JP2002534279A - 円筒形工作物の表面を加工するための研磨機 - Google Patents

円筒形工作物の表面を加工するための研磨機

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    • B24B5/12Machines or devices designed for grinding surfaces of revolution on work, including those which also grind adjacent plane surfaces; Accessories therefor involving centres or chucks for holding work for grinding cylindrical surfaces both externally and internally with several grinding wheels

Abstract

(57)【要約】 円筒形の工作物(28)の包絡面を加工するための機械(10)であって、該機械は、長手方向の軸を有し、かつ、ハウジングの第一の端面から伸長している内部空間(14)を有し、ハウジングの軸からずれている軸を有する円筒形ハウジングと、前記内部空間(14)にて角変位可能で、かつ、凹部が設けられている軸と、前記凹部におけるモータ(25)と、モータに結合され、かつ、第一の回動可能な工具(28)を支持する主軸(26)と、前記ハウジングを囲む回動可能なケーシング(15)と、ケーシングと共に回転するよう配設され、かつ、ハウジングの前記第一の端面を越えて半径方向に伸長している蓋(30)であって、前記蓋が、周囲面を有する中心貫通開口(31)を有する蓋と、前記工作物を工具の間に保持するための支持手段(35)とを含み、前記軸は、前記第一の工具に、前記第二の回転工具(33)に対して半径方向の変位を行なわせるよう配設されていることを特徴とする機械。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 <発明の属する技術分野> 本発明は、研磨機、より詳しくは、実質的に円筒形の工作物の包絡面から材料
を除去するための研削盤に関し、該機械は、回動可能に駆動される工具を含んで
いる。
【0002】 <従来の技術> 研削盤、ラップ盤、ホーニング盤、フライス盤等の研磨機は、多くの僅かに異な
る設計および実施例のものが既知である。この機械は、コンパクトで、できるだ
け省空間型であることが望ましい。他方、良好な機械加工結果を得るには、機械
の協働部分が、高い相互剛性および低い振動傾向を有することが重要である。こ
れら最後に述べた特性は、機械に重いベッドおよび頑丈で堅固な設計を与えるこ
とにより得られ、したがって、これら二つの条件は、コンパクトさと省空間特性
に対する願望と相容れないことが多い。
【0003】 上記の特性を少なくとも部分的に満たしている研磨機を提供することは、スウ
ェーデン特許出願番号9702587-8および9702588-6以来、既知である。前記両出願
においては、長手方向の円筒形内部空間を有する管状円筒形ハウジングを含む機
械が、提供されている。円筒形内部空間は、ハウジングの長手方向の軸からずれ
ている長手方向の軸を有している。円筒形内部空間内には、角変位を行う軸が配
設されており、これは、回動可能な工作主軸台に結合されたモータを収容する凹
部を有している。工作主軸台は、チャッキング装置と共に、処理すべき工作物を
保持し、回転させるよう配設されている。ハウジングは、回動可能に駆動される
外部ケーシングに囲まれており、該ケーシングは、その内縁部に研削砥石等の工
具を形成している開口を有する蓋部材に堅く接続されている。軸が角変位すると
、工作主軸台は、工作物が、工具の内側周縁部に接近し、接触することが可能と
なる経路で、工作物と共に変位する。
【0004】 前記特許出願で開示された機械の構造は、工作物と工作物を支持する軸の間に
、ほんの短い距離しか存在しないため、工作物と工具が、非常に安定したやり方
で支持されることを意味している。さらに、蓋部材の内側縁部に沿った工具の配
置も、工具が高い安定性を示すことを意味している。結果として、これら機械は
、振動と熱的影響を受け易い、長い支持軸を有する従来の機械に比べて、優れた
精密さを示す。
【0005】 スウェーデン特許出願による機械は、従来のチャッキング装置により把握され
