JPH0347816Y2 - - Google Patents

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JPH0347816Y2
JPH0347816Y2 JP1985159040U JP15904085U JPH0347816Y2 JP H0347816 Y2 JPH0347816 Y2 JP H0347816Y2 JP 1985159040 U JP1985159040 U JP 1985159040U JP 15904085 U JP15904085 U JP 15904085U JP H0347816 Y2 JPH0347816 Y2 JP H0347816Y2
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JP
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arm
polishing
shaft
rubber hose
main shaft
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はゴムホース、特に補強層を有する補強
ゴムホースの端部外周面を研磨する装置に関す
る。
〔従来の技術〕
ゴムホースの端部に接続金具を装着する場合等
には、ゴムホース外径を金具内径に合わせる為
に、及び挿入した金具を縮径して固定させる際に
ゴムホース端部の外径にバラツキがあつたりゴム
層が肉厚すぎたりすると耐圧性を損なうので、外
径のバラツキをなくしたりゴム層を薄肉にするた
めにゴムホース端部を研磨することが行なわれて
いる。
ゴムホース端部の研磨作業には、特開昭54−
17593号公報や特公昭49−24037号公報等に記載さ
れているような研磨装置を使用し、ガイドやロー
ラ等で支持したゴムホース端部を回転するグライ
ンダー等の研磨工具を押し当てて研磨していた。
しかしながら、ゴムホースは柔軟で可撓性があ
るので、通常の支持手段では研磨工具の押圧によ
りゴムホースに曲がりやへこみ等の変形が生じて
精度の良い研磨が難しかつた。又、従来の研磨装
置は研磨量や研磨位置を正確に規制する手段を備
えていないので、柔らかいゴムホースの研磨では
過度な研磨が起こりやすかつた。
このため、ゴムホース端部の外周面を接続金具
等に合わせて所望の外径に精度良く研磨すること
は、熟練した作業者でも極めて難しく又能率が悪
かつた。更に、作業者は研磨工具に接近して作業
する必要があるので、安全上及び衛生上の問題も
あつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、自動的に能率よく長いゴムホースの
端部外周面を研磨することができ、安全上及び衛
生上の問題がない、ゴムホースの端部研磨装置を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案のゴムホース
端部研磨装置は、主軸駆動装置により回転される
ように設けられた主軸と、主軸に直角に固定した
回転板と、回転板の主軸から偏心した位置に主軸
と平行に設けたアーム軸と、アーム軸の一端に回
転板と平行にアーム軸を支点として回動可能に設
けたアームと、アーム上のアーム軸から主軸まで
の距離に等しい位置に、主軸と平行に軸受を介し
て回転可能にアームに支持した研磨軸と、研磨軸
の一端に保持した研磨工具と、上記主軸の一端及
び/又は回転板に主軸と軸心が一致するように軸
受を介して主軸及び回転板に対して回転可能に且
つ研磨工具の側面に延長して支持され、ゴムホー
ス端部内周に緊密に挿着できるようにゴムホース
の内径に合せて交換されるスピンドルと、回転板
に設けられアーム軸を支点としてアームを回動す
るエアシリンダと、ゴムホースの研磨量に応じて
アームの回動を規制できるように回転板に設けた
位置調整可能なアームストツパーと、研磨軸を回
転駆動する研磨軸駆動装置と、上記スピンドルと
一直線上の対向する位置にゴムホースを保持し、
スピンドルと平行に移動可能な架台と、架台に保
持するゴムホースの一端に当接してその位置を規
制するように昇降可能に架台に設けたホーススト
ツパーと、架台に保持したゴムホースの端部をス
ピンドルに挿脱しうるように架台をスピンドルに
対して相対的に移動せしめる架台移動装置と、架
台移動装置による架台のスピンドル側への移動を
規制する位置調整可能な架台ストツパーとを具え
ている。
〔実施例〕
図面を参照して本考案装置の一実施例を説明す
る。
本実施例のゴムホースの端部研磨装置は、機枠
26に設けた軸受により回転可能に支持した主軸
1と、主軸1を回転する機枠26に設けた主軸駆
動モータ2を具えている。主軸1の一端には主軸
1に直角に回転板4が固着されている。回転板4
の主軸1から偏心した位置には、アーム軸5が主
軸1と平行に軸受を介して回転可能に支持してあ
る。アーム軸5の一端にはアーム軸5と直角に、
従つて回転板4と平行に、アーム6が軸受を介し
て回動可能に支持されている。アーム6には軸受
を介して研磨軸7が支持されており、研磨軸7と
アーム軸5との距離は主軸1とアーム軸5との距
離に等しくなつている。研磨軸7の一端には砥石
又はバフ等の研磨工具8が取付けてある。研磨工
