JP2546060Y2 - 集合住宅用監視通話装置 - Google Patents

集合住宅用監視通話装置

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JP2546060Y2
JP2546060Y2 JP12940690U JP12940690U JP2546060Y2 JP 2546060 Y2 JP2546060 Y2 JP 2546060Y2 JP 12940690 U JP12940690 U JP 12940690U JP 12940690 U JP12940690 U JP 12940690U JP 2546060 Y2 JP2546060 Y2 JP 2546060Y2
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Japan
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intercom
unit
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dwelling unit
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JP12940690U
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JPH0486357U (ja
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伸夫 久松
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各住戸内と、ロビーまたは管理人室との間
で通話のできる集合住宅用監視通話装置に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来の集合住宅用監視通話装置のシステム接
続図である。
第2図において、集合住宅用監視通話装置は親機とし
ての住戸内インターホン1、子器としてのロビーインタ
ーホン、親機としての管理人室インターホン3、およ
び、切替装置4から構成されている。
住戸内インターホン1は送受話器11を備え、ロビーイ
ンターホン2は所望の住戸番号を入力するテンキー21、
呼出釦22およびスピーカー兼マイクとなる送受話部23を
備え、管理人室インターホン3は所望の住戸番号を入力
するテンキー32および送受話器31を備えている。
なお、親機とは通話のための電源を有するものを示
し、子器とは通話のための電源が無く親機と接続されて
はじめて通話可能となるものを示している。
住戸内インターホン1は集合住宅の各住戸内にそれぞ
れ配置され、ロビーインターホン2は集合住宅のロビー
に設置され、管理人室インターホン3は集合住宅の管理
人室に設置される。また、切替装置4は通常管理人室に
設置される。なお、管理人室インターホン3および切替
装置4は警報監視盤Aの一部分に組み込まれて管理人室
に設置される場合もある。
切替装置4は住戸端子4cl,…4cn、ロビー端子4aおよ
び管理人端子4bを備えている。そして、住戸内インター
ホン1、ロビーインターホン2および管理人室インター
ホン3は、それぞれ切替装置4に接続され、各住戸内イ
ンターホン1はそれぞれ住戸端子4cl,…4cnのいずれか
1つに、ロビーインターホン2はロビー端子4aに、管理
人室インターホン3はコンデンサC1,C2を介して管理人
端子4bに接続されている。
コンデンサC1,C2は住戸内インターホン1と管理人室
インターホン3との間で通話する際、住戸内インターホ
ン1および管理人室インターホン3は共に親機であり、
親機対親機の通話となるのでお互いの親機が出力する通
話用電源の直流電圧成分を遮断するためのものである。
また、切替装置4は、どの住戸を呼び出そうとしてい
るのか所望の住戸番号を検出すると共に、ロビーインタ
ーホン2からの呼び出しなのかあるいは管理人室インタ
ーホン3からの呼び出しなのかを弁別して、ロビーイン
ターホン2からの呼び出しならば住戸端子4cl,…4cn
から所望の住戸番号の住戸端子例えば4clを選択してロ
ビー端子4aに接続し、管理人室インターホン3からの呼
び出しならば住戸端子4cl,…4cn中から所望の住戸番号
の住戸端子例えば4clを選択して管理人端子4bに接続す
る接続切替動作を行うものである。この接続切替動作は
リレー回路(図示せず)または電子回路(図示せず)で
切り換えられる。第2図では住戸端子4clが管理人端子4
bに接続している状態を示している。
次に、集合住宅用監視通話装置の使い方について説明
する。
来訪者が集合住宅の住人と通和する場合は、来訪者は
テンキー21から所望の住人の住戸番号を入力し呼出釦22
を押す。すると、切替装置4は住戸端子4cl,…4cn中か
ら所望の住戸番号の住戸端子例えば4clを選択してロビ
ー端子4aに接続し、住戸内インターホン1は呼出音を鳴
