JPH03490Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03490Y2 JPH03490Y2 JP1984163645U JP16364584U JPH03490Y2 JP H03490 Y2 JPH03490 Y2 JP H03490Y2 JP 1984163645 U JP1984163645 U JP 1984163645U JP 16364584 U JP16364584 U JP 16364584U JP H03490 Y2 JPH03490 Y2 JP H03490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gap
- exhaust gas
- hole
- finisher
- tail pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 7
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
〔産業上の利用分野〕
本考案は、テールパイプにフイニツシヤまたは
マフラーカツタなどと呼ばれる筒体を取付けた消
音器に関する。
マフラーカツタなどと呼ばれる筒体を取付けた消
音器に関する。
上記のフイニツシヤは通常機能的な面よりも意
匠的な意味合いが強くテールパイプ径より太く場
合により外観にデザインが施され、これを該パイ
プの長手方向一杯にその開口に近接するまでかぶ
せ、テールパイプを太く厚く見せるものである。
そして端末部を折り込んで内向きフランジを形成
し、あるいは開口に化粧口金を装着するものであ
る。またその端末部と反対側の内端部には、テー
ルパイプへの取付け機構を具え、また内部にはス
ペーサを設けることもある。
匠的な意味合いが強くテールパイプ径より太く場
合により外観にデザインが施され、これを該パイ
プの長手方向一杯にその開口に近接するまでかぶ
せ、テールパイプを太く厚く見せるものである。
そして端末部を折り込んで内向きフランジを形成
し、あるいは開口に化粧口金を装着するものであ
る。またその端末部と反対側の内端部には、テー
ルパイプへの取付け機構を具え、また内部にはス
ペーサを設けることもある。
そのため、排気中の凝縮水、洗車時の水、雨天
走行時の雨水などが、テールパイプとフイニツシ
ヤとの間の間隙の底部に溜り腐食の原因となる。
走行時の雨水などが、テールパイプとフイニツシ
ヤとの間の間隙の底部に溜り腐食の原因となる。
その対策として、上記の間隙を充分に取り即ち
テールパイプの外径より充分大径のフイニツシヤ
とする。フイニツシヤに水抜き穴を設ける。耐食
性の材料で作る。耐食性表面処理を施す等の手段
が行われている。
テールパイプの外径より充分大径のフイニツシヤ
とする。フイニツシヤに水抜き穴を設ける。耐食
性の材料で作る。耐食性表面処理を施す等の手段
が行われている。
しかし上記のような場合により高価となる対策
を施しても目的が充分に達成されていない。特に
その間隙に溜つた水を排気のエゼクタ効果や、表
面張力や毛細管現象で完全に無くすることは困難
である。
を施しても目的が充分に達成されていない。特に
その間隙に溜つた水を排気のエゼクタ効果や、表
面張力や毛細管現象で完全に無くすることは困難
である。
本考案は、上記の問題点を全く異なる構想で解
決するものである。
決するものである。
ロ 考案の構成
〔問題点を解決するための手段〕
フイニツシヤを取付けてなる自動車用消音器1
において、テールパイプ2とフイニツシヤ3との
間の間隙4内に溜まつている水をフイニツシヤ3
の後端開口3aに向かつて排気ガスの吐出力によ
り吹き飛ばす位置に開口する穴5を、テールパイ
プ2に設け、その穴2を通じて排気ガスの一部を
上記間隙4に噴出させるように構成したことを特
徴とする自動車用消音器である。
において、テールパイプ2とフイニツシヤ3との
間の間隙4内に溜まつている水をフイニツシヤ3
の後端開口3aに向かつて排気ガスの吐出力によ
り吹き飛ばす位置に開口する穴5を、テールパイ
プ2に設け、その穴2を通じて排気ガスの一部を
上記間隙4に噴出させるように構成したことを特
徴とする自動車用消音器である。
〔作用〕
上記のように構成すると、テールパイプ2から
排気する排気ガスの一部が穴5から間隙4に噴出
して、その間隙内の水を吹き飛ばし、フイニツシ
ヤ3の後端開口3から排気させるので、該間隙に
水が溜ることがない。
排気する排気ガスの一部が穴5から間隙4に噴出
して、その間隙内の水を吹き飛ばし、フイニツシ
ヤ3の後端開口3から排気させるので、該間隙に
水が溜ることがない。
フイニツシヤ3はテールパイプ2に第2図のよ
うに細径内端部をバンド6で取付ける。また第3
図のようにその内端部に当り突起7を設け、その
対向位置を押しねじ8で押え、外端部にスペーサ
9を介在させて間隙4を保持させる。
うに細径内端部をバンド6で取付ける。また第3
図のようにその内端部に当り突起7を設け、その
対向位置を押しねじ8で押え、外端部にスペーサ
9を介在させて間隙4を保持させる。
間隙4に向つて開口させる穴5は前後・左右・
上下等適宜である。また場合により複数個設け
る。さらに第4図のようにテールパイプ2の周壁
の一部を内方に突き刺して穴5と排気ガス案内5
aを形成し、あるいは穴5の内方にガイド片10
を取付けて積極的に排気ガスを空隙4に導入させ
る構成とすることもある。また第6図のようにバ
ーリング穴5にしてもよい。
上下等適宜である。また場合により複数個設け
る。さらに第4図のようにテールパイプ2の周壁
の一部を内方に突き刺して穴5と排気ガス案内5
aを形成し、あるいは穴5の内方にガイド片10
を取付けて積極的に排気ガスを空隙4に導入させ
る構成とすることもある。また第6図のようにバ
ーリング穴5にしてもよい。
ハ 考案の効果
前記作用の項に記載したように、排気ガスの一
部が穴5から間隙4に噴出してその間隙内の水を
