JPH0348969Y2 - - Google Patents

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JPH0348969Y2
JPH0348969Y2 JP15324184U JP15324184U JPH0348969Y2 JP H0348969 Y2 JPH0348969 Y2 JP H0348969Y2 JP 15324184 U JP15324184 U JP 15324184U JP 15324184 U JP15324184 U JP 15324184U JP H0348969 Y2 JPH0348969 Y2 JP H0348969Y2
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horizontal reinforcement
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は壁等の立上り部の横筋についての太
径鉄筋受金具の提供に係わる。
「従来の技術」 原子力発電所等の大型建築工事の鉄筋組立て作
業においては鉄筋が太径(D22〜D51)で、単位
長さ当りの重量が非常に大きい。したがつて、壁
等の立上り部の横筋を人力で持ち上げつつ、縦筋
に結束する作業は困難をきわめている。
従来より行なわれている太径鉄筋の組立・結束
の方法には、下記の2方法が多く行なわれてい
る。
(1) 仮設鉄骨等にブラケツト等を設置しておき、
それに横筋をあづけながら人力により配筋・結
束する。
(2) ユニツト化を図り、現場での配筋・結束を極
力減らす。
又、縦鉄筋に係止する横鉄筋受金物が、実開昭
56−8722号公報、実開昭58−52213号公報等にな
されている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、前者のいずれの方法においても
鉄筋工事、特に太径鉄筋の配筋作業の労力の低減
には有効ではなく、それによつて多大な労力とそ
れに伴なう作業能率の低下、コストアツプ等の問
題がある。又、後者では鉄筋を仮受して結束した
後、取外しが不可能で消耗品となる難点がある。
「問題点を解決するための手段」、「作用」 本案は叙上の事情に鑑みなされたので、その要
旨とするところは、所定位置に仮受けする横筋受
具をば、両端に対鉄筋挟着部を設けた隣接縦筋間
差し渡し棧体並びに上下横筋間差し渡し棧体相互
を中央部にて回転自在に枢止結合してなるものと
して、太径の鉄筋を縦筋に結束するまえに、横筋
を一時あずける(配筋位置と同じ)ため金具を縦
筋及び既に取付けた横筋に取付けておくことによ
つて、鉄筋の結束作業の労力の低減と作業能率の
向上を図ることによつて、従来の作業方法に対し
てコストダウンを図つた点にある。
「実施例」 以下、これを実施例図に基いて詳細に説明す
る。
第1図a,b,cは本案の一実施例になる受具
の使用組み付き態様に於ける平面図、正面図、部
材詳示図で、図中1,2は立上り部の縦筋、既に
所定位置に結束された横筋で、3は当該横筋2を
基準にして所定間隔上方に位置して配筋されねば
ならない横筋である。
本案品は当該横筋3を所定位置に仮受けするも
ので、図中4,5は両端にサドル状の対鉄筋挟着
部6を設けた隣接縦筋間差し渡し棧体、上下横筋
間差し渡し棧体で、両者は相互の中央部にて回転
自在に図示例の如く、スペーサー7を介装してボ
ルト8、ナツト9止め、皿バネ10等の枢止結合
にて組み付けられる。
しかして、図示の如く、棧体4を隣接縦筋1,
1間に両端挟着部6,6を嵌着させて差し渡し、
且つ棧体5をその下端挟着部6を横筋2に嵌着さ
せて直立させれば、3点支持にて横筋3の受座と
しての架構体が成立し、当該受座すなわち、棧体
5の上端挟着部6に横筋3を持ち込めば、所定の
位置に自動的に仮受けされることになる。
尚、縦筋1,1のピツチの狭小となる場合の違
いに対しては別段棧体4の長さを短寸化すること
はなく、棧体4を斜姿勢に組み付ければ対応出来
る。
本案品の取り外しは、結束完了後、棧体5をハ
ツカ等でたたくことにより簡単に行なえる。
以上の如く、本案品は既に配筋結束された縦筋
1、横筋2を支えにして後行の横筋3を仮受けす
る。
そして、部材は鋼材等堅牢な材質で製造するこ
とにより長尺鉄筋でも少ない数で受け止めること
が出来る(例えば12mもので、2〜3点で良い)。
しかして、本案によるならば、所定位置に配筋
しようとする横筋の仮受けが単なる持ち込み載置
のみでなし得る。
「考案の効果」 本案は叙上の如き構成、作用によつて、以下列
記の通りの諸効果を奏する。
(1) 大型建築工事の鉄筋組立て工事における太径
の横筋の結束作業の労力を大幅に軽減すること
ができる。
(2) 取付けが極めて短時間にできる。
(3) 取付け金具の構造がシンプルで製作コストも
安く、量産可能である。
(4) 組立用仮設鉄骨やブラケツト工事がなくな
り、従来の方法に比べ大幅な鉄筋工事のコスト
ダウンが可能である。
【図面の簡単な説明】
図は本案の一実施例を示し、第1図a,b,c
は使用組み付き態様に於ける平面図、正面図、部
材詳示図である。 符号の説明、1……縦筋、2……横筋、3……
横筋、4……隣接縦筋間差し渡し棧体、5……上
下横筋間差し渡し棧体、6……対鉄筋挟着部、7
……スペーサー、8……ボルト、9……ナツト、
10……皿バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に対鉄筋挟着部を設けた隣接縦筋間差し渡
    し棧体並びに上下横筋間差し渡し棧体相互を中央
    部にて回転自在に枢止結合してなることを特徴と
    する太径鉄筋受金具。
JP15324184U 1984-10-11 1984-10-11 Expired JPH0348969Y2 (ja)

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JP15324184U JPH0348969Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

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JPS6169322U JPS6169322U (ja) 1986-05-12
JPH0348969Y2 true JPH0348969Y2 (ja) 1991-10-18

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JPS6169322U (ja) 1986-05-12

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