JPH074745B2 - ローラー研磨装置 - Google Patents

ローラー研磨装置

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JPH074745B2
JPH074745B2 JP28001390A JP28001390A JPH074745B2 JP H074745 B2 JPH074745 B2 JP H074745B2 JP 28001390 A JP28001390 A JP 28001390A JP 28001390 A JP28001390 A JP 28001390A JP H074745 B2 JPH074745 B2 JP H074745B2
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roller
polishing
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grinder
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乾 堀
喜也 岡本
和明 北島
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三興機械株式会社
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、ローラー研磨装置に関し、詳しくは、装置本
体に研磨ローラーを回転駆動するローラー載置部を設
け、該ローラー載置部に対して並行に往復移動する可動
台を設け、該可動台に回転式グラインダーを設け、前記
研磨ローラーを回転させながら前記回転式グラインダー
によって研磨を行うように構成したところのローラー研
磨装置の改良に関する。
(b)従来の技術 上述のローラー研磨装置(ここに言うローラーとは、円
筒状、円柱状及び円錐状更にはこれらが段部に形成され
ているもの等も含まれる)としては、並行線状の研磨線
が出ることが原因で研磨精度(真円度、鏡面度)を高め
ることができないと言う問題があったが、これを解決す
るべく、グラインダーの砥石をローラーに対して線接触
するようにし、以て、ローラー表面に綾目状の研磨線が
形成されるようにして研磨精度を高める装置が提案され
た(特公昭51−46315号公報参照)。
即ち、上述の従来装置のグラインダーは、砥石を先端に
固定した回転軸をケーシングに回転自在に保持させ、該
ケーシングを、前記可動台に上下方向に揺動自在に設け
た支持アームに対して水平軸心(研磨ローラーと並行な
軸心)回りに変位可能に設け、且つ、前記ケーシングに
バランサーを設け、以て前記砥石の研磨ローラーに対す
る接当角度及び接当圧力を調節できるように構成された
のである。
(c)発明が解決しようとする問題点 しかし乍ら、上述のグラインダーでは、同特許公報の第
3図に示されているように、研磨ローラーに対する砥石
の接当角度調整のために、前記ケーシングに設けた水平
軸から延設された操作アームに、一対の調節ネジを接当
させておき、これらのネジを回動操作することによって
前記操作アームを揺動させ、以て、支持アームに対する
ケーシングの傾斜を調節していた。
こうした構造では、一対の調節ネジ操作しなければなら
ないという操作の手間がかかる問題があると共にケーシ
ングを水平軸のみで支持アームに保持しているので、砥
石の駆動軸にかかる駆動ベルトの張力及び研磨時の研磨
抵抗反力が前記水平軸に作用することとなって、ケーシ
ングの調節位置が非常に不安定となる問題があり、前記
一対の調節ネジの調節も遊びの生じないように正確に調
節してやらなければならなかった。
また、上記ケーシングが、砥石を固定した駆動軸を保持
したまま全体として水平軸心回りに揺動傾斜調節される
ので、その駆動軸の駆動手段としては、伝動ベルトに限
定されざるを得なかった。
即ち、前記砥石の駆動軸に電動モーターを直結するよう
にしようとすれば、この電動モーターの重量が砥石の研
磨ローラーに対する異常な接当圧(最低限の圧力)とな
って、接当圧の調節ができなくなるためである。
また、砥石の接当圧を調節するのに、バランサーを前記
支持アームの上ににスライド自在に設ける構成を採って
いたので、その位置調節にも手間どるという問題がある
と共に前述した接当圧と駆動手段との制限上の問題も生
じていたのである。
(c)問題点を解決するための手段 本発明は、上記従来技術の問題点を解決するべく、 装置本体1に研磨ローラー2を回転駆動するローラー載
