JPH0347563Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0347563Y2 JPH0347563Y2 JP1986076995U JP7699586U JPH0347563Y2 JP H0347563 Y2 JPH0347563 Y2 JP H0347563Y2 JP 1986076995 U JP1986076995 U JP 1986076995U JP 7699586 U JP7699586 U JP 7699586U JP H0347563 Y2 JPH0347563 Y2 JP H0347563Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- bracket
- leaf spring
- spring
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は、車両用シートのヘツドレストに関
し、特にフリクシヨンにより傾動調整を可能とし
たヘツドレストに関する。
し、特にフリクシヨンにより傾動調整を可能とし
たヘツドレストに関する。
《従来の技術》
傾動調整可能なヘツドレストとしては、例えば
第５図に示すフリクシヨンタイプのヘツドレスト
がある。
第５図に示すフリクシヨンタイプのヘツドレスト
がある。
このヘツドレストは、ヘツドレストフレーム１
と、フレーム１の外周を包囲したパツド２および
表皮３と、フレーム１の下部内面に取付けられた
ブラケツト支持台４と、ブラケツト支持台４に設
けられて一端部が板バネ７により付勢された保持
用ブラケツト５と、ブラケツト５に支承されるヘ
ツドレストステー６とから慨略構成されている。
ヘツドレストステー６は、略逆Ｕ字形をなすもの
で、その水平軸部６ｂを前記ブラケツト５に支承
させ、かつ両側脚部６ａをヘツドレストの下面に
形成された長孔から突出させたものである。そし
て、ブラケツト５は、板バネ７のバネ圧により水
平軸部６ｂを支持台４側に押し付け、これによつ
てヘツドレストをヘツドレストステー６に対し所
定の傾斜角度位置に保持するとともに、角度調整
時における摩擦抵抗が得られるようになつてい
る。
と、フレーム１の外周を包囲したパツド２および
表皮３と、フレーム１の下部内面に取付けられた
ブラケツト支持台４と、ブラケツト支持台４に設
けられて一端部が板バネ７により付勢された保持
用ブラケツト５と、ブラケツト５に支承されるヘ
ツドレストステー６とから慨略構成されている。
ヘツドレストステー６は、略逆Ｕ字形をなすもの
で、その水平軸部６ｂを前記ブラケツト５に支承
させ、かつ両側脚部６ａをヘツドレストの下面に
形成された長孔から突出させたものである。そし
て、ブラケツト５は、板バネ７のバネ圧により水
平軸部６ｂを支持台４側に押し付け、これによつ
てヘツドレストをヘツドレストステー６に対し所
定の傾斜角度位置に保持するとともに、角度調整
時における摩擦抵抗が得られるようになつてい
る。
《考案が解決しようとする問題点》
ところで、この種のヘツドレストでは、板バネ
７のバネ圧が弱くなるとヘツドレストの保持力が
維持できなくなり、逆にバネ圧が強すぎると角度
調整が操作しにくいものとなる。このため、前記
板バネ７としては、保持力および角度調整時の摩
擦抵抗を考慮して所定のバネ圧に設定されてい
る。
７のバネ圧が弱くなるとヘツドレストの保持力が
維持できなくなり、逆にバネ圧が強すぎると角度
調整が操作しにくいものとなる。このため、前記
板バネ７としては、保持力および角度調整時の摩
擦抵抗を考慮して所定のバネ圧に設定されてい
る。
しかしながら、従来の構造では、ヘツドレスト
の角度調整操作を繰り返し行なうことによつて、
或はヘツドレストに加わつた衝激を受けてブラケ
ツト５が変形するなどして板バネ７のバネ圧が弱
くなり、ヘツドレストを所定の傾斜角度に保持で
きなくなつてしまうという不具合がある。
の角度調整操作を繰り返し行なうことによつて、
或はヘツドレストに加わつた衝激を受けてブラケ
ツト５が変形するなどして板バネ７のバネ圧が弱
くなり、ヘツドレストを所定の傾斜角度に保持で
きなくなつてしまうという不具合がある。
本考案は、このような事情に鑑みなされたもの
で、この種のフリクシヨンタイプにあつて、ヘツ