得る環状工作物のそれぞれ外側および内側包絡面を研削できるよう設計されてい
る。しかしながら、従来のチャッキング装置により合理的に把握できない、実質
的に円筒形の工作物、例えば、軸受のころの包絡面から材料を除去することがで
きる機械、に対するニーズが存在している。
【0006】 <発明の要約> この目的は、機械、より詳しくは、実質的に円筒形の工作物の包絡面から材料
を除去するための研削盤であって、前記機械は、 長手方向の軸を中心として伸長している管状円筒形ハウジングであって、前記
ハウジングが、前記ハウジングの第一の端面から伸長している長手方向の円筒形
内部空間を有し、前記円筒形内部空間が、前記ハウジングの長手方向の軸からず
れた長手方向の軸を有している円筒形ハウジングと、 前記内部空間にて、その中で角変位するよう配設された軸であって、前記軸に
、凹部が設けられている軸と、 前記凹部内に配設されているモータと、 前記モータに結合されている主軸であって、前記主軸が、第一の回動可能に駆
動される工具を保持している主軸と、 前記管状円筒形ハウジングの周囲を閉じている回動可能な外部ケーシングと、
前記外部ケーシングに、それと共回動するよう接続された蓋部材であって、前記
蓋部材が、前記管状円筒形ハウジングの前記第一の端面の領域を越えて半径方向
に伸長しており、かつ、前記蓋部材に、周囲面を有する中心貫通開口が設けられ
ている蓋部材と、 前記蓋部材の前記中心貫通開口の前記周囲面上の第二の回動可能に駆動される
工具と、 前記工作物を、前記第一および第二の回動可能に駆動される工具の間に保持す
るための支持手段と、 を含み、 前記軸は、前記軸が、前記内部空間内で角変位を行うと、前記第一の回動可能に
駆動される工具は、前記第二の回動可能に駆動される工具に対して半径方向の変
位を行うよう、前記内部空間内に配設されていることを特徴とする機械によって
達成される。
【0007】 本発明の好適な実施形態は、各従属請求項に詳述してある。
【0008】 <好適な実施形態の詳細な説明> 以下、本発明を、例のみにより、かつ、添付の図面に示した実施形態を参照し
て、さらに詳しく説明する。
【0009】 図面において、参照番号10は、一般に、本発明による研磨機を表す。機械1
0は、フレーム11を組み込んでおり、該フレームは、図示の実施形態において
は、片持梁ハウジングを支持するための部分12を有する機械ベッドとして設計
されている。該片持梁ハウジングは、外部的には円筒形で、実質的に管状で細長
の、長手方向の軸を中心として伸長するハウジング13として設計されている。
ハウジング13には、ハウジングの第一の端面から伸長する長手方向の円筒形内
部空間14が設けられている。円筒形内部空間14は、円筒形ハウジング13の
長手方向の軸からずれた長手方向の軸を有している。円筒形ハウジング13は、
(必ずしも必要ではないが)望ましくは、フレーム11に回動不能に接続されて
いる。
【0010】 円筒形ハウジング13の外側包絡面に回動可能に支持されているのは、回動可
能な外部ケーシング15(砥石往復台)であり、これは、ハウジング13により
保持されたモータ16、望ましくは電動機により駆動される。ハウジングの偏心
内部空間14内には、回転または割出しおよび軸方向変位が可能な軸17が設け
られている。図示の実施形態においては、軸17は、ハウジングの内部空間14
から、フレーム11の支持部12に向かう方向に突出している直径が低減された
部分18を有している。ハウジングからこのように突出している軸の部分18は
、フレーム11の部分12に設けられた空間19内に受け入れられており、該空
間内には、軸17を回転するための手段、望ましくはトルクモータ20、および
軸17の軸方向変位のための手段、望ましくはリニヤモータ21が設けられてい
る。軸の回転および軸方向変位は、それぞれ1個またはそれ以上のセンサ22お
よび23により、制御され、該センサも、望ましくは、フレームの部分12の空
間19内に収容されている。軸を回転および軸方向に変位させる手段は、図面に
示したやり方で配設する必要はなく、例えば、軸それ自体の凹んだ部分に収容し
てもよいのは明白である。
【0011】 軸17には、直径が低減された部分18の反対側の端部において、凹部24が
設けられている。該凹部は、軸17の中へと、実質的に軸方向に伸長し、かつ、
モータ25、例えば、電動機を受け入れるよう設計されている。モータ25には