置部3を設け、該ローラー載置部3に対して並行に往復
移動する可動台4を設け、該可動台4に回転式グライン
ダー5を設け、前記研磨ローラー2を回転させながら前
記回転式グラインダー5によって研磨を行うように構成
したローラー研磨装置に於いて、前記可動台4に、前記
回転式グラインダー5を前記研磨ローラー2に対して接
近離間できるよう前後移動自在に設け、前記回転式グラ
インダー5を前後動させる駆動手段6を設け、前記回転
式グラインダー5は、先端に砥石7を固定した回転軸8
をケーシング9に回転自在に設け、該回転軸8をユニバ
ーサルジョイント10を介して回転駆動手段11に連結し、
且つ前記回転軸8を、前記ケーシング9に回転自在に保
持されたホルダー12に軸承し、該ホルダー12を、その軸
芯が前記ケーシング9の軸芯に対して傾斜するように、
その径方向の肉厚を異ならしめた偏心ホルダーに構成
し、該ホルダー12を回動調節する調節ネジ13を設け、該
調節ネジ13の回動位置調節によって前記回転軸8をユニ
バーサルジョイント10を介して研磨ローラー2に対して
傾斜させるように構成する、 という解決手段を講じたのである。
本発明の対象とする研磨ローラー2とは、円筒状、円柱
状及び円錐状更にはこれらが段部に形成されているもの
等も含まれる。また、回転式グラインダー5を前後動さ
せる駆動手段6としては、電動モーターが好ましいが、
油圧シリンダー等のその他の手段を用いてもよい。ま
た、砥石駆動用の回転駆動手段11としては、請求項
(2)に記載のように、実施例のように電動モーターに
継ぎ手軸を直接連結してから上記ユニバーサルジョイン
ト10に連結する方式を採ってもよいし、前記継ぎ手軸に
プーリーを取りつけ、ベルト伝動方式を採ってもよい。
(d)作用 上記構成によれば、前記調節ネジ13を、一方向に回転さ
せると、前記ホルダー12が前記ケーシング9に対して回
動され、この際、前記ホルダー12が、その軸芯が前記ケ
ーシング9の軸芯に対して傾斜されるように偏心されて
いるため、このホルダー12に軸承された前記回転軸8
が、前記ユニバーサルジョイント10から折れ曲がって変
位するのであり、その結果、該回転軸8に取りつけられ
た前記砥石7が、前記研磨ローラー2に対して変位する
ことになるのである。
従って、上記調節ネジ13を左右回動調節することによっ
て、前記研磨ローラー2に対する前記砥石7の接当角度
の調節を、極めて容易に成し得るのである。
そして、上記砥石7の接当角度の調節に際し、上記ケー
シング9は従来技術のような揺動乃至変位が行われない
のであるから、上記ケーシング9を常時安定的に支持
し、以て前記回転軸8と砥石7の安定を図ることができ
て、研磨精度を向上させることができるのである。
また、上記偏心のホルダー12を用いることにより、前記
砥石7を駆動する回転駆動手段11を、前記ケーシング9
に直接設けることができ、圧縮空気圧によって調節する
ことで、従来の可動バランサーに比べて接当圧調節が容
易に正確に行い得ると同時に装置全体のコンパクト化を
図ることができるのである。
(e)実施例 以下、本発明にかかるローラー研磨装置の好適実施例に
ついて、第1図乃至第4図(A),(B),(C)に基
づいて詳述する。
ローラー研磨装置は、基本的には、装置本体1に研磨ロ
ーラー2を回転駆動するローラー載置部3を設け、該ロ
ーラー載置部3に対して並行に往復移動する可動台4を
設け、該可動台4に回転式グラインダー5を設け、前記
研磨ローラー2を回転させながら前記回転式グラインダ
ー5によって研磨を行うように構成されている。
前記研磨ローラー2を回転駆動するには、電動モーター
が用いられるのは、従来と同様であるので、ここではそ
の詳細説明を省略する。
そして、前記可動台4に、前記回転式グラインダー5を
前記研磨ローラー2に対して接近離間できるよう前後動
自在に設けている。この構造としては、前記可動台4
に、前記研磨ローラー2側に向いたレールを敷き、この
上に前記回転式グラインダー5を載置している。前記回
転式グラインダー5をレール上で前後動させる駆動手段
として、電動モーター6が設けられており、図示してい
ないが、該電動モーター6に連結した雌ネジと前記回転
式グラインダー5の一部に設けた雄ネジとによって、該
回転式グラインダー5の移動を行うことができるように
構成されている。
前記回転式グラインダー5は、先端に砥石7を固定した