動するので、住人は送受話器11を取り上げ、来訪者は目
的の住人と通話できるのである。
また、管理人が住人と通話する場合は、管理人はテン
キー32から所望の住人の住戸番号を入力し送受話器31を
取り上げる。すると、切替装置4は住戸端子4cl,…4cn
中から所望の住戸番号の住戸端子例えば4clを選択して
管理人端子4bに接続し、住戸内インターホン1は呼出音
を鳴動するので、住人は送受話器11を取り上げ、管理人
は目的の住人と通話できるのである。
従って、従来の集合住宅用監視通話装置では、ロビー
インターホン2からの呼び出しに対しても、管理人室イ
ンターホン3からの呼び出しに対しても、住人はいちい
ち住戸内インターホン1の設置場所まで行って送受話器
11を取り上げてから通話する必要があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、老人向け集合住宅では、管理人が住人の様
子を確認する必要があり、管理人からの呼び出しに対し
て、住人はいちいち住戸内インターホン1の送受話器11
を取りに立ち上がらなければならないと言う問題点があ
った。
本考案は、上記の問題点を改善するために成されたも
ので、その目的とするところは、管理人室インターホン
からの呼び出しに対しては、住人は住戸内インターホン
の送受話器を取り上げなくとも管理人と通話のできる、
老人向け集合住宅に適した集合住宅用監視通話装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するため、少なくと
も、ロビーインターホンと、管理人室インターホンと、
各住戸に設置される住戸内インターホンと、前記それぞ
れのインターホンが接続され所望の住戸番号を検出する
と共に前記ロビーインターホンからの呼び出しかあるい
は前記管理人室インターホンからの呼び出しかを弁別
し、前記所望の住戸番号の前記住戸内インターホンを選
択してロビーインターホンまたは管理人室インターホン
に接続する切替装置とを有し、前記住戸内インターホン
は呼び出しを請けて送受話器を取り上げることで前記ロ
ビーインターホンまたは前記管理人室インターホンと通
話のできる集合住宅用監視通話装置において、前記住戸
内インターホンにハンズフリーの住戸内通話ユニットを
設けると共に、前記住戸内インターホンおよび前記住戸
内通話ユニットが接続され且つ通話線を介して前記切替
装置に接続され、ロビーインターホンからの呼び出しか
あるいは管理人室インターホンからの呼び出しかを弁別
して前記通話線を前記住戸内インターホンまたは前記住
戸内通話ユニットに選択して接続する通話切替ユニット
設けたことを特徴とする。
〔作用〕
上記のように構成したことにより、ロビーインターホ
ンから所望の住戸番号の住戸内インターホンを呼び出し
た場合、切替装置は所望の通話線をロビーインターホン
側に切替え、通話切替ユニットは前記所望の通話線を住
戸内インターホン側に接続するので、所望の住戸番号の
住戸内インターホンの送受話器を取り上げることで通話
切替ユニットおよび切替装置を介してロビーインターホ
ンと通話ができ、また、管理人室インターホンから所望
の住戸番号の住戸内インターホンを呼び出した場合、切
替装置は所望の通話線を管理人室インターホン側に切替
え、通話切替ユニットは前記所望の通話線を住戸内通話
ユニット側に接続するので、住戸内インターホンの送受
話器を取り上げずに、住戸内通話ユニットで通話切替ユ
ニットおよび切替装置を介して管理人室インターホンと
通話ができるのである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。
第1図は、本考案に係る集合住宅用監視通話装置のシ
ステム接続図である。
第1図において、本考案に係る集合住宅用監視通話装
置が従来の集合住宅用監視通話装置と異なるのは、構成
として、親機としての住戸内インターホン1に子器とし
てのハンズフリーの住戸内通話ユニット6を設けたこ
と、および、通話切替ユニット5を設けたことである。
なお、住戸内通話ユニット6はハンズフリーで通話でき
るスピーカー兼マイクとなる送受話部61を備えているの
で、親機からの呼び出しで親機と接続されると、手を煩
わすことなく送受話部61に向かって話すだけで相手と通
話できる。
また、それぞれの設置場所も従来例と同様であるが、
住戸内通話ユニット6は当然ながら各住戸内に住戸内イ
ンターホン1と共に設置され、通話切替ユニット5は各
住戸内にそれぞれ設置するかまたは管理人室の切替装置
4に内蔵する。第1図では住戸内インターホン1と住戸
内通話ユニット6と通話切替ユニット5とを一体化し
て、各住戸内に設置した場合を示している。
なお、本考案に係る集合住宅用監視通話装置では、親
機対親機の通話となることがなく、従来例のコンデンサ
C1,C2が不要となっている。
通話切替ユニット5は住戸内インターホン1と接続す
る住戸端子5a、住戸内通話ユニット6と接続する住戸端
子5bおよび通話線L1,…Ln中の1つを介して切替装置4
