JPH0450688Y2 - - Google Patents

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JPH0450688Y2
JPH0450688Y2 JP1006286U JP1006286U JPH0450688Y2 JP H0450688 Y2 JPH0450688 Y2 JP H0450688Y2 JP 1006286 U JP1006286 U JP 1006286U JP 1006286 U JP1006286 U JP 1006286U JP H0450688 Y2 JPH0450688 Y2 JP H0450688Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、警報監視盤、ロビーインターホン、
住宅情報盤等が備えられた集合住宅用監視通話シ
ステムに関する。
[背景技術] 近時、マンシヨン等の集合住宅において集合住
宅用監視通話システムを使用することが多くなつ
ている。このものは、第5図にその一例を示すよ
うに、端末装置として、例えば、管理人室に警報
監視盤Wa、玄関に2個のロビーインターホン
(以下、「ロビー」と略す)La,Lb、各住宅には
住宅情報盤MCa,MCb…等を備えている。この
警報監視盤Waには、各住宅情報盤MCa…を介し
て伝送される防犯、防災に関する情報が表示され
るようにされている。また、このシステムでは、
各端末装置はいずれも通話手段としてインターホ
ン1を備えており、警報監視盤Wa又はロビー
La,Lbよりの呼出しにより、警報監視盤Waと
ロビーLa,Lbとの間、警報監視盤Waと各住宅
情報盤MCa…間、ロビーLa,Lbと各住宅情報盤
MCa…間の通話が可能とされている。そして、
この通話のために各端末装置間には複数の通話線
が設けられている。第5図の例では、通話線2が
ロビーLaと各住宅情報盤MCa…間に、通話線3
がロビーLbと各住宅情報盤MCa…間に、また、
通話線4が警報監視盤Waと各ロビーLa,Lb間
にそれぞれ配線されている(実際には、呼出し信
号等を伝送する信号線等の他の線も接続されてい
るが、第5図には示されていない)。また、各端
末装置内には、各通話線2〜4とインターホン1
とを選択的に接続する接続器としてのリレーRy
1〜Ry9が図示のように配されている。
このようなシステムによつて各端末装置間で通
話を行う場合の、各リレーRy1〜Ry9の動作例
を以下に示す。
(1) ロビーLaより住宅情報盤MCaへの通話と、
ロビーLbより住宅情報盤MCbへの通話が同時
に行われる場合 Ry3を端子D側、Ry6をオンにする。
Ry5を端子H側、Ry9をオンにする。
(2) ロビーLaより住宅情報盤MCaへの通話と、
警報監視盤Waより住宅情報盤MCbへの通話が
同時に行われる場合 Ry3を端子D側、Ry6をオンにする。
Ry1をオン、Ry2をA側、Ry4を端子E
側、Ry5を端子G側、Ry9をオンにする。
(3) ロビーLaより住宅情報盤MCaへの通話と、
ロビーLbより警報監視盤Waへの通話が同時に
行われる場合 Ry3を端子D側、Ry6をオンにする。
Ry1をオン、Ry2を端子A側、Ry4を端子
F側にする。
尚、上記の各リレーの切替制御は、ロビーLa,
Lbに設けられた制御用CUP(不図示)からの制御
信号が各端末装置間に配線された信号線に送られ
て行われる。
このように、システムには複数の通話回線が設
けられ、ロビーインターホン以外にも警報監視盤
Waも通話呼出し元となり得るのであるが、ロビ
ーLa,Lbのみが通話回線の使用中或いは空きを
判断するようにされており、それらロビーインタ
ーホンのみに通話回線切替回路が設けられている
のが通例である。このため、警報監視盤Waが通
話回線を使用する場合には、ロビーインターホン
内の通話切替回路を中継する必要があり、通話線
の配線の仕方が制限され、配線方法が複雑になつ
ている。つまり、従来に於いては、マンシヨンの
形態に応じて配線方法も変えなければならず、配
線工事も面倒なものとなつていた。以上では、説
明の簡単のために、第5図には2個のロビーイン
ターホンを有する従来のシステムを示したが、よ
り多くのロビーインターホンが設けられていた
り、2ヶ所以上に玄関が配されるような形態の場
合住宅用のシステムでは、通話線の配線は極めて
複雑なものになる。
[考案の目的] 本考案は、従来の集合住宅監視通話システムの
上記のような問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とする所は、集合住宅の形態と無関
係にシステムの配線方法を決定することができ、
配線の設定を簡易化することができ、配線工事の
省略化を図ることのできる集合住宅監視通話シス
テムを提供するにある。
[考案の開示] 上記目的を達成するため、本考案の集合住宅監
視通話システムは、次のような構成となつてい
る。
すなわち、通話手段を有する端末装置として少
なくとも警報監視盤、ロビーインターホン、及び
住宅情報盤を備え、これらの端末装置間に配線さ
れた信号線を通じて多重伝送される通話呼出し信