回転軸8をケーシング9に回転自在に設け、該回転軸8
をユニバーサルジョイント10を介して回転駆動手段に連
結してある。
前記回転軸8は、前記ケーシング9に回転自在に保持さ
れたホルダー12に軸承されており、該ホルダー12は、第
3図及び第4図(A),(B),(C)に示されている
ように、その軸芯が前記ケーシング9の軸芯に対して傾
斜するように、その径方向の肉厚(T),(t)を異な
らしめた偏心ホルダーに構成されている。
前記ホルダー12と、前記ケーシング9との間にわたっ
て、調節ネジ13が螺合されており、該調節ネジ13を回す
ことによって前記ホルダー12を前記ケーシング9に対し
て回動変位させ、以て、前記ユニバーサルジョイント10
を介して、前記回転軸8の軸心を振ることができるよう
に構成されている。
この調節ネジ13によって、前記回転式グラインダー5の
砥石7の前記研磨ローラー2に対する接当角度を調節す
ることができるように構成されている。
第4図の(B)は、第3図と同一の砥石接当状態を示
し、第4図の(A)は、向かって右に振った状態を、ま
た、第4図の(C)は、向かって左に振った状態を示
し、それぞれの研磨条件に合わせた接当状態が得られ
る。
(f)発明の効果 本発明によれば、一つの調節ネジ操作するだけで、研磨
ローラーに対する砥石の接当角度の調節を極めて容易に
成し得るのである。
そして、上記砥石の接当角度の調節に際し、上記ケーシ
ングは従来技術のような揺動乃至変位が行われないの
で、上記ケーシング、引いては砥石の安定を図ることが
できて、研磨精度を向上させることができるのである。
また、請求項(2)に記載のように、上記偏心のホルダ
ーを用い、砥石に対する接当圧を空気圧によって調節す
ることで、前記砥石を駆動する回転駆動手段を、前記ケ
ーシングに直接設けることもでき、従来の可動バランサ
ーに比べて接当圧調節が容易に正確に行い得ると同時に
従来のようにベルト伝動に限定されることなく装置全体
のコンパクト化を図ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明にかかるローラー研磨装置の好適実施例
を示し、第1図は、装置全体の正面図、第2図は、その
側面図、第3図は、回転式グラインダーを要部を示す縦
断側面図、第4図(A),(B),(C)は、それぞれ
使用状態を示す縦断正面図である。 1……装置本体、2……研磨ローラー、3……ローラー
載置部、4……可動台、5……回転式グラインダー、6
……駆動手段、7……砥石、8……回転軸、9……ケー
シング、10……ユニバーサルジョイント、11……回転駆
動手段、12……ホルダー、13……調節ネジ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体1に研磨ローラー2を回転駆動す
    るローラー載置部3を設け、該ローラー載置部3に対し
    て並行に往復移動する可動台4を設け、該可動台4に回
    転式グラインダー5を設け、前記研磨ローラー2を回転
    させながら前記回転式グラインダー5によって研磨を行
    うように構成したローラー研磨装置に於いて、前記可動
    台4に、前記回転式グラインダー5を前記研磨ローラー
    に対して接近離間できるように前後移動自在に設け、前
    記回転式グラインダー5を前後動させる駆動手段6を設
    け、前記回転式グラインダー5は、先端に砥石7を固定
    した回転軸8をケーシング9に回転自在に設け、該回転
    軸8にユニバーサルジョイント10を介して回転駆動手段
    11に連結し、且つ前記回転軸8を、前記ケーシング9に
    回転自在に保持されたホルダー12に軸承し、該ホルダー
    12を、その軸芯が前記ケーシング9の軸芯に対して傾斜
    するように、その径方向の肉厚を異ならしめた偏心ホル
    ダーに構成し、該ホルダー12を回動調節する調節ネジ13
    を設け、該調節ネジ13の回動位置調節によって前記回転
    軸8をユニバーサルジョイント10を介して研磨ローラー
    2に対して傾斜させるように構成したことを特徴とする
    ローラー研磨装置。
  2. 【請求項2】上記回転駆動手段11は、上記ケーシング9
    に直接設けられた電動モーターからなることを特徴とす
    る請求項(1)に記載のローラー研磨装置。
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