状態で、カセツト
C′が挿入されると、カセツトC′とリフタ６が衝突
して、リフタ６が曲がつたり、カセツトC′が破損
したりして、正常な作動が阻止される虞れがあ
る。

(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的と
するものであつて、カセツト着脱口に臨んで、カ
セツトに収納されたシートを上方に向けて付勢す
るリフタと、該リフタを上方に移動するリフタ移
動手段と、該リフタの下降を規制するリフタ下降
規制手段とを備え、かつ該リフタ下降規制手段の
規制を解除するリフタ下降規制解除部材を有する
シート給送装置において、上記リフタ下降規制解
除部材を上記カセツト着脱口の入口部に位置する
ように設け、カセツト装着の際における早期に、
該リフタを下降し得るように構成したことを特徴
とするものである。

(ホ) 作用 上述構成に基づき、リフタが持ち上げられたま
まになつていても、カセツトがカセツト着脱口に
挿入されると、すぐにカセツトの先端がリフタ下
降規制解除部材に作用して、リフタ下降規制手段
の下降規制が解除され、リフタは、カセツトがカ
セツト着脱口に挿入された早期の段階で、リフタ
下降部材によつて下降される。

(ヘ) 実施例 以上、図面に沿つて本発明の実施例について説
明する。なお、先に説明したシート給送装置２０
と同一部分は同一符合を付して説明を省略する。

シート給送装置４０は、上述したシート給送装
置１，２０と同様に、複写機本体ＭにカセツトＣ
を着脱するカセツト着脱口３を有すると共に、該
着脱口３に臨んでリフタ６を有している。そして
更に、第１図に示すように、上述したリフタ支持
軸５、ラチエツト歯車軸２１、電磁クラツチ２
２、駆動歯車２３、歯車２５、ラチエツト歯車２
６及びリフタ移動板３３が配設されていて、これ
らで、上記リフタ６を上方に移動するリフタ移動
手段が構成されている。また、該ラチエツト歯車
２６に対応して、ラチエツトレバー４１が支持軸
４２に揺動自在に支持されており、該ラチエツト
レバー４１の一端には爪４１ａが形成されてい
て、更に、他端はカセツト着脱口３に向つて延び
る、アーム４１ｂが形成されている。そして、該
アーム４１ｂとバネ取付片４３との間に引張バネ
４５が張設され、上記爪４１ａがラチエツト歯車
２６のラチエツト歯２６ａに係合するように付勢
され、ラチエツト歯車２６のＢ方向の回転が規制
されるようになつており、上記ラチエツトレバー
４１がリフタ下降規制手段を構成している。更
に、上記アーム４１ｂにはピン４６が植設されて
いて、該ピン４６は、カセツト着脱口３の先端部
に位置するようになつていて（第２図参照）、カ
セツトＣの右側上縁先端部C₁が該ピン４６に当
接すると、リフタ下降規制手段の規制を解除する
ようになつていて、該ピン４６がリフタ下降規制
解除部材を構成している。また、上記リフタ移動
板３３には引張バネ４７が設けられており、該バ
ネ４７はバネ取付片４９と該移動板３３との間に
張設され、上記リフタ下降規制手段の規制が解除
されると、リフタ移動板３３及びリフタ支持軸５
を介してリフタ６が下降するようになつていて、
該引張バネ４７はリフタ下降部材を構成してい
る。一方、上記カセツト着脱口３には、第２図に
示すように、上側ガイド５０，５０が設けられ、
該上側ガイド５０の下方には下側ガイド５１が配
設されて、これら上下側ガイド５０，５１がカセ
ツトＣを所定位置に案内するようになつている。
そして、該下側ガイド５１の先端部５１ａは突起
状に形成されていて、カセツトＣを位置決めする
ようになつている。また、上記カセツトＣの右側
上縁先端部C₁には切欠きが形成されており、上
記ピン４６がカセツトＣの右側上縁に容易に摺動
するようになつていて、更に、カセツト下縁部両
側には切欠きC₂が形成されて、上記下側ガイド
の先端部５１ａと嵌合するようになつており、ま
た、該カセツトＣの前面には開口C₃が設けられ、
上記リフタ６が該開口C₃を通つて該カセツトＣ
の中に入り込めるようになつている。更に、リフ
タ６の先端部６ａとピン４６との間には所定の距
離ｌが設けられ、リフタ下降とカセツトの進入と
の間に時間差が設けられて、カセツトＣとリフタ
６がカセツト装着の際に衝突しないように構成さ
れている。そして、上記上側ガイド５０の上方に
は給紙ローラ５２が配設され、更に、該給紙ロー
ラ５２に隣接して分離ローラ対５３が配置されて
いる。