号に基づいて、各々の端末装置に設けられた通話
回線切替接続器が切替作動して通話手段が通話線
に選択的に接続されて通話ラインが形成される集
合住宅用監視通話システムであつて、 前記端末装置の各々間には、システムの通話ラ
イン数に応じた複数の通話回線が送り配線されて
おり、 前記端末装置のうち、被呼出側となる端末装置
には、通話ライン数と同数の切替接点を有し、上
記信号線を介して伝送される通話呼出し信号によ
つて切替制御される通話回線切替接続器が設けら
れており、 かつ、上記端末装置のうち通話呼出し元となり
得る端末装置の全てには、通話回線メモリを有
し、呼出しを行つた他の端末装置から上記信号線
を介して送信されてくる通話呼出し信号を解読し
て、上記通話回線メモリに通話回線使用情報を記
憶させる信号処理部と、 通話の呼出し時に、上記信号処理部が、上記通
話回線メモリに記憶された通話回線使用情報を参
照して、空き状態にある通話ラインを判別した結
果に基づいて、上記通話回線切替接続器の切替接
点を選択的に切替える通話回線切替部とを備えて
いる。
実施例 本考案のシステムの一実施例を第1図に概略的
に示す。
本実施例は、前述の従来例と同様に、管理人室
に警報監視盤W、玄関に2個のロビーL1,L
2、各住宅には住宅情報盤MC1,MC2…を端
末装置として備えたものであり、呼出し元となる
警報監視盤W、ロビーインターホンL1,L2よ
り、2回線の通話システムが選択されるようにな
つている。本実施例のシステムでは、警報監視盤
W及び各住宅情報盤MC1…からの解錠信号によ
り、集合住宅の玄関ドアの電気錠のロツクが解か
れるようにされている。また、各端末装置間は、
2組の通話線5,6、多重伝送のための信号線、
及び解錠信号を伝える電気錠線が送り配線されて
いる。但し、第1図には信号線及び電気錠線は示
されていない。各端末装置は各通話線5,6を選
択的に断線するため通話ライン数と同数のリレー
R1,R2を切替接点として有した通話回線切替
接続器を備えており、各インターホン1は、リレ
ーR1を閉じることにより通話線5に接続され、
リレーR2を閉じることにより通話線6に接続さ
れて各通話ラインが形成されるようになつてい
る。
第2図に警報監視盤Wのブロツク図を示す。警
報監視盤Wの端子板11には多重伝送用の信号線
Sが配線されている。信号線Sを多重伝送される
信号としては、例えば、制御される機器のアドレ
ス、制御する機器のアドレス、制御内容、制御さ
れる機器からの返信等のコード化された信号が含
まれる。これらの多重伝送された信号は多重情報
伝送変復調回路12によつて変復調され、多重伝
送用CPU13で処理されて、信号処理部を構成
する制御回路用CPU14に送られて必要な制御
がなされる。ここに、制御回路用CPU14には
RAM等のメモリ部15が接続されており、この
メモリ部15によつて通信回線メモリが構成され
ている。
ここに、メモリ部15には、制御回路用CPU
14がシステム内の呼出し元となる端末装置から
信号線Sを介して伝送されて来る通話呼出し信号
を取り込み、解読して得られる通話回線使用情報
が書換え可能に記憶されるようになつている。
CPU14からの制御信号に基づいてこれらの
リレーR1,R2を切替動作させ、前述の2つの
通話ラインのどちらかとインターホン1との接続
がなされるようになつている。
第3図は、ロビーL1のブロツク図である。ロ
ビーL1の要部は、呼出し元となる警報監視盤W
のそれと略々同じであり、対応部分には同一の参
照符号を付して説明を省略する。14は信号処理
部を構成する制御回路用CPU、15は通信回線
メモリを構成するメモリ部、16は通信回線切替
部である。ロビーL1の端子板21には、警報監
視盤WとロビーL2との両方と接続される信号線
S、通話線5,6、及び電気錠線ELが配線され
ている。ロビーL2の構成は、第4図に示すよう
に端子板22への外部よりの配線の仕方が異なる
以外はロビーL1と同じであるので、その説明及
び図示は省略するが、ロビーL2の端子板22に
はロビーL1と住宅情報盤MC1との両方と接続
される信号線S、通話線5,6、及び電気錠線
ELが配線されている。
本実施例に於いても、前述の従来例と同様に、
各端末装置にはインターホン1が備えられてお
り、警報監視盤W又はロビーL1,L2よりの呼
出しにより、警報監視盤WとロビーL1,L2
間、警報監視盤Wと住宅情報盤MC1…間、ロビ
ーL1,L2と各住宅情報盤MC1…間の通話が
可能とされている。このような構成のシステムで
は、呼出し元(警報監視盤W又はロビーL1,L
2)より呼出し先(各住宅情報盤MC1…又は監
視警報盤W)に対してインターホン1によつて通
話することができる。
ロビーL1より住宅情報盤MC1を呼び出して
通話をする場合を例にとつて、以下に説明する。
ロビーL1の表示操作部17により住宅情報盤
MC1を選択する操作が行われると、信号処理部
を構成するCPU14は通話回線メモリを構成す
るメモリ部15に記憶された通話回線使用情報を
参照して、空き状態にある通話線を判別する。そ
して、例えば、通話線5側の通話回線が空いてい