、凹部24から突出している主軸26が設けられている。該モータは、該凹部内
に配設されており、したがって、主軸26は、軸17の長手方向の軸と同心でな
い軸に沿って伸長している。主軸26は、モータ25から遠いその端部27にお
いて、第一の回動可能に駆動される工具28を支持している。
【0012】 図2〜4から明らかなように、回動可能な外部ケーシング15もしくは砥石往
復台は、ハウジング13の第一の端面を越えて伸長し、周囲フランジ29で終端
している。蓋部材30は、周囲フランジ29を通して、外部ケーシング15に堅
く接続されており、したがって、蓋部材は、外部ケーシングと共に回動可能であ
る。蓋部材30は、管状円筒形ハウジング13の第一の端面の領域を越えて半径
方向に伸長しており、蓋部材には、周囲面32を有する中心貫通開口31が設け
られている。蓋部材30の中心貫通開口32の周囲面32には、第二の回動可能
に駆動される工具33が、配設されている。図2,3および5から明らかなよう
に、工作物34が、軸17に接続された支持手段35により、第一および第二の
回動可能に駆動される工具28,33の間に保持されるように、配設されている
【0013】 本発明によれば、軸17は、内部空間14内に配設されており、したがって、
軸が、内部空間で、角変位を行う場合は、第一の回動可能に駆動される工具28
は、第二の回動可能に駆動される工具33に対して、半径方向の変位を行うこと
になる。
【0014】 図1〜5に示した実施形態では、研磨機10は、工作物34の外側法包絡面を
を加工するよう配設されている。したがって、第一の回動可能に駆動される工具
28は、制御砥石として働き、主として工作物34の回転を行い、工作物を第二
の回動可能に駆動される工具33に対して保持するのに役立ち、第二の回動可能
に駆動される工具は、研削砥石として作用する。したがって、第一の回動可能に
駆動される工具28は、必ずしも研磨面を有していなくてもよいが、表面の摩擦
係数が十分高くて、工作物の回転を保証するのであれば、有利である。第一の回
動可能に駆動される工具28の形状は、加工すべき工作物の形状によって選択す
る。好適な一実施形態では、第一の回動可能に駆動される工具28は、第一の直
径の、第一の軸方向距離伸長する第一の領域36、および第二の直径の、第二の
軸方向距離伸長する第二の領域37を含み、第二の直径は、第一の直径より大き
い。同様の方式で、第二の回動可能に駆動される工具33は、第一の直径の、第
一の軸方向距離伸長する第一の領域38、および第二の直径の、第二の軸方向距
離伸長する第二の領域39を含み、第一の直径は、第二の直径より大きくてよい
。好都合にも、第一の回動可能に駆動される工具28の、第一および第二の直径
の間の差は、第二の回動可能に駆動される工具33の、第一および第二の直径の
間の差に実質的に等しい。この説明した装置は、実質的に円筒形ではあるが、直
径の異なる領域を有する工作物34が、その包絡面全体を同時に加工できること
を意味している。それにもかかわらず、第一および第二の回動可能に駆動される
工具28,33は、異なる数の、異なる直径の領域を含んでいてよいことを理解
すべきである。第一および第二の回動可能に駆動される工具は、異なる軸方向距
離を有することができるが、第一および第二の回動可能に駆動される工具の軸方
向表面の最大限の利用は、第一の回動可能に駆動される工具28の第一の軸方向
距離が、前記第二の回動可能に駆動される工具33の第一の軸方向距離に実質的
に等しく、かつ、第一の回動可能に駆動される工具の第二の軸方向距離が、第二
の回動可能に駆動される工具の第二の軸方向距離に実質的に等しい時、可能であ
る。
【0015】 工作物34に正確な形状を確実に付与するため、機械10は、第一の回動可能
に駆動される工具28を目直しするための第一の目直し工具40を含んでいる。
図2および3に示した実施形態では、第一の目直し工具40は、蓋部材30によ
って支持されており、その形態は、環状である。したがって、モータ25の主軸
26は、第一の目直し工具40を通って伸長している。図4および5に示した別
の実施形態では、第一の目直し工具40は、管状円筒形ハウジング13によって
支持された腕の形を取っている。好都合にも、機械10は、さらに、第二の回動
可能に駆動される工具33を目直しするための第二の目直し工具41を含んでお
