JPH0348994A - 集合住宅管理システム装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、集合住宅の共同玄関の出入りを管理する集
合住宅管理システム装置に関する。

（従来の技術） アパートやマンションなどの集合住宅では、住戸ごとの
玄関の他に、各住戸に共通の共同玄関を備え、その共同
玄関の出入口にオートドアを設けたものがある。

この場合、共同玄関と各住戸との間に通話線および解錠
信号伝達用信号線を設けており、訪問者が共同玄関から
通話線を使って目的の住戸に訪問を伝え、その旨を認め
た住人が解錠信号伝達用信号線を使って共同玄関のオー
トドアへ解錠信号を送ることにより、オートドアを解錠
して訪問者を迎え入れるようにしている。

（発明が解決しようとする課届） ただし、上記の場合、共同玄関と各住戸との間の配線数
が多いため、工事コストが高くなり、さらには誤配線を
起こし易いという問題がある。

この発明は上記のような事１ｍ　ｌ：Ｆｉみてなされた
もので、その目的とするところは、少ない配線で共同玄
関と各住戸との間の通話および解錠信号伝達を行なうこ
とができ、工事コストの低減および誤配線の防止を可能
とする集合住宅管理システム装置を提供することにある
。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 共同玄関の出入口に設けられたドアと、前記共同玄関に
設けられた玄関電話機と、各住戸に設けられ前記玄関電
話機と電話線接続されてその電話線に解錠信号を送出可
能な住戸電話機と、前記玄関電話機に設けられ前記電話
線を通して解錠信号を受信する解錠信号受信手段と、こ
の解錠信号受信手段が解錠信号を受信したときに前記ド
アを解錠する手段とを備える。

（作用） 電話線だけで共同玄関と各住戸との間の通話および解錠
信号伝達を行なう。

（実施例） 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図において、１は構内交換機（ＰＢＸ：ｐｒｉｖａ
ｔｅ　　ｂｒａｎｃｈ　　ｅｘｃｈａｎｇｅ）で、この
構内交換機１の内線端子に電話線２を介して玄関電話機
３を接続し、さらに電話線４ａ。

４ｂ、・・・４ｎをそれぞれ介して住戸電話機５　ａ　
＋５ｂ、・・・５ｎを接続する。

さらに、玄関電話機３にオートドアコントローラ６を接
続し、そのオートドアコントローラ５にオートドア７を
接続する。このオートドア７は、共同玄関の出入口に設
けられている。

上記住戸電話機５ａ、５ｂ、・・・５ｎは、集合住宅の
各住戸に設けられ、通常の通話機能の他に、電話線４ａ
、４ｂ、・・・４ｎに対して解錠信号を送出する機能を
備えている。この解錠信号としては、たとえば５番のブ
ツシュ釦として特有の周波数のブツシュ音信号を割当て
ている。

玄関電話機３は、集合住宅の各住戸に共通の共同玄関に
設けられ、通常の通話機能の他に、電話線２を通して上
記解錠信号を受信する解錠信号受信手段を備えている。

すなわち、第２°図に示すように、玄関電話機３は、電
話線２に通話用回路３１を接続し、さらに電話線２に絶
縁トランス３２およびフィルタ回路３３を介して周波数
判別回路３４を接続している。

フィルタ回路３３は、通常の会話より高い周波数域のブ
ツシュ音信号を通すものである。

周波数判別回路３４は、フィルタ回路３３を経たブツシ
ュ音信号の周波数が上記解錠信号に特有のものかどうか
を判別し、解錠信号に特有のものであれば解錠指令スイ
ッチ３５をオンするようになっている。

ここで、絶縁トランス３２．フィルタ回路３３゜周波数
判別回路３４により、電話線２を通して解錠信号を受信
する解錠信号受信手段を構成している。

また、上記オートドアコントローラ６は、玄関電話機３
からの指令に応じてオートドア７の施錠。

解錠を制御するもので、玄関電話機３の解錠指令スイッ
チ３５がオンした場合にオートドア７を解錠する機能を
備えている。

つぎに、上記のような構成において動作を説明する。

訪問者は、共同玄関の玄関電話機３を使って目的の住戸
の住戸電話機たとえば５ａを呼出し、訪問を伝える。

住戸電話機５ａが設置されている住戸の住人は、訪問者
を中に入れてもよいと判断したならば、住戸電話機５ａ
の５番のブツシュ釦を押圧する。

５番のブツシュ釦が押圧されると、そのブツシュ釦に特
有の周波数のブツシュ音信号が解錠信号として電話線４
ａに送出される。そして、送出された解錠信号は、構内
交換器１を経て電話線２に伝わり、玄関電話機３のフィ
ルタ回路３３を通って同玄関電話機３の周波数判別回路
３４に取込まれる。

このとき、周波数判別回路３４は、取込んだ解錠信号の
周波数が５番のブツシュ釦に特有のものであれば、解錠
指令スイッチ３５をオンする。

解錠指令スイッチ３５がオンすると、オートドアコント
ローラ６がオートドア７を解錠する。

したがって、訪問者がオートドア７の前に立てば、オー
トドア７が自動で開き、共同玄関の中に入ることができ
る。

このように、共同玄関と各住戸との間の通話および解錠
信号伝達を共に電話線によって行なうことにより、共同
玄関と各住戸との間の配線数が少なくなり、工事コスト
の低減および誤配線の防止が可能である。

なお、上記実施例では、ブツシュ釦の押圧によるブツシ
ュ音信号を解除信号として用いたが、住戸電話機がダイ
ヤル式の場合には、ダイヤルを回すことによって生じる
パルス信号を解錠信号として用いるようにしてもよい。

この場合、パルス信号の数によって解錠信号かどうかの
判別を行なうことになる。

［発明の効果］ 以上述べたようにこの発明によれば、共同玄関の出入口
に設けられたドアと、前記共同玄関に設けられた玄関電
話機と、各住戸に設けられ前記玄関電話機と電話線接続
されてその電話線に解錠信号を送出可能な住戸電話機と
、前記玄関電話機に設けられ前記電話線を通して解錠信
号を受信する解錠信号受信手段と、この解錠信号受信手
段が解錠信号を受信したときに前記ドアを解錠する手段
とを備えたので、少ない配線で共同玄関と各住戸との間
の通話および解錠信号伝達を行なうことができ、工事コ
ストの低減および誤配線の防止を可能とする集合住宅管
理システム装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示す図、第２図は
同実施例における玄関電話機の具体的な構成を示す図で
ある。 １・・・構内交換機、２・・・電話線、３・・・玄関電
話機、４ａ、４ｂ、・・・４ｎ・・・・・・電話線、５
ａ、５ｂ、・・・５ｎ・・・・・・住戸電話機、６・・
・オートドアコントローラ、７・・・オートドア。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の住戸を有し、これら住戸に共通の共同玄関を有す
   る集合住宅において、前記共同玄関の出入口に設けられ
   たドアと、前記共同玄関に設けられた玄関電話機と、前
   記各住戸に設けられ前記玄関電話機と電話線接続されて
   その電話線に解錠信号を送出可能な住戸電話機と、前記
   玄関電話機に設けられ前記電話線を通して解錠信号を受
   信する解錠信号受信手段と、この解錠信号受信手段が解
   錠信号を受信したときに前記ドアを解錠する手段とを具
   備したことを特徴とする集合住宅管理システム装置。