JPH034753A - 玄米飯 - Google Patents

玄米飯

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Publication number
JPH034753A
JPH034753A JP1135941A JP13594189A JPH034753A JP H034753 A JPH034753 A JP H034753A JP 1135941 A JP1135941 A JP 1135941A JP 13594189 A JP13594189 A JP 13594189A JP H034753 A JPH034753 A JP H034753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
brown rice
glutinous
cooked
brown
Prior art date
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Pending
Application number
JP1135941A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneki Yamada
山田 常喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by QP Corp filed Critical QP Corp
Priority to JP1135941A priority Critical patent/JPH034753A/ja
Publication of JPH034753A publication Critical patent/JPH034753A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、玄米飯に関する。
〔従来の技術〕
米を原料としてオニギリをつくるとき、一般にはうるち
の白米を炊飯しこれを手その他で適当量塊状にかためて
オニギリとする。ところで最近では健康嗜好から玄米が
見直される傾向にある。そこで、玄米からオニギリを作
るためには、上記の「うるちの白米」からオニギリを作
る方法に準じて考えると、うるちの玄米を白米の場合と
同様に炊飯しそれを塊状にする方法がよいのではないか
と考えられる。
〔本発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、炊飯されたうるちの玄米は、まるで麦め
しのように各校がバラバラしているので、オニギリのよ
うな塊状にはなかなかし難いというしたがって、本発明
の目的は、玄米を用いてオニギリなどに成形し易く、し
かも炊飯した後に釜などから取り出し易い玄米飯を提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記の目的を果たすためいろいろ検討し、
本発明に到達したものである。
すなわち、本発明の玄米飯は、うるち米ともち米とが混
合状態で炊飯されていることを特徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の玄米飯は、玄米で作られた飯である。
したがって、水分は普通62〜66%ぐらいである。こ
の玄米飯は、うるち米ともち米とが混合状態で炊飯され
ている。その理由は、炊飯された玄米がうるち米だけで
あると、それらをてぎって固めてもなかなかひとつに固
まり難いのに対して、もち米が混っているとひとつに固
まシ易くなり、ひいては塊状に形成するのが容易となる
こと、さらには炊飯した玄米が釜からひと塊りとなって
落下するのを容易とするからである。なお(うるち米が
混っていなくて)もち米ばかシであると・、炊飯された
米飯を釜から取り出そうとして釜を逆さに傾けても、か
なりの割合の米飯が釜の底に付着して残シ、釜からの取
り出しが困難となったり、オニギリとするときに米飯が
ベタペタして米粒が手に付着してにぎりにくくなる。う
るち米ともち米の混合の比率は、前者90〜50%、後
者10〜50%くらいが好ましい。この混合比率は、玄
米のオニギリを食感上おいしくする上からも好ましいも
のである。
次に、本発明の玄米飯の代表的な製造方法を示す。まず
玄米(通常水分12〜16%)を水洗したのち水分が3
2%前後になるくらいに十分吸水させる。十分吸水させ
るには、前記の玄米を清水中に一晩浸漬しても良いが、
短時間で吸水させるには品温60℃くらいの温水に1時
間はど浸漬すればよい。この浸漬により玄米の重量は水
洗前に比べおよそ1.3倍はどに増えている。次にこの
吸水玄米の表皮部を軟化して炊飯時の時間を短縮するだ
め、通常その玄米をレトルトで予備加熱する。
具体的には、吸水済玄米をトレイまたは袋(開封されて
いるプラスチック製袋)に収容し、スチームレトルト内
に納め、例えば130〜140℃で10〜15分間はど
加熱する。この加熱での玄米の重量増加はほとんど見ら
れない。
次いで予備加熱済玄米10部に対して12部程度の清水
を加えて炊飯用の釜に収容し、蓋をした後ガスを用いて
常圧下強火で15〜20分間はど%はど)となる。
なお、本発明の玄米飯において、本発明の目的を損なわ
々い範囲で、玄米以外の副原料・副成分、例えば、白米
、麦、ヒエ、アワ、調味料など、を含ませることは任意
である。
〔作用〕
本発明において、うるち米の玄米は炊飯されていても各
米粒のぬか層からデンプンが出てくることはほとんどな
い。しかし、もち米の玄米の場合はぬか層がうるち米の
玄米の場合よシ弱くて、炊飯されているとぬか層からデ
ンプンが出てくるのではないかと思われる。したがりて
、両者が混合されて炊飯されていると、もち米の玄米の
表面に出たノリ状のデンプンにより、オニギリなどの塊
状に形成し易くなるものと思われる。また、もち米の玄
米にうるち米の玄米が適度に混っていることにより、デ
ンプンによる粘着性が緩和されて炊飯した釜などからの
取り出しとかオニギリなどの塊状形成がし易くなるもの