の住戸端子4cl,…4cn中の1つと接続する通話線接続端
子5cを備えている。第1図にあっては、住戸端子5aは住
戸内インターホン1に接続され、住戸端子5bは住戸内通
話ユニット6に接続され、通話線接続端子5cは通話線L1
を介して切替装置4の住戸端子4clに接続されている。
また、通話切替ユニット5はロビーインターホン2か
らの呼び出しなのかあるいは管理人室インターホン3か
らの呼び出しなのかを弁別して、ロビーインターホン2
からの呼び出しならば通話線接続端子5cを住戸端子5a
接続し、管理人室インターホン3からの呼び出しならば
通話線接続端子5cを住戸端子5bに接続する接続切替動作
を行うものである。
次に、本考案の集合住宅用監視通話装置の使い方につ
いて説明する。
来訪者が集合住宅の住人と通話する場合は、来訪者は
テンキー21から所望の住人の住戸番号を入力し呼出釦22
を押す。すると、切替装置4は住戸端子4cl,…4cn中か
ら所望の住戸番号の住戸端子例えば4clを選択してロビ
ー端子4aに接続し、通話切替ユニット5は通話線接続端
子5cを住戸端子5aに接続する。すると、住戸内インター
ホン1は呼出音を鳴動するので、住人は送受話器11を取
り上げ、来訪者は目的の住人と通話できるのである。
また、管理人が住人と通話する場合は、管理人はテン
キー32から所望の住人の住戸番号を入力し送受話器31を
取り上げる。すると、切替装置4は住戸端子4cl,……4
cn中から所望の住戸番号の住戸端子例えば4clを選択し
て管理人端子4bに接続し、通話切替ユニット5は通話線
接続端子5cを住戸端子5bに接続する。
すると、スピーカー兼マイクとなる送受話部61を備え
た通話のために送受話器を取り上げる必要のないハンズ
フリーの住戸内通話ユニット6は管理人室インターホン
に接続し、管理人が送受話器31から住人に呼び掛ける
と、管理人の声が送受話部61から出力されると共に住人
の声は送受話部61にピックアップされ送受話器31から出
力されるので、住人が送受話器11を取り上げなくても、
管理人は目的の住人と通話できるのである。
〔考案の効果〕
本考案の集合住宅用監視通話装置によれば、管理人室
インターホンからの呼び出しに対して、住人はいちいち
住戸内インターホンの設置場所まで行って送受話器を取
り上げる必要がなく、住戸内通話ユニットの送受話部に
声の届く範囲内であればそのままの姿勢で住人は管理人
と通話ができ、また、住人が応答できない状況にある時
はそれを管理人が知ることのできる、老人向け集合住宅
に適した集合住宅用監視通話装置を提供できると言う効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る集合住宅用監視通話装置の一実施
例を示すシステム接続図であり、第2図は従来例を示す
システム接続図である。 1……住戸内インターホン、2……ロビーインターホ
ン、3……管理人室インターホン、4……切替装置、5
……通話切替ユニット、6……住戸内通話ユニット、11
……住戸内インターホンの送受話器、L1,…Ln……通話
線。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、ロビーインターホンと、管理
    人室インターホンと、各住戸に設置される住戸内インタ
    ーホンと、前記それぞれのインターホンが接続され所望
    の住戸番号を検出すると共に前記ロビーインターホンか
    らの呼び出しかあるいは前記管理人室インターホンから
    の呼び出しかを弁別し、前記所望の住戸番号の前記住戸
    内インターホンを選択してロビーインターホンまたは管
    理人室インターホンに接続する切替装置とを有し、前記
    住戸内インターホンは呼び出しを受けて送受話器を取り
    上げることで前記ロビーインターホンまたは前記管理人
    室インターホンと通話のできる集合住宅用監視通話装置
    において、前記住戸内インターホンにハンズフリーの住
    戸内通話ユニットを設けると共に、前記住戸内インター
    ホンおよび前記住戸内通話ユニットが接続され且つ通話
    線を介して前記切替装置に接続され、ロビーインターホ
    ンからの呼び出しかあるいは管理人室インターホンから
    の呼び出しかを弁別して前記通話線を前記住戸内インタ
    ーホンまたは前記住戸内通話ユニットに選択して接続す
    る通話切替ユニットを設けたことを特徴とする集合住宅
    用監視通話装置。
JP12940690U 1990-11-30 1990-11-30 集合住宅用監視通話装置 Expired - Lifetime JP2546060Y2 (ja)

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JPH0486357U JPH0486357U (ja) 1992-07-27
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