ると判別すると、通話回線切替部16に信号を送
り、リレーR1を閉じさせて、ロビーL1のイン
ターホン1と通話線5とを接続し、メモリ部15
に該通話線が使用中であることを記憶する。そし
て、このとき同時に、CPU13から信号Sを介
して、呼出先の住宅情報盤MC1に通話呼出し信
号を送出し、住宅情報盤MC1では、この通話呼
出し信号が解読され、通話回線切替接続器を作動
して、リレーR1を閉じると、インターホン1と
通話線5とが接続され、ロビーL1と住宅情報盤
MC1間の通話ラインが閉成される。
一方、前記の信号は信号線Sを介して多重伝送
により伝送されているので、呼出し元となり得る
他の端末装置(警報監視盤WやロビーL2)の多
重伝送用CPU13は、これらの信号を取り込み、
信号処理部14では取り込まれた信号を解読した
後、通話回線メモリを構成するメモリ部15に通
話回線使用情報として記憶される。
ロビーL1と住宅情報盤MC1との間の通話が
終わると、ロビーL1のCPU14はこの通話終
了を検出して通信回線メモリを構成する自己のメ
モリ部15の前記記憶を変更し該通話回線が空い
ているという記憶に書き換えると同時に、警報監
視盤W及びロビーL2のCPU14に対してコー
ド化された通話終了信号を信号線Sを介して送信
し、それらのメモリ部15の記憶内容も更新させ
る。通話線5側の通話回線が使用中であれば、ロ
ビーL1のCPU14はリレーR2を閉じて、通
話線6側の通話回線による通話ラインを閉成す
る。
また、ロビーL1と住宅情報盤MC1との間の
通話が通話線5側の通話回線により行われている
時に、例えは警報監視盤Wより住宅情報盤MC2
へ通話する場合には、警報監視盤WのCPU14
は自己のメモリ部15の記憶内容により、該通話
回線は使用中であり、通話線6側の通話回線が空
いていることを判別し、自己及び住宅情報盤MC
2のリレーR2を閉じ、その通話回線による通話
ラインを形成する。
[考案の効果] 上の説明から明らかなように、本考案の集合住
宅用監視通話システムに於いては、通話線の配線
の仕方は信号線、電気錠線等と共に全端末装置間
を送り配線とすることができるので、集合住宅の
形態とは無関係にシステムの配線方法を決定する
ことができ、配線設定の簡素化、配線工事の省力
化という利点がもたされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を説明するブロツク
図、第2図はその実施例における警報監視盤のブ
ロツク図、第3図はロビーインターホンL1のブ
ロツク図、第4図はロビーインターホンL2の端
子板の説明図、第5図は従来例の説明図である。 1……インターホン(通話手段)、5,6……
通話線、L1,L2……ロビーインターホン、
MC1,MC2……住宅情報盤、R1,R2……
リレー(接続器)、S……信号線、W……警報監
視盤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 通話手段を有する端末装置として少なくとも警
    報監視盤、ロビーインターホン、及び住宅情報盤
    を備え、これらの端末装置間に配線された信号線
    を通じて多重伝送される通話呼出し信号に基づい
    て、各々の端末装置に設けられた通話回線切替接
    続器が切替作動して通話手段が通話線に選択的に
    接続されて通話ラインが形成される集合住宅用監
    視通話システムであつて、 前記端末装置の各々間には、システムの通話ラ
    イン数に応じた複数の通話回線が送り配線されて
    おり、 前記端末装置のうち、被呼出側となる端末装置
    には、通話ライン数と同数の切替接点を有し、上
    記信号線を介して伝送される通話呼出し信号によ
    つて切替制御される通話回線切替接続器が設けら
    れており、 かつ、上記端末装置のうち通話呼出し元となり
    得る端末装置の全てには、通話回線メモリを有
    し、呼出しを行つた他の端末装置から上記信号線
    を介して送信されてくる通話呼出し信号を解読し
    て、上記通話回線メモリに通話回線使用情報を記
    憶させる信号処理部と、 通話の呼出し時に、上記信号処理部が、上記通
    話回線メモリに記憶された通話回線使用情報を参
    照して、空き状態にある通話ラインを判別した結
    果に基づいて、上記通話回線切替接続器の切替接
    続点を選択的に切替える通話回線切替部とを備え
    たことを特徴とする集合住宅用監視通話システ
    ム。
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JP1006286U JPH0450688Y2 (ja) 1986-01-27 1986-01-27

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JPS62121870U JPS62121870U (ja) 1987-08-03
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