ドレストの保持力或は角度調整時の摩擦抵抗を簡
単に強弱調整できる車両用ヘツドレストを提供す
ることを目的とする。
で、この種のフリクシヨンタイプにあつて、ヘツ
ドレストの保持力或は角度調整時の摩擦抵抗を簡
単に強弱調整できる車両用ヘツドレストを提供す
ることを目的とする。
《問題点を解決するための手段》
すなわち、本考案は、ヘツドレストフレーム内
のブラケツト支持台上に設けられ、かつ一端部が
板バネにより付勢されたブラケツトによつて、ヘ
ツドレストステーの上部水平軸を弾発的に挟持し
て前記板バネのバネ圧に抗して傾動操作されるヘ
ツドレストであつて、前記ヘツドレストは、前記
板バネをブラケツト側に押圧するための上下可動
部材を有し、この上下可動部材に設けたネジ孔に
ヘツドレストの下部から挿通される調整用ネジを
螺合したことを特徴とする。
のブラケツト支持台上に設けられ、かつ一端部が
板バネにより付勢されたブラケツトによつて、ヘ
ツドレストステーの上部水平軸を弾発的に挟持し
て前記板バネのバネ圧に抗して傾動操作されるヘ
ツドレストであつて、前記ヘツドレストは、前記
板バネをブラケツト側に押圧するための上下可動
部材を有し、この上下可動部材に設けたネジ孔に
ヘツドレストの下部から挿通される調整用ネジを
螺合したことを特徴とする。
《作用》
調整用ネジをドライバー等によつて回動操作す
ることによつて、上下可動部材が調整用ネジのネ
ジ山に沿つて移動し、この上下可動部材の移動に
より保持用ブラケツトに対する板バネのバネ圧が
調整される。
ることによつて、上下可動部材が調整用ネジのネ
ジ山に沿つて移動し、この上下可動部材の移動に
より保持用ブラケツトに対する板バネのバネ圧が
調整される。
《実施例》
以下、本考案の一実施例を第１図ないし第４図
により詳細に説明する。なお、第１図ないし第４
図において、従来例と同一部位には同一符号を付
して説明する。
により詳細に説明する。なお、第１図ないし第４
図において、従来例と同一部位には同一符号を付
して説明する。
本考案のヘツドレストは、第１図に示すよう
に、内部中空のヘツドレストフレーム１と、フレ
ーム１の外周を包囲した緩衝用パツド２および表
皮３と、フレーム１の下部内面に溶接等により固
定されたブラケツト支持台４と、この支持台４上
に設けられた保持用ブラケツト５と、ブラケツト
５に支承されたヘツドレストステー６と、ブラケ
ツト５の一端部５ａを付勢する板バネ７と、板バ
ネ７の上に設けられた上下可動部材としてのプレ
ート８と、プレート８に螺合された調整用ネジ９
とを備えている。
に、内部中空のヘツドレストフレーム１と、フレ
ーム１の外周を包囲した緩衝用パツド２および表
皮３と、フレーム１の下部内面に溶接等により固
定されたブラケツト支持台４と、この支持台４上
に設けられた保持用ブラケツト５と、ブラケツト
５に支承されたヘツドレストステー６と、ブラケ
ツト５の一端部５ａを付勢する板バネ７と、板バ
ネ７の上に設けられた上下可動部材としてのプレ
ート８と、プレート８に螺合された調整用ネジ９
とを備えている。
前記ブラケツト支持台４は、第２図の如く長尺
体からなり、長手方向に沿つて一端部４ａを逆Ｌ
字状に折曲したガイド溝部４１が設けられてい
る。支持台４上にはブラケツト５が配置され、支
持台４の他端４ｂを折り曲げることによりブラケ
ツト５の他端５ｂを係止している。このブラケツ
ト５は中央部を彎曲させて凹部とした断面略Ω状
をなし、支持台４上にあつてブラケツト５の一端
部５ａが支持台から浮き上がるようになつてお
り、かつ凹部内に想像線の如くヘツドレストステ
ー６が挟持される。
体からなり、長手方向に沿つて一端部４ａを逆Ｌ
字状に折曲したガイド溝部４１が設けられてい
る。支持台４上にはブラケツト５が配置され、支
持台４の他端４ｂを折り曲げることによりブラケ
ツト５の他端５ｂを係止している。このブラケツ
ト５は中央部を彎曲させて凹部とした断面略Ω状
をなし、支持台４上にあつてブラケツト５の一端
部５ａが支持台から浮き上がるようになつてお
り、かつ凹部内に想像線の如くヘツドレストステ
ー６が挟持される。
前記ヘツドレストステー６は略逆Ｕ字形をなす
もので、両側脚部６ａを支持台４およびフレーム
１から突出させ、かつその水平軸部６ｂを前記ブ
ラケツト５に支承させたものである。そして、前
記ガイド溝４１とブラケツト５の一端部５ａによ