り、第二の目直し工具は、モータ25の主軸26によって支持されてディスクの
形を取っている。好都合にも、第一および第二の目直し工具40,41は、ダイ
ヤモンドベースの研磨材を含んでいてよい。
【0016】 図6〜8に示した研磨機は、機械が、工作物34の内側包絡面を加工するよう
配設されている点で、図1〜5のそれと異なっている。この目的のため、第一の
回動可能に駆動される工具28は、研削砥石として役立ち、工作物内を通過する
のに十分なほどの小さな直径を有している。第二の回動可能に駆動される工具3
3は、したがって、制御砥石として役立つ。図6および7の実施形態では、工作
物は、ハウジング13に接続された支持手段35により周辺移動が防がれている
。他方、図8の実施形態では、支持手段は、ハウジング13から離れる方向に伸
長しており、機械のフレーム11に接続されている。図7に示すように、内側包
絡面を加工するための機械10は、管状円筒形のハウジング13によって支持さ
れている第一の目直し工具40を有していてよい。別法として、第一の目直し工
具40は、図2に示したやり方に対応するやり方で、蓋部材30によって支持さ
れていてよい。
【0017】 以下、図3および5を参照して、外側包絡面を加工するための機械10の動作
を説明する。
【0018】 工作物34を挿入するためには、管状円筒形ハウジング13内の軸17を反時
計回りに回転させ、それにより、第一および第二の回動可能に駆動される工具2
8,33の間の距離を増大させて、工作物を収容するのに十分な間隙を作り出す
。工作物34は、この間隙に挿入して、支持手段35に当接させる。次いで、軸
17を時計回りに回転させて、第一の回動可能に駆動される工具28を、第二の
回動可能に駆動される工具33に近づけ、第一の回動可能に駆動される工具を、
工作物に接触させる。工作物34の挿入とその加工の間に、回動可能な外側ケー
シング15を反時計回りに、例えば、1000 rpmの速度で回転させる。蓋部材30
と外側ケーシング15の間の接続により、第二の回動可能に駆動される工具33
は、同じ速度で回転することになる。第二の回動可能に駆動される工具が回転す
るのと同時に、第一の回動可能に駆動される工具28は、第二の工具より低い速
度、例えば、100 rpmで、時計回りに回転する。二つの工具の間の回転速度と方
向の違いにより、工作物34は、支持手段35に押し付けられて、回転し、工作
物の包絡面が加工されることになる。好都合にも、少なくとも第二の回動可能に
駆動される工具33は、立方窒化硼素等の研磨材を含んでおり、したがって、工
作物の包絡面は、研磨される。工作物と二つの回動可能に駆動される工具の間の
接触力は、軸17を時計回りあるいは反時計回りに回して、それにより、二つの
工具の間の間隙を変えれば調整できる。
【0019】 ひとたび加工が完了すると、軸17は、反時計回りに変位され、工作物34は
、取り外されて、加工すべき次の工作物に置き換えられる。
【0020】 以下、図6および8を参照して、内側包絡面を加工するための機械10の動作
を説明する。
【0021】 工作物34を挿入するためには、管状円筒形ハウジング13内の軸17を、図
の左方に軸方向変位させて、第一の回動可能に駆動される工具28と第二の回動
可能に駆動される工具33との間に、軸方向の間隔を取る。次いで、工作物34
を、第二の回動可能に駆動される工具33上に置き、支持手段35に当てる。
【0022】 軸17は、時計回りに回転し、それにより、第一および第二の回動可能に駆動
される工具28,33の間の距離が増大し、したがって、第一の回動可能に駆動
される工具28を、軸17の図の右方への軸方向変位によって、工作物内に、第
一の回動可能に駆動される工具が工作物に当たることなく、挿入可能となる。次
いで、軸17を反時計回りに回転させて、第一の回動可能に駆動される工具28
を、第二の回動可能に駆動される工具33に近づけ、第一および第二の回動可能
に駆動される工具の間の距離を、工作物34の肉厚に一致させる。回動可能な外
側ケーシング15を、例えば、100 rpmで、時計回りに回転させる。蓋部材30
と外側ケーシング15の間の接続により、第二の回動可能に駆動される工具33
は、同じ速度で回転する。第二の回動可能に駆動される工具が回転するのと同時
に、第一の回動可能に駆動される工具28は、第二の工具より高い速度、例えば
、3000 rpmで、反時計回りに回転する。二つの工具の間の回転速度と方向の違い