具8及び研磨軸7を回転駆動させるための研磨軸
駆動モータ9が回転板4を挾んで研磨軸7と反対
側の機枠26に設置してあり、第1図に示す如く
モータ9の回転がモータ9のプーリー、主軸1の
外周に主軸1に対して回転自在に設けたプーリー
27、アーム軸5の両端部の外周に固定して設け
たプーリー28,29及び研磨軸7に固定して設
けたプーリー30と、各プーリー27,28,2
9,30を連結するベルト31,32,33とに
より研磨軸7に伝達される機構になつている。主
軸1と研磨軸7との距離を調整するために、そし
て、前記研磨工具8でゴムホースの端部を所望の
外径に研磨できるようにアーム軸5を支点として
アーム6を回動するアーム回動装置が回転板4に
取付けられており、この装置は第3図に示すよう
に、アーム6のアーム軸5から離れて研磨軸7の
反対側に連結されて回転板4に取付けられたエア
シリンダ10からなる。エアシリンダ10による
アーム6の回動を規制するため、位置調整可能な
アームストツパー11を回転板4上に設けて、ア
ーム6の回動位置を固定できるようにしてある。
主軸1の一端及び回転板4には研磨すべきゴム
ホース端部内周に緊密に挿着できるように、ゴム
ホースの内径に応じて取替可能なスピンドル3が
主軸1と軸心を一致させ、主軸1及び回転板4に
対して軸受を介し回転可能に支持され、スピンド
ル3の一端は研磨工具8の側面に延長している。
更に、第1図及び第2図から判るように、スピン
ドル3の一端の延長上にはホース受け筒14及び
ゴムホース12を挿入する挿入口13がスピンド
ル3と一直線上に対向して架台19上に設置して
ある。スピンドル3とホース受け筒14との間に
はホースストツパー15がシリンダ16により昇
降可能に架台19に設けてある。また、挿入口1
3とホース受け筒14の間には、シリンダ18で
駆動するクランプ17がシリンダ18と共に架台
19に設けてある。架台19は機枠にスピンドル
3と平行して設けたレール21上に沿つて移動可
能に設けてある。架台19の移動は機枠に取付け
た別のシリンダ20により、機枠に取付けた架台
ストツパ22に当接するまで前進、後退できるよ
うになつている。架台ストツパー22にはねじ筒
が固定され、ねじ筒に挿入され機枠に支持したね
じ軸を、ねじ軸の一端に固定した調節ハンドル2
3を回転することにより、架台ストツパー22の
位置を変えることができるようになつている。
なお、研磨軸駆動モータ9は、上記実施例で
は、回転板4からみて研磨軸7と反対側に設置し
たが、アーム6に固定して直接研磨軸7を駆動し
ても良い。
〔作用〕
まずアームストツパー11を調整してエアシリ
ンダ10によりアーム6を回動させ、研磨するゴ
ムホースの外径の種類に応じて、研磨部分の研磨
後の外径が所望径となるようにスピンドル3と研
磨工具8の外径との距離を調節する。次に、ハン
ドル23を調整し、ゴムホース12の一端からの
研磨長さが所望となるように調整する。
こうした上で、研磨すべきゴムホース12を挿
入口13から一端がホースストツパー15に当接
するまで押し込む。ゴムホース12の一端がホー
スストツパー15に当接するとリミツトスイツチ
がこれを検出してシリンダ18を操作し、クラン
プ17でゴムホース12を固定する。ゴムホース
12が固定されると、ホースストツパー15が下
降する。次に、架台19がスピンドル3側にシリ
ンダ20により前進し、ゴムホース12の端部側
面が研磨工具8の側面に達し、同時にゴムホース
12の端部がホース12の内径に対応する外径の
スピンドル3に挿入される。ゴムホース12の端
部はスピンドル3に挿入されながら、研磨軸駆動
モータ9により自転駆動していると同時に、主軸
駆動モータ2によりスピンドル3の回りを公転し
ている研磨工具8によつて、ゴムホース12の端
部から全周を順次所望径に研磨されていく。
架台ストツパ22はゴムホース12の一端から
研磨長さが所要長さとなるようにハンドル23に
より調節してあるので、架台19が架台ストツパ
ー22に接してシリンダ20による架台19の移
動が停止されることにより、ゴムホース12は一
端から所望長さだけ研磨される。架台19が架台
ストツパー22に当接すると、シリンダ20が架
台19を元の位置まで引戻す。こゝで研磨工具8
及び回転板4の回転が停止する。クランプ17を
シリンダ18を操作して開き、ゴムホース12を
取り外して1本のゴムホースの研磨が終了する。
研磨により発生したゴム粉はダスト排出孔25か
ら排出され、研磨室の隔壁24から外に飛散しな
い。
本考案装置では、ゴムホース12の内径に対応
する外径のスピンドル3を用いるので、ゴムホー
ス端部がスピンドル3に緊密に挿着でき、研磨工
具8の押圧により曲がつたり又はへこんだり、振
動したりすることがなくなり、ゴムホース端部を
正確に研磨することが可能となる。又、回転板4
にアームストツパー11を設け、アーム6の必要
以上の回動を規制しているので、研磨工具8がゴ
ムホース端部に接近し過ぎることがなくなり、柔
らかいゴムホースであつても過度な研磨が生じる
ことがない。更に、アーム6の回動をエアシリン
ダ10により行うので、研磨量に合わせて研磨工
具8の移動や停止を迅速に実施できる。
なお、ゴムホース12の端部研磨長さが研磨工
具8の幅よりも短い場合には、ゴムホース12を