り形成される〓間には、慨略波形状に折曲された
板バネ７および板バネ７の上に配置されるプレー
ト８が遊嵌されて、板バネ７のバネ圧により水平
軸部６ｂを支持台４側に押し付け、これによつて
ヘツドレストを脚部６ａに対し所定の傾斜角度位
置に保持できるようになつている。
もので、両側脚部６ａを支持台４およびフレーム
１から突出させ、かつその水平軸部６ｂを前記ブ
ラケツト５に支承させたものである。そして、前
記ガイド溝４１とブラケツト５の一端部５ａによ
り形成される〓間には、慨略波形状に折曲された
板バネ７および板バネ７の上に配置されるプレー
ト８が遊嵌されて、板バネ７のバネ圧により水平
軸部６ｂを支持台４側に押し付け、これによつて
ヘツドレストを脚部６ａに対し所定の傾斜角度位
置に保持できるようになつている。
また、前記プレート８は板バネ７の上面を押圧
するためのもので、板バネ７の孔７１に対向する
位置にネジ孔８１が設けられている。このネジ孔
８１には、同軸上に設けられて支持台４の一端部
４ａを貫通する孔４２およびブラケツト５の孔５
１を通つて下部から調整用ネジ９が螺合される。
第３図はこのようにして挿着される前記ネジ９の
取付状態を示したものである。すなわち、このネ
ジ９は、ヘツドレスト下部に設けられたアンダカ
バー１０からガイド部材１１を介してフレーム１
内に挿通されて、前述の如くブラケツト支持台
４、ブラケツト５、板バネ７を貫通するとともに
プレート８のネジ孔８１に螺合している。また支
持台４の孔４３から突出したネジ９の先端にはワ
ツシヤ１２およびプツシユナツト１３が挿着され
ている。このようにプレート８とネジ９を螺合し
ておくことによつて、ドライバ等を用いてネジ９
を締め付け方向に回転操作すれば、プレート８が
ネジ９のネジ山に沿つて移動して板バネ７を下方
に押圧することとなり、これによつてブラケツト
５に対して板バネ７のバネ圧が強く作用すること
となる。また第１図の矢印に示す如くヘツドレス
トの角度調整時における摩擦抵抗が強すぎる場合
などには、ネジ９を緩める方向に回転操作するこ
とにより、プレート８が上に移動されてブラケツ
ト５に対する板バネ７のバネ圧が弱くなるように
調整される。
するためのもので、板バネ７の孔７１に対向する
位置にネジ孔８１が設けられている。このネジ孔
８１には、同軸上に設けられて支持台４の一端部
４ａを貫通する孔４２およびブラケツト５の孔５
１を通つて下部から調整用ネジ９が螺合される。
第３図はこのようにして挿着される前記ネジ９の
取付状態を示したものである。すなわち、このネ
ジ９は、ヘツドレスト下部に設けられたアンダカ
バー１０からガイド部材１１を介してフレーム１
内に挿通されて、前述の如くブラケツト支持台
４、ブラケツト５、板バネ７を貫通するとともに
プレート８のネジ孔８１に螺合している。また支
持台４の孔４３から突出したネジ９の先端にはワ
ツシヤ１２およびプツシユナツト１３が挿着され
ている。このようにプレート８とネジ９を螺合し
ておくことによつて、ドライバ等を用いてネジ９
を締め付け方向に回転操作すれば、プレート８が
ネジ９のネジ山に沿つて移動して板バネ７を下方
に押圧することとなり、これによつてブラケツト
５に対して板バネ７のバネ圧が強く作用すること
となる。また第１図の矢印に示す如くヘツドレス
トの角度調整時における摩擦抵抗が強すぎる場合
などには、ネジ９を緩める方向に回転操作するこ
とにより、プレート８が上に移動されてブラケツ
ト５に対する板バネ７のバネ圧が弱くなるように
調整される。
また、前記ネジ９は第４図のヘツドレスト完成
品に示す如く、アンダカバー１０の長手方向に３
箇所設けられており、前記プレート８の移動を３
個のネジ９を回動操作して行なうことによつて、
ブラケツト５に対する板バネ７のバネ圧が均一に
調整されるようになつている。
品に示す如く、アンダカバー１０の長手方向に３
箇所設けられており、前記プレート８の移動を３
個のネジ９を回動操作して行なうことによつて、
ブラケツト５に対する板バネ７のバネ圧が均一に
調整されるようになつている。
《考案の効果》
以上説明したように、本考案によれば、保持用
ブラケツトに対する板バネのバネ圧が調整用ネジ
を回動することによつて強弱調整可能となるの
で、ヘツドレストの保持力を一定に調整維持で
き、また例えば角度調整時の摩擦力を好みの強さ