吹き飛ばすから、排気ガスがテールパイプから出
ているときはフイニツシヤ3の中に水が溜ること
はない。従つてエンジンが停止したときは既に上
記の溜り水は無いから前記の腐食という問題を生
じない。しかもテールパイプに穴をあけるだけの
極めて簡単な構造で所期の目的が達成される。
部が穴5から間隙4に噴出してその間隙内の水を
吹き飛ばすから、排気ガスがテールパイプから出
ているときはフイニツシヤ3の中に水が溜ること
はない。従つてエンジンが停止したときは既に上
記の溜り水は無いから前記の腐食という問題を生
じない。しかもテールパイプに穴をあけるだけの
極めて簡単な構造で所期の目的が達成される。
第1図はフイニツシヤ付消音器の略図、第2
図・第3図は本考案を例示する縦断面図、第4
図・第5図・第6図は排気ガス噴出穴に排気ガス
案内を設けた実施例の縦断面図および側面図。 1は消音器、2はテールパイプ、3はフイニツ
シヤ、4は間隙、5は穴。
図・第3図は本考案を例示する縦断面図、第4
図・第5図・第6図は排気ガス噴出穴に排気ガス
案内を設けた実施例の縦断面図および側面図。 1は消音器、2はテールパイプ、3はフイニツ
シヤ、4は間隙、5は穴。
Claims (1)
- フイニツシヤを取付けてなる自動車用消音器に
おいて、テールパイプとフイニツシヤとの間の間
隙内の水をフイニツシヤの後端開口に向かつて排
気ガスの吐出力により吹き飛ばす位置に開口する
穴を、テールパイプに設け、その穴を通じて排気
ガスの一部を上記間隙に噴出させるように構成し
たことを特徴とする自動車用消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984163645U JPH03490Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984163645U JPH03490Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6178224U JPS6178224U (ja) | 1986-05-26 |
JPH03490Y2 true JPH03490Y2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=30721510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984163645U Expired JPH03490Y2 (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03490Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11045908B2 (en) | 2014-08-28 | 2021-06-29 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Piercing workpieces by a laser beam and an associated laser processing machine |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100684568B1 (ko) * | 2004-10-29 | 2007-02-22 | 김수원 | 자동차용 배기구 |
WO2008153247A1 (en) * | 2007-06-15 | 2008-12-18 | Choon Nam Son | Apparatus for removing exhaust gas pressure and preventing backflow of exhaust gas |
KR101209732B1 (ko) | 2010-09-28 | 2012-12-07 | 현대자동차주식회사 | 차량 배기 파이프용 테일 트림 어셈블리 |
US9523304B2 (en) | 2013-03-11 | 2016-12-20 | Futaba Industrial Co., Ltd. | Exhaust pipe |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5014023U (ja) * | 1973-05-30 | 1975-02-14 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5177435U (ja) * | 1974-12-13 | 1976-06-18 | ||
JPS5545850Y2 (ja) * | 1976-02-18 | 1980-10-28 |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP1984163645U patent/JPH03490Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5014023U (ja) * | 1973-05-30 | 1975-02-14 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11045908B2 (en) | 2014-08-28 | 2021-06-29 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Piercing workpieces by a laser beam and an associated laser processing machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6178224U (ja) | 1986-05-26 |
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