スピンドル3に挿入してから、研磨工具8をゴム
ホース12の端部外周にアーム6を回動させて近
づけることにより、所望の径まで研磨するように
しても良い。
〔考案の効果〕 本考案によれば、ゴムホース端部をスピンドル
3に緊密に挿着することにより研磨工具8の押圧
によつても変形しないように支持でき、アーム6
の回動をアームストツパー11により規制してゴ
ムホースの研磨外径に応じた正確な位置に研磨工
具8を停止させることができ、又研磨長さは予め
架台ストツパー22により規制できるので、ゴム
ホース端部の外周面を所望の外径に所望の長さだ
け極めて精度良く研磨することができる。しか
も、研磨作業がほぼ自動的に行われるので、能率
良く、安全上及び衛生上の問題もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の研磨装置の一実施例を説明す
るため概略側面図であり、第2図は第1図の研磨
装置の概略正面図であり、第3図は第1図の研磨
装置の回転板の概略正面図である。 1……主軸、3……スピンドル、4……回転
板、5……アーム軸、6……アーム、7……研磨
軸、8……研磨工具、10……エアシリンダ、1
1……アームストツパー、15……ホースストツ
パー、19……架台、22……架台ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸駆動装置により回転されるように設けられ
    た主軸と、主軸に直角に固定した回転板と、回転
    板の主軸から偏心した位置に主軸と平行に設けた
    アーム軸と、アーム軸の一端に回転板と平行にア
    ーム軸を支点として回動可能に設けたアームと、
    アーム上のアーム軸から主軸までの距離に等しい
    位置に、主軸と平行に軸受を介して回転可能にア
    ームに支持した研磨軸と、研磨軸の一端に保持し
    た研磨工具と、上記主軸の一端及び/又は回転板
    に主軸と軸心が一致するように軸受を介して主軸
    及び回転板に対して回転可能に且つ研磨工具の側
    面に延長して支持され、ゴムホース端部内周に緊
    密に挿着できるようにゴムホースの内径に合わせ
    て交換されるスピンドルと、回転板に設けられア
    ーム軸を支点としてアームを回動するエアシリン
    ダと、ゴムホースの研磨量に応じてアームの回動
    を規制できるように回転板に設けた位置調整可能
    なアームストツパーと、研磨軸を回転駆動する研
    磨軸駆動装置と、上記スピンドルと一直線上の対
    向する位置にゴムホースを支持し、スピンドルと
    平行に移動可能な架台と、架台に保持するゴムホ
    ースの一端に当接してその位置を規制するように
    昇降可能に架台に設けたホースストツパーと、架
    台に保持したゴムホースの端部をスピンドルに挿
    脱しうるように架台をスピンドルに対して相対的
    に移動せしめる架台移動装置と、架台移動装置に
    よる架台のスピンドル側への移動を規制する位置
    調整可能な架台ストツパーとを備えたことを特徴
    とするゴムホースの端部研磨装置。
JP1985159040U 1985-10-16 1985-10-16 Expired JPH0347816Y2 (ja)

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JP1985159040U JPH0347816Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JP1985159040U JPH0347816Y2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16

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JPS6268757U JPS6268757U (ja) 1987-04-30
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622789B2 (ja) * 1988-06-01 1994-03-30 日立電線株式会社 ゴムホース端部外周研削装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924037A (ja) * 1972-05-04 1974-03-04
JPS5417593A (en) * 1977-07-11 1979-02-08 Sasakura Eng Co Ltd Pipe end polishing machine

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5417593A (en) * 1977-07-11 1979-02-08 Sasakura Eng Co Ltd Pipe end polishing machine

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JPS6268757U (ja) 1987-04-30

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