に調整できる。
ブラケツトに対する板バネのバネ圧が調整用ネジ
を回動することによつて強弱調整可能となるの
で、ヘツドレストの保持力を一定に調整維持で
き、また例えば角度調整時の摩擦力を好みの強さ
に調整できる。
第１図は本考案に係る車両用ヘツドレストを示
す部分断面図、第２図はヘツドレストの傾動構造
を示す分解斜視図、第３図は同組付状態を示す断
面図、第４図はヘツドレストの完成品を示す斜視
図、第５図は従来のヘツドレストを示す要部断面
図である。 １……ヘツドレストフレーム、４……ブラケツ
ト支持台、５……保持用ブラケツト、６……ヘツ
ドレストステー、６ａ……上部水平軸、７……板
バネ、８……プレート、８１……ネジ孔、９……
調整用ネジ。
す部分断面図、第２図はヘツドレストの傾動構造
を示す分解斜視図、第３図は同組付状態を示す断
面図、第４図はヘツドレストの完成品を示す斜視
図、第５図は従来のヘツドレストを示す要部断面
図である。 １……ヘツドレストフレーム、４……ブラケツ
ト支持台、５……保持用ブラケツト、６……ヘツ
ドレストステー、６ａ……上部水平軸、７……板
バネ、８……プレート、８１……ネジ孔、９……
調整用ネジ。
Claims (1)
- ヘツドレストフレーム内のブラケツト支持台に
設けられ、かつ一端部が板バネにより付勢された
保持用ブラケツトによつて、ヘツドレストステー
の上部水平軸を弾発的に挟持して板バネのバネ圧
に抗して傾動操作されるヘツドレストであつて、
前記ヘツドレストは、前記板バネをブラケツト側
に押圧するための上下可動部材を有し、この上下
可動部材に設けたネジ孔にヘツドレストの下部か
ら挿通される調整用ネジを螺合したことを特徴と
する車両用シートのヘツドレスト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986076995U JPH0347563Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986076995U JPH0347563Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62188254U JPS62188254U (ja) | 1987-11-30 |
| JPH0347563Y2 true JPH0347563Y2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=30924589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986076995U Expired JPH0347563Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0347563Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009002867A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Sii Nanotechnology Inc | 蛍光ｘ線分析装置における扉開閉機構 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0633874Y2 (ja) * | 1987-12-12 | 1994-09-07 | 東海化成工業株式会社 | 傾動式ヘッドレスト |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP1986076995U patent/JPH0347563Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009002867A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Sii Nanotechnology Inc | 蛍光ｘ線分析装置における扉開閉機構 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62188254U (ja) | 1987-11-30 |
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