により、工作物34は、支持手段35に押し付けられて、回転し、工作物の包絡
面が加工されることになる。好都合にも、少なくとも第一の回動可能に駆動され
る工具28は、立方窒化硼素等の研磨材を含んでおり、したがって、工作物の内
側包絡面は、研磨される。工作物と二つの回動可能に駆動される工具の間の接触
力は、軸17を時計回りあるいは反時計回りに回して、それにより、二つの工具
の間の間隙を変えれば調整できる。
【0023】 ひとたび加工が完了すると、軸17は、時計回りに変位され、工作物34は、
取り外されて、加工すべき次の工作物に置き換えられる。
【0024】 機械10の加工対象が内側包絡面であるか外側包絡面であるかを問わず、第一
および第二の回動可能に駆動される工具の目直しは、同じやり方で行われる。第
一の回動可能に駆動される工具28を目直しするためには、軸17を図2,4,
6および8の左方に軸方向変位させて、第一の回動可能に駆動される工具を、円
筒形ハウジング13および蓋部材30によって規定される空間内に引き入れる。
軸17の回転を行うことによって、第一の回動可能に駆動される工具28は、第
一の目直し工具40に接触可能となる。当然のことながら、図2の実施形態にお
いては、目直しは、蓋部材30、したがって、目直し工具40、および第一の回
動可能に駆動される工具28が回転して行われ、一方、図4の実施形態では、第
一の回動可能に駆動される工具のみが回転する。
【0025】 第二の回動可能に駆動される工具33を目直しするためには、軸17を図2,
4,6および8の右方に軸方向変位させて、第二の目直し工具41を蓋部材30
の中心穴31に入れる。軸17の回転を行うことによって、第二の目直し工具4
1を、第二の回動可能に駆動される工具33に接近させ、接触させることができ
る。当然のことながら、目直しは、第二の目直し工具41および第二の回動可能
に駆動される工具33の両方が回転して行われる。
【0026】 本発明は、上記の、かつ、図面で示した実施形態に限定されない。それどころ
か、添付のクレームの範囲内でのあらゆる修正および変形がカバーされる、と考
えるべきである。例えば、円筒形ハウジング13は、円筒形の内部空間を有する
ものとして示したが、この空間は、円筒形以外の他の形状を有していてもよく、
また、軸17は、ハウジングの内部空間内での回転または割出しを可能にするい
かなる適当な横断面形状を有しいてもよい。空間19に収容されている軸17の
部分18は、低減された直径を有する必要はない。さらに、軸は、主軸を適当な
やり方で回転または割出し可能にする関節で接合されたリンク等のシステムで代
用することも考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による研磨機の第一の実施形態の概略長手方向断面図を示す。
【図2】 図1の研磨機の一部の、より大きな尺度による概略長手方向断面図である。
【図3】 図2に示す実施形態の端面図である。
【図4】 図2に対応する図であるが、本発明による研磨機の第二の実施形態のものであ
る。
【図5】 図4に示す実施形態の端面図である。
【図6】 本発明による研磨機の第三の実施形態の概略長手方向断面図を示す。
【図7】 図6に示す実施形態の端面図である。
【図8】 図6に対応する図であるが、本発明による研磨機の第四の実施形態のものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨機(10)、より詳しくは、実質的に円筒形の工作物(
    34)の包絡面から材料を除去するための研削盤であって、前記機械は、 長手方向の軸を中心として伸長している管状円筒形ハウジング(13)であっ
    て、前記ハウジングが、前記ハウジングの第一の端面から伸長している長手方向
    の円筒形内部空間(14)を有し、前記円筒形内部空間が、前記ハウジング(1
    3)の長手方向の軸からずれた長手方向の軸を有している円筒形ハウジングと、 前記内部空間(14)にて、その中で角変位するよう配設された軸(17)で
    あって、前記軸に、凹部が設けられている軸と、 前記凹部内に配設されているモータ(25)と、 前記モータ(25)に結合されている主軸(26)であって、前記主軸(26
    )が、第一の回動可能に駆動される工具(28)を保持している主軸と、 前記管状円筒形ハウジング(13)の周囲を閉じている回動可能な外部ケーシ