上述構成のシート給送装置４０は、第２図に示
すように、まず、カセツトＣがカセツト着脱口３
に挿入されると、カセツトＣは、上側ガイド５０
及び下側ガイド５１に沿つて矢印Ｆ方向に進入す
る。この際、カセツトＣの底部が下側ガイド５１
の突起状先端部５１ａに押圧されて、カセツトＣ
は上方に持ち上がると同時に、カセツトＣの右側
上縁先端部C₁がピン４６に当接し、該ピン４６
は、該カセツトＣの進入に伴つて、該カセツトＣ
の右側上縁部に沿つて摺動すると共に、該カセツ
ト上縁部からの押圧力を得て、引張バネ４５の張
力に抗してラチエツトレバー４１のアーム４１ｂ
を上方に押圧する。すると、第１図に示すよう
に、該ラチエツトレバー４１は、支持軸４２を支
点にして、反時計方向に回動し、該回動に伴つ
て、該ラチエツトレバー４１の爪４１ａがラチエ
ツト歯車２６のラチエツト歯２６ａから離れる
と、該ラチエツト歯車２６の矢印Ｂ方向回転の規
制が解除され、該ラチエツト歯車２６の小径部歯
車２６ｂと扇状歯車３３ａの係合によつて下方へ
の移動が規制されていたリフタ移動板３３が、そ
の規制から解放されると、引張バネ４７の張力に
基づき、該リフタ移動板３３は下方に向けて回転
移動する。そして、該板３３とリフタ支持軸５を
介して一体となつているリフタ６が下方に向けて
回転移動されて、その先端部６ａが下降し、最下
降位置にて停止する。一方、カセツトＣが更に進
入すると、第３図に示すように、下側ガイドの先
端部５１ａがカセツトＣの下側部両側の切欠C₂
に嵌合して、カセツトＣは位置決めされる。そし
て、カセツトＣが位置決めされると、上記ピン４
６がカセツトＣの上縁部からの押圧力を失つて、
アーム４１ｂが引張バネ４５の張力により下方に
移動されると同時に、爪４１ａがラチエツト歯車
２６のラチエツト歯２６ａに係合されて、再びリ
フタ６の下降が規制される。ついで、第１図に示
すように制御部からの指令により電磁クラツチ２
２が作動すると、歯車２５及び駆動歯車２３を介
して動力源からの動力がラチエツト歯車軸２１に
伝動されて、該歯車軸２１に固定されているラチ
エツト歯車２６が矢印Ａ方向に回転されると、扇
状歯車３３ａを有するリフタ移動板３３が上方に
向けて回転移動される。そして、リフタ支持軸５
を介して、該リフタ移動板３３と一体となつてい
るリフタ６が該移動板３３と連動して、第３図に
示すように上方に回転移動されて、該リフタ６が
カセツトＣに積載されているシートを上方に押し
上げる。そして、最上位のシートが給紙ローラ５
２に接触すると、必要に応じて該給紙ローラ５２
が回転して、シートが給紙され、更に、該シート
が分離ローラ対５３にてシートの重送が防止され
る。なお、カセツトＣがカセツト着脱口３に挿入
されるとすぐに、カセツトＣの先端部C₁がピン
４６に当接して、リフタ６の下降規制を解除し、
リフタ６の下降作動が速やかに行われる。

一方、カセツトＣが引き抜かれる場合には、カ
セツトＣの切欠きC₂、と下側ガイドの先端部５
１ａとの嵌合が解かれる際に、ピン４６がカセツ
ト上縁部からの押圧力を得て、リフタ６の下降規
制を解除する。すると、上述と同様にリフタ６が
下降し、該リフタ６がカセツトＣの引き抜きの妨
げとならないように、最下降位置に退避して、カ
セツトＣが引き抜かれる。そして、該ピン４６が
カセツト上縁部からの押圧力を失うと、ラチエツ
トレバー４１の爪４１ａがラチエツト歯車２６の
ラチエツト歯２６ａに係合する。

(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によると、単にリ
フタ下降規制解除部材をカセツト着脱口の入口部
に位置するように設けて、カセツト装着の際に、
もしリフタが上方にある場合にはリフタを必ず下
降し、かつ該リフタ下降作動がカセツト装着の早
期に行われるようにしたので、挿入するカセツト
とリフタが衝突することがない。従つて、リフタ
が曲がつたり、カセツトが破損したりすることな
く、カセツトを確実に着脱できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２図
及び第３図はその側断面図、第４図は従来のシー
ト給送装置を示す斜視図、第５図は本出願人によ
つて案出されたシート給送装置を示す斜視図、第
６図はその作動を示す図で、ａは側面図、ｂは平
面図である。 Ｃ…カセツト、３…カセツト着脱口、６…リフ
タ、４０…シート給送装置、４６…リフタ下降規
制解除部材（ピン）、４７…リフタ下降部材（引
張バネ）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ カセツト着脱口３に臨んで、カセツトＣに収
   納されたシートを上方に向けて付勢するリフタ６
   と、該リフタを上方に移動するリフタ移動手段２
   ５，２３，２２，２６ｂ，３３ａ，３３と、該リ
   フタの下降を規制するリフタ下降規制手段２６
   ａ，４１と、該リフタ下降規制手段の規制を解除
   するリフタ下降規制解除部材４６と、を有するシ
   ート給送装置において、 上記カセツト装着の際における早期にリフタを
   下降し得るように、上記リフタ下降規制解除部材
   ４６を上記カセツト着脱口３の入口部に位置する
   ように設けたことを特徴とするシート給送装置。