と推察される。
なお、玄米飯においてうるち米ともち米との混合状態は
、それらにヨードデンプン反応を生じさせたときに、う
るち米は青色になシ、またもち米は赤褐色になることか
ら認識することができる。
以下、本発明の実施例および試験例を説明する。
なお、本発明において、「%」および「部」はそれぞれ
「重量%」および「重量部」を示す。
〔実施例〕
実施例1 うるち米の玄米と、もち米の玄米とを各々水洗後、60
℃の湯中に1時間浸漬した後、水切りしてバットに移し
てからスチームレトルト内に収容して135℃にて12
分間予備加熱処理した。
次にうるち米70%もち米30%の比で混合した予備加
熱済玄米(水分約32%)10部と清水12部とを釜に
収容し、常圧下ガスを使用し強火で20分間、ひきつづ
き蒸らしのため弱火で8分間各々加熱して、玄米飯(水
分約64%)を製造した。
実施例2 うるち米65%もち米35%の比で混合した予備加熱済
玄米(実施例1で用いたものと同じ)10部と清水12
部とを釜に収容し、常圧下ガスを使用し強火で18分間
、ひきつづき蒸らしのため弱火で10分間各々加熱して
、玄米飯(水分約65%)を製造した。
〔試験例〕
実施例IKおけるうるち米ともち米との割合を下表に示
すとおり種々変え、他は実施例1と同じ条件で炊飯米7
種を製造した。
各々について、■炊飯し終ってフタを開け、釜を逆さに
して米飯を自然落下によりとり出した後に缶壁に付着し
ている炊飯米の量、■オニギリにしたときの成形のし易
さ、および■風味を各々調べてみたところ下表に示すと
おりとなった。
註1)表中、×、Δおよび○は以下のことを示す。
イ、成形性について ×:米飯がパラA’うしていて成形し難い。
Δ(1) : X印の場合よシ成形し易いが、成形容易
とは云い難い。
Δ(2):成形はし易いが、全体にねばりが出勝ちで取
り扱いがやや不便となる。
O:成形し易い。
なお、()内は、オニギリ(1個100.9)を10個
にぎってグラスチック製のマナ板上15crILの位置
から自然落下させたときの崩れたものの個数を示す。
口、風味について ×:ピンピンしてあまりおいしくない。
ム(1): x印の場合より、ピンピンした感じが少な
くややおいしい。
Δ(2):ピンピンした感じはないが、ネバリが出てお
いしいとは云えない。
O:おいしい。
なお、()内は、10名の・!ネルでもって、最高5点
法で評価したときの平均点を示す。
2)釜付着量は、1釜について玄米6kgと水7.2ユ
収容炊飯し、そのときの出来上り米飯量的11ゆ(水分
約64%)に対して、釜を逆にしたとき、落下しないで
缶壁に付着して残った米飯の重畳を示す。
3)炊飯に用いる米は、実施例1と同じ条件で処理した
予備加熱源玄米を用いた。
〔発明の効果〕
本発明により、炊飯したあと釜などの容器からとり出し
易く、シかもオニギリなどのような塊状に形成するのが
容易な玄米飯が提供される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)うるち米ともち米とが混合状態で炊飯されている
    ことを特徴とする玄米飯。
  2. (2)オニギリの形状に成形されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の玄米飯。
JP1135941A 1989-05-31 1989-05-31 玄米飯 Pending JPH034753A (ja)

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JP1135941A JPH034753A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 玄米飯

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JP1135941A JPH034753A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 玄米飯

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JPH034753A true JPH034753A (ja) 1991-01-10

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ID=15163426

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JP1135941A Pending JPH034753A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 玄米飯

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6054692A (en) * 1997-06-25 2000-04-25 Takehiko Hitomi Heating device, heat storing type heat generating body and protective sheet for the heating device
KR100353677B1 (ko) * 2000-03-22 2002-09-28 이제창 얼음접시
JP2007178039A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Sharp Corp 製氷容器
WO2024162264A1 (ja) * 2023-01-31 2024-08-08 ユーハ味覚糖株式会社 レトルトパウチ成形食品及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5521775A (en) * 1978-08-05 1980-02-16 Isao Arima Preparation of rice

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