    ング(15)と、 前記外部ケーシング(15)に、それと共回動するよう接続された蓋部材(3
    0)であって、前記蓋部材が、前記管状円筒形ハウジング(13)の前記第一の
    端面の領域を越えて半径方向に伸長しており、かつ、前記蓋部材に、周囲面(3
    2)を有する中心貫通開口(31)が設けられている蓋部材と、 前記蓋部材(30)の前記中心貫通開口(31)の前記周囲面(32)上の第
    二の回動可能に駆動される工具(33)と、 前記工作物(34)を、前記第一および第二の回動可能に駆動される工具(2
    8;33)の間に保持するための支持手段(35)と、 を含み、 前記軸(17)は、前記軸が、前記内部空間内で角変位を行うと、前記第一の回
    動可能に駆動される工具(28)は、前記第二の回動可能に駆動される工具(3
    3)に対して半径方向の変位を行うよう、前記内部空間内に配設されていること
    を特徴とする機械。
  2. 【請求項2】 前記第一の回動可能に駆動される工具(28)は、工作物(
    34)の外側包絡面に作用するよう設計されていることとする請求項1に記載の
    機械。
  3. 【請求項3】 前記第一の回動可能に駆動される工具(28)は、工作物(
    34)の内側包絡面に作用するよう設計されていることとする請求項1に記載の
    機械。
  4. 【請求項4】 前記第一の回動可能に駆動される工具(28)は、第一の直
    径の、第一の軸方向距離伸長する第一の領域(36)、および第二の直径の、第
    二の軸方向距離伸長する第二の領域(37)を含み、前記第二の直径は、前記第
    一の直径より大きいこととする上記請求項のうちのいずれか一つに記載の機械。
  5. 【請求項5】 前記第二の回動可能に駆動される工具(33)は、第一の直
    径の、第一の軸方向距離伸長する第一の領域(38)、および第二の直径の、第
    二の軸方向距離伸長する第二の領域(39)を含み、前記第一の直径は、前記第
    二の直径より大きいこととする上記請求項のうちのいずれか一つに記載の機械。
  6. 【請求項6】 前記第一の回動可能に駆動される工具(28)の、前記第一
    および第二の直径の間の差は、前記第二の回動可能に駆動される工具(33)の
    、前記第一および第二の直径の間の差に実質的に等しいこととする請求項4およ
    び請求項5に記載の機械。
  7. 【請求項7】 前記第一の回動可能に駆動される工具(28)の前記第一の
    軸方向距離が、前記第二の回動可能に駆動される工具(33)の前記第一の軸方
    向距離に実質的に等しく、かつ、前記第一の回動可能に駆動される工具の前記第
    二の軸方向距離が、前記第二の回動可能に駆動される工具の前記第二の軸方向距
    離に実質的に等しいこととする請求項6に記載の機械。
  8. 【請求項8】 前記機械(10)は、前記第一の回動可能に駆動される工具
    (28)を目直しするための第一の目直し工具(40)を含むこととする上記請
    求項のうちのいずれか一つに記載の機械。
  9. 【請求項9】 前記第一の目直し工具(40)は、前記蓋部材(30)によ
    って支持され、かつ、環状であることとする請求項8に記載の機械。
  10. 【請求項10】 前記第一の目直し工具(40)は、前記管状円筒形ハウジ
    ング(13)によって支持されていることとする請求項8に記載の機械。
  11. 【請求項11】 前記機械(10)は、前記第二の回動可能に駆動される工
    具(33)を目直しするための第二の目直し工具(41)を含み、前記第二の目
    直し工具は、前記主軸(26)によって支持されていることとする上記請求項の
    うちのいずれか一つに記載の機械。
  12. 【請求項12】 前記機械(10)は、前記軸(17)を、前記管状円筒形
    ハウジング(13)に対して軸方向に変位させるための手段(21)を含むこと
    とする上記請求項のうちのいずれか一つに記載の機械。
  13. 【請求項13】 前記軸(17)には、前記軸(17)の回転および軸方向
    変位を制御するためのセンサー(22,23)が設けられていることとする請求
    項12に記